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■2008年7月10日(木) Vol.820

我が家で、製作中であった雀鬼流のDVDの 最終的仕上げの仕事をやって来た。
麻雀を普段、生で拡がりの感覚でとらえる 俺には、プラズマテレビに映る映像で 麻雀を打ち合う姿を見ると、 全く見えない、分からない。
テレビとかパソコンとか あの小さな画面の中を覗く能力は 俺には無いようだ。
仕事で毎日パソコンを覗いている者、 小さい画面の中でゲーム等で遊んだ者の目と、 俺のような時代遅れの目とは 同じ目でも確実に違うんだよな。
すぐに嫌になって拒否反応が出て、 どっと疲れてしまった。
花岡とか古島なんか、毎日毎日あん中を 覗くことが仕事なんだよな。 あん中には世界の全ての情報がつまっているらしい。 けんど、情報は拡がるが、なんか生物として せまい存在になっちゃうような気がしている。
それにしても、あんな仕事は スタジオかなんかでやるもの。 それが俺ん家だもんなー。
俺って銀行とか役所って、なんか行くのが好きでない。 米国の南北戦争後のジェシー・ジェームスのように 銀行行きなら面白そうだが、 それじゃ事件になってしまう。 銀行の人が我が家の方へ顔を出して くれることで足りている。
先日久し振りに土地の役所に行ったら まあでかいこと、でかいこと。 ちょっとしたホテル並み。 一般市民の中には、冬は寒さ、夏は暑さの中で働いて、 それでも暮らしも精一杯な人達も多い中、 そこで働く人を見ると環境も最良、仕事も楽そうに 見えてしまうのは、俺だけなのかな。
俺の性格じゃどちらも絶対勤まんないことは 確かなようです。

          雀鬼




やっぱり会長は道場で皆と遊ばれている 姿が一番似合っております!(ノック)

■2008年7月9日(水) Vol.819

第36期雀鬼会も 新たなるシステムによって 予選最終の五回戦まで進んでいる。
本戦は最終半分を残すのみ。
何より大切である 会長評価点を下北では 金村と多田の二巨頭 若手の元Jr.2クラスであった木下が すでにその厚い壁を乗り越えて来ている。
残り一方として元選抜の高田が B評価で越えてくる。
20枠、選手総人数34人の中で たった四名しか越えられない厚い壁である。
町田リーグの方は、 24枠、総人数33名で戦いの跡を残したが、 合格確定は元選抜の橋本一名であるが、 残り一試合に清川、ヤンマーの元選抜と 理絵、竹田の元Jr.の四名に 十分なる可能性が残っている。
得点の方は、下北リーグは 金村がぶっちぎってトップを走り、 元選抜の多田とシャボがそれに次ぐ。
町田リーグは元選抜の 志村と橋本がやれば勝つ状態で、 最終戦を残す家出人のジーコ次第の三つ巴。
新人達で組まれた二人枠、三人枠の組は ことごとく大敗北を重ね、 上下で800Pもの大差が出てしまう。
選抜、Jr.、Jr.2、一般とゴッチャにて 行われた今期本戦だが、 やっぱ得点上では元選抜陣と 下位クラスでは大きな力の差が存在している。
その型であれば、運の姿が減少して ほぼ実力の差で決定する。
得点は差ほど意味をなさないが、 評価点と同じ重要性を示す打数番付では 選抜席に、町田の鬼打ちチャンプのチャッペが ダントツの存在感を見せ、 沓掛、小鉄、歌田、理絵、永井、竹田、今川、 パゲラがその席に座ってくれている。
理絵、今川の女性陣と Jr.2のもっとも麻雀が打てないパゲラが ここに食い込んでいることは凄いことなんです。
下北リーグは、 しげると金村たった二人がこの席を死守。 二人の意地が見えている。
選抜の大切な席は 圧倒的に弱小だった町田勢に占められ Jr.クラスを見ると、 その席16個に町田7名、下北9名と この下のクラスに下北のそこそこの メンツが顔を出している。
町田15名、下北11名が予選を終えて 決勝3回戦でどの席で闘えるか見えて来た。

          雀鬼




■2008年7月7日(月) Vol.818

日曜日に、 昨年50年振りに 出逢えた小学校の同窓会が
その時来れなかった者 時間が余った者 淋しい時を送っている者
の声で今年も行うという。
俺は何かと忙しくさせて いただけているから 30分遅れて行き、 みんなが酒に酔って 気分が盛り上がった頃に 二次会って所から 皆さんとおいとまして 下北道場という現実、現場にもどる。
遠い過去の思い出も懐かしいが、 俺にはまだもう少しだけ現場がある。
人は何かをやって生きる。
学校へ行って、 仕事について、 家族を持って、 それが年をとると一つ一つ 削り取られていくらしい。
何かをやるには 人間関係がからんで来る。
それをすんなり拡げて行けば いいもんなんだが、 学問に熱中するあまり 遊びや仲間を作らなかったり、 仕事上だけの関係で終わる人も多い。
人としゃべること 人と触れ合うこと 人と接すること
を苦手としたり 逃げている人もいる。
何時か失うものだが 互いが、隠すこともしてしまう。
俺の人生、学びより、 遊びを取り、遊びたいがために 仲間を作る。
そんな構図が幼き頃より、 今だ連続してある。
体力、気力がおとろえて 遊びすら出来なくなれば、 仲間すら離れ離れになるに違いない。
だからこそ、もう少しだけ遊んでいたいんだよな。

          雀鬼




道場生と戯れる?会長(^_^;)

■2008年7月7日(月) Vol.817

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【選手紹介:その35】
【町田:山下ジーコ】
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高槻Jr名古屋同好会の紙崎さんより指名を頂いた 4年振りに帰ってきた牌の音スタッフ山下浩司です。 会長やみんなからはジーコと呼ばれてます。 (格闘技マニアとしても紹介されていますがそんな 自分から見ても、会長の麻雀が人類最強は当然として、 格闘技でもヒョードルとやっても勝てると思えるほど 身体の使い方も常人には理解不能で最強です。)
牌の音歴は14年(内4年は家出期間) 選手歴は昔の選抜10期、Jr4期、番外1期を やったのち家出して、今また帰ってきて 町田リーグの方に参加させて頂いてます。
自分にとって本当に色々あった牌の音、まず牌の音に 初めて来たのは15年前、大学2年生の時でした。 東京に出てきた兄が、噂の牌の音に行きたいと 言い出したので、付き添いでいってみることにしました。 (今思い出してもきっかけとなった兄には感謝です)
そこから兄よりも自分の方がハマッてしまい、 大学に行くよりも牌の音にいるほうが楽しくて しょうがなかったのでほとんど毎日いました。 そのうちにバイトスタッフとして働かせて頂いて そのまま正社員となって今にいたる、、、、 ということはなく一度4年ほど完全に離れていました。
原因は自分の力不足です。 道場にいる人は基本的にみんないい人です。 そんな中で根っ子が悪い自分が牌の音にいようと思えば 最初の数年間は大目に見てもらっていても、 長くいたら成長していなければなりません。 人一倍頑固な自分は会長のことは好きでも、 自分を変えることは出来ませんでした。 10年間お世話になっていた牌の音を不義理で やめるわけですから、もう戻れません。 牌の音を飛び出した早朝、なんにも無い田舎に 帰る気も無く、なんとなく池袋方面に向かうことに、、、
やりたいことがあって辞めれば まだ良かったのでしょうが、 自分のやりたい事は牌の音のスタッフのみで、 他にやりたいことのなかった自分は、 とりあえず世間一般ではギャンブルとされているパチスロ (麻雀も少々)で遊びながら生きていくことにしました。 これがむいていたのか 毎日働くよりも金銭的には良かったので、 そのまま気楽な毎日を4年間も続けることに、 とはいえ金銭的には余裕が出来ましたが、 一日たりとも会長や牌の音のことを思い出さない日はなく、 俺は一体何をやっているんだろうと思いながら レバーを叩く日々でした。
自分にとっては牌の音はまさに会長を父とした家であり、 出来のいい兄と弟達が大勢いて 出来が悪い自分は家風が合わないと飛び出した、 帰りたいけど帰れないそんな実家で、 だから心の中で思っていても帰れませんでした。
帰ることにしたのは4年が経ち20周年パーティーで 久し振りにみんなともお会いした次の日でした。 なんと自分の携帯に会長からの着信があり (これは大変ありがたいことです)、そこで会長より お話をして頂きすぐに戻ることに決めました。 それまでも折りにふれて会長とは色々とお会いしており、 そのたびに不義理な自分に 温かいお言葉をかけて頂いていたのですが、 今回断ったらもう自分は心の中でも 会長の弟子とは言えなくなると直感的に思えたからです。
さて戻ることには決まり、 突然のことなので引越しの手続きやらなんやらで 1週間の間を頂いたのですが、 その間よく考えたら不安になってきました。 前回失敗したのにまた同じことの 繰り返しになるんじゃないか等々、 でも腹を決めて町田道場にスタッフとして帰ってきて 4年振りに出させて頂いたところ 自分が思っていた以上に楽しく、 みんな変わりなく接してくれて とても温かくありがたかったです。 やっぱり牌の音は全然違うもんなーと実感させられました。 普通の人ならわかりきっていることが、 バカな自分には4年も離れないとわからないんですから。 会長がずーっと自分に教えたかったのは このことだったのかなーと思えました。
会長が使われる縁と絆というお言葉があります。 自分は会長とは御縁があるほうだなぁと勝手に思っており、 だとしたら縁というのは自分にとって とてもありがたく大切なものです。 何にも無い自分と、 これ以上の人はいないと思える会長と出会わせてくれ、 その上なぜか会長は人一倍バカな自分を 可愛がって下さるのですからありがたいことです。 絆は自分が思うに雀鬼流にとどまらず 会長の感性にどれだけ近付いたか、 身に付いているかで強まるものと思っています。 強まれば地球の裏側にいても通じ合うものと思います。 でも今はただただ会長のお側に 少しでも長く一緒にいさせて頂きたいと、 それは本来分不相応な願いですがそう願います。
良い方向に成長し続けなければいてはならない牌の音、 あんまり変わる気のない自分が 本来長くいてはならないところなんでしょうが、 自分の為でなく、 会長や周りの為にも変わらなければです。 会長の喜びは自分の喜びであり、 会長が大切にされるものは自分も大切にして、 会長が笑うときは自分も笑って、 会長がマジにやるときはマジにやり、 会長が怒ることは、自分も怒るというような そんな男になりたいです。 そして今度は途中でやめることなく牌の音の最後まで、 会長やみんなと一緒にいれたらと願っています。



それでは次の選手紹介は最近マジですごいと話題の、 選抜のパゲラことパゲラさんにお願いします。 ピカッ。

■2008年7月5日(土) Vol.816

深夜12時、ピンポンが鳴る。 あいにく家のインターホンの調子が悪く、 映像がぼやけ、声も届きにくい。
木々の合間を縫って外玄関に向かう。 あいにく外の道路の電柱の電灯が切れている。 恐さは無いが違和感を感じる。
間柱の外に目深に野球帽を被った 男の目が動物のごとく映る。 真っ暗闇の中の二つの目。 それだけでその男が誰であるかは見当がついていた。
「誰!!」
「生長の家のアインシュタインと言いますが」
「うん」
彼はすでに本名を失って 自分がアインシュタインであると思い続けている。 彼は悪ふざけでもなく、決して嘘をついているわけでもない。
「それで」
「この家の御主人と私の間で電波が繋がっているんで・・・・・」
「あぁ、その電波ならもう切ったよ。だから大丈夫」
と返す。
「ですが、もう一つ、お子様との電波が・・・・・」
「わかった、すぐに始末しておくよ」
その後も飛んじゃっている。
会話が進む。
彼は何年か前に整体師をやりながら どうにか生活をしていた。 その頃からナンバーズくじみたいのを買っちゃ、 俺の方に向かって頭を下げ、拝んでいた。
くじで大当たりでもすれば 苦しい生活から逃れられる。 その上救われたいがために 七つぐらいの名がある宗教に入会していた。
くじは彼を救うことがなく、 その上、どの宗教も彼を救い出してはくれてない様子。
救われることばかりを強く願っていた彼が、 もっとひどい心の病に犯され、 救いようのない行動と言動を止められない姿がわかる。
俺のところへ彼のような心の病の深い者から 電話があったり、手紙がきたり、 声を掛けられることがあることで、 又かよ、この人もかよ、という気持が動く。
やさしくしてあげたかったが、 愛ややさしさが憎悪に変貌することも知っている。
神に従い、願い、救いを求めて 必死だった彼が深く壊れている。 何ででしょう。 悲しいですね。

          雀鬼




■2008年7月4日(金) Vol.815

作家気取りで我が家で作務衣なんか着ちゃって、 出版社から届いたゲラを読み直したり、 少々だが原稿用紙のマス目に乱字を走らす。
すでに何十冊もお堅い本を出させて頂いたことで 「文筆業かい」 ってなことは全くなく、 毎度のことながら仕事でやって来る取材も原稿も 俺ん中じゃ遊びの範ちゅう。 仕事だと思ったら 「嫌なこったぁー」 と思うことも お遊びだから続けて来れたんです。
今制作中の、精神科医であり、 タレント並みの活躍をされている名越先生との対談本、 こりゃ結構いい線いってると思うぜよ。
俺がバーと述べたことを 名越ちゃんが診療して精神状態を分析してくれ、 その一つ一つに○○病とか○○狂と カルテに答えが述べられている。
これを読めば今社会の人々がオール 病、狂への道へまっしぐらが 少しは理解出来ると思う。
それにしても名越先生から見れば、俺の心の病と狂で 俺も出来ているのがわかるんだよな(笑)
この本は買って下さいとは言わないが、 読んで欲しいと思っております。
なんてたって当事者である俺が ゲラを読んで一気に楽しめた。 残り1/3ほど残っているが・・・
ところでこの本、いつ出版されるのかなー。 やっぱ名越さんはおもしろいね。 俺もそうだけど、名越先生もまともじゃねぇもんなー(笑)
作務衣にゲタをつっかけて道場にやって来たら クーラーの寒いこと寒いこと。
その上、俺の仕事テーブルの上には 他の出版社からのつまらん、 くだらんゲラがどさっと届いている。
じゃあねぇー(笑)

          雀鬼




■2008年7月3日(木) Vol.814

今、下北です。
野田岩の特上うなぎを食って、 ちょこっと道場に寄る。
しげるは毎度お逢いするんだけど、 多田さんがいらっしゃるていうことは試合らしいが、 金村一人が打っている。
残り3名は同卓ということで必死について行くが、 その距離は離れるばかり。
隣の卓では花岡進藤吉田と哲で、 積み木崩しをやっちゃっている。
2軍の投手相手に、 金村が場外160m級の大ホームランを打っちゃった。
隣の卓では草野球(笑)
今期の雀鬼会は、 大リーガーと草野球選手が混合して試合を行うことで、 尚一層の質の違いが明確化されている。

それにしても、 5代目、野田岩さんのうなぎは旨かったなー。

          雀鬼




会長ぉ〜 うなぎ呼んで下さいよぉ〜 By 多田和博(^_^)y

■2008年7月1日(火) Vol.813

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【選手紹介:その34】
【高槻Jr.:紙崎智英】
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渡辺よりバトンを頂いた名古屋同好会の紙崎です。 選手歴は高槻Jr1期より今期まで参加させて頂いてます。
自分と雀鬼流の出会いは、学生だった頃、 自分は3人麻雀に明け暮れており、 当時通っていた3人打ち専門のフリー雀荘で しゃれにならないぐらいぼこぼこにやられ、 かなりの負債を負わされ、 とにかく強くなって俺もかっぱいでやる!! と思っていたときに、 連れから雀鬼流っていうのがあって、 その創始者はめちゃめちゃ強いという事をきかされ、 雀鬼流の奥義を極めれば俺も麻雀で稼げるという、 人の道であるとか、男らしく、 格好良く生きていくという所からは 対極の位置からスタートしました。
そして当時発売された超絶という本を購入し、 当然3人打ち麻雀の勝ち方など書かれているはずもなく、 だけど、今までの自分の麻雀とははまったく 違うとらえ方で麻雀のことが書かれており、 4人打ち麻雀が打ちたくなって、 4人打ちのフリー雀荘に行ったところ、 紫のスーツ、パンチの髪型、金の太いネックレス、 ブレスレットというあまり関わりたくない いでたちのかたがいるではありませんか。
ここ点5とノーレートのお店だよな? なんであの業界の方がいるんだろう??と 自問自答して、しばらくそのお方を 遠くの方から見ていると、 今まで自分が見たこともないような とてもいい姿勢で、というか、 打っている姿がとても美しい。
突然暴れるような感じもない。 あれ??この人どっかで見たことあるぞ?? 昨日読んだ超絶の中にいた山田さんにそっくりだ。
好奇心と恐怖が自分の中で戦い、 やがて好奇心が勝ち、恐る恐る
”超絶の山田さんですか?”と尋ねると、 ”そうだよ”という、
とても爽やかな返答を頂き、 しばらく後ろで麻雀を見せて頂き、 打つ姿勢の美しさ、そして麻雀の豪快さに あっというまに引き込まれ、 やがて山田さんが店に来たら 俺に連絡してと店のメンバーさんに頼んで、 最初は一緒に麻雀を打たせて頂き、 やがて一緒に飲みに連れて行って頂いたり、 遊びに連れて頂くようになり、 麻雀の事だけでなく、いろんな事を教えて頂きました。
やがて呼び方が山田さんからマネージャーになり、 高槻塾スタッフとして働かせて頂き、 男らしさ、格好良さ、 夜遊びのやり方(?)等々沢山教えて頂きました。
当初の麻雀強くなってかっぱぐという 目標(?)は消え、人としての強さをいまは目標に 七転八倒しながら日々過ごしています。
何が正しくてなにが間違っているか よくわからない世の中で、 今僕がやっている雀鬼流は間違いなく正しいと言えます。
会長を筆頭に強い仲間、楽しい仲間、 このような集まりに出会えた事にただただ感謝です。



次は空白の数年間を過ごし、また雀鬼流に戻られたジーコさん、 宜しくお願いします。

■2008年6月30日(月) Vol.812

我々、人間ん中には一体感と競争心の論理が 否応無く遺伝子の中に食い込められている。
一体感を持ってして共感、 共鳴とか淋しさの存在も知り、 競争することで向上や目標や方向性や 価値の存在も知るが、 それすら全て生きる道で吉と出るとは限らない。
それすらも嫌悪感を感じたり 消失してしまおうとする頃や時もあれば、 吉と出ろよと追い求めた結果、 狂の分野に入り込んでいることすら 少なからず起きてしまう。
きょうび起きてしまう新しい型の犯罪ですら 家族とか仕事場とかの中で一体感を見失ったものや 必要以上の自分と周りから求められる競争の敗北感から 生まれいずるものが存在する。
幸せを求めて家庭を持ち家族を作るが、 その中に目を覆いたくなるような悲劇が起きる。
ちょいと前は少し離れたところに 犯罪という恐さがあったものが、 今は誰しもが持っている。
家族という自分の中に恐怖が侵入している。
これからどうなるの? もっともっと危なくなるさぁ。 それもゆっくりとでなく、凄い早さでやって来る。
悲しい文章になっちまったが、現実だぁー。
俺、オレは今んところ楽しい仲間が 何人かいることで救われています。

          雀鬼



 

■2008年6月29日(日) Vol.811

高槻Jr決勝は仁尾で優勝がすんなり決まる。 なんか試合の方も今まででも一番よく見えた。
本戦もよかったが、 それ以上に本部からの評価点発表が盛り上がり、 ハラハラドキドキの中にも、戦った高槻の仲間も 審判にかけつけた本部の連中も参加して笑いで溢れる。
渋くて口数が少ない俺ですら その流れに乗ってバンバン飛ばす。
その流れのまんま山田ん家へ移動して 早朝まで智美奥方らが作ってくれる 旨い料理を四時間連続して食っちゃ笑っている。
「こんな一日があっていいのかよ」
と思えるほど皆して食いたい放題のやりたい放題。
外が明るくなった頃、俺一人寝床にこもるが、 何十人もいたほとんどの連中が寝ることもなく 山田ん家を後にする。
「みんなが楽しければ楽しいほど、  みんなや誰かさんが大変なことをしている」
前期まで名もなかった(笑)パゲラだけは めしも食わず、眠りもせず、塾に残って 彼なりの大きな目標に向かって頑張ってくれていた。
京都駅でサンドイッチと焼ちくわを買ってパゲラに渡す。 そんなもんで深々と頭を下げてくれる。 パゲラっていい奴だよな。

          雀鬼




大きな目標に向かい今週も選抜の座を死守したパゲラさん。


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