■2013年5月31日(金)その2 Vol.2520
おととい、12時頃になって、
理絵ちゃんが自転車を自分ん家まで走らせて、
北海道のラーメンを持って来て作ってくれる。
「完食!!」
旨かった。
そこから、体操が始まって、
ちょっとした体構えの遊びが始まる。
今までの指導の中で、
「相反するものを同時に出すと何かが生まれる」
やって、やるな、とか
彼等にはチンプンカンプンの問を投げかけて来た。
言葉がまっとうかどうか分からないが、
緊張と弛緩を体験してもらう。
これはどうにかそこにいた道場生達が
それなりに出来る様子。
出来た瞬間、皆んな不思議な感じの中で
いい顔している。
知識や技術でない体さばきがあるんだ。
自分達も普段の生活の動きの中で忘れちまった動きを
体験の中で実感していた。
あっという間に5時が過ぎて行く。
皆んな楽しそうだけど、
眠る間もなく仕事へ行かなきゃならない。
楽しいけど、社会生活を成すためには困ったこと。
「そういやよ、俺、病人なんだったよ!!」
俺も道場生も俺の病気のことを忘れていた(笑)
年老いて病人となった俺だったが、
そのまま朝を迎え、昼からの諸用を待っていた。
これじゃ、ダメだよな(笑)
雀鬼
相反するものを同時に…って、
理屈はわからずとも、実際に体験できてしまうと、
何これーっ!と、おもしろくてしょうがなかったです。
あっという間に朝でしたが、
そうでした、会長病人でしたね(笑)。
けど、安静にされているよりも、
体を動かしていたあの時間のほうが、
よっぽどお元気に見えました!
(理絵)
■2013年5月31日(金) Vol.2519
道場へ9時少し前にやって来ると、
名古屋から、わざわざ水谷先生がやって来てくれている。
水谷もパラオ仲間、
仲間と貴重な体験をして来た。
ところが水谷先生が一人ポッチで淋しそう。
誰かがいて、誰かさん達が集って来てこそ道場。
それなのに水谷先生、
何も出来ずにどこかに隠れてしまっている。
悪いなーと思う、スマンと思える。
俺も静かさを好むが、淋しさは苦手。
今日の道場は淋しいが、
俺、明日は都心まで出向いて、
日本の華やかな場に少しお邪魔する。
お祝いの席だが、
先日全勝優勝した大横綱の白鵬関も居る。
大お金持ちも有名人も沢山来ることだろう。
そこは我ら道場とは全くの別世界。
前は時々そういう世界におよばれして
顔を出していたが、
今の俺には「ちょっとね」という気持がある。
華やかな世界だが、病院よりいいよね。
雀鬼
平日に久しぶりに来させて頂きましたが、
スタッフ以外自分一人の状況に
なんだかポツンとしてしまいました。
それでもどんどん人が集まって、
ツッコまれたり体遣いを教わったりして触れ合っているうちに、
いつもの道場の仲間の感じが戻ってきて、
やっぱこれだな〜とうれしくなりました。
名古屋 水谷
■2013年5月29日(水)その2 Vol.2518
昨日なんか、深山にマッサージをしてもらい、
又めんどうとかけちまう。
終わって、さあすっきりしたところで、
「ネエ、どうよ、俺って、
いいとことか、役に立つとことかあんかい」
とたずねる。
橋本は機械に達者だし、深山は天下一品のマッサージ、
歌ちゃんは伊豆や東北の被災地や
俺ん家まで運転してくれる。
恒は道場の中心だし、
竹田も道場を思って熱い言動をしかと見せてくれるし、
理絵は手料理を皆んなに振舞ってくれるし、
シンヤは汗水たらして働いているし、
皆んなはいいとこいくつも持ってんのに、
俺って何んもねえよなー。
本心からつくづく思ってはく言葉に
返ってくる言葉はたいがい無理矢理作った褒め言葉。
それ却下!!が連続して続く、
一つも納得ある言葉が彼らからは帰っちゃ来ない。
やっぱねえもんを無理矢理さがすことに
すでに無理の様子。
ていうことで彼等もさがすことを諦めて、
「会長はいいとこ一つありません」
「会長はろくでなしです」
と小鉄が本音、本心でまとめてくれる。
若者達に迷惑かけ、世話をかけてばかりだった俺、
「納得です!!」
世のため、人のためどころか、
役立たずの能無し判断を身近な者達から受ける。
やっぱ仲間はいいもんです。
雀鬼
会長の世のため、人のためになることを
色々探したのですが・・・。
どの案も無理があり、
出た結論は
「役立たず」
会長は世のため、人のためになってません。
ただ、そこに仲間の輪があります。
ただ、それだけです。
(小鉄)
■2013年5月29日(水) Vol.2517
歯医者に勤める今川が
人の歯なんて40才ぐらいしかもたないもんなんです、
と言ってたっけ。
ばななさんのメールにも、
「50近くなれば、
小さいがんくらい誰にだってあるもん!」
そりゃそうだと思える。
人生50年って、医学や化学が発達しなかった頃は
人間なんか、自然に生きてれば、そんなもんでしょう。
頑張って生きる時代も必要でしょうが、
ある年を過ぎれば
頑張ってまで生きようなんてこと思う方が
不自然な時代なのかも知れないね。
今日は床屋に行ったら、9時半を過ぎる。
お気に入りの相性が合う
ヨシとヨネちゃんが担当してくれたんで、
気楽だった。
俺の行く床屋の社長さんはその業界じゃ、
とても偉くて立派な方らしいが、
どうも気が合わねえ(笑)
会えば、オベンチャラばっかりだから、
俺はそんなサービスはいらねぇ。
社長は下の階で仕事をしてたらしいが、
俺は2階で一人ボッチだから、
会わずに済んでよかった、よかった(笑)
「今から、道場に寄っていい」
多分、ダメなんだろうが、
「俺には行くとこねえんだよ」
と道場へやって来ちゃいました。
雀鬼
会長は自然を好み、不自然を嫌います。
小手先のおせじなんておきらいになるのは
あたり前ですよね。
自然を好むだけに
会長は「老い」をも受けいれ、
たのしまれているようで・・・。
人生における達人のように思えます。
(しんや)
■2013年5月28日(火)その2 Vol.2516
どうにか夜10時過ぎて道場へ、
理絵と哲と深山だけ。
今日のお目当ては悪いんだけど、深山君。
少々、体がヒイヒイいってんで、
深山くんに保護してもらいます。
そこへお家でゆっくり
たまの休養を取っていた竹田もかけつけてくれる。
「スミマセン、竹田」
でもねえ、今日は深山が必要なんです(笑)
俺の目を通さずして、
竹田大将とヤンマー大将で
東西戦の決勝のメンツ8名ずつが決まってるらしい。
誰が選抜されるのか俺も分からないが、
先日の試合で
「意識を入れ込まずに打てよ」
の指示を入れたのに
意識過剰の金が8ペナのマイナス202pと大たたき。
雀鬼会史上最悪の結果を
スタートから残してしまった。
これじゃ、先日決まった逆四天王は
誰一人選ばれそうもありませんね。
俺が一年かけても取れそうもないマイナス点を
たった一日3試合であげちまう金は
やっぱり化け物ですね(笑)
それでも本人は
紳士で良い人間と思ってるんだから、
世話ないね(笑)
雀鬼
久し振りに会長のマッサージをする事ができて嬉しかったですし、
会長が道場入られてすぐ「深山いた!」
と言っていただき、自分もありがたかったです!
そんな事で、竹田さんには申し訳ないですが、
本日は自分が会長を保護(?)させていただきました。
先日の試合前、確かに会長は
「意識を入れ込まず、入れ過ぎず打つ」とおっしゃっていて、
自分はそれで、
いつもより少し入れ込み過ぎずに打てたかなと思います。
でも金さん、赤200アップは…
そういえば、昔、現四天王の一角を担うお方が
似たようなポイントを叩いてたような気が…
やっぱり四天王は化物です!(笑)
(深山)
■2013年5月28日(火) Vol.2515
サンマーク出版のゲラをやっつけて、
かけ足で孫の誕生日のプレゼントを買って、
遅れたんでもう一つ買ってあげて、
「食事は・・・」
「お寿司」
の声で、
何年か前によく顔を出した職人の寿司屋に。
「先生、お久し振りです」
近辺の大人達が魚をつまみに
旨そうに酒を飲んでいる。
側等で家族6人が割り込んで
寿司をつまむたんびに、
「マスター、おいしい」
と大声を上げる。
大人の店なんで、
騒がしくてすみませんと頭を下げておく。
幼い孫達にはファミリーレストランの方がよいのだろうが、
孫が頬を俺の体に寄せて、
「ジージと行くお店ってなんでおいしいの」
と嬉しがる。
あと一月もすれば、多分、
今までの生活は変えられそう。
それが嫌なんだよな(笑)
しばらく下北沢には行ってないが、
下北作家支部長のばななさんも
どこかへ引越しするらしい。
「会長、人生に飽きないで下さい」
何よりの俺らしい言葉を
又も投げかけて下さる。
イタリアじゃ、ばななさんは、
村上春樹に並ぶ人気作家と書かれたばななさん。
それに比べりゃ俺なんか隅っこの方で
いたずら書きしている程度のままで居ますよって。
それにしても、ばななさんも
検査にもばっちりひっかかったらしい。
よかないことだけど、
また共有しちゃっています。
俺の方もばっちしです(笑)
雀鬼
ばななさん、お引っ越しの人生の旅ですね。
下北のおうちは、りえちゃん、ナルちゃん、マンちゃんで、
マリオカートした、私たちにも思い出があるおうちでした。
そうですよ!会長が飽きないうちに〜、私たちの町田のおうちに、
(ひっかかり中ですからね、無理ない時に!)
遊びにきてくださいませ!
担当 今川です〜
■2013年5月26日(日)その4 Vol.2514
今期2回目の順位戦。
恒が25pの金星コースに位置して、
千葉の操はまさに3日天下で終わる(笑)
名古屋から移籍してきた竹田は、
本部でも今や中心的存在だが、
今日は大阪から仁尾もやって来て、
順位戦で16p、東西戦で合格点のB評価を取って、
数少ない高槻塾の存在力と実力を残して、
新幹線で帰っていった。
道場も細々だが、
地方の子等とも細々とつながっている。
25年、俺が垂らした細い糸に何人もの者達がぶら下り、
その糸も弱ってきて、いつ切れてもおかしかない。
切れて落ちたら痛ぇだろうなと、
俺が一番感じている。
雀鬼
今日は順位戦を含めひさびさの試合にも参加させていただき、
試合では合格点をいただき、
順位戦では金星には届かなかったですが、
16ポイントとることができました(^_^)v
それにしても名古屋から竹田さん、渡部さんをはじめ、
存在感をだす者が多い中、
高槻で本部で存在感をだせるのは僕くらいのもので、
あとはつまらない揉め事や
小博打や酒好きが多いだけで時々嫌になります(泣)
東京に住むのは無理ですが、
どこでもドアがあれば間違いなく毎日本部にいきたいです(笑)
(仁尾)
■2013年5月26日(日)その3 Vol.2513
出版社からのゲラをチェックしながら、
飽きると道場生が持って来てくれたマンガを読んだり、
ムコ殿が借りて来たDVDを見たりしながら、
我が家に棲む。
マンガの世界とは長い間遠ざかっていたし、
映画館にも行かないが、
ムコ殿は流行りものじゃない
昔のDVDを借りて来てくれる。
俺が借りたやつは、たいがいつまんねえんだが、
ムコ殿は当たりが多い。
彼はニューヨークで学生時代を過ごし、
映画の勉強もしたらしい。
娘の留学費もかなりかかったが、
ムコ殿はそれ以上のお金を費やしたらしい。
それに比べりゃ、俺の学費なんて、
カスみたいなもの。
お金も努力もかけなかった分、
やっぱ俺は「愚か者」ですね(笑)
雀鬼
会長の当たりを多く選べるなんて、
機会があれば、過去どういう作品がヒットしたのか、
お伺いしてみたいです。
(緒方)
■2013年5月26日(日)その2 Vol.2512
この前の検査の日、
タクシーに乗る前に一服させてもらう、
目の先に宝くじ屋の小屋が見れる。
ドクター、買って来てよと
一万円札を渡す。
配当は4人で分けような、
と検査の前の遊び心。
何のくじだったか知らないが、
俺と家人に950円づつの配当が袋に入って、
ドクターが届けてくれる。
カスだったら好きなビールを飲んでね、
とドクターに申し付けていたのに、
しっかり四分の一づつに分けるのもドクターらしい(笑)
雀鬼
俺デジタルなんで、雀鬼流でよくある
「だいたい」とか「八割方」とか無理!
小島かほりさん風に言えば、
「キッチリな!」
(Dr.清水)
■2013年5月26日(日) Vol.2511
病気なのに、寝たのは昼頃、
遠くから、孫達の響く声が伝わってくるが、
心身が起きようとしない。
やっと起きて、大相撲の白鵬の全勝優勝を見る。
強いというより、心身が自由自在に動けている。
部屋を出ると、孫達は消えていた。
「ゴメン!!」
この日は小学2年生になった孫の誕生日だった。
俺と一緒に誕生日のプレゼントを
買いに行きたかったことだろう。
「ゴメンネ、
後日、都合をつけて行こうネ」
道場にその足でやってくると、
皆しての順位戦の合い間に、
東西対抗戦もやってる。
互いが助け合って
めんどうを見合っている。
かつては俺が一人でめんどうを見て来たことを
今は皆してやってくれている。
ふとソファーを見ると、
熱血ライターの神山が座っている。
そうか、5時に待ち合わせだったっけ。
すっかり抜けていた(笑)
月曜日には一卓も立たなかったらしいが、
今日は表立った者を中心に
試合が5試合あるので集まって来ている。
道場の日々は
10人余りの近所組で成り立っているが、
遠方組には逢える日も少ない。
かつて、下田から牧野、日立からしげるの遠方組が
休むことなく通い続けていた。
今思えば、彼等の日常は途方もない道のりだった。
強烈な猛者の姿は消えたが、
その分、竹田や渡部が近所組に加わってくれたことで
方向性に変化が見れる。
雀鬼
ハイ、日立や下田から
ほぼ毎日通っていたしげるさんや牧野先生は凄いです。
会長や仲間の事が本当に大切に思うから
出来た行動だったんだろうと思います。
自分は4月からご近所組でやらせて頂いてますので、
毎日晩ご飯食べに歩いて来る事だって出来る距離です(笑)。
自分らは猛者と言うには程遠いですが、
道場の近くに住んでいるので、
お互いに助け合いながら
道場生らしく行動したいと思います。
(少年)