■2013年7月20日(土)その3 Vol.2590
「40万出して」
夏がやって来て、
我が家にも一台クーラーが新しくつく。
裏家業に生きる俺は夏を好むが、
もちろんコンクリートに囲まれた都会の夏は嫌う。
俺、今病人だが、
今年も伊豆の海で遊べればいいんだが、
子供の頃から続行中の素潜りオンリーだが、
昔は3分以上潜ってられたものが、
今じゃ、肺の運動能力が乏しくなっている。
雀鬼流の男なら、
卓上に男っぷりを見せて、
海の中、土の上で動けて何んぼ。
道場生の中でもこの3点要素を扱えるものは
大阪の山田にシャボと清川、恒と数えるほどしか居ない。
我が家の孫達も夏休みに入り、
今日も我が家に集まって遊んでいたが、
俺が子供の頃の夏休みなんて、
夕暮れまで外の水辺で遊びまくっていた。
幼少の頃に多摩川の急流にはまって、命拾いをしたし、
小学校に入った頃は毎日学校のプールで泳ぎ、
夜中にこっそり抜け出して、
学校の真っ暗闇のプールで一人で泳ぐ悪さをやっていた。
大人になっても、
夏は一ヶ月海に行っちゃ、仕事は休み。
それが今の年まで続いていけたんだから、
普通の社会人じゃねえよな(笑)
日本の夏だけじゃもの足りなくて、
日本の夏が去ると、
世界の常夏の海へ年に何度も逢いに行った。
今は病人だが、
今まで健康だったからこそ、連続して出来たこと。
いや社会の健康オタクに逆らったから出来たんだ(笑)
雀鬼
■2013年7月20日(土)その2 Vol.2589
週末ってこと道場は順位戦。
名古屋のチャッペ、水谷、群馬の成島、
静岡から牧野先生もかけつけてくれる。
雀鬼会の看板のもとに存在する者なら、
ここに集まって当然。
過去に雀力があろうが、
存在感を残そうが、
そんなものはすでに終わったもの。
今、今やって何ボなんだよ!!
チーム戦ではヤンマーチームが独走の548p、
100p離されて恒チームが442pの2強。
3位の竹田チームは外人部隊の中、
成島がチームリーダーの竹田の上にいる。
その下の歌田チームも理絵チームと
やる気がないのかビリ争い。
個人戦でもヤンマーと恒がチームリーダーらしく、
2人で100p越え、
ヤンマー1人で理絵チームの5人を超えている。
偏っちゃってる分、盛り上がりが見れない。
その中で、群馬の成島と沖縄まで付き合った哲の
60p越えだけが輝いている。
オット8時前に山田んところの仁尾が現れた。
さて俺も打とうかなー。
雀鬼
会長に学び、仲間に学ぶべきことが、
まだまだたくさんあるので、道場に通っています。
竹田リーダーは、真摯さが命。
自分も見習いたいです。
少ない人数で戦うのは、厳しいですが、
一騎当千のつもりでやってます。
なんちゃって、ホントはきついっす。
(成島)
■2013年7月20日(土) Vol.2588
「日本を美しくする会」だけに、
触れ合ってれば、社会から認められ、
心も行動も世の手本となれるのに
新上さんは俺との触れ合いで嫌われ者、
お尋ね者に身を落とし、
「桜井会長のお陰で、
私も裏家業?に入りましょう・・・・。」
と苦情のメールが届く。
表街道って、どこにあるんだろう。
社会や常識ある人が歩く道なら、
私はまっぴらごめんです。
こんな社会に認められるぐらいなら、
ねずみ小僧とか木枯らし紋次郎のように生きたかったです。
それにしても桜井会長は拙いです、ずるいです、
が文面に何度も書いてある。
確かに俺は拙いかも知れませんが(笑)
大人の拙さだけでシンプルなもんです。
拙さの上に賢さがつく
ずる賢い人々が世にはびこっているのが、
社会の現状ですよね、
ねぇ、新上さん(笑)
表街道に席を置かれる新上さんだからこそ、
「ハイアットリージェンシー東京」の
一流ホテルも顔パス。
俺なんか、沖縄の離れ島で
倉庫のような小っこい部屋で
島流しにあってます。
互いに身分相応ですよね。
雀鬼
■2013年7月18日(木)その2 Vol.2587
ばななさん、ペナルティです。
「新刊、読みはじめちゃいました」
ばななさんは本物作家、
こちとらは出版社まかせのズブのシロウト。
ばななさんとは何かと御縁がありますが、
ほんとにもう俺の本なんか読んじゃいけません。
鍵山相談役からもお礼のお葉書きが届き、
「昨夜のことは全て桜井会長のお陰でございます」
とあるが、
いや相談役、あの夜の全ては
鍵山相談役の御指導のもとですくすく育った(笑)
おひざもとの全て新上さんの手作りなんですよ。
「陽のあたる人生」と暗闇に生きる俺との間を
羽生先生を混じらすことで
新上さんがいい味を作ってくれたんです。
孫と遊んで、道場生と遊んで、
遊んでばかりいる遊び人と
全国を回られるお二方とはえらい違いがあっても、
勝手に気を合わせて頂いています。
外では気が合う人と逢えるが、
その分、俺が、家じゃ何10年も
気が合わない家人との暮らしも続けています(笑)
雀鬼
■2013年7月18日(木) Vol.2586
7時から取材陣が入って、
北村のオッチャンがカメラで写す。
俺の麻雀の腕はまだまだ打てるが、
北村のオッチャンはおぼつかない(笑)
写真撮影を終えて、
珍しく取材陣と卓を囲む。
下家に座った者が緊張で指がぶるぶる震えている。
彼らにしてもめったにない体験。
仕事ついでに楽しんでくれればOKでしたが、
俺は一回もあがれませんでした(笑)
「雀鬼、完敗です!!」
雀鬼
取材、とゆうより、遊んでましたね!
取材に来た方々も、会長と麻雀や身体使いをして、
仕事を忘れそうなくらい楽しそうでした。
そんな感じの、楽しいのができればいいですね〜。
(理絵)
■2013年7月15日(月)その3 Vol.2585
大阪から山田も来てたんで、
俺も今日は一日、付き合って打つ気でいた。
ヘボ卓に囲まれた時はあがれなかったが、
あとはオールトップなのに、
卓が丸台(席がうまった状態)になると、
会長は立って席を離れなさいと仲間はずれ。
順位戦、勝てば昇格の席で打てるルールなのに、
何故か俺だけ勝っても勝っても一番下のクラス。
これじゃやってる意味がねぇじゃん。
誰からも認められないじゃ、
やる気も起きないし、落ち込む。
そろそろ10時半を過ぎた頃。
いつも出前でお世話になっている
ラーメン源さんがお休みということで、
どこだか分からん店へ出前の注文を取っている。
「揚げ鳥の大盛をお願いします」
と元気で明るいシンヤの声が届く。
ならば俺も明るいシンヤのマネして
「揚げ鳥の大盛お願いします」
と手を上げたのに、
シンヤを始め、皆んなからダメ出しを食らう。
麻雀も打たしてもらえないは、めしもダメ。
俺、麻雀50年間ぶっち切りに強いのに、
こんな無残の扱いを受けている。
居場所がねぇなら、
俺も旅烏(たびがらす)になって放浪生活を送ろうかなー。
何かがあって何んもなし。
「まぁ、いいか!!」
沖縄に行ったヘッドが金星を取りそう。
その後を小鉄が追っている。
今日の道場は
「学問の日」
とうたわれ、
子供の頃から学問一筋だったものが活躍している。
それでもねぇ、俺のような学問、勉強嫌いなものでも、
勝っちゃうもんは勝っちゃうんだもん。
「麻雀は頭を使うゲーム」
それって真っ赤な嘘だっていうことは、
俺が立証してます。
雀鬼
道場では、どんなに麻雀が打てようが
時には厳しい扱いを受けることがあります(笑)
でも、そこから他では気付かないことに気付いたり、
学べないことが学べることもあります。
(竹田)
■2013年7月15日(月)その2 Vol.2584
昨日の順位戦は、
沖縄同行者17名余りの中、
恒が34pの金星。
小笠原と哲も20点オーバーで
海のエネルギーを持ち越してくれたが、
国際通りを楽しんだ者、
そこに青い海があったのに入らなかった者達、
理絵、竹田、渡部、小鉄は10pも取れない。
彼等全て、学生時代、勉強一筋の者達。
こんな社会なら学力優先だろうが、
自然じゃ、学問はかえって邪魔なんだよな。
今日も連続して順位戦だが、
恒、ヤンマー、竹田、シャボの姿がなく、
山田一人がどかんと構えていて、あとは陰が薄い。
同じ順位戦でも、明るい日もあれば、
今日のようにうす曇りの日もある。
まぁ全てが変化の中で成り立っているんだから、
淋しい日や悲しい日より、よしとしましょうね。
雀鬼
海に入ったと言うなら
ポイントは問題無く取れるはずですが……。
今回沖縄に行きながら10Pも取れなかった方々は
自然に触れ合うのはもう止めにして
川原講師と一緒に夏期講習にでも勤しんで下さい。
(哲)
■2013年7月15日(月) Vol.2583
あの会食以来、嫌な気持が出て来ると
何故だか、あのすっ飛んだ笑顔の新上さんが現れて、
良い気分の方へ向けてくれる。
俺や周りの者が汚したものを
「日本を美しくする会」の新上さんが
心の掃除をやってくれる。
不思議な感覚です。
昨日の順位戦も
九州からヘナチョコ夫婦の坪子パパとママや
沖縄に同行して海ん中で周りが見れず、
俺をけとばしながら泳いでいた小笠原や
大阪のトンボと冷やかしで北村のオッサンも来ていた。
道場でバカ道の伝説を作った、
ただ今岐阜の実家で引き篭もり最中のチャッペが
今回は3泊で遊びに来ている。
道場の入口から、窓越しに
久し振りにやって来た山田の顔を眺めていた。
順位戦出場への約束を果たしに来ている。
漢っていうのは、いいの悪いの外で
しっかり筋を通すことなんだよな。
山田は大阪へ帰れば、
若者達の中で親方をやっているが、
俺から見れば、奴は俺にとっちゃ孫だなと
昨夜ベットの上で思いついていた。
山ちゃんの周りの人には悪いが、
山ちゃんは俺にとって、
弟でも子供でもない、
アオちゃんと同格の孫なんだよ。
雀鬼
■2013年7月14日(日)その4 Vol.2582
先日の鍵山相談役、羽生先生、新上代表が作ってくれた
凄え濃くて、楽しい一日があって、忘れていたんだが、
沖縄から帰って来た日、
過去、道場生として打ち手であった者から電話が入り、
話しを聞いている内に言い訳がましくなって、
久し振りにぶち切れちまった。
俺、ここんところあんまり怒りが出て来ないんだが、
余りにも麻雀を、
いや雀鬼流の教えをナメていやがるんで、
「牌」という領域だけに、
とても許せない気持になっちまう。
電話だから、良かったものの
あの状況で相手が側にいたら、
危いことになっていた。
沖縄に同行した高槻塾の塾生である古参の宮本が
「会長のお側にいる時の
山田マネージャーを見ているのが大好きです」
俺と山田の師弟関係はそんなもの、
俺も山田も互いにそれを感じ合っている。
それに比べて、あの馬鹿タレめが、
こんなこたあ書きたかねえが、
素晴らしい一日の裏に
マジ切れがあったことも事実なんです。
雀鬼
■2013年7月14日(日)その3 Vol.2581
又、サンマーク出版社から10冊本が届く。
「勝つ人間の見切る技術」ていう本だが、
多分、俺の出版本なんですが、
よしもとのばななさんだけは
決して読まないで下さいませ。
雀鬼
ばななさん以外の皆様、
\1,365-でサンマーク出版より、
7月20日発売です!
よろしくお願いしま〜す!!
(緒方)
■2013年7月14日(日)その2 Vol.2580
今日は道場で東西戦と順位戦で
久し振りに盛り上がっている。
こういう空間が好きなんです。
先日の素晴らしい一日に
裏方を勤めてくれた新上さん達が
会長が喜ばれるからと
よしもとばななさんや卓球の早矢香ちゃんも呼ぼう、
というたくらみもあったらしい。
そのばななさんからも度々メールを頂く、
俺の体調のことを含め、
多様なことを陰ながら思っていて下さる。
自然、海が大好きな俺が
「沖縄に行けてよかったね」
ありがとうございます。
「『みっともない男・・・』読みました。
表紙に『自分を磨くなんてやめろ!』
って書いてあるのに、
中にはさんである広告の紙に
でっかい字で『自分を磨き続けよう』と書いてあって、
なんだかおかしかったです」
確かに俺は見ちゃいませんが、
笑っちゃうというか、
チャンチャラおかしいですよね。
社会の在り方、出版本の方針、
はて又、俺もばななさんのおっしゃる通り、
怪しさそのものですよね。
ばななさん、俺、恥ずかしいです(笑)
雀鬼
出っぱんの世界のことはよくわかりませんが、
道場のユカにはただいま
みんなのおきなわ日焼けの皮だらけなことはしっとりま〜す。
すんごいですよ、ばななさん。
(今川)
■2013年7月14日(日) Vol.2579
「5時に新宿に来いよ」
と新上さんの命令に従って、
呼び出された新宿の大陸さんへ。
熱くてかったるい上に、熱い餃子かよ、
と着いた先に大陸さんの会長、社長に
長年フロアーを仕切る田中さんに出迎えられる。
「お久し振りです」
「よーこそ、お待ちしてました」
気分が良い出逢いからスタート。
その後ろに鍵山相談役が
立ったまま待ち受けてくれて、
久し振りのハグ。
何の集まりだか考えずに来なさいという、
新上氏の思い通りのままその場へ。
鍵山相談役を先頭に
日本を美しくする会事務局長の阿部のお父さん、
竹書房から宇佐美と誠、
俺の出版物担当の高木、萩原に
カメラマンの北村のオッチャン、
長い縁がある者達が集まっていた。
話が盛り上がったかどうかは分からないが、
相談役と俺を中心に集った者達から、
温かさが伝わって来る。
店内も次から次へと他のお客がやって来て、
周りの席も埋まり、賑わう店内、
ふと入口の方に目が行く。
愛知に居るはずの羽生先生の姿が目に飛び込んで来る。
その姿にすくっと立ち、
「何じゃ、こりゃあ」
と声が出る。
確かに2日前に長い電話をした折り、最後に
「近々に2人だけで逢いましょう」
と気持を出すと、
「ハイ、エエッ、マア」
と言葉が引っかかり、
この日の出逢いに瞬間重なる。
それにしても、これぞハプニング、
新上さんのお手柄。
新上さんがおっしゃったように、
とにかく来ればいい、
に凄えいいことがあったんだ。
相談役もお年の上、体調もすぐれぬ中、
予定の時間を一時間半以上オーバーして、
ひと足先に帰られる。
会長、この後お茶でも飲みに行きましょう、
とタクシーに乗せられ、
羽生先生と伴にハイアットリージェンシーの
ホテルのバーの奥まった喫煙室へ。
そこでも粋な空間が用意されていた。
羽生先生も俺もまさにお茶しか飲まなかったが、
男、新上が作ってくれた
羽生先生と俺だけが共有する漢の空間が漂っていた。
バーに入った時感じたグローバルの金儲けの社会人達と
全く違った世界がバーの奥にあったんです。
新上さん、本当に素晴らしい一日を作って下さって、
新上さんとの長い付き合いの縁の
凝縮された気持が詰まってましたね。
俺は幸せ者です!!
俺の好むこと、喜ぶことを全部知ってんのが、
日本を美しくする会の新上さんなんです。
これ、本音です。
雀鬼
■2013年7月10日(水)その4 Vol.2578
「嫌だね」
先日発売されたばかりの
「みっともない男・・・・」の本が
売れ行き好調につき、
重版が決まりましただとさぁ。
まさにみっともないことが
実になってます。
何がよかったのかと考えたら、
表紙に俺のツラが載ってなかったぐらいしか、
理由がみつかりません。
これってけっこう本音です。
雀鬼
売れればOKが多い世の中で、
そんなとこには全く基準がない会長の感覚。
自分だったら、舞い上がったり、
天狗になったりしそうで怖いですが、
そんなんなったら、やっぱり、みっともない!
(緒方)
■2013年7月10日(水)その3 Vol.2577
今、沖縄旅行の画像が道場に流れているが、
市場の写真、客船の上、砂浜の相撲、
荷物を運ぶ姿、軽トラックに荷を伴に乗り込むところ、
これって何んだ!!
海へ逢いに行ったのに、
残ったものは全て単なる観光旅行。
俺って観光旅行って好まないのに、
何んでこうなっちまったんだろうか。
「まあ、いいっか!!」
雀鬼
海が苦手な人が多かったのでしょうか、
ライフジャケット着ている写真もありましたし。
パラオの時は海、亀、サメだったのにな〜。
(恒)
今までの旅行は夢でこれが現実なのかもしれません。
あの今までの皆との海の思い出は
何だったんだろう(笑)
(小鉄)
■2013年7月10日(水)その2 Vol.2576
昨日のこと、
「あんたぁ、金曜日の5時に新宿へ来なさい」
と一報が入る。
どちら様かと思えば、
何んと「日本を美しくする会事務局」の
えらい立派な業務をなさっている新上様からの、
うむを言わせぬ命令でした。
「ハイ、承知致しました」
の言葉も出ない内に
「とにかく来いよ」
・・・で終わる。
雀鬼
☆桜井会長へ・・・おはようございます。
たった今、雀鬼会HPを見させていただきました。
ある方からの“通報”でした!
見て“ビックリ”読んで“冷や汗”と、
桜井会長に丁重にお願いしたはずの会話が
“出鱈目”だらけ!!!
これを見た、読んだ“雀鬼会関係者”や
“桜井会長の全国のファンの方々”に
“狙われる羽目になろうかと!”心配です。
関係者の皆さん!
けっして、桜井会長にそのような言葉は発しておりませんので
ご承知おき下さいませ。
何れにしましても、
今晩 桜井会長を新宿にお呼び立てしたのは
紛れもなくこの私めでございます。
ご勘弁!ご勘弁!
では、桜井会長!
今晩 楽しい夜に致しましょう!(笑)
新上政広 拝
■2013年7月10日(水) Vol.2575
「愛知です。
これからまだ旅鳥(たびがらす)中です」
羽生先生から、連戦の対局中の最中に電話を頂く。
「先生の場合は旅鳥(たびがらす)じゃなくて、
武者修行中ですよね」
と変わらず軽いノリから入る。
羽生先生はお仕事といえ
凄まじい勝負の日々を送ってなさる。
こちとらは沖縄へ遊びに行った後。
人間の器が違うと、
これほどまでも日常の行動も異なる。
お忙しいのに一時間余り、
俺にムダな時を下さる。
毎度のことながら、
言葉一つに軽さの中に深みを感じる。
羽生先生は富士の頂きから、
四方八方を眺められている方。
こちとらは名も知らぬ丘の上に立つのが精一杯。
違って当たり前なんですが、
羽生先生とは気持が合うんです。
雀鬼
棋聖戦は初の3冠対3冠対決で、
力が入る大勝負と素人は思いますが、
羽生先生は2つの防衛戦を、
力まずに挑んでいるのが素晴らしいです。
力まず自然体で臨む姿はやはり格好良いですね。
富士山から見渡す羽生先生がいる一方、
名も知らぬ丘は獣道や樹海みたいな所なんでしょうが、
素人は固くなって周りしか見えない状態から
脱することからやっていきたいものです
(牧野)
■2013年7月8日(月) Vol.2574
7時半過ぎ、四泊の沖縄の小っこい旅から道場に直帰。
誰も居ない道場だったが、
清川が行きも帰りも迎えに来てくれて、
清川の車の中でタバコが吸えて、大助かり(笑)
手荷物を預けていない俺だけ
とっとと空港の外へ、
機内で席の向こうに座ってた女優さんは
さあーと、タクシーに乗る。
俺も車の方がいいなーと
久らく空港内から出て来ない一行を一人で待つ。
電車か?と思っていたところで
清川の迎えで気分が変わる。
羽田からタクシーに乗って、
清川の仕事場へ着いたところに(有)清川組の文字が。
古い鉄管を積んだトラックがでんと構えている。
「かっこいい!!」
とつくづく思えちまう。
「これって相当古いよな」
「60年ぐらい前だと思います」
「これ、鉄じゃねえな」
「ハイ、混ざりものです」
鉄管を叩いたり、
中をのぞいて、匂いをかぐ。
力仕事ていうか、汚れ仕事、
やっぱかっこいい!!
ありゃりゃ、沖縄の話しじゃねえな、
ていうかさあー、
多分、俺ん中のギャップが出たんだな。
ちょっと前まで、
機内の一番前のファーストクラスに
身分不相応に座っていた俺の姿が
多分、かっこ悪かったのか、
気持だけでも土に還りたかったんだ、きっとね(笑)
それを清川に学びながら、
一時間弱で道場まで送ってもらう。
何故だか知らんが、
機内ではスタッフの責任者が
丁寧に挨拶してくるは、
トイレに入ろうとしたら、その人が
「中を点検しますから、少々お待ち下さい」
俺、テロリストかいな(笑)
他の人は皆さんすんなり用を足してたのに、
俺だけ何故だか、2度目の用足しの時も
その人が今度は
「掃除を致します」
と少々待たされる。
俺が見ている限り、
スタッフの方は一人もトイレに入っちゃいないから、
中の様子は分からんのにね。
何んか、変じゃねえ。
沖縄の話しは、又後でね。
ーとりあえずー
雀鬼
会長、皆様お帰りなさいませ。
たまたま間に合い、
お出迎えから町田まで会長とご一緒に来させていただき、
お土産話しを一番乗りで聞かせて頂きました。
多々事件は起こっている模様です(笑)
途中実家の会社まで寄って頂き、
ファーストクラスとは無縁の
汚い鉄管を見学されて行かれました。
ありがとうございました。
ファーストクラスのトイレの件は
恐らく会長が「会長」であることはバレてます、
と僕は思うのですが
小鉄さんは
「見栄っ張りの雀荘のオヤジに
付きやってあげてるだけだよ」
とバッサリ(汗)
こわいこわい
(清川)
■2013年7月2日(火)その4 Vol.2573
エリートとかセレブにゃ興味がないが、
前日行った病院の帰りに、病院の外にある薬局で、
典ちゃんや家人が俺用の薬を処方してもらっている間、
近くの公園で陽なたぼっこして一服していた。
少し離れたベンチに座る老年の方に目がうつる。
あの人と話してえなーという気分になる。
くちゃくちゃの新聞を読んでいた。
隣に行こうかなーと思ったら、
ベンチの横にその方の持ち物が置いてあるし、
その人は静かに目を閉じて下を向いてしまう。
多分、そこの公園の住人なんだろうが、
周りの光景に全くの無関心が伝わってくる。
同じ人間なのに、多分、あの方はホームレス、
こちとらは周りの力添えで病院もVIP扱い。
どこがどう違うのか、違っちまったのか、
俺には分からないが、
今でもあの時の方が気にかかっている。
あの方がシンヤや緒方や熊代と重なったのかなー(笑)
雀鬼
道場には「いい男」もいますが、
「ホームレス」みたいのもいます(笑)
みすぼらしい!汚ねえ!!
それが普通(笑)
それが味なんですよぉ!!
道場では笑ってます。
(しんや)
■2013年7月2日(火)その3 Vol.2572
今日日のブラック企業代表とされたものが
自民党から公認されるかうんぬんで
選挙に出場されるらしい。
言っちゃ悪いが(笑)、
ブラックじゃねぇ人が政治家になれるのかなー。
大きくなった企業の体質だって、
やってることはブラックがほとんどだろう。
俺の知人の何人かはブラック丸出しだったのに、
議員とか知事になっている。
大阪も役所関係に勤める方は
職務中にタバコを吸ったら減給だかの処分を受けている。
なるつもりはねえが、
俺がもし公務員だったら、即首だよな(笑)
社会制度って、たいがいは裏で
一部の者達の利権につながっている。
今日日の社会なら、
俺、選挙権なんていらねえな(笑)
雀鬼
■2013年7月2日(火)その2 Vol.2571
一応、今年6冊目なんだが、
改題された本が届く。
「みっともない男にならない生き方」
本はどうでもいいんだが、
珍しく初めて表紙に俺の顔がなく、
外国の小さな女の子が写っている(笑)
そりゃそうだ、
老いた病人の俺の姿やツラには無理がある。
それなのに、なぜか明後日から行く沖縄の孤島に
カメラマンの北村が突然仕事で入り込んでくる。
くたばりぞこないの俺の写真撮って、どうすんのよ。
半分、マジですよって(笑)
雀鬼
「みっともない男にならない生き方」は\945-で
フォレスト出版より7月5日発売予定です!
写真をどうするかは分かりませんが、
北村先生は仕事でもないと
中々、一緒に行く機会はないと思いますので、
楽しんで来てくださればいいなぁという気持ちです。
(緒方)