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■2013年2月9日(土) Vol.2380

他分野なんで最初は訳も分からず、 出版社から依頼されるまんま何冊も出版物を出して、 身近な方々にもお送りしていたんだけど、 出せば出すほどなんかみっともなく感じて、 この頃身近な方々に送らずにいる。
俺が書き出すものなんか 縁台将棋か野っ原の草野球程度。
それはハナっから分かった上でやっていたんだけど、 ばなな先生とか伊集院先生のような本物作家さんに 見せられるものじゃねぇんだよな。
先日、「野生時代」っていう雑誌で 阿佐田先生に対するインタビューの取材を受けて、 今日その雑誌が届いていた。
そしたら又ばなな先生からメールが届き、 「色川先生とは新人の頃・・・・・・」
そうなんだよね、 ばななさんは本物作家さんだから 色川さんと御縁があり、 俺らは俗人まっただ中の出逢いだったから 阿佐田さんとの御縁があった。
同じ方なのに、 近づく方向で名前も変わっちまうんですね。
しかし、何故だろう。 何時もばななさんからのメール、 それがたった二行でも、 何か気付かされるんだよなー。
お逢いしなくたって、さすが作家さん、 数行の文章の中に俺の気持が見抜かれている。
俺も島耕作の方は 絵がきれいだなーで終わっていました。

         雀鬼




若い頃、色川さんの御本も、 阿佐田さんの御本も、読みました!
と、会長とばななさんの間に むりやり、はいってみましたが、 いつも不思議です。
山ですねとなると、山だったり、 島だなぁ、と島がでてきて。 不思議不思議の文通なのです。
うっすらちゃっかし、 ひそんでみてますよ、今川(笑)

■2013年2月8日(金)その2 Vol.2379

「俺、恋をしているのかも知れません」
その子はつぶらな瞳の前髪たらした可愛い子でね、 逢えば何時間もベッドの上で楽しんじまう。
この年になって、
「これって恋だ!!」
とつくづく思うんだよな。
そのうち恋心も薄れるかも知れないが、 今はその子に俺、首ったけ。 だってさあー、 全てを受け入れられるんだよ。
そういや、今年初めての久し振りの本が 12日に発売される。
俺の人生の後半、半分近くの 長いお付き合いがある竹書房さんから、
「小さなキミに贈る"いのち"のことば」
っていう本。
多分、竹書房さんの取り扱いだから、 又売れねえとは思うんだが、 俺にとっちゃ、今まで出版された俺の本の中では 一番のお気に入りなんです。
だから、売れようが売れまいが、 俺にとっちゃ大切な一冊として残しておきます。
そこに俺の恋人の名前が・・・・・・ある。

         雀鬼




「小さなキミに贈る"いのち"のことば」は 竹書房より、税込み1365円で2/12(火)発売予定です! 会長の大切な一冊、いかがですか? (緒方)

■2013年2月8日(金) Vol.2378

文芸雑誌にでかでか取り扱われ、 世界をまたにかけた本物作家さんが 俺のコミック読んでます、 なんていう写真入りメールを送って来ちゃいけませんてぇ。
正直申しますと 以前出た俺が描かれたコミックって 俺自身読まなかった。
だからぁー、ばなな先生たられる方が あんなもの読んじゃいけませんです。
「あーあ、恥かいた」
でも又不思議だなー、ばなな先生、 俺ってマンガとかコミックって 子供の頃以来全くっていうほど読まなかったんだけど、 ここ数日、弘兼憲史さんの黄昏流星群っていうコミックを 10冊ぐらい読んでたんです。
それを知ってて、ばななさん、 わざと俺のコミック読んでます、 なんていうメールくれたんでしょう。
「当たりですね」
なんでかなー、 「黄昏」っていう文字に引きつけらちゃったんです。 多分、俺の人生も 西日が落ちそうな黄昏の領域に行きついてるから、 それがダブっちゃったのかも知れません。
後30冊以上、全巻読むつもりです。

         雀鬼




中年以降から老年の方まで 年輩の方の人生のワンシーンを 短編で切り抜くマンガというのはかなり少なく、 読むと色々な気持ちが湧いてくる話も多々あります。
それにしても、会長がマンガを読まれるなんて、 驚きです!!
(緒方)

■2013年2月7日(木)その2 Vol.2377

一月度、七期目の順位戦も終盤を迎えて、 2期連続した竹田先生が71pとトップ、 2位に木の子荘の恒が66pと2人がレースを作っている。
後は一休みしてるのか、 飽きて、やる気がないのか、 だいぶ離されている。
前日は平日の水曜日の開戦だったらしいが、 雪のため、土方仕事がお休みだったヘボ五郎の 土方の新屋がこの日竹田先生を一点抑えて、 12pの日建のトップと取った。
ワークマン、現場の職人仕事に憧れている俺には 新屋のトップはいい知らせです。
無学が学歴に勝ったね(笑)
そろそろ12時、原稿一本やっつけていたら、 離れた卓で順位戦覇者を獲得した、 歌ちゃん、竹田先生、理絵ちゃんに囲まれて、 新屋が打っていた。
残りたった四人です。

         雀鬼




さぁ、いこうぜい! 声だしていこうぜい!! 高校球児のごとく エラーしても 点差がひらいても 全力しっそうだぜい!!
見ていただける方に 喜んでいただけるような 麻雀を打ってみたいなぁ
(新屋)

■2013年2月7日(木) Vol.2376

今の指導者クラスの年代の頃には 家庭内暴力、校内暴力が、 元気や気持ちのやり場を失っちまった連中が 相当暴れたようだった。
あん時若い子達が家庭や学校で暴れても、 親も先生も手が付けられなかったんじゃねぇ、 それを仕方が無く放って置いたり、 殴られていた親や先生達があったことは事実だよな。
そんな時代で育った子が大人になって、 社会人となり、家庭の親となり、 社会の指導をする立場になって、 今頃、暴力反対、体罰反対とマスコミが騒いでいる。
校内暴力をやっていた連中はどこへ行った、 消えちまったのか、 彼らはちゃんと社会のどこかで生活している。
道場にもその頃そんな体験していた若者が ゴロゴロ顔を見せていた。
親や先生や大人に声を掛けられると 「アッアー」としか答えず、 眼をたれるけんか腰。
そういった連中は誰に対してもけんか腰で、 口より先に暴力で話をつけちまう。
その頃、俺も若かったから、 そんなものは俺にゃ通らねえよ、 一歩も怯まず来た者を始末してやったもんだ。
外でも見知らぬ者が 数人で一人を痛めつけているのを見れば、 見て見ぬ振りで通りすがり、避けて通る大人達を尻目に そん中に突っ込む。
話して分からなきゃ、 自分の体を張って治めた。
社会が作る正論や 正しき正義みたいなオブラートに反抗する若者達、 大人がどう繕っても 若者達の中で不条理なものを感じてしまう。
その時代時代に社会の体質があって、 何かが生まれる。
我が道場も初期の頃は 悪がきや、やんちゃ坊主が多かったが、 今じゃ高学歴の者が多いせいか、 その姿は薄れているが、 彼等にしたって、 気に食わないこと、ストレスで追い込まれて、 時にはキレる者もいる。
そういう連中を見ていると たいがいは我が強く、 そこへ引っ張り込まれた時に 見境を見失っている。
昔なら俺の一発でケリがついたもんだが 今じゃ、人の持つ暴力性がどんな型で生まれるのかと 眺めている俺がいる。
「やられたら、やり返してもいいんだよね」
そうかも知んない。
「自分はやる時は殺す気で向かって行きます!!」
これは狂の領域だ。
怒りにもそれぞれの持つ性の質がある。

         雀鬼




これが今の高学歴軍団やー!! ん?資格のない人も混じってるなー。 まあ、狂の手前で治まる感じでお願いしま〜す。 (緒方)

■2013年2月5日(火)その3 Vol.2375

深山来てるかなーと思っている、意地汚い俺がいた。 深山がいた!!ラッキーとねだる、すがる。 全くもって意地汚い。
家人のスーパー銭湯でも行って、 マッサージでもしてもらったらの問いかけに 「行かねぇよ」 の一言を返す俺が深山にすがっている。
一日一食抜いてもいいが、 一日一回ぐらいマッサージを受けたいなーと思う俺がいた。
これってだれでもいいってもんでもないんだよなー。 なんか相性みたいなもんもあるんだ。
気持ちが合う、体が合うってあるもんな。
深山30分ありがとうね。

         雀鬼




マッサージをする方としても、 自分のマッサージがその人に合うというのは、嬉しいことですし、 それが会長であるならば尚更嬉しく思います。
会長にマッサージをする時間は、 自分にとって特別に嬉しい時間なので、 これからもどんどんやらせていただきます!
(深山)

■2013年2月5日(火)その2 Vol.2374

俺が寝巻きで道場に来たら、 新屋が現場着のまんまの汚ねぇ格好で現れる。
俺の場合は我が家と仕事場の分別がつかないだけの、 まぁいいかのいい加減のだらしなさ。 新屋の場合はまさにワークマン。
どっちがかっこいいってか。 そりゃ新屋の方が勝ちでしょう。



ファッションリーダーの シャボさんも同感だと思う。
ネェ!!
言い訳じゃないが、 道場って我が家の延長で、 たまに仕事場になる時もあるだけ。
今日の俺の格好、 先日、山田ん家で寝た時と同じ。
あの日も風呂にも入らず、朝、髭も剃らず、 ちょこっと歯を磨いて水で顔をサーと洗っただけで、 汚れたまんま新幹線のグリーン車で帰って来たっけ。
一年の習慣があん時だけ何故か途切れる。 そんな日もあんな日もあってもいいじゃん。
それにしても、緒方のように 一年中どこでも寝巻きで過ごす奴もいるんだよね。
「まぁ、いいか!!」

これっていじめ?体罰?

         雀鬼




この写真も見ようによっては 現場に様子を見に来た親方と肉体労働者。 御二人とも良い味を出されてると思います。 でも今回ばかりは現役肉体労働者の新屋も かっこの良さでは負けていないと思います。
(シャボ)

■2013年2月5日(火) Vol.2373

有能な方々が作られている社会、 そこには日々諸問題が起きている。
日々の道場の有り様、 その道場がそっくり動いた先日の高槻塾の一日。
そこには社会や世間に流されない、 むしろ逆流している姿があった。
一般の方々が見学に来られていたが、 俺達が繰り出す現場を見て 引いちまう方々もいたことだろう。
試合の結果の厳しいダメ出し、 馬鹿笑いがあって、 体罰らしきものもあった。
半年間の高槻塾の選手達の苦労も届かず、 優勝者を賞賛する空気も薄れていた。
帰りの新幹線の中で、 ニューステロップが流れていた。
市民ランナーの川内選手が 3週間に5戦もマラソンを走って、 大分マラソンで優勝していた。
彼は所属は埼玉県庁かな、 大企業のバックもない。 賞金はいくらもらったんだろう。 企業からのご褒美の金も入らない。
それに比べて高校野球を出たばかりの若い子が 契約金一億円、 その他に5000万とかの大金が動いている。
ゴルファーの人気者もアメリカのメーカーから、 7億円だかの契約金をもらって、 試合じゃ、3戦連続予選落ちだってさぁ。
人気と実力じゃ人気がある者に金が寄って来る。 企業の繁栄は人気商品を世に作り出すこと。 人も商品も人気があれば売れる。
政権が変わって株価も上がり、 円安状態を見せて、 企業にも大きな動きを見せている。
大阪の高校の体罰問題、 礼を持ってして始まり、礼を持ってして終わる、 礼節の教えが基本の柔道界も荒れている。
「スポーツって何んだ」 「学校って何んだ」
そこにある指導者も体制も社会の流れとともに どんどん変わっちまっている。 全てが人が求める業の成す技。
「人間って何んだ」
人間が持っちまった生きるための攻撃力を どう否定することが出来るんだろう。
人間、生きるために持ち合わせたものを 「ありません」 とどうして否定することが出来るんだろう。
嘘をつかない人がいないように 自分の中に意地悪の部分が少しもない人は見かけない。
俺の理念の中に、 それぞれの業界を否定する人こそ信じられる計りがある。
人生の目標は大きくなって広がること、 そこに組織や業界が生まれる。
肯定と否定の狭間のバランスの中に 人は生きている。
男の性の中に築き上げる喜びがあって、 そこに人生を懸ける。
築き合いじゃなくて、 中には築いたものを ポイと捨てられる人もいるかも知れない。 そんな人ってかっこいいかも知んないね。
人間って何んなんだろうねぇ・・・、全く。

         雀鬼




高卒の自分には難しい事ばかりですが、 ニュースなど聞いても、明るい話題が少ないですね。
なにか求めすぎるのもよくないですが、 学校や部活、スポーツは楽しいもの、 そんな気持ちに自然になれるのがいいんじゃないですかね。
そうできないから問題になっているのでしょうが・・・。
これからも難しい事はシンプルにしていこうと思います。
(清川)

■2013年2月3日(日)その2 Vol.2372

俺達数人は山田ん家でゆっくりして、 のんびり10時頃に道場に帰ってくる。
おつかれ組のシャボ、恒、小鉄、ヘッドに、 向こうでも大飯食らっただけの金が待っててくれる。
「ありゃりゃ!!」
そん中に、かつて寝坊と遅刻で 上の者に叱られていた歌ちゃんもいる。
俺達が大阪へ着いた頃、 歌ちゃん、目覚めたらしい。
やっぱ歌ちゃんらしいやネ(笑)

         雀鬼






■2013年2月3日(日) Vol.2371

今年に入って我が家と町田から離れて、 大阪の高槻まで遠出。
行きの新幹線で 前日苗場から帰って来たばかりの 毎度の清水夫妻と同行。



俺はがっちり厚着をしてたが、 冬のスキー場のコンサートから帰ったばかりの夫妻の姿は やせっぽっちなのに薄着。
清水に「寒くないか?」
「寒くないです」
って割には清水先生はぶるぶる震えている。
以前はぶらぶら歩いていたJR高槻駅から、 山田んところの高槻駅まで 短距離をタクシーで行っちまう。
山田んところにはすでに、 つらい道のりだったはずのシャボカー組や深夜バス組が 俺達より何時間も前に到着していた。
試合の方はちょっと本部並の厳しい目で見たので、 16名中11名がゼロ点。 そのちょこっと上の一点選手が5人だけ。
これって、先日町田道場で打った A卓のヤンマーの評価点A、5点と同点、 ていうことは、1対16人てことだった。
まあ試合の内容はこんなもんだったが、 15年間山田の側にいてくれた宮本が 初優勝してくれたのは良かったよな。



まあ行く前から、 この状況は竹田達と決めていたことだったこと(笑)
正直言って試合なんか、 どうでもいいんだ。
山ちゃんと同行してくれた本部の者達との気持ちと 行動の重なりがあったからな。
15年間、年2回、 我が家のようにすごく眠れるのは 山田ん家だけだもんな。
それにしても清水先生は ビールが無い時はボケっとしてるか、寝ているが、 ビールがそばに来ると元気になる。
わざわざ大阪までビールを飲みたいが上に行く、 酒の力って強えんだね。 分からん世界があるもんだ。

         雀鬼




会長はじめ本部の皆様 今期も高槻まで足を運んでくださり、 ありがとうございました。
15年目にしてはじめての優勝、 正直自分の力なんてこれっぽっちも無く、 会長が書かれているように、 会長と本部の仲間に優勝させて頂いた、 そう感じています。
この15年間思い返せば きりがないぐらい色々なことがありましたが、 こうやって今も楽しくあれるのは、 会長が見守って下さり、 マネージャーがいて下さり、 沢山の仲間がそばにいるからこそなのだと思います。
高槻もこの先どうなっていくかは、 まったく見当もつきませんが、 会長や本部の仲間とのふれあいを大切に、 その時々の状況に合わせて明るく、 元気にやっていくだけだと感じています。
感動の涙を見せる、 という期待には答えることはできませんでしたが(笑)、 幸せな1日をありがとうございました。
高槻塾 宮本


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