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■2007年7月26日(木) Vol.530

梅雨は明けたのかい? 外に出ると、ポツポツと雨が。 自分の身体が腐るほどジメジメと蒸している。 漂う土の香りも、嫌な臭いを残す。 都会の残り少ない土もいかれちゃってんのかなー。
我が家の息子が、夜になると孫を連れちゃ、 近場の木々からカブト虫やクワガタを獲ってくる。 俺から息子に伝わった夏の遊びが、孫に受け継がれている。 セミやトンボすら見受けられなくなった今日び、 そんな遊びの姿にホッとする。
後3日も過ぎれば、道場も俺も夏休み。 これだけは60年近く続いてる伝統。 子供の頃は夏は全て外。 少年になり、社会に出てからも、 夏休みは変わらない。
今年も26日間の夏休みがある。 都会から脱出して、伊豆の海へ。 砂場や人込みから離れた、岩場を潜って魚を追う。
年をとったせいか、気候の変化か、 この頃海水が冷たく感じる。 それに今年は、気圧の変化の対応の危さと、 モリを打つ右手が痛むから、 若い時のようにはいくまいが、 それなりの楽しみがあるだろう。 もう少しだけ、男の子らしい遊びが今年も出来る。 幸せなことです。
暗い室内ゲームの麻雀と、真夏の太陽。 麻雀道場と、海。
普通じゃ結びつかないことが、ここでは強い絆があった。 麻雀を打つ前から俺にとっては海があった。 子供の頃からの願いをいまだに続けているだけ。
「麻雀とは身体で打つものなり」
それも、自然体でね。
今久し振りの下北道場。 原稿書いたら帰りますので、花岡さんよろしく。 海で逢いましょうね。
      雀鬼


お疲れさまです。花岡です。 今日、一瞬Tシャツ・システム君でエラーが、 出ていたようで一部ご迷惑をお掛けしました。m(_ _)m
という訳で、Tシャツ販促のため会長がモデルを・・・ このTシャツは1年程前に作ったバージョンです。 ご要望があれば、こういう色も販売したいですね。



道場の一般のお客さんのN藤さん。 会長と比べると…(^_^;)
お疲れさまでした。・・・・早く梅雨明けないかなぁ。

■2007年7月25日(水) Vol.529

「運命を変える本物の言葉」 のサイン本、 プレゼントの申し込みに皆さんから熱いメールを頂戴致しております。 本当は皆さんに一冊ずつプレゼントしてあげたいんですが、 そうもいきません(笑)。
数日前、担当さんが10冊ほど持ってきてくれたのですが、 表紙をチラッと見ただけで、 私の手元から
「日本を美しくする会」に送らせて頂いたので、 私ですら未だ一頁すら読んじゃいないんですよ。 とにかく、二週間ぐらいで作っちゃった本ですから 内容は保障できません(笑)。
その時期、雀鬼会も大詰めを迎えて俺も忙しかったんですが、 前作の「最強の言葉」の時に準備されたものがあったので、 何の苦もなく終わってしまったのです。
「手間ひまかけて」
一個を作ることの大切さは分かっているんですけどね。
大工道具の作り手の名人であった千代鶴是秀は 一個ののみを作るのに三年の月日をかけたという。 多くの書籍を出させて頂いておりますが、 私は決して作家でもなければ、 その道の専門家でもありません。
全くのドシロウト根性だけは捨てずに置いとくつもりです(笑)。
      雀鬼




■2007年7月24日(火) Vol.528

前日、町田道場でゲーマーの古島、ノック、清川、小鉄達が 明日の下北、町田麻雀大会のために首を揃えちゃ、 何時間も案を出したり打ち合わせをしていた。
「会長、面白いのができました」
一応聞いてたんだが、俺にとっては若い子等のゲーム感覚は、 入り口はあるが出口がないトンネル状態。
「分かんねぇって、だけどお前たちに任せるから頼んだよ」
その夜読書をしていたら朝になっていた。 少し寝るかと眠剤を頂くが 一向に眠気がやってきて下さらない。 眠るのはあきらめて麻雀大会の進行のことを考える。 瞬間にその大会の主旨が浮かび、いくつかの案が出てくる。 その日、道場には早めに行き古島達のゲーマー案は即ボツ、 俺の10分程で考えた案に一夜で路線変更。
俺は徹夜で疲れたけれど、道場内はワイワイ盛り上がる。 実力よりもシンプルに運まかせだけで決まっていく。 優勝、準優勝チームはテーブルに用意された、 普段彼等じゃなかなか口に入らない、 特上のうなぎや寿司を腹一杯食べている。
七位になっちまった金村最強チームは、 道場の隅でおにぎり一個、 ラスのチャッペ、古島チームは道場の床の上に新聞紙を広げて座り、 たった一つのまんじゅうを頂く。 一日頑張ってみんな腹を空かしていた(笑)。
普段の道場なら分け合う、譲り合って当たり前だが、 この日に限って全員エゴの世界に浸っていた。 道場きっての食に意地汚い古島と金は、 神のおぼしめしか、 その日まんじゅう一個で終わっていた(笑)。
      雀鬼



とっても豪華なお寿司(美味しかったなぁ…)


■2007年7月19日(水) Vol.527

前回の「壁をブチ破る最強の言葉」 が 好評の伸び足を見せてくれたことで、次回編というのでしょうか、

「運命を変える本物の言葉」
がゴマブックスさんから出る。
今日、見本が届く。 東京の本屋さんの店頭には来週の水曜当たりに並ぶらしい。
本の宣伝っつう訳じゃないんですが、 この本の企画が上がった頃、同時に竹書房さんとも 俺が自ら編集長で、麻雀本を出すと企画が上がっていたんだが、 ゴマブックスさんの方は実質2週間程度の猛スピードで 一冊の本が出来上がったのに、俺の一番長い、 付き合いの深い竹書房さんからは、今だ何の動きもない。
編集担当者にバビィや宇佐美を選択したことが、 既に間違いの元だったのかも知れません(笑) 無かったこと、お笑いでその件のことは済ましておきますかね。
それにしても「最強」とか「本物」とか、 どなたのことなんでしょうかねぇ。
花岡さん、お疲れの所今日も一本原稿、すいません。
      雀鬼

ありがとうございます! 疲れてはいませんが、Tシャツ受注システムに ひやひやしながら一日送った花岡です。
今のところシステム君は順調の模様。 ご注文頂いた皆様に、せっせと自動的にお返事メールを 送っているようです。 ここ以外で全然宣伝していないので、出足はイマイチでしょうか。 みなさん、夏が終わる前に是非ご注文ください。

さて、会長の新刊「運命を変える本物の言葉」ですが、 ゴマブックスさんのご厚意でなんと、

サイン本5冊プレゼント!!

していただけることになりました! ゴマブックスさんありがとうございますm(_ _)m
欲しい方は、いつもの post@jankiryu.com に、 お名前、年齢、電話番号、住所、メルアド、欲しい!という 熱意のこもった檄文、HPのご意見ご要望、 雀鬼会に対する気持ちなどなど、必要と思われることを なんなりと書き込んでお送りください(雀鬼流にマニュアル無し!) こちらは携帯からでもど〜ぞ!




お送りさせて頂く方の発表は、 発送をもってかえさせてもらっちゃうと、 外れた方がいつまでたっても自分で買うタイミングを失って しまうので、早めにザクと発表されることでしょう(^_^)y
      花岡

■2007年7月18日(水)その2 Vol.526

というわけで、みなさんご無沙汰してました、安田です。 突然ですが、ついに始まります!! 何が!? ホントーにホントーにお待たせしました!!
本日より「雀鬼会Tシャツ&パーカー」が、
ネットから購入できるようになったのです!! (花岡ごくろーさん) Tシャツ3種類にパーカー一種類。 それも今年2007年の限定モデル。 雀鬼会Tシャツは毎年ぜーんぶデザインが変わるんです。
さあ、今年の夏は雀鬼会Tシャツを着て、 牌の音に遊びにきなさぁーーい!!
えーっ、ちなみにひとつ。 僕ら選手も背中に「素直と勇気」のTシャツを背負っているときは、 雀鬼流として、特に恥ずかしくない行動を取るように心がけてます。 みなさんも雀鬼会Tシャツ着て、 人の道に外れるようなことしたり、 どっかの雀荘で暴れたりしないでね(笑)。
では、Tシャツの通販についての説明を花岡よろしく。
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という訳で、お待たせしました! 本当に沢山の方からご要望頂いていましたTシャツ販売、 やっとこ準備出来ました! 詳しい購入の仕方は、こちらをよく読んでお願いします。
今回、初の販売物ということで、申し訳ありませんが、 しばらくの間、受注生産発送とさせて頂きます。 お届けまで1月あまりかかってしまいますが、 ご了承の上お申し込みください。
われわれ素人ではなかなか行き届かない事も 多いかと思いますので、不明な点や疑問がありましたら、 遠慮せずに直接お問い合わせください。 そうそう携帯からこのレポートを見てる方もいらっしゃると 思いますが、今のところパソコンからの申し込みのみになります。
それでは是非ご利用ください(^_^)y システムちゃんと動くかなぁ(^_^;)花岡



■2007年7月18日(水) Vol.525

直に御姿や御声を聞けなくとも、 時折思い出しては「日本を美しくする会の事務局」の 新上さんや阿部さんと先方さんは御迷惑と存じますが 電話で近況や相談役の身体のことを気遣う。
「親しさの中にも礼がある」
この辺は何時だって俺の御無礼を 笑って許して頂いているあちら様方とは、 親しいお付き合いをさせて頂いているが 距離は遠い位置に我が身を置く。
鍵山相談役はご高齢にもかかわらず 増々、人様に求められて多忙の日々を送っていなさる。
その日も相談役と新上さんは掃除道の現場へ 留守を守る阿部さんと色々な話が出る。
「ねぇ阿部さん、日本の祝日に掃除の日があっても  いいんじゃないですか。  総理大臣も国会議員も大企業の社長等も、  一日便所掃除やら近辺の掃除を一日行う。」
そうすれば、現場意識が高まり、 汚れに気付くだろうし、何より、 その一日気分が良くなれる。 こんな日が、一年に二日もあれば、 日本はもう少し良くなれるはずである。
票集めのための行動でもなく、 金儲けのための善行でもない。 全ての人が自分から心を磨く日があれば、 最高の祝日を持てると俺ですら思ってしまう。
「会長、相談役が描かれたマンガの  本がありますから送ります。」 「ならば一冊お願い致します。」
すぐに何冊かの良書や学書とともに ドサッと本が送られてきた。
「日本を美しくする会」の皆様方には 何時もお世話になってばかりで 又、我が身が小っこくなってしまいました。
阿部さん、
鍵山秀三郎「掃除道」(PHP出版)
さっそく読ませて頂きました。 ありがとうございました。
もう一方の自民党の安倍総理、 一日も早く、国民の祝日として
「日本を美しくする日」
を作られるべきですぞ。
      雀鬼




■2007年7月17日(火) Vol.524

昨日は以前から少なからず御縁がある、 ボクデンさんグループが新規開店なさる、 景虎銀座店の開店を控えての
「会食会」「試食会」
に御招待を受けていたが台風接近、 お断りしようかと思っていたところ、 ダメ押しの電話が格闘家の松井大二郎から入る。
これで行かなければ大二郎にボコボコにされちまう、 意気地なしの俺だから急遽村瀬と駆けつける。
さすが銀座景虎さんは 一等地に素晴らしいムードを漂わせていた。 開店を数日後に控えたスタッフの 方々の熱い気持に包み込まれ、 六時から個室で次から次へと出される美味を味わう。
私以外は食べて飲んで楽しみの時間が あっという間に5時間も越えていた。 大二郎普通、食事会なら二時間がいいとこだろう。
大二郎達の厚顔に俺はちっと恥ずかしかった(笑) 景虎さんには必要以上のお気を遣わせ、 迷惑を掛けてしまいました。 酒をがぶ飲みして酔っぱらっている 大二郎等には分からんだろうが、 しらふの俺はヒヤヒヤもんでした。
      雀鬼




■2007年7月15日(日) Vol.523

小鉄と吉田のレポートのように、 雀鬼会は本戦が精一杯のクタクタで終わったはずなのに、 突然の牧野事件が起こり(笑) 牧野先生と極々身近な者、 信頼関係の強さと親しみの深さがある者達が立ち上がった。
事件発生と伴に道場は牧野先生中心に回る。
まさに牧野先生の、お心と行動次第。
俺はその日、今期自ら撮った、 選手一人一人へのインタビューの ビデオを家で見ていたが、 今期一番燃えた日をしっかり感じていた。
俺の期待通り、牧野を中心に心ある者、 楽しみを作れる者が俺からの突然の願い、 指令を果たしてくれ俺も大笑いです。 何人か犠牲者も出たらしいが(笑)
無事、牧野事件も終わり本来なら パラオへ行けなかった者達と 沖縄離島の旅が木曜日から予定されていたのだが、 志村議員がドタキャンということで、 無理にその日を休暇、仕事休みとしていた 町田の恒、小鉄、沓掛等と 海よ残念会と今期の鬼打ちお疲れさん ということで二泊の温泉と小旅行に出る。
水と森に囲まれた宿でその上、 台風の影響で雨まで降り注いでくれて、 一日中、水音と緑の木々に 昼寝をするほど心が穏やかになる。
町田ん家の若者達の二日間は 期待を越える、良い旅だった。
一方予定通りに沖縄へ向かった高槻塾の 山田マネ一行は強い台風にあっているらしい。
パラオも沖縄も行けなかった恒ちゃんだが、 志村議員の予定変更で助かったんじゃないの(笑)
志村と歌田はドタキャン。 古島さんはお得意の風邪で倒れているらしい。 お気の毒様です(笑)       雀鬼




■2007年7月11日(水)その2 Vol.522

花岡です。 前回は町田からのレポートでしたが、 同時進行だった下北道場Jr.IIキャリー吉田からも レポートが届きました。
なんでも昨日、小鉄と吉田には、牧野先生から
「その時の事をレポートにまとめて提出するように!」
と直接指令があったそうです。 グッジョブ牧野先生!!
という訳で今度は下北道場側からのレポートです!
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「今期最終日」 下北Jr.II吉田誠司  
9日の月曜日、夜番にエントリーしている道場生に小島サブマネから メールが入る。
牧野が19時前に町田に来て打っています!」
土曜日の選抜決勝の後、金村さんの祝勝会が金村部屋ではあったが、 それに参加した後まっすぐ帰らず、ノートを書くだけに下北道場に 寄ると同部屋の○田さんに言っておきながら朝3時過ぎまで10打 数近く打っていた牧野先生。ジュニアの決勝戦の後、下北の打ち上 げに参加せずに町田で黙々と打っていた牧野先生牧野先生が本気 なことは分かっていた。本気で切りにきている。
自分が下北道場に着いたのは20時過ぎ、そこには既に1000UP間 近の○田さんとパセさんが打っていた。○田さんは体調の悪い振り をしてまで会社をサク上がりして来ていた。自分がその卓に道場長 と入った時、1000打数まで○田さん残り50数打数、自分23 打数、パセさん21打数。牧野先生は残り18、19打数。少し牧 野先生にリードされているものの、今日は月曜日。さすがに牧野先 生は明日もあるし終電では帰るだろう。町田に夜番は無い。下北は 今日夜番。勝負は明日、明日まで持ち越せばなんとか、○田さんは そんな淡い期待を持っていたはず。今日中に打ち切れば勝てる、自 分もそう甘く考えていた。
22時頃、残り9打数のしげるさんが道場に来た。その時点で牧野先 生は残り13打数、パセさん15打数、自分17打数。○田さんは 明日に持ち越さないと可能性が無い。今日は決まらないと思いなが らも、下北で1000UPの可能性が残っている4人が卓を回し始 める。「オラ止まるな!打て打て!俺の財力を信じろ!」としげる さんが差し込みつつ卓を引っ張る。 23時を過ぎる頃、町田に電話を入れる。
牧野先生どうですか?」 「打ってますよー」 「何時まで打つんですか?そろそろ終電ですよね?」 「あー、金がバイクで小田原まで送っていくみたいですよ」 「・・・・・マジッすか?」 「金、余計なことすんじゃねーよ!」 「事故ったらどーすんだよ!」 「冗談だろ」
と、最初は半信半疑だっ たが、どーやら牧野先生は帰る気配が無い。
「今日終わらせるつもりだ・・・・・」
この時点で○田さんの1000UP可能性は消えた。 余裕を出して道場に遅くに来たパセさんから余裕がなくなっていく。
「これやばいかもしれないな。」
こんな状況に道場長が動いた。「しげるは大丈夫だから、パセ、吉 田、2卓へ移れ!」二人を2卓で待っていたのは対面同士に座る道 場長と小島サブマネ。
「いーか必ず終わらせるからな!!!」
と道場長。先ヅモ御無礼の30000点持ち超高速体験卓が始まった。 「何で差込まねーんだよ!ドラ見ろコラ!」残り10打数、高速で 回す。この体験卓はルールは体験卓なるもとにかく早く回すことが 目的。選抜3人にジュニアII一人。
「お前はツモって切れ!とにかく切れ!考えるな!感じるな!」
自分は手が動くだけの置物と化していた。片や選抜3人は的確に上 がり、リーチにはほぼ1発で差し込んでいく。「こんな人達に勝て るわけ無かったんだ」と自分は思いつつもツモっては切っていた。 半荘終わる毎に、小島サブマネが、
「緒方日報!」
小島サブマネはその辺り抜けが無い。 しかしこの超高速体験卓にしたのだが、なかなか差が縮まらない。 様子を聞きに町田に電話すると、
牧野先生が残り600点からリーチをかけトビました。」
との連絡。これに下北道場大ブーイング。「ふざけんなよー!何で もありかよー!」これで全員火がついた。負けるわけにはいかない。 24時過ぎ、残り6〜7打数になる頃、パセさんが牧野先生に追い ついた。「よしあと二つ!」この頃から一半荘毎に町田の様子を確 認するために連絡を取り合う。またこの頃から1000UPの勝負と いうより、下北対町田、下北対牧野先生の戦いになってきていた。 この熱い卓の隣で少し余裕のあるしげるさんは1000いかなくて も最後まで打ち切ると言っていた○田さんと着々と打数を重ねてい た。
だんだんと勝つことに集中してきた道場内、そしてしげるさんが9 99打数の時、電話が鳴った。町田からかと思いきや、なんと会長 からのお電話。「牧野が終わったよー」と会長。あれ?会長は町田 にはいらしていないはず。一半荘毎に町田に確認していた上、勝つ ことに集中していた皆々はそれが冗談だと分かったもののその冗談 にノルことが出来なかった。それほどみんな切羽詰っていたし、集 中していた。しかし万が一下北に連絡するより前に会長に連絡した のか?しかも向こうはフリー、万が一飛ぶ可能性もある。道場長が 冷静に「町田に電話!」牧野先生の打数を聞いて、その電話が会長 の冗談だと確認してまた打ち続ける。これほど会長のお電話がスルー されたことは無かったのでは?と思うほどみな真剣だった。
25時頃、しげるさんが1000打数達成!
そして25時過ぎ、ついに打数上では自分も牧野先生に追いついた。 牧野先生998打数目南2局!自分998打数目東1局!パセさん は1000打数目!「追いついたじゃないか!」「おら振れ!飛べ!」 「いや少し厳しいか」。とにかく急ぐ。卓回りが速くなると、卓の セットが追いつかない。牌のセットが遅い。一秒が惜しい、待つ時 間なんて無い。道場長が「3卓用意しろ!」と指示を出す。直前に 来ていた樋口さんが3卓の準備をする。早い順目で局が終わると、 「おら移動しろ!」の指示と同時に3卓に移動!遂に卓を2卓使っ た最後の追い込みが始まった!ロンアンドラン。暫くするとまたロ ンの掛け声と共にまた4人が元の2卓に走る。点棒は樋口さんに任 せる。ここまできたら負けられない!
25時過ぎ、パセさん1000打数達成!
25時半過ぎ、残りはあと一人。先に牧野先生が1000打数目、少 し送れて自分が1000打数目!この頃安田さんも道場に到着。正 に1半荘勝負!しかし一歩早く牧野先生がオーラス!約10秒(体 感)と遅れて自分がオーラス!オーラス勝負!!!追いつけないか!? 電話は町田と繋がったまま。電話に出ている緒方さんが声を上げれ ばそこで終わり。少しすると緒方さんが「町田リーチかかりました!」 の声。まだ追いつかない!まだ上がるな! しかし直ぐに、
「町田上がりました!」
・・・・・「負けたのか?」一応4人は打ち続ける。
道場長、「誰が上がったんだ!親か?連荘無いのか?!」 ほとんどそんな可能性はないと思われたが、緒方さんが、
「ラス親沓掛さんが上がりました!オーラス・・・続行です!」
「続行???!!!」
いける!次の瞬間には道場長が小島サブマネに1000点の差し込み。 1000UP終了!!!!!!!!
「間に合ったー!!!」
謎の沓掛さんの親の続行のおかげで下北が救われた。「私的だ」 「沓掛さんらしい」との声も上がるが、後々聞くとラス目のラス上 がりだったらしい。それじゃフリーはさすがに終われない。最後の 最後にフリーと体験卓の差が出た。この続行のおかげで町田ではヤ ンマーさんが救われた。「上がらなくても良かったのでは・・・」 いや、沓掛さんありがとうございます!!!
もう道場にいた下北全員で勝ち取った1000UPでした。もう10 00UPという数字は関係ないです。最後の最後にみんなで盛り上 がれたのが、嬉しかったし、楽しかったし、本当に感謝の気持ちだ けです。この企画を立てていただいた会長、それに乗った牧野先生、 卓をまわしてくれた、道場長、小島サブマネ、しげるさん、パセさ ん、樋口さん、花岡師匠をはじめ皆さんありがとうございました。 これで正真正銘今期終了!皆さんお疲れ様でした!



吉田よかったね(^_^)y

 

■2007年7月11日(水) Vol.521

花岡です。 ついに第34期雀鬼会の全日程が終了しました。 打数期間終了のその瞬間、はっきりいって今期一番の大盛り上がり!
その模様を町田から詳細レポートが送られてきました(長すぎ!) 道場生を知らない方や、麻雀を知らないひとはちっとも面白くない かもしれませんので、流して読んでやってくださいませ(^_^;)
では、小鉄さん、じゃなくって小鬱さんど〜ぞ!
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おはようございます。町田道場の小鉄です。 おとといのこと、レポート送らせていただきます。
牧野先生1000アップお疲れ様でした。昨日は、本当に楽しい時 間をすごさせていただきました。自分は6時30分ころに道場につ き、残り5打数を打ち始めました。その、横では古島さんが体験卓 を昼間からものすごい勢いで打っており、すでに16回ほど回して いました。打ち始めて10分くらいたったころ「おはようございま す!!」と牧野先生。 早い!早すぎる!!本当に先生の仕事をやっているのかと思えるほ どの速さで牧野先生が現れました。古島さんの顔が険しくなる。牧 野先生、清川さん、自分、金で結構な速さで体験卓が回り、その横 では古島さん、ちゃっぺさん、石橋、自爆屋が牧野さんが来てから 気合が入り直り、さらにものすごい速さで回ってました。8時ころ 自分の1000アップが終了。と同時にヤンマーさんが道場に現れ る。自分は私的に打ち止め。ヤンマーさんに代わる。「ヤンマーさ んは今何打数なの?」と調べてみると、なんと牧野先生と同じ打数!! ま、間に合ってる!ヤンサン嬉しさを隠し切れず、にやり。でもぶ っちゃけ全然あせりを感じない。「ん〜、なるようになるんじゃな いの〜。」みたいな感じ。もっと必死感だしゃいいのに。
そんな感じで回っているときに、何かの会話の流れで金が「牧野先 生よかったら家まで送りますよ」と一言。
空気が変わる。
今日終わるのか!!やってしまうのか!!
だとしたら、古島さんは100%間に合わない。 「金、ふざけんな!」古島さんの空気は重くなる。自分も正直微妙 な気持ちになりながらも、「やっちゃえ!やっちゃえ!今日終わら さないと古島さんが助かっちゃうジャン」とあおる。でも、なんだ か変な感じの空気。その情報は下北道場にも渡り、さぞや緊張感が 漂ったのではないでしょうか。 そして、牧野先生が990回を打ち始めたころ、道場長よりお電話 が。「今日やらなくてもいいんじゃないのか?」みたいなお話?だっ たようでした。牧野先生も雀鬼会の今期終了を会長のいないところ で決めていいのかとかなり、迷っている様子。 どうするんだ、どうなるんだと周りもざわざわ。古島さん、どきど き。 そんなところで橋本さんが会長に電話をしてくださり、牧野先生と お話をされている。
会長は状況を聞いている様子。
そして、決定!心強いGOサインが出た!!もう迷う必要はない!や るしかない!!そして、古島さんの負けも決定! 残念!! 会長の計らいにより、ヤンマーさんと牧野先生を別の卓にして勝負。 牧野先生が面子を決める。
牧野先生、沓掛さん、ちゃっぺさん、自分。 ヤンマーさん、古島さん、永井さん、金。
正直、面子選びこれでいいの?スタッフ入れて勝ちにいかなくてい いのと思いました。でも、やるしかない。ラスト10打数、全力で 早く回す。
そんな中、下北道場の様子も伝わってくる。990の時点でパセが 同打数。吉田さんが3打数差。下北道場でも必死になって卓を回す 姿が目に浮かぶ。熱い。
998打数目:隣の卓と調度4局差で負けている。牧野先生が 500点持ち。「誤ポンとかリーチとかやっちゃえ、やっちゃえ」 とみんな。「いやいや、ちゃんと打っての結果だよ。気をつけなきゃ」 と雀鬼流。その時、隣の卓から 「ロン!32000点です。」と永井さん。「ラストー!!」 皆が、「すげー!」と盛り上がっている。とその時
牧野先生が牌を横に曲げて バシ!と切ってきた。完全なるリーチ モーション。 「うあ!失礼しました!!」「   ……ラ、ラストー!!!」 まさかのぶっ飛び終了。皆で大爆笑。 やる、やるとは聞いてましたが、牧野先生やば過ぎです!(笑)
下北からは、パセの終了の電話が。もの凄い速さで打ってたんだ。 さすが、下北、さすがパセ。お疲れ様でした。
999打数目:状況は3局差で負けている。自分が7000点持ち の親番。24000点の手が入る。ちゃっぺさんからリーチ。点数 はないけどこの手なら許される。「リーチ!!」2順後。自分の打っ た打牌でちゃっぺさんが「ロン!8000点です。」「ラストー」 これで、隣の卓に3局くらい差をつけて、ラスト1000打数目に 突入。
1000打数目:皆で、必死に打って早く進めようとする。途中。東3 局、牧野先生の親番。早く進めたいけど、流せず2連続で牧野先生 が上がる。これで、2局差まで寄られる。「先生自分で首絞めてん じゃないよー!」と思った。 ヤンマーさん、1000を目指して いる皆さんすいません。完全に敵ですね。全力で1000にいけな いように戦っていました。いって欲しいという気持ちはやっている 最中には消えてました。
その頃、下北道場の吉田さんも1000打数目に入ったことを知ら される。はえー!!早すぎる!!どんだけの勢いで打ってんだよ! 聞けば、道場長が同卓。体験卓。それでも信じられないスピード、 もの凄い勢いで追いついてきている。やばい、やばい。
南入。必死でうつ。隣のほうが基本スピードは速い。みんな頑張れ! そして、運命のオーラス突入。ヤンマーさんも追いついてきて同時 に突入。下北の様子と町田の様子を実況中継していた矢部さんから、 吉田さんも調度同時にオーラスに入ったことを知らされる。 もの凄い興奮。
俺も負けてられない。やってやる!第一打、9萬。 「うあ!失礼しました。」やっちまった第一打ドラ切り。恥ずかし かった。情けなかった。牧野先生ごめんなさい。せめて全力でツモ 切る。 そして、そのあやの行く末を見守っていた橋本さんが5順目をツモ 切ったところで、 「これではってるな」 そして、11順目くらいで「うわ、あがってるよ。ぬり〜!!」 ほんと、ごめんなさい。心はぼきぼきでした。泣きそうでした。 ラスの沓掛さんが親番でリーチ。「3着になったらやめますよ」と 一言。 ちゃっぺさんがふるも着順変わらず。オーラス続行…
ヤンマーさんが終わり、そして、吉田さんも間に合った。一つのド ラきりで凄いあやを生んでしまった。 一瞬で鬱になりました。 
3人も1000打数者が出たのにしばらくは完全に私的でした。喜 べない。暗い顔。
今考えてみると、それはそれで嬉しいことだったのに、完全に入り 込んでました。 すいません。 今は間に合って良かったじゃんとよい方向に。 改めて、ヤンマーさん、吉田さんおめでとう!と思います。古島さ んもお疲れさまでした!昼間から来て望みをかけて卓をひっぱって いた姿、負けは決まっても伴走する姿は皆、格好良かったと言って ましたよ。最後、「げほげほ」いってましたがその風邪になりやす い体をどうにかしないとね。お大事に。
牧野ライン、本当の意味での最終ラインが決まってからというもの 本当に毎日がより楽しかったです。「やばい、やばい」と牧野先生 を意識して道場にくる。牧野先生が早く来ると、ちょっと折れたり。 自分はやばいといいながら結果的に楽勝でしたが、最後の会長の計 らいで本当に盛り上がることができました。 1000に近づいてきたときの町田の盛り上がり。そして、下北の 必死さもとても近くに感じられ。牧野先生を通して町田と下北の一 体感があるように感じていました。 会長、牧野先生ありがとうございました。会長が投げられた「牧野 先生ライン」という球が、ばーっと波紋のように広がって最後の最 後で本当に熱い盛り上がり、一体感を感じることができました。 皆さんお疲れ様でした。



雀鬼「牧野、全力で行け!」 牧野「御意。」


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