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■2007年4月30日(月)その2 Vol.460

古い思考かも知れないが、 男は外の仕事をやり、家内が家庭のことをやる、 ていうことで、男は、女の分野である台所に立たない。 もちろん夏の別荘の時みたいに男手しかない時は話は別。
我が家にも女房と娘と嫁さんの三人の女の手がある。 どういう風が吹いたのか、 早朝から流しの中や台所周りを掃除し始める。
2時間もすると腰が痛くなってくる。 女性の高さに合わせて作られたキッチンは、 180cm強の俺の身長には向いてないのかも。
「俺がもし主婦だったら」なんてぇ思いながら 亡くなった母親を思い出すが、 我が家の女房殿は当然旅行に出掛けているから 少しも思い出さない(笑) 女房がいない方が落ち着く夫婦関係も困ったものですが、 「女房、元気に留守がいい」(笑)
娘は休日ということでおしゃれして外出。 嫁さんは幼い孫を二人連れて買い物へ。 それなりの荷を持って帰って来る。 これは出来ない(笑)
赤子を抱いて右手に二才近い孫、 左手でいくつもの袋を抱えている。 女性の凄さ、強さを見てとる。
今日日の女性は強くなったというが、 こういう強さなら頭が下がるが、 いま流行の女の強さみたいなやつは大嫌いかも(笑)
そういえば数日前、駅のホームで電車を待っている時、 下の道路の母親と小学一年生ぐらいの親子を しばらく眺めちゃっていた。 何年振りかに親と子のふれあいを感じちゃうほど 自然の親娘でした。
       雀鬼




■2007年4月30日(月) Vol.459

昨日は我が家に床屋さんが出張して、 髪をカットしに来てくれた。
彼は14年修業した床屋さんをこの春卒業(?) 郷里で店を出すらしい。



俺とのつきあいも長かったが、 わざわざ、それなりの技術者が家までやって来て、 俺の髪と、孫と嫁さんと息子の四人をカットしてもらった。
我が家だから途中で食事を取ったり、 好きな時にタバコも吸える。
俺と寺島くんの最後の床屋さん。 長い間おつかれさん。 北陸の地でも頑張ってね。
       雀鬼




すっきりされた会長と… 寺島さんが在籍していた床屋さん「髪工房」に お世話になっている町田んちのひとたち(^_^)y

■2007年4月27日(金) Vol.458

安田さんも病に倒れちゃって、 俺もつきあいよく倒れそう。 20年も伴に歩いて来たんだから それも仲間らしいかもね。
色々あってさぁ クタクタでさぁ 夜遅く、ふらふらしながら町田道場にたどり着くと、 何と、昨日下北道場でいい年こいて かくれんぼをして遊んでくれた、 沼津の牧野さんがいる。 彼は30ちょっとと若いけんど 沼津から仕事をみっちりこなして、 何時間もかけて下北道場へやって来てくれたのに、 その日の種目はお遊びのかくれんぼを一時間やって 又何時間もかけて、家へ帰る。
普通、常識、少し計算を入れれば
「ふざけんな」 「じょうだんじゃねえ」 「やってられねよな」
と思う方が当然でしょう。 それなのにその牧野さんが次の日も町田道場の方に 珍しく顔を出している。
その姿を遠目に見ながらも
「凄えよな」 「申し訳ないよな」
俺って情けねえよな 俺って本当、弱くなっちまったもんよと 少しだがすくわれた気分になる(笑)
多分今日もあしたも彼は沼津から町田を素通りして、 さらに30分も遠い地にある下北道場へ やって来てしまうことでしょう。
多分麻雀ならまだ俺の方が強いでしょうが 後の全部は俺の負けを認めますよ(笑) ねえ牧野先生。
       雀鬼




■2007年4月26日(木) Vol.457

下北本部でのこと、 7時半、誰も来ない。
金村チャンプと二人して待つ。 いい加減飽きてきた。
「電気消せや」
  −暗−
道場は真っ暗闇、かくれんぼでもやらなきゃつまんねぇ。
誰も居ない真っ暗な道場の入口で戸惑いながらも樋口が入ってくる。 そーっとドアを開けて恐そうに辺りを見渡す。 8時半からJrの試合があるのに、 道場は真っ暗なんて19年道場をやってきて始めてのこと。 有り得ないことを目の前にして樋口は 起こっていることに我が身を失っている(笑)
一年中電気がついている道場が真っ暗闇で誰一人姿を現さなきゃ事件だ!! 散々脅かしてから樋口もかくれんぼの仲間に入る。
町田から小鉄が入ってきた。 暗い中を忍び足で数秒進むとメチャクチャに荒れた 椅子とテーブルの下にスタッフのノックや小島が息を殺して倒れている。
「ノックさんどうしたんですか」
ノックさんと小島の体を揺する。 小鉄だけはやさしかったよ(笑)
中には状況がつかめなかったり、 恐くてドアを開けられない者もいた。 Jr開始8時30分になってやっとお遊びは終わる。
次から次へとやって来た連中に混ざって、 遠い日立から駆け付けて来てくれた繁もいれば、 沼津からやって来てくれる牧野も電気を灯された道場にいた(笑)
当然Jrの本戦は俺のお遊びのため、 大幅な遅刻、19年やってらー こんなことも起きるって(笑)

       雀鬼




1時間近く声を潜め床に伏せて隠れていた為、 顔に跡が付いたJr.2選手の吉田戦車とやんちゃな会長(^_^)y

■2007年4月25日(水) Vol.456

やっぱ俺ら人間は身体を 壊しちゃったらダメなんだよな。
今安田も、元々悪かった健康を 害しちゃって、倒れちゃった。 いくらやる気があっても、 身体が言うことを聞いちゃくれない高熱が続いたり、 身体の一部に激痛でも起きれば、 動きたくとも動けないし、 やりたくともやれないもんですよね。 そりゃ体力とともに気力も大切でしょうが、 気力も体力の一部分ですから、 一部分だけじゃどうしようもないこともあるわけです。
若い頃は何かにつまづいたり、やる気が起きないと、 気持ちのせい、気持ち次第だよで 解決される時があるが、 それは、体力、身体の方は元気なのに、 元気な身体のありがたさを忘れて、 気持ちのせいにしているだけのこと。
人間何時か死する時も、いくら生きたい、 死にたくないと強く思ったって、 肉体の死は避けられないものだものね。
心は2つにも3つにも別れることもあるが、 自分の身体は生涯一個だけだもんな。 健康マニアやオタクはそれだけで全て、 心身ともに不健康なのだろうけんど、 本当に健康は大切だよな。 心は本当に嘘つきだけんど(笑) 身体は自然だから正直なんだよな。
そういえば安田さん、
「お前は生命力が弱っている。今年お前は危ない。」
なんて俺言っちゃいないよ。幻想だよ、幻想。 正しくは、
「元々不健康な上、免疫性が無くなっていることは事実と、  それに昨年から言い続けてきたように、  今年は色々な意味でお終いが起きるから耐えようぜ。」
と言ったはず。 それに安田や樋口や誰々さんは、幻覚・幻聴・幻想なんて 持病じゃないですか(笑)

       雀鬼




■2007年4月24日(火) Vol.455

こんにちわ、安田です。
しばらく引きこもってました(笑)。 こんなに長い事家に居続けたのは、 生まれて始めてかもしれません。
毎日、高熱が続いて幻覚や幻聴は聞こえるし、 気が付くと雀鬼会の本選には間に合わないし、 仕事の納品が遅れて 関係者にも心配かけるわ、 色々な人に迷惑かけまくりで、 本当に申し訳ないですm(_ _)m
いや〜それにしても良く寝ました(笑)。
まあ、完全に治ったわけじゃないので まだまだいきなり全開でぶっ飛ばすようには行きませんが、 いつまでも寝ていると心身ともに病んでしまうので、 「今回の病気は気のせいだった」 という事にして、 さっさと明日に向って行きたいと思います。
僕が出れなかった本選に町田Jrの高野が 内容、ポイント共に頑張ってくれたようで ありがたいです、本当に。 可能ならこのまま決勝戦まで 高野が代走でポイントを叩き続け、 最後の一回だけ僕が出て、合格!! そんな他力本願な考えが病弱のせいかに頭に浮かび、
「こんなことではいかん!  雀鬼流だろ、おれ!  死んだつもりでやるんだ、安田!」
と、自分に言い聞かせ、 眠っていた僕の打ち気が目を覚ました。 胸に込み上げてくる打ち気。
「熱い、熱いぜ、俺!  勝負熱全開!!」
と、その気になっていたら 熱が上がって肺炎になっていただけだった(笑)。
会長にも何度かお電話を頂き、
「お前は生命力が弱っている。  今年、お前は危ない」
と、高熱で伏せっているときには まったくもって聞きたくない とっても当りそうな雀鬼の断言(笑)。 僕の今年の展望は明るく開けたのでした(どこが…)
ともあれ、みなさんご心配かけました。 またボチボチ走り出したいと思いまーす。
押忍。
       安田潤司


復活してやる気の選手部長 (なんでスーツ着てんだよ…)


■2007年4月23日(月) Vol.454

毎日のように、宮崎県知事が マスコミに顔を出している。 忙しそうに県民のために動き回っている。
数年前、不祥事を起こして業界からほされていた頃、 俺のVシネマに、助演役で出た。 俺が言うのも何だが、そのまんま東の演技はうまかった。 打ち上げの席で俺の隣に座った、今や県知事殿に、
「お前良かったよ、これからも役者で頑張れよな」
「本当ですか、本当なら嬉しいです」
と良い笑顔をしていた。
その後もあるパーティーに行った折り、 受付の側で小さく隠れるように 立ちずさんでいる男がいた。 入りにくそうなので声を掛けて、 俺の後ろを歩き隣にずーっと 座らせてやったら、安心していたっけ。
それが今や役者にゃ向かわなかったが、 県民のために働いていなさる。
どん底を味わった男が立ち上がり、 登り上がれたんだから良かったよな。 たけし軍団とは何かと良い御縁がありますんで、 まっとうな政治はやりにくいでしょうが、 頑張って下さいね。

       雀鬼




■2007年4月22日(日) Vol.453

月例会ということで、数ヶ月振りに牌をにぎる。 配牌も右手で取れずに、左手で取る。 当然、打牌の音は出せない。 捨て牌を横にずらすだけで嫌な痛みが走る。
とても麻雀を打った気はしないが、 四回やって三回もトップを取ってしまい、 得点だけは残ってしまう。
打てる子等には迷惑を掛けちまったけど、 やっぱり久し振りの麻雀は楽しかった。 雀鬼といわれた俺が、これほど長い日 麻雀を打たなかったのも初めてである。
もうろくしちゃったけど、 麻雀で勝つことだけならまだまだ出来るが(笑) まっとうな麻雀は今は打てちゃいません。
右手の指先も、医者に行ってた頃は 手のひらに5cmほど間があったが、 リハビリは自分でやりながら、 小指以外は、固いながらもどうにかくっつく。
小指だけは未だに曲がってくれないが、 大勢でやってくれた月例会は楽しかったよ。 名古屋同好会の皆さんもありがとうねぇ。
下北でうつされた風邪も 一日で治って良かったです。
あの人は今どうしてんのかなー。

       雀鬼




■2007年4月20日(金) Vol.452

ベットの脇に置いた 目覚まし時計が鳴る。 起きれない。 五分経って再び鳴る。 さすがに起きる。 熱っぽく、頭も少々痛む。
昨日は下北道場で 選抜初戦の後半の部が行われた。 安田の姿はない。
下のクラスの者から代走が立てられる。 本来なら下北道場のそれなりの者が 変わりの役割を勤めるところだが、 今回は俺の推挙もあって 町田の若手の高野を立てる。
村瀬道場長、清川という 一枚も二枚も上の者達にぶつかる。
上手を越えて、下手の高野は 選抜陣よりはしっこい麻雀が打てて、 安田の代走を見事に勤める。
卓上は無事済んだが、 俺の方は安田の熱をもらったせいか、 生まれて初めて目覚まし時計に負けちゃった。
今までは用心のために 目覚まし時計をかけることがあっても、 何時だって時計より先に起きていたものが、 とうとう機械に負けちゃった。
安田は家でたてこもり、 町田道場すぐ近くでも たてこもり事件が発生して、 空にはヘリコプターが舞っている。
内にも外にも色々な問題が起きている。

       雀鬼



 

■2007年4月18日(水)その2 Vol.451

色んな方から御手紙を頂く。
俺も人のことを言える立場じゃないが、 熱血ライターの神山氏の自筆の手紙の文字は、 とても一人では解読出来ない。 まるで暗号化か、アラビア文字が並んでいる(笑)

そんな中、頭が下がる御葉書を頂いた。
先日、新潟へ行った折り、 俺がやってきたぐらいで、 夜遅くホテルの食事会場を作ってくださった
「新潟 江戸しぐさの会」の 皆様との接点があったのだが、 俺のために用意された席の 前部に御身体を激しい病いで ご不自由され、一人で動くことも出来ず、 車椅子に乗り、俺と語り合いたくとも くちびるさえ動かせない御方が居て 隣に座られる奥方がその方の言葉を拾って 俺に話しかけてくださった。
身体は激しいほどご不自由だったが、 その日、病院を抜け出してまでも 逢いに来てくださった御夫婦の御気持ちは 忍びがたいほど、ありがたかった。
語りは多くなかったけれど、別れの時が来た時、 奥方の変わりに、俺が車椅子を押し、 ご不自由な手を握り合って、久らずにその方の身体に 口づけをしてしまう。
帰京してからも久しその方の事が強く心に残り、 何度か電話を入れるが、 当然病院に帰られた方には通じない。
そんな折り、その方からご不自由な身体で書かれた 御礼の御葉書を頂いた。
桜井 章 様
から始まる短文だが精一杯の力と嬉しさを感じとる。
奥方様からもお手紙を添えて頂き
「――文章が読みづらい事とは思いますが、  清水の気持ちをお伝えしたいと思い  お送りさせて頂きます――」
とあった。
病床に附していなさる
 清水義晴様 御夫妻に 多少なりとも励ましになれれば幸いです。

       雀鬼





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