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■2011年11月8日(火)  Vol.1860

清水Dr.からメールが届いていた。
先日の金村師範のお父上のお見舞いの件で、 清水Dr.なりの医学的現状の報告が書かれていた。 丁寧な報告だったが、 今まで健康だった俺にはチンプンカンプン(笑)
「金村師範のお父上は足腰のしっかりした  職人気質の立派な方であるのは、  鈍感な私にも分かりました。」
「同感です!!」
「金村さん達、御子息全員が  お父上を尊敬しているというのは、  現代社会において、  素敵な親子関係だと思います。」
同感です!! 俺も子を持った以上、 常々そうありたいと思って来ました。
我が道場でも、かって
「父親が憎い」 「父親を殺す」
というセリフを吐いていた奴もおったっけ。
清水Dr.のお父上も社会的に立派な方だったが、
「父親に感情を抱いたことがありませんでした。」 「好きでも嫌いでもない、  ただ自分の小遣いのために働いてくれている人・・・」
これも淋しいやね。
職人気質のお父上と雀荘のオヤジの初対面があったが、 言葉は少なかったが、 瞬間に通じるものがあった。
靴のなめし皮の職人、 雀荘のオヤジのひとときだったが、
「人物ありき」
と感じました。

社会的に立派とされる立場な方や 高名な立場にあられる方々の知り合いも多いが、 「人物」を感じられる人はごく少ない。
「会長が金村さんのお父さんの身体をほぐしながら  お話なさってる姿、  それを見ながら涙ぐんでいる金村さん・・・。  それはそれは素敵な絵柄でした。」 とDr.。

「父と息子」
誰だって、あったのにね。

         雀鬼




親子関係や近所付き合いが希薄になったといわれる現代社会で、 金村師範とご尊父様の関係は本当に稀有で 素敵なものだと率直に感じました。
かと言って、 「私も父を尊敬してました」 「父が大好きでした」 と書くのも嘘っぽいので、 思っているままを書いたらあんなメールになっちゃいました。
私達道場生の多くが会長に「父親」の姿を求めています。 櫻井会長、手のかかるバカ息子ばかりですが、 これからもよろしくお願いいたします。
あっ、あと緒方さん、 ユーミンのツアー最終日に向けてネイルアートやってたから、 コメントメール遅れてゴメンナサイね(笑)
清水雄介

■2011年11月6日(日)その2  Vol.1859

竹田は支部No.1の打ち手なのに、 水谷達に裏切られても町田勢が立ち上がってくれて、 義務男の平本に逆転勝ち。
名古屋在住の竹田の姿勢は立派だった。

平本も義務感ながら第一エースの席を取り、 第二に竹田で、これまた週番のワンツゥで、 常連の恒が三位に入って週番ポイントを積み重ねる。
下北にゃ平本という義務男がいたが、 町田にゃ本物の「権利と義務」の人生を貫く、 金さんがいた。
キムさんじゃなくて、 本名はギムっていうらしい(笑)

         雀鬼




『明けても暮れても週番対決・・・
   (中略)
    ・・・と思います。 町田 ギム』

ギムさん、非常にスッキリとしたコメント、 いつも、ありがとうございます!!
竹田さん、平本さんも、 週番お疲れ様でした!
(緒方)

■2011年11月6日(日)  Vol.1858

江戸まで金村師範のお父上のお見舞いへ。
町田まで迎えに来た金村の車が渋滞にはまる。
俺って鉄の箱って苦手でしょう。 渋滞の上、また小便がしたくなる。
少々つれえなーと思いつつ、 金村のお父上の辛さからみれば、雀の涙ほど。 これもお付き合いかなーとこらえる。
家を出る時には 庭の梅の木にメジロがつがいでやって来て、 しばしその風情に見とれていたが、 江戸の下町に行くと、 細々と江戸からのラインが残る店子が残っていた。

師範のお父上だけあって、 重い病にかかられている割りには、 大きな姿でどかんと控えてなさった。
三日もしたら退院しそうな感じを受け、
「今度、下北の旨いうなぎでも御一緒しましょう」
病院の方には先に清水Dr.夫婦が来てくれていたんで、 そちら方面は清水に任せて、 俺は明るい話をしているだけで済ましてしまう。

帰りに上野方面を通ったので、 ふた昔前に行った寿司屋を思い出し、 路地へ入ると店が新しく模様替えしていて、 数軒並んでいた寿司屋が同じように見えたが、 どうにかやっと見当がついて、 金村と二人きりでお父上が好む寿司を食らう。
馴染みの味に江戸前を感じ、お父上を思いつつ頂く。 都会はもうどうでもいいんだが、 江戸の香りってやっぱいい。

父が子を想い、 子が父を腹の中で、黙って想うって、 これ又素晴らしい姿だよね。

         雀鬼




会長より『お見舞いに行くよ』との御言葉に甘えさせていただき、 小雨の中なんとか病院にたどり着きました。
自分にとって会長と父との対面は、 ドキドキ感よりも嬉しさの方が数倍ありました。 ‘会長の力をお借りしたい’ という気持ちが強かったのです。
病室で会長が手を伸ばし、 父の身体を治療してくださっている。 大事な用事の後に駆けつけてくれた清水ドクター夫妻からも アドバイスをいただく。
父同様に自分も元気になっていくのがわかりました。 ありがとうございました。
帰りは渋滞を避けるために御徒町方面に向かう。 トロフィーやメダルを扱っている 松永さんの店を見つけた後に寿司屋に移動。
会長が注文をされ、ギリギリのB評価が一貫あっただけで、 A’クラスのネタが次々に出てくる。 本当にウマかったです…
これからは、会長に来ていただいた意味や繋がりを 見つけていこうと思っております。

師範 金村尚紀

■2011年11月4日(金)その3  Vol.1857

他のものに不当に扱われると嫌なもんだろうが、 学問をして社会を出て仕事をやって、 人は正当化を目標に生きるんだろうか。 たいがいのぶつかりは正当化、対、正当化。
何につけても良否を含んだ正当化で表わすことで、 人の持つ心の病いが見える。 正義でも真実でもない正当化。
多かれ少なかれ、 そんなくだらんものを持ってしまうのが、人の性。
己れの中でそういう部分が顔を見せると、 嫌悪を感じてしまう。
人って弱くって怖がりだったから、 地の上で辺りを見渡すために 木に寄りかかって立って、恐怖を計り、 怖いがゆえそのまま四つ足をやめて、 二足歩行に移ったのだろうか。
それにしても人の持つ呪縛って、 星の数ほどあるもんだ。

         雀鬼




人に何かを言われて、 自分の正当を主張したくなることって 誰しもあると思うのですが、 自分が主張してしまった時点で主張が通っても、通らなくても、 自分にすごく嫌なものを感じたり、 むなしさが残ったりしてしまいます。
道場で正当化をうっかり出してしまった時は、 「言い訳をするな!!」 「はい!!」 このやり取りで済むようにしていきたいですね。
(緒方)

■2011年11月4日(金)その2  Vol.1856

俺は裏切らないが、 今週の町田週番の竹田は名古屋から駆けつけているのに、 直下の水谷達には裏切られるは、 町田の清水Dr.と6人衆の理絵までも 下北道場で打っているのを見た。
水谷も清水もお医者様。 理絵も薬剤師と、大体が裏切り者は医者関係。 これって何か因果があるんかなー(笑)

下北の週番は、
「義務と人情を秤にかけりゃ……」
「義務」が重たい…ていう程、 義務感を垂れ流しながら打っていた平本がいて、 その道の大御所である多田の姿もあったっけ。
週番制度も長く続くと、 裏切られるものや義務男が登場するようになる。
義務感に裏切りが少し負けている。 どっちが勝っても、こりゃダメだよな(笑)

11月13日には全国大会があって、 12月の25日には、 かなり淋しい下北道場生の卒業式を 下北タウンホールで行うことが決定。
多田は初期から存在した化石みたいな奴だが、 きっとホッとしてることだろうが、 金村は大きなものを失う状況にいる。

「逢えなくなって始めて知った」心の重さ。
 
         雀鬼




元名古屋・現在所属不明の水谷です。
町田では「裏切り者」であり、 高槻でも「水谷と一緒はいやですね(BY宮本)」 と完全なる鼻つまみ者状態。 さらにはホームベースだったはずの名古屋でも 「お前は高槻所属だろ(BY竹田師匠)」と言われ、 神経内科の医師なのに、 訳が分からなくなってきました(笑)
今やどこともしがらみがないということで、 ガチンコのランキング発表!!
第1位 会長がいらっしゃる町田道場
第2位 金村師範がいらっしゃる下北沢道場
第3位 竹田師匠がいらっしゃる風道場
第4位 「山公」がいる高槻塾
「山公」の顔色を気にしてラス半をかけることができない。 翌日の仕事は理由にならない。 弱音を吐くと、さらに「山公」の周りにいるイエスマンたちが 次々と襲いかかってくる。
以上になります。 お後がよろしくないようで・・・。
元名古屋 前「高槻の頭」 現「裏切り者」 水谷

■2011年11月4日(金)  Vol.1855

先日取材で新宿まで出向く。 新宿駅に馴染みの担当である高木と荻原が待っていて、 場所も名すら聞いたことがないホテルへタクシーで向かう。
昔は小っこい店が点々とあったところの青梅街道沿いは、 ビルディングがデェンと立ち並んでいた。
高木が目標の地図を持っていたが、 タクシーがそれらしきところを通り過ぎている。 後方を振り返り、 200m位先の看板すら見えない建物を見て、
「あそこだよ」
で戻ると、そこが目標のホテルだった。 案内すら出来ない高木ってまずかないかい(笑)
小っこいホテルの一室で精神科医の香山りかさんと 3時間だか4時間の予定をオーバーして、 何かを語り合ったらしいが正直何も覚えちゃいない。 お相手が精神科医の先生てことで、 前日から負の状態を無理に作り、入り込み、 彼等の近くへ精神を持っていったんだが、 それって作り物だが凄げぇ苦しくって苦しくって。 それこそ頭が変になりそうだった(笑)
終わって、 俺、このまま下北へ行くね、とタクシーを拾おうとしたら、 若くて可愛い女性から声をかけられる。 どうも石巻出身らしく、 避難所へ行ったお礼をされる。
忙しそうな先生も担当者等と同行して下北へ。 焼肉の城西苑さんに入ると、 祭日前だからお客さんが多い。
予約席と書かれた席につくと、 入り口でペコペコ頭を下げっぱなしの若者の姿がある。
ああ!!俺にかい、と軽く会釈を返す。
メニューは何時も道場生任せだったから、 この日はママが俺の好みをわかって、選んでくれる。
傍に入り口にいた若者がやって来て 頭を下げながら名乗っていたが、芸人さんだったらしい。 高木達から、その若者がどこの誰か説明を受けるが、 テレビを余り見ない俺にはわかりにくい。
男性三人で女性がその倍以上で、 合コンだかが始まっている。 女の子達は大声ではしゃぎ回っていたが、 男の芸人さん達は静かに押し黙っている。
「オメェら、チョットうるせぇぞ!!」
て言ったらどうなるかなーに、 高木の野郎が、
「やって見せて下さい」
「楽しんでるのに可愛そうだよ(笑)」
旨いユッケを頂いて、彼等の為に店を出ると、 ママさんと芸人さんまで出て来て送ってくれる。
外へ出る、道場の向こう側で金村が立っていた。 俺が出てくるのをずっーと待っていたことがわかる。
「実は会長…。」
俺が見た悪夢や違和感が、こんなところにもあった。

         雀鬼




道場では普段から、 頭を使い過ぎず、シンプルにすることや、 自然な体使いや、感覚で動けることの大切さを教わっていますが、 今回はあえてその逆に近い状態で、 取材に臨まれたとのことで、 疲れ方はハンパなかっただろうと思います。
少しだけでも、城西苑さんのおいしいユッケや、 下北での時間で回復されていれば、いいのですが。
(緒方)

■2011年10月30日(日)その2  Vol.1854

今期、四天王がしげる、ヘッド、恒、小鉄に。

全国大会の毎度仕切ってもらう山田、多田、佐々木、金村に代わって、 仕切り任命をしたんだが、 今日の月例会仕切りに、やる気を見ようと、 ヘッドにシンヤと奥秋という野犬をくっつけてやらしてみたら、 ヘッドが切れること切れること。
見ていてちょっと心配になってきた。

「責任感」とはいいことだけじゃなくて、 少し方向を狂わせると、 自分も周りも悪い方向に引きずり込んでしまう。
無責任も問題だが、 責任感から起きてしまった大きな悲劇が、 歴史上にもいくらでもある。

先週の週番の方は、 俺を一番車に乗せてくれた歌ちゃん率いる町田が勝利して、 俺の身体をよーくマッサージして眠らしてくれた 下北の深山が負けたけど、 先週のエースとして歌田と深山でワンツウはお見事。
3位には恒が入って、 総合週番エースポイントを伸ばす。
町田六人衆の歌ちゃんは年老いた(?)のに、 今期の週番34名中ベスト8位に食い込んだのもお疲れ様。
週番制も今週の、平本 対 竹田組で18週目に入って、 選手の皆さん疲労困憊。
竹田は全国の支部、同好会を含めて、 たった一人の週番に選出されただけでも、 大きな意味がある。

         雀鬼




今週、町田の週番をやらせて頂くことになりました。 少しでも盛り上がればと思います。脱力系でね!! 週番は自分一人で背負ってしまえば辛くなるけど、 みんながいると思えば楽しさに変わります。 みんなにお土産何買っていこうかと考えて、 楽しくなっている自分に驚いてます。 ヘッドも背負い込み過ぎず、みんながいる訳だから 楽しんじゃいましょ!!
名古屋 竹田

今年も全国大会の季節がやってきたよ〜 司会進行は、新四天王だよ〜 ヘッドは今日の司会進行はぐちゃ、ぐちゃだよ〜 こりゃ、まずいよ〜 たたたた大変だよ〜 大変だよ〜〜
野犬シンヤ

■2011年10月30日(日)  Vol.1853

先日感じた違和感、それを正したくて、 甲野先生等が見える前に一局打って、 牌に聞こうと思ってたんだが、 あん時は打てなかったが、 その後、それを試したくて 小鉄の卓に加えてもらったら、 小鉄が“白”と“発”を鳴いてるところへ、 俺の一打は“中”を卓上に放していた。
「ペナルティ」
雀鬼流の約束を破っちまった。 自分の中では、やっぱりな、こういうことだったんだと、 己を牌の中に鏡のように見出したが、 小鉄達は、何かの冗談ぐらいしか とらえていなかったかもしれない(笑)。
雀鬼流の約束事であるペナルティーなんか、 自分の中じゃ消し去っていたんだが、 違和感を感じた中で、あっちゃいけねぇことが出現。 何かに囚われたのか、それを変換出来ずに、 無意識の中で引きずっていたのかもしれない。

今から、今月の月例会。 まさか、まだ何かを引きずっていたら、 俺、又やっちまう。
どう出るか、流れにまかせて見ます。

         雀鬼




会長が何かをやっちまうよりも先に、 今日は現実の町田道場月例会で大暴れしている人が少々…。 会長の鏡の感覚で、あるがままに打ってみて、 今の自分の状態を試したり見てみるというのは、 凄い感覚で面白いなぁと思います。
(ダッチ)

■2011年10月29日(土)その2  Vol.1852

我々の竹書房さんから、 200万部を売った「もしドラ」の岩崎夏海との、 3日間に渡る語り部が10月31日に出版される。
本の題目も、
「鮭はここまで約束を守ってんのに」
という長い題目だが、 俺自身、凄くこの題目が気に入っている。

あの日、利尻島の海辺で出逢った鮭に自然に感動して、 涙が流れる光景が焼きついている。
鮭は生きた生命を生まれた所へ帰り着けたものだけが、 全てを返す。
何と素晴らしいことなんだろう。 とても真似が出来ません。

         雀鬼




10月31日発売の、 「鮭はここまで約束を守ってるのに」(\1,260-)は、 我等が竹書房さんより出版です! 皆様どうぞ、よろしくお願いいたしま〜す!!
(緒方)

■2011年10月29日(土)  Vol.1851

もろもろの事情が重なってか、 夕方寝入った時に「悪夢」を見てしまう。

甲野先生方達が来られる前に、 2つ3つの違和感が感じられたのが悪夢となって現れ、 夢を見終わった後の一時間余り、 その夢から逃れない自分があって、 妄想、幻想の中から、 しばらく引き返すことが出来なかった自分がいた。
疲れが重なった上での悪夢は、 さらに俺の心身に疲れを重ねる。
言葉も、書く事も、 身体を動かすことも出来なかった俺だったが、 意識だけははっきりしている。
大好きな道場生達からゴミのように扱われ、 今まで出逢った人々から、 全ての存在を無視される状況の中に妄想があった。
存在を消せよ、と誰しもが求めるこの妄想を、 現実と捉えたら狂の世界。
どうにか存在も残り、そちら方面にも行かない。 何時も通りの現実が今日も道場にあった。
小便をしながら、
「逢えなくなって〜、初めて知ったぁ〜。」
なんて口ずさんでいた。

         雀鬼




何と、自分も会長の悪夢の中に登場し、 会長に対して相当に大暴れをしていたそうです。
会長に恨み・つらみは全くございませんが、 夢の中の自分は行儀悪く暴れていたようで、 申し訳ない気持ちと、 夢の中でも粗相をしないようにと思う、今日この頃です。 みんなも夢の中での行動には、十分気をつけましょう!!
(ダッチ)


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