■2008年6月28日(土) Vol.810
第17期高槻塾Jr.決勝戦
見守るために、夕方5時に塾に着く。
山田英樹がたった一人で始めた遠い地で
17回もやってきたことになる。
山田と俺の縁と絆がなければこうは連続しえない。
17回目にして
今まで新幹線の中でも原稿書きばかりだったものが
今回は車中で珍しくうとうと眠る。
俺なんか新幹線で、のんびり、さあーとやってこれたんだが
塾に着くと見慣れた本部の道場生が先着して、すでに卓についている
今川とか坪子のママに疲労が見れる
先晩、せまい、かた苦しい、深夜バスで揺られて早朝に先着したらしいが
多分、寝むることも出来なかったんだろう。
そんな連中が8名もいて、
チャッペも本部で鬼打ち1000打数を打ち終えて
バス組の一人として参加している。
シャボも茨城から車を飛ばしてやってきている。
山田のため、高槻の仲間のために
本部から30名ほどが、かけつけてくれている。
高槻の道場生等の麻雀を見たい分けじゃない(笑)
皆んな、山田んところの仲間達に、本部の仲間が逢いに来るだけ。
ポツンと縁が生れて、けっこう長い絆で結ばれているだけ。
それでいいんだ、それだけで。
今から試合が始まり、深夜に近づいて、
山田ん家で旨いめしをごちそうになって、皆してゴロ寝。
毎度のことですね。
雀鬼
ほぼリアルタイムでお送りしま〜す(^_^)y
■2008年6月27日(金) Vol.809
体重は100Kgを越えて、身長も190cmぐらいの
でっかい大男が試合中に訪ねて来た。
こちとら本戦中ということで声も掛けない。
大男は隅のイスに座ってしばし待つ。
「久し振りです」
と、くだらん手土産をいくつか持って立ち上がる。
大男が生まれたばかりの女の子の写真を
「可愛いでしょ」
と、見せてくれる。
「何じゃコレ、たいがいの赤子は
猿に似て生まれて来るんだが、こりゃブタ子だな」
赤ん坊なのに、もうすでに
大人クラスのしっかりとした鼻が真ん中に控えている。
大男の職業は、リングの上。
一年を通して日本中で試合をし
走り回っている。
この一週間、俺の体調は薬だより。
弱ってふらふら過ごしていた。
それなのに、あぁーそれなのに、
大男に向かって
「ちょっと来い」
と、手を合わせる。
毎日毎日、筋トレばっかりやっている大男に
筋トレで身につけた馬力で身体を動かさす。
大男、力を入れた分すぐに大つぶの汗を流し出す。
「何じゃそれ、こういう風に動いてみろ」
と、感覚を教えると、
大男から受ける力が変化して
少しの力で大きな力が加わってくる。
「会長、暮れに総合の試合をしたいんですけど」
「おめえ弱ぇからなー」
と、毎日リングで闘っている大男に向かって、
麻雀牌しか重い物を持たない爺さんがほざく(笑)
リングで闘う専門家の大男が
「ここに来ると一番勉強になっちゃうんです」
と、そばのテーブルに座って
今教わったことを絵図にしたり、文字にしている。
ここは雀荘、相手は格闘家。
おもしろい光景である。
「ちょいと立て」
次が始まる。
でっかい大男がひょいと右手を添えるだけで
雀卓に向かってぶっ倒れていく。
俺は楽しいが大男は不思議そう(笑)
「これって自分でも出来ますか?」
「技術みたいに出来るもんもありゃ、
その場の状態でしか分かんねぇものもあるんだ」
「ハイ次」
「新しいことが次から次へなんで
とても頭じゃ覚えきれません」
と、メモを取る。
「頭で習ってるんじゃねぇ。
身体で習えるもんなんだ」
俺の体調は最悪だったのに、
深夜遅くまで道場の板の間の上で
身体を使った遊びをしてしまう。
正直言って、俺の身体なんてあっちこっちガタガタ。
それなのに、あぁーそれなのにそれなのに、
俺って海へ潜ってサメを追うか、
身体と身体だけで動く時が一番好きなんです。
この日は大男が相手ということで、
道場生でも100kg級の歌田とか
重量級の金にも練習生となってもらい、
少しだが痛い思いをさせちゃった(笑)
なんも習ったことがない俺。
それもボロボロの年寄りが、
学生時代からその道を習い、
現役で活躍している名のある選手をつかまえて
「おめえ、本当に弱えよ。今まで何やって来たん」
なんて、身体を合わせながら言っちゃう俺って
やっぱ変人なんですかね(笑)
雀鬼
■2008年6月24日(火)その3 Vol.808
一牌を山からツモって一牌を河に流す。
ただそれだけなんだが
ほとんどの者がそれすら出来ない。
「麻雀を知っている」
「麻雀を打てますよ」
と、みんなが思っていても、正直言って、
一牌をツモって切ることすらおぼつかない。
三年打っても十年打っても
「打てる」
ことには近づけない。
それなりのしっかりした思考と行動を保つことの
難しさを教えてくれるのが麻雀である。
人は考えなきゃ判断がつかないことで
思考に悩みが入り、状況や状態から道をはずし、
動こうとすることで動きを止めたり縮めてしまう。
人間は何かをやって暮らしている。
何かをやるためには思考と行動が必要である。
出来る、出来た以前に
「ただやる」
って本当に難しいよな。
とにかく我々は一牌の牌を切ることすら
出来てないのは確かである。
雀鬼
■2008年6月24日(火)その2 Vol.807
多分、一人だと思う中卒の子が帰って行く。
「大卒なんかに負けんなよ」
「しっかりとな」
と、心ん中で背中に声を掛ける。
道場生等も大卒だらけ。
今時、大学ぐらい出なきゃねぇ
っていうことなんだろうけんど、
こんな時世、自分の子供に
「中卒だって一丁前に生きりゃいい」
なんて、しっかり言い切れる親もいないよな。
雀鬼
海でもめちゃくちゃ頼りになる彼氏。海も行こうね!
別荘は大丈夫なのか?はっし〜(_ _;)
■2008年6月24日(火) Vol.806
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【選手紹介:その33】
【高槻Jr.:渡辺清晃】
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清水先生、お声を掛けて頂きありがとうございます。
突然でビックリしました。
高槻塾でスタッフをさせて頂いてる渡辺です。
道場に来させて頂いてから10年、
スタッフをさせて頂いて只今10年目です。
高槻Jr.は10期やらせて頂いてます。
初めて道場に来させて頂いた日、
会長の事はもちろん雑誌で読ませて
頂いて知っていましたが、マネージャーの事は
ほとんど知らず、オープンして間もない
初来塾の日に、マネージャーと打たせて頂きたいのですが、
と当時のスタッフの方に言ってマネージャーを
呼びつけ、約12時間程一緒に打たせて頂いた記憶があります。
またその後も、後ろで見させて下さいと
言っておきながら、この手順はぬるいだろう、
等と本気で思っていたり、極めつけは、
しばらくして来た時、マネージャーから
『最近麻雀打ってんの?』みたいな事を聞かれた時、
『雀鬼流じゃ麻雀勝てませんから』と
真正面からそんな爆弾発言をする
(当時はそれが爆弾発言である事にすら
気付いてませんでした。失礼しました)
失礼で勘違いなアンポンタン野郎でした。
そして通い始めて1年目ぐらいに、
当時のバイトも辞めて新しいバイトを探していた時、
たまたまマネージャーが待ち席で横に座られ、
思い切ってスタッフをやってみたい事と、
でも続けられるか自信が無い事を打ち明けました。
そしたら『1ヶ月だけやってみる?』と言われ、
そこから気付けば10年近くが経って今に至っています。
そんな失礼でアンポンタンな自分も、
10年経って少しは自分がどれだけ失礼で
アンポンタンだったかが、ちょっとはわかるようになり、
しいていうならこの10年でそれが1番変わった事でしょうか!?
正直なところ何が変わった?と問われれば、
あんまり変わってないのかもしれませんが。
人として、男として、大切にすべき事、
生き方、生き様、そんな今まであんまり
気にしてなかった事を、沢山見せて頂き、
教えて頂いてきた気がします。
いかんせん自分自身がキカン坊で、
全然素直に聞けず、なかなか変化と
行動に移せてませんが、でもやっぱり
自分自身が求めていたものが
そこにあった気がします。
とにかくその時々で感じる事が変わっていったり、
また今までこうかなって思っていた価値観や考え方が、
実はそうじゃなかっんだと教えて頂く事が多々ありました。
高槻では、会長に直接お会いさせて頂く
機会は少ないですが、その分マネージャーが
ほぼ毎日道場に来てくださり、色んな球を投げて下さり、
まだまだ本部道場にはほど遠いですが、
明るく楽しく元気よくを目指してやってます。
そして昔に比べ確実に楽しさ、
楽しみが増えていってるのは間違いないと思います。
そんな道場で、これからも居られるところまで居て、
マネージャーと道場生と共に学んでいきたいです。
次は、もしもバトンがまわって
来ることがあればこの人に、と思っていました。
高槻塾オープニングスタッフの紙崎さん、よろしくお願いします。
■2008年6月21日(土) Vol.805
今日は今から町田道場でテレビの撮りがある。
何チャンネルなのか何のTVなのか全くわかんねぇ。
まぁ知ったこっちゃねぇっていう気分。
その後に本戦があるってことで
多田が早めにやって来て、
町田の雀力はずーと下のクラスの
パゲラとか下村と打っている。
多田は20年間ずーと明るい子だったから
今の町田道場の明るさになじんでいる。
多田と小鉄がいることで
道場内は俺が好む明るい空気を作ってくれる。
暗い奴が何人集まっても
その場は暗いばっかだが、
太陽のような明るい子が一人いると
周りが照らされ明るくなる。
それほどの奴はいねぇんだろうが、
みんなが少しずつでも明るさを灯せば
光が集合して明るくなる。
暗い中は一歩進むにも不安や恐さがある。
明るければどんどん進めるんだもんな。
暗いもんは止まっている。
どっかの過去から止まってしまっている。
馬鹿だねぇと思われても
笑っていられればそれでヨシと。
雀鬼
心身ともに(^_^)めちゃくちゃあっかるい!多田さんです!
■2008年6月20日(金)その2 Vol.804
麻雀ってさぁ、
1局1局、1打1打に
おもしろさを発見していくゲームなんだよな。
「こうなったらおもしろい」
「こう打ったらおもしろいという意味を見つけて」
いくもんなんだ。
雀鬼と呼ばれる俺。
当然、道場でも
言ったりやったりすることに
おもしろさを出している。
鬼ときたら、恐いイメージがあるんだろうが、
雀鬼は道場で1番おもしろい。
つまんねぇ顔している者は、
やっぱりつまらん麻雀を打ってしまう。
道場に通ってくる子等も、
何がそうさせるのか、
笑いを忘れちゃったり
おもしろさを失っちまった子等が多い。
目元も口元も、笑いを閉ざしてしまっている。
うつなのか、疲れきっちゃってんのか、つまんねぇのか、
そんな生き様が身についちゃっている。
麻雀が強くなるなんてどうでもいいんだが(笑)
やっぱりおもしろいことが日常で出せる者達の方が
麻雀も強くなっていく。
自分をつまんなくしている奴は
何年経っても変化がない。
お笑いを仕事にしちゃったら何だかな〜。
フリーで笑いやおもしろさが出せることが
大切なようです。
勝つとおもしろいなら
おもしろい奴が勝って当然だよな。
大人も子供も陽気で暮らせれば
社会はちったぁよくなるんだけどなー。
暗ぇよ、お前は。
そっちの君もさぁー。
雀鬼
道場では会長のおかげでいつも笑いが絶えません!(^o^)!
■2008年6月20日(金)その1 Vol.803
せきが出て、のどが痛む。
恒ちゃんのせいじゃないが、
恒ちゃんが流行させた。
恒ちゃんは社会や世間の流行にはうとい。
顔だって今だに原始時代のそのまんま。
何をやっても遅れているが、
風邪だけはたいがいいつも先頭を切る。
原始の時代の恒ちゃんには
近代の流行もんには弱いらしい。
昔その土地の先住民が、
文明化された人種がやって来ちゃ
死に至る病を持ってきて、
多くの先住民は消失した。
そんな恒ちゃんだが
行きつけの床屋さんは俺と同じとこ。
恒ちゃんは今、鼻毛を殖やしている。
植物だって太陽に向かって光を少しでも多く浴びる
生存競争で生き延びている。
恒ちゃんは一応植物でない哺乳類だから、
鼻毛は洞窟の中から下に向かって黒々と伸び殖えている。
口ひげなら俺もはやしちゃいるが、
恒ちゃんのは鼻毛。
恒ちゃんは、勤め人。
会社に行くのも電車に乗っても、
黒々と伸びた鼻毛のまま。
多分鼻毛を伸ばすセンスを持つ勤め人は
恒ちゃんだけだろう。
床屋に行ってひげそりはあたるらしいが、
鼻毛だけは手を加えないで下さいと言ってるらしい。
そんな恒ちゃんは、
道場のそばのアパートで
伝説の鬼打ちっ子のチャッペさんと同居している。
チャッペさんは週間鬼打ち(100打数)を
今だ連続して109回まで進んでいる。
もちろん今期もダントツの1位なんだが、
余りにも凄すぎることで
この頃じゃ道場でも話題にならない(笑)
恒ちゃんの鼻毛もね。
雀鬼
改めてみるとすごいですね〜。
いや、まじスゴイっすよ!!
陽太
■2008年6月19日(木) Vol.802
本部よりひと月半ほど早く始動した高槻支部Jr戦も、
今月28日(土)の決勝と早々と進む。
さっさと済ましちゃって
山田なんかもう心は沖縄の海なんだろう。
高槻では決勝を控えて、
岸野・木田・宮本等がすでに鬼打ち1000打数を達成し、
岸野や宮本は優勝争いの位置にいる。
例年ならとっくに決まっている道場の夏休み、
今年は今だ決まっちゃいない。
それを感じてか、
竹書房の宇佐美や熱血ライターの神山から
南の島計画が持ち上がってるらしい。
楽しみっていうか、
「楽しまねばならない」んだよな(笑)
俺の周りでも病魔と闘っている人達が多い。
今日も知人から「入院しています」の一報が入る。
病気なんて、ちょいと前までは他人事だったんだが
この年になると身近に感じてしまう。
俺なんか生活は不摂生の連続だったが、
今まではどうにか、
骨折とか負傷は多々あったが
身体を管理されずにやって来れた。
健康オタクやマニアにゃなりたかぁねぇが
健康って本当にありがたいことなんだよな。
って言ってるそばから、
今ねぇ、清水先生から眠れるお薬が届く。
知らず知らずにお医者さんにお世話になっちゃっている。
雀鬼
■2008年6月16日(月) Vol.801
{ まえがき }
そうですか〜・・・・春の珍事じゃないですが、
ついに会長 「職質」 受けちゃいましたか・・・・以前、
「清水、俺は職質なんて一度も受けたことねえぞ」
とおっしゃってたんですがねぇ。
近頃の警察官の眼力もどうなっちゃてるんだか・・・・
会長は麻雀で20年間無敗だったそうですが、
自慢じゃないが私は職質では 「39年間無敗」 ですよ(笑)
今まで受けた職質の回数はそんじょそこらの奴には負けませんよ。
国賓が来日している時の東京駅、成田・羽田空港、
大国大使館付近では 「百発百中」。
事件があった日の歌舞伎町や蒲田もほぼ絶対声かけられます。
「これからどちら行かれるんですか?何しに?ご職業は?」・・・・
職業なんて正直に答えた日にゃあ数十分はつかまります。
特に国賓が来日してる時は地方からかり出された
田舎もんの警察官が多いから話通じないことが多いんだよね・・・・
私も日本国民だから警察に協力するのはやぶさかではないが、
最近は口のきき方知らない警官も多いよ。
一応相手の貴重な時間割くわけだから、
自分の身分名乗るかID見せて相手にことわってから
質問始めるのが最低限の礼儀でしょ。
以前はよく桜田門とかから謝罪の電話や
おエラ方が菓子おりもって蒼い顔して飛んできたりしたもんだけど、
最近はこっちの名前名乗らないからそれもない。
まあ、ほとんど職質かけられない皆さんには
どうでもいい話でしょうけどね(笑)
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[選手紹介:その35]
[町田:清水 雄介]
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写真集作りで人生最大の多忙の中にある北村先生から
私にバトンが飛んできました。
私の方といえば現在ユーミンがアルバム制作中で
ツアーもやってないから朝起きて仕事して、
仕事が終われば道場に通う日々の繰り返しです。
とにかくほぼ毎日それの繰り返し。
そりゃあこの年齢になりゃ楽しい日ばかりじゃないですよ。
身体がいうこときかなくてふらつき、
道行く車にひかれそうになることもままあります。
考えてみりゃそりゃ職質もかけられる訳ですよ。
( 本来であればこの倍以上の文章がありますが、
「上層部」から「長すぎる」とダメ出しをくらってしまいました。
ノーカット版をお読みになりたいという奇特な方は
町田道場か下北道場へどうぞ。)
今となってはお恥ずかしい限りですが、
私が会長や雀鬼流に興味をもったのは
会長のもつ 「麻雀における絶対的な存在、ブランド性」 でありました。
でも現在では私にとっては
会長が現役時代20年間無敗だった
なんてことはたいした問題ではなく、
会長の見返りを求めない心温かさ、気付きの多さ、
といった人間性に惚れているからここ(道場)にいます。
よく他の道場生もいうことですが、
麻雀だけのつきあいだったら続かなかったでしょう。
そうでなければたくさんの時間や距離やお金や
体力・精神力を犠牲にしながら
これだけ多くのバカ達が集まることもなかったですから。
雀鬼流というと一般的には第一打の字牌切り禁止、
聴牌までのドラ切り禁止など制約的なルールや
ペナルティーだけが浮き彫りになりがちです。
現場で実際にふれていて私が思うには、
雀鬼流では現代社会で失われつつある
「粋(いき)である、格好悪いことをしない、みっともないことをしない」
といった精神が唯一のルールであり、目標であります。
制約やペナルティーはそれに反したことをしないための約束事です。
雀鬼流にはマニュアルはありません。
麻雀に限らず、道場内での行動、私生活においても
「他の人に迷惑をかけること、他の人が不快になる行為、
場の空気を読めないうざったい言動」は全てペナルティーなんです。
そういった約束事から信頼や達成感といったものが
うまれてくるものと私は解釈しています。
会長とプライベートでもお付き合いさせて頂いていることもあり、
私が会長の地方での講演や病院受診にお供したり、
ユーミンのライブや野球観戦に
会長にお出ましいただく機会にもめぐまれました。
道場外では現役時代の歌舞伎町のお話や
今では伝説となっている赤坂のクラブ
「ニューラテンクォーター」のお話など、
道場内では聞けない貴重なお話もうかがうことができました
(何のことだかわからない方は 廣済堂出版 山本信太郎著
「東京アンダーナイト” 夜の昭和史”
ニューラテンクォーター・ストーリー」 をどうぞ)。
会長の 「御付き」 をさせていただきながら学んでいる事は
「マニュアルをこえたおもてなし」であると私は思っています。
会長はタイムテーブル通りに行動なさる方ではなく、
その時その時の感性で感じとり正しい選択をなさる方なので、
御付きの者は現在会長が望まれている事を把握し
今後の行動を予測しながらその時の変化に対応する能力が求められます。
私自身はマニュアルというものを否定はしていません。
マニュアルは基本を学ぶためには便利です。
しかしマニュアルには限界があります。
その先にあるものは今起きている事、
これから起ころうとしている事に気付き、
その変化に対応することです。
私達道場生は日々の道場での生活の中で
「気付くことの必要性、大切さ」
を学んでいます。
ある意味 「気付きの競争」 をしているともいえます。
「気付き」 は 「気遣い」 につながります。
「気遣い」 は 「もてなし」 の基本です。
牌の音では相手からいわれた事に何もせずいきなり
「出来ません。無理です。」
と答えるのも基本的にはNGです。
最初から何もしなかったのと、
がんばったけど駄目だったは意味合いが違うということですね。
客からの要望に 「NOと言わないサービス」
を売りにしているホテルがありますが、
あなたが客だとしたら自分のリクエストに
「申し訳ございませんが
規則でそのようなご要望にはお答えできません」
と言われるのと、
「全力をつくしましたが残念ながら
今回はお力になれそうもありません。
また何かお手伝いできることがございましたら、
何なりとおっしゃって下さい。」
と答えられるのとどちらが気分いいですか?
基本的に道場では相手をがっかりさせない事を重視しているので、
結果はともかくその為に最大限の努力はしろということです。
こんな事を書いていると日々の道場生活で
私達が大変な修行をしているように感じられる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
実際はそんなたいそうなものではなく
ただ何も考えずほぼ毎日麻雀を打っています。
(けっして 「意識や思考をとばしている」
などといった格好のいいものじゃない。)
しかしこんな日々もいつかは終わる日が来るでしょう。
道場生の中には
「こいつ道場がある日なくなったらいったいどうするんだろう?」
と心配したくなる奴も結構いますが、
そんな事考えている暇や余裕はないんです。
「俺達に明日はない」 ですから・・・・
もしあなたが雀鬼流に少しでも興味をお持ちなら
これが最後のチャンスです!
私が言うとなんかうさんくさい
勧誘のように聞こえるかもしれませんが(笑)。
先日あるブログで
「いつかは雀鬼流麻雀を学んでみたいと思っている。
ただ、今の自分の雀力ではついていけないと思うので・・・・」
という旨の文章がありましたが、心配ありません。
我々はあなたを歓迎します!
おそらく現在の牌の音の体験卓のレベルは
そこらへんの雀荘よりも低いでしょう。
また、今までどんなダイエットを試しても失敗してきた方、
何度ダイエットしても結局リバウンドしまった方、
我々はあなたを歓迎します!究極のダイエット法
「鬼打ちダイエット」 をお勧めします!
これまで何人もの道場生が激痩せしています。
ほんの数人の例外を除いては・・・・(笑)
まぁ、とにかく深く考えず一度道場をのぞいてみて下さい。
さて、花岡さんのお手をわずらわせてはいけませんので
ここらへんで終わりにしましょう。
もうすぐ高槻塾Jr.の決勝、
次は高槻塾10周年パーティーでの会長評価も抜群だった
スタッフの渡辺清晃さんにお願いしたいと思います。