■2009年2月2日(月) Vol.1000
香川県の國方卓さんより、
「千号おめでとうございます。」
とお祝いの電報を早々と頂戴する。
999号を書いたのが1月29日ですから、
今までの進み具合からすれば、
千号はもうとっくに終わっていて当然。
國方刑事殿の状況証拠いや、
状況判断はさすが見落としがない(笑)
我が家の小さい庭に、
小っこい白い梅の花が数輪咲く。
厳しい寒さの中、
春に向かって咲く梅の花を好む。
梅の木に鶯やメジロが飛んで来てくれると日本を感じられる。
「よかねえだろう」と思いつつ、
周りが動いて始まったこのHPも、
三年を迎えて積み重ねが千回目となる。
良いのか、悪いのか、
今だ分からんが、
「やります」から「やってみるよ」の気持ちとなって、
雑多な文章をほとんど遊びながらしたためてきた。
千回も連続して書けば辛いでしょう、
大変だったでしょうという分野は、
花岡やこの原稿をUpしてくれる、
周りの者達にはあったかもしれないが、
俺の方は、そんなこともなくただやって来ただけ(笑)
節目か、区切りか分からんが、
1000回目は、
「日本を美しくする会」
の鍵山秀三郎相談役のことを書きたいと決めていた。
10数年前、
物書きの歴史上の「人物」を、
書きとめている方から、
「現代にも凄い人物がおられる、
ぜひともお逢いして下さい」
とお招きを受けたが、
「そう」って感じで、心も身体も動かなかった。
「ぜひとも」
が何度か繰り返されて、新宿へ、
何人かの方々の中でも、
一番小柄な地味な、青黒い背広を変哲もなく着られるオジサンが、
ちょこんと、背筋を伸ばして、
私の目前に座られ、
笑みをたたえて初対面の挨拶を受ける。
その姿に一つの飾り気もないが、
何故か美しさを感じ取る。
私が知る「大人」達は、
身分や地位や豊かさを持ってして着飾る方々が多分の中、
何もない方が俺の前に、
少しの揺れも見せずに、
「チョコン」
と座像してなさる。
今、思う思考、
これから行われる行動を、
ユーモアを含めて話して下さる。
あっという間の出逢いだったが、
新宿駅まで歩いて別れる。
「今日は有意義で楽しい時を送れました。
ですが、これから私は妻が待つ、
つまらない我が家に帰らねば、、、、、」
帰り際のこの一言、
俺も同感(笑)
別れ際の粋な言葉に、うならされる。
妻を否定することで、
御自身の生き様のことを否定してなさる。
たった一度の出逢いが、
それから何年、何度お逢いしたことだろう。
大概はこちら側の面倒事ばかりを作っちゃ、
相談役に時間を頂く。
お逢いすれば、方向性を示され、
楽しい分、笑いを十分に含まれるのだが、
何でだか分からんが、
お逢いする度に残るのは、
自分の気持ちの中に、
「感謝心」が全てを占める。
相談役と伴にさせて頂いた講演会の折りも、
お話しを終えて、
会場を締め出された外で、
ダンボールを机替わりにして、
2人で長い行列を作ってくれる来場者へ、
一人一人サインをしたことがあった。
相談役とは共感、共鳴、共有する分野が、
俺の底辺でもそこそこうごめくが、
相談役がお天道様なら、
俺等は月明り。
相談役の生き様にはまるで隙がない。
今日も道場までの道すがら、
向こうから歩いて来る男の人を見つけちゃ、
一人一人の隙を見つけて歩いて来る。
前後左右だったり、
部分的な弱さや、隙を見つけながら歩いて来る。
何の罪も恨みもない方々だが、
瞬間で倒したイメージを一人一人に浮かべながら歩いて来る。
俺にはそういう質の悪い分野が多くあるんだが(笑)
相談役には何時お逢いしても「隙」がない。
長年の生き様が無駄を省いて意味を残したことで、
心体に隙がない。
もしかしたら、この俺に危うさを感じて、
隙を見せないのかも知れないが、隙がない(笑)
それを察してか、
側近の阿部さんと新上さんが、ガード役で固めて来なさる(笑)
先月も目白の椿山荘の東屋を貸しきって、
相談役と生意気にも、
DVDの為の撮影がある。
仕切り役が居たんだろうが、
話しの方は、
相談役にお任せして置けばスムーズに終わってしまう。
ヒクソン定宿のフォーシーズンホテルの玄関口に、
東京でも滅多に見られない、
北村カメラマンのボロ車が乗り入れて、
そんなボロ車に俺と伴に相談役も乗車。
相談役には申し訳ないが、
北村カメラマンの塵の中に捨てられていてもおかしくないボロ車が、
俺以上にお似合いでした(笑)
社会の高位の場所には、
人材という言葉があるように、
「人の中に人物あり」
という型を示すらしいが、
相談役の佇まいを拝見していると、
「塵(じん)の中にこそ人物あり」
と思ってしまう俺がいた。
俺のように社会の片隅で、
塵(ちり)のように生きていても、
相談役だからこそ拾い上げて下さることを、
自答としております。
俺の側等の宇佐美殿が、
相談役は会長にとって、
「父親のような存在ですか」
当てはまらない。
"尊敬する方"も少々ずれる。
「先人だよ」
と答えておいた。
雀鬼
HP1000号、おめでとうございます!!
記念すべき1000回目は、
鍵山相談役との御邂逅のお話しでした。
会長の「先人」、
ぴったりの御言葉と思います。
1000回もいきますと、
会長は原稿用紙を一体何枚書かれたんでしょう。
本当に凄い量になってます。
おーっと1000回に至る苦労話は、
花岡さんにお任せしなければなりません。
それでは花岡さんお願い致します。(ジーコ)
昨日たまたま、レポートVol.1を書いている安田さんに会いました。
相変わらずの調子で元気にやっていました。
北村先生もプロのカメラマンなのに、
いつもいつも無料で写真をありがとうございます。
町田のスタッフには、いつも会長原稿の打ち込みもしてもらって、
最近では写真もツボをついていてとてもありがたいです。
下北スタッフの緒方もだんだん作業を覚えてくれていて、
心強いです。ありがとう。
そして何より、桜井会長、毎回毎回ありがとうございます。
町田道場でのことはもちろん、海外に行かれた時や、
講演会や取材などの話もあり、自分たち道場生たちにとっても、
楽しみでありがたいものです。
ちょうど3年で1000up。
スピードも早いですが、その内容の濃さは他に類をみないと思います。
いつまで続くか分かりませんが、
もう少しだけでもやっていければと思います。(花岡)
■2009年1月29日(木)その2 Vol.999
何かがあると早矢香が電話をくれる。
早矢香がトップに立つと、
TV関係から取材が入る。
たった一年位のふれあいだが、
何時間も爺ちゃんと若き娘っ子で、
話しが進んだり盛り上がる。
青春真っ盛りの早矢香と老いたる我が身、
実も花も咲かない仲なんだが、
何故か今や絆を感じてしまう。
今日、早矢香関係から取材が入る。
その事で早矢香から連絡が来る。
「なー早矢香、俺とお前ん仲じゃ、
共通するもんが一つもねえんだが、
俺と早矢香で『マイナー』っつう対談本でも、
作ったら面白くねえかい。」
スポーツ界では、
卓球はマイナー、
日本のトップ選手になっている早矢香は今だにマイナー、
俺の方と来たら、
麻雀という社会からドロップアウトした分野、
マイナーとまで行かねえかも知んないが、
けっこうピッタシ来ると思う俺がいた。
「爺ちゃんから娘っ子に伝える話し。」
これって今時ねえ話しだからいいかもな。
だんなが一週間アメリカに出張っていうことで、
娘が五ヶ月になる孫を連れて里帰り。
里帰ったって車だったら、
10分程度の近くに住んでいるんだが、
隙さえあれば、
俺の側に男の孫を置きたがる。
笑ってるよと呼ばれ、
泣きそうなのよと呼ばれ、
お風呂に入れと呼ばれ、
早朝から深夜でも、
構わず侵入して来る。
「家の旦那様はやさしんだけど、、、、、
お父さん、この子に男らしさを入れて下さい。」
生まれて四ヶ月余りの子、
一週間で、、、、、
無理とは思わなかったが、
娘が願う男の子に、
育って欲しいと願っている俺がいた。
その一週間もあっという間に済んじゃって、
目標も夢も希望も当てすらない俺がいた。(笑)
999本目、
後一本よろしくね。
雀鬼
会長と平野さんで本を作ったら、
これはもう間違いなく面白い本が出来ます。
会長のお孫さんのアオトくん。
どうです、0歳にしてこの男らしい顔!
男の魂がしっかりと受け継がれています。
そして999本目ということで1000まであと1本、
記念すべき1000本目はどんなお話しになるんでしょうか? (ジーコ)
後、一本よろしくお願いしますm(_ _)m
ちょっと感慨深いです。
そういえば、ナンバーが4桁になっても、
大丈夫だっけかなぁ(-_-;)謎。。。(花岡)
■2009年1月29日(木) Vol.998
社会の荒波に巻き込まれ、
俺自身の船体も老朽化し沈没寸前。
船首が半分海水に沈みかけている現状だが、
船長である俺の気持ちを知ってか知らずしてか、
何人かの乗組員達がまだ先行きますと、
船尾から多田や、金村、しげるや花岡達がやって来て、
「うーん、ならば」
と、踏ん張って少しずつ船首を上げる。
船体は老朽化したが、
俺だってこのまま、
沈むことなく走れるだけ走りたい。
この船体の中に、
俺の20年の人生がしっかりつまっている。
陸から離れた、一人旅だったが、
俺の好む航路を、
その時、その場で、
何人かの乗組員がいて、
進むことが可能だった。
多田や金村や町田の子等の力を借りて、
穏やかな波間の状況ではないが、
荒海を再び動き出す。
俺は老朽化した船体に過ぎず、
乗組員の力次第で、
その進む道が決まって行くだけ。
どうなることかしら、
運命に任せてみましょう(笑)
雀鬼
20年に渡る長い航海をしてきた「雀鬼丸」は、
37期へ向かって、今期も新たな海へ乗り出します。
ベテラン乗組員も、新人乗組員も、
会長を先頭に一体となって乗り出します。
荒海になるのか、嵐にあうのか、
今期はどういう航海になるんでしょうか?
そしてHPもNo.998ということで、
1000まであと2回です!! (ジーコ)
はい、船尾?の下北も多田さんの「えーまだやるのぉ」の
掛け声の元(^_^;)、やる気のある者を前面にして
なんとかもう一期、進めていきたいと思います。
個人的にはまた、別荘期間までやることが
ほぼ決まって喜んでおりまする(^_^)。頑張ろっと(花岡)
■2009年1月28日(水) Vol.997
この本どこかで読んだことがあるなーと、
半分ぐらい読み進めるが「新書」だった。
その本が届いた足で大阪高槻塾へ、
届いたばかりの10冊の本を持って行くと、
一般のファンの方が、
さあーっと買って下さった。
ていうことで、手持ちがなく、
やっとこ昨日に目を通す、
ファックスが届く、
発売5日で重版になりましたとある。
売行調査で4番目に、
「人を見抜く技術」(講談社)
が載っていた。
世界的不況、本離れの中、
お買い上げ下さった方々に感謝しなければいけませんね。
経済新聞は読まないが、
駅売りの東スポは格闘技が掲載されていることで、
日々目を通す。
今日も駅で買って来たが、
家から道場まで二駅なので、
外側を目を通しただけ、
道場に着いて、
関西テレビからの取材を受けて、
終わったところで格闘マニアのジーコ師匠が、
先日の取材が載ってますよと、
嬉しそうに渡してくれる。
何んもニュースがなかったせいか、
半ページを使うほどの大きさで載っていた。
ジーコもそうだが、
俺にとっても、
日本経済新聞に載るより、
東スポの方が、
「ずーっと俺らしい」
らしいっていえば、
町田下北月例会で二連覇した今川が、
町田のノートに、
「私、勝ったのよ」
という一文が書いてなく、
金村さんに試合中何かと、
面倒を見てもらったことばかり書いていた。
「今川らしいよな」
男の金さんや、
花ちゃんも、
少し見習ったらいいと思うんだけどな(笑)
雀鬼
写真は、いつものようにもくもくとサインをされる会長と、
それを、もくもくと乾かす橋本サブマネージャー。
会長の新著「人を見抜く技術」
講談社より絶賛発売中です!!
雀鬼会HPからも抽選で10名様に、
会長の直筆サイン付きでプレゼントさせて頂きます。
まだまだ募集中ですので、
ドシドシメール送って下さ〜い。
お待ちしております。
そして、今日1月28日(水)発売の東スポに、
先日の中邑選手との記事が、「俺の師匠」コーナーに、
かなり大きく載っております。
東京圏の方は是非見てみて下さい。
ヒョードルをちゃんと扱ったり、
格闘技の記事が大きい東スポはいいですね。(格闘マニアのジーコ)
はい、見習わねばと思います。
今、小冊子の編集をしていますが、本当に、
金村さんに教わった、面倒を見てもらった、というコメントが多いです。
それも金村部屋だけでなく、下北、町田とわず高槻までおよんでいます。
自分も少しでも自分の出来る範囲ででも
やっていけたらと思います。ねっ多田さん(^_^)(花岡)
■2009年1月26日(月)その2 Vol.996
10数年前弱くってダメだった、
町田ん家の今川久美子が、
凄いことをやってくれた。
町田月例会で男衆に混じって二位を2つ並べて、
先月見事な優勝。
まぐれか奇跡かと思っていたら、
昨日は下北道場の月例会に乗り込んで、
多田と金村まで倒して両道場連続優勝の快挙を作ってしまう。
何かをつかんだり、
流れに乗ると、とてつもない変化が作れるもんなんだ。
麻雀のセンスは全くなかった女の子だが、
弱くっても敗け続けていても、
立川の先から町田に通い続けて来る。
深夜から始まる、
男衆の若者達の身体運動、格闘技にも、
140cm台の小っこ過ぎる身体を使って仲間の中に加わっていく。
朝方まで続く男技の中でも何時も今川の顔が見れた。
月例会にしろ、格闘技にしろ、
到底無理と思える状況の中で小っこくて弱っちかった今川が、
道場等全てにびっくり、たまげた感激を作ってくれた。
140cm台の久美子ちゃんに、
180cmを越える多田も花ちゃんも敵わないって、
情けなくない、
ねえ花ちゃん。
「うどの大木」
「山椒は小粒でもピリリと辛い」
って本当だね。
雀鬼
女性雀鬼会選手、どんぐり界のスーパースター今川さんが、
スゴイことをやってくれました。
月例会二ヶ月連続優勝だけでもスゴイのに、
町田、下北両道場連続優勝は長い牌の音の歴史の中でも、
おそらく史上初と思われます。
そんな雀鬼会に残るスゴイ記録を、あの今川さんが作るとは、、、、、
非常に感慨深いです。
本当に強くなったんですね。(ジーコ)
自分は残念ながら直接当たらなかったんですが、
多田さんも強い強いとおっちゃられてました。
しかも優勝賞品用に用意された高価な品でなく、
町田でみんなと食べたいからと、
ドーナッツ・セットを賞品に選んでニコニコだった
のも印象的でした。その後、いっしょに電車に乗って
町田へ行く道中も楽しかったです。(花岡)
■2009年1月26日(月) Vol.995
新日のプロレスラーである中邑真輔が、
仕事を兼ねてやって来た。
何時も遊びに来ちゃ数時間、
でっかい体を動かしちゃ、
身体使いや、体構えを教えてやる。
その時、その場で感じる動きを習っちゃ、
絵コンテにして持ち帰る。
この日は、
東京スポーツの取材を兼ねてやって来る。
記者が俺と真輔から拾っていく。
ならば身体を使った方が話しは早いと、
真輔と伴に体を動かす。
記者もその場で体験して、
さあーっと寝かされ、
床をゴロゴロ動こうとするが、
コントロールされて何も出来ない。
技術でない分野の領域になると、
真輔ですら中々感覚をつかめない、
俺自身も中々言葉に出来ない身体の不思議さですから、
東スポの記者さんも活字でまとめるのは多分出来まい。
身体では確かに感じたり伝わることでも、
言葉や活字では伝えられないことがあるんです。
30分ぐらいの取材が、
身体を使って遊んでいる内に、
3時間をとうに越える。
俺が何度やっても軽く出来ることを、
真輔は何度やってもつかめないまんな汗だくで帰っていった。
この取材ボツですね(笑)
雀鬼
来る度に熱心に会長から、技や体使いを学び取ろうとする中邑選手、
今回の町田道場での特訓はどうだったでしょうか?
取材の模様は今週か来週の(水)東スポ「俺の師匠」に、
ボツになってなければ載る予定です。
皆さんどんな記事になってるか見てみて下さい。(ジーコ)
■2009年1月25日(日) Vol.994
体験上、幼少の頃我が家の子供達が
ルール違反とか、規則を破ったり、悪戯したり、
やんちゃだったとしても俺は心配しない。
社会的、世間的なよい子も
出来の良さも求めなかった。
それより元気で明るければ
たいがいよしとして来た。
そんな子ども時代を送った方が
大人になっておもろい人生を歩める。
やんちゃをやりながら良し悪しを学び、
悪戯しながら楽しみを身につける。
先日我が家で一人でいた。
夜の9時になって息子のところへ電話を入れる。
三才を過ぎた俺のお気に入りの孫が出る。
「はるし、ジージだけど
スポーツ新聞買って来てよ」
常識をはずしている。
「ヨルにシンブンヨムの
めんどくさいんだよなー」
孫のおっしゃることの方が当然である。
電話の向こうで孫がゴソゴソ
動いているのが分かる。
「はるしに逢いたかったけど
めんどくさいからいいよ」
と電話を切る。
孫が眠ってしまう前に声を
聞けただけでもよしなんだが、
久らくすると家の前に車が止まる音がして
嫁が下の孫を連れて現れる。
スポーツ新聞二通に午後の紅茶を買って来る。
「はるしは?」
「ジージの新聞を買うんならば自動車で
買って行けばと言ったのに、
それじゃダメって怒っちゃって
一人で自転車に乗って、
お風呂に入ってパジャマ姿で・・・・・。」
親父も親父なら息子夫婦もとんでもねぇ。
久らくたって
「ジージ新聞!」
と頼もしげに入って来る。
「はるし、ゴメンゴメン、
めんどくさいのに本当に悪かったよ」
長い大きめの坂を3つぐらい越えた数キロ先から
新聞一枚を買って来てくれる。
「めんどくさくなんて何にもないよ」
「あ〜あ、おもしろかった」
「もう二度と頼まないから許してね」
「ううん、あ〜あ おもしろかった」
謝っても答えがこれじゃと褒めに回るが
そんなこたあどうでもいいよと相手にされない。
俺じゃとても自転車で行けない道を
三才になる孫が夜道を飛ばして来たらしい。
孫の後を走って来た息子は家に着いてダウンして、
俺と男の孫とのふれあいを感じている。
俺からの頼み事を自分一人の約束事と受け止めて
親を振り切ってまで行動してそれを果たす。
祖父や親として常識をはずすことになるが、
幼い子供が人のために役立てた喜びが
俺のひざの上に座った孫から伝わって来る。
常識からはずれているが、孫の行動に
「情」と「義」を体験したことを感じとる。
学校に入って学ぶ、大人になってから
文字で学ぶことは知識であろう。
それ以前に体験して
身につけてしまってる事もあると思う。
三才でピアノが弾けた、字が読める
という教育や育て方もあろうが、
俺にとってはそんなこたぁ〜
ず〜っと後でいい。
この夜の常識破りのタイムに大切なことを
孫が得たことを頼もしく見えた。
息子も嫁もそば等で俺と孫との
貴重なふれあいの空気を感じ取って
嬉しそうに一時間いて帰っていった。
「ジージオトコだよね」
「当たり前よ、ジージはずーっと
男をやって来た」
「はるしもオトコだよな」(笑)
雀鬼
うーんスゴイです。
会長の男のお孫さんは3才から、
いや、0才から男としての生き方を、
会長から教えてもらってるんですね。
ハルシくんも3才にしてすでに根性がありますし、
男を感じさせます。
どういう風に成長していくのか、これからも楽しみです。
自分も見習わなければなりません。(ジーコ)
■2009年1月23日(金) Vol.993
五日間、原稿を書かなかった。
偽原稿が発覚し、
北村カメラマン殿が参加してくれたり、
何通分かのメールもその件について推理し、
答えてくれているが、
その裏で、このHPの雑文も残すところ、
後8本で1000本目を迎える。
雀鬼会では、本戦中、
1000打数を打つことを鬼打ちといって、
ある意味、成績得点以上に大事なこととされている。
雀鬼流のHPもこんな大切な時期に、
偽原稿が、
さも俺が書いた文として、
堂々と掲載され、
1000の内の一本として扱われてしまった。
この件については、
管理者の責任は追及もしなければ問いもしません。
しかし、問題が起きてしまったことは事実です。
その責務は雀鬼会会長ただ一人がしょえばいいことなんです。
ていうことで犯人は一人もいません、誰一人悪くはありません。
悪いのは俺一人です。
ですからこそ、「近麻」のコラムでも、
自ら「我れ悪党なり」と題しておる次第です。
俺は確かなる悪党ですが、
今回のダブル原稿におきましては、
前に述べましたように、
一本を書いたことは真実です。
偽装問題を問う以前に、
人間の持つ潜在意識、
人間は考える生物ゆえの思い込みが、
必要な時もあれば、
人を錯覚に落とし込み、
何等不自然に感じられぬ感性を、
改たに体験体感しております。
「知っている」
「分かった」
という気持ちの決定にも、
疑問を置くことが大切なようですね。
ですが、確実に「分かった」ことが御座います。
皆さんは私の書き述べて来た雑文などどうでもいいこと、
その上身近な者達にも、
俺はただ一人とて、
信じてもらってないことだけは判明致しましたね。
それにしても、
Vol989で、
「俺は道場に戻って書きました」
と答えているのに、
それすら信じてもらえない俺ってどうなんでしょうね。
まあ、何はさておき、
俺の原稿Upの雑用がなかった分、
花ちゃんはゆっくりなさったことでしょう。
花ちゃん後7本ね、お疲れ。
雀鬼
雀鬼会HP上を混乱に落としいれていた、
今回の偽会長文問題も遂に解決。
自分もどういうことなのかと、混乱していたのですが、
どうやら最初に二本Upされていた時点で、
今回の会長の文の一本目は何か変だな〜と、
違和感を感じなければならなかったようですね。
赤い字で雀鬼と書いてあれば、即会長と思ってしまう、
思い込みの恐さということでしょうか?
でも中々感じ取れない位今回の偽装は巧みだったと思いますよ、
おーっとここで、今回の偽装の犯人と思われる方から、
犯行声明文が送られて来ました。
ゴーストライターCと名乗っていますが、明らかに偽名と思われます(ジーコ)
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ゴーストライターCなる人物からの犯行声明文
Report Vol.989で桜井会長が問題提起なさって以来、
北村カメラマンや花岡氏や成島氏の予測がのせられているようだが、
相変わらずなんて君達はおつむが弱いのか・・・・
あれだけ普段から、
「勇気と素直」 「知識より知恵」「数でなく絵でとらえろ」
と桜井会長から教えられているんじゃないのか?
まずどちらの原稿が本物かという話だが、
これは議論するレベルの問題ではない。
Report Vol.989の桜井会長の文に
「俺は確かに道場に戻って一本、
高槻用の原稿を書いたのに、
何でその日に二本の原稿が載ってるのよ。」
とあるではないか!
桜井会長は高槻から町田道場にもどってから原稿を書いているのである。
(このVol.989まで桜井会長の文でないとすれば話は違ってくるが、
そこまで探索するのは「無謀」というものである。)
つまり帰りの新幹線車中で書かれているVol.987が「偽装」で、
町田道場で書かれているVol.988が「本物」であることは明白である!
次に偽装原稿の作者は誰なのかという問題だが、
桜井会長と同じ新幹線で帰京した者は
名古屋の少年を含め7人しかいない。
まず京都ー名古屋間の短時間にこの原稿が書けるか?
通常不可能である。つまり少年ではない。
では、パゲラ氏に書けるか?
すぐにてんぱっちゃて無理である。
最後に長い年月桜井会長のもとに弟子としている
歌田氏、山田繁氏、橋本氏にこんなマネができるか?
答は明白である。
雀鬼会諸君、世の中には「消去法」という考え方があるのだよ。
冷静に考えれば間違う問題ではないね。
それでは何故君達はこんなに2つの原稿の間で混乱してしまうのか・・・・
君達はいったい何年、いくつの桜井会長の文章を読んできたんだ?
どんな人の文章にも表現・構成の「くせ」というものが存在する。
それが著名な個性の強い作家ならなおさらだ。
・桜井会長は「過去形」の表現は滅多に使わない。
過去の話でも「・・・した」ではなく、「・・・する」
という表現を多用する。
映像的に物事をとらえ表現する人に特徴的な表現法である。
・文章の始まりはその文章の中心となる人物
(今回は山田マネージャー)や物事との関係や
過去の逸話から始めることが多い。
・感想を述べる箇所では、
なぜか「だけんど」、「ねぇかい」、「あるめぇ」
など江戸っ子的表現を好む。
このような桜井会長の表現法を日常から知っていれば、
偽装文の作成はそんなに困難ではない。
桜井会長の麻雀は誰にも真似できないが、
文章を真似することは不可能ではないのだよ。
おわかりかな?
しかし、そんな私も数箇所ミスを犯してしまった。
桜井会長は接続詞はあまり使用しないのである。
例をあげれば、
通常「俺はAは嫌い。しかし、Aと・・・した。」
となる文章は、
桜井会長が書くと
「Aを嫌いな俺だが、Aと・・・する。」となるのである。
私としたことが、文章の後半になるにつれ自分のくせで
「しかし」など接続詞を何回か使用してしまった・・・・
また、桜井会長は「・・・達」という表現も好まない。
「・・・等(ら)」という表現を用いることが多い。
私は何箇所も使ってしまったが・・・
繰り返すが、君達は何年桜井会長のもとにいて、
いくつの文章を読んできたのか・・・・
こんな簡単な問題が解けないのは、君達が「とらわれてる」証拠だよ。
君達がこんな事で混乱・動揺しているなら、
Report Vol.1000 の原稿にも仕掛けちゃうよ。
まあ、私は2月にはユーミンの苗場があって、
4月からは新しいツアーもあって忙しいから、
しばらく私の手をわずらわせないでくれたまえ。
それでは、御機嫌よう。
ゴーストライターC
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とのことですが、最後のユーミン云々のところで犯人は明白。
それにしても今回の偽装問題、
自分も気付かずに偽文を花岡さんに送ってしまって、
申し訳無く思っています。
花岡さん、皆さん、すいませんでした。
Vol.1000の時は特に気を付けないとまずいですね。
自分も思い込みに囚われないよう感性磨きま〜す。(ジーコ)
おかげさまで、ゆっくりしていた花岡です(^_^;)
そうですか、さすが繁や川原さん、ほぼ当たっていましたね。
入れ違いで理恵ちゃんの推理もきてましたが、
町田でも知らない人と知っている人がいたのでしょうか?
ちなみに花岡は読みもせずにアップしてるのでは?と
今回疑われましたが、上のゴーストライターC氏の文は
長すぎて読まずにアップしてます。ごめんなさい無理です。
でも、モノを疑って見なければならないという教訓も頂きましたが、
逆に、疑いだすとネット上の出来事なんて全部、嘘にしかみえなく
なるのも新たな発見でした。
今回のレポートすら確証は何もないのですから。。。(花岡)
■2009年1月22日(木)その2 Vol.992
カメラマンの北村です。
真犯人確定
昨日は仕事に行く前に、犯人を推理しちゃった。
ちょっとあまい推理があったのを反省している。
昨日の夜から今朝までゆっくり時間をかけて推理してみたら、
なんと、真犯人が浮き上がってきたではないか!
まず会長が教唆をした。と言うことは確実だと思う。
(証拠がないので会長は【無罪】これは知ってるね?)
もし証拠があっても会長は【無罪】これも知ってるね?
・・・・ということは?教唆した場所を推理すればいい。
そう、あそこ・・・新幹線なのだよ。犯罪の生まれた場所は。
会長はグリーン車に乗る。会長は疲れているので、
体の調子を考えて、医者が一緒に乗り込んだのではないか?
医者はたいていグリーン車に乗るからね?
そう・・・彼なのです。
そう言えば彼の文章のながいのは、みんな知っているね?
雀鬼会の選手自己紹介で、
ながすぎて原稿を半分に削られたのも、記憶に新しい。
あの文章、まだまだ書き足りない気持ちが良くでている。
清水医師。本来なら、
医師免許剥奪を申請する。(我々には剥奪出来ない)
打ち込み一ヶ月1,100打数。が妥当な量刑のところ、
刑が確定しちゃってるので、
刑は花ちゃんにお任せしなければしょうがない。
新婚であるということもかんがみて、
有罪だけれども、【釈放】
医師のくせに今後このような悪事に加担しないこと希望する。
・・・・と言うわけで、罪は、清水医師。罰は、花ちゃん。
これにて本当に、一件落着。パチパチパチ・・・・
会長。事件は僕のおかげで解決しました。
次の原稿行ってください。
会長は【無罪】にしておきましたので・・・
なかなかの推理と、判決だったと思います。
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なんかTVの脇役刑事よろしく、北村刑事に犯人扱い
されればされるほど、無罪な感じがしていいなぁ(^_^)
そしてまたまた下北から、
新説が下北班長の川原さんと、番長のシゲルから届いています。
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下北班長、川原です。
高槻決勝の文が2つも読めた
と大喜びしていましたが・・・
1つが「偽」ならそれは一本目のVol.987です。
二本目が、会長がわざと文体を随所で崩された「本物」です。
まず二本目の中で
《多田、金村の最も先に歩いた者、
最も雀鬼流麻雀が打てる者》
お二人の名前の順番、細かいようですが、
これが偽っぽさを出すフェイクその1です。
次に
《山田英樹と、彼に漢・侍を感じとって
集まってくれた直弟子》
《侍?》高田さん以外はちょっと止まるところです。
これがフェイクその2です。
何より二本目が本物という決め手は
《坊さん達のほうが一方通行型、
先生方は相互、相対型》
《今は若い分だけ情熱がある。
だけんど、それも含めて・・・》
これこそは会長ならではの概念の対照、
会長のお言葉です。
そう思って一本目を読んで下さい。
なるほどこれは書ける人なら書ける、
と思われませんか?
これを書いたのは橋本サブマネです。
少しキチンとしすぎているのがキズでしたね。
成島さんについてはオバマそっくりな
女の子が生まれたばかりなので、
御勘弁下さい。
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えっ答えいっちゃっていいの。
下北の繁です。
まずことの背景からかきます。
僕の予想では、おそらく会長の本かなにかで、
会長が「俺こんなこと言ったかな?」ってな事が
書いてあって、会長の言葉をまとめた人が、
多分ちょっと違うように書いたりしてたのでしょう。
それと今は偽の時代ですから、
いたるところに偽物が流行ってる。
そこでちょっと会長の悪戯心が
でてきて、誰かに偽の文章を書かせたと。
会長が書いた原稿は鍵山先生に誓って
一本だといっている以上鉄板で一本です。
問題はどっちかってことですよ。
一見、一本目のほうがまともで、二本目がおかしい。
けど一本目はまとまりすぎな気がします。
二本目は最初、英樹、侍等々違和感が感じられますが、
後半の平野選手のところで、会話があって、
そこに文章にリズム感を感じます。
ちょっとリズム感のある文章が書ける人があまり、
考えられないので、二本目が本物と思われます。
「ウヘェー」は会長しか聞いてないと思います。
犯人はDr.清水です。
おそらく長すぎて執行部の修正が入っていると思われます。
現場はグリーン車です。
もしはずれてたら、来期は花岡さんとともに鬼打ちします。
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私は無実なのでしませんって(-_-;)
そして、怪しげな執行部なる方からも。。。
執行部って意味わかってんのかなぁ?(花岡)
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お疲れ様です。偽装原稿、執行部のノックです。
う〜ん、緒方君。
君はまだまだだねぇ。
そんな推理では、立派なスタッフになれませんぞ。
成島さんは論外ですねぇ。
北村コロンボからも二度目の推理が届いていますし、
沖中さん、宮野さん、一般の方からも、
後にアップされたVol.988が偽者だ、
マネージャーが書いたのではないかという推理が届いていますが、
道場生、全国の皆さん、真相、真犯人、
どちらが会長の文章で、どちらが違うか、
分かりましたか??
一日も早くこの事件を解決しないと、次の原稿に進みませんよ。
1000upに近づいているというのに、
あなた達の推理力がこんなものでは・・・。
今まで、会長の文章をちゃんと読んできたのですか?
こんなことをしている間にも鍵山相談役との
対談があり、それについてのレポートや、
温舟君との会長の触れ合いや、出来事など、
控えているものは沢山あるのですから、
早期に事件解決していただかないと、
困りますよ。ふっふっふっ。
まだ推理を送ってきてない方。
考えただけでなく、こちらに推理を送り、
真相解明を願っていますよ。
ノック
珍しくこの手の話題に参加し、
鋭い眼光で状況を見つめる北村コロンボ刑事。
と、いう訳でレポート1,000Upまであと8カウント・・・
これでいいのか(-_-;)(花岡)
■2009年1月22日(木) Vol.991
世界のみなさん、おはようございます。
東京は町田の雑居ビルで日々起こる事件を中心に
全世界に向けてお届けする「おはよう雀鬼会」の花岡ですm(_ _)m
さて、先日来からHPを賑わしております、偽装原稿問題ですが、
大阪の少年さんや、一般読者のみなさまからも
いろいろメールをいただいております。
少し紹介を…おおっと、ここで下北道場から臨時ニースが入りました。
えーその偽装原稿問題で新たな見解が出たようです。
なんでも、その発言をした方は、あの金村師匠率いる
金村部屋の成島という方だそうです。
では、下北道場での再現シーンをどうぞ。
成島「あれは、会長の勘違いじゃないですかねぇ」
スタッフ「ええ?どういうことですか?」
成島「だから、本当は2本書いたのに○けて忘れてしまって。」
一同「えっええ!ぼ○てなんて成島さん!そんな馬鹿なぁ!!!」
えっええ!そんな馬鹿なぁ!!!
そんなこと思っても言えませ…いや、思ってもみませんでした!
しかしあの雀鬼会選抜四連覇の金村師匠率いる金村部屋の方の
おっちゃられることですから、説得力と影響力があり、
下北道場の同様もうなずけます。
昨日の北村さんのレポートもとても鋭く説得力もありますが、
なにより、あの北村さんがそんなに鋭くあるはずがない!
という意見に圧され、あのメール自体も偽装ではないかと、
もう収集がつかなくなっています。
おっとここでもうひとつメールが入りました。
容疑者のひとりでもある、下北スタッフ緒方からです。
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おはようございます。
たまにHPをアップしております
下北スタッフの緒方です。
今回の偽原稿およびその犯人を
独自調査の上特定いたしましたので
ここにご報告させて頂きます。
まずホンモノの会長の原稿ですが、
先にアップされた987です。
988はその987をお手本に巧妙に作られた
真っ赤な偽レポートでございます。
北村刑事も指摘されていましたが、
会長が山田マネージャーを英樹と呼ばないことは
道場生なら周知の事実です。
しかし、犯人はあえてそうした表現を
使ったのではないでしょうか?
そうなると外部の犯行に見せかけた
内部の人間の仕業、
もしくは犯行をアピールするための
挑発的な内部の愉快犯の仕業、
となってしまいます。
しかも、誤字脱字が多いことや、
段落ごとのつながりも悪いことから、
複数の人間でアイディアを
出し合って書いたのではないでしょうか?
これらのことから私は
雀鬼流の道場内に
組織的なHPテロ集団が存在する
と確信いたしております。
いつも会長の文章を打ち込んで
下北に送ってくださるジーコさんは、きっと
「いつもの会長の字とは何か違うな?
ちょっと打ち込みにくいな?」
と違和感を感じていたことでしょう。
しかし、それ以上は気付かせず、
下北へ文章を送らせるとは
おそらくかなりのやり手(上層部)が
絡んでいるものと思われます。
それらのことから
驚愕の事実が判明いたしました。
まず988(偽)の
《会場には麻雀は打てぬども〜》のくだりは
ひろし、
《一般の方々に〜相対型を彼等の中に感じた》のくだりは
沓掛さん
《教える導くなんてのは〜とその先を見る》のくだりは
小鉄さんが中心になっているのではないでしょうか?
あとチャッペさん、歌田さん、恒さんも
あちこちに絡んでいるはずです。
そしてあらすじや全体の構成は橋本サブマネジャー
、あおりを入れるサクラ役でなんと北村刑事、
とここまでが実行犯及び共犯者ですね。
あと裏の総監督及び総合プロデューサーの
影がチラホラ・・・。
しかし、その件に関しては
証拠も無く確証もありませんので、
これにて捜査は打ち切りです。
ちゃんちゃん
と、いう訳でレポート1,000Upまであと9カウントっす!(花岡)