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■2007年12月7日(金)その2 Vol.650

寒さ厳しき中に向かって皆様お元気でしょうか。 俺って元々寒がりなんですが、 時折りやってくる背中の下部への寒さを感じとる。
道場内では皆さんお若いせいか、 雀鬼会の半袖Tシャツ一枚の者ばかりの中で、 俺ときたら防寒シャツの上に雀鬼会の長袖のシャツ、 その上にセーターを二枚重ね着して、 ファンの方から頂いたばかりの 黄色いマフラーを首に捲きつけている。
体調のせいか、ここんところ朝から夜まで 飯を食ってないせいかとにかく寒弱なんです。



もちろん道場から帰宅する時は その上にトレーナーとミリタリーコートを羽織る。 もちろんこれも雀鬼会グッズ用品。 グッズに暖められ、 道場生等に温められて生きているんですねぇ俺って‥‥。
12月前半の寒さでこれですから、 この先どうなっちまうんでしょうかねぇ。 十二単が体験できそうです(笑)

             雀鬼




ご飯は食べてくださいませ! 食べないと大食らいの多田さんに勝てな・・・ ・・・勝てますけど、お願いします!m(_ _)m

■2007年12月7日(金) Vol.649

昨日は古き付き合いがある竹書房さんとの取材が 5時から始まって終了が午前2時。 来年に向かって出版とかDVDの話しが進行している。
12月の年の瀬、バビィや松田等が5人も顔を見せる。 彼等とも触れ合いは20年の時を越えていて、 バビィももうすぐ50の年が近づき、年の至りを懐かしむ。 だらしなさや逃げの姿勢は相変わらず(笑)
松田将吾もゴールドの編集長を経て 今や部長職に就いているらしいが俺にとっては松は松。 テーブルに寿司が並んでアルコールは無かったが 取材が何時の間にか懐かしの者達との忘年会の様相を見せていた。
仕事にバビィが加わっていることで 何時ものように先に進むことはない、 自然消滅も起きるかも(笑)
俺と道場生等で20年やって来たこと、 その今を映像化して記そうという気持が突然発生。 俺って結構突然行動って多いんだよね。
こっちの方はバビィは無関係だからすぐに動き出すでしょう。 俺も道場生等が全員参加な楽しい映像が残るといいね。
あんなシーン、こんなシーンあったらいいな、見たいです。 なんていう方がいらしたら どしどしアイディアを送って下さいね。
生意気な多田の手足が一本折れ、 心も折れるシーン‥‥も。 お望みなら(笑)

             雀鬼




■2007年12月5日(水) Vol.648

多田です。 かっ、会長滅相もございません。 自分なんかが、会長と闘う土俵はございません。
あの、赤鬼こと金村を卓上でぼこぼこにするならまだしも…、 自分は審判部長なんで、当然会長と金村の闘いを 審判させていただきます。 もっとも一局で終わるでしょうが…。 当然金村の勝ちですよね、会長。
冗談はさておき、卓上でも四角いリングでも 会長とは次元の違うところに未だいます。 雀鬼会選手全員がそう感じていますし、 生涯同じ土俵には乗れないでしょう。
町田では、アットホームな感じの中月例会が 行われる事が多いですが、下北は真剣モードバリバリです。 それは、あの赤鬼金村と青鬼村瀬道場長がいるからです。
下北月例会に町田の選手が来ても、 なかなかその雰囲気になれない事があり、 当然いつも通りの実力が出せないで帰っていく方がいます。
来週の選手紹介指名者の小鉄も、 下北だったら無理と力強く言ってました。
そういった意味からも、あまり経験されていない方は、 町田から出場がいいかなという意味で、 「町田の月例会から始めろ」と言ったのです。 本当、言い訳ですが。
ということで、わたくし多田は、会長との闘いは常に白旗です。 あしからず。



■2007年12月4日(火) Vol.647

今年初めて二週連続して麻雀を打っちゃった。 まぁ、月一回が二回になっただけなんだけどね。 今の俺は現役っつうことじゃないが、それにしても打たない。 このまんまじゃきっと麻雀の打ち方すら忘れそうです。
かつて雀鬼と言われた男が、打てばチョンボしたり みんなについていけなくなって、下手で弱くって
「出ると負け」
なんていう姿が見れたらおもしろいやね(笑)
選抜やJr以上の選手達は忙しい中かけつけて 一週間に忙しい中駆けつけて50回ぐらいを打っている。
チャッペなんか俺が月に4回打つ中で 400回以上打ち続けている。 ていうことは、チャッペは俺の100倍の努力や 存在感を道場に持ち込んでくれているってこと。
俺と選手、それぞれなんだけど 今や五分五分どころか凄ぇ差をつけられているものですね。
先日の月例会でも、いま恐い人の 三人衆に入っている金村と多田から
「下北道場で打つにゃ10年早い。  弱っちい奴は町田の月例会から始めろ」
とのお言葉を町田から参加した 数人の選手達は達せられたらしい。 多分「その矢」は猛者である御二人から 俺に当てられたものと察しています。
ひと月に一回しか打たない俺じゃ 金村や多田という現役の猛者達には 到底歯が立たないということですよね。
町田道場のひ弱なヒヨコ達よ、確かにこんな爺さんに 今だにやられているようじゃ話にならねぇぞ。
「雀鬼流は身体で打つもの」
体力も気力も失せた俺なんだが、 卓上だろうが四角いリングであろうが 一度爺さんと現役選手の勝負つうのも受けてみようかな(笑) 枯れ木だが、リングに最後まで立ってられるのはどっちだかなー。

             雀鬼




■2007年12月3日(月)その2 Vol.646

道場生等は皆さん貧乏なはずなのに(笑) ありえない一日がある。
道場にも毎年恒例の忘年会があって、 麻雀道場の忘年会なら普通 街の居酒屋なんかでやるんでしょうが、 雀鬼会では毎年伊豆箱根の温泉場でやってきた。
「景気悪いしなー」 「貧乏だしなー」
それでも今年もどこか温泉場でやろうと話が進む。 スタッフが目ぼしいところを探している。
「清川、絶対無理だと思うんだが、  箱根にさぁ
武蔵野さんていう宿があるんだけど、  駄目もとで聞いてみたら」
その宿は私は何度か家族でお世話になったことがあるが、 落ち着いた良質な宿であり、 雀鬼会No.1の温泉マニアであるあの多田さんですら 行ってみたい宿だが、まだ泊まったことがないという 温泉好きには憧れの宿である。
週末なんてずーと先から予約で一杯の人気宿を 週末に60名近くの団体客など受けるはずがないと 俺は100%当てにしていなかった。
ところがさぁ、その無理だぁと思っていた壁を乗り越えて 武蔵野さんの御好意でOKという返事を頂いたらしい。
一人一泊三万とか五万とかする温泉へ 貧乏道場の我々が行けるって不思議だよね。
まぁちょっとだけですが
武蔵野さんの方との御縁がありましたんで 俺の大好きな貧乏代表の 北村カメラマンもお誘い出来たんです(笑)

             雀鬼




■2007年12月3日(月) Vol.645

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【選手紹介:その6】
【選抜:牧野真久】
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「繁さんの文章は雀鬼会の全てを表現しています。」                 一ファンより
とvoiceにあった後に雀鬼会で 一番言葉が足らない男:牧野 真久です。
牌の音歴 9年(東京1年→下田3年→熱海5年→沼津8ヶ月) 選手歴  番外3期の後にJr予選4回目にして初合格・      Jr1期・選抜10期目です。
牌の音には師匠と弟子制度というものがあります。 1期毎に、選抜選手を中心とする師匠を、 残りの道場生が自分を変える為に選んで、 いい意味で対抗する制度です。
雀鬼会の本戦もそうですが、 いい意味での一体感と対抗があるから、 みんな楽しんで道場に来ていると思います。
繁さんの文章のもあったように、 自分は金村統括部長の弟子として育てて頂き、 なんとか選抜でやってこれています。
育ててもらったと書くと、 一般の方々は麻雀の手順などを手取り足取りなどと 想像するかもしれませんが、全く違います。
金村師匠には飲み会・カラオケ・ボーリング・ 女性からの学びかた?などオールラウンドに 男の生き様を教えていただきました。
必死に金村師匠の背中についていくうちに、 日常生活においていつしか気づきが増えるようになり、 イベントなどで流れに乗れる瞬間があるようになり、 雀鬼会の胴体の一人と呼ばれるようになってました。
また、金村部屋の中でも、茨城から週末に車で あの年で来ている金子さん、当時若々しく急成長した清川、 しゃべりや踊りなど達者で全国大会で昔輝いた 康夫などでいい対抗があり、煽り煽られ、 逆に励まし励まされてここまでこれたと思います。
他の部屋との対抗も面白く、 クリスマス企画などの雀力では全く劣る部屋でも 対抗して皆で盛り上がるイベントをスタッフの方々中心に 楽しんで用意して皆が楽しんで乗っかってきて続いてきました。
道場では、言葉ではなく、行動や、その行動の中にあるやる気に 気付けるからであり、それこそが自分など麻雀のセンスが なくても道場通いが続けてきた原因だったのかなと思います。
会長は、世間一般からみて馬鹿ではある凡事や継続に気づいて、 評価してくれます。小さな心ある行動を見過ごす、 世間の会社や役職だけの教育者とは真逆です。
自分の器以上に評価していただくことも 多くありがたい限りです。 雀鬼会のイベントなどでよく評価していただくと、 より一層見返りを求めず、自分より経験が浅い 道場生や日常生活に返していきたい思います。
道場生はこういう仲間だからこそ、本当の仲間なんです。 自分の文章では軽いでしょうが、 HPを見ている方々に本当の信頼ある 仲間作りが伝わると嬉しいです。
道場では『変わる』ことが大切で、 自分も日常生活では学ばせていただいたおかげで 変化しましたが、なかなか自分の悪い癖は直りません。
雀鬼流麻雀の基本動作や制約などのおかげで、 いつも自分の悪い・ダメな所を自覚でき、 謙虚にやれた?からこそ今があり、 謙虚な心を失わずこれからもやっていきます。
自分(牧野)のダメな所は、 HPやマンガなど見た事ある方々もいるでしょう。 こんな麻雀がダメな自分ですが、 選抜の本戦の会長評価で合格点を取って みんなに喜んでもらいたいです。
選抜の本戦で会長評価でよくなるためには、 4人の一体感と対抗のバランスが大切です。
自分(牧野)は次の5回戦は金村統括部長と 多田審判部長に、2冊の本で生き恥を共にさらした 小鉄と共にぶつからせていただきます。



ということで、次は小鉄!共に前期の1000打数の 時のようにいいシンクロできるよう、コメントお願いします。

■2007年12月2日(日) Vol.644

町田道場では紅一点の 女性Jr選手である理絵ちゃんの企画で、 上のクラスの者と下のクラスの者が一組となって、 週間100打数UPを続行している。
この週に限って、下のクラスの者も頑張ってくれちゃって 必死に走って存在力を見せつけてくれる。 上の者達は放っておいたって存在力をしっかり見せてくれるが、 下のクラスの者達が壁を乗り越えてくれて、 輝いてくれるとありがたい。
大変かも知れないが、 下の者達にも存在力を押し出せるチャンスでもある。 一時も無駄に出来ず一打席を打っている。
皆んな必死だねえ、大変だあ、という時に
「なんと停電」
道場内は真っ暗闇となる。 姿は見えねど声だけが聞こえる
「お終いだね」
彼等も馬鹿じゃない(笑) 真っ暗闇の中から、ポツンポツンと小さな明りが灯る、 それぞれ、ライターの火を頼りに一打を打つ。
俺も昔々打ち始めた頃、夜中に停電になって 仏様の小さいロウソクで打ち続けたことがある。 熱いロウはつめで受けて火傷を防ぐ、 ところがライターは金属製、 熱を持ち熱くて長くは持てない。
「見えねえよ」 「熱チッチ熱チッチ」
とその日の夜も道場はにぎやかだった。
停電ねえ 多分、俺の手が電源を・・・・ 後は知らない 俺は先に帰ったもん。

             雀鬼




たまにはこんな写真で(^_^;)

■2007年11月30日(金) Vol.643

ところでさぁ、以前「金の靴を履いている者は誰か?」 で当選された郡 久くんから御丁寧にも お返し以上のプレゼントが届いていた。
荷を開けてみたら黄色い幸せなマフラーと 大リーグのシャツが二枚入っていた。
俺なんていう者を忘れないでいてくれてありがとうね(笑) さっそく、そば等の金の靴のダンナさんにも シャツを一枚差し上げ、喜びを分かち合えました。

             雀鬼




■2007年11月28日(水) Vol.642

ビジネスマンって言葉をきくと寒気がするんだけど、 職人ときくと嬉しくなってしまう感性が俺ん中にある。
世界をまたに駆けて走り回る先端、 有能、有力なビジネスマンとは、 今日び成功の在り方なんだろうけんど、 俺にはその価値観を受け入れることは少ないのだが、 昔どこにでもいた職人さん等は、 世間の片隅で長い伝統の技を引き続けて、 小さい物を一個一個作ってらっしゃる。
大量生産、大量消費が経済社会の原則なんだろうが、 多くは作れなくとも一つ一つ手間暇かけて作られる物は それを使用する側も大切に大事に使う。
作る側が使用してくれる方々を思って何かを作れば、 今日びの食問題のようなことは決して起こるまい。
経済、市場、優先や主義をなりふり構わず進み 競争社会に勝つ大企業とか優良企業とは 多分にそういう体質の中から生まれたもの。 それらは本当に優良で優秀なのだろうか。
天にそびえ立つでっかいコンクリートの 大木の中で土達は苦しみ、泣かされている。
土のような人達を犠牲にしてまでも、 でかさや高さを競っている馬鹿伴が社会を牛耳っている。
「嫁入りの時に親から頂いた傘を80歳ぐらいの  老婆が持ってきて修理を望む」
職人とは何かに
「そりゃお客さんの望む物を100%作れること、そのためには  頑固なんて持っての他で自分を無に出来ないと駄目の一点だよ」
物を作る職人さん達の思考に現在失ってしまった 社会の問題や駄目さが全て入り込んでいる。
くだらん宗教書や哲学書や教育家や知識人の言葉よりも 数段人としての大切さが彼等の中に詰まっている。
昭和の名工と呼ばれた千代鶴是秀が、一本の大工道具の のみを手間暇かけて3年かけて作ってその上、 この方は貧乏だったなんていうお話を聞いた時は、 何と凄くてかっこいいんだろうと思えた。
大資本や大企業なんちゅうのは この人達に比べたら粗大ゴミ以上に始末が悪いやな。
小っちゃい店でも、古ぼけた店でも貧乏でも そっちの方が数段価値があるんだよな。 なぁ
神山さん

             雀鬼



 

■2007年11月26日(月)その2 Vol.641

夢であり、楽しみでもあり、 本物の選手達が集ってくれていた 総合格闘技のプライドが、大国アメリカの大資本に 食いつぶされちゃってリングが閉じてしまった。
俺にとっては、立ち上げ当初から足を運び、 ヒクソンの出逢いが生まれたり、最終興行まで 十分楽しませて頂いたことでこれ以上願うことは もったいないなーと思いつつもあったが、 プライドというリングが無くなったことは 何か身内に不幸があったような淋しさもあった。
リングに登れる選手達も、それをになう運営側も その場を大切に扱っていたことも重く伝わっていたが 何人もの選手を含めた人達が、 開かれねば、去ることを選択しなければならなかった中、 もしかしたら、年末の31日に元プライドのGMである 笹原さん達が立ち上がり、日本人最高の寝技師である 青木選手達の試合が組まれる可能性が出て来た。
あの最強人であるヒョードルも、 リングに再び立ってくれるらしい。
俺なんかもまさにプライド難民の一人。 元プライド勢が苦しく困難な中、 姿を見せてくれるならば、雀鬼会関係者ならば
「いざ鎌倉」
皆してかけつけなければ男がすたる。 去った者は追わず、残った者達で全力を尽くす。 雀鬼会も何時だってそうだった。
頑張れ頑張れ笹原。 ヒョードルも青木選手も本物の男だよな。 雀鬼会では、今、会場参加者を奮って募集していますよ。 31日は皆んなで笹原さんを応援に行きましょう。

             雀鬼


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PRIDE GP 2005 ミルコ選手との激戦直後、ヒョードル選手との対談で。 (書籍【JANKI-RYU 雀鬼流】より)
なんとGoodsコーナーで販売中のTシャツと、 同柄の雀鬼流Tシャツを着てらっちゃられてます(^_^)y


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