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■2013年11月12日(火) Vol.2800

全国大会が終わって、 祭りの後のちょっとした淋しい気分と 今年も手作り感があって楽しかった思いで 気が抜けた感がある。
今、9時、あの日最終バッターに引き出され、 相方のヘッドにいいとこ皆んな持ってかれちゃって、 残りは心と体の痛みだけの竹田が 一人ポツンとソファーに座っている。
にぎわいの日もあれば、 こんな淋しい光景があるのも道場。
麻雀は心身を近づけて、60p四方の卓を囲む。 それが今の情景は俺と竹田、橋本、緒方が 10m間隔で四隅に座っているだけ。 触れ合えない距離があるから、淋しいんだね。
何万人という人が通り過ぎた道場、 その中でたった四人のOBを名乗る者、 全国大会で一番喜びをはき出した板倉OB、 個人成績トップだった後っちゃん、 山田は真剣と笑いの場に全て参加して、 でんと控えていた。
この3人が輝けたことで、 18年続けた全国大会の集大成が示せた。
タバコは世間で毛嫌いされてるが、 俺とまぐろ兄弟の関さんとの一服姿は 昭和の哀愁のシーン。
タバコ一本が俺達と、関、黒澤のまぐろ兄弟の気持を しかと結び合っていたんだよ。



集まった連中を見ると、 やっぱ道場とリアルタイムでつながってる奴には ポツン、ポツンと光や味が見える。 道場に足を運べない者にはその空気が薄暗く映る。
そんな空気をシャボとヤンマーで輝きの陽を通す。 誰が勝つかでなく、誰が笑いの現場に立つかが、 全国大会だった。
俺は正直一日動かなかった、いや動けなかった。 ソファに15時間ぐらい座っていたっけ、 それを老人という(笑)
美味い打ち上げの鍋料理で温まった体を もういっちょ温めて、 集まった者達が三々五々散って行く。
地方を代表して、あの馬鹿タレ辻岡が ヘッドと体を張って、痛みを計る。



ヘッド連投、シャボも登場し、 シンヤも脇に回り、 コンビネーションが出来る。
今まではたいがいヘッドだけ その場から外れちまうんだが、 目に涙を浮かべ泣くことは泣いてくれたが、
「その涙がやっと美しい涙に映る」
俺がヘッドと出逢って、20年余り、 初めてヘッドの涙に変わり目を見た。
いつもなら恐くて恐くて、 すぐに手が首、顔、頭に行っちまって、 ヘッドの闇が見えたが、 この日は手が治まっていた。
「ヘッド、今日は敗けちゃったかも知れないが、  完投だったね」
顔はひきつり、震えが止まらなかったが、 ヘッドは初めて逃げなかった。 勇気と素直がヘッドの中で初めて顔を出した。
「俺は感じていた」が、 シャボや恒達も、あの日の一日の変化を感じ取ったらしく、 道場番付にある3人だけで囲われた枠から、 ヘッドを脱出させている。
俺も観ているが、 仲間たる道場生達もしかと観ている。 それが仲間っていうもんなんです。

         雀鬼




全国大会、昼の部はOBの方たちが大活躍でしたが、 夜の部では永井監督の助けもあり、 最後までマウンドに立っていられました。
今回は完投でしたが、 道場には辻岡さんやキムさんという 素晴らしい投手がたくさんいるので 皆でローテーションを守っていければいいなぁと思います。
特にシャボさんの新技、 「一口入れてのビ○タ」 は是非辻岡さんにも味わっていただきたいです。
(ヘッド)

■2013年11月11日(月)その2 Vol.2799

桜井会長!シャボさんヤンマーさんはじめ 雀鬼会本部支部同好会の皆さま 昨日は楽しい時間を心からすごさせていただき ありがとうございました!
久しぶりに皆さまとお会いでき、 触れ合えたことで心地よい気持ちが今もあふれています!
桜井会長に投げていただいた 「好きという良いと思われることにも毒がある」 腹に響きました。 ありがとうございます。
シャボさん! 「関さんは大変そうな頼み事でも  すぐに『大丈夫です』と答えてくれる」 とおっしゃっていただきましたが、 実は関一人じゃとてもじゃないですが 即答は出来ませんでした。
黒澤がいる、黒ちゃんが一緒にやってくれる、 そう思っていたので即答出来ました!
実際にまぐろを切る事以外のことは、 黒ちゃんが全てこなしてくれました、 (途中関の段取りの悪さから、二度ほど殺されかけましたが…) あのときの経験は二人の背中をしっかりと支えてくれています! 本当に良いボールを投げてくださりありがとうございました!
会長から名付けていただいた「まぐろ屋兄弟」 ものすごく嬉しいネーミングです! ことあるごとに使わせてもらっております!
桜井会長!シャボさん!雀鬼会本部支部同好会の皆さま、 本当に楽しい時間をありがとうございました!
会長はじめシャボさんと皆さまには 色々いただいてしまって本当に恐縮しております。
あっそれとあんなにタバコが美味いなんて… 五臓六腑に染み渡る格別の美味さでした!
美味いタバコを吸いに 今度は黒澤と二人でお邪魔させていただきます!
本当に温かい時をすごさせていただきありがとうございました!

まぐろ屋兄弟、関、黒澤





■2013年11月11日(月) Vol.2798

昨日の全国大会お疲れ様でした。
「どこのチームになるのかなぁ〜」 「迷惑かけない程度にポイント取って、  隅の方でヤイのヤイの言ってれば良いかなぁ〜♪」
くらいに思っていたら、突然のリーダー指名!( ̄□ ̄;)
ポヤ〜ンとしてた脳ミソが、 あまりの突然の出来事にパニックを起こしました。
でも、こんな機会はもう二度と無い事でしょうし、 考えたって“リーダーらしさ”なんて出せる訳も無いので、 くじ引きで決まる面子に全て委ねようと決めました。
そして運命の一人目…『橋本サブマネ』!! もうね、嬉しかったっすねぇ〜♪ 18年かけて、やっと“後輩愛”が伝わった瞬間でした(笑)
その後もしげる・坂井さん・牧井さん・百武くん・ママさんと “イケる”面子が揃いました…が! 前半戦は、まさかのマイナスポイントでのラス。
しかも、ヤンマー君から 「言い忘れてましたけど、0ポイントだったリーダーは爆弾です」 って…ハイ、その時点で自分は爆弾でしたわよ…
それでも中盤以降、足切りを全員クリアしたり、 しげる・橋本・坂井さん・牧井さんがポイントを重ねてくれたり 百武君が、仕事終わりで駆けつけてくれたりで、 なんとかポイントもマイナスからプラスへ!
他チームから毎度送り込まれる刺客に阻まれていた自分の爆弾も、 会長からのアドバイスにより無事解除☆彡
一回戦毎に、本当一喜一憂する我がチーム(僕だけ?)でしたが、 最終戦終わってみれば、2チームまくって第6位!
大会後の食事も美味しく頂きました。 理絵ちゃん・熊ちゃん御馳走様でした。
開会式でのコメントで「楽しく遊びましょう」と言いましたが、 リーダーらしからぬ、 チームのメンバーそっちのけで、自分が一番楽しんじゃいました♪ 板倉チームの皆さんありがとうございました。 企画・運営をしてくれたヤンマーくんやシャボくん達 ありがとうございました。
会長、今年も楽しい時間をありがとうございました。 来年の事は分かりませんが、 もう少し会長と皆と楽しい時間を続けたいです。
板倉 智一





■2013年11月10日(日)その3 Vol.2797

18回目の全国大会も7時半を持ってして 最終戦に入っている。
全国大会ったってねぇ、 シャボとヤンマーが仕切る大会は 真剣3割、7割が馬鹿笑いで終る。
一般的には麻雀は暗いものと隅っこに追いやられる。 どっこいこちとらの大会は勝とうが敗けようが、 しかめっツラはなしの全員参加の笑いが飛び交う。
昼過ぎには美味い関まぐろ。 キッチンではこの後の打ち上げのための アンコウ、カキ、ハマグリの鍋の準備がされている。
かつての打ち上げは居酒屋ばっかで、 俺が食える物がなかった。 その後、新宿の大陸さんに変わって、 打ち上げの席にご馳走が並んだ。
俺は関寿司とまぐろの刺身で腹に隙間がないが、 魚河岸から仕入れたなべも旨いんだよな。
大会の割には食い物の話ばかり、 道場で行う大会なんて、家庭の延長でいい。 内輪だけの大会だったから、外のゲストはなし。
日本プロ麻雀連盟の森山会長から、 気遣いの賞品が届いているらしい。
いつもありがとう。

         雀鬼




おいしい物を食べて、皆で笑って、 麻雀に真剣さはあまりありませんでしたが、 普段は離れている人達とアットホームな感じでやれたのは 良かったかなと思います。
(ヤンマー)

■2013年11月10日(日)その2 Vol.2796

10時から全国大会、 シャボやヤンマー達が決めたことを進行している。
俺は蚊帳の外。
ソファーに座っていると、 千葉のマグロ兄弟の関兄いが 又美味しいマグロを持って、駆けつけてくれる マグロもいいが、活きのいい男が来ると嬉しい。
道場の柱であるシャボ、ヤンマー、恒、歌田チームに 高槻を代表して仁尾チーム、 OBから、山田と板倉がチームを組む。
まあ一年に一回の別の楽しみが作れればいいね。

         雀鬼






■2013年11月10日(日) Vol.2795

昨日だったか、その前日だったか、 家族ももちろん、俺も意に関してなかったが、 たまりかねて家人が 「今日は私達の結婚記念日よ」 と訴えるが、こちとら、 「あーあ、そうかい」程度。
別に祝うつもりはなかったが、 いつものようにアオちゃん一家が食事時に来る。 彼等も全く知らない様子。
そこで又家人から発表、
「私の人生で正しい選択はお父さんと結婚できたこと、  後は全て間違いだった」
とその時だけのセリフ。
ムコ殿が笑いながら、
「お父さん、お母さんに土下座したらどうですか」
受け止めて、 深々と家人に向かって、
「長い間、甲斐性もなく、情けねえ私の面倒をお疲れ様でした」
頭を下げっぱなし。
そばで俺のそんな姿を見た娘が 逆でしょう、とソッポを向いていた(笑)
離婚流行の中、40年も・・・・。
二度や三度、そういう体験があっても、 気づいた時はもう手遅れだよな。
「結婚は障害物レース」
まさに俺のレースは崖っぷちを歩く人生だった。

         雀鬼




もし会長がそうだとしたら自分は何々でしょう。 なんか間違えて結婚しちゃって、 甲斐性もなく日々迷惑かけっぱなし頭を下げっぱなしです(泣)
でも今日は楽しい全国大会! みんなから元気と明るさもらって一週間乗り切るぞ〜!
(水野)

■2013年11月9日(土)その5 Vol.2794

全国大会の前夜祭、 追い込みブタの歌ちゃんが新記録の54pを叩き、 個人総合でも81pとトップに立つ。
三日天下だった渡部はたったの3pで トップの位置から一気に馬群に飲まれる。
平日12時近くにスーツ姿で都心の仕事から帰ってくる、 渡部の実力はこんなもんでしょう(笑)
順位戦で過去5回も覇者に至った歌ちゃん強し。 毎度遅く我が家までの運転、本当におつかれさま。
北海道から初めて順位戦に参加した脇は ノートップだったね。
順位戦だっちゅうのに、 山田、恒、板倉、チャッペは 焼酎を一杯ひっかけてた。
道場は酒禁止ですが、 まあ前夜祭ですから、悪しからず。

         雀鬼




先行逃げ切りも、追い込みも自分の味じゃないです。 ちょっと数日間、トップを出し抜いてみました。 これからは実力通りに馬群の中で揉まれてます!
(出し抜き野郎 渡部)

■2013年11月9日(土)その4 Vol.2793

山田英樹もやって来た。
奴もそろそろ50才に近づく。 相変わらずの図体のでっかさに、 顔が俺と知り合ったガキの頃に比べて凄みが増す。
俺は柔和な優しい気の弱い老人だが、 山田はゴツ過ぎる。
町田っ子達は俺を英国並の紳士と言うが、 山田はどうも関西系の「ドンキチ」 アオトが見たら、クッパ大魔王に見えることだろう。
山田に比べりゃ天と地だが、 幼いアオトと昨日も触れ合え、遊べた。
とうとう俺の部屋のドアの前に 「ここはアオトとジージのひみつきち」 の張り紙を張る。
「これでいいかい」(笑)
「ひ≠フ字とみ≠フ字が上手」
と褒められる。
これでパパもママもバーバもカードが無ければ、 入れないルールを作っちまった。
アオトが大人になって、 山田に似ちまうことはねえよな。 アオトは俺のイケメンの血統の血を受け継いでいるもんな。
でもなアオト、あんまり女の子にもてるのも大変だし、 問題なんだぞ、ほどほどになー。

         雀鬼






■2013年11月9日(土)その3 Vol.2792

ここんところ外で何かこなすと 我が家でぶっ倒れる。
常夏の国が恋しい頃。 強い陽差しのもとで美しい海でプカプカ浮けば、 少しは楽になるのかなー。
竹田やヘッド、金は、 道場でも地獄と吐くことがある。 俺にとっては25年間楽園だったが、 それも・・・
今年も後2ヶ月。 そん時どうなってんのか分からない。
鬼は地獄に棲むらしいが、この鬼は、 皆さんのおかげで今までは楽園で暮らさせて頂けた。
もうすぐ竹田、ヘッド、金が待つ場に行っちゃうかも(笑) そん時はそん時だ。
色々あっても やっぱ俺の鬼の人生は楽しかったです。

         雀鬼




自分達道場生にとっても 会長が居て下さる道場は楽園の様に感じていたのですが、 確かにあの3人は地獄に居る様な顔をしているのをよく見かけます。 でも自分達が勝手に楽園だと思い込んでいるだけで、 真面目で優秀で善人であるお三方が感じている様に 世間的には道場は地獄なのかもしれません。
会長が太陽や海といった 自然の中で心身を癒されている夏の別荘や海外の海等でも あの3人はまったく楽しそうじゃなかったし、 彼らにも楽園と思える場所はあるのかなぁ。
(シャボ)

■2013年11月9日(土)その2 Vol.2791

今日は11月度、4回目の順位戦。 明日は全国大会らしい(笑)
今の俺の心身じゃ、この流れは厳しい(笑)
一桁小僧だった渡部が30pでトップ。 歌田、恒、竹田、ヤンマーの常勝軍団がすぐ後ろに続く。 20p以上は木俣とチャッペを入れて7名。
リーダートップは歌田の27p、 ラスは新リーダーの哲の3p。 哲にはリーダーがまだ重いのかなー。
班長トップは木俣と竹田の22p、木俣大健闘。 ラスはヤンマーチームの牧野の10p。
前期ダンラスだった歌田チームは歌田、木俣、渡部と 20p越えが3人もいて、圧倒している。 新チームの哲んところは今んところ、全員打ち死。
明日の全国大会の前日てことで、 北海道や山形の見慣れない顔も見える。 もちろん、福岡のパパとママも来てくれている。
俺は全く何も知らない分からない明日の全国大会って、 何をやるんだろう。
かつて、でっかい会場で人にうずまり、人をかぎわけて、 会場を一人走り回ったことが懐かしい。
あれから数年、今じゃあのハードなタフさはとうてい無理。
「いざ出撃!!」
と、この御大将が先陣を切って闘いの中で走り回った。
それも今や去った。

         雀鬼






■2013年11月9日(土) Vol.2790

大阪から友達が来て、 会長に逢いたがってんですけど、 道場かお宅へうかがってもいいですか。
「一時間待てよ!!」
その間に体力と気力が戻るかを待つ。
半分ぐらいしか戻らなかったが、 重い足を引きずって、9時過ぎに道場へ。 キリタニケンタと友人の俳優のたけしが待っていた。
俺と逢ってから、何かケンタが変化を見せたらしい。 その姿を見て、友人の俳優が 大阪から俺に逢いに来たらしい。
たけしは若い頃、やんちゃやって、高校を3日で辞めて、 プロボクサーを目指し、その後、職を転々として、 俳優業をやってるらしい。
確かにケンタは今時のイケメンだが、 彼が伴う友人は人生をやんちゃで歩いて来た奴ばかり。 それだけに男の匂いを感じる。
俺が語ることを一つも漏らすまいと 2人は話しを聞いている。
道場生が放課後に入ったところで、 ケンタは小鉄達に体を使っていじめられ、 いじくられている。
今売り出し中の若い俳優のケンタが ひでえことされても笑っている。
俺は立ち上がることなく、 座ったままそんな姿を見守る。
又4時になっちまう。 こちとら、クタクタだってばさあ(笑)
会長、もう一度だけボクのCD聴いて下さい。
分かったよ。
外が暗い朝方、彼等は帰る。
約束だから、早朝6時に ケンタのロック調のCDを5回もガンガン聴く。 嫌がっていた雑音が少しづつ慣れてくる。
ケンタ、もしかしたら唄うまいのかも知れないが、 まだ俺はあの激しいリズムについてけない(笑)
70才になる音楽嫌いな老人が 朝っぱらから、ロックを聴いていた。
「ありえねぇ!!」

         雀鬼






■2013年11月4日(月)その2 Vol.2789

今日も東西戦が一試合あって、 その合い間に順位戦。
昨日までで2回終えて、 下位打線の渡部が18pとトップ。 まだ10点台は7人しかいない。
その中であのパパが7点を取っている。
7人の10点越えの中に、リーダーはヤンマー一人。 後はヘナチョコ班長のあのナルコも入っている。
運営部を通さず、今、俺の独断と偏見で決めた。 リーダー5人の中でトップに10p、 ラスのリーダーにマイナス10p、 同じく、ナルコ(小鉄チーム)、恒んところの竹田班長、 牧野(ヤンマー)、木俣(歌田)、しげる(哲)の 5チームの班長も同様となす。
もう一つ、全ての順位戦が終った後、 リーダーがくじ引きで一名のチーム員を引き、 当たり10p、はずれマイナス10pの3点を加える。
この案でどうだ。
ヤンマー、シャボ、恒、小鉄、 文句があるなら、今の内だぞ。

         雀鬼




自分は全然問題ありません。牧野班長お願いしますよ〜。
(ヤンマー)

自分も全く、問題ありません!!ナルコ!!やるぞ!
(小鉄)

リーダー、班長は責任、リスク背負って当然かと。 ただうちの竹田班長はポイントの心配はしてません。 遊び心で周りを楽しませて下さいね。
(恒)

何の異論も御座いません。 我等ヤンマーチームにとってはチャンスです。
(シャボ)

■2013年11月4日(月) Vol.2788

本戦、順位戦と次から次へとやるべきことを済ましていた。 その合い間にチーム発表まであって、あわただしい一日だった。
10時頃、「ちょっと調べてよ」
「楽天が3対0で勝ちました」
自然に道場中に拍手が起きる。
俺はプロ野球にはさほど興味がないんだが、 今回だけは、シリーズが始まる前の オーダー表の5対3の流れを確認したかった。
俺が感じたことがこういう型で終わったことに、 勝負師のはしくれとしての
「感じ」
が、そのまんまだったことに気分が良かった。
楽天が闘っていた頃、道場でダメなまんま、 弱いまんま変わらない者達に向かって、
「出来ない、分かりませんで逃げ込むな」
と指導していた。
楽天だって草野球に近いチームから始動した。 出来ない、弱いチームが今は大巨人を倒して日本一になった。
「努力をしているからと満足していては、  いつまでたっても変われない。  ひと工夫を探すことで変われるんだ」
そんな指導もしていた。
瀬戸内のK子さんが来たりして、 肉じゃがや青森のタラコを中心にして食卓も盛り上がり、 放課後は、やっぱチャッペ舞台で盛り上がる。
夕方からやって来たK子さんも 現実の現場を観て、参加して、 あきれ果て、夢から覚めたことでしょう(笑)

         雀鬼




無敗の田中投手で星を落として、 大半の人は巨人と見たのではないでしょうか。 しかし、会長は、前発表で楽天とおっしゃってました。
競馬では、キズナが日本ダービーでした。 馬の鳴き声は、キャキャキャキャーンとしか言えなかったです。 ママにビシッとヒィヒーンと言われ一本とられちゃいました。
自称馬好き うつけ

いつまでも工夫が入れられず、 「またできませんでした」では情けない。 人を楽しませることができたら どんなにか素晴らしいだろうと思う。
(自他共に認める馬顔の男)

■2013年11月3日(日)その6 Vol.2787

順位戦の投票箱が開放されて、 11月度のチーム員が決まる。
前期、絶対の優勝チームだった小鉄チームは 一気に弱小化され、チーム員が6名で、 弱っちいナルコがまた班長。 元リーダーだった深山に男っぽいシンヤと、 前回敢闘賞を取った坪子のパパ、 と弱いチーム員だが、味だけはある。
前期、準優勝だった恒チームは11名のチーム員がいて、 竹田、今川、理絵、平本、 というポイントゲッターが4人もいる。 今度こそ優勝を狙う。
3位だったヤンマーチーム、シャボ、牧野、成島、 という遠方組が控えってことで、 救済処置として、 スタッフが一人加わる新しい形式となった。
前回ダンビリの歌田チームは11名と大増勢力、 ヘッド、金、木俣、渡部とポイントゲッターも4人いて、 恒チームと優勝争い。
新しいリーダーの哲チームは8名、 川原としげるに期するが、 小鉄、ヤンマーチームとのラス争いもある。
今8時、こちらは東西戦の予選の最中だが、 日本シリーズは四回の表で楽天が2対0で勝ってるらしい。
人が住めない地を作っちまった東北、 そのまま行っちゃえ!!

         雀鬼




順位戦は本戦の厳しさとは対照的に 楽しさの部分が多く含まれています。 今期も各々味や色がある道場生が 5つのチームに別れて約1ヶ月間戦います。
前期のパパの様に心有る行動で大きく輝きを見せて下さったりと 順位戦中は勝っても負けても泣き笑いありで その時々で色んな道場生が主役になって本当に楽しいです。 今期は最後までトップ争い、ラス争いで盛り上がれればと思います。
自分は野球にはあまり興味が無く、詳しい事は分かりませんが、 良いとこ取りのイメージがあるジャイアンツが優勝するよりは、 未だ震災の被害で苦しんでおられる方々が 少しでも喜ばれるなら楽天が優勝してくれた事の方が 大きな意味がある様に思います。
(シャボ)

■2013年11月3日(日)その5 Vol.2786

東西戦は根本的に予選で選手と審判が作り上げた作品を 俺が決勝戦で選ばれし者を評価するもの。 予選は俺がノータッチがふさわしい。
恒とシャボの両大将が作った8名の選手、 そこに大将のセンスが現れる責がある。
予選は8試合32名が参加、 それぞれのチームで 一軍4名、二軍4名の8名づつが選ばれる。
順位戦はポイントさえあげればいいんだが、 東西戦は心身の在り方が問われる厳しさがある。

         雀鬼




自分の持つくせをさらしたまま打っていては 決勝では通用しません。 少しでも修正の効いた姿を見せてこそ、 東西戦の意味が出てくるかなと思います。 最初からあきらめてるようでは話にならないですよ。
(ヤンマー)

■2013年11月3日(日)その4 Vol.2785

昨日も巨人対楽天戦の日本シリーズを観た。
楽天の3勝2敗のところで絶対エースのマー君が投げる。 2点を先行していたが、 巨人が古参の体験があるバッターを並べて、 4対2で逆転勝ち。
敗けはしたが、マー君は一人で 9回を160球ぐらい投げていた。
このシリーズが始まる前、 何気なくスポーツ新聞を眺めると、 先発のオーダーが前発表されていた。
一番から八番までのバッターに どちらがいいか、マルをつけてみると、 一人も名も知らぬバッターが並ぶ楽天の方にマルが五つつき、 名だたる選手が並ぶ巨人の方はマルが3つだった。
このシリーズなら、投手戦になると思うのが野球通。 こっちは普段野球を観ないし、 巨人以外のチームの選手の名すら分からない。
俺が見たのは第一戦の先発オーダーだけだったんだが、 打撃戦で決まれば面白いという気持でテレビを観る。
5戦までは俺がみる限り、打撃戦で勝負がつき、 名バッターがそろう巨人は打てる者が打てずに苦しみ、 楽天の方は名も知らぬ選手がヒットを打っていた。
俺ん中じゃ投打をそろえた巨人より、 出来た頃は最弱チームだった楽天に気持が入る。
東北には大災害の傷も残ってるし、 少しでも東北地方の方々に 喜びが生まれる方を望んじまう。
巨人最有利から始まった日本シリーズ、 最後で又巨人に王手をかけられてしまったが、 マー君の力投のためにも弱かった楽天に どうにかしがみついて欲しい。
今日が最終戦だが、俺は道場だから、 その流れをみれない。
どうなることかしらね・・・。

         雀鬼




ジャイアンツは打てる者が打てずに苦しみ、 この日本シリーズが終わりました。
海の向こうアメリカでは爆発テロがあったボストンが 地元ボストンで98年ぶりの優勝(優勝は6年ぶり) 市民に勇気を与えたと聞いています。
初めて東北に優勝をもたらした楽天も地元仙台で悲願達成。 今年は両方とも意味のある勝ち"でしたね。
(ママ)

■2013年11月3日(日)その3 Vol.2784

いつもの明るくて元気で可愛い声が届く。
前日出演したラジオ番組では、 女子アナはカナリヤのような美しい声を出していたが、 俺と玉ちゃんはガラガラヘビのダミ声。
その時のCDテープを聴いた後だったんで、 早矢香の声が可愛く思えたのかしら。
ポーランド行って、ノルウェー行って、 ヨーロッパの4つの国を周って来ます。
「観光かい、いい身分だね(笑)」
今までは力ずくで闘って来たらしいが、 「今は少し受身が発見出来てます」
早矢ちゃん、その業界で齢食っただけじゃないの(笑)
練習漬けの毎日らしいが、 少し工夫を入れて、動きを変えることも必要だよ、 といくつかの足さばきを電話の先の早矢香に伝える。
向こうで俺の言葉に合わして、 早矢ちゃんが動きをとっている。
「なんか足の真ん中に重心を感じて、  それが腹回りに伝わってきます」
さすがオリンピック選手、センスがいい。
「明日の練習でさっそくやってみます」
「いや、こちらはドシロウトの爺ちゃんだから、  俺の言うことなんて、無視しろよ」
と答えておく(笑)

         雀鬼




時々、僕らが体さばきの時間に会長から教わる足さばきは 不思議感覚、不思議体験ばかりです。 そんな動きが当たり前に身についていれば、 動き出し、対応、間合いなど、普段から、 何もかもが全然違う感覚になってくるだろうと思いますが、 なんで僕ら現代人はそんな感覚を持てなくなったんでしょう。 そんな雀鬼の動きの遺伝子を 少しでも、平野さんが受け継げますように!!
(緒方)

■2013年11月3日(日)その2 Vol.2783

連休ていうんで、我が家は保育所化。 小っこい孫達が楽しく遊んで、 一つの部屋で皆して眠る。 親のつきそいはいない。
ムコ殿が
「お父さん、うるさくて休めないですけど、  お父さんは淋しがり屋だから、  子供達がワイワイ、ガヤガヤしても、  そっちを好むんですよね」
そうかも知れない。 老夫婦2人じゃ、空気が重たい。
たまの一食を食べようとしたら、 ジージのおいしそうと、 変わりばんこに孫達が小っこい口を開ける。
まるで、つばめの親子、 結局、俺は一口で終わる。
庭の落葉を集め、外の雑草をもぎる。 その葉っぱの下から、多くの虫達が現れ、 一匹一匹を手でソーと捕まえて、 手のひらで遊ばしてやる。
大きな袋に落葉がいっぱい、 その袋をアオトがかつぐ。
「お仕事ありがとう」
「どういたしまして」
「葉っぱってねえ、外は寒いから、  虫達のおふとんなんだよ」
おふとんか、 おふとん全部取っちゃたら可愛そうだから、 少しづつ、残そうね、 と落葉や雑草の中にも温かさを感じた。

         雀鬼




葉っぱはやくにたつ、 虫達のエサになり、 かれておふとんにもなる。
アオちゃん、葉っぱの一生はかっこいいね。
(新屋)

■2013年11月3日(日) Vol.2782

11月度、今日は2回目の順位戦日、 前期たった一ポイントを取るために福岡を2往復した 坪子夫婦が昨日から又やって来てくれる。
そのパパが今日はどうしたことか、 一回戦目でトップを取ったらしい。 パパの一点は猛者達の100点に等しい価値がある。
その裏で東西戦の後半戦の予選を3試合やっている。 夕方にはもう3試合ある。
予選突破、間違いない高槻の仁尾が打っている。 ヤンマー、仁尾クラスが10人いれば、 選抜戦らしくなるんだが、 打てねえことに甘えてる奴が多過ぎる。
昔は俺がすげえ厳しかったからこそ、 猛者が生まれたが、 今は俺の指導もぬるいから、 ヘナチョコクラスが増えちまったんだよね。

         雀鬼




会長、今回もご指導ありがとうございました。 麻雀の打てない自分が道場に続けて来られるのは 毎回、学びがあるからです。
今回の学びは「初動」と「言い訳しない」でした。 いつも自分は「行動が遅い」「できなくてもいいや」 と思っていたことが恥ずかしいです。
道場もいつも温かく、最近、居心地が良すぎな感がありますが、 温かさだけでなく、厳しさも必要ですね。 次回は初動を意識し、自分に厳しく、皆んなにやさしく行きます。
(パパ)

今日も順位戦、試合、順位戦、試合、順位戦とお疲れ様でした(笑) そういえば数ヶ月前に初めて こんなスケジュールで一日を終えたとき、 「本部の人達はタフだなぁ…」と思いましたが、 今では普通に一日を まるまる楽しんでしまっている自分が居ます(笑)
試合ではつぎつぎと教わる会長の基本動作や そこに対して道場生と歩んで行くのが面白く、 順位戦は爆弾解除のために、あの手この手を使っても いっこうにトップが取れないときに麻雀の奥の深さを感じ、 単純に人が多く集まりさまざまな味を皆でだしあったり、 引き出したりしてるのが面白く毎度参加させてもらってます。
来週は全国大会で日本各地から さらに多くの人が町田道場に集まりますが 、 何をやるかはある程度決まっていても、 何が起こるかは全くわからないのが雀鬼流なので(笑) 変に緊張したり硬くならずに一日を楽しんでやって行きましょう。
(仁尾)

■2013年11月1日(金)その3 Vol.2781

夜行性の俺が昼動くのはきつい。
ラジオを終えてタクシーで新宿へ向かう。 慶応病院を過ぎたところで行き先変更。 生まれ育った下北へ。 なつかしいそば屋さんに入る。
俺が住んだり通ったりした下北の駅が 地下深く潜っちまっている。 進化のために俺の思い出が又一つ失くなる。
かき入れ時間を過ぎていたので、 なじみのそば屋の廣栄屋さん、客一人。
店の主人達も皆さん出て来てくれて、 下北のよかりし頃の話しではずむ。
開店して53年が至ち、 御主人も80才にもなって まだ調理場で昔ながらのそばを作られている。
下北も昔からあった店が姿を消し、 街ごとすっかり変わっちまった。
廣栄屋の方々は相変わらず 穏やかなやさしい目をなさっている。
俺の年になるとお袋の味同様に 昔の味にありがたみを感じる。
旨いそばの上に、ちゃんと心も盛ってある。 それがたまらんのです。
下北に道場があった頃は、 出前でかけそばやかけうどんを必ず頂いた。
奥方が申す。 うちが出前を取る時は、あそこは若い人が多いから、 多目に盛ってくれていたという。
初めて聞いた裏話に 昔の下北の商店街の良き味を示す。
今、一流ホテルを始めとして、 食品業界が誤魔化しばかりのご時世。
一流の看板を張りでっかくなった店達よ、 ちったぁ恥を知り、廣栄屋さんを見習えって つくづく思える。
何でも新しいもんがいいのか、 古いものにも大切なものがあるんだぞ。
経済を活かして小っこい商いをつぶす社会なんて ろくでもねぇよな。
廣栄屋さん、本当に永らくお世話になり、 ありがとうございました。

         雀鬼




下北道場のあった以前の一番街商店街は、 小さなお店ばかりの下町風情のある人情味に溢れた商店街でした。 そんな中でも下北道場生は、廣栄屋さんに大変お世話になりました。
会長の出前の注文 「かけそば、薬味ネギ多目でお願いします」 もスタッフの大事な仕事の1つでした(笑)
今では、街並みも大分様変わりしましたが、 廣栄屋さんには、これからも美味しいお蕎麦と人情をいただきに お邪魔したいと思います。
下北沢が第二の故郷 板倉

■2013年11月1日(金)その2 Vol.2780

今日は朝からでっかいクシャミと伴に水っ鼻。 駅までの車の中で、鼻にティッシュを詰める。
駅の売店で早速マスクを買って、 ティッシュを詰めた鼻を隠し、 又ロマンスカーで新宿へ。
2時から出演予定のTBSのラジオ局へ、 9階がスタジオだったが、すぐに喫煙所へ。
局の者に打ち合わせはいらないよと、 本番3秒前までそこで待つ。
たけし軍団で一番親しい玉袋筋太郎の 「たまむすび」の中の1コーナー。
女性の司会者もいたが、結構感じがいい人。 一応、向こう様が準備された筋書きがあったが、 そんなのは無しで行っちゃう(笑)
玉ちゃんも俺も総合格闘技好き、 その上、玉ちゃんも男という者を知っているから、 話はポンポンはずみ、あっという間に生放送が終わる。
家を出る時に家人が
「お父さんが生放送って、危ないじゃない」
そりゃそうだ(笑)
話の中で、別にラジオに出たくて来たんじゃない、 玉ちゃんに逢いに来ただけ、 としゃべったと思う。
TBSにどう思われようと、俺はオレ、 知ったこたぁありません。
毎度、思うんだが、テレビへ出るより、 ラジオの方がマシなのは実感してます。

         雀鬼


http://www.tbsradio.jp/tama954/2013/11/index.html

雰囲気や画像は上記たまむすびさんのHPを是非!

http://www.tbsradio.jp/tama954/sample.html

放送は一週間、上記ページにて聞くことが出来るとのことです!



■2013年11月1日(金) Vol.2779

一日でもまいっちまうのに 二日連続して都心へ。
一日目はいつも眠る時間の6時頃から準備して、 都心の病院村へ家人と連れ立つ。
2人じゃ心もとないと、 新宿で清水Drの奥様の のりよちゃんが待っててくれて一安心。 仕事柄のりちゃんは気遣いが的を射ている。
毎度、俺なんかじゃ身分不相応のVIP室へ。 一流ホテル並みの受け付けを通って、 ゆったりした待合席で、 よく晴れわたった空に飛行船が飛んでいる。
何もかものりちゃんが済ましてくれて、 老夫婦はなんもしない。
新宿へ戻って、いつもの13階にある フレンチ・イタリアン風のレストランの ガーデンでコース料理を食す。
陽を避けた部屋の中は 着飾った御婦人ばかりが食を楽しんでいる。 きっと亭主達は必死に仕事をしているタイム。
男は俺一人かいなと空を又ながめると、 一面にいわし雲が浮かんでいた。
正直、疲れていたんだが、よせばいいのに、 知り合いが入院している病院へ見舞に行っちまう。 病院のはしごは心身が疲れる。
夕刻に道行く人にみんな追い越されて、 一歩一歩、我が家へ。
どーと疲れた俺の自室にアオトと弟が飛び込んで来る。 こっちには老人の都合つうもんがあったが、 少しずつやん茶が増したアオト達が、 ベッドに座って動けない俺を攻撃してくる。
首に乗って立っちゃ「ジージ倒れて」で 背中や腹にジャンピング。 幼児とはいえ、疲れきった体にゃこれが結構こたえる。
一方的にやられっぱなしで2時間は過ぎる。 体のあっちこっちは痛んだが、 男の子はやん茶ぐらいでいいと納得している俺がいた。

         雀鬼




もともとお疲れの上に、病院のはしご、 ・・・からのアオちゃん兄弟の来襲。 自分の都合どうこうではなく、 身を削ってお孫さん達と遊ばれる姿が目に浮かびます。
アオちゃん達にとってジージとの時間は、 今楽しいのはもちろん、 あとで振り返った時も きっと、すんごい宝物になるんだろうなぁ。
(緒方)

■2013年10月30日(水)その2 Vol.2778

竹田さんが卓につくと、親の仇みたいに目つきが悪く、 三角目で打っている。
本人はまじめに真剣に打ってるつもりなんだろうが、 それは違うと思う。
仲間と打つ楽しい麻雀なんだから、 親の仇打ちは危ない。
そのツラ構えが心身に伝わって、 恐くて、かたい打ち筋になっちまう。
本人は自分のかたさを感じてか、 内緒でヨガに通ったことがある。 それで益々、やること成すことかたくなっちまっている。
牌は軽い。 一打一打に心身の柔かさを入れて、力味を残さない。 まず、顔面から力味を抜くことだね。
竹田が打ててた頃、三枚も四枚も下っ端だった渡部が 打つ腕を出来るだけ使わないようにと、 腕の脇に10円玉をはさんで、 脇が必要以上に動かない指導をしたあくる日、 合格越えのA´を取ったのに、 竹田は決勝の16名にも選ばれなかった。
何度同じ悪動作を繰り返して練習しても、 くせは治らないもの。
それより、ちょっとした工夫を加えれば、 効果があがることもある。
とにかく、常連、存在組が もう少し、しっかりした動作へ修正しなければ みっともないんだよね。
ご近所組はBを取って何ボなんですよ。

         雀鬼




いつの間にか体にも心も力味が入り、 しかもそれが自分では気づけない状態です。 早くしっかり打てるようになりたーい!!
(竹田)

会長から動作を教わっている時に 『あれ、この動作見た事がある』と思ってました。 それは一年前に高槻塾で マネージャーから教わった動作にそっくりだったからでした。
その時は出来なかったのですが、 腕の脇に10円玉を挟んで、 落とさない様に打ってみたら何となく感覚が伝わりました。
A'も嬉しかったのですが、 それ以上にマネージャーから教わった事が こうして生きて来たのがとても嬉しかったです。
竹田師匠も親の仇打ちは止めましょう。 10円玉を脇に挟んでニッコリしてください。 よろしくです。
(渡部)

■2013年10月30日(水) Vol.2777

11月度の第一回目の順位戦が始まっていた。
夏休みの伊豆で大活躍してくれて、 シャボランキングトップだった深山がリーダーを降りて、 新しく哲がリーダーに加わって、今期も始まるが、 まだ誰がどのチームに入って、 どんなチームが作られるのか、 投票箱が開かれてないので、分からない。
人数に限らず、 クリーンナップを打てる者がチームにいると強い。
前回ダンラスだった歌ちゃんチームのように、 バッターが一人もいないチームは厳しいよな。
前回優勝の小鉄チームは 100打点をあげた選手が3人もいた強豪チームだった。
まあ、70打点以上をあげる選手が3人いれば、 強いチームが組める。
前回は小鉄チームが4人、 2位の恒チームが3人、 3位の深山チームも3名、 4位のヤンマーチームが2名、 ダンラスの歌田チームはリーダーの歌ちゃんだけ、 2番手のナルコ班長の35pでは敗けて当然。
前回のようにスタート前から 優勝チームとラスチームが決定しているより、 競り合えるチーム作りが出来れば楽しみなんだが、 リーダーが選べず、出場する本人の意思で チームが決まるシステムだから、 投票箱を開けるまで分からない。
今日は初日の平日てことで、 渡部が一人で打っていて、 一時から夕方まで打って、いまだトップ一回きり。
そこへ、奥秋、水野、しげる、竹田が現れた。
俺はそろそろ帰ります。
明日は6時起きで都心の病院。 次の日も昼頃TBSラジオへ。
又都会のジャングルへ。 気分を変えるため、 常夏のジャングルに行きたいもんだ。

         雀鬼




ハイ、順位戦が始まるとチーム発表の日が楽しみです! ヤンマ〜みたいな4割バッターもいれば、 自分みたいな1割5分の二軍落ちギリギリの選手もいます。 だけど、哲が新しくリーダーになったので、 『俺もリーダーなれるかも』 と勇気を貰った人がいるかも知れないです。 自分も班長飛び越えて、リーダー狙ってみても面白いかも。 とりあえずは目指せクリーンナップ!
(渡部)

11月1日(金)TBSラジオ『たまむすび』に生出演!! 13:00〜15:30の番組の中の1コーナー (14:00〜14:20)に出演予定です。
(緒方)

■2013年10月27日(日)その2 Vol.2776

東西戦決勝前半戦、新しい大将のシャボが一軍に 打てるヤンマー、緒方、成島をたてて合格点を狙う。
二軍には川原を入れて、捨て試合の戦力に対して、 常勝軍の恒はどういう思考を持つのか、 歌田、竹田も選手から外して、 自ら又二軍に入り、ドクロ四天王の横山を二軍に入れる。
一軍もシャボ軍に比べると、 橋本、シンヤ、渡部、百武とヘタすれば壊れ試合も起きる、 一軍と二軍を組んでくる。
恒大将のたくらみが効いたのか、 一軍が10ポイント、二軍も8点をあげて、ワンツー。
シャボが組んだ合格狙い卓はヤンマー以外が呼吸が合わず、 合格点12pの半分の7pと作戦が通らず、 捨て試合の川原が入った卓も踏ん張って、 一軍に1点差の6点で、 前半戦は恒軍18p対シャボ軍13点と5点差のところから、 審判についた牧野から、試合を壊しそうになった 審判のあってはならない行動が発覚して、 その者にペナルティポイント△2pの判定が下される。
その名は竹田明、史上初の審判ペナがついちまって、 5点差が3点差に縮まる。
たくらみの恒もまさか外野から ペナルティ者が出るとは・・・ね(笑)

         雀鬼




策士永井大将の合格卓を狙わない人選と組み合わせには 驚きと何故?と言う思いなのですが、 毎回良い結果が出ているので何とも言えませんが、 今回の竹田くんのまさかの行動までは読めなかった様で 東西戦に今までにないアヤができました。
竹田くん、後半戦もその調子でお願いします。 そして牧野先生、ご報告ありがとうございました
東軍大将 シャボ

味方からも反論ある選手選抜でしたが、 結果オーライでニヤリとしていた所、 まさかの審判ペナ…これは読めません! 下北で鍛えられた牧野さん甘くないです。 シャボさん、次は策略なしで シンプルに合格点目指して勝負です(笑)
西軍大将 恒

■2013年10月27日(日) Vol.2775

午前中、アオちゃん一家が遊びに来てくれて、 一家が鍋を囲んでいた。 俺は眺めていただけ。
今日はジージお仕事だけど、アオトはどこ行くの。
「お買いもの」
俺が毎日、ポケットにある小銭を貯めておいたビンから、 袋に移したどさっと重たい硬貨を持って、 好きな物を買いに行くらしい。
毎度の歌ちゃんが迎えに来てくれて、 100kgに近い巨体で 小っこいアオトと外で遊んでくれる。
道場裏につくと橋本の他に、 見かけない白っぽい男が突っ立っていた。
「何で来たのよ」
暇だったんで、と東大関係の学力派の川原に 少し違和感を感じる。
「お前、今日の月例会、優勝狙いだな」
「いや、暇なだけです」
月一回の俺が楽しみにしている月例会、 シャボとヤンマーのイケてる者が仕切る。 この2人なら安心。
順位戦の時は余り指導を入れないが、 月例会の後に東西戦の決勝戦が控えていたので、 対局する全ての者の打ち筋をうかがう。
12名と打ったがまともに打てたのが、 シャボたった一人。 後の者は卓上に信頼感が残せない。
優勝はやっぱり川原だよね。 シャボとヤンマーも楽しい仕切りをした上で、上位の入賞。
今までてめえでカスやるくせにすぐにムリ、切れる横チンが この間の俺の本気の活が少し効いたのか、 珍しく5位に入賞。
少し心を切り替えるだけで、本人に良いことが起きる。 そういう意味では今日の月例会は良かったですよね。

         雀鬼




会長の活入れコメントを見て、ヤバいと感じました。 俺、弱り過ぎ。 気合いだ!そう思ったら、気付きました。 明るいのは心が強いから。 周りに気遣えるのは心温かいから。 そちらへ向かう筈が、何時しか逆に沈んでました。 これからも、皆で明るく温かい方へ歩いて行きたいです。 ね、竹田さん。
(横山)

大変失礼致しました。 雀鬼会史上初の審判ペナルティをしてしまいました。 西軍のみんなだけでなく、 雀鬼会全体に対して申し訳が立ちません。 しかし、暗くなっても何にもならないので、 横山さんやナルコさんのように明るい方向へ歩いていき、 少しずつでも返していきたいです。
(竹田)

■2013年10月26日(土)その4 Vol.2774

シャボが来れば泣かされてばっかりのヘッドが 今期5人目の金星。それも45pの大台。
個人総合もヤンマー覇者に続いて、 127pで準優勝して、 チーム優勝した小鉄チームの稼ぎ頭。
一年悔し涙で暮らすヘッド、 今日ぐらい本音で笑えばいいんだが、 これだけ活躍しても敗けず嫌いのヘッドには ヤンマーという一つの悔し涙があるかも。
俺なんかよ、 寝てねえし、飯も一口だけで、ふらふらなのに 毎度の一番下の卓で打ち続け、 ほとんどトップなのに 隅っこの壁の中から出してもらえない。
これって無期刑に等しい。
今期の敢闘賞は得点を総ざらいしたヘッドと やっぱ福岡から2回飛行機でやって来て、 たったの一ポイント取れた坪子のパパでしょう。
第14回の順位戦も終わって、 ソファの周りにシャボ、恒、ヤンマー、小鉄の 代表者が集まって、何かを企画している。
何故かそこに阿呆の鳥のチャッペも加わっている。

         雀鬼




金星等嬉しいことがあった時くらい 笑顔を出せるようになりたいです。 こういう時こそ「七つの子」を歌って、 丸い目の笑顔を出せるようにしよーっと。
(ヘッド)

■2013年10月26日(土)その3 Vol.2773

チャッペは岐阜史上最高の
「うつけ」
らしいが、頭を使わないだけに、 感じるまま生きている。
チャッペ、のたもう。
「横チンとは仲が悪いです」
「嫌いなのはヘッドです」
「好きなのは恒さんです」
大概は吃音だが、こういう時は さぁーとはっきり述べる。
「俺は」
 かい・・・ちょう・・・は・スキ・・・  もじゃもじゃ(笑)
良心的な者や常識ぶる人から 好きだ嫌いだと言われるより、 チャッペのような「うつけ者」から好まれる方が 助かった気持になれるもんなんです。

         雀鬼




小鉄さんに聞いて、「うつけ」の意味を知った「うつけ」です。 本来なら嘲笑のはずが、 道場では会長はじめ温かく拾って頂いております。 吃音に関しては、○行と△行は毎回出にくく、 苦手ですが克服していきたいです。
(チャッペ)

■2013年10月26日(土)その2 Vol.2772

順位戦最終戦、覇者争いは ヤンマー130pに小鉄が110pと2番。 ヤンマーがとれば4回目、小鉄なら初覇者となる。
チーム争いも最強軍団を築いた小鉄チームが483p、 恒チームが420pだが、 前予想通り、小鉄チームが勝つだろう。
100p越えも、ヤンマー、小鉄、恒と3人達成しているが、 哲、ヘッド、竹田、歌田も その壁を越す可能性まで来ている。
一日、ヒョイと顔を出して、よせばいいのに、 歌田チームに入った戸澤とかというタマ連が 史上初の爆弾持ちになっちまいそう。
今期の歌田チームはダンビリだし、最悪だよな(笑)

         雀鬼




チーム事情から先行しようとしたら、 終盤足が止まっちゃいました。 ダンラスはともかく、爆弾と班長ラインまで爆発してしまったのは そんな自分が招いたのかもしれません。
「追い込まねえブタは      ただのブタだ。」
(歌田)

■2013年10月26日(土) Vol.2771

先月の順位戦の最終戦は頭の中に一かけらも入ってなく、 結局ばっくれの型になっちまったが、 今日は今月の最終日てことで、 2時間ほど眠って、朝から我が家で待機。
昨晩は夜中の2時20分頃揺れを感じ、 テレビをつけると、 20分後に津波予報が福島県に入っていた。
その20分の間に外にタバコを買いに出る。 雨はその時だが小雨だった。
家を出て、左側の道へ行こうとしたら、 100m先に傘をさした中で 中年過ぎのアベックが抱き合っている。 何時なら、そんなのトボケて通り過ぎちまうんだが、 この時は側に行くのが嫌で、右へ。
裏の電車道を越えた大通りで、 すれ違うもう少し若いアベックから、 甘えた声で、もう帰れってこと、と女性の声。
今日日の女性達は夜になると、 男性より積極的になるのかなー。
皆さん、酒が入った上。 俺もそりゃそんなこともあったが、 俺は下戸だから、いつもシラフ。
酒が入って、楽しみが増加するのに、 こんな俺はシラフだったから、 女性も楽しめなかったかもな(笑)
たまのデイトもいいだろうが、 今じゃ、めんどくせえが先に来ちまう。
こりゃ、ダメだー。

         雀鬼




会長と一緒にいて楽しくなかったと言った人を 見たことはないし、聞いたこともありません。 会長はいつも男女関係なく周りの人を楽しませて いらっしゃいます。 したがってシラフで問題ありません(笑)
(竹田)

■2013年10月22日(火)その5 Vol.2770

忙しい方だろう、多分出ないだろうが、 と電話を入れる。
「もしもし、羽生です」
といつもの声。
「おつかれさんです」
昨日、甲府で対局があって、帰宅したばかりの様子。 その対局で羽生さん、 通算21期の王座戦のタイトルを取られて、 同一タイトルの最多記録らしい。
対局者も若い方で、その人が小学生の頃、 羽生さんが指したことがある子が 最後まで羽生さんを苦しめた試合だったという。
「残ってた少しの運でどうにか勝てました。」
羽生さんが築いた勝負運お見事です。
「将棋のタイトルっていくつあるんでしたっけ」
「七つです」
「今、四つのタイトル取るのと、  名人の一個のタイトル、どっち取りたいですか」
「いや、明日も対局ありますから」
とさらりと返す。
若い棋士がどんどん伸びている中で、 40代の本物勝負師の闘いは続く。
「大変ですね」
「時たま堕落してますから…」
「羽生先生の場合はほどよいなまけものを  やってらっしゃるんでしょう」
「ハイ、そうかも知れません」
おつかれさま。

         雀鬼




シロウト目線ではありますが、 今回の王座戦はどの対局も激戦で 内心、ハラハラしながら、観ていました。
会長の書かれた 『羽生先生が築いてこられた勝負運』のくだりでは、 勝負の世界にはそういうのがあるんだ! と少しだけ、自分の知らない勝負の世界を かいま見せていただいた気持ちになりました。
(緒方)

■2013年10月22日(火)その4 Vol.2769

体っつうか、足元がふらつき、 知性も動かないんだが、 大きな疲れを一山、二山、三山と越えると、 神経的にハイになるゾーンがあった。
今日も久し振りにそんな感じ。 そんな時に麻雀を打つと、 弱い者に気を使えず、強いこと強いこと。
今日もそんな状況で打つ。 どんな状況に置かれても敗ける気がしない。 何度か打ったが、全てダントツのトップ。
「このまま朝まで打つぞ!!」
に道場生達がさーと引く。
神経がハイになって、心身の疲れが吹き飛んじまう。
8回目の順位戦は 福岡のチーム員であるパパの力をもらった、 あの勝負弱い小鉄が四人目の金星を取る。
一点しか取らなかったが、 パパのまっとうな気持と行動が チームリーダーの小鉄にいいものをくれた。
疲れてようか、眠かろうが、 ハイのゾーンに入ってるんであくびも出ない。
シャボが気を遣って、 深山に久し振りのマッサージをしてもらう。
体が少しづつ何かを取り戻したのか、 深山のマッサージ中に4回もあくびが出る。
若い頃は3日、4日寝なくとも、 そんなゾーンに入れば、へっちゃら状態で 60過ぎても、あくびという行為は俺は知らなかった。 これって、人として不自然ですよね(笑)
月末には又都心の病院行きです。 多分悪化が進んでいるかもね(笑)
眠くはないが、 何故かシュークリームが食べたくなっている。
ばななさんが贈ってくれたエッセイの本。 「すばらしい日々」は無知な俺でもすーと読めて、 すーと心の中に入って来ました。
一つ一つ小っこいテーマがあって、 本物女流作家さんらしく、お話が作品化されている。
皆んな良かったんだが、 「びわ」のところが・・・・。
まなかちゃんが4才の頃、 いつも来る宅急便のおじさんがくれた 3個のびわの残った種を まなかちゃんと遊びながら庭に蒔いたなんともない種が 期待も希望も入らなかったのに、ほったらかしてたら、 まなかちゃんが9才になった時には大木になっていた。
人の持つ素晴らしいという感情の一つのかけらもないのに、 その3個のビワの種が何時のまにか、 すくすく育っているというようなお話し。
野生の動物達も生きるための凄さがあるが、 植物もそこを動かないのに天啓を受けて、 自然な変化を見せている。
それに比べて、人間って、 めんどくせえよなー。

         雀鬼




ばななさん担当今川、後手をふみまして、 会長から、「びわ」教えてもらいました。
ちゃんと育って、役に立って、うれしいというは?ちがうよ。 ただ、くれたおじさんは、なにも気にとめてやしない くらいの事なのが「ただ、そだった」っていうのがいいんだよ。
私にも、いつか、あ、あの事だ。 とおもう時や日がくるような気がして、じわじわと楽しみです。

■2013年10月22日(火)その3 Vol.2768

福岡から運悪く順位戦に参加した坪子夫妻。 ママはどうにかポイントを取ったが、 パパの方はゼロ点で帰ったことで、 無理してまた福岡からやって来て、 俺と打った時のあの日一点。
ヤンマーリーダーは130p稼いで リーダーらしい輝きを持っているが、 人の良い、麻雀が超弱いパパの一点は、 違った意味で道場に大きな輝きを残してくれた。
たったの一点だが、心ある者は そこに大きな意味があることをしっかり感じている。
計算高い人間には、 ヤンマーの130pの輝きだけしか目にとらえず、 パパの一点なんかに意味を感じれない。
はっきり言おう!!
「今の男は、男の存在に甘ったれてやがる!!」
それも感じず、自分の都合や 自分の置かれた立場を苦悩したり嫌味を出す者は、 己に甘ったれているに過ぎない。
そんな男ばっかなんで俺も余り強く言うまいが、 甘ったれることに逃げて、 自らを弱い者として置いていることに気付きもしねぇ。
極論かも知んねぇが、修羅場つうか、 死に直面するような危機に自ら飛び込んで、 そんな体験をした後に、怖さのトラウマが残るか、 怖さを知った上で腹をくくれるかの別れ道で 大きな違いが生まれる。
暴力禁止、いじめ絶滅なんて女性側からの意識。 なんかよ、生き物として違う方向へ、 どんどんと間違った方向へ制度が行っちまっている。
文化だか文明だか知らねぇが、 楽な方へ楽な方へと 社会がそれを発展って誤魔化してるんだから、 どうしようもねぇよな。

         雀鬼






■2013年10月22日(火)その2 Vol.2767

野球のCS戦の流れを確かめた時、 道場から電話が入り、 又、俳優のキリタニケンタが来ました、 と一報が入る。
CS戦の流れを観たかったんで、 後で電話を入れる、と切る。 俺が感じた流れがそのまま起きて終わったところで、 道場に電話を入れると、 今日はキリタニさん、今帰ろうとしてます。
そのまま帰すのもなんなんで、
「少し、しゃべってやるから、代われよ」
「ハイ、ケンタです」
「オメエ、俺の居ねえ時ばっか来るな」
「週末は撮影が入ってまして」
こっちも週末は何かとある、しがない稼業をやっている。
「明日も仕事か」
「明日は夜からです」
俺も疲れきっていたのに、バカだから、 なら今から家へ来るか、と言っちまう。
「ハイ!!」
と喜びの声が伝わってくるが、 こちとら本物のふらふら状態。
まあ一時間ぐらい付き合ってやるかと我が家で待つ。
「多分、今、会長の家の側に着きました」
待ってろ、今外へ出るからよ。
と我が家から少し離れた所に停まっている、 黒い車に向かって、こっちへ来いと手を振る。
和室に通す。
時間もねえし、疲れてたんだが、 来た早々、オメエ、合気道やってたらしいから、 習ったことをやってみろや、と腕を出す。 健太、俺の腕を習った技で極めにくる。
「何んじゃそりゃ、そんなの関節を取る技じゃねえか」
と健太がやった技をホレヨとやって返すと、 俺の方がきれいに極まる。
そんなんじゃなくてよ、 木の葉が落ちるように、 春に花が咲くように、 波が寄せて返すように、 と次から次へと、動きを見せてやる。
初めての体験ですと、ケンタが不思議そうに 何んとも言えない笑みをもらす。
「何んなんですか、これは」
「俺にも分かんねえんだよ」
難しいヤツは全く出来ねえから、 ケンタでも出来そうなヤツを教えてやる。
ケンタも汗をかき、 俺も体にエネルギーが戻って来て、 部屋着を脱ぐ。
もういいだろうと座る。
次から、次へと、自分の考えと質問をぶつけてくる。 時間は午前2時。
「お前、腹へってねえか」
「ハイ、へっております」
待ってろよと、俺は何んも食っちゃいないのに、 台所へ行って、家人が作り置いてあったクリームシチューに、 牛の柔らかいヒレステーキを焼いた奴をぶっこんで、 俺の2、3分の手料理を運んでやる。
何でこんな小僧に、 こんな深夜に俺が自らめし作ってんのかよ、 とやっていながら、バカバカしくて笑えてくる。
「会長、自分今日、賞を頂いたような気分です。  実は映画で賞を取るまで、  タバコにストップかけてたんですが・・・」
「一本いいですか」
「いいよ、てえしたことじゃねえじゃねえか」
次、タバコが切れそうになったところで、
「ケンタ、もういいだろう。  コンビニまで乗せてけ」
一時間のつもりが、朝5時に近かった。 俺ってつくづくバカなことやってますよって(笑)

         雀鬼




コラー!ケンタ!!やり過ぎだ!! 会長とマンツーマンの体使い。しかも、2時まで。 その上、会長に料理を作ってもらう。 ありえねー!!
会長のバカは治らないんだから、 あんたが気にしないと、いかんだろ!! まだ、言い足りないけど、この辺にしといてやる。 次、道場に来た時は、会長と過ごした時間分だけ、説教じゃ!
(小鉄)

■2013年10月22日(火) Vol.2766

9月度の8回目の順位戦を シャボ、成島、辻岡、小田、小沢、和田、板倉と 遠路組が混じって、20名以上でチームのため、 自分のために打っている。
その側で俺は出前の寿司を準備してもらって、食い終える。 今、火曜日の7時半だよな。 この食事の前は日曜日の後の 道場生達と食したすいとんと塩むすび。 何十時間ぶりの食事なんです。
一日三食制からみれば、なんとまあ不健康(笑) 今の俺がこんなもんだから、致しかたがない。
順位戦が終わって、昨日疲れきった体を休めていた。 寝たかったけど、テレビをつけると、 パリーグの楽天対ロッテのCS戦をやっていた。 選手はマー君ぐらいしか知らないが、 5回まで五分の闘いをやっていた。
ふと思う、 6回は動きはなくて、7回で動きがあり、 その回を制したチームが勝つような気がした。
そして8回にも何かしら動きがあって、 最終の9回は何事もなく終わると感じた。
勝負の行方でなくて、 何となく感じた俺の流れを確認したくなった。
5回でそれを感じ、その後、落ちちまう。 ワーッという声で目覚める。
七回の表で4対5で敗けていた先攻のロッテが 一点入れて動いた、同点。
これで、8回にロッテが又動いて、ロッテの勝ちだな、 と自分が感じた流れを確かめる。
ところがその裏で楽天も一点入れて、動けた。 両方動けたことで、 8回は楽天の動きで終わっちまうなと見てたら、 楽天が2点入れて、CSを突破した。

         雀鬼






■2013年10月20日(日)その6 Vol.2765

9月度、7回目の順位戦、 先日、福岡からやって来て19敗して爆弾を抱えたまま、 もう来れませんと帰った坪子のパパが どんな無茶な手を使ったのか、今日も来ていた。
福岡から、遠路、さらにやって来たからって、 パパの雀力じゃトップを取るのは厳しい!!
俺が隣の卓で原稿を5本書いたところで、 今日も7連敗中のパパが卓に座っている。
原稿を止めて、緒方をどかして、 その卓に俺が入る。
パパあがれよ、と願うが、 東場も南場もあがれず、 このままじゃ、後がないパパのオーラス、 乱れ打ちの奥秋が牌をぶっ飛ばしながら、 俺とトップ争い。
奴がリーチをかける。 あがれば、パパの連敗は福岡まで持ち込み。 俺も3・6万でテンパる。 あがればトップだが、心の中でも、 卓上でもパパ頑張れの声をあげる。
最後の一局でパパが一回だけあがって、大逆転。
道場に関連する者の中じゃ、坪子夫婦は最弱。 敗けて泣く奴、くさる奴、切れる奴もいる中、 パパは敗けっぱなしで疲れ果てるだけの人物。
パパ、おめでとう、道場中が盛り上がる。 俺も、ハイタッチ。
パパの隅っ子にあった男の意地が清々しく思えた。
さて原稿です。

         雀鬼




会長、温かいコメントありがとうございました。 いつもだったら連敗して終わりだったんですけど、 先週の帰り際、小鉄チームの一員として やれることやってないなぁと思ったんです。 爆弾抱えたままじゃ終われないと。
でもこの実力なので結果は二の次で、 皆んなが笑ってくれれば今回来たかいがあるなと思ったんです。 会長に同卓して頂いただけで嬉しかったんですが、 新屋さんのサポートも受けて怪しい上がりでしたが トップ取らせて頂きました。
会長、皆さん、ありがとうございました。 ハイタッチで少しは仲間になれましたたかねぇ。 ヘロヘロのパパでした。

■2013年10月20日(日)その5 Vol.2764

その会が全て終って、 薄暗い外の喫煙場で一人タバコを吸う。
はるちゃんが用意してくれた送りの車に 明日早い名越先生が乗り込んで、俺を待つ。
一服してる間に、又女性達が、 急ぐ名越先生をほったらかして、 女性に囲まれて、2服してやっと車中へ。
はるちゃんの運転で、助手席に光岡師範、 後ろの席に名越先生と俺。
山を下って、駅へ。 名越先生だけ京王線の駅へ。
俺も駅でいいですよ。 いや、とそのまま車は走る。 八王子から我が家まで直行。 乱入した割には待遇が良すぎる(笑)
後2日も体を使った講習があるのに、 光岡師範とはるちゃんが 我が家に寄ってくれて、茶を飲む。
家人に、何か飯作ってよ。 スパゲッティでいい。 あーあ、何でもいい、と追い出す(笑)
12時を過ぎていたので、 御2方は八王子にトンボ返し。
俺のために余計な疲れを、 でも体を使える人達はやっぱいいですね。
「うなぎ、出来たわよ」
スパゲッティがうなぎに変わっていたが、 御2方はお帰り致しました。

         雀鬼




奥様を追い出して味わいたいほど、 御自宅での御2方との時間は短くても、 とても良かったんだなーと思いました。
スパゲティ、スパゥゲティ、スパウギティ、スパウナギティ、 ウナギティ、ウナギ、になったんだと思います。 奥様は魔術師か、落語家かもしれません。
(緒方)

■2013年10月20日(日)その4 Vol.2763

難しくて、深そうな話がトントンと進み、 途中で名越さんが
「甲野先生は今年めがねを18個失くしましたよね…」
「いや、そこまでは…」
と甲野先生。
又、名越先生の特有の作り話(笑)
そこで、一番後ろに座っていた俺から、
「それって、ただのボケじゃん」
と野次を入れる。 静かな会場が瞬間どっと沸く。 そりゃそうだ、 大先生御3方にボケとはすげえ無礼者。
その一声で世界の武芸者が集う集団から、 追い出されちまう。
やっぱここで入って来たか、 と甲野先生はいつもの笑顔。
前へ来て下さい、てことで講師席には座らず、 観客席のの一等前の席に移動。
今日は私はこちら側の立場から、語らしてもらいます。 まあ、皆さんの大切な場にただの爺さんが乱入しただけ(笑)
話が違った方向へ行っちまって、 御3方から、何かというと、 俺の方へも球を飛ばしてくる。
下の階でコーヒーを囲んだ時もフレンドリーだったが、 会場もフレンドリー化する。 それが良かったのか、悪かったのかは分からない(笑)
でもねえ、終わった後、ソ連の体使いや、 フィリピンの武芸者の若い男の人達も 俺の周りに集まって来る。 何時の間にか人に囲まれ、御3方の姿を会場に探す。
今日の会は名越先生人気で、女性が多勢来ますよ、 と聞いちゃいたが、 確かに俺の周りはいつの間にか女性だらけ。
中には握手や写真じゃ済まないで、 抱きついていいですか、 側にいるだけでトロンとしちゃってます、 なんていう女性も現れ、 乱入した罰で来場者にサービスで返す。
名越さん、俺の思い込みかも知んないが、 乱入した俺が一番人気だったよね(笑)

         雀鬼






■2013年10月20日(日)その3 Vol.2762

ちょっと顔出して、さあーと帰ろうと思ってたんだが、 甲野先生、光岡師範と あのテレビのコメンテーターに出っぱなしの 精神科医の名越さんもそろってセンターに戻って、話し込む。
「会長はハンバーグ食べませんよね」
「うにゃ、食べるよ」
いや、絶体食べません、と言い張る。
「キャベツもオムライスもカレーライスも、  絶対食べませんもんね」
まだ来る(笑)
「それ、皆んな食べてるよ」
「嘘、嘘ばっかり」
と来た。
「先生と名がつく人はすぐ決めたがる。  それって変だよ」
と笑いながら、
「ならば、道場の誰かに聞いてみてよ」
電話をかけた名越さん、
「会長は全部食べられているそうです」
「だろう」
先入観や固定観念は通用しない(笑)
夕食の時間が来る、俺にも食券が一枚。 6階の食堂まで歩いて登る。
学食らしい食事がカウンターに並ぶと出てくる。 平目に似た柔らかく調理した名も知らぬ魚がメインで、 ブロッコリーやにんじんの輪切りが添えてある。 ポタージュのスープは旨かった。 後は学食らしい味に少し懐かしさを感じる。
食事の前の話し場に夜食用に持ち寄ったお菓子類を 甲野さんも光岡さんも コーヒーのたしなみと並べてくれただけで、 腹は空いてなかった。
500円ぐらいの学食だったが、 陽が落ちた山間(やまあい)の寒さを 食が温めてくれる。
7時半から、御3方で講義があるという、 ならば拝聴てことで、開始早々に後ろの席に座る。
死とは…とか、横文字を使った 学術的な言葉から始まったが、 能がない俺には言葉が分からない(笑)
始まる前に司会をする者が
「ここにもう一つイスがあります。  本日は特別ゲストが……」
観客が皆んな後ろを振り向くが、
こっちは「俺じゃねえぞ」 て顔でとぼけていた。

         雀鬼




あの名越先生からのお電話が何だったのか、 橋本サブマネと一緒に???状態でしたが、 謎が解けました!!
ご飯屋さんを探してた訳ではなかったんですね。
(緒方)

■2013年10月20日(日)その2 Vol.2761

山を切り開いて作られた大学関係や企業の人達が セミナーに使用するハウスセンターが どかんと建っていて、 山のあっちこっちに人が集まれる建物が建っていた。
何も分からぬまま受付へ、 教育関係者らしき人が 「今を生きる集い」でしょうか。 ハイ、多分それです。
てことで、センターの山道を下って、 主催者の本部へ。
ありゃりゃ、こりゃ又どうしてと、 若いスタッフの人達が10人ほど諸用を成している中で、 この集いを運営している、 甲野先生の御子息のはるちゃんが笑顔で迎えてくれる。
「部外者だがいいかい」
父や光岡師範が山を下ったとこにいますから、 と案内してくれる。
2人が着いた場所の10mぐらい下の山道を 光岡師範が教習生を5、6人伴って、 次の小屋へ向かっている。
ちょっと横を向いてくれれば良かったんだが、 俺の前を何もなかったように素通りして行く。
上から、猿の鳴き声を真似て呼びかけるが、 相手にしてもらえない(笑)
その後に今度は甲野先生が ちらりと御子息と俺の立つ方に目を配る。 一歩こちらに歩を進めたところで、左手で目鼻を隠す。 と、甲野先生もそのまま小屋の方へ。
俺のいたずらを見たはるちゃんが 嬉しそうに笑っている。
「こっちを観たのに、行っちゃいましたね」
「う〜ん、俺、招かざる客だろうか」(笑)
向こう様が相手にしてくれないなら、こっちから近づく。 小屋の階段の下にいた光岡さんに
「来ちゃいました」
そうとも知らず、 上の部屋で甲野先生が何ごとか動いている。
こっちも何も知らずに突然行っちまっただけ、 向こう様もまさかと思って当然。

         雀鬼






■2013年10月20日(日) Vol.2760

先日、大人で楽しい話が出来る人てことで、 韓氏意拳の光岡師範に電話を入れる。
話し一つ一つ、2人して楽しい方に持っていったが、
「今の教育は100%間違えてます」
と言い切る光岡氏。 学がない俺ですら、納得する(笑)
電話の向こうで動きが見える。
「何してんですか、旅先ですか?」
「いや、明日から3泊、東京へ行く準備をしてます」
「何んかあるの?」
「八王子で色々な国の体術を使う人が集まって、  平地で鍛錬ばっかしているから、  山の坂や木々があるとこでやったら、おもしろいかも」
「そりゃ、楽しそうですね」
「会長もいらっしゃいませんか」
今までも他の企画で何度かお誘いを受けたけど、 顔を出したことがない。
「私は・・・・」
「めんどくさいんですよね」
「そう、そうなんですよね」
で深夜まで続いた電話を切る。
子供の頃なら、そんな誘いを受ければ イの一番で飛んで行くのに、 ここ数年、人の集まるところへ出るのが、 おっくうなんです。
体を使う人の集まりか、 山ん中か、自然があるよな、と頭がめぐる。
ここんところ、都心ばっかだったからていうことで、 あくる日の金曜日にたった一人で八王子まで行っちまう。
確か駅から10分て言っていた。 10分は歩けない(笑)
「近くて申し訳ないですが、  ハウスセンターまで乗っていいですか」
「歩いて10分ですが、近くともどうぞ」
で車内へ。
場所を述べると、
「ちょっと歩ける距離じゃありませんよ」
ホッとする。
野猿峠の地を車が登って行く。 平らな道も歩けない俺が峠はとうてい無理。 メーターは2000円弱だった。

         雀鬼






■2013年10月16日(水)その4 Vol.2759

学問に強いが、勝負に弱い小鉄リーダーが トップを走り続けてたんだが、 最終の19回戦で哲にまくられ、金星を逃す。
ある程度、存在力があれば、 長丁場打てば大台に行ける。
そん中でヤンマーチームの渡部班長は 打てど打てど毎度一桁。 奴も一級建築士を狙う。
竹田も一年を通して、ただ硬く、真面目だけ。 ユーモアとかジョークは下等のもの、と決して出さない。
楽しんで笑って陽気になるって、 庶民の生活感なのかなー。
哲、3人目の金星おつかれ、 哲はしっかりした笑いを持っている。
ていうことは哲は学問ねぇなー(笑)

         雀鬼




学問や思想に囚われたり、 他人を出し抜くことばかり考えているこの人達は 川原さん並に常に目を血走らせ、笑いを忘れてしまったようです。 確かに僕に学問はありませんが、 笑いという感情は忘れず 陽気な雰囲気を作り出せていければと思います。
(哲)

■2013年10月16日(水)その3 Vol.2758

昨日はさんまだったかなー、 その前はカレーだった。
ご飯、2升8合炊いたんですけど、 足りない分、買出しに行ってます。
道場には牌さばきは悪いんだが、 包丁さばきがよろしいリエ母さんがいて、 お父さんの熊公と2人して、 道場の終わりに雀卓の上が食卓になる。
テーブルが3つある時なんか、 2つのテーブルはどさっと作られた料理が あっという間にたいらげられているが、 俺のテーブルは今川のような小っこい姉さんが同席してるんで、 料理がちっとも減らない。
隣のテーブルでバクバク食らった者達が 俺達が残した半分以上を禿鷹かハイエナのように 跡形もなく片づけてくれる。
リエ母さんと熊公が準備する食材は安価なものだが、 皆してテーブルを囲むとどうにか口に入る。
昨晩も
「この中で秋の本物の松茸、食い飽きた人いますか」
誰も松茸すら食べてない。
「俺もう松茸食い飽きたから、  次はカニだな」
その声が届いたのか、 家には・・・・カニが。
あのまぼろしの三国の主を冠する越前ガニではないが、 毛ガニも俺の好物。
冬はふぐも旨い。 松茸、毛ガニ、ふぐと秋から冬へ。
我が家も木の子荘の住人達も 贅沢な食を楽しんでいる。
皆んな貧乏なのにね・・・・、 夢の話かなー。

         雀鬼




道場生は貧乏なので、マツタケやらフグは並びませーん。 それでも、食卓をかこんで、まわりでバクバク食べてる姿が、 会長の食欲のスパイスになっているんじゃとないかなぁ、 と思ってます。
なので、みんな遠慮せずに食べましょう!
(リエ母さん)

最近、めっきり寒くなり、そろそろ鍋がおいしい季節ですね。 たまには奮発して、カニやふぐ等いっちゃいますかー!
(お父さんの熊公)

■2013年10月16日(水)その2 Vol.2757

平日の順位戦なのに20名以上が集まって来ている。
茨城のシャボ、群馬の成島の顔も見れる。 小鉄、歌ちゃん、哲が10Pオーバーしているが、 20点越えの金星は難しいかな。
道場生は寒かろうがTシャツ姿、 俺一人、もう背中にホッカロンを貼ってます。
この頃、起きて一時間は体が固まったまま、 言葉も出ない、じっと一時間は待つ。 これが一日続いたり、一週間も続く日が来るのかなー。
座れば起き上がれねえし、歩く姿もふらふら。
「そんな姿で道場へ行って、どうなるの」
と家人の言葉だけ(笑)
行けば、シャボや小鉄、シンヤ達、 元気な奴にボコられるだけだが、 まだ来れる内がましだよな。
体がギシギシいってんから、 今日はシャボに捕まる前に逃げ帰りましょう。

         雀鬼




あの3人はなんでいつもいつも会長をボコるのか? ヒマだからか、趣味なのか、どちらかだと思うのですが、 ホントに困っています。 その上、会長の体がギシギシなんていう弱点を もし彼等が知ってしまったら本当に危険です。 くわばら、くわばら。
(緒方)

■2013年10月16日(水) Vol.2756

昨夜は雨足が強い中、歌田さんの力を又借りて、 被害どころか少しも濡れずに帰宅。
朝7時頃まで起きていたが、 厳しい雨の落ちる音は聞こえたが、 風の音は部屋まで届かなかった。
今日も順位戦てことで、 あっちこっちきしむ体を引きずって道場へ。
道場裏に流れる境川でも 女性が増水した急流に流されて亡くなった。
何時も通る境川の橋。 普段は石壁で囲われた土手の下に 川幅の半分ぐらいしか水は流れていない。
信号で止まった時は、車窓からのぞき込むと、 カルガモの親子がのんびり、 水辺には大きく育った鯉の姿も見れる。
そんな穏やかな小さい川でも 自然の変化で人が亡くなる。
消防や警察の署員が 浮き輪やロープで助けようとしたらしいが、 流れが速く、下流へ。
俺もやったことがある海外での激流下り。 あの時に乗った救命用のボートがあったら、と思えた。
俺も幼かった頃、急流にはまり流された。 流れる水の上部より下部の流れが強くて、 体が川の底へ引きずり込まれる。
息も出来なくなって、ぼんやりと意識が消えて、 気付いた時は川辺の石の上で横倒れていた。
自力で流れついたのか、 意識が失いかける寸前に見たような黒いボートらしき艇、 もしかしたらそのボートに乗ってた人に 助けられたのかも知れないが、定かではなかった。

         雀鬼




僕も海で溺れて、会長始め、 皆さんに助けて頂いたことがありました。
今、考えると周りに泳げる人がいて、 運が良かっただけかも知れません。
今年は台風がたくさん来ている気もしますが、 異常気象なのでしょうか!?
(ヘッド)

■2013年10月15日(火)その3 Vol.2755

寒いてことで、ヒートテック着用、 仕事の関係で若い者が5人訪ねてくる。
諸用を終えたところで、 仕事でやって来た若い者を又捕まえて、 体を動かしちまう。
体も弱った上に手足も痛かったのに、 俺は懲りずに若者相手に動いちまう。
彼等も冷汗かいたり、汗を流していたが、 俺もヒートテックで体がむれる。
雀鬼と名乗るオレ、 もし体が弱かったら、鬼じゃねえもんな(笑)
外は大雨、道場ん中には ちょっとした風が吹き荒れていました。
今は体が暑がってます。

         雀鬼




会長の体さばきは不思議で、自然と楽しい気持になるんですが、 今日の方々もみんな目を丸くして、驚いて、 床に転ばされたり、起きられずにもがいたりしてましたが、 本当に楽しそうで、みんなが笑顔だったのが、印象的でした。
(緒方)

■2013年10月15日(火)その2 Vol.2754

台風が関東を直撃するらしいが、 諸用があって道場へ。
数日前は夏日でTシャツいっちょだったのに、 たった数日でもう冬仕立ての格好して出掛けてくる。 昨晩も暖房を欲しがる寒さを感じていた。
猛暑か豪雨。 陽も雨も大切だが、何で一気に来ちまうんだろう。 俺ん中でも何かが一気に入り込んで来るものが多々ある。 滝壺に落ちる前の急流が浮かび上がってくる。
台風が厳しくなる前に今日は早目に帰ります。

         雀鬼




さあ、果たして歌田さんは間に合うのか、乞うご期待!
(橋本)

■2013年10月15日(火) Vol.2753

立ち技のケリとパンチを受けて我が家に帰ったら、 右ふくらはぎと右手の小指の先の手首近くに痛みが残る。
現役の総合格闘家から受けた ローキックとパンチが 古傷にひびいちゃったんだ。
どちらも過去に骨折した箇所。 骨を折った時すごく腫れて、 行った先に総合格闘技のリングドクターがたまたまいて、
「手術しますか、それとも素手で行きますか」
後者の方を頼み、 麻酔もかけずに折れた骨を 力まかせでギシギシと戻してもらったっけ。 痛みも凄かった。
「リハビリに通ってね」
一度も行かずに今に至る。
総合の選手が帰った後も シャボや小鉄とその日のおさらい。 足さばきの取り方からのパンチの入れ方まで、 深夜2時頃までやっちゃったっけ。
体使いは楽しいが、 パンチとケリはやめましょう。
俺、老人。 俺、難病持ち。 俺、あっちこっち骨折だらけ。
だからもう弱い爺ちゃんでもういいでしょう(笑)
医者からも、手術が出来ない体なんですから、 怪我厳禁のドクターストップなんですからね。

         雀鬼




皆さん、会長はドクターストップで止まったりしません。 弱いお爺さんだと思ったら、痛い目みます。 気をつけましょう!!
(小鉄)

■2013年10月13日(日)その4 Vol.2752

ヤンマーが29pとって、2人目の金星。
反面、わざわざ福岡からかけつけた坪子のパパ (小鉄チーム)は25連敗、爆弾を解除出来ぬまま帰る。 このまま行けば、史上初の記録が出る。 さすが小鉄チーム員らしいやね(笑)
後半の東西戦の予選が始まる頃、 今月に総合格闘技の試合をやる選手が訪ねて来た。
こちとらは正直クタクタだったが、
「今回はなにで行くんだ」
「ケリとパンチの立ち技で行きます」
「今、あそことあちらで習っています」
ならばやってみろやと受けてみる。
「それって、全くの逆だよ」
俺なりの体使いを指導する。 筋肉バリバリのでっかい男を相手に 力任せに攻められたり、極められるが、 すんなり、というか、ソーっと返してやる。
足のステップの取り方を教えると、 現役の格闘家らしいケリやパンチも入って来る。
一時間はとうに過ぎる。 疲れきった体の上に更なる疲れが響く。
道場生達はこんな老人が現役に格闘家にやられてるのに、 皆んな知らんぷり。
シャボさん、シンヤ、冷たかないかい。 俺と代わるか、助けてくれてもいいんじゃん。

         雀鬼




言い訳になってしまい申し訳ないのですが、 本戦中と言う事もあり 会長の代わりに技を受ける事は出来なかったのですが、 試合中格闘家の選手が吹っ飛ばされたり、 床に楽々と転がされたりと 選手の方には失礼ですが子供扱いされている様に見え、 久しぶりにお身体を動かされていたので 会長をお助けしなければと言う感じよりは 審判中でしたがお二人の動きをチラチラよそ見しながら 個人的に楽しんでしまいました。 すみませんでした。
(シャボ)

その時、会長は朝飯前、というより予選前でした。
「俺ここで試合するから、予選やってていいよ」
予選といえど本戦、 それはそれなりに道場に緊張感と静けさが・・・
格闘技選手も真剣に会長のご指導を聞いている。 自分もお二人を見つめている。 羨ましい、楽しそうだ・・・
あきらかに格闘技選手の動きが良くなってる・・・ かといって授業料はもちろんなし。 まるで子供が近所の大人の人に遊びを教わっているようでした。
冷たいと言われればそうかもしれませんが、 会長、次はおまえも入れよと言ってください。 楽しそうでした・・・
(シンヤ)

■2013年10月13日(日)その3 Vol.2751

連休前日てことで、32名で順位戦をやっている。
福岡から坪子のパパとママ、大阪から清水、 名古屋からチャッペ、小笠原も遠路来てくれる。
俺なんか、たまに都心に出るだけで疲れちまうのに、 気持と体力がなきゃ、出来ないこと。
茨城のシャボと金子、静岡の牧野と皆んな遠い。
今日は5回目の順位戦だが、 まだ、金星(20点以上)は恒一人だけ。
現在、6時、合い間に東西戦も後4試合残しているが、 歌ちゃんが19p、ヤンマー、木俣が16まで来たんで、 2人目の金星は確実に出る。
前回の順位戦は最高の盛り上がりを 皆して作ってくれたが、今期の現状はショボイ。
それも小鉄軍がらしくない 強豪チームになっちまったせいかもな。

         雀鬼




小鉄リーダーとスタッフOの会話
小「どーも、燃えないんだよね」
O「チームで頑張ってるの、   女子供にも容赦しない竹田さんとヘッドだけじゃないですか」
小「人数が増えるとねぇ」
O「ホント、小鉄リーダーとシンヤ班長は   今期やる気ないっすよね」
小「俺、やる気湧いて来い!!   俺、やる気湧いて来い!!」
O「・・・。」
小「は〜、やる気出てこない自分に折れるんだよな〜、オレ〜」


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