■2012年5月16日(日) Vol.2050
2日ぶりに道場に顔を出すと、
そこは大野家だった。
大野家にパゲラが一人遊びに来ている。
町田六人衆の姿も消えて、
埼玉っぽい臭いがする。
恒ちゃんが道場のノートに
「自分の自由な時間が増えても
大して面白くない忙しかったあの頃に比べて、
体調も悪かったり・・・」
恒ちゃんが思うように、
何人かはそうかもしれない。
俺も、その口かもしれない。
5月に入って、
今年、5冊目の出版書が出来あがる。
「体を整える」(講談社)
何時やったんだか、
忘れた頃に出版される。
ここんところ、恒ちゃんじゃないが、
取材にも追われず、原稿にも追われず、
本戦もやらず、
やらず終いの日々を送っているような気がする。
何もすることないと、
片付けることも無くなり、
「整ってる」ことも必要なくなる。
やるべきがあってこそ、
自分の存在を必要視するが、
何んもやらない、
何んも出来なくなったら、
おしまいだね(笑)
雀鬼
なんかやる事ないかなって思って動いてみても、虚しい事が多いです。
他の皆はどうしてるのでしょう?
雀鬼会本戦が、自分の中でどれだけ大きかったか、最近実感してます。
いろいろ制限ある中でやりくりした方が、
やりがいあるし、ちょっとした事が嬉しかったり…。
雀鬼会以上のものは見付からないと思いますが、
贅沢言わず、なんか楽しい事探してみようかと思ってます。
(恒)
■2012年5月13日(日)その2 Vol.2049
今日は母の日だったらしい。
家人が皆んなにもらったのと、
オーストリッチのカバンとサイフを見せる。(請求書付)
その日、それで御機嫌ならそれもいい。
だけどさあ、何100個もあるバックの一つとなって、
すぐにどっかへ行っちまうんだろうな。
道場生からも気遣いをもらって、
熊さんの人形だか花だか頂いた。
これも人間模様の一つだが、
道路を歩く人に目が行く。
ダブルカップルらしい19才の男の子と女の子が
路上で力強く手を振って、
休日を楽しんだ別れの姿を見たが、
別れる姿すら、何んか清々しく感じる。
9時15分だったから、
お家へ帰るのは10時なんだろう。
青春を楽しみなと、
離れて行く男の子2人と女の子2人を
車の中から何度も見つめる。
町田に着くと地下道に続く階段を
ぐれた中年過ぎのオヤジが足を八の字にして歩き、
隣に身を持ち崩した女性が
15cmぐらいのヒールを履いて、後ろを歩く。
清々しいシーンが
一遍に汚らしいシーンに変わる。
その2人とすれ違うように
眼鏡をかけたいかにも堅そうなカップル。
それぞれというより、
人間模様を観察していた。
雀鬼
本日、奥様のご機嫌がうるわしいようで、
なによりでございます!
(請求書付きでも)
奥様、いつもお疲れ様です。
会長、まめに色々とお疲れ様です。
(緒方)
■2012年5月13日(日) Vol.2048
今週は色々あっても、
道場に顔を出そうと思っていた。
なもんで、昨晩も終了の一時間前の
11時頃に道場へ。
皆して、眠たい中、人間とは何ぞや?
みたいな少し難しい話しになり、
それぞれに心当たる者がうなずいたり、
「人間ってどうすればいいんでしょうか」
と彼等が悩んだり、自分をさらけ出して笑ったり、
深夜の談話会だったが、
川原を中心に話しが弾む。
川原なんか、新渡戸稲造の
アメリカで書いた武士道の原書を読んだ時は
あれは名文でした、
と学があるところを見せつける。
終って外へ出ると、明るくって、
肌寒かった。
家路に着いたら早朝の5時だったから、
やっぱし行く前に思っていた、
皆んなに迷惑かけるなーが確かにあった。
遅くまでお邪魔しちゃってすみませんでした。
人間って蓄える能力が生まれたことで、
残酷性を遺伝子の中に蓄えて、
不安と葛藤している。
恐くて危なそうな意識が働いて、
どんどんそこに捉われる。
意識も人間が選択する生物だけに
誰でもあるが、
意識を断ち切るんでなくて、
「意識を飛ばしちゃえばいいんだ」
意識を自分の心や精神の中で断ち切っても、
その意識は半分になったり、
細くなって、存在しているだけだから、
自分の中から出て行かない。
「痛いの痛いの飛んでけ」
子供の頃、体験してんのにな。
雀鬼
三日続けて人の意識の様々を学ばせて頂きました。
怖いなと思いますが、
意識すると逆に引き寄せてしまうので、
そういうもんだ程度に留めておくのが良さそうです。
怖いことも笑いながら学べるのは道場ならではですが。
未だに「意識を飛ばす」ことはできませんが、
とりあえず箱にでも入れて机のすみに除けておいて、
たまに目には入るけど、
空いたスペースで他のことをやる。
しばらくすれば上に他のものが乗っかっていったり、
使わないので忘れちゃったり捨てられるようになる。
そんな感じでやっています。
話すタイミングも難しいと感じますが、
会長に話して頂くことで
色々すっきりした人もいるでしょう。
ちなみに今夜も劇場が大好評上演中です(笑)
(歌田)
■2012年5月12日(土)その2 Vol.2047
ここ数年、食事タイムや放課後になると、
虎さんシリーズ
「虎さん劇場」
が始まる。
映画の寅さんシリーズも
懲りない面々と寅さんの
下町や旅先の人情話しなんだが、
道場で始まる虎さんシリーズも
毎度お話は懲りず同場面が繰り返される。
昨晩も3時間近く観ていたが、
プロデューサーの恒と
この日のディレクターだった新屋が
虎さんに役作りをするが、
彼ん中には何人かのキャラが入っていて、
虎さんのセリフは伝言ゲームのように変わっちまって、
カットの連続。
寅さんシリーズでは、
義理と人情で笑いの中にほろりとさせられるが、
道場の虎ちゃんシリーズは、
どうも人の心にある怨念話しに変わっちまう。
恨み、辛み、妬み、的外しや勘違いが絡まって、
御前様じゃなくて、お医者の役割が必要となる。
前日も小鉄ディレクターが
女性の性と悲しみを狙った劇場を作って
涙ものがあった。
どっちにしろ、
道場ではヒューマニズムものが流れる。
ある意味その劇場は演技じゃなくて、
出演者が生の姿で演じるんだから見ものです。
雀鬼
虎さんの間違いをみんなでよってたっかってツッコムが、
言葉巧みに話を脱線させるから、
めんどくせえったらありゃしない。
本当にしょうがねんだから虎さんは・・・、
バカだねぇ、ほんとバカだねぇ。
(新屋)
■2012年5月12日(土) Vol.2046
ブーゲンビリアのばな子さんより、
さっそくメールが届く。
ばななさんがおっしゃる通り、
大木に咲く赤やピンクや黄色いちょうちょのような花は
実は葉っぱなんですよね。
秋の紅葉もそうですが、
ブーゲンビリアは葉っぱが花らしく咲くから
好きなんです。
アオトが小っこい頃、
最初に覚えた言葉もジージと葉っぱ。
だっこして、
外の葉っぱを触って遊んでやったもんです。
花って、人生の成功者みたいなとこがあって、
葉っぱって、大衆てか、庶民ぽいじゃん。
地方から、一花咲かせにやって来る
成功者もいるんだろうけんど、
葉っぱのように一生人生を送る方もいる。
今朝は昼頃やっと眠ったんで、
娘が友人の結婚式に出掛けて、
2人の幼な子の面倒見ていた
ムコ殿の助っ人になれなかった。
夕方過ぎる、
孫全員の6人が集まって、
賑わう食事タイム。
親達がいたんだが、
一人づつ並んで茶碗に盛ったご飯だけ持って、
俺んとこへ来る。
一人一人に何種類かのおかずを載せてやってるだけで、
なかなか自分の口には食事がとれない。
この子等は難民か、孤児かと思いつつ、
6人の孫達が2周り目を終えて、
3周り目もする。
世のため、人のためにはなれない俺だが、
ちょっとした役割があって、
11時頃になって、道場に顔を出す。
こんなの道場を始めて、
初めての体験。
たった一時間かもしれないが、
「邪魔だったかもな」(笑)
雀鬼
体に必要な食物、
心に必要な触れ合い、
それを求めて、僕らも難民のように
集まって来ているのかもしれません。
会長がいらしてからの2時間、
また楽しい時間を頂いております。
(川原)
■2012年5月11日(金)その4 Vol.2045
ある意味、俺にとっちゃ凄い!!
凄すぎる。
俺には手遅れだし、
取り戻せない過去がある。
道場の妻帯者でお子様がお二人の古参のGちゃんと
三人のNくんは童貞のまま結婚して、
15〜16年たつが、
女性を一人しか知らないという。
きれいごとなしの本音の話しだからこそ、
びっくらこいた。
それも、その2人が同時に卓についている。
俺なんかじゃ、とてもマネ出来ない人生を
GくんとNくんは歩き続けるらしい。
今日は名古屋からそちら方面が大好きな
水谷先生と少年が来てるんで、
もう一つ変な話しを。
道場には、自らホモっ気があるという、
SとMという輩が時々やって来る。
正直、俺にはこっちの方面も全くそのけがない。
SとMから見ると、
道場生にもそのけから起こる、
男から男へ感じる興味があるらしい。
彼等からも、狙いどころていうか、
選ばれし可能性や潜在性がある者が七名いるらしい。
俺もこわごわ、俺はどうなんだいて問うたら、
「会長はそっち系じゃないですね」
と一安心(笑)
人それぞれだけど、
前話しと後話しだったら、
前話に凄さを感じちまうが、
後話は到底受け止められない。
正直言って、町田道場の男の子は女性に対して、
若葉マークの集まり、
女性に対する免疫が薄い。
俺なんて、今じゃ女性がちとめんどくせえもんと
感じる年頃になっちゃっています。
水谷のおかげで、
とんでもねえこと書いちまいました。
ー悪しからずー
雀鬼
名古屋でブイブイ言わせてる少年です。
Gさん、Nさんの偉業は自分もマネ出来そうにありません。
ついつい周りに興味が行ってしまうのが
人情じゃないですか〜?
自分はまだ女性を「めんどくせえ」とは思えないので、
もう少しこのまま行かせて頂きやす。
その意味では町田の道場生は
まだまだ若葉マークど真ん中ですね!
手遅れになる前に免疫力を高める事をオススメします。
分からない事があれば名古屋までどうぞ!
水谷Drと自分とで懇切丁寧に指導致します。
名古屋 少年
Nこと中山です。
いやー今日はおもしろかった!
ためになる話がいっぱいありました。
自分にとっては、
今まで山あり谷ありで支えてくれた妻だから、
昔と変わらずお互いがつき合った当時と変わらず
好きでいると思っております。
そんな妻を顧みず、他の女性にうつつをぬかすなんて
自分にはとてもできません。
他人は他人、自分は自分でいいと思いますが、
ですよね!会長
Nこと中山
えー、自分でバラしちゃう人はともかく、
今回のイニシャルトークは結構危険なため、
写真は無難な放課後の町田道場にしました。
■2012年5月11日(金)その3 Vol.2044
名古屋から少年に続いて、
神経内科の水谷先生がいらっしゃった。
ずーと、あったんだけど、
一つの情報もないところから、
あったことが
何となく分かっちゃったりする質(たち)があって、
今まではそれも不思議の中の楽しみだったんだけど、
今年になって、それが悩みみたいになったんで、
水谷先生に診療を受ける。
「俺って、何んですか」
「幻視です!!」
それって神経の病気の一種かい。
「会長は病気じゃありません」
「そんなこたぁ、あるまい」
ならば、
「原始人」と判断します。
そうかもしれないと半分納得(笑)
先端技術とか文化とか、
俺、からきしダメだもんな。
原始人がマンモスを追ったり、
道具も持たずに海や川へ潜って、
魚を捕らえる。
確かにこっちの方が俺らしいやね。
「時代遅れの原始人」
水谷先生、
助言、ありがとう
ございました。
ありゃ、水谷先生は近代医学者だっけ・・・な。
雀鬼
よく「お前は体のこと何にも分かってないな」
と言われてしまう名古屋で神経内科をやってる水谷です。
以前会長につきあっていた彼女の名前を突然見抜かれたことがあり、
びっくりして町田の道場生に話すと、
「そんなの当たり前ですよ。」と平然と言われ二度びっくり!
なんとなく分かっちゃうっていうことなんですが、
そんな症状今まで聞いた事ないですね・・・。
大昔の人類が持っていたパワーかもしれないですね。
会長の「原始人」的なところを目の当たりにすると
あ然とするばかりです。
お大事に〜!
名古屋 水谷
■2012年5月11日(金)その2 Vol.2043
月2本の麻雀雑誌の原稿のほんの最後の部分に
少しだけ麻雀のことを書く。
そのために道場で勉強会を開いてやるんだが、
昨日は原稿を夕方から書き出しちゃったんで、
待てずに、理絵とナルコと元郎の3人だけを生徒にして、
講義をする。
やれば、道場生達が普段気づかないこと、
知らないことが意味を成して、
必ず出てくるから、
彼等には、その後実行に移せなくとも、
発想の面白さや不思議はその場で楽しめる。
たかが麻雀だが、
昨日の一局の講義は
「気づける者だけが動ける」
「動くことを自然に成すことで、
自分に動きを身につけることが出来る」
みたいなテーマが出た。
これって、日常の生活にも通用するんだよね。
動くことも出来なくなっちまう人もいるんだから、
動けることに感謝心を持って生活をしたいもんだよね。
道場も12月以来、
雀鬼会の本線である試合がないためか、
道場生の動きもだらだらと止まっちまいましたね。
さてこれから、どうしましょうかね。
雀鬼
勉強会参加させて頂きました。
普段どれだけ自分が固定観念にとらわれ
麻雀を打っていたかがよくわかりました。
暖かくなってきました。
また、あの厳しさをもう一度味わいたい。
そう思う時がふとあります。
(元郎)
■2012年5月11日(金) Vol.2042
日本では梅の木にめじろが好きなんだが、
南洋に行くと桜の木ぐらいある木に咲く
ブーゲンビリアの黄やピンク系の花が好きと書いてたら、
道場生の母上様から
植木鉢に入ったブーゲンビリアの花が2鉢届く。
熱い国で強い陽射しの下で燦々と
木々の枝ぶりを目一杯拡げて咲くブーゲンビリアの花。
俺って正直花よりも木が好きで、
木があってその枝ぶりを見たり
葉や花を見ることを好む。
家人が買ってくる花瓶に入った花には興味もなく、
遠慮深げに他の花を目立てるために脇をかためるかすみ草の方が
百合やバラの花より好む。
木そのものに男を感じ、
花には自分の中の女性を感じているのかも知れない。
「 立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 」
こんなのは余り好みじゃありませんてか。
雀鬼
ブーゲンビリアは0度までなら
なんとか耐えるかも知れないらしいのですが、
庭木としては育てられるんでしょうか?
知っている方いましたらお便り下さーい!
(橋本)
■2012年5月10日(木)その3 Vol.2041
五月だっていうのに、天候が不純ですね。
午前中に雷と雨があって、
夕暮れには西に沈みそうな太陽が
怒っているように光り輝いて、
肉眼ではとても直視出来なかった。
人間達もどんどんどんどんと
不純の方に進んでいるのかも知れないね。
肉体は長寿らしいが、
精神や思考がどうも危い方向へ進んでいる。
俺もさぁー、
みんなが見えないことが見えちゃったりするから、
この頃、妄想の世界へ行かないように気をつけております。
雀鬼
そんな気を付けられている会長のお気持ちを分からずに、
会長を見て笑ってしまったこと、失礼いたしました。
自分の場合は、気をつけると言っても難しいので、
道場で、皆で笑っていようと思っています。
・・・・・会長を笑うという意味では無いですよ(笑)
(小鉄)