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■2009年10月10日(土)  Vol.1190

竹書房の鈴木誠です。 皆さん、先日は最強戦お疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。
会長のお気持ちや選手4人の方々の心情を思うと、 申し訳ないのとありがたいのとが 入り混じった複雑な思いでした。 また一方では、雀鬼流の強さを見せつけてほしい という気持ちもありました。
そんな中、
「雀鬼流がナメられるのだけは絶対に許せない」
という金村師匠が、全参加者の中で最も重い看板を背負い、 最も強い麻雀を最初から最後まで打ち通して下さいました。 それは会場にいる読者にも伝わったらしく、 常に金村師匠が一番多いギャラリーを背負い、 その数は増えていく一方で、 準決勝などは椅子を並べて、その上で立ち見をするほど、 まさにすずなりのような状態になっていました。
「誰が強いのか」 「誰の麻雀が面白いのか」は、
ストレートに読者にも伝わるんだなと思い、 嬉しいような、誇らしいような気持ちでした。
翌日、会社で昨日の感想を聞いたところ、 皆、口を揃えて
「会場にいた人は、誰もが金村さんが  一番強いと思っていますよ」
と言われた時は、会長に決断をしていただき、 金村師匠や多田さん、マネージャー、 丸ちゃんに出ていただいた甲斐があったなと思いました。
優勝したプロ?ですらも、
「正直、勝ったという気持ちにはなれない」
と後で口にしていたらしく、 そりゃそうだよなと思うと同時に、 正直で可愛いじゃんて感じでした(笑)
色々と運営上の不備や配慮が行き届かない部分も多々あって、 不快な思いを与えたり、ご迷惑を掛けたりしたにも関わらず、 最後までお付き合いいただき、本当にありがたかったです。
会長をはじめ、金村師匠、多田さん、マネージャー、 丸ちゃん、ありがとうございました。 それに、Tシャツ販売等で来ていただいた皆さんも、 長〜い一日お疲れ様でした。
          竹書房 鈴木 誠



最強戦。ネットで配信された動画のカメラワークと 解説?が不明確でいくつか質問もきています。
決勝、最終局あたかも中のなか抜きの降り打ちのような 尻切れ画像になっていますが、あの形は、 二三四(4)(5)(6)中中66に、6を引き、 二三四(4)(5)(6)中中666の形になり後付けの形から タンヤオに移行する為、中を切った形で 真っ直ぐアガリに向かった放銃です。
途中の局の鳴き一通の形で最後に9ピンを外したのは、 実際に6ソウが当たりだという問題でなく、 もう自分のツモもないのに、無筋のドラやドラ側を 切るのはぬるい打ち込みになり他家にも迷惑がかかる為です。
その前のドラの西単騎に受けず、 58ソウノベタン待ちのリーチは、 現在の雀鬼会のルールではチートイ以外の 単騎待ちリーチが禁止されているだけでなく、 それまでのアガリがほとんどソウズ絡みなので、 ソウズを狙った形です。 (前述の6ソウを止めたのも絡んできますね。)
最強戦後いくつか「凄かった!」とのメールや 質問を頂いています。雀鬼会にはマニュアルはありません。 断片的な1局の打牌で判断するのでなく、 牌の音は今日も営業しますし、 形態としては普通の雀荘ですので、 是非一度自分の目で「気持いい麻雀」を 確かめてみてほしいと思います(花岡)

■2009年10月9日(金)  Vol.1189

長年麻雀をやってきて、 何が一番大切なことかを学ばしてもらった。

勝つことや強さでもない、 能力や技術でもない、 その時その場で、
「空気を読めること」
この差が出来る者と、 出来ない者を分別する。
麻雀だけでなく、 どんな状況や状態であっても、 知らずに空気を的確に読んでいればいい。 無神経だったり無関心だったり、 余りにも自己的生き様が強いと、 空気を外す。
他人を思う気持ちや事も、 人を思いやっているばかりでは、 トンチンカンで方向性や、やるべきことを外す。 気持ちや愛情があっても、 うまくいかない事の裏には 空気を読んでいない要因が含まれている。
たとえ学や知が無くとも、 空気を読めるセンスがある人を出来る者として存在する。 その時その場であるから空気も見る間に変化している。 固定観念に囚われている者はこの変化を見落としてしまう。 空気はあって見えないものだけに、 それを感じることは至極困難である。
麻雀なんてやる者は、 ろくな奴はいやしない(笑) だけど卓上で人と触れ合うことで、 この空気間を学べ、 感じられるようになったら それも捨てたもんじゃないんですけどネ
          雀鬼




「空気を読めること」 ちょっと前にKY(空気を読まない、読めない) という言葉が流行りましたが、麻雀以外でも、 空気を読むということは大事です。 それを麻雀で覚えていければ、身につけていければ、 また一つ麻雀を通して学ぶことが増えます。 自分も空気を読むのは大の苦手なので、 少しでも治していきたいです。(ジーコ)

■2009年10月7日(水)  Vol.1188

秋と来たら、松茸。 どこからか、 今年は松茸が豊作だと耳を流れる。
今年はどうしたのかな、 なんて少々いやしい気持で 松茸のことを瞬間考えてしまう。 そのいやしい気持を知ってか 数日前に松茸が届く。 待ちかねたように 香りを楽しんで味わう。
うん?!
俺の体調がすぐれぬせいか あの松茸と少々違う感じを受けてしまう。 その年の天候一つで松茸の味は 微妙にも大きくも変わってしまう。
「三陸の松茸は日本一旨い」 と毎年こんな俺に岩手県の元道場生の 松原の御両親殿が送って下さる。 松茸の裏に御両親と松茸取り名人の腕がかかっていて、 毎年俺のために向こう様で勝負がかかっている。(笑)
自然の恵みも腕だけではとても届かない。 自然の天候の良否が左右する。
松茸の味以上にそういう裏話しを 聞けることが俺にとって最高のこと。 世間じゃ豊作だって 市場に松茸が多く出回ったって そんなものは夏松茸っていって 香りも味覚も本物にほど遠い。
そんなものを会長に送ったら名がすたる。 という向こう様側の意地と こだわりがうかがえる。
人間が願ったって、 最高のテクニックを持ったとしても とても届かぬものがある。 素敵な話しじゃありませんか。
日本の文化である職人を越えたものを 人間と自然とのふれあいの中に感じてしまう。
「自然には適わない」
俺の造言にぴったし。 今年は雨も少なかったし 台風もやってこなかった。 それだけで自然の恵は 大きな変化をもたらしている。
親御様さん達はその日が来ることを 一年かけて勝負しなさっている。
「まあだかよ〜」 「まあだだよ〜」
御両親と名人の勝負が毎年ある。
豊作なんだから松茸は山へ入れば 名人には見つけられる。 名人がここぞっていう天候の日に ここぞっていう場に生える 松茸を狙っている二方の中に何度となく ダメ出しがあったらしい。 「今年はもう待てない。ここまでだー。」 という名人の作品が届いたらしい。
松茸一本の楽しみの裏に厳しさや苦悩すら見える。 「こんなもんじゃ市場に出せても  そっちにゃ送れねぇ。」 という山師の意地とこだわりがうかがえる。
松茸一本よりそういう志ざしが 俺にとっては最高のお品。 今年はこれだ!!まで行かなくとも 自然の凄さを学べるだけでも、 嬉しい気分になる。
10年程前に岩手の現地の 隠れ小屋のようなところで食した松茸は 今だに俺ん中に木と葉と土の旨みとなって残っている。
          雀鬼




松原さんの御両親はきっと 会長の喜ばれる顔を思いながら、 それを楽しみに松茸のいい場所、 いい時を探されたのではないでしょうか? そう思うと、自分も喜ばしい気持ちになります。 松茸はもちろんですが、 その裏にあるお心遣いや行動が 会長の言われる温かさにつながるのかなぁと、 また自分はそういうところも 全然足りていないなと思いました。(緒方)

■2009年10月6日(火)  Vol.1187

荷がおりてぐっすり眠って目覚める。 オッ!!久し振りの快調だぁ。 それも数時間で終わり。
本当の俺の調子が現れて、 どっと倒れ込むように又ベッドの中。 眠れるんだが、悪夢をみる。 何度打ち消しても悪夢が現れる……。
最強戦の会場へ出向き、控え室は寒い。 どうすべきか腹も決まらず、 楽しむ気持ちを押し出してもすぐに消えてしまう。
そば等で一言も口をきかない 暗い宇佐美が座っている。

会場では麻雀の試合らしきものが始まっている。 一度も見ないのも何だから、何を感じれるかと 会場内に入って見る。 手を大きく上に上げて牌をツモって、自山の牌を越して、 己れの身体の方まで引っ張ってツモル奴が 最初に飛び込んで来る。 見たかねぇもんを見せられる。 ヒドイ、汚たネェ、何よこれ、が俺を襲って来る。
予想はしていたものの それ以上の醜さを感じてしまう。 名札を見なくともすぐに一般の方、ネット麻雀の方と、 専門家らしき人達の分別がすぐ分かった。
余りの酷さに目を背けたくなるのを我慢して、 会場内をザーと回る。 こいつ酷過ぎる、と思って足を止めると そこで打つ者は麻雀の専門畑にいる者達だった。
逃げるようにその場から立ち去り、控え室へ。 あの場で打てるというより、 あの場にいられる者達の神経を考えている。
勝つなよ、敗けてもいけねぇぞ、という 俺の心音を感じて参加させちまった佐々木丸が、
「気持ち悪いです。」
と帰って来る。
切なくて、たまらん気持ちで座っていると ライブの時間がやって来た。 そん中へ入って麻雀こそ打たなかったが、 あの空気の中へ身を置くことが 忍び難かった。
会場の後ろから入場する俺の身体から、 怒りのようなものが沸いてきて、 何んか殺気みたいなものを感じながら壇上に上る。
押さえろ、とにかく押さえて耐えるんだ と自分に言い聞かせる。 来場者を一人一人確認しながらトークする。
言わなきゃいけないことが いっぱいあったが、押さえた。 もっと伝えたいことがあったが、 それもやらなかった。
それでも時はあっという間に至って とっとと自分の荷を下ろすが、 大切な金村は会場でまだ荷をかついでいる。
予選と俺のライブを終えたら 皆んな連れて帰ろうと決めていたんだが、 準決勝が始まって金村が一人そこに 取り残されている。
会場をのぞいた時、金村の後ろは人だかり。 これだけは正解でしたネ(笑)
シロウトでも金村のように、牌さばきといい 手順の進みといい、こんな打ち方もあるんだよと 見て頂いただけでも来場者の為に良かったと思う。
「あの麻雀は人に悪いというか、地球に悪い」
と金村が誰かにしゃべっていたという。 さすが金村、 名言を一発で残してくれた。
今から馬庭さんのお伴で 総合格闘技会場に行って来ます。 体調はかなり熱いです。
          雀鬼




最強戦、想像以上に酷いものでした。 基本動作のない麻雀は、無駄な動作・余計な思考の オンパレードで、見ていて気持悪くなりました。 野球やサッカー等のスポーツはもちろん、 囲碁や将棋にも動作・無駄の無い指し方は あるはずなのに、麻雀は動作が美しくなりません。 雀鬼流が完全に正しいとは思いませんが、 気持ち良い打ち方を目指して、 皆が麻雀を打てるといいですね。(ノック)

三週間ほど前、最強戦の件で会長よりお電話がありました。 「竹書房との付き合いや少々義理もあるから、  もしかしたら出場してくれ」と。 はい、、と一言返事をした自分に会長は 「勝ち負けはいいから雀鬼流を  読者の方たちにみせてやれ」という言葉だった。
当日はすぐにやってきた。 試合が始まると、なぜかオレの周りには人だかりができていた。 別になんとも思わなかったが、 隣りにいる‘はちまきをした少年’と ‘グラサンをかけたへんてこなファッションをしたオジサン’には 少々捕まりそうになった。(笑)
一・二回戦はかなりのトップをとったので、 ちょっとやりすぎたかな?と思ったが、 三回戦がスタートすると逆に怒りがこみ上げてきた。
悲しみだったかもしれない… 牌を切れない対局者三人にだけでなく、 麻雀会に感じていたのです。
大会が終わってから会長より、 「途中で辞退させようと考えていた、、、」 「雀鬼流が安っぽくなるのは許せない」とのお話しだった。
自分も雀鬼流がナメられるのは許せねぇ! そんな気持ちで臨んでいたのです。
今大会の参加者の多くの方が、 雀鬼流の麻雀を楽しんでくれていた気がします。 会長お疲れ様でございます。 皆さんご苦労さまでした 最後に、自己評価を言わせていただくと金村Aでお願いします。(笑)

■2009年10月3日(土)  Vol.1186

思ったことを書いてしまった。 家庭の事情という私事だったかもしれないが、 自分の心の中だけに しまっておけずに叫んでしまった。 「馬鹿野郎っ」てな。
そのことは朝まで俺から離れなかったどころか、 もっともっと怒りが増して来て、 朝七時になって電話を入れる。 馬鹿野郎なんて越えていた。
「てめえ等なんか・・・」 「男ってのはなー」
と立て続けに、怒りからの酷い言葉が飛ぶ。 いつもなら大概のことも冷静に語るんだが、 このことに関しては俺は完全にぶち切れ状態。 相手の声などいらない。 俺からの一方的な怒声、まさに「世も末」って感じ。
その後、部屋を真っ暗にして布団に潜っていると 親が孫を俺のベッドの側に置く。
「アオちゃんか」「アオちゃんか」
とただそれだけ。 部屋の入り口でアオトの親達が 「お父さんすみませんでした」 と頭を下げている。 そっちの方は見る気も起きない。 見たら、二人は張り倒されボコボコにしちまう。 それが分かっているから見なかった。
「アオちゃんを側に置きます」
とか細い声が聞こえる。 後で又出直してきます、と帰り 俺も眠りにつく。 夜になってやって来た。 親から離れたところでもう一度しっかり アオちゃんを抱っこしてあげる。 これがやりたくて俺が生きているのも一つある。

今日は明日の最強戦ライブを控えてホテルへ前泊。 支度をしているとアオちゃん達も 温舟んところもやって来る。 昨晩は悲しくって、夜なのに
「温舟、又悪いんだけどタバコと  新聞と午後ティーを買ってきて」
と頼む。
温舟は俺の用を足すことが大得意。 すぐに間違いなく必要な物を買って来てくれる。 本当は物でなく、ちょっとだけでも 温舟と逢いたかっただけ(笑)
今日もジージのお手伝いするよ、と 車で迎えに来てくれる。 アオト達もやって来る。 魔の一日があったけど徐々に通常の一日に戻っていく。
「お父さん一人で大変そう。  それにこの頃体調も悪そうだし、  だから私も何かやんなきゃと思ったんですけど  お父さんはアオトを寂しくすることが許せない。  それを大切にしてくれているのが分かったので  全てをやり直します」
うんともスーとも返さなかったが、 当たり前に決まってらー。 男親とは何もしゃべらない。 まだしゃべっちまうと手が出そうで危な過ぎる。
「ジージ、お仕事カッコ良くやって来てね」 「任せときな」と笑って返してやる。

花岡は、HPを私用で使うなと思っていることだろうが、 そんなの知るけぇだ。 文句あんなら一対一で男の勝負をつけたる!!
          雀鬼
 



自分は昔、保育園で一年間働いていました。 当時の自分を振り返って、 とても良い先生だったとは言えませんが 働いてみて感じたことも沢山ありました。 働きながら子供を預けている親でも、ちゃんと子供と接し 出来るだけ寂しい思いをさせないようにしている 親御さんもいましたが、やはり時間が限られたり 仕事で疲れていると、なかなか子供と触れ合えない 親が多かったです。 やっぱり一番大切なのは、親がしっかり接して 満たしてあげることだなと思いました。(ノック)
はひぃ!自分は文句ございません!ですはい。 私用で使われてるとも思っていませんし。。。 最強位戦もお気をつけていってらっしゃいませです。(花岡)

■2009年10月1日(木)その3  Vol.1185

何てことするんだ。
床屋に行った帰り、
「アオトは」
と尋ねると、 道路沿いの保育園だかの、 床の上でたった一人アオトが寝ている。 そばに若い先生が座って何かを読んでいる。 窓辺から覗いただけで、 くやしくって涙が出そうになる。

暫しその姿を目に焼き付けて、 インターホンを押す。 若い女性の声がする。 どうぞと迎えてくれるが、 俺って凄え怒りがあった。
「何てことするんだ馬鹿野郎が」
が心の声。
「親は何時に迎えに来るんですか?」 「八時半頃です」
ふざけんじゃねえ、馬鹿野郎。 悲しくなった俺が、 奥を覗くと目覚めた我が孫が床に座って泣いている。 何てことしやがるんだ馬鹿野郎が、 12時間近くあんなところに 一才になったばかりの子を預けてたらしい。 何の事情か知らねえが、 俺は絶対あんな姿は見てられねえ、 その足で抱いて帰って来るが、 一昨日までのあの明るい可愛い笑顔がすぐに戻ってこない。
「水分も食べ物もあまり取りたがらず  ウンチもしませんでした」
そんなこたあねえ、 俺が知ってる孫は水分も取るし、 食べ物もおいしく食べてる。

孫は余程寂しかったのか、 自分の家に連れて帰ってやっても、 何時もの孫じゃねえ、 俺は知らなかったが、 今日が初日だったらしい。

一才にしかならない孫を、 こんな目にあわすんなら、 あいつら俺の子供じゃねえ。 長く父親やってきて、 初めてこんな気持ちにさせられた。 ー馬鹿野郎ー
          雀鬼
 



アオトくんも目が覚めてみたら知ってる人が誰もいないから、 かなり寂しかったと思います。 会長は4、5才位まではとにかく寂しい思いをさせずに、 楽しませるだけという子育て方針。 その頃の体験が心の根になって性格にもなっていくんで、 何にも覚えてなさそうな赤ちゃんの頃も大切です。 会長がここまで馬鹿野郎という言葉を使っているのですから、 かなり大事なことと思います。(ジーコ)

■2009年10月1日(木)その2  Vol.1184

雀鬼会本戦、一回戦から作ったようなドラマがあった。
下北、町田両リーグ前半二試合づつ、後半三試合づつがあって、 下北は前半で両雄の金村と多田と送ってきても、13点しか取れず、 実力の下北勢に敗北の色が見えた。 町田の方は沓掛、清川、ヤンマー、佐々木で13点を入れて、 前半でまさかの10点差。
後半は両道場で別れて行なわれて、 早い時間で高田、陽太、緒方、木下で予選最高点の17Pを叩き、 他の卓点は5P、6Pと低い記録で終わって、 一回戦の合計点は41Pとなる。 高田卓の記録があっても、 金村、多田で残ってしまった低い点では町田に遅れをとる。

ところが、 遅い時間に始まった町田リーグの試合の方で、 小鉄、チャッペ卓で10点、 竹田、BIG卓で5点、 残る一卓が壊れちゃった。 力みが入って牌が裏返る、 そして発表された得点が2P。 町田勢が一気に引いていく。 なんと必勝コースからの大逆転敗け。 この一点の重みが全てに引っ掛かる。

誰にどうだという問い掛けでなく、現実がそこにあっただけ。 2点しか取れなかった理絵、今川、歌田、ノック。 最低評価点を与えたのはこの俺。

歌田も今川もC評価、 一年を通して毎日我が家まで深夜に車で送ってくれる、 御二人さまに最低評価をつけてしまう俺は、 やっぱり「鬼」ですよね。 歌田に送ってもらった車ん中はつらかったよ、、、とほほ。
          雀鬼
 



まさかまさかの10点差を引っくり返しての大逆転!しかも1点差。 このたったの1点差が大きな意味があることを教えてくれます。 それぞれが課題を見つけて修正をしていくほかありません。 予選リーグは両道場の対抗戦。一回戦目は下北勝利!! 二回戦目は沓掛委員長を先頭にして町田初勝利を目指します。(ジーコ)

会長が下北にも来ていただいていたあの日。 多くの下北選手は道場に残り、 町田リーグの結果を固唾をのんで待っていました! そして送られてきたFAXを、高田委員が1卓ごとに劇的に発表!! 得点差からは一瞬信じられませんでしたが、下北はおおわきでした! いずれにしても低レベルでの接戦になってしまった初戦。 お互い修正して、もう少し高いレベルで次戦をめざしましょう!(花岡)

■2009年10月1日(木)  Vol.1183

高校の野球を含めたスポーツの監督やコーチつうのは、
「勝つことを教えてんのか」 「技術を教えてんのか」
その力さえアップすればそれでいいのか。 生徒達もコーチの前では礼儀正しく ハイハイとやってんのか分からんが、 2回続けて電車の中でシルバーシートの四人掛けの席に、 二人して大股開きで前にどかんとバックを置いている。 こいつらも遅くまで運動して疲れているかもしれないが、 席の前には仕事帰りの疲れた大人が立っている。 バックを蹴ってやると、 一人の男の方は姿勢を正すが、 もう一方の子はふてくされている。 あいにく次の駅で同時下車、 ちょいと待てと、ふてくされている方を止める。 もう一方の子はすぐに被っていた帽子を脱いでいたが、 ふてくされ坊主の方は、 俺が隣に立っただけで身体に震えがきている。
「いいとか悪いとかじゃなくお前達、  男としてかっこ悪いんだよ」
病弱な俺が叱る。
「叱られて気分が悪いか」
とたずねたら、
「イエ」
と小さい声が帰ってくる。 ヤンキーとかチンピラなら分かるが、 高校のスポーツのクラブ生が、それをやっちゃまずい。 グレたいんなら自校の監督の前のグラウンドでしろ。 スポーツやったらこんな行儀が悪くなりましたってな。 はてまた、そういう態度をとるもんだけが 学校のクラブへ入るもんかな。
夏の甲子園野球じゃ皆んな清清しさを出しているけんど、 あれってその日だけの演技なんだろうか。 そういや家の道場も高校の野球部の監督達を、 出入り禁止にしちまった。

今日日の若者達は可哀想だよな。 もちろん悪い大人の一人に俺も入ってんだけんどな。
          雀鬼
 



Vol.1181に続いてまたしても電車内での出来事が、、、、 会長は良いことも悪いことも何時でも見過ごさないお方なので、 このようなことはしょっちゅう起こっております。 スポーツをやっている子に限らず、 男として恥かしいことはしないというだけでいいんですが、 今の時代では見本となる大人も中々いないということで、 下手したら一生誰からも教わらずにいくのかもしれません。 会長と触れた子達はラッキーだったと思います。 自分達にとっても何事も見過ごさない会長のお姿は 勉強になります。(ジーコ)

■2009年9月27日(日)  Vol.1182

体調は悪しだが朝から用があって 午後に娘夫婦の車で道場へ。 道中の車の中で、 愛しい孫が何時ものように眠りにつく。 その子を置いて親達は本屋さんに行ってしまう。 道場のソファで眠っている孫を気遣いながら 原稿を書き出していると、道場に響く音で 孫がうっすらと目を開ける。
「ここどこボクしらない」
不安そうな目に口元がゆがむ。 「アオちゃん」とベソをかく前に 抱き上げてあげると、俺の身体で安心したように 顔をうずめてくる。
この可愛さが俺にとってはたまらない瞬間。 抱っこしたまんま残りの原稿にペンを走らせる。 俺の体調・・・いや、俺今日は忙しいのに 親達はすぐには帰って来なかった。 困ったもんだが こういう困ったは結構味がある(笑)
俺の血を引くらしい孫は、オモチャより 葉っぱに興味を示し、道場の観葉植物の 側に行ってという気持を出す。 OKだよと葉っぱの側へ行くと、 何時ものように葉っぱを強く引っ張る。 この植物は俺の大切な 鍵山相談役から頂いたもの。 頂いた時は小さかったものが今や大きく伸びて、 葉を天井まで伸ばしている。 その大切な植物の葉を孫が一枚二枚と 小さな手でもぎってしまう。 鍵山相談役には申し訳ないと思いつつも
「いいんだよ、自然に近付きな」
と答えている俺がいる。

帰って来た親がそれを止めようとするが、
「ゲームなんかやっているよりよっぽど良いんだ」
と皮肉る。
「ならばお父さん、アオト君に  山を買ってあげてください。」
と来た。 いいだろうと答えておく。


その後2社の出版社がやって来て、 仕事の打ち合わせや取材もこなす。 彼等がやっと帰ってくれて、また原稿。
あの、何ですか。 俺の体調は知ったこたぁねぇってか。 そりゃそうだ(笑)
          雀鬼
 



写真の右奥に写っているのが相談役に頂いた パキラです。あおと君もどんどん成長し、顔つきが 男の子になってきています。会長の血を引く 温舟くん、一粋くん、碧土くん、3人の男の子達の 将来が楽しみです。(ノック)

 

■2009年9月27日(日)  Vol.1181

返答せいよ!! にさっそく控えなさってありがとう。
俺もさぁ、毎日のごとくUPしてるんだから たまにゃ誰かがお答えなすっても よござんしょう。 それが男の筋というもんでございます。
「愛」なんてよく分からねぇが 誰かが動いたら他の人が受け止めることで その人の存在意義が伺える。 「元気ですか」もお互いの確認としてあるんだよね。
ところで 俺いまだに声を出ないは色々と元気がねぇんですけど 「しゃらくせぇ」から 昨日の予定では町田の試合だけ見守って 下北予選の方は多田と金村に任せる が流れだったんだが 「しゃらくせぇ」から逆流してやる。
開始時間は七時と八時半では物理的に無理。 それでもどうにかこなしちまおうと下北道場へ。 来る電車の中で若者が個人と自由を 学校から学んだのか互いが間を空けて座っている。
スーと前に立って
「ずれろ」
とドスのきいた一声。 本当は咳がひどかったので声がかれて出ないだけ(笑)
横に座って
「つめて座るんだ」
ともう一回ドスをきかせる。 若者は声もださず少々うなずく。
足元には周りをじゃまする スポーツバックが通路をふさいでいる。 スポーツマン、スポーツで礼をと 看板をあげているどこかの学校の先生よ。 あんたら何を若者達に教えてんのよ。
その若者達よりもその裏に存在する 先生とかコーチ等に怒りが向く。 スポーツは健全ですなんて よくもぬかしたことを言うもんだ。
左側に座られた若い女性は、 座ってすぐに鏡を手に持って 代わり映えしないツラに化粧をほどこしている。 男性が持つ愛のためか、あるいは 彼女も個人と自由を貫いているのか 何して周りを気遣うことが出来ねってのかなぁー
今日はたまたま若者達だったが、 それよりひどい大人達が居るからか。 これって年寄りの冷水かいな。
さてさて今日の下北と町田の試合を どうやってこなしましょうかね(笑)
          雀鬼
 



下北と町田両道場間で、 会長評価点と打数で対決が勃発しました。
初日の開幕戦後は、 町田の大幅リードで下北の大敗かと思いましたが、 本日予選初の17点の卓が下北で出て、 からくも下北勝利。打数も若干リード中。
後、個人的に委員長同士ということで、 沓掛委員長にも会長評価点と打数で 勝って下北完全勝利を目指します。(しげる)
どうも 町田委員長の沓掛です。 とんでもない強敵と対決することになってしまいました・・・^^;) 初めから諦めるのは性に合わないので全力でやります。(沓掛)
にしても会長わざわざ熱のあるなか 下北まで、ありがとうございました。御自愛下さいませ。 橋本サブマネージャと清水Dr.もありがとうございました。(花岡)


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