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■2007年11月5日(月) Vol.620

俺、全国大会の前日から体調を壊しちゃって、 前日のホテル入りまでは憶えているんですが、 気付くと我が家で一日寝込んじゃっていましたので、 今年の全国大会のことは何にも憶えておらず、 やったのかどうかすらはっきりしないんだよね。
今日無理して道場に来ると全国大会があって、 どうだとかこうだったというメールや 文章が書かれているということは、 多分あったんでしょうね(笑) 皆さんには色々な想いや体験があったらしいが、 俺はその場に居なかったことで今年の全国大会は、 優勝者も敗者もなしということでどうでしょうね。
「多田審判部長殿、何か文句あります」
そりゃ俺も年老いて根性もなくなっちまいました ことは認めますけんど、俺だって少しはお役に立ちまいと 風邪薬や眠剤やユンケル飲んで、頑張ろうと 思ったんだけど病いには勝てませんやね。
夢ん中で我れ悪党の原稿を10枚書いたんだけど、 俺現場に居なかったし妄想だよな。 俺なんか情けねぇほんど弱っちまって 家で寝込んでいましたんだけど、 あくる日も皆して道場にやって来ている。 若さっていいよなーとつくづく思っちゃいました。 今年ってさぁ、何かある時に限って体調を壊している。 まるで勝負弱い古島が乗り移ったようですね。 というか俺ずーと体調が良かねぇんだもんね。
「間に合っちゃいませんね」
本部の道場生等は一人一人精一杯以上のことを成さったのに、 俺って最低じゃないですか。 多田は多分俺を叱れる度量はないんだろうけんど、 あの花岡がどう出るか。 この次は必ず出席しますので一つよろしく。

             雀鬼


お疲れ様でした。花岡です。 私も結構モウロウとしていたので、会場で会長が走り回られて いたようにも思ったのですが妄想だったようです。
いやでも本当に心配してたんですよ。 かなりお疲れでフラフラされていたので(>_<) 今日、町田にいらっちゃって頂いてちょっとだけ安心しました。
我々的には20周年記念パーティー以降の雀鬼会予定は 皆無なんですが、もし来年もあるなら、当日会長の体調が 思わしくない場合、初めから2階の庄屋で盛り上がりますので 全国の同士の方々もよろしくです(会長にはそっちの方が大変かも)。
それにしてもボイスの方にたくさんメールを頂いています。 今年は今まで以上に各支部同好会ともかなり前から準備して いたようでその点も一体感が増していましたね。
本当に、飛行機や新幹線で何万もかけて 毎年かけつけてくれるみんなも、お疲れ様でした!! 会長の体調は心配ですが、 気持ちのいい一日をありがとうございました。

と、一息つく間も無く今週から本戦ウィーク!! 雀鬼会本戦の日程はトップページ(PC版)にありますので、 よろしくです。



という訳で幻となったワンシーン。

■2007年11月2日(金) Vol.619

体が寒い、風邪がすき間を突いて、そばに近づいてる これ以上近づかせる訳にはいかない。
明日は12回目の雀鬼流全国大会
一日仕切らねばならない、 一日走り回らなければならない、 一日全体を感じ空気を読みとらねばならない。
北は利尻から南は沖縄まで選手達が集まってくれる。 本部の道場生等も俺も彼等を迎えて 一日の楽しみを返してあげなきゃならない。 皆んながいて、俺がいて、出来る大会なんだもんな。
日本一を決めるらしいどこかの麻雀大会は 一試合打ち切り60分だとか さすが思慮深い方々が打たれる麻雀。
我々は場末の一道場だから 一試合を22分ぐらいで片付けましょう、 と言っても14分ぐらいで 打ち終えちゃう卓も又出て来ちゃう(笑)
得点の過多よりも 転んじゃって、制約や掟破りをせずに 美しいしっかりとした思考と動作を持って 打ち切って欲しいものです。 それを乗り切った者が輝けばいい 勝った者も敗けた者も 同じくらい楽しみなさいよ。

             雀鬼




■2007年10月29日(日) Vol.618

おはようございます! 花岡です。
さて、前のレポートにあるとおり、 会長が久し振りに下北道場へいらっしゃり、 雀鬼会レポート(紙のノートの方)に、
俺、思ったんだけど、 週イチ、ペースでさぁ雀鬼会選手紹介ページみたいなのを HPで作れたらいいと思うんだけど、 当然本人の文章でさぁ。
牌の音歴何年、選手歴とか、 それぞれ色々なテーマや想いや、変化。 もちろん写真付き………

って、ことで、トップバッターは花岡でとのご指名を 受けましたので、やってみましょう。 これまた、いつまで続くか微妙ですが(^_^;)
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【選手紹介:その1】
【選抜:花岡正明】
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□牌の音歴:15年くらい □選手歴:番外9期、Jr.4期、選抜6期め中。
言わずと知れた、雀鬼会HP管理人。 職業はほぼぷ〜太朗のフリーのwebクリエーター? 職場は主に下北道場5卓(^_^;)
HP管理人でありながら、雀鬼会HP開設に一番反対していた ことは意外に知られていない。 だって、会長には携帯持ったり、HP持ったり しないで欲しいなぁという願望が、、、 自分の生業なだけにそう思ってました。
雀鬼会HP作るなら、ただ1枚「知りたければ道場に来い。」 という一言だけのHPがクールでいいなぁと(笑) 事実、はじめた今でもここに来て会長と触れ合わなければ あまり意味が無いのになぁという想いはあります。
ここでの言霊を、安易にパソコンや携帯で見てるだけで、 脳みそだけ太らせ引き篭りに拍車をかけているようなメールも 結構届くので心配です。
昔の会長の言葉ですが「楽して身につくもんなんて無い」んです。
逆に、本来なら話も出来なかったような遠方の方々から、 このHPをきっかけに「行動」を起こすようになったという お便りは本当にうれしいし、やっててよかた〜と思う一瞬です。
花岡は海には強いが、酒も女も麻雀もからきし弱いと言われますが、 海も最初は全然でした(T_T) 雀鬼会選抜は厳しいですが、 来年には厄も明けるし頑張りまっす。押忍。



という訳で、来週はミスター雀鬼会「多田さん」お願いしま〜す。

■2007年10月28日(日) Vol.617

久し振りに突然下北道場へ顔を出す。 早目に現れたことで道場には 見知らぬ顔の新人さんが居ただけ。 ふと横に目を向けると
人間力を養う生き方(致知出版)
という本があり、表紙の鍵山秀三郎相談役の 穏やかな何時も通りの笑顔が引きつける。 手に取ると相談役直筆のサインが入っていた。
来る11月3日の雀鬼流全国大会の賞品用として頂いた 多くの本や賞品の中の一冊であったのだが、 俺は卑しい男だから、 みんなに渡るはずの賞品の本を読み始めている。
一ページを読む。
「やってねぇなー」 「出来ちゃいなかったなー」
と、反省というより 自分の歩んで来た道を振り返り落ち込む。 二ページも三ページも同じこと。 益々、俺はやってこない、出来もしなかった、 と自己嫌悪に陥る。
この本は鍵山相談役と、 直木賞作家の山本一力さんの対談本なのだが、 学者や見識者が述べる想像論とか理想格式論とは違う。 相談役が幼き頃から感じたこと、忘れることない箴言が、 その後の相談役の人生の生き方、 体験としてそのまま書き綴られている。
12才の頃、御母上様の歯をくいしばって 生きられる後ろ姿を見て、 最愛の母上がこのままでは死んでしまう、 子供でありながら母上を少しでも助けようと、 自分のやりたいことを全て犠牲にまでして行動を移す。
本の中には御両親の生き方の素晴らしさが書かれているが、 それに強く、しっかり、はっきりと気付き、 相談役御自身の土にされてしまわれた 資質の素晴らしさが受け止められる。
相談役が幼き頃には、生きることに大変困難な厳しさを 持ちえた親はごまんと存在しただろうが、 御両親が持ち合わせられたとてつもない人間力を そのまま引き続けて 今に至るなんていう方はそうざらにはいまい。
その時から今に至って
「己が楽を求めることを許さない」
という生き方が継続すること自体不可能である。 その人間が不可能と思うことを 可能としてやり通して来られた相談役のご苦労は、 苦労という言葉を使うことが安っぽく感じてしまう。
正直、自信が持てた、 感動したという気分にゃ到底なれずに、 ページをめくって読んじゃ
「出来ねぇよなー」 「やってこなかったよなー」
と己の力不足に落ち込む。
相談役は特別な優良な方 と決めてかかれば楽なんだが、そうにもなれない。
少年の頃から存在した「心力」の凄まじさ、正しさ、 もうすでにそこから大きな違いがあるんだから 俺なんかじゃ取り返しがつかないのに、 今だ相談役は365日楽を求めずに生きていなさる。
それに比べれば俺なんかせいぜい年に 一日そんな日があるくらいなもんだから、 性根の資質も違った上で 今の生き様もてんで話しにならない。
60年以上、一つ一つ良いと思われる思考を植えつけ、 それをそのまま行動され、養われた存在と、 たいして何もやって来なかった人間との差は 埋めることが出来ないほど大きい。
相談役のマネをしたくとも それを求めるには多年の年が過ぎてしまいました。 それを取り返すことは到底無理なこと、 どうすることも出来ません。
俺なんかでも人付き合いの中で 上質な人もあれば下質な人もいる。 相談役の中でも、多分私なんぞ 低いレベルの人間かも知れないが、 多少なりの御縁が持てたことでも 何かの因果を感じています。
この本を読んでいるうちに
「鍵山相談役と知り合いです」
という自分に恥かしさが湧いて出て来た。 全てを読み終えた今、 自分の品の小ささを感じて小さくなっちゃいました。 正直、読んで良かったと 読まなければ楽だったのになーと思っています。
こんな文章をHPに書いていいのか 悪いのかも分かりませんでしたが、 ペンが勝手に走っています。
相談役が書かれたこの本の内容の一つも、 一つとしてやってこなかった、出来てない俺ですが、 それを全て自念、自覚として受け止めた上で、 今後とも悪戯小僧の資質から抜け出せない私ですが、 現役の「面倒見」の一人として お見知り置きの程をよろしくお願い申し上げます。
全国の雀鬼流ファンの皆様、すいませんねぇ。 俺、相談役のサイン本もらっちゃいました。 ゴメンナサイ。

             雀鬼




さすが清川さん!いい写真とるなぁ。

■2007年10月26日(金)その3 Vol.616

疲れがとれない、疲れが抜けない年になって 分かったんだけど、チャッペや理絵ちゃん達は 毎日のように道場に顔を出し続けている。
道場に来た当時から比べると 10kg近く痩せちゃってさあ。 疲れも極度に溜まってんだろうなぁ。
牧野やシャボや金子等、静岡とか茨城から 通い続けて来てるもんも大変だし、疲れるだろうなー。
もちろん何かと忙しい花岡さんも 疲れてんだろうな。

             雀鬼




10kg近く痩せちゃった理絵。 深夜の町田んちのお誕生日会でプレゼントをもらってご満悦。

■2007年10月26日(金)その2 Vol.615

おはようございます。 Jr.の歌田です。
選抜2回戦後半の審判レポートです。 以前のレポートでこれからは選抜選手がと 書いてありましたが気にしないで下さい(笑)。
自分が審判をしたのは 金村さん、佐々木さん、繁さん、シャボの卓。
1回戦で早くも大きく抜け出した最強の金村さんを 他の三人が押さえ込めるかという試合。
結果としては金村さんは少しのプラスで会長評価はA´、 佐々木さんが100ポイント以上を叩きA´、 繁さんはB、シャボはB´で 両者とも大きくマイナスとなりポイントも偏り、 内容もどんよりとしたものとなってしまいました。
雀鬼会の試合においては基本動作、気持ち、 手順と全てが揃わなければA評価を貰えることは難しい。
また自分のことをしっかりやった上で 他人の面倒を見れてこそ一人前との考えから、 打てる者は周りの者をも良い試合の方向へ 引っ張るべきとされています。
過去何度も同卓者に実力以上の会長評価を 得させた金村さんでさえ、偏った試合の中で 気持ちの揺れが見られたり、 引っ張ることが出来なければ 最高の評価を得られることはない。
当然下の者はもっと出来ないことが多いのですが、 じゃあそれで暗くなっていれば周りが励ましてくれる …なんて甘っちょろいものはここには無くて 暗ければ飛んで来るのは「帰れ」コール(笑)
麻雀に限らず、出来ない者も他に出来ることがある。 世間の何か一つだけ優れていれば 他はどうでも良いのとは違いますが、 何かで輝くことが出来れば 明るくもなるし自信にもなる。 会長も明るく楽しいのが一番とおっしゃります。 試合においても日常においても辛かったり 苦しいと感じることは多いでしょうが、 でもそんな中でも楽しみを見つけられれば そこに日は射してきます。
自分も次は日の射す試合にしたいです。
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おはようございます。道場長の村瀬です。 選抜2回戦の清川、高田、小鉄、花岡の審判をやりました。
1回戦で、基本動作を含め、特に花岡さんは、 会長より一時間ほど個人指導を受けていた、盲牌気味にツモり、 親指が抜けなく、牌離れが悪い癖がどこまで治せているか!
選抜なら修正力が、必要です。試合中、会長、審判に 指摘してもらったことをどれだけ修正出来るかも、 大切な事の一つです。
試合序盤は、清川、高田が卓を引っ張り、小鉄が、ついていく中、 花岡さんだけは、一人基本動作(ツモれず)遅れていくのですが、 手だけは入るという、花岡部屋特有の流れでした。 んーこれは、何でなんでしょうか!?・・・
マッタリしていく中、高田は終始切り出しが良かったです。 清川は、始め、その流れを引っぱり上げようとしていきましたが、 最後には、抜け切れず一緒になっていってしまい、 小鉄は、気持ちはいいのですが、切った後の手が跳ね、 最後に決めるというのが、出来ていなかったのが、 次の課題です。
会長は、一人一人に修正点を指摘して下さり、 手が痛む中、練習法もその場、 その状況において変わり、マニュアルがありません。
本戦に於いても、どれだけ自分の悪い癖に戻らず、 良い癖を入れれるか、そして、良い方向へ変化して、 回りを引っぱれるか、上に行けば、行くほど、 自分の中の無意識な部分を会長は、指摘して下さいます。
一人でも溺れていたら良い試合なんて出来ず、 回りを引き下げてしまいます。
上の者がしっかりしなければ、 下の者を良い方向へ変えれないですからね!
雀鬼会では、色々な舞台があり、 輝くチャンスがあります。 下の者が、まぐれではなく、努力で変わった時、 回りのものに喜びを与えてくれます。
まずは、一人一人がしっかり修正して、 陽を照らせるようにならねばです。
そして、1週間ちょっとで第12回雀鬼流全国大会です。 今年はいつも以上に全体で作り上げようという 気持ちが強いです。 支部・同好会の方々も、しっかり準備して、 当日今迄で最高の行動をして、後始末しよう。
よろしくお願いします。
             道場長 村瀬 正典



DJこと道場長と、新永久選手の歌田選手。

■2007年10月26日(金) Vol.614

おはようございます、スタッフの清川です。
すでに恒例となった選抜審判レポートも全国の皆様のおかげで、 なんと連載3回目を迎える事ができました。
町田近郊にお住まいの雀○サマからは直接いらしていただき、
「あんまり面白くねぇなぁ」
と生の声をいただき、さらにこの企画もいつ打ち切るかわからない、 というギリギリのラインで連載することが出来そうです。
さて、試合の方は道場長、志村、牧野、古島という卓で、 前回CやB’を取ってしまった者はその穴を埋めにいけばいいと、 会長からお話しいただきました。
「洋服も着ていると痛んでくる、痛んだら直せばいい」
とわかりやすい例を出していただきましたが、 人間や物事も同様でつまずいたりトラブルが起きたりしたら、 シンプルにその穴を埋めればいいんだよとお話しを頂きました。
自分も以前に肺に穴が開いたとき病院の先生にも、 その穴は埋めればいいと言われたことを思い出しました。
審判の方は積極性に欠け試合を作るまで行かず反省多多、 もっといい試合にすることが出来たのではと思いました。 雀鬼流はマニュアルがないのでやって覚えて行くしかないのですが、 瞬間的に状況、状態を捉えて判断しなければなりません。
何にでも当てはまるのですが
「臨機応変・適材適所・柔軟性」
これが本当に大切です。
「シンプルに」実はこれが一番簡単そうで、 難しいのかも知れません。
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今回から全員がA’以上をとる、 という目標に向けて選抜の二回戦が行われました。
選手は、開幕戦で今ひとつ気持ちが入りきらず B評価だった多田さんと橋本。 初戦でB’と躓いてしまったヤンマーとパセでした。 (審判は金村・しげる・小鉄・高田)
卓を引っ張る多田さんと、前回のマイナスを 取り戻そうとするヤンマーの出だしがいい。
基本動作やスピードであとの二人がついて行ければ まずまずの試合になると思いました。
しかし、すぐに多田さんがフリテン三面チャンで半ペナ。 ヤンマーも牌を河に捨てる際の着地が安定しない。 引っ張るべき人がコケたのなら、 橋本とパセで意地をみせてほしいと思った。 良くなってもらいたく橋本に悪いところを指示するが、 逆に緊張からか悪化してしまう。
パセは打牌の時の体の硬さが治らない。 選抜ならば「オレについてこいという気持ちを皆が持つべきだ」と 会長がおっしゃっていました。 同じように、早く良い人を見つけ 「その選手に自分がついて行くから、皆さんも遅れないでよ」 という姿勢も出してもらいたいです。
〜会長評価〜  多田さん B  ヤンマー B          
        パセ   B  橋本   B´
自分でどれだけ自覚できているかの自己評価と、 審判から見た審判評価があります。
審判のしげる・小鉄・高田も会長の評価と同じでした。 簡単だったかな〜(笑)それぞれが変化や修正をして、 会長の心に残る試合を もう1試合増やすつもりでやっていきたいですね!
             総括部長 金村尚紀



雀鬼会精鋭を背負ったりりしい総括部長の背中と、 若手ナンバーワン・スタッフの清川主任。

■2007年10月25日(木)その2 Vol.613

クリーニング屋の話しのついでだが、 米紙に判事が韓国人経営のクリーニング屋で ズボンを紛失されたことから、62億円もの 巨額損害賠償訴訟を仕掛けたという。
いくら米国は訴訟社会といえども、 恐ろしさと狂気すら感じとる。
どの世界にも立法、行政は 妖しいことは分かっちゃいるが、 司法ですら危ない妖しさを感じてしまえば、 どの国の国民も正義の存在すら皆無になってしまう。
国民から選出され特権や権力、 権利を預かった人間達が成すわざは 確固たる正しさを追求しなければ意味を外す。
我が国も決して他人事ではなく 司法分野だけでもまず正しきを追い、 どうしようもねぇ立法と行政を司る人々に 強い意志を見せつけねばいけねぇ。
それにしても判事様が使用していた 小便臭えズボンが62億円たあ、 どこをどうすればそんな価値が出てくんだろうねぇ。
米国はあのイエス・キリストの導きを得た国だよな。 キリストも「歯には歯で」と言ったっけ。
あれだってやられたら同じように やり返せと言ってるわけじゃあるまい。 もしやられても、 それ以上のことを返すなよと言ってんだよな。
米国も我が国も色々と病んでるよなー、全く。

             雀鬼




■2007年10月25日(木) Vol.612

昨晩のこと、 志村御夫妻のところへ電話を入れる。
「今から家族で焼肉でも食べに行くんですが御一緒にどうですか」
簡単に断わられる。
「こちらも只今外食中、二人して酒を飲んで酔っ払っていますので」
じゃあねぇと切られる(笑) 仕方がないんで我が家族だけで焼肉を自棄食いする。 先日、金の靴の旦那と食した焼肉代の10分の一の支払いを済ます。 味の方もやっぱりだったがまぁいいか。
俺んところと志村んところで家族サービスが重なる。 今日も昼に突然外に住む長男がやって来て、 次いで北村カメラマンも現れる。
孫の七五三のお祝いということで、 我が家の専属のカメラマンの 北村さんが自然の姿を撮ってくれる。
忙しいのに済みません、なんていうことは決してない。 北村さんはいい人なんですけど仕事はそれほど入りません(笑)
俺、結構疲れていたんだけど 四人の孫の願いに負けて外での撮影に付き合う。
疲れきっている俺だったが、 何時の間にか孫の一人が 俺の肩の上に乗って立ち上がっている。
それも靴を履いたまま洋服が汚れ、 そのままクリーニング屋行き(笑) 家族ねぇ、家族っていいんだけどこの頃俺疲れてんだよ。
男ってさぁ、家族を支え保つために ずーと、ずーと働きづくめ。 嫁達は口を揃えて、
「お父さんは若いです」
馬鹿言ってんじゃないよ、 俺はそこ等の方々より多分お疲れなんだよ。 なー北村さん。
「このまま何年か生きなきゃなんないってしんどいです」
全くの同感です。 夕暮れに北村さんも外孫達も家路に着く。 女房は疲れましたと寝室へ。 俺、俺は今道場で…。

             雀鬼



 

■2007年10月23日(火)その2 Vol.611

今日び、合理化時代ですよね。 程良い関係とか、互いに良いということなら結構なんでしょうが、 それが一方的になるとねぇー。 別にバッシングやクレーマーになった気分じゃないが、 伊勢の名物土産とか秋田の偽鳥問題とか、 その裏に全て今日びの社会や人間達が求める、 合理化の進めの中から起きている。
どちらにしたって発覚するまでは経営能力、 合理化指針で優良という型を見せていた。
テレビでは、とうの昔に完成品として売り回した電化製品が 危険品であったということで一報を流したりしている。 どちらも怪しい危険な事であったとしても、 物と食の違いで世間に響く問題提示が異なる 経済成長まっしぐらの中国も何かとバッシングを受けているが、 日本だって過去は同じ道を辿って来ている。 経済市場主義が根強く、程々を越せば安定・安心とされる日本にも 多種多様な問題点がどこの業界にも見え隠れしてある。 中国製品に対していくらバッシングしても、灯台下暗し、 他人の悪さに敏感でも自分の悪さには鈍感となる。
人の持つ善悪ってどこで線引きされるのだろう。 自分に都合が良ければ善で、不都合ならば悪となる。 やっぱ人間っつうのは 自分の置かれた都合の良否で分別してんのかなー。 自分の体でも風邪を引いたり、指の骨一本折っただけでも 体調悪しと自覚出来るんだけど、 それも自分にとっては都合の良くない事が起きてんだよな。
俺なんて自ら「我れ悪党なり」なんていう看板を張って 長年コラムを書き続けているんだから、 良いも悪いも分かるはずがねえよな(笑)

             雀鬼





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