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■2009年3月29日(日)その2 Vol.1040

道場に通って来るようになって、 まだ半年余りの新人西川が本戦で初陣、 10年選手の恒等を置いてA'評価を受ける。
道場に来れば熱心に基本の動作を鍛錬しちゃ、 向上を目指して苦節五年も経つ 天下の苦労人の金くんは、 今だC評価のドツボから抜け出せない。 我等が花である、はるな花ちゃんも 15年程道場で存在を見せて来ているが、 今だB'かCの行ったり来たり、
身体の動きという、
「癖の」
曲せ者化が良否を現わす。

長年の習慣で自ら身に付けてしまった、
「曲せ者」
曲せ者とは自分の中に棲んでいるんですよね。

          雀鬼




ハイ、自分もかなりの曲者です。 長くやってると逆に悪い癖がついてしまったり、 もちろん良い方向に成長する人もあり、 ずーっと変わらない人もいます。 とにかく人に迷惑をかけないところまでは変化したいものです。(ジーコ)

ん〜そうなんですよね。 意識を持って練習しないと、幾ら数を打っても 悪い動作を繰り返して、それをしみこませている だけになっちゃうんですよね。。。 自分も曲者と対峙して、ほんと人に迷惑をかけないレベルで 麻雀が出来るようになりたいです。(花岡)

■2009年3月29日(日) Vol.1039

日曜日と言ったって休みでない。 今日も町田で試合がある。 前日の「トカゲ大会」から、 大阪、名古屋勢がまだ皆して残ってくれている。
「俺達には明日はない」
俺達には日曜日もない(笑)
ジーコにも休日がない。 しげると陽太の二人は、 毎日道場に皆勤。 昨日はトカゲ大会でお疲れの上で下北へ帰って、 たった56日間で、 1000打数を打ち終わってしまう。
ここ数年その猛者の席は 町田のチャッペのものだったのが、 しげると陽太の凄まじい執念でやっちまう。
ほぼ二ヶ月彼等の精神と 肉体が道場にガシッと向いてないと、 とても出来る技でない。
タフを越えた何かがなければ 成せない日々だったことだろう。 疲れ切って怒りっぱなしのしげる(笑) 疲れていても笑顔を絶やさない陽太。
道場のある分野には 犠牲者となる者達が何時だって存在する。 昨日一日大会を盛り上げて 夜番で1000打数を達成して、 今日もたった一人で下北から 審判に駆けつけてくれる陽太に頭が下がる。

          雀鬼




陽太さん鬼打ち1000打数一番乗りおめでとうございます。 そしてお疲れ様です。 さらに今日も下北から町田に来て 審判をして下さりありがとうございます。 56日間でしげるさんと 陽太さんの二人が早くも1000打数達成!! 凄いペースでみんなを引っ張ってくれています。(ジーコ)

もんず(陽太)お疲れ! 物事を成すとき、やれることを出来るだけやるのと、 やれるやれないは関係無しに、やると決めたからやるのは、 本質的に全然異質な気がします。 今期の陽太は久々にそういう姿を見てせてくれています。 能書きでなくそういう事を実体験したことは絶対陽太にも プラスになると思います。 にしても、先週は狂った一週間だったなぁ!! ホントお疲れ!御殿場でも元気でな!(笑)(花岡)

■2009年3月28日(土) Vol.1038

「牌の音」もこの春で21才。
20周年はパーティーを盛り上げて頂き、 今年は午後2時から、 9時間かけての大麻雀大会ということで、 大阪や名古屋の支部の選手達も駆けつけてくれ、 出足から最後まで、 厳しさ抜きの笑いっぱなし。



多田と金村が格下連中と打って、 予選で即敗退ということで、 仕切りの方はお二人でまとめてくれて、 俺は笑っていればいいとも状態。
町田では永いお付き合いの「ラーメン源さん」から、 おいしい中華料理のオードブルまで気遣い頂き、 笑もお腹も腹一杯の一日でした。
参加者が多数ということで二部制で予選をやった21年前も、 「牌の音」開店麻雀大会を二部制でやって、 パーティーをやって祝ったことを知る者は今やわずかであるほど。
雀荘という場の人間関係は短期の御縁の中、 10年選手もまだまだ健在。 多田なんか今や「Mr.雀鬼会」と呼ばれ、 俺の上でふんぞり返っていやがる、
それに対比して、 花岡なんか小指を立てて恥じらいを見せて、
「はるな花」デチュー、
だってさあ、まあいいっかぁ(笑)








「火」 火、火、、、、、「火に用心」 何でかな、何なんだろう。

          雀鬼


■2009年3月27日(金) Vol.1037

あちらこちらと電話連絡を取って、 6時に目覚ましをかけて三時間も眠る。 ベルが鳴る、起きれない、 情けないけんど年老うと こんな現象も受け止めなければならなくなった。

今日も町田では試合があり、 明日は長い一日の大会がある。 こういう予定があるからこそ、 モタモタしながらも動けるんだよな。 ありがたいこったあ。

竹書房の担当の誠と、とも子と、 美しくする会の新上さんの三人で、 お食事会を楽しく催したという。
「何で俺を呼んでくんないのよ」 「資格が必要です、  会長にはまだ会員として認められません」
俺には免許とか資格は確かに一個もない。
「私達は今は3人ですけどこれからも仲間や会員を増やして、  年一、二回の楽しいお食事会を催すつもりです」
「どういう資格よ」 「会名は落ち込み会、理事長は新上さん、  私が幹事で誠さんが代表を務めています」 「分かった俺もけっこう、  これでも落ち込ましてもらってんだけど、、、、、」 「分かります、ですけど会長は、  まだ耐えられてるからダメです」
そうなんだ、、、、、
「うつとかそういった心の病いの方々でなくて、  真に落ち込み状態の方しか資格に値しません」 「これからも全国的に運動していくのかよ」 「そのつもりです」
ときた。

この三名で相談役も俺も刺身のツマ扱いされたらしい。 俺なんて小学生以来、 人生ずーっと落ちこぼれ、 それなのに資格がない、 何時か必ず、、、、、。

          雀鬼




何やら知らぬ間に意味不明な会が結成されていた模様です。 入会の資格となる真の落ち込み状態に会長がなっているお姿は、 今まで見た事も無いですし想像も出来ません。 全国的に運動していけば、入る人は けっこういるかもと思いますが、、、、、(ジーコ)

■2009年3月26日(木) Vol.1036

「さむらい」ジャパンが優勝して日本中が大騒ぎ。 まぁしょぼくれるより 喜び合えることの方が良いに決まっている。
俺なんか馬鹿だから、 遠い昔に姿を消しちゃった本物のサムライが、 グランドで見れるもんだなんて期待しちゃって(笑) どこを探してもそんなものは見れやしなかった。
さむらいらしい臭いを少しでも感じようとしていたんだから、 俺って本当に馬鹿もんだよなー。

ここ数日、WBCの情報で新聞が埋まっている。 俺もどう書かれるのか、 どう捉えられるのかと新聞に目を通していると、 隅っこの方の小さく五行ほどで、 ドイツで「平野早矢香が優勝」を見つける。
早矢香が世界で勝ったのかと電話を入れてみる。
「おめでとう」
「ハイ、今回の勝利は  全日本選手権で勝ったより嬉しかったです」
中国の若手選手やシンガポールの格上選手も倒したらしい。 動きや感覚の話しを少しして、 卓球選手がさあ、 試合場でガムをクチャクチャ噛んで、 グラウンドにペッと吐き出してちゃーなぁー(笑) マイナースポーツの卓球だが、 日々厳しいトレーニングの卓球漬け、 若い女の子が世界を飛び回って試合をしている。
WBCの方が見ていて数段面白かったが、 早矢香の踏ん張った日々は、 何億をもらう野球選手以上に、 真剣にラケットと向き合っているんだろうな。
金の成る木、商業ベースに乗らなきゃ、 何んにしてもこの社会は認められないんだよな。
早矢香の電話を切ると、 今度は古武術の甲野善紀先生から、 ホームページを見ましたよと、 武術家と雀士で、 WBCの見解を話す。
俺もなんだが、 相変わらず甲野先生の口から辛いものが連続して語られる。 俺も俺なりに黙っていられねぇ分野があるんだけど、 甲野先生のそれは俺の10倍も辛い(笑)
二人で語り合ったことが余りにも辛いということで、 その後食ったステーキは、 塩、胡椒の味付けを全て抜いて、 さらっと焼いて食っちまった。
道場も明後日は21年を迎えられるということで、 その日は、皆んなで集まって麻雀大会をやるらしい。
道場を開いた頃は俺も若き青春時代(笑) 一日飛び回ってて、二、三年なんて あっという間に過ぎてしまっていたが、 20周年を過ぎた今は、 一年をヨッコラッショ、フーフー言いながら、 のたりくたりとやっている。
改めて俺にとっての道場は、 宝を越えた生命線なんだよなー。 一年間皆んな本とにありがとうね。

          雀鬼




野球の次は卓球ということで、 4〜5月は卓球世界選手権、 WBCの影で、知らぬまに平野さんがドイツで優勝していたんですね。 世界選手権は横浜まで雀鬼会みんなで応援に行く予定です。
そして明後日3月28日は牌の音のオープン記念日ということで、 21周年を迎えます。 今年は一日がかりで麻雀大会を開催致します。 当日は町田道場で14時から開催されますので、 下北道場は夕方からのオープンとなります、 下北道場に行きたい方や当日の見学希望等、 お問合せは町田道場までお願い致します。(ジーコ)

あの20周年パーティから1年たったんですね。。。 というか、いつもながら雀鬼会にいると時間の経過が早くて、 もう3年位たった感じですが、、、本当にこの一年もここに いれて楽しかったです。誕生日おめでとうございます!(花岡)

■2009年3月24日(火) Vol.1035

我が家の玄関の引き戸を開ける。 小さい庭の木に小さい小鳥が二羽、若芽をつぐんでいる。 先を急がねばならなかったが、10分以上待っててあげる。
「もういかねぇと」 歩を進めるとそばの木に伝わって離れていった。

この日TVでWBC決勝、日韓戦を見る。 ベースボールはアメリカのもの、 そこには世界最高なメジャーリーグが存在する。
試合結果は、 始まる前の予想を大して外してなかった。 どちらが勝ってもいいんだが、 4対3で勝負が決まり何故か知らんが、 不振のイチローが四本ヒット打つような気がしていて、 ほぼその通りになった。

それよりアメリカやその他の国のようなメジャーリーグに、 日本と韓国というマイナー野球国が、 決勝を競ってくれたことに、 俺なりの喜びがあった。

俺はオリンピックの野球はイチローが出ないし、 監督が熱血ビジネスマンなので、 見る気もしなかったが、 今回は原監督ていうことで良かったよな(笑)

でもさあ、悪いけんど原監督より韓国の監督の方が、 「さむらい」を感じちゃったよ。

          雀鬼




WBC決勝、実際は5対3となりましたが、 イチローの四本ヒットは見事に当てられました。 決勝は日本対韓国となり、 アジアの野球のレベルの高さを世界に見せられて良かったです。 本物の「さむらい」を目指すのは大変です。(ジーコ)

■2009年3月21日(土) Vol.1034

今日も下北道場へおじゃましている。 試合より早目に来て、 久し振りに下北道場で麻雀を打ってみる。
下のクラスで頑張っている 横山とか吉田と手を合わせる。 打ちながら牌さばきも教える。 見ているだけではとても分からない やらしてみても出来ない 「感覚打ち」を伝えてあげる。
隣の卓では、 昨夜遅く連絡を入れた時にも打っていた しげる、陽太、川原の「三狂弟」が この日も早く来て打っている。
今期も、しげると陽太は狂うほど道場に現れて、 打ち続けてくれている。
川原は東大出だけど、 知り合って10年、 何時逢っても必ず狂っている(笑) 試合になれば汗だく、 俺と二人きりになれば 流れるように汗を流す。 完全なる変な人物である。
「三狂弟」の総領であるしげるは、 少し前までは茨城の日立から 毎日のように道場に通って来た。 ある意味執念の男であり、 今は下北沢に居を構えて、 伝説の鬼打ちっ子のチャッペより 今期は打ち狂っている。
陽太は下北では若手No1の打ち筋を見せるが、 しげるに引っ張られて 鬼打ちを越えた狂打ちの日々を送っている。

娘夫婦が孫とともに下北まで追っかけて来て、 下北の町を散歩して食事をする。
俺が生まれ育った下北の町も大変わりをしたが、 町並みがいいもんだ。 そこに居を構えるしげるや多田がうらやましい。 町が二人を上品にしてくれる。
それに比べて 町田に住む木の子荘の住人である チャッペ、小鉄、恒ちゃんは・・・・・。 なぁー。 

          雀鬼




今日は早くにお見えになった会長、 「お前はいつ見ても狂ってるよなあ」 と声をかけていただき、 「狂っているままで申し訳ありません」 とお詫びしましたら 「いいよ」 「えっ、いいんですか!」 「血だからな。仕方ないよ」 道場は非常に恵まれた環境なのですが・・・。
とにかく繁さん、もんずは 狂ったように打っています。 もう一人打っている人がいるんですけど・・・。 会長も 「ほめなきゃいけないんだから」 と今回は出番なしでした。(川原)
「3狂弟」と 打ってるけど褒めなきゃいけない人が 一緒に映った貴重な写真です。(緒方)

■2009年3月19日(木)その2 Vol.1033

前もって、雑誌の中の俺のコラムに アジア予選を二位で通過した、WBCの日本の予想を 書いといたんだけど、どの試合も感じたままで終わっていた。
アメリカへ行って、
「二試合目は日本は負けるよ」
と道場でもコラムの上でも述べている。
二試合目は日本対韓国戦。 アメリカの大リーガーのスカウトの人達は、 ダルビッシュが凄いみたいなことを新聞が書き連ねていたが、 俺は日本で彼の動きの中に力み過ぎを感じて、 彼は乱れて負けると思っていた。 その通りに負けた。
今日も昼から日本対キューバ戦をやっていた。 正直言って、もうどちらが勝つなんていう興味は薄れていた。 だってさぁ、日本の選手は何億とか貰っている選手が 寄せ集まっているというのに、キューバの選手達は この世界的大不況の波にのまれて、バットも五本しかない、 陽の強さを守るためのサングラスも、選手以外の関係者が 一個持っていて借りたり、センターを守る選手が51番を つけていたが、台湾の選手に貰ったグローブをはめてやって エラーをして、ジャイアンツの小笠原が得点を入れて、 やった、勝ったてえ喜んでいる。
公平じゃねぇ、貧乏はここでも負けちゃうのかと、 日本が勝っても納得いかねぇし、少々怒ってしまう。 サムライジャパンだって、あきれるよ。 小笠原とか何人かの者は、クチャクチャ、ガムだか 紙タバコだか、口を動かしてバッターボックスに立っている。 あんなものはスポーツ以前に「武」ではねぇ。 武田と上杉の話じゃねぇが、
「敵に塩を送る」
せめて、キューバの選手達が扱い易い野球道具ぐらい 送ってから試合をやれって。 スポーツやって何億もらってっか知らねぇが、 無礼と恥かしさを感じちまった。
スポ根とかスポ魂があるならそのぐらいのことやれ!! って思っちまう。 やっぱ勝ちとか成功って怪しいもんだよな。 オランダも頑張ったらしいが、最高選手の月給が 15万だったとか。

なんかさぁ、WBCの中で嫌なものが見えちまった。 恥かしいよな、全く。 それが「社会」なんだよな。

          雀鬼




道場では、次に試合で当たる選手に、上の人達は麻雀を指導し、 少しでも基本動作・手順を良くして、 良い試合をしようという教えがあります。 敵に塩を送るではなく、皆仲間なので当たり前なのですが WBCや他の事でも、そういう行為があるほうが 間違いなく良いものになると思いますし、 そういう意識が生まれれば楽しいですね。(ノック)

■2009年3月19日(木) Vol.1032

昨日は下北リーグの試合へ。 その前に神山ライターの取材があって、 どういう訳か、関係ない大和書房の上岡さんまで 来ていて、2人して俺の語りべを聞いちゃメモを取っている。
少し離れたところでは、ライターの道を学んでいる という若い女性が見学に来ている。 神山にしろ、上岡さんにしろ、雀荘の主からでは 決して出てこない話を面白そうに聞いている。

行きつくところは「感覚」

ならばと一牌の牌を持って、感覚の在り方を見せてあげる。 感覚といっても、別に考え方の思考や精神的なものだけではない。 身体的感覚を保つことが生きるものとして大切なことなんだ、 と感覚的動作を見せてあげる。
取材はとっとと終えて試合が始まるが、 思考がまとまらず、身体の動きが悪くって、 あまり良い試合ではなかった。 そん中で金村だけがカスカスのA評価を受ける。
「会長すいません。その日出張なんです」
と電話を入れて来ていた多田も、試合の審判に間に合っていたが、 寂しい雰囲気の中で試合が進む、終わる。
町田からも助っ人で、 歌田、理絵、沓掛、清川が駆けつけてくれる。


「数に限りがありますが、ブレないカレーがあります」
と張り紙が貼ってある。 終電が近かったが、歌ちゃんが車で送ってくれるということで、 ブレないカレーとやらを頂く。
カレーなんて誰が作ったって、そうブレるもんじゃ ないんですけど、「義理」っていうことで通しておく。

          雀鬼




多田さんから電話があったときは、 「遂に死ぬ覚悟で雀鬼会をやめるのか!」 と皆の予想が入っていましたが、出張だったんですね。
スタッフは料理もやりますが、夏の別荘で料理を 会長に「美味しい」といって食べて頂くと、とても嬉しいです。 自分は日頃、それを目標に毎日料理を作っていました。 熊代も、今年の夏の別荘に向けて頑張れー!!(ノック)

 

■2009年3月16日(月) Vol.1031

前夜の写真を見て、 道場とは神聖な場、 それも大切な雀卓の上で飯を食っているとは何たることや!!
とは書いていないが、 この写真一枚で何かを気付いた者からメールが届く。

この日、月例会決勝があって、 下北勢はとっとと帰っちゃったがそば等では、 町田勢の道場生の男衆は居残って、 皆して腹を空かしながら麻雀を打っていた。 そのそばで俺と女衆だけで上等な寿司を食べている。 女衆は箸を使うが、俺は寿司は手でとって食う。 神聖な道場の雀卓。 これだって打ち易い卓を中古で買って、 ニュー製品には目もくれず、 20年も修理しちゃ、 使い込んだ雀卓なんだ。

白状しちゃえば(笑) 昔、町田のキノコ荘の住人である愛する恒ちゃんが、 どこかでしこたま酒を飲んじゃって、 その飲み友達から道場に悪酔いした恒ちゃんを、 引き取って欲しいと連絡があって、 否応なく誰か道場生がその場まで迎えに行って、 恒ちゃんを引き取ってきたんだが、 道場のソファに休ませていた恒ちゃんが、 ちょっと目を離したすきに、 ふらふらと立ち上がって、 道場内の自動販売機の前で、 気持ち良さそうに小便をしていたらしい。 そりゃ困ったことなんだが、 笑い話で済んでいる。

恒ちゃんのお父様は聖職のトップに立たれた方、 教育者を父に持って生まれた恒ちゃんだって、 出ちゃうものにゃ勝てなかったんだよ(笑)

俺にとって道場は凄え大切な場所、 それは今でも変わりないが、 道場という場が大切なんじゃありませんよ。 そんなものはただの箱。 道場に楽しさを持ち集ってくれる人達が大切なんです。 ですから大切だけんど神聖なんてこたあ決してない。

だいたいがさぁ俺、 「雀鬼」という鬼と呼ばれる者の隅っこで生きてきたんだよ。 東南アジアに行けば神と鬼が同じ祠で、 隣同士で祭られている神輿を見たことがあるが、 一般には鬼と神じゃ真逆の扱いを受けることでしょう。

世間にゃ雀神だか雀聖とか呼ばれる御仁もおられるようだが、 正直この人麻雀は弱かったなー。 俺何度か打ったことがあるんだけど何時も敗けていて、 奥さんに泣きつかれたことがあったっけ。 もちろん本当のそれなりのでっかい宗教の「神様」 と呼ばれる方とも麻雀を打ったけど、 やっぱり鬼の方が圧倒していたっけな(笑)

ところでさあ、 前文の後に花ちゃんが 自分は自分達や身内をあんまり良く言うのが、 気が引けると書いてあったが、 今回の文はどっちなんだろうねえ、 よく分からんーがねえ(笑)

          雀鬼




写真は、雀鬼と恒ちゃん。

そうです、前号のHP写真は 雀卓の上で食事をしてます。 この卓も20年、日本で一番 稼動している雀卓の可能性もあります。 古い卓なんですがバシバシと打ち易く、 これ以外の卓はどうもダメなんで、 みんなで大事に使ってますよ。(たまに食事もしますが)
「神聖」「神様」「大切」を ごっちゃにしてはいけませんね。 自分はほとんど無神論者なんですが、 本当に大切なものは見分けていかねばです。
自分は自分達や身内をあんまり良く言うのが、 本当の事ならいい事も悪い事も、 別に言っても気が引けないのでそのまま書いてました、 というかむしろかなり抑え気味でこれなんです。(ジーコ)

そうですね。 卓の上で食事したり、パソコンしたり(笑) でも、勿論、板を敷かずに直接モノをおいたりしませんし、 コーヒーとかモノをこぼしたりしたのも15年以上、 一度も見た事がありません。 それくらい大切に使ってると思います。
前回の文は失礼しました。 自分が未熟で、ここに書くコメントに苦慮しているという話で、 会長の文書に何かを言った訳ではありません。
冒頭のメールは一部抜粋して ボイスVol.793の方に載せました!(花岡)


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