■2013年4月29日(月)その2 Vol.2480
黒軍団強し、
金さんがさっそく起こしてくれた
不始末の後始末のために、
竹田チームが返せない義理のために、
竹田リーダー、渡部班長のもと立ち上がる。
今も、トップ卓で黒軍団の
竹田、渡部、川原、ナルコの四人で、
金さんが一日で作ってしまった
不義理の利子を稼ぐために闘っている。
それに比べて、
ピンク軍団の理絵チームは弱しを見せつけている。
今だ班長に任命されたパゲラは
今20連敗中の敗北試合中で
得点もゼロから抜け出せない。
「悪が栄える」が世の習わし。
道場にまで黒軍団の強力な力が動き出した。
番付表を見ると、
黒軍団が上位を占め、
ピンク軍団はリーダー以下8名が全員、
下位に名を並べる。
雀鬼
借金返済のため、黒軍団一致団結して頑張っております。
ただあまりの多額の借金の為、利子の返済だけで精一杯ですが、
元本を少しでも減らし完済目指してまだまだ闘います。
(黒軍団リーダー竹田)
■2013年4月29日(月) Vol.2479
昨日の順位戦は本戦が6試合も合い間に入ったんで、
20点越えの金星は出なかったが、
今日はゆっくりのんびりと7時に道場へ来ると、
すでに竹田と小鉄が20点越えをしている。
昨晩は心身が参っちゃって言うことをきかなかった。
麻雀を数局打っても
「感覚が出て来ない」
ただ打ってるだけの自分に
みんなの気持が少しだけ分かる(笑)
早めに帰ろうとしたんだが、
竹田チームから開始3日目で紛争が勃発する。
シャボが「何かあっても切れるなよ」と、
竹田チームの一員として言葉を述べる。
金が切れる。
スポットに段々入って行く。
側に立つ金に「金」と呼び掛けるが、
己の前面に気持が囚われて、
すぐ後ろの俺の存在に気付かない。
遠くのシャボが
「金、会長がお呼びだよ」
「そりゃねぇよ」と、
竹田リーダーが金の頭をそっとハタいて、
2人して頭を下げに来る。
その姿に型だけを感じる。
「怒るなよ」「切れるなよ」と、
シャボの声がしたその5分後に、
奥秋に向かって、
「お前に俺の何が分かるんだ」
と、本気でキレた金が席を立って奥秋に向かう。
何人かの道場生がまぁまぁと金をおさえる。
我々人間の先人達が成し続けてきた怨念が
金ん中で爆発する。
人が歴史で作った道に怨念がある。
今だって沖縄の人達が
政府や本土の人達に向かって
「私達の気持が分かるのか」
と声を上げている。
大人達が作った戦争で、
一番最初から多大な被害を受けた沖縄の人達。
国のために犠牲になった上で、
終戦後、日本領土から切り捨てられ米国下へ。
その後、領土返還があったとしても、
外交戦略上の基地問題を小っこい島がおぎなわされてきた。
沖縄の若い人達に本土をどう思うかとたずねると、
「くやしいです。殺したいほどの憎しみもあります」と
何人かの心の中の言葉が返ってきた。
そこにも怨念がある。
「傷つけ合って生きる人間」
人間の本性っていつの時代でも変わらず、
時代に人の性となって残っている。
この世が出来る時代に行きたくなる時がある。
この世で生きて、この世からいつか去る。
「怨念と恩念は似て非なり」
雀鬼
『先人達が成し続けてきた怨念』という言葉を読んで、
自分はそういうのと関係ないと思っていましたが、
影響を受けていたんだ。と思いました。
夜遅くまでいろいろお騒がせしてしまい、
本当にすみませんでした。
(金)
■2013年4月28日(日)その5 Vol.2478
子供の頃に学校の先生や親に、
「よそ見をするな!!」
と叱られた落ち着きがない悪がき。
ところがねえ、俺、
月例会や順位戦で麻雀を打っている時は
よそ見だらけで打っている。
よそ見運転は事故のもと、それも分かる。
だがね、俺って、一点集中型とか、
一本に囚われる事を嫌がって、
普段でも多分よそ見ばかりで歩いて来た。
よそ見ってさあー、
自分以外の他の対象物を
視界の中で捉える事にもなるんだよね。
だからねえ、目の前の人と話していても、
通りすがりの人や、
周りの人の動きまで見えてきちまうんだ。
後ろには目が無いんだが、
何となく後ろ側まで分かっちゃったりね。
逆説かもしんないが、
俺は子供の頃のまま、
ずーとよそ見しながら生きて来ている。
他の人を気遣うこともよその人を見ることだよね。
今日も試合があって、
目の前に集中している奴はミスしたり、
起きていることを勘違いしたり、見落とす。
おめえ等、少しはよそ見て打てよ、と言っちまったが、
これって、余裕が無ければ
かえってマイナスの分野だよなー。
ですから、くれぐれも利口な方は
マネしないで下さいませ(笑)
雀鬼
よそ見をして周りを気遣う。
言葉では簡単ですが、ものすごく難しいことだと思います。
ただの気が散っているだけになったり、
よそ見運転で事故を起こして、
他人や自分を傷つけるわけにもいきません。
大事故が起きるよりかはと、
前だけに集中しがちですが、
道場にいる間、雀鬼会の時くらいは
皆でよそ見を楽しめたらと思います。
(ヘッド)
■2013年4月28日(日)その4 Vol.2477
順位戦を一回打たしてもらったら、
選抜の試合が3試合同時に始まった。
打つ選手達の微妙な変化も見逃さず、
起きている現実、状況、状態を
しかと突っ立ったまま観る。
しかし、残念ながら観ることも突っ立っているのも、
凄え負担に感じて、座り込んじまう。
「審判、指導はこれほどまでも疲れるもんか」と、
今さらながら、25年やり通した事に
我ながら、体力気力の存在にびっくりしてる(笑)
やって来たこと、出来たことが
一気になくなっている今日この頃です。
雀鬼
気持ち、手順、動作、卓の流れなど
色々チェック項目があり、
中々見抜いたり、気づいたりすることができませんが、
審判力を少しでも多くの者が身に付け、
会長にはゆっくりして頂きたいです。
(竹田)
■2013年4月28日(日)その3 Vol.2476
投票箱が開けられて、チーム発表。
メンバーの入れ替わりがあって、
恒チームと竹田チームが13名づつの大所帯。
恒チームには小鉄、深山、シンヤ、哲と、
金星、班長クラスが並ぶ。
その中から、哲が班長に任命。
竹田チームにはシャボ委員長が移籍して、
竹田チームを内部から問題解決に挑むが、
トラブルメーカーのヘッドと金と辻岡が
3人そろったら、シャボも力も及ばないことだろう。
班長は名古屋から移籍して来たばかりの渡部が新任。
女手一つで情緒不安定者を8名集めた、理絵チーム。
確かにメンツは危いのばっかり(笑)
その中でパゲラが班長。
人数は8人入ってくれたが、困難なメンツだ。
順位戦では覇者を3回もとった歌田弱小チームは
今回も不人気で、総勢4人。
ポイント的には当てになるシゲルがそのまま班長。
前回、大勝したヤンマー帝国から、
強豪がズボッと抜けて、たった3名。
今川班長と牧野先生の3人で
大国の軍勢を囲えた恒、竹田軍と闘う・・・。
そりゃ、無理。
今期はいいとこ理絵、歌田チームと
ラス争いをして下さいませ。
雀鬼
前回が強すぎたので何人かは抜けるだろうな〜、
とは思ってましたが、3人って。(笑)
帝国は崩壊しちゃったので落人として
ラス争いがんばります。
(ヤンマー)
■2013年4月28日(日)その2 Vol.2475
昨日は早く帰っちまって、罪悪感があった。
何時なら順位戦は頃合いを見て現れるんだが、
ヨシ、明日はこんな状態だからこそ一番乗りしてやろうと
目覚ましをかけて、無理矢理眠る。
昨晩、孫達が全員集合して、
我が家に泊っていた。
孫達の高い声が届く。
目覚めると、目覚まし時計の4時間前(笑)
目は覚めたが、
体が言うことをきかない。
部屋から出られず、
ジーと、回復を待つ。
ところがこの頃その回復みたいな心身が
全く戻って来ねぇ。
この頃、自宅にこもっている時に
ふと、ここは病院の特別室かいなと、
たばこをくゆらす。
昨日から、ラーメン一杯を3人で食らっただけ、
それじゃ体力は戻らねえよな(笑)
一番乗りだと道場に来ると、
最初の一回戦を迎えるために
すでに20名余りが集まって来ていた。
出遅れです。完敗です。
間に合っちゃいません。
一日、長い順位戦の他に
選抜の試合が6試合もある。
とても今の俺には保てない。
今日くたばったところで帰りますわ(笑)
雀鬼
■2013年4月28日(日) Vol.2474
若い頃、短気だったから、
ものごとをさぁっ、さぁと済ませるのが習わしだったが、
昨日は活字を追うのも、
人と語るのもかったるさを感じて、
12時前に急にタクシーを呼んで帰宅してしまう。
何ごとよと、道場全員が道路まで
ありえねえって顔して送ってくれる。
タクシーに乗るとすぐに運転手さんが、
「生徒さん達ですか?」
まあそんなもんなんだが、
言葉がつまる。
「皆さん、学生ですよね」
エッ!!それは違う、てことで
「いやいや、彼等は30代、40代ですよ」
カバンを持って出てくれた熊代や橋本、
それに恒やシャボや小鉄、シンヤ、歌田達が
どうして学生に見えちまったんだろう。
年を食っていても、俺と道場生のふれあいの瞬間が
先生と学生に見えたのかも知れないね。
俺はどうしようもねえ奴だったから、
シャボとシンヤの体調の元気さに
少し救われた気分でした。
雀鬼
確かに道場では皆出逢った頃の年齢で止まっていて、
20代くらいのイメージなんですが、
気づけば、皆30代、40代なんですよね。
高齢化している道場ですが、
新屋や小鉄などその時々で活きの良い道場生がいるので、
少しでも会長に良いモノをもって帰って頂ける様、
皆で良い雰囲気作りをして行ければと思います。
(シャボ)
■2013年4月27日(土)その2 Vol.2473
パゲラが警備の仕事をしてる話から、
万引きしたことあるかと聞くと、
小鉄さん以外、全員がハイと答える。
俺は自ら「我れ悪党なり」を名乗っているが、
小鉄さんは人生で悪さをしたことがないまっとうな方。
幼少の頃から、秀才、天才の道を
ただまっしぐらに歩いて来なさった。
「ノーベル賞はとられたんですか?」に、
「チョクチョク、そんな話があります」
の声に全員納得!!
こんな偉くて、立派な方と麻雀を打ったら、
一打、一打に数学と物理学、
科学がしっかりとつまっていた。
定理で打つ小鉄さんには
雀鬼も完全に完敗でした。
天文学的秀才の上で
神と並び称されるほどの善人が
まさかこんな身近なところに存在したとは
灯台もと暗しですね。
能ある小鉄さんはツメを隠して、
バカで悪どい奴等の中に
紛れ込もうとしていなさるが、
バレバレですよね(笑)
雀鬼
まっとう、秀才、立派、神、善人・・・。
なにはともあれ、仲間に入れて下さい(笑)
(小鉄)
■2013年4月27日(土) Vol.2472
何時間か寝て、早朝の四時に目覚める。
世間では連休に入ったのかな。
昼間っから孫達が集って来ていた。
陽が射している。
久し振りに外で小っこい虫を探して遊ぶ。
家に入ると孫達はゲームに夢中。
俺は用なしかと、
ふらふらしながらも
道場に夕暮れにたどり着く。
スタッフ以外誰もいない。
明日と明後日は順位戦が入っているから
体力を蓄えているのかも。
三期目のチーム戦、
チーム分けはいまだ投票箱の中。
5つのチームに誰が入るのか、
また楽しみと困難が待っている。
5時を過ぎた今、一番乗りが小鉄、
一歩遅れてパゲラが入って来た。
俺がもたないんで今日は早く帰ろ(笑)
雀鬼
連休に入る土曜、出遅れたと思つつ5時過ぎに道場へ。
何か静かだと思ったら、小鉄さんがただ一人。
会長が帰られる前に皆さん早く来てください。
(パゲラ)
■2013年4月25日(木)その2 Vol.2471
原稿の仕事をやってたら、
俺を一回り超えたお爺ちゃんが入って来て、
「社長いますか」
今じゃどこにでも居そうなお爺ちゃんだが、
俺が大学を終える頃に覚えた麻雀を打った知り合いで、
俺の側に座って昔話しを始める。
「もういいよ、そんな話」
そのお爺ちゃん、俺が若かった頃、
極道をやっていた。
久らくみんなの麻雀を見ていた。
昔、本職が博徒だから、
いまだに賭け事が好きらしい。
どうもあの年になっても、
小田原競輪に行ってスッカラカンになって尋ねて来た。
帰りがけ、ちょっと外へ呼ばれる。
「2〜3日でいいから・・・」
「いいよ、返さないで」
その合い間に、
スポーツマンらしい大きな人がやって来ていた。
「何のスポーツやってんの」
「プロ野球です」
それから久し振りに、
その選手と体使いをやったり、
痛んだ筋肉をほぐしてやる。
一つやるごとに
「不思議ですね」と
初体験が楽しそう。
「今は2割3分ぐらいかい?」
「ハイ、2割4分です」
元極道が来たり、
プロ野球の現役選手が来たりで、
来訪者もそれぞれだよね。
50mもまともに歩けないのに、
31才の野球選手と体を使って遊ぶ。
こんな時だけ
俺の方が強そうだったよね(笑)
雀鬼
スポーツ選手と体を動かされているときの会長は
とても楽しそうです。
そして相手のスポーツ選手も楽しく学ばれている様子。
頻繁にびっくりされていますけどね・・・(笑)
(竹田)