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■2013年4月25日(木) Vol.2470

俺に楽しみなと、時折り席にコミックが置いてあって、 選んだのが安部譲二さんの「レインボウ」という 今やなくなっちまった仲間意識のマンガ。
江戸の昔、命をかけて一頭のくじらを追う海辺に棲む人も 今日日とは違った仲間意識が強かった。
この本を持ってきた熊代がさっそく効果を出して、 月例会で2ヶ月分のトップ得点を一度であげちまう。 雀力がない熊代が、あの時だけは化けたね。
仲間のためなら黙って痛い方や苦い方へ身を置く。 男ならそうありたいもんです。
たかが一ヶ月の順位戦だったが、 色んな道場もようが浮きあがって来て、 見所が沢山あった。
リーダー、班長の8人がいて、 何人かが棒倒しのごとく、群がって来る。
覇者はほぼ何人かの競いとなるが、 一日の試合にかけて しっかり打てたその日の金星獲得者、 一点を取りに来る爆弾クラス、 そして一ヶ月で存在感を見せた シンヤ、水野、哲の三賞獲得者。
こいつらが又いい味を足してくれた。
「勝つことじゃなくて、  参加すること」
に意味が残った。
それに仲間意識を加えた者が輝くんだよね。
久し振りに安部譲二先生と話す。 男の筋を通す方。
「今、道場で俺を含めて、  レインボウブームですよ」
「ありがとうございます。  くれぐれも先生の周りの若い方に  お礼を伝えて下さい」
くれぐれもが何回か続く。
「皆さんにお逢いして、  お礼を述べたいです」
つくづく俺の人生も 若い道場生の仲間達がいなかったら、 つまんねえ人生になってたことだろうな。
ありがとうね、 道場生の皆さんへ。

         雀鬼




会長がいて、仲間が居るからこそ楽しめたり、 苦しい時でもがんばれたりするのだと思います。
この場に居れるありがたさを感じながら、 少しでも仲間の為に返して行ければと思います。
(熊代)

■2013年4月21日(日)その3 Vol.2469

道場の企画が連続であって、 まあこっちの方は楽しいんだが、 今までなまけてたせいか、 締め切り、締め切りの原稿が並んでいる。
やっても、やっても終わらないし、 こっちは少々仕事がからんでいるので、つまんない。
今日時間に追われて、出かける仕度をしていたら、 アオちゃんが、待った!! と飛び込んで来る。
何日遊んでないんだろう。 遊んであげる時間は無かった分、 ギューと何分も抱きしめて、 裏の廊下から、そーと表に出て、 「ゴメンネ」と三度つぶやいちゃった。

         雀鬼




もっとアオちゃんと道場んとこが 近くにあったら、いいんですが・・・
今度、道場にきてくださいね! としか言えません・・・
本当にゴメンネェ、アオちゃん!
(シンヤ)

■2013年4月21日(日)その2 Vol.2468

元下北組の平本と哲が仕切った月例会、 町田道場のムードに彼等も段々と溶け込んでくれている。
昨日は札幌の麻雀教室のお母さんが 麻雀を打ちに来ていた。
俺は隅っこで麻雀打ってたら、 「別世界みたいです」の声が届く。
牌を打ちながら、 「そりゃ、そうだ」とつぶやく。
母さんが通っている女性麻雀教室とかには 10数年前にゲストで呼ばれたことがある。
「どこかに麻雀が弱くなる教室ってあれば、  通いたいんですけど」
「無理です!!」
と道場生の声。
「ならば、お前等、弱っちいんだから、  どうしたら敗けるのかを教えてよ」
「それは現状点棒があっても、  逆転されるんだと思いながら打てばいい」
とナルコの答え。
分かったよと、 その策を今日の月例会で使わしてもらったんだけど、 逆に点棒が増えるだけで、 俺にはナルコの技は使えなかった。

         雀鬼




久し振りの仕切りでしたが、 哲と自分で最後までできてホッとしました。 周りの人達との触れ合いを楽しんでいきたいです。 今日は一日ありがとうございました。
(平本)

初めて月例会の仕切りをやらせて頂きました。 あまり上手くしゃべれませんでしたが、 またやってみたいです。
(哲)

赤100UPはかたいと思ったんですが・・・。 「負けよう」と思って負けるのは 難しいんですね。
(ナルコ)

■2013年4月21日(日) Vol.2467

チーム順位戦最終日、 今年一番の盛り上がりがあったよね。
爆弾(ゼロ点)を抱えた名古屋の小笠原が 16戦でやっとこ解除。
本部の梅も、俺に活を入れられながら、 何と最終戦で男になれた。
覇者は6期振りに歌ちゃんが復帰して、 3度目の覇者に輝く。
金星も四つ重ねて、 総合ポイントを161ポイントの記録を作る。 2位の恒も137ポイントの大会記録。
チーム戦は前発表通り、 ヤンマーチームがシャボ班長と強力チームを作って、 596pのダントツトップ、 2位はチーム内紛が起き、 悩みっぱなしの竹田リーダーチーム。
新チームの恒のところが3位で 弱者が集まった理絵チームがビリを逃れ、 覇者になった歌田チームがビリ。
大阪や名古屋、九州から参加して、 遠方のハンデをクリアして、 気持で爆弾を解除してくれたが、 大阪の田原と牧井という奴だけは 爆発しちゃったね(笑)
色々事情があるだろうが、 やっぱ気持の問題で道場は動く。
今期の3賞は 4位の理絵チームから焼いも屋の水野(82p)、 3位の恒チームから哲(82p)、 同じく得点はリーダー、班長10人の中で 一番最下位得点だったシンヤ(46p)が チームにかかわらず、 全てに参加して盛り上げてくれたことを評価する。
今日は連日して、今から月例会だが、 昨日の順位戦を越える盛り上がりは期待出来ない。
でも月一回の月例会は俺も参加して楽しめる。 まぁ、のんびりと打たしてもらいますわ。

         雀鬼




焼イモ屋の水野です。 理絵チームは麻雀は弱くても明るく楽しくがモットーで 遠方組ばかりでしたが、 一緒に盛り上がれてすごい楽しかったです。 あとポイントが残ったのはお芋パワーですね。 やっぱりお芋はエライ!!
(水野)

今期は本当に盛り上がりました。 個人戦だった時より卓も多く立ち、一人一人が チームの為にという姿勢でやっていたと思います。 また来期も楽しんでいきましょう!
(哲)

■2013年4月20日(土)その2 Vol.2466

四月も後半、春なのに外は冷雨。 道場は全員集合てことで熱気があふれる。 集まってくれた道場生達の行動が 俺を温めてくれる。
その上、水野が日本一旨い焼イモの差し入れで、 心身が温まる。
ひまだったら、 道場のソファーで横になろうと家を出て来たんだが、 珍しく卓に突入して、10回近く打ってしまう。
上位卓でトップを取ると 一度に七ポイント以上たたけるのに 俺は毎度、一番下のクラスの隅っこで打つ。
トップを取っても一点、 その上、俺だけは昇格卓なしのゼロ点。 何度トップを取っても、 ゼロ点からの脱出はなし(笑)
それでもそこそこ楽しんでいたら、 下手ッピィが集まった卓で 俺の点箱が空になる。
めったに起きないことが起き、 大敗したのに笑いがこぼれる。
勝っても楽しかないが 大敗は嬉しいもんなんです。
でもね、その後は連続でトップ取っちゃって、 すぐに帳尻を合わしちまう。
1時から始まった順位戦も8時間がたった。 トップ争いの恒は得点を稼げず、 小鉄が皮肉にも大たたきしている、
残り試合も少なくなった、 恒ちゃん又2位かいな…。

         雀鬼




恒さ〜ん! あとちょっと、どうにか!
(緒方)

■2013年4月20日(土) Vol.2465

第二期のチーム順位戦の今日は最終日。 歌田と恒が2p差で首位争い。 ある意味見ものの結末が今日決まる。
恒は今日長い試合が続くのに、 昨晩も深夜遅くまで俺と放課後をつき逢ってくれた。
「ヨシ、今日は恒と小鉄のために俺も早く出よう」
と、眠剤飲んだのにほとんど寝ずに今道場にいる。 仲間を思う気持を大切になしただけ。
日常の生活の中で、 そういう気持が素直に伝わってくる者が 10名ぐらいいる。 親友でも友達でもない何かが通じ合う仲間。
麻雀が強いというより、 通じ合える仲間達が中心になって道場がある。
能力も学歴も年齢も関係ねぇ、 仲間心を持った者達。
それに近づく気がある者に よい変化が見れる。

         雀鬼




会長にそう言って頂いて、 素直に嬉しかったです。ありがとうございます。 道場での仲間。喜怒哀楽全部あって、 そんな触れ合いの空間に居させてもらっているのは 本当に恵まれているなーと思います。
(小鉄)

■2013年4月19日(金) Vol.2464

こんなドシロウトの書いた本を 本物の作家さんであるばななさんから
「読了しましたよ」
と、毎度のメールを頂く。
当り前のことなんだけど、 ばななさんが寄せて下さった寸評はまさに的確。
書いた本人にも分からなかったことが、 ばなな先生のおかげでなるほどと深まる。
「なにかを決めたり、 人になにかを指示したりすることを 重ねれば重ねるほど、 どんどん自分が悪いことをしている感覚があります」
これにはこたえましたねぇ(笑)
自分も我が家では大黒柱。 道場に来れば指導する立場。 指導とか指示とかは上から目線。 やっぱ俺らずーとそんな立場に納まってんで、
「我れ悪党なり」
なんですよね。
この頃やっとこ自分の著書に 恥ずかしさやいやしさを感じて、 今までは恥知らずで 何人かの先生方に贈呈してたんですが、 こんな俺でも恥を感じて、 ばなな先生にも贈呈するのをストップしていたんですが、 ばなな先生、御了承して下さいませ。
これからも全てシロウトのまま、 マイナー感覚で行きます。
その分、
「バカな男は益々磨かれてます」

         雀鬼




やっぱし文通ですよ!! 会長とばななさん、 そして私、今川はばななさん担当ですからね〜。 女子会、女子会〜! お忘れなくです。
(今川)

■2013年4月17日(水) Vol.2463

原稿書いて、 取材とか打ち合わせやったら、 もう10時。
今は気が向いた時だけ ちょこっとだけ仕事をする。
家の家人もたいがい外出だが、 たまに家事をしている。
これじゃ2人して なまけもの夫婦だよね(笑)
今日は平日ってことで道場生が少ないが、 昨日は順位戦があって、 2週連続で落ち込んでいた歌ちゃんが金星を取って、 千葉の和田操と大阪の氏本が爆弾解除。 残るは梅一人だけかな。
個人レースも、 歌田が118p、恒が116pと並ぶ。
この頃60年振りぐらいにコミックを読み出していたら、 竹書房さんから知らぬ内に俺のコミックが6巻も出ていた。
でもね、このコミックすら、 俺自身、読んじゃいないんだ(笑)

         雀鬼




今は無き「近代麻雀ゴールド」に連載されていた 「Shoichi」から 近代麻雀コミックス、B6廉価コミックスで三回目の出版と 長い間読者に読み続けられてきた麻雀劇画の名作です。 僕にとっても生涯忘れることのできない作品です。
「黄昏流星群」「レインボー」もいいですが、 この作品の主人公はやたらと麻雀が強いですよ。 会長、一度読んでみてください。 会長によく似た主人公です。  生まれも経歴も似てますし、 何と言っても名前が同じくらい似てます。
義理・人情でしか代打ちをしない、 しかも負けるくらいなら死んだほうがましだという覚悟で 勝負の場に行くスーパーヒーローです。
読んだらきっと この主人公と勝負してみたくなりますよ。 きっといい勝負になるでしょう。 見てみたいな。
(宇佐美)

■2013年4月14日(日)その4 Vol.2462

一冊のコミックから始まって、 何人かの道場生達が 「おすすめ」のマンガ本を持って来てくれたが、 たいがい数ページで投げ出しちまう。
そん中で熊代からのおすすめが「当たる」。 初版が2003年だから、10年前のマンガ。
レインボウ(二舎六房の七人)という本で、 原作は安部譲二さん、 作画は柿崎正澄さんのお二人の力作。
「戦争に負けて十年、  日本はボロボロで住む家もなければ、  着るものも食べものもない。  大人がやった戦争のあおりを  これでもか・・・と、食らった」
戦後の浮浪児達が なげかわしい社会の中でたくましく生きる。 これでもかという悲惨さの中で、 心と体を傷つけられて、 男の子としての仲間を大切に生きる。
話が進む、全巻22巻、すでに半分以上読んだ。
俺が子供の頃、近辺でも確かに この物語に近いことが起きていた。
「子供、少年達よ、醜い大人達に敗けるなよ」
当時を思い出しながら読む。
原作の安部先生とは久しお逢いしてないが、 俺の雀鬼シリーズのVシネマにも 安部先生には出演して頂いたり、 何かと良い縁を頂いた。

安部先生、お元気にしてらっしゃいますか、 お体を大切に・・・・。

         雀鬼




「愛と勇気の物語」と題されたこのマンガは 次から次へと起こる困難にも 真っすぐ立ち向かって行く七人の少年達の 熱い青春時代の物語です。
男らしくて泣けるマンガなので、 まだ読んだ事がない人は ぜひ読んでみて下さい。
(熊代)

■2013年4月14日(日)その3 Vol.2461

選抜本戦の試合があった。 卓評価点、合格点は12ポイント以上、 20点が満点だが、 2つの試合で下のクラスが5点で 上のクラスが4点どまり。
上のクラスが下のクラスに 敗れることがざらだからこそ、 全体の評価点が上がらない。
5クラスあって、せめて上の3クラスぐらいは 10点越えは出来るはず、 時折り個人的な悪癖を指導すると、 その時は徐々に修正が効くが、 すぐに又、自分に戻ってしまうのが、常である。
人って、自分のことすら気づかないものなんですね。 評価点上位のA(5点)A´(4点)まで行かなくとも、 せめて中間層のB評価の 3点クラスの打ち手が増えなければ、 試合はあっても成立しない。
決して力味を入れず、 思考と行動をスムーズに済ます。 ただそれだけなのにそれが出来ない。
自分で良かれと思っている思考や行動に 異和感が入り込んでいることすら気づけないのが、 人間の性なんでしょうかね。

         雀鬼




現状ではBの評価をとれる人がほぼいない状態です。 その人の持つ悪いくせが出ていると どうしても打てなくなります。
自分自身が長年もっているものだけに 修正するのは大変ですが、 試合の時やその後などに教えて頂いているので、 少しでも治まるようにしたいです。
(ヤンマー)


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