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■2012年4月5日(木)その3  Vol.2010

このホームページ、 その道のオタク、マニア系の危い奴等が立ち上げて、 その連中も遠い島あたりで、 スピリチュアルにどっぷり浸かってるのは臭うんだが、
何だかんだあったけど、 2000号まで行っちゃって、 ここは去り時かと駄々をこねていたら、 よしもとばななさんを始め 多くの方々から、メールを頂いて、 ふと気づいたら、 又10歩も進んじゃった。
俺、拙い出版物や何かしらを、 年にあちらこちらと海外に仕事に行かれる 超多忙のばななさんは連れてってくれて、 メールもタイミングよく届く。
俺も出版物より、結構くだらなくとも、 自分で書いたこのHPは好きなんだが、 それを、よしもとばななさんが専門家の感で いつも見守ってくれていた。
だからこそ、2000号はけじめとして、 ばななさん一人だけに・・・・・。 ていう気持ちになっていたんですよ。

         雀鬼




写真は雀鬼流パーカーを イギリスまで連れて行ってくださったばななさんです!
いつも色んなところに会長の本や雀鬼流Tシャツを 連れて行っては写真を撮って送ってくださいます。 その度に僕らも一緒に旅に出ている気持ちになります。
HPもひとまずですが、 ばななさん始め、みなさんのおかげで 終らずに続いております。
いつも見守って下さっているばななさん、 お便りをいただいた皆様、 ありがとうございました。
(緒方)

■2012年4月5日(木)その2  Vol.2009

やる気が半分こになっている。
自分を試すつもりで、 珍しく卓に入る。
東一局、親番で24週年記念の「トカゲ大会」で、 強者伴を倒した理絵ちゃんが 優勝者らしき力で8000オールから始まる。
そこで、理絵ちゃんに
「今からでもいいから、賭けるか」
ヨーイドンからの3万2000点のハンデ。
やっぱり、俺ボロボロかいなと、 たいしたことも出来ずに場が進み、 南場に入って、 大会で実力通りの準優勝だった橋本が力を見せ、 連荘の後、親ッパネをあがる。
やっぱ、この2人は強いわと、 オーラスの俺の親。
俺、なんもやらなかったのに、 俺がトップになっていて、 東発で親の倍満をあがった理絵はへこんでいる。
たった一回の大勝負(?)だったけど、 俺の勝ち。
多分、ここ数日、 触れた太陽や「自然が運をくれた」のかもしれない。

         雀鬼




会長は、最近病院通いをされてるし、 今日は鼻水いっぱい出てるし、 これ以上、やる気がなくなったら困りますので、 今日はちょっと遠慮しちゃいました〜。
(理絵)

■2012年4月5日(木)  Vol.2008

清水Drのおかげで、 ここ数日、俺も人並みに早起きじゃん。
早朝七時にふうふと起きちまう。 久らくたって、 二階から降りて来て家人が、
「今日は、はるしの小学校の入学式よ」
そういえば、そうだった(笑)
息子にどうよと電話を入れる。 10時から式典で12時頃に式が終る予定。 ていうことで、その時間に学校へ。
新入生と親御さん達が門のそばの庭に集っている。 俺の登場に異和感を感じたのか、 父兄の視線が集まる。 中にはお子様を撮るついでに 俺を写している人もいた。
やっと俺の存在に気づいたのか、 8時から先乗りして写真を撮っててくれた、 北村のおっさんとはるしが駆けつけて来て、 新入生祝の看板の前で記念の写真に治まる。
学校の名すら見ず、次へ移動。
「はるし、日本一の桜を観に行くぞ」
てことで、 3時から月一回の仕事が入っている、 北村カメラマンも付き合ってくれる。
「この桜が日本一なんだ」
そうよ。
「そして、ここに日本一のジージがいるんだぞ」(笑)
孫がうーんとうなずく。
3時から俺も仕事に打ち合わせがあったが、 近くにあった、でっかい自然公園の中に寄る。
清水Drにもお世話になってばかりだが、 何んか自然が恋しい自分がいた。

         雀鬼




はるちゃん、入学おめでとう!! はるちゃんのワンパク伝説がいよいよ本格化か!? 学校生活、楽しみです。
(緒方)

■2012年4月4日(水)その5  Vol.2007

今日はもう一本いきましょう(笑)
都内へ仕事に出ている歌ちゃんが ライトアップに間に合ったら、 日本一と思える紅しだれ桜を観に行こうってことで、 高速を飛ばして帰って来た。
歌ちゃんとしげるに理絵とパゲラが同乗して、 どうにか間に合う。
樹齢四十三年の紅しだれ桜は、 やっぱり見事だった。
民家に一本咲くしだれ桜。 お庭を拝借して、夏の海の花火の大輪の如く咲き落ちる、 天に向かって拡がるピンクのジュータンを下からのぞく。
高さ12m、周囲20m、 まだまだ元気な一本の桜の木が、 天から地へ円球の如く花を拡げる。
桜より梅の木を好む俺だが、 自然が作るいいもんは、 やはり、いいもんです。

         雀鬼




あと一人、車に乗れるというので何だかわからずに同乗。 車を降り、見上げる。 数本の桜かと思いきや一本のしだれ桜、 本当に見事でした。 百年近い樹齢かと思ってたら、 自分とほぼ同じ年(数ヶ月前まで四十三歳)と聞いて、 さらにビックリでした。 自分は桜だけに気を取られていたのに、 会長は側にあった枝だけになっている梅の木にも目を向けられてました。 素人の自分が見ても手入れが行き届いていると感じました。 その後、緊急事態(?)で 会長は別の桜を見られたそうです。 勇気のある方は直接会長に聞いてください。 桜にピカッ! (パゲラ)

■2012年4月4日(水)その4  Vol.2006

「お父さんが元気になれる人から電話よ」
と娘が受話器をくれる。
「羽生さんです」
羽生先生と御縁を頂き、 先生のあれからの姿が 俺ん中にドラマのように追い続けている。
後一週間もすれば、 昨年敗けちゃった森内名人との大勝負が来る。
縁とは不思議なもんで、羽生さんのお話しによると、 森内さんとは同じ時で子供の頃から将棋一筋の人生を伴に歩み、 公式戦も3勝3敗の五分。
その御両人が名人位400年の伝統を記して指し合うなんて、 なんというドラマなんだろうか。
羽生先生とは昨年から御縁を頂き、 お相手の森内名人ともガラガラの電車の中で まさか向き合って初めての出逢いをするとは、 妄想なんかより現実ってまさに奇なる体験をさせて頂きました。

         雀鬼




今回は羽生さんが勝つ!! と自分勝手に思っていましたが、 会長が森内名人と出逢われて、 自分勝手に五分になりました(笑) でも勝負としての興味が倍増し、 互角の良い勝負が生まれたらいいなと思います。 でもやっぱり羽生さんに勝ってほしいな(笑) (橋本)

■2012年4月4日(水)その3  Vol.2005

昨日の昼過ぎ、暇を弄ばしていた。
遊びに来ていた孫のはるしが、
「昨日は桜祭りだったんだよ。 でもボク釣りに行っちゃったんだ」
と話しかけてくる。
さぁーと上着を羽織って、 行ってみるかと200m裏の桜並木へ。
何度か観たことがある桜の木に 花が一本も咲いてない。 ずーと先まで見える桜並木の桜の木も老朽化したためか、 上部の枝が切り落とされている。
なんだ、一つも花が咲いちゃいないねと、 孫と二人で笑いあう。
「ここの桜もジージと一緒なんだよ」
木の枝には一つの花びらがなかったが、 ふと老朽化した根っ子を見ると、 土の上に小っこい桜の花が2つだけ咲いていた。
「また二人して笑う」
帰り道でなんかの小っこい木の花の中に 動きを感じる。
「はるし、止まれ。あの木を見てごらん」
二羽のつがいのメジロが小刻みに動いている。
「この鳥はジージが一番好きな鳥なんだよ。 目の周りの白い輪っか見えるか」
桜は見れなかったが、 メジロを久し眺められたことで、 十分、気分が晴れていた。

         雀鬼




すくすくとやんちゃに育っているはるしくん。 でもジージと孫のふれあいから 変わらない根っ子の優しさを感じます。 このあったかさが大好きです。(橋本)

■2012年4月4日(水)その2  Vol.2004

その方が立ち上がってこちらに来て小声で何かを語る。
「うーん!!」
と間があって、
「将棋の森内です」
と丁寧な挨拶を受ける。
「あっ、名人だ!!」
まだ一度もお逢いしたことがないが、 昨年の羽生先生との名人戦のお相手。
名人は降りる駅を降りずに 急行の二駅先までお話のお付き合いをして下さる。
このままでは終点まで行っちまいそうということで、
「先生、お帰りになられるんでしょう」
降りられた駅のホームに一人立って、 俺が進む電車に深々と挨拶してくれる。

         雀鬼




名人戦を前にしてすっごい必然!! って、必然ならすごくないか(笑) でもホント僕らにとってはまんがみたいな話ですが、 すーと腑に落ち、御縁のおもしろさを感じました。 (橋本)

■2012年4月4日(水)  Vol.2003

清水Dr夫妻の後押しで ちょっくらと都心まで外出。
ちょっくら出ただけで おもしろいこともあるもんです。
夜型のコウモリみたいな生活をしているが、 午前中から始発の電車に乗って渋谷まで。
次の電車が予定だったが、 一本前の電車が発車するのを見て乗っちまう。
通勤時間と重なって、 こりゃ立ちっ放しだなーとあきらめていたら、 一駅先で運良く前の席が空く。
両隣に女性が立っていたので、間合いを計る。 女性達に動きがないので、遠慮せず座らせてもらう。 車内はどんどん混み合う。
渋谷に着いて目的地への出口を探していたら、 ホームの向こう側で
「その男の人、捕まえて下さい」
と女性が走る。
追う女性の先を見ると、 通勤時間に追われているのか、 人波は普通に歩いているだけ。 俺の視界にはキヨスクが見えるだけ。 向かいに停まっていた電車のドアが閉まる。
次のシーンは30代半ばの きちんとしたスーツを着込んだ男が、 5人の警備員に囲まれて歩いてくる。
少々太めでマニア・オタク系の臭いを発するその男、
「とうとうパクられちゃった」
という顔をしている。
その後を大人しそうな普通の女性が 警備員に何か説明しながら歩いている。
俺も若かった頃は何度か、 そういう連中の手をひねり上げたことがあったが、 今回は一歩も動けず。 老いを感じてしまう。
ビル風で足をとられそうになりながら、 VIP用に作られたビルの20階の病院へ。
すでに清水Dr夫妻が待っててくれて、 又お世話になっちまう。
検査は5分程だったが、 喉の奥の苦しいところを通過したところで、 俺の検査をしてくれる所長さんの様子をうかがう。
魚釣りのリールの大きめの器具をこまめに操りながら、 鋭い視線が画像を追っている。
「この人もプロだわー」
と思っている内に検査は終わる。
所長である教授が何か症状を言っているが、 何も分からない(笑) 所長先生と清水Drで何かを話されている。
午後から強風が吹くということで、 清水Drに電車の乗り口まで見送ってもらって、 今度はガラガラの電車で帰る。
何駅か過ぎたところで新聞を読み終えて、 ガラガラの車中で、 前の席に座る方が着いた駅で降りようとしている。
互いに顔が合う。
どこかで見かけた人、 出版関係者か道場で逢った人かなと 思い出そうとした時、
(つづく)

         雀鬼




ときぃ〜!?(橋本)

■2012年3月31日(土)その2  Vol.2002

今から、イギリスへ行くというばななさんから、 メールを頂く。
お父上を亡くした3日後の夢の話しでしたが、 まさにその通りでびっくりしました!!
俺がばななさんの実家へ、 お父上様と一緒に食事。
「この方は?」
「私はばななさんのお友達です」
「このセリフ」
「本物です」
その時の空気もまさにその通り。
ばななさんは本物のプロの作家さんですが、 この話しは本当に本当に、 本物なんで、 びっくりしています。

         雀鬼




空気を・・・ 会長が感じて、 ばななさんがよみとり・・・ 私もそのはじっこのはじっこでいいから、 いさしてもらいたいなぁ。
ばななさん担当です。 よろしくです。 ばななさん担当→今川

■2012年3月31日(土)  Vol.2001

遊びに来ていた お気に入りの孫のはるしとあおと君と遊ぶ。
時間も体力もなく、 そーと、廊下を通って、こっそりと家を出る。
早目に道場にやって来ると川原がいて、 いつもの馬鹿話しで笑う。 ところがたったそれだけで息切れしちゃって、 ふーふと疲れが来る。
締め切りの原稿をやっつけて、 これ又ふーふ。
麻雀の原稿用ということで、 いつもの勉強会をさあーと済ませようとしたんだが、 たった一局なのに、 2時間近い楽しげな勉強会になっちまいました。
何かを3時間ぐらい過ぎると 疲れちまうんじゃ、 もう何んも出来ないよね。

         雀鬼




会長の若き日々のお話、
「あー、自分も夢の中では  そうありたいと思ってるんです。  まっ、絶対無理なのですが・・・」
の連続でした。

会長の麻雀についてのお話、
「あー、自分も夢の中では・・・、  というか、夢にも思いつきませんでした!」
の連続でした。

会長とは、 「作り話のような実話」 と感じさせていただきました。
本日もありがとうございました。
(川原)


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