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■2009年6月13日(土)その2 Vol.1090

俺が悪行ばかりやってんで、 とうとう花ちゃんにも 見放されっちゃたかと思っていたんだが、 チャッペの文章に対して、 さすがボイスのプロらしいコメントを追書してくれて 涙が出るほど嬉しいです。
確かに電車に乗ると何がそれほど追い込んでいるのか、 苦虫をつぶした顔の中年のオジサン達ばっかり。
家庭や会社じゃ中心にいるはずのオジサン達、 何がどうしてそんなに苦しくて嫌なんでしょうかねぇ。
仕事上、笑顔も出すんだろうが、 一人になった時の顔こそ その人の実体なんだろうねぇ。

          雀鬼




会長が花岡さんにまだ見放されてなかったようで ホント良かったです。 会長の悪行は手の施しようが無く、 今さら手遅れですので、 あとは花岡さんが今後も会長を見放してくれないことを ただただ祈るばかりです。(橋本)

と上の会長の文章と 橋本サブマネのコメントを花岡さんに見ていただいたとたん 『緒方、適当に写真探してコメントつけてアップしといて〜。』 とのお言葉。 花岡さんの心はもう海にしか開かれないのかもしれません。(緒方)



■2009年6月13日(土) Vol.1089

今、チャッペが今期も2000打数を打っちゃった。
今週で、本戦中の鬼打ち打数100回も 連続143週に伸ばす。 どちらも雀鬼会史上、初めての大記録。 どんな猛者や強者ですら残せなかった日々を作ってくれた。
勉強も仕事も何一つ続けられず、他人と話したり触れ合うことも 極力苦手にしていたチャッペが、6年前に道場に流れ着き、 全ての事で道場生等に出遅れてしまうチャッペが、 先ず出来ることからやり始め、 今は彼が嫌いだったり逃げていた事も、 そこにいることで何時でも出来ないながらの参加。 今では道場の全ての有り事にチャッペが加わり、存在している。
道場生からもチャッペチャッペと、上からも下からも慕われている。 もし神がいたとすれば、俺とチャッペのここ数年の縁は 大きな意味が存在した。
おろかでも、能力が不足していても、それ以上に チャッペと雀鬼流の関係はしっかり重なっていた。
「岐阜県で勉強が一番出来なかった」
と言って、 その言葉に疑問を感じさせないチャッペは誠に凄いと思う。
「俺ん家まで来いよ」
と誰かに地図まで渡され向かったはずのチャッペが、 とんでもない場所で迷っていて、 俺のほうが探し見つけたことがあるほどのチャッペ。
海外のパラオでビーチの前にあったハンモックに、 「乗ってみな」の一声で、さぁーと走って足から飛び乗り、 瞬間、天と地が引っくり返って、 俺の目の前に頭から落っこってきたチャッペ。
色々やらかしてくれたが、一つ一つに思い出がある。 この先は分からんが、俺とチャッペの密着した時があったのは事実です。
チャッペと仲良しになれた雀鬼は幸せものですよね。

          雀鬼




チャッペさん、理絵ちゃん、ノックは同時期に道場に来始め、 自分達のチャッペさんへの最初の感想は「猫背の変な人!!」 でした。
時は立ち、今では本当に、チャッペさんがいない日は寂しいし、 何時でも話の中心にはチャッペさんがいます。 チャッペさんと触れ合っていると、何かに秀でているとか そんなこととは関係なく、その人の存在や、有り方が 大切なんだなぁと勉強させてもらえます。 チャッペさんを嫌いな人は、道場生で誰もいないですからね。(ノック)
おそらく道場に来る前のチャッペさんの知り合いの方が見たら、 どうやったらこの笑顔が出るようになったんだろうと思うと思います。 まさに雀鬼マジック。 現在社会に必要とされているモノ、皆が必死で追い求めているモノを、 どんなに沢山持っていても暗い顔ばかりの世の中。 言葉でうまくいいあらわせませんが、 仲間と遊び触れあいながら、 何が大切か日々学ばせてもらってる気がします。 にしても今期はやらないって言ってたのに(笑) ちゃぺさんお疲れ様でした!(花岡)

■2009年6月7日(日) Vol.1088

月例会があってその後、 Jrの本戦があるということで、 高槻や名古屋からも選手達が集まってくれる。
ていうことで、 俺もオシャレしてきめてかかる。
前半は雀鬼会T−シャツだったが、 トイレへ入ったついでに、 勝負T−シャツ姿になる。 道場内は混み合っていたが、 俺のファッションのきめで、 金村なんか目が点となっていた。 このセンス、分かる者には分かるんだろうが、 名古屋の精神内科の医者である水谷なんか、 何でか分からんが、狂ったように笑いこけている。 ファッションをきめる為には、 腹と背のひどい寒さも耐えなきゃならない。 俺も勝負師の端くれ、 時にはファッションだって勝負をかけなければならぬのだ。

ユーミン追っかけ狂の清水ドクターが、
「ボクのおそろいです」
と頂いたもの。 何時もお世話になりっぱなしの清水ドクターのお気持ちを察すれば、 勝負する時は俺は行く。 たとえその道が何処へ通じようが、 出たとこ勝負。

この日も長いイベントが深夜12時まで続いていたが、 多分だが俺はこの日は勝利したと思うぜよ。

もうすぐ父の日らしい。
「皆んな父上殿が御健在ならば、  今年はチビT、それも女物をプレゼントしろよ、  きっと喜ぶぞ!!」
と進言して置く。

それを受けて父上殿達が身に付けてくれたら最高なんだけどな(笑) 「素直と勇気」を身を持って行動で示さなきゃなー。 誰がその壁を乗り越えるか、父の日が楽しみです(笑)
俺はすでに二枚持っているから結構です。

          雀鬼





ハイ、早速自分も田舎の父上に送らせて頂きます。 果たして自分の父が着てくれるのか、どうなのか? さらにそこにどんな意味があるのか、ないのか? 会長がここまでされるのですから、きっと深い意味があるはずです。
それにしても会長はどんな服を着られても似合うのですが、 今回はどうでしょうか? 一枚目の写真は普通に着られていますが、 二枚目は、、、、、、会長もこんなことになってしまいました!! ですが、ここまでされる会長はカッコイイです。(ジーコ)

■2009年6月6日(土) Vol.1087

厳しく、困難な、 高い鬼打ち1000打数の山を、 31番目にBIGが登って来た。
BIGは遠方組の一人。 静岡から毎週の週末にやってくるだけで、 120日目でその高い壁を貫いてくれた。
下北道場の陽太としげるが たった56日で越えた壁を、 倍の時をかけたがみごと登り切ってくれた。
この頃、町田道場の鬼打ちっ子であるチャッペは 1800打数を越えて、 今期も一番高いところに姿を見せつけている。
BIGのずーっと前に 最強の猛者である金村も登り切り、 チャッペと同居するきのこ荘の住人である 恒も小鉄も早目に登頂。 今やベテラン組である 花岡・歌田・古島・沓掛も先人としてあり、 紅二輪である今川と理絵も、 31名の中で中盤に やれるべきことをやり通してくれた。
壁登りの常人に混って 下北道場の百武、町田道場から水野という 新しい顔も見れた。
雀鬼会の根底に根をはってくれる 存在力を持つ者達が彼等である。 彼等のような存在を示す者があって、 雀鬼会は長年、保てて来た。
彼等の存在を核にして、 史上最高におもしろい本戦は 決勝4回戦まで進んでいるが、 この楽しみ、おもしろさを、 どこで一たん打ち切ればいいんだろうと、 楽しい想いが仲間達の中に起きている。

          雀鬼




うーん、いつ打ち切るんでしょう(汗) 花岡さんは今回A'を取ってゴキゲンですし、 あの多田さんも珍しく(?) やる気を出していますし(笑) 選手も審判も毎回学びと楽しみがあります。
それにしてもBIGの1000打数、 本当にお疲れ様でした! 町田の体験卓組もとても仲が良く、 BIG一人ではなく、 みんなの力で達成した感じが こちら下北にも伝わって来ます。(小島)

■2009年6月2日(火) Vol.1086

「ウワー」
あと1ヶ月もすると 7月3日(金)には福岡に前泊して あくる日には(4日の土曜日)天神にあるイムズホールで あの甲野先生と講演会のようなものをやらねばならない。
「ウワー大変ダ!!」
出掛けるだけでも億劫なのに、 それも多分仕事だヨ。
我れ知らず内に 「感性進化トークライブ、思考を超えた思考」 なんていう大それた名までついてるね。
その上、コーディネーターに 九州大学院教授っていう賢い方も加わるらしい。
「ウワー大変ダ、ウワーこりゃダメダ!!」
馬鹿もん、阿呆、愚か者んを 自他伴に認めちゃっている俺がだよ、 そんな中に入ってどうすんのよ。
難しい話や、ややこしい話は、 全くもって受け付けない体質の俺。 何んか知らんがもう一方、 MCていうことである方の名前も入っている。
主催が全教研グループ、共催九州大学、 感性融合デザインセンターうんぬんとあるけんど、 これって知識ある方々の集りでない。
全くもって、俺には不つり合いの似合わない。 どこを取っても、俺の生き様と 重なるところがないんだよな。 これって冗談でなく、本心からそう思えちまう。 ハナっからこういうことなら、 俺絶対お断りしていたんだけどなー。 まぁ俺なんて行かなくったって、 甲野先生御一人で充分間に合っちゃう話だと思うよ。
温泉行っただけで精も根も尽きてしまう こんな軟弱な精神と身体が弱い俺。 どうなっちまうんでしょうかねェ。
そんなのが2時からあって、 夕方からも30名ぐらいの2部があるらしい。
何んもない、何んも持たない俺が、 知識ある賢い方々に囲まれて、 何んもない話をしたって意味ないよな。 俺の方からじゃ全く興味ない分野に行くんだよな。
これだけ書けばこりゃダメダと、 向こうさんから中止の申しつけが 入ってくれればいいと思う。 嘘でも「喜んで」とか「嬉しいです」 なんていう気が起きねぇもんねぇ。
もしこのまま行けば福岡に2泊してだよ、 そのあくる日は 九州同好会が行われている 大野城市の「フォーラム」という雀荘に寄って、 俺を囲む会があるらしい。
講演会も俺の仕事の分野じゃないが、 俺が他の雀荘へ出現すること自体、 異常事態(笑)
それにしても、 今の俺の精神状態と身体の弱さで 見知らぬ人々とふれあうのは、きつくないかい。
「困ったもんです!!」
今日は今から雀鬼会本戦、 こっちは俺ん家だから全く問題ないんだが、 明日はさぁ、 講談社さんから10万部突破を祝う食事会を 都心の麻布で開いてくれるそうなんだけど、 正直それですらかったるい気分なんだよ。
「帰りはタバコが吸えるハイヤーを用意しました」
とまで気遣いをして下さっているんですが、 何んか俺の周りの外の方で、 おかしな動きが多いんだよなー。
ていうことで昨日はTVの仕事はお断りしておきました、
「正解です!!」

          雀鬼




会長ご苦労様ですm(_ _;)m 確かに甲野先生とのご縁が無ければ微妙な気もしますね。。。 上のパンフは、まだ準備稿とのこと。 興味がある方はこちらまで。(花岡)

■2009年6月2日(火) Vol.1085

温泉行ってのんびり出来て、身も心もリフレッシュー、 何ていうことはちっとも起きない。
そりゃ旅は良いメンツといい所へ行けて、文句の一つも 無かったんだけど、帰って来たら、何時も疲れていた身体が 精も根も尽きたっていう感じ。
早めに家へ帰ったらテレビで映画をやっていて、 何んと鮫が出てくる海のシーンが写っている。 ストーリーはどうでも良かったんだが、ついつい 海や鮫を追っているうちに眠くなり、寝てしまう。
5時間経った午前四時に目覚めるが、更に眠る。 2時間経って目を開けるが、更に眠る。 11時間近く眠って来客者を迎える。  所用をちょいとこなしたが身体から疲れが抜け切れない。 夕方が来るちょいと前に眠くなって、再びベットで眠り込む。 遊びに行ってこのザマじゃ、仕事で遠出したときを思うとゾッとする。
同行した宇佐美殿は、
「会長と旅へ行った後は元気です」
と来た。
俺ってずーっと旅が好きだったのに、 それすらかったるくなってしまうのは、 精神的なもの、肉体的なもの、 両方なんだけどなー。
水谷先生、これって何かの病でしょうかねぇ。

          雀鬼




会長が旅行に行かれた時はゆっくりして頂きたい とは思うのですが、自分が会長と同行させて頂いたパラオでも、 朝早くから半日近く海で遊んでいたので、疲れが抜ける ことはないのかなぁと思ってしまいます。
それにしても、もし会長が旅行に行かれなくなってしまうと 町田の沓掛ヘッドがずっと行きたいと言っていた、 パラオに行くという計画がオジャンに・・・。 ヘッドの泣き顔が目に浮かびます(笑)(ノック)

■2009年5月31日(日) Vol.1084

竹書房さんの宇佐美取締りのお誘いで、 道場生等と長野の松本から山を登って、 岐阜の山中にある福地温泉まで、 二泊の旅をしてくる。
雪が降れば雪深い山へ、 新緑が見たくなれば飛騨の山奥へ、 旅友の宇佐美殿が、 さあーっと計画を練ってくれる。
宿の裏手には傾斜度の高い山肌が、 絶壁のように高くそびえ、 美しい緑の壁を造ってくれる。 傾斜度が高いということで、 木々達の葉は風に揺れることもない。 山の頂に立つ木々だけが風に揺られて光輝いている。



宿の露天風呂も結構なんだが、 川辺を車を走らせて、 雪を残している穂高に近寄り、 川辺の自然の岩場に作られた露天風呂に、 降り注ぐ雨足を防いで、 みの笠を頭にのっけてつかる。 背中を叩く雨に打たれて入る。 自然の風呂にも風情があっていいもんでした。



名古屋からも竹田と水谷が駆けつけてくれて、 楽しい仲間の輪が増す。 あいにくの雨日でしたが、 雨の音は俺にあくびをもたらしてくれ、 眠らしてくれる。 雨は実りだけでなく、 眠りの効用があるんですよねえ(笑)

同行してくれた者、 留守を守ってくれた者、 ありがとうございました。 おかげで身体が傾いていた下北道場のしげるちゃんが、 夜の治療でピーンとなっちゃって身長も、 2〜3cm伸びていました。

          雀鬼




橋本サブマネに股割りをやってもらっていたら、 みるに見かねて途中から会長にやっていただきました。(笑) 会長に身体をいじっていただいたおかげで、 身長が伸びて目線もあがって、風景が違って見えます。 同行した理絵ちゃんが直してもらってないのに、 背中もまっすぐになって、 ウエストもくびれてしまってすいません。(笑)
2回り以上違う宇佐美さんより 悪いといわれた体を直してもらって、快適です。 姿勢と目線に気をつけて、 これ以上悪くならないよう気をつけます。 会長ありがとうございました。(しげる)

■2009年5月26日(火) Vol.1083

ドリーム9、 ジーコも好きだが、俺も好む、 総合格闘技を横浜まで観戦しに行く。 何時も会場は埼玉アリーナということで、 少々遠いが、 横浜アリーナは町田道場からだと、 ヒョイと行けてありがたい。
今回はジーコや元郎等道場生の他に、 俺の行きつけの床屋さんである、 髪工房の若い皆さんも一緒。 彼等は休みが火曜ということで、 何時もならテレビ観戦だったのが、 今回は生で見れたことで凄く感動しているのが分かる。
俺なんてプライド時代からドリームまで、 ずーっとお世話になっていることを、 改めてありがたさを取り戻す。 多分だが、今までこれほど多く、 総合格闘技を続けて観させている中で、 俺が最年長じゃないかと思う。
面白そうなカードがそろったということで、 格闘家や著名人の顔が多くあった。 前回の試合でナイスゲームをした、 桜井マッハ君と顔が合いピースを交わす。 元大リーガーのホームランバッターが出るということで、 マリナーズにいた佐々木選手とも久し振りに出逢う。 彼は身体はでっかいが何時逢っても感じがいい。
好きな格闘技もリングのそばで見れて、 それなりの方々達とも出逢え、 疲れた気分がすっきり変わって、 楽しい一日を送らして頂く。 今回は皆して一日楽しかったが、 明日は我が家まで取材陣が来てしまう。 かったるい仕事だが一つ一つやらねばねぇ(笑)

          雀鬼




会長とDREAM.9に御一緒させて頂きました。 リングの間近で観させて頂いて今回も非常に楽しかったです。 自分は楽しかったのですが、 会長はどう思われたのかと気になっていたのですが、 〜色々な方々と出会って、すっきり変わって楽しい一日〜 とのことで、ホッと致しました。 会長、皆様、今日も貴重な体験をさせて頂き ありがとうございました。(ジーコ)

■2009年5月21日(木)その3 Vol.1082

ジーコさんのテンションが日増しに上がっている(笑)
来たる5月26日(火)に横浜アリーナで、 総合格闘技ドリーム9が開催される。
その日が来るのをワクワクしながら、 仕事なんてそっちのけで待っている。
清水ドクターのユーミン追っかけは、命を賭けたもの(笑) ジーコさんの格闘技好きも清水ドクターを追従する。
ジーコは古里は岩手県だが、 東京にいる目的は総合格闘技を生で見られるから。 俺と総合格闘技ドリームさんとは、 プライド時代から御縁を頂いている。 その縁があるからジーコは道場にいる存在が大きい(笑)
雀鬼会も今や本戦中ということで、 夜中の格闘技はお休み中だったが、 ジーコの熱に犯されて、 先日皆して四時頃まで身体を動かす。
俺ここんとこ、凄え身体に疲れを感じていたんだが、 若者達の仲間に入れさせてもらい、 身体は疲れていても何か気持ちが良かった。

知性とか芸術よりも、 身体を強く動かせられる者を観る事を好む。 俺ってやっぱ農耕民族以前の狩猟民族という古代人に、 古を感じているんだろうかねえ。

          雀鬼




ハイ、日増しにテンションが上がってきているジーコです。 前号で何で自分が道場にいるのか不思議に思っていたのですが、 格闘技があるから道場にいることを思い出しました。 会長、皆様本当にすいません。 先日の夜に久し振りにやった不思議な体使いは自分も気持ち良かったです。 自分は観るのもやるのも好きですが、 好きを通り越し、「良いこと病」さえ通り越して、 格闘技は良いとか悪いとかいうよりも、 もっと本能に近いものだと思っています。(ジーコ)

 

■2009年5月21日(木)その2 Vol.1081

健康とか良い学びや教えや、 選択や行動もあると思うが、 良いと思うことでも囚われたらおかしな方に行ってしまう。
良いこと病が歴史の中で大量虐殺に行き着いてしまったこともある。 良いことに囚われると、 己れの都合や主義、思想で異なったものを抹殺してしまう。
土は人間も必要とするが虫達も必要としている。 互いが共有しあって土に成り立つのに、 虫を殺すことも、 良いと思うことへの囚われである。

貧しくとも地道にコツコツ働いていたものが、 ある日優雅で、楽を楽しんでいる人達を見て魔が差して、
「俺の人生なんてずーっとこんなものかとアホらしくなって、  コツコツやめて投げ出して、悪さに走ることだってある」
悪いことを見て悪いことを身近にしてしまう者もいれば、 良いと思うこと見て、挫折して悪い方へ傾いてしまうこともある。
親と子の関係、 教育の場ですらそういったことが、 ゴロゴロ転がっている。
良し悪しを持ってして子供を育てたとしても、 裏目が出たり、 真面目、良い人がある日大きな犯罪を起こしてしまう要因も、 一つは良いこと病にあるんです。

          雀鬼




良いこと病、怖いものです。 良いことを信じすぎると、他人にも勧めたり、 あるいはそうでない人を批判したりとなってしまいます。 ということで、雀鬼流はどうなのかと言いますと、 自分の考えでは、本当の雀鬼流は会長お一人なので、 会長以外の人がこれが雀鬼流と言っても、 あんまり当てにはならないなーと思っています。 もちろん自分が一番当てにならないんで、 こんな自分が道場にいていいのかなーといつも思っています。(ジーコ)

会長はふっと良いアイデアや、全然違う方向の意見を出されたりします。 出会って最初のころ、どうやってそれに気が付けるんだろう?と 一生懸命追っていたのですが実は逆で、何事にも囚われない様にしてると ふっと内側から湧いてきたり、全体の違和感を感じとったり。。。
良いことマニアになるなという言葉も最初に聞いた時は、 目から鱗で衝撃だったのを覚えています。 政治、宗教、哲学等々が歴史的には人々を幸せにするどころか、 悲しい結末しか残せていない一因かなとも思います。(花岡)


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