■2009年8月18日(火) Vol.1140
「火に気をつけろ」
大切な道場生の御身内の方が花火で目を失明・・・
悲報である。
まだまだお若いのに心配なことです。
夜10時過ぎに出道へ、道場は休眠中。
海っ子の海女さんである今川と理絵ちゃんだけが
何時もと変わらず明るさを灯してくれている。
道場は男の子の為にあるものだったが、ここ数年の
この二人の存在力は男を凌ぐ程、大きくて強い。
全国雀鬼流の中でも、今はこの二人がまさに紅二点。
21日から後半の伊豆の海での生活が始まる。
俺は21日は、俺の方から一方的に大切に思っている
鍵山相談役のところへお邪魔する。
相談役とは、
「水と油」「善と悪」「大人と子供」
程の、大きな、真逆な違いがあるんだが、
何故か御縁を持ってから一方的な迷惑者の存在として、
遠からず、近からず、関係を保たせて頂いている。
相談役も我が道を行き、俺も我流の我が道を行く。
全く異なる道を歩んでいるんだが、
どこかで強く重なる部分がある。
相談役にとっては、俺は親不孝者。
それはこれからも変わらない御縁である。
「俺の上に人有らず 俺の下に人有らず」
俺の生き様で相談役はどんな型で存在しているのか、
それすらつきとめられないままの御付き合いである。
前半の夏休みでは
道場生のシャボの「動き」を直に感じた。
四才になる男の孫が、
「別荘にシャボさんいるのー」
その一言が全てである。
爺ちゃんから学ぶこと、それいとし遠い。
シャボさんなら俺よりずーっと近い距離で
男の子らしさを感じとれる。
孫にとっては今しかない、
この時しか感じないものを、
もしかしたら後半の夏に
シャボさんから受けられるかも知れない。
そうさせてやりたい俺がいる。
親からも幼稚園からも決して受けない感覚を、
シャボの「動き」から孫の身体に伝わる。
能力でも技術でも知識でもない。
シャボの持つ
「天性の自然の動き」
孫にもそれが最も大切なことであることを、
俺も孫も感じている。
雀鬼
シャボさんは元スタッフとしても、道場生としても、
見本となるお兄さん的存在で、自然な身体の動きや
柔らかさ、場を盛り上げる存在感で、誰からも好かれる
男の姿を見せてもらっています。
海でも格闘技でも、実力はトップクラスです。
後半も別荘に来られるそうなので、
その動きを直に見たい道場生は是非、
別荘に参加しましょう。(ノック)
そういえば、ちょっと前ですが、
多田さんの会社での席の
真後ろのマンションの部屋でもガス爆発して
ニュースにも出てました。火の用心です。
超忙しかったお盆の花屋仕事を終えて
後半もシャボさん参戦決定!
ずっと居る僕らとほとんど変わらない日数いてくれ
後半も安心で楽しみです。(花岡)
■2009年8月14日(金) Vol.1139
今日は変な日だった(笑)
道場に中学校の校長が訪ねて来て、
心や精神や考え方を
沢山の書から学んだらしいから、
語ることが理屈で固まっている。
そんな校長でも他の校長から見れば
まだまだそうでもないらしい。
ならばちょっと立ってよ、
と身体を少々動かしてみると、
正体が現われる(笑)
校長先生の歩んで来た道は
知とテクニックで詰まっていた。
そんなもので通じる訳は無いのに、
そんなやり方で子供達に伝える他、
手立てはなかったのかなー。
校長が何かを感じて帰ったと思ったら、
アメリカ人が二人連れでやって来る。
日本の文化と法に興味があって学んでるらしい。
彼等なりに何かを真剣に
学んでいるらしかったから、
少々話し相手になってやる。
二組とも変だったが、
異文化であるアメリカ人と
多様な話しをする方が面白かった。
校長は持っているものを全て話したがるが、
それすらあまり面白くない的外れ(笑)
アメリカ人の方は自分の主張よりも、
一つ一つの問答をしたがっている。
まあ、俺が逆に他の国へ行けば、
答える方より問う方が多いのだから、
校長と学び人との違いは
立場というより状況の違いだろう。
雀荘にだよ、
現役の中学校の校長と、
アメリカ人がやって来る、
それも語りにな。
変な一日だったよ(笑)
二組とも、
又来るよと行ってたけど、
どうでもいいやと思う俺がいる(笑)
雀鬼
不思議な訪問者が多い一日でした。
自分から見ても校長先生はかなり固く見え、
会長に何か主張をしても
一切無駄なのになーと思っていました。
正直アメリカ人のお二人の方が
好感を持てたのですが、
いずれにしても会長と直接
語り合うことが出来たということで、
かなり幸運な人達だったと思います。
それにしても本当に不思議な日でした。(ジーコ)
■2009年8月11日(火) Vol.1138
伊豆の海の方は中休み、
何人かの道場生は田舎へ里帰りしている。
「早く帰って来いよ」
と待つ俺がいる。
一つ一つ残してある仕事をこなし、
道場に顔を見せる。
来る駅でのんびりと電車を待つ。
久し振りに電車を見ると、
一つの車両に混み合うほどじゃないが、
沢山の人が乗り合わせている。
それが何両も列を成して一気に
プラットホームから過ぎ去って行く。
改めて電車って凄いことやってんだなーと眺めていた。
道場に着くとすぐに、
「ラーメン食いに行こう」
とそこにいた小鉄、理絵、元郎の海っ子達と外へ、
夏だから伊豆の海の流れがここでも続いている。
前半の夏休みは海で道場生等と孫達とちょっとだけ俺。
ちょこっとだけの俺だがそれもいいもんだ(笑)
ところでさあ花ちゃん、
毎度表彰式の折りには小冊子が
花ちゃんのお力と御苦労で届けられるのに、
何で今期は小冊子は無かったのよ。
内輪の話だけんど、
俺けっこう道場生達のやった事、思った事を、
思い出して読むのを楽しみにしてたんだけどなー。
花ちゃん四国だあ、
伊豆だぁーと漁が忙しかったのかなー。
俺なんてほぼ毎日原稿用紙に向かってんのになー。
花ちゃんのことだから
何か訳や意味があってのこととは思いますが、
どうしちゃったんでしょうねえ。
「誰か知りませんか?」
雀鬼
毎期雀鬼会ミーティング表彰式の時には用意されている小冊子。
みんな楽しみにしているのですが、今回は何故かありませんでした。
もちろん自分も訳は知りません。(ジーコ)
沓掛さんより、
まだ小冊子原稿を出して無い人がいるから待てと、、、(花岡)
■2009年8月9日(日) Vol.1137
今期の雀鬼会本戦が終わって2ヶ月近く経つ。
今期は史上最高の盛り上がりや
楽しみがあったことは事実だが、
過ぎ去っちまった良かったことも、
過ぎてしまったことよと、
俺も皆んなも、
忘れちまったところで、
今期の表彰式を今終えた。
今期上辺から下部まで、
皆してそれぞれの味を出し作ってくれた中、
やり切った者、それぞれの何等かの部門で
業績を上げた者達が彰を受ける。
「今から表彰式をやるが、呼ばれた者は、
何かにたかる卑しいものと知れよ!!(笑)」
その瞬間、
これから名を呼ばれそうな道場生達が
一気に引いていくのが分かる(笑)
この社会に卑しいものが賞を受ける制度なんて
どこを捜してもないもんな。
しかしさあ、
そうとも思えない俺が、
そこにいて笑っちまう。
先ず最初に呼ばれたのが、
道場を守り通してくれた鬼っ子18名。
その中に金村も居て後ろの方に隠れている。
いいんだよ君達は、
君達は雀鬼会の柱であったんだからで、
前に呼ばれ並んで救われる(笑)
その中でも選抜から、
チャッペ、しげる、陽太、
Jr陣から百武、BIG、吉田、水野の、
七本の大黒柱が賞を受ける。
雀力うんぬんよりも、
そこに存在ありを見事に示してくれた者達。
全く持って問題無い姿に、
個人評価点の上位者が呼ばれ、
金村、多田、陽太の、下北道場の三名が
雀鬼流らしい麻雀を打った足跡を残す。
これもお手本として問題無し。
次に四人で打つ卓評価の上位者が前に立つ。
金村、シャボ高田組、陽太で、
これも雀鬼会を盛り上げた選手として
雀鬼会らしい選択である。
さて、四番目が引っ掛かった(笑)
ここで呼ばれるとかなり危ない。
学校で点数、社会に出て経済的業績。
もっとも社会人的な業績である。
「得点」部門
皆んな社会人なんだから、
社会人的で一番いいはずなんだが、
ここが臭い(笑)濁っていたり悪臭がしたりもする。
Jr.からジーコ、小島、川原がここに入っちまった。
試合をやる以上誰かが得点を叩きここに来ちまうんだが、
この3名の顔ぶれを見ただけで、
その場にいた道場生が、
俺の冒頭のセリフに重なる。
社会一般なら得点も多く取った者こそ
優勝、準優勝と賞賛されるが、
このメンツを見ただけで皆んな引いてしまう(笑)
社会的価値に返すれば、
反社会的人間として扱われてしまうものだが、
雀鬼流とは反社会的でなく、
「否社会的」と言った方が的を射ている。
Jr.のこのメンツを見ただけで、
少々の腐りや悪臭を感じていたら、
選抜陣から古島の名が呼ばれたことで、
答えが明確に浮き上がってくる(笑)
得点を残してしまったことで、
佐々木丸まで呼ばれ下を向いて、
「これって危ないスよね」(笑)
今期はどこにでもある得点争いは本戦中、
誰しもが忘れて打っていたが、
結果、こう顔ぶれが揃っちまうと、
危なくって笑っちまう他無い。
四部門あって、三部門は必要不可欠なんだが、
この四つ目の「得点」だけが問題がある。
雀鬼会も20年毎期毎期変化をしながら、
楽しい方、面白い方へ進んで来たら、
こんな所へ流れついちまった。
風の流れか水の流れか、
流れ着いちゃった所がこんなことだから、
それはそれとして受け止めて置けばいい。
その様子を側等で見ていた
元極真空手世界チャンピオンの岡本徹さんや、
知り合った頃は四国の刑事さんだった
國方卓さんが出世なされて、署長さんになって、
二人して久し振りに顔を見せてくれていたが、
この「否社会的」な現実を見て、
どっと引かれてしまったことでしょうねえ(笑)
さて次はどこへ流れて行きましょうかねえ、
行先は俺にも分からない(笑)
雀鬼
ハイ、呼ばれて賞された卑しいジーコです。
本当に雀鬼会では得点は叩かない方がいいよなーと思います。
さて雀鬼会は夏休み中ということで、
海や別荘の出来事や話題が中心なんで、
約50日前の前期がどうだったのか忘れかけてしまっています。
それでも思い出せば、今期の雀鬼会は最高に面白かったですし、
会長からも
「今までで一番面白かった」
との御言葉を頂いた一期ですので、
大事、大切な一期の表彰式は意味があったと思います。
それでも今、この瞬間を大事にするのが雀鬼会なんで、
今はもう目の前の夏の別荘を楽しむぞ!という感じです。
来期がどうなるのかは
自分ごときにはもちろんわかりません。(ジーコ)
■2009年8月7日(金)その2 Vol.1136
伊豆の夏休み前半。
一週間滞在して、一旦、東京へ。
歳を一つとったせいか、
道場生等に全てをもらいっぱなし。
物だけでなく、気遣いも、楽しみも、
それぞれの者達から無償でもらう。
今年の夏は、今まで以上に、
我、「ものこう人」を日増しに濃く増す。
一人一人、それぞれのことを沢山くれる。
交換するでもなく、一方的に道場生等がくれる。
俺だけならまだしも、この「ものこう人」は、
四才になる孫まで連れ、その子も俺以上に
多くのものを頂き、これ以上ない体験と
思い出までおみやげで頂く。
四才になる孫も、大好きな母親との約束、
「伊豆へ行ったら遠いんだから
絶対帰れないのよ。」
「ジージや、皆んなの言うことを
ちゃんと聞ける?」
を四才児ながら全てを果たしてくれた。
初めての一人旅。
それも一週間以上。
父母や、妹を思い出して淋しい時もあっただろうが、
「楽しい」「たのしい」「楽しい」
以外のセリフをはかなかった。
可愛い孫に楽しさいっぱいの
思い出を作ってくれたのも
道場生達が作る家族的空気があってこそ成せた。
俺なんか親父とも、お爺さんとも
このような思い出を一つもなかったが
男の子の孫に男の集団のあり方を
ふれさせてもらった我が孫は幸せな子でした。
長男夫婦と別の孫二人が帰る車で、
大好きな母親が待つ家へ届ければ、
最後まで淋しい、悲しい思いを一つも
せずに済ませそうです。
孫曰く、「かっこいいジージ」でいれ、
男の子の夢をこわさずいさせてくれた
道場生に感謝感謝。
ありがとう、お世話になりました。
この一週間で、今日は本物の最高の魚を
何匹も突けたのも自然の恵みと伴に、天が
花ちゃんや、シャボやヘッド、元郎や理絵ちゃん
チャッペ達に、感謝の気持ちを
俺の代わりにくれたんだよね。
本日は、今年一番の海でしたね(笑)
雀鬼
別荘生活前半は残り1日となりましたが、
会長、本当にありがとうございました。
こちらこそ、道場生一同、普段道場でもなかなか
出来ない体験をもらいっぱなしでした。
という訳で今日は、ヒラメ50cmにマゴチ56cmと
そこそこのサイズを筆頭に、(2匹とも写真に
います。ヒラメは分かるかな?)
理絵ちゃんがイシガキダイを突くなど、
自然の豊かさを頂いた一日でした。
惜しむらくは、魚捌き人の哲が帰ってしまい、
料理人の宮本さんもおらず、
ついに花岡が台所にたつ始末(爆
生まれて初めて天ぷら作りました(汗
後一日、しっかり遊んで、
また後半に続けたいと思います!(花岡)
■2009年8月7日(金) Vol.1135
「活字離れ」
東京では、深夜から早朝でも
何等かの活字が、そばにある。
トイレでも風呂場にも活字がついてくる。
伊東へ来て一週間、
新聞やメニューにすら目を通したくない。
「動き」である。
次から次へとやってくる孫達や、
一人一人の道場生への動きがあって、
それが目に入る。
海へ入っても、山をのぞいても
動くものに目をとらわれる。
魚という生命の動き。
道場生等の、その時、その時の動き。
波の動きに道場生が合わせ、
魚の動きを海で追う。
動き回る孫達からも目を離せない。
それぞれの動きの中で、
その人の持つ、生き様やセンスが見てとれる。
海の岩場に棲む魚の動きを遠くから、
視界を拡げた目で見る。
魚に近づく時は、
目をギョロ、ギョロ動かしただけで、
魚は何かを感じとって、その場から距離をとる。
魚に近づきたかったら、目を動かさず、
目ですら静かにしなければならない。
人やものの動きを、しっかりと身体で
とらえている者は、他人の動きにも瞬間的に
良い型で動きをとれる。
知識や情報や技術よりも
動きをとらえているセンスが感覚を生み出す。
ただ動きを見ている人がほとんどだろうが、
なかには起きたことに瞬間に動きをとれる者がいる。
仕事だから、好きだから、興味があるからなら、
人は動く。
そんな動きは自然の動きとは言えない。
「活字も言葉も必要であろうが、
そうでない動きのセンスが確実にある。」
少々波が揺れている。
時折強い波が、海へ入る道場生の動きを
分からなくしてしまう。
そこが一番いいよと思う所から
海へ入って行く姿を岩場の上に立って
見守っている。
「見守る」という気持ちは必須である。
それぞれが海へ入った頃、リスクを選んで
岩場から海へ飛び込んじまう。
海中の岩場に身をさけた瞬間、
強めの波がやって来て、
俺のシュノーケリング用のマスクがはがれる。
俺とマスクの間は瞬間に7m位離れてしまう。
瞬間、裸の男が危険な岩場に飛び込み、
マスクをとらえてくれている。
その瞬間の動きに、大切なものがつまった
シャボのかっこ良さを見た。
雀鬼
会長と仲間達との別荘生活。
毎日、海へ行き自然の中にいると
自分の汚れた部分が少しづつ
とれていくような感じがします。
「考えるな感じろ」と言う会長のお言葉。
別荘にいると普段経験できない事や学びが
本当にいっぱいあります。
一瞬ですが頭で考えるよりも身体が先に動く、
という事を会長に学ばせて頂きました。
今年は会長ご家族、お孫さんからも
学ばせてもらう事が多く、中身の濃い別荘生活です。
別荘前半はもうすぐ終わりますが、まだまだ帰りたくない!(シャボ)
■2009年8月5日(水)その2 Vol.1134
誕生日が終わっても
道場生等が20名近く残ってくている。
しげるも言っていたが、
町田道場の「皆なん家」が別荘に引き継ぎ
仲間を越えてファミリーみたいな日々を
送らしてもらっている。
少子化、核家族の社会の中で
こんな多勢の家族のような関係がここにある。
今日も海へ。
海は強い波が次から次へと
岩場をおそってくる。
普通の人は、それを遠くでながめて帰るんだが
たたきつけられ、押し流されながら、
道場生が一人、二人と荒海へ挑む。
冒険は楽しいんだが、かなり危ない。
無事を祈るしか手立てはない(笑)
俺は海辺のそばのプールサイドで、
孫の遊びをながめていたが、
これってかなり退屈。
上じや、子供達が楽しげに、水遊びしているが、
下では、道場生達が生命をかけ荒波と闘っている。
30分近く、岩場に戻りたくとも戻れない。
道場生の姿も二、三名見える。
なれぬ者は、やっとたどり着いた岩場で
我が身にふりそそいだ恐怖がぬけずに、
岩場で久し立ち上がれず座っている。
誰が見たって無茶だあーてっいうことを、
どうして道場生は、やっちまうんでしょうかねぇ。
俺にはとても理解が出来ない荒事ですから、
お答えは、別荘番長の花ちゃんお願いします。
雀鬼
いや、今日の波はホント駄目ですって、海入っちゃ!
どーですかこの波!
海からあがろうとして目の前の岩にしがみつこうとしても
次の瞬間、3〜4m瞬間移動して跳ね飛ばされ青アザだらけ。
まさに海のもくず。。。(-o-;)
本当によい子はまねしてはいけません。
勇気と無謀を勘違いしてはいけません(笑)
でも、じゃぁ勇気と無謀はどこで覚えるの?誰に教わるの?
青アザの一つもこしらえないで分かるものなの?
切り傷だらけで全員どっかから血を流していても(笑)
皆、自分から挑んでいき、自分なりに工夫するもの、
何も出来ずにふっとばされるもの。
それでも
「大きい波が2〜3回来たらしばらく静かに
なる時があるから、その時にあがるんだ!」
とか、やってみた者には、いろいろな事が分かってきて
自然は本当にいろいろなことを教えてくれます。
会長や上の者はもっと大変。
「それは危ないから駄目だ」と
「気をつけてやってもいいよ」を
見極め続け、何かあれば瞬時に動いてくださいます。
だからこそ本人達にとっては「命がけ」の冒険も挑んでいけます。
にしても今日の波はホント、やばかったです。
いや自分は全然大丈夫なんで全然入りますけど、、、
やっぱり冒険はやめられません(^_^)b(花岡)
■2009年8月5日(水) Vol.1133
3日間のリハーサルがあって、
四日目が本番。
ここらの伊豆で一番料理が美味い
「五味屋」さんで七時から
俺の誕生の集いを開いてくれる。
正直言ってありがたい、
うれしいという気持ちを越えた
申し訳ない、済まない、悪いなー
という気持ちになっちまう。
だってねぇ。これって私的な事。
平日だというのにさぁ
伊東まで、忙しさや、
それぞれが、かかえている事情を
越えてまで、遠い地に集ってくれる。
松葉杖に支えられて来る者、
父親が重い病で心中を痛めてる者。
誰もがハイヨと来れる状態ではないはず。
それなのに、あーあ、それなのに。
昨年よりも多数の道場生の顔が見れる。
五味屋さんの店内に
入れない者達があふれ出て、
道路の屋台の上で宴会をしている。
昼間から別荘の方へご家族連れで、
祝いに来てくれる関係者もいる。
五味屋さんではこれでもかという程の
美味い料理と量。
俺の細い身体の腹がふくれ上がって
「参った」と声を上げている。
皆んなに申し訳ない。
お世話になってばかりの上での集合体。
嬉しいというより本当に困ったもんです。
この世に俺が誕生しなければ、
若者達にこんな御苦労をかけずに
済んだのに(笑)
御免なさいね。
生まれちゃって(笑)
親に世話になって、
人生で知り合った方々に世話になって
今や道場生までにも
お世話になってばかり。
俺の人生って本当に
お世話ばかり掛けている。
どうしてこうなっちまうんでしょうかね。
その辺のところは、
花ちゃん達が語ってくれるでしょう。
雀鬼
仮病を使ってでも行きたくない場所もあれば、
松葉杖をついてでも行きたい場所もあります。
それも何か利益があるのではなく、
会長に逢えるから、皆に逢いたいから。
それにしても今年は本当に平日のど真ん中。
それぞれ苦労して集まることにも意味があるかのように、
テンションはおのずと上がりまくり、
お祭りというのはこうして発生するのだと思いました。
いろんな理由で祭りがすたれていくなか、
無理をしてでも得にならない事を
やる、やりたいと思う事は
何か日本人が元々持っていたものを思い出した
気がしました。
宴は五味屋さん達も巻き込み
10:30閉店なのに、初の午前様まで!
写真は、終電組などが帰って
半分位になってしまいましたがこの人数。
多田さんや戦車なども会社から直行して
終電で帰って行きました。
五味屋さんのマスターをはじめ、
みなさん本当にありがとうございました!
どの料理も心が入っていて美味しかったです!(花岡)
■2009年8月4日(火) Vol.1132
知らなかった(笑)
昨晩、大阪から山田英樹達がやってきたんだが、
孫の温舟(4才)が大好きな親から離れて別荘へ一人旅。
昼間は、シャボや清川やしげる達が
つきっきりで遊んでくれて、
親と離れている淋しさをこらえて
プールや別荘での暮らしの中で楽しんでいる。
まだ無理かなーと思っていたんだが、母親から
「ジージと別荘へ行ったら、
夜淋しくなっても帰れないのよ。」
と小さいながらしっかり約束して来たらしい。
我が孫ながら小さい頃から
ご近所のお兄さん達に遊んでもらえる関係を
作れることは子供にとって最高の体験になると思う。
信頼ある大人達に囲まれて
あーだこーだというしつけをされるよりも
自由にノビノビと遊べることは
子供にとって成長の中で必要な通り道。
それを与えてくれる道場生に感謝している。
今日は俺が生まれた日らしい。
本当に知らなかった。
山田達が遠くから祝いにかけつけてくれたのに
その孫と部屋にこもって
寝姿を見守っているうちに俺も眠ってしまう。
早めに孫と二人で山道を散歩。
別荘は四つある部屋から
あふれちゃった者達が
板の間や、ろう下で眠っていて足場がないほど。
毎年この日は超満員で、
眠るとか、休むというより
あちこちで倒れている方があっている。
今日は四日かあーと、やっとこ気ずく。
すでに三日は過ぎていたらしいが
今年の俺は今だ一度も海へ潜っていない。
つかまり立ちの孫達を相手にしていると思えば
突然侵入して来た100kg、190cmの
大男を相手にして、体構えを教えてやる。
前の日は道場生を相手に何時間も
スパーリングを畳みの上でやっていた。
さすが大男はその道の専門家、
道場生達じゃとても一本を取れない。
それでも俺から見ると動きが異なる。
あくる日道場生達が海へ出た後
大男を個人的に相手してやる。
投げられて、ぶっ飛ばされて、
痛めつけて、道場生のあだをうってやる(笑)。
俺の動きはテクニックじゃないので
その時その場で相手の動きに合わして
変化することで大男も頭をかかえている。
見てても分からない。
やってみると出来ない。
それを伝えると、凄エ!!と声を出すが
大男にや感覚が仲々つかめないらしい。
そりやそうだ俺だって理屈や
テクニックでやっている訳じゃないから
何で出来るのかが自分が一番分からない(笑)。
小さい小さい孫を相手にしちゃ、
大男を痛めつける。
そのギャップって凄いある。
とは言っても
俺は今日で又一つ普通の年寄りになってしまう。
早朝から別荘は、
人がぶつかるほどの混雑ぶり。
平日だというのに、まだまだこれから
東京やあちこちから道場生が来るんだろう。
俺一人のために。
なんか申し訳ない気持ちの方が
強くなり少し俺も、ひよっている。
皆んなありがとうね。
そして済みませんねぇ全く・・・・・・。
雀鬼
会長お誕生日おめでとうございます。
また今年もこの日を本当に沢山の仲間と
むかえられ最高です!
いつまでもお元気でいてください。
明け方から本降りの予報だったので、
洗濯物を取り込み眠ったのに、
起きてみると、超ピーカン!!!
さっすが8月4日でございます。
大物のゲットのジンクスがあるこの日。
今日は誰が何を突いてくるのでしょうか!(花岡)
■2009年8月2日(日) Vol.1131
四国地方から低気圧が夏休みが来たってのに
伊豆地方は、涙雨。
娘夫婦に孫を二人連れて、
俺を待っててくれる海と自然と
燃え上がる太陽様。
残念ながら、外は大降りの雨。
悲しいよ、悲しいよと誰かが泣いている。
一才にも満たない孫ですら、
めったに泣かないのに、どこかで
大の男が泣いていた。
今年の伊豆は、未だ夏休みでないらしいが、
そこはそれで20名余りで海へくり出す。
俺は海辺にあるプールで、
生まれて初めて水遊びをする孫とプール。
泣くかなぁーと思っていたが、
さすが俺の血統を引き継ぐ。
一才前の孫ですら泣かない。
男の子なら小っちゃい頃から
習い事なんかしないで、
そば等の誰かから楽しい事を
身につければいい。
四才になる別の男の孫も5時間も
水につかりっきりで、遊んでくれる
道場生等と楽しんでいる。
俺が海に近寄らずプールに居るっていうことで、
道場生等も集まって来る。
「ヨーシ、リレーをやれ」
と久し振りに水泳大会。
海人の花ちゃんも、チャッペも二、三本リレーやったら
息が上がってリタイヤー。
そこは男。
男らしいシャボと清川なんか10本連続して泳ぎ切る。
時折り頭をたたくような大雨が降っても、
身体ごと水ん中。
変える頃になって、
あの大男が伊豆まで追いかけてくる。
泳いで疲れちまったが、
今夜も畳の上で格闘技が始まることやら。
これから始まる夏休み
道場生等が皆して楽しめれば何よりです。
雀鬼
久し振りに会長の生原稿をいただきました(^_^)
別荘が始まっています。深謝。
まだ1日半くらいですが、さすが雀鬼流、
もう、いろんなことが起こりまくっていて楽しいです。
天気はいまいまひとつですが、明日は今週唯一の
晴れの予報。期待大です!(花岡)