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■2011年11月18日(金)その3  Vol.1870

全国大会が終わった道場は祭りの後のよう、 道場の片隅では俺が締め切り前の原稿上げているわ、 寂れた卓の上ではノックと元郎とシンヤが 何やら内職仕事のような糊付けで何かを作っているわ、 理絵ちゃんは歌ちゃんが持って来たミシンをいじくりながら、 調理台へ入って夜めしの鍋の準備をしている。
「ここって雀荘」
いや明らかに違う。 どこにでもありそうな、 それほど豊かじゃないホームが見える。
俺のそばには よしもとばななさんとの対談本が山積みとなってサイン待ち、 その近くの卓の上にはコンロが準備され出した。
「これでもここは雀荘か」
あっちにもこっちにも 全国の方から贈られて来た菓子類がある。
「こんなの雀荘じゃない」
まあここは俺ん家だし、 皆んなん家だったっけ(笑)

         雀鬼




はい。今日はがま口作っている人、 アンコウ捌いている人、ミシンやってる人、 と麻雀打ってない人のほうが多いです(笑) こういうお家の感じが町田っぽいですね。 (ダッチ)

■2011年11月18日(金)その2  Vol.1869

全国大会が凄え盛り上がって、 二次会も俺が50年来のおつきあいがある新宿の大陸さんがあって、 一日置いて、三次会は町田道場裏のグランドで 下北対町田のソフトボール大会で 皆んな疲れきってんのに グランドでも元気と明るさを忘れず、盛り上がる。



俺は昔は早朝から日が暮れるまで グランドを走り回っていたが、 今じゃ用意されたイスに座って、 町田六人衆対下北しげる、シャボ、深山、川原が率いる お笑い芸人以上の楽しさを生み出す彼等のプレーを眺めていた。
シャボ率いる下北が圧倒している。 ヘッド率いる町田チームは弱い上に 今川、理絵や女の子3人が混じっている。
下北が打って守って点を重ねる。 どこかでちょっくらと思って見ていたら、 町田が珍しく塁を固める。
ならば、 「俺だよってことで  空いている一塁線へ狙って一打を試す」 四人のランナーが帰って来て同点。



シャボが、 「町田の連中は会長を独占して、  下北を見捨てるのかよ」 と笑いどころの突っ込みを入れる。
イスに座って、 道場生のボケと突っ込みを笑いながら眺めていると、 北村カメラマンが気を使ってくれて、
「会長、寒くなりましたから、  ピッチャーでもやったらどうですか」
下北チームと町田チームに対して、 リズム良く打ち易いボールを投げてやる。
「サード行くよ」 「セカンドフライネ」 「レフト飛ぶぞ」
その通りの守備練習。
弱っちい町田に打たして、 強い下北を少々押さえ気味にして投げる。



どんどん回が進み、 下北が満塁になったところでシャボがバッター。 レフト行くよでシャボでレフトに飛ばす。 レフトを守るシンヤに真っすぐボールが飛ぶ。 「シンヤ、バンザイ」で シャボさんがホームに駆け込む。
「シャボさん、下北を見捨てちゃいませんよ(笑)  ただね弱い方の味方なんだ」

皆して日帰り温泉へ寄って 皆して飲んだり食ったり、 俺はラーメンを半分だけでギブ。
おつかれさんと皆んなと別れて、 歌ちゃんの車で恒、小鉄、理絵が同乗、
「コーヒーでも飲んでくかい」
疲れているのに我が家に寄ってくれる。
日本間で語らい、 寝たかったら寝ればに 四人が畳の上で横になる。
恒ちゃんが落ちて いびきで恒ちゃんの圧勝。
小腹が空いた。 「皆んなも寿司でもつまむ」に 小鉄が2つ返事。
あれほど温泉で食ったのに あっという間に寿司は食い切った。
「お見事、お見事」

         雀鬼




全国大会から、ソフトボールまで、 本当に皆で笑ってばかりでした。
ソフトボールでは、会長が投げられてからの 気持ちの良い、テンポのある試合展開は最高で、 最後シャボさんが打って決まって、盛り上がりも最高でした。
会長のご自宅でご馳走になったお寿司は 完全に別腹なので いくらたべてても大丈夫なんです。
…食べ過ぎですね(笑) 会長、ありがとうございました。
来週からは、また新しい楽しみが始まります。 今年も残りわずかですが、 また笑いながらやっていけたらと思います。
(小鉄)

■2011年11月18日(金)  Vol.1868

本部を始め、参加してくれた全国の選手、 並びに賞品などでこころざしを頂戴した 皆々様のおかげを持ってして、 今年の全国大会は 史上NO.1の盛り上がりを作る事が出来ました。
改めて、楽しさ、喜び、嬉しさを下さった 参加者並びに協賛して下さった方々に、 御礼申し上げます。
日頃、道場生とのふれあいや存在に、 これほどの大切なものがあるもんかぁーと思いつつ、 長い年を迎え、 この度のような催しを持ってしても、 竹書房さんを始め、新宿の餃子の大陸さん、 会場をお借りした「葵」さんの皆さん、 旨いまぐろのさしみを賞品並びに 全員の口に最高の味を残してくれたまぐろ屋の関さんには、 「縁」とか「絆」以上の何か大切なものを頂いたような感じが 強く残っています。
大会もまさに全員参加、 試合は真剣にやって、 後は会場は次から次へと笑いにつつまれる。
これほど楽しくって笑える麻雀大会を作ってしまう道場生って、 やっぱ凄えなーと思っています。
2次会でこの俺が、 飲めない酒をビールびんでラッパ飲みしてしまったことが、 全てを現わしていました。

試合の方は、決勝戦で 俺と雀鬼会を長年歩き続けてくれた 多田と佐々木でワン・トゥという結果も、 何か奥深い意味を感じさせられる。
それ以上に、 あの場に参加してくれた道場生は全て勝利者で、 敗者は一人も居ないのが雀鬼流でしたね。
体調はかんばしくなかった俺でしたが、 朝から晩までかかって終った頃には、
「明日もやるぞ!!」
の言葉が出ちまうほど、楽しかったのです。
皆んなが集まってくれて、 ワッショイ、ワッショイ 賑わってくれる集団の中に居られる俺は、
「幸せものでした」
麻雀なんかやると、 不幸になるが決まり文句ですが、 あの日の俺に限っては 凄え幸せ感を一日感じておりました。
麻雀から幸福をもらったのは 多分、俺一人でしょう(笑)

         雀鬼




え〜、当然僕ら道場生ももらってます、幸福(笑) でも、麻雀に、というよりは会長に、ですけれど。
岩崎さんや大陸の田中さん、 葵の方々や見学の皆さんまで、 とにかくその時、その場におられる方々を、 自然と楽しみの和、仲間の和に入れてしまう会長の魔法で、 いつも世間にはない(数少ない) 本当の楽しみや笑いをいただいてます。
「明日もやるぞ!!」 とまで思われていたのには驚きました(笑)が、 会長が審判でどんだけ走り疲れてしまうのか、 という皆の心配が無駄に終わってくれた? (とは言い切れないな〜) のは幸いです・・・。
会長、そして大会をささえて下さった沢山の方々、 本当にありがとうございました。
(小島)

■2011年11月12日(土)その2  Vol.1867

今もそうなんだが、 昨日も体調がな、今イチなんで、 早目の11時過ぎに道場を帰らしてもらった。

橋本が送ってくるのを断って、 一人、家人が待つ裏道へ出ると、 家の車に2名の警察が。
又何か家人がやっちまったのかと、 敬礼しながら近づくと、
「本ものだぁー」
「超有名人だぁー」
「神さまだぁー」
と何か知らんが舞上っている。
家人が路上に停車してたんで、
「何かあったの?」
と警官に尋ねると、
「申し訳ございません」とか 「すいませんでした」とか 頭を下げる。
「何なのよ」というとこだったんだが、 結論は、 握手がしたかっただけらしい(笑)
多分免許を見せた家人が、
「主人を待っている。その人の名は  『さくらいしょういち』」
でまさかってことで、 そういう場面になってたんだろう。

「まさか」

だよな(笑)

         雀鬼




大喜びして謝って、 どうやら、警察の方にとって奥様は、 まさかまさかのラッキーだったようです!
全国大会前にお疲れの中のトラブルか?!と思いましたが、 どうやら握手をしたかっただけとのことで、 ほっと一安心です。
(緒方)

■2011年11月12日(土)  Vol.1866

昨日はたった一人で沖縄からやって来た、 島袋一人のために道場にやって来て、 何度か麻雀を打つ。 島袋へのせめてものお返しの意味があった。
その後町田の理絵・ナルコ・佐藤達とも打つが、 悪い緊張感や身体が固まっているせいか、 皆さん打てないどころか、 とんでもないことが続けて起こる。
「勉強になります!!」
を何度も繰り返すしか 俺が打つ手はなかった(笑)
「化学」ですら、 間違いを大事にしないと先に進めない。
しかし、麻雀をやると定まったことや 決められたことすら出来ない過ちを犯すのが 人間なんだよね。
昨日は甲野さん、今日はもしドラの岩崎夏海さんと、 電話ながらためになる楽しい話が出来た。
そういう方が少数ながら 傍にいることがありがたい。

         雀鬼




沖縄同好会も7人ほど居ましたが、 今では練習の場がまったく立たなくなり、 今年は、全国大会一人で参加になりました。
会長と同卓させていただき、とても緊張しましたが、 年に一回の大会で会長はじめ、 本部・支部・同好会の方に会えるのを楽しみにしてます。 町田・下北と訪れ、 まだまだ、自分自身学ぶべき事が多いことに気づき、 また沖縄でも続けていきたいと思います。
沖縄同好会 島袋

■2011年11月11日(金)その2  Vol.1865

よしもとばななさんとの対談本、 「すこやかな生き方のすすめ」廣済堂出版 が今日発売。
今年、俺関係の11冊目。 ばななさんにこじ開けられたのか、 この本には俺のプライベートの事や 弱さ、ダメな部分を白状しちゃったような気がする。
ばななさんが腕利きの女刑事さんで 俺が犯罪者。
個人的な話しなら良かったのに、 公にしちゃ、ちょっとまずかったかもと、 少々反省しちょります。
本の題名は、 すこやか・・・うんぬん、なんてあったけど、 正直、「すこやか」のかけらも 入っちゃいない本かもしれないね。

         雀鬼




今回は敏腕女刑事さんの取調べにより、 会長のあ〜んな話や、こんな話が載っている模様です。 知られざる雀鬼のお話・・・、 これは非常に気になる一冊ですね。
「すこやかな生き方のすすめ」(廣済堂出版)は 本日より、¥1365−で発売中です!! みなさま、よろしくお願いいたします。
(緒方)

■2011年11月11日(金)  Vol.1864

老うと季節の変化に弱いのか、 少々体調の悪さを感じていて、 家で来たる全国大会の日のために 必死こいて修正をかけていた。
NHKTVで甲野先生が出演されているのを眺める。 甲野先生、俺みてえに 小っこい頃にやんちゃやったわけでもないし、 身体も小柄なのに身体一つで、 でっかい者や若い者とお手合わせしなきゃいけないんだから、 大変だなーと見ていた。
この頃思うんだか、 甲野先生のやられていることは、 「体学」だなーと思っちまう。
この前、道場に来られた時も 社会制度や常識からはみ出しちゃった青年が 甲野先生になついていて、 その青年を可愛がる甲野先生を見て、 「いい姿だなー」 と思っていた。
もちろんそれが善意や善行に見えたら 違和感を感じたんだろうけんど、 頼ることもなくなつく、 なつくものを可愛がる、 って俺の中にもある感情だからピッタシ来た。

あさっての全国大会に向けて、 沖縄から島袋が道場一番乗りを聞いて 雨ん中、俺も道場へ。
沖縄じゃ、いまだTシャツ一枚で過ごせるらしいが、 俺なんか、厚着して部屋もバンバン暖房をかけている。
北の国では雪だろう。
日本って小っこい国だが、 「今自身」 大きな違いがあるんだよね。

         雀鬼




気温もグッと下がり、 下北では体調の悪い人もちらほらでていますが、 島袋さんの来道場の一報を聞くと、 風邪なんてひいてる場合じゃない!! とも思わされますし、 麻雀や裏方や動きのイメージなど、 まだそれぞれ出来る準備があると思いますので、 当日に全員で楽しめるよう、残り2日、 みんなでしっかりやって行きましょう!!
(緒方)

■2011年11月8日(火)その4  Vol.1863

俺が元気だったちょっと前は、 深夜になると何げなく身体の動きが始まって、
「それ、どうやるのよ」
とあっちこっちの道場の狭い床の上で、 あーだ、こうだと皆して汗びしょになって遊んだもんだが、 この半年余り、 誰もそんなこたぁやらなくなっていたが、 時折り起きるヘッドの「キレ」が起きて、ドタバタがある。
今川いわく、 オカマのオッキーこと奥秋が、 元気が余ってか、 ヘッドや金さん相手に乱闘騒ぎを起こす。
それに新屋が加わって、 今やこの2人が狂犬、獰猛だったが、 グリズリーの金さんも食事タイムに姿を見せず、 ウォ〜っていう咆えや、 物を壊すほどの暴れ振りを見せなくなった。

先日も口が達者なヘッドが狂犬二匹つかまえて、
「おまえ等、2人そろって、  俺一人に勝てねぇのか」
と口げんかをふっかけた。
「頭に来た!!」
と奥秋がヘッドに挑む。
手数はヘッドが倍出すが、 重たい下段のケリを受けて、 ヘッド10回ぐらいダウンする。
何事にも負けず嫌いなヘッドだから、 本気になって挑むが、 オカマのオッキーにやられちまう。
切れて、殺気をかもし出すヘッドが、 弱くってよかったね(笑)
これでもしヘッドが強かったら、 仲間は怖くって、 みんないなくなっちまうもんな(笑)

         雀鬼






ヘッドは口は達者だけどパンチはちっとも効きません。 でも会長の仰るとおり、 ヘッドの狂気に強靭な肉体が合わさったら、 本当の暴君になってしまうので丁度良いのかもしれません。
(奥秋)

■2011年11月8日(火)その3  Vol.1862

今期の本選は10月30日を持ってして、 前半を終了し、 その間に下北の横山、シャボ、金村の3名が 鬼打ちの山を登りきっていた。
残りの日を使って、 下北対町田対抗戦が行われる予定。
町田6人衆がリーダーになって 四人一組のチームを作り、 下北のしげる、平本、陽太、深山、百武、シャボが 下北リーグのリーダーとなって、競う。
強さより、今期も存在感と行動力を重視した。
チーム作り後は、 運次第で勝負する選手が決まる。
なのにヘッドは敗けたらどうしようと思い込んで、落ち込む(笑)
どうしよう、どうしようの人生もあれば、 どうにかなるベェの人生を送って来た 土方の新屋が今週の週番。 相手は下北の哲。
今までの週番週と違って、 皆さんがマイペースに戻る。
今までの週が厳寒の中を一歩一歩進んだ行進だったが、 今週はそれぞれが歩きたい者が歩くだけ。
来週は全国大会やソフトボール大会があって、 週番制はお休み。
長年、遊びだか、仕事だか分からんことをやって来たことで、 「休む」ってどういうことか、 やり方を忘れてしまった俺がいる(笑)

         雀鬼




というわけで、少しのお休みがあって、 後半戦は町田6人、下北6人の計12人をリーダーとして、 熱い戦いが始まります!!
それまでに「休む」やり方を思い出したい方は 多田さんまで!!
(緒方)

■2011年11月8日(火)その2  Vol.1861

息子一家に送ってもらって道場へ、
「お父さん、今日は結婚記念日なんですよね」
と嫁の一言。 当然、忘れていた。
「家の一家で、  一番気にしているのが、お母さんですよ」
と追い打ちをかける。
「そうかい、ならどこかで何か買っておいてよ」
「お父さんから、じかにがいいんです」
そうかいってことで、 道場のそばの花屋にバラの花を買いに行く。 そばにあった木のくずで作ってある熊のぬいぐるみも買う。
男が気にしないことを 女性はものすごく気にする。
分かっちゃいるが、 俺は男だから、 そういう部分は気にならない。
「愛」や「おもいやり」や「やさしさ」の部類でないことは 何となく分かる。
男好み、女好みっていう違いかも知んないね。

         雀鬼




何かの記念日や記念の贈り物など、 女性は喜ぶ人が多く、 その嬉しい気持ちも分からなくはないのですが、 自分はそんなにこだわらない部分ですので、 いざ何かやるとなったら、めんどくさい感じがします。
でもそういう男女の違いが、 めんどくささだけでなく、 面白さでもあるのかなぁと、少しだけ思います。
(緒方)


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