Report

>次のレポート [Report Index]


■2007年4月18日(水) Vol.450

道行く人々がどんどん俺を越えて歩いて行く。
外は今日も冷雨、暗い話しだが 安田が病に倒れて一週間が過ぎる。
何時だって皆の前では強気を崩さなかった安田が 結構危ない状態にいる。 気持や心は多少誤魔化せても、身体は正直、 悪くなった身体がストップをかけている。
「まだやるんすか」 「来期はもう無理ッス!!」 「やっていることを認めてくれない人もいる」
と声を出していた。
明日は安田にとって選抜の初戦だったが欠場。 19年連続して続いていた連続試合数記録も途切れる。
身体がそうなった以上仕方がない。 身体は正直だろう。 何かを教えてくれてるのかも知れない。
続けたかったのか、 身体がやめろと言っているのか、 両方だろうなー。
下北本部では何人かが体調を壊している。 町田の方は、志村を始め何人かが疲労困憊。
みんな疲れちゃって、精神的にも ストレスが溜まっちゃっているのかなぁ。
先頭を走り続けてきた俺はどんなんだろう?
春の本戦が始動したのに寒いよなー、暗いよなー。



俺が右手を折っちゃったから、 俺の右腕が倒れちゃったのかなー。



       雀鬼




■2007年4月17日(火) Vol.449

四月も中旬を過ぎて、 外はポカポカと暖かい日が続いて春ですね(笑)
地球温暖化が叫ばれる中、アメリカの大リーグでは雪の為、 気温も零下近くまで下がって、ゲームも中止になったらしい。 我が家も未だに冬と同じく、ストーブとコタツが置かれている。 気候の不純というか不自然さを感じる。 人間も自然界の一部分、不自然なことが起きる度合いが増す。
「変わり目こそ勝負所」
冬から春への変わり目も弱っていたら負けてしまう。 今日この頃のように何度となくやって来る変わり目には、 人の準備がついて行けない。 準備が整ってなければ実行に移せない。 そして周りの者達からも病人が発生、早く元気になって欲しいもんだ。
今年は危うい年、倒れたり終いを見る。 これも人の導き、耐えざる他ないんだが、 とてつもない天からの被害がなきことを祈るしかあるまい。 このまんまでどこまで進むんだろう。 人の歴史は何時だって、 狂ったエネルギーが変化をもたらしてきている。 狂いの歴史、狂の積み重ねで良いんだろうか。

       雀鬼


■2007年4月15日(日) Vol.448

第34期雀鬼会が始動した。
安田選手部長は一週間前に病に服し、 町田道場の歌田も初めて 開幕日に法事で出られなかった。
そんな中、二卓が動く。 A卓は、前期覇者の金村が 東一局から三回戦のオーラスまで ぶっち切りの強さを見せて、 他の三者を卓外に吹っ飛ばす。
8名中、一人だけが 抜きん出た打筋を残しての大勝で、 今期もただ一人のA評価から 二連覇への一歩を踏み出す。
開幕初戦は誰しもが緊張感に押し潰され、 震えて切れない者もいる中で、 前期以上の強さを見せつけてくれた。

       雀鬼




緊張に押し潰され、 震えて切れなかった花岡です。m_ _m;;;
さて、昨日もお伝えした神山さんから メールが届きましのでご紹介しておきま〜す。 神山さんありがとうございます!
---------
小冊子を送っていただき、 楽しみに開封したのですが、 表紙を見てびっくり!
せっかくの優勝者の金村さんと会長の写真なのに、 その下にお目目汚しが映っているじゃないですか。
とほほ。
しかも取材中なのにビールもあるし。 あぁ、ありがたいやら恥ずかしいやら。 本当に恐縮してしまいました。
ちゃっぺさん志村さん、またぶたないでね。
むふふ。
拙稿を可愛がっていただき、本当に嬉しく思っています。 ありがとうございます。 今、会長にお世話になりながら 新刊書き下ろしの準備を進めています。 また皆さんにもお世話になると思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
今期の選抜戦、及びJr戦、皆さんのご健闘をお祈りいたします。 会長もくれぐれもご自愛くださいませ。
神山典士『熱血ライター』http://the-bazaar.net
---------
小冊子のご注文もすでにいくつか頂いています。 ありがとうございま〜す。
売れても全然儲かる訳ではありませんが(笑) 選手ひとりひとりのコメントもあり、 生の雀鬼会を感じる事が出来て 面白いと思いますので、是非!

■2007年4月14日(土) Vol.447

お久し振りです、花岡です。 お待たせしました、やっとこ雀鬼会33期小冊子が出来ました!!
今回はなんと言っても、ついに四天王"金村尚紀"の優勝!!と それを含めた熱血ライター神山さんの文書がめちゃめちゃ カッコイイです!!!!
本当に神山さん寄稿(完全無料で!!)ありがとうございました!
という訳で、神山さんのHPの日記にも小冊子の事が 出ていましたので、サクっと載せさせて頂きます!
---------
ありえね〜。 ほんとにありえね〜。
雀鬼会といえば、 麻雀界のワールドカップみたいなところですよ。
その史上最強軍団が毎期ごとにつくっている会報の、 なんと表紙に僕の写真が使われているじゃないですか。
ありえね〜。
僕麻雀打ったことないのに。 基本動作はおろか、牌の持ち方もできないのに。
「インタビューしといてなんで  俺のコメントを載せないんだ」
とちゃっぺ君にも志村さんにも 頭叩かれている存在なのに。
とほほ。
いや〜。ほんと恐縮です。 こういうときに「恐縮」という言葉があるんでしょうね。
でも、書かせてもらったんですよ。
「無敗伝説の伝承」
という一文を。 これは自分でも密度の濃い文章になったと思います。 コンデ・コマからヒクソンへ、 そして桜井会長から弟子たちへという、 これまでの10数年間の僕の取材活動の 結晶のような文章が生まれてきたから、 それを掲載していただいたことは とても嬉しいのですが。にしてもねぇ。いやはや。
でもね、撮ってくださったカメラマンの 北村さんにも感謝感謝ですね。
その文章は、雀鬼会のホームページにも 載せてもらえるかな? ま、そのへんを確認して、 いずれ「熱血」でもご紹介しますね。
いや〜それにしても恥ずかしい。 顔出して平気なグラビアアイドルの気が知れませんね。
とほほ。
---------
前期は今までにない作品を 道場生等が作り上げてくれた。
これ以上の雀鬼会はもう二度と出来まい、 第33期雀鬼会もそんな型で終わって、 花岡編集長が小冊子を 苦労の時を経て作り上げてくれた。
あの熱血ライターの神山氏ですら びっくらもんですから、 もしお読みになりたい方がいらっしゃいましたら 道場の方へ御一報下さいませ。
神山さんも随分と恐縮なさった振り(笑)をしていますが、 俺は毎期終わった後の後始末として、 花岡が作ってくれる小冊子は仏壇に飾って 「感謝」しているんですよ。
神山氏は熱っぽいが、 俺の方は誠の行動ですからね(笑)

       雀鬼




■2007年4月11日(水) Vol.446

俺にとっては、 外面側から唯一の楽しみを作り続けて下さった、 総合格闘技のプライド。
マニアでもオタクでも、 何かに捉われにくい俺であるが、 PRIDE1から今回の34まで欠かさず、 リングサイドのVIP席を用意して頂き、 そのリングから感動・感激・感謝を頂いてきている。 こんな体験、楽しみの連続性は 俺の人生で始めてのこと。
そして10年が経ちプライドさんにも、 内外的にも激流が押し寄せ、世界最高のリングが 大きな変化を見せ、榊原代表の退陣を余儀なきとされ、 現体制の最終興業ということで、 俺の中でも寂しさや哀愁を感じながら 最前列でリング上の試合の一つ一つを確認する。
PRIDE 1 に出場したヒクソンの姿も、 今や遠い昔となり、今や最強と思われる ヒョードルも、ミルコも、ノゲイラも、 シウバも、桜庭ですらこのリングには立っていない。
そんな中リングには立てなかったが、 シウバの姿を見つけて忍び逢う。 ガシッと抱き合うハグは問題なかったが、 その後に俺の痛めた右手を両手でギュッと握っての
「お元気ですか」
には問題があった(笑) 楽しみと痛みと寂しさと嬉しさが全て含まれていた。
わが道場にも何度も遊びに来てくれている、 PRIDE 1 より参戦し続けてきた小路晃が、 大会前日に緊急参戦することを聞き、 リング裏に顔を見せる。 決して大きくない身体で、 大型の外国人強豪ファイターと 真っ向勝負を演じてきた 勇気ある小路も、ことの重要性を感じてか 心なしか青ざめ、緊張感をかもし出していた。
小路の耳元に、
「本当の格闘家なら、突然降りかかってきた闘いも  避けては通れないんだぞ」
ぐらいしか言ってあげることは出来なかった。 その小路が10年の重い気持ちを表すように、
「先生もリングに向かう花道を伴に歩いてください」
と願う。
いやぁ俺はまずいよと後へ下がるが、 小路の周りにいる人に、身体と気持ちを押され、 セコンド陣の後ろを花道を歩いてリングに向かっていた。 これもそれも、プライドさんと俺との 御縁の強さの運命的なものと感じていた。
プライドさん、本当に長い間俺に喜びを下さってくれて、 ありがとうございました。 小路よ、何よりの思い出をプレゼントしてくれてありがとう。 ここ10年、世界最強最高なリングを求め、 作り上げて来なさったことは確かなことでした。

       雀鬼




■2007年4月10日(火) Vol.445

一ヶ月程前に陽明学研究家の 林田明大夫婦から声を掛けられた。
「とんでもない御人」が中国から来日されるので 何としてもお逢いになられた方がよろしいと、 熱いお誘いを何度となり受ける。
俺の方はいつもの調子で、 俺はいいよ俺なんかお逢いしても何にもならないからと 受け流しておったのですが、 その話しの中に古武術研究家の甲野善紀先生も 絡まれて出てきたことで、 俺の気持ちが半々に移行してきて
「会長がその地まで行かれるとならば  私も覚悟を決めました」
まで甲野先生も言われる。
小さかった話しが一気に大きく成り過ぎて 俺にとっては荷が重かったのですが、 いつも通りひょいとふらりぐらいで 行かして頂けるのならばとその地に旅立つ。
先に着かれていた甲野先生と合流して、 その御人が居られるホテルへ向かう。
大きなテーブルにその御人の一行が とてつもない空間を放って待っていらした。
その御人一方でも俺にとっては荷が重いのに、 そこに居並ぶ方々もガーっとした大きな 厚い壁のように立ちはだかる。
御人方々は確かなる人間力を 持ち合わせた方々だったが、 こう来られたら仕方がないと 俺は俺の背中から全ての荷を降ろして 構えることもなく身軽になるしか打つ手はなかった。
我一人、思うこと質問したいことを その御人にぶつける。 ぶっけったものは凄まじい勢いと とてつもない力の言葉で返ってくる。 時はあっという間に過ぎていた。
その後その御人が見せられる身体の動きを遠くから、 近きから見せて頂き、現世にこれ程までも 人間の身体を本質から捉えた体移動に 美しさと本物を感じ取った俺は嬉しくなっていた。
短い時間であったかも知れないが、 この度俺ほどの人間が多くを悟り 軽々しく感想を述べること自体が、 おこがましい気持にさせられ 俺なりのポイントを自分なりに分かったつもりだが、 整理をする程の力は今の俺にはない。
甲野先生はもとより、 林田先生にもこの度の御縁というより 時を作って下さったことに深謝するぐらいしか 今の俺には手立てがないのです。
世界は広い。 凄い御人が存在することだけは実感しております。

       雀鬼




■2007年4月5日(木) Vol.444

なんとなく、こちらがお誘いした講談社での 武術家・甲野善紀先生との対談取材の二度目が先日あった。
対談は二時から始まり、 前回は甲野先生が猛スピードで前を走られる後を 俺は追いつくこともせず、
「先生、飛ばすなー」
とのんびり見守らせて頂いていたが、 今日は甲野先生が後を振り返り、 俺の動きの悪い足の速度に合わしてくれたことで 前回より調和が取れたような気がする。
時間の方は、四時間の取材が当然伸びて伸びて、 十時間余りに至る。 一人で十時間の取材じゃ厳しすぎるが、 相手が甲野先生ではあっという間に経ってしまう。 前回は9対1か8対2ぐらいでしたが、 今回は6対4ぐらいのお話し合いが進んでいた。 甲野先生は話の時折、 身体を使った方が話しが分かり易いということで、 立ち上がっちゃ、身体運動をやりなさる。 俺の方は時たま立ち上がっても トイレへ足を引きずって行くだけ(笑)。 甲野先生のお年の頃なら俺もちったぁ身体を動かせたものだが、 今の俺の身体はどういう訳か一気に止まってしまっている。
動きが上達されている方と、 動きが出来なくなった人との身体を通したお話し。 これからどう進んでいくのか俺にすらよく分からない。
深夜に我が家がある最寄りの駅に着くと結構な雨が降っていた。 一瞬、車の迎えを考えたが、 気付くと熱っぽい俺の身体は結構な雨ん中を歩いている。 降り注ぐ雨を全身に受けて深夜の道を歩く。 家にたどり着いた時は上から下までびしょぬれ。 それもこれと受け止めた雨だったが、 四月というのに結構な冷雨だったらしく、 俺の身体を冷やしていた。
「風邪」
もう一つ具合の悪いものが増したようだ(笑)。
あくる日は、春雷があったり、みぞれや雪も降ったという。 そんな時に冷雨にぬれちゃ、 弱った体にさわりますよね。
それにしても二回で二十時間ほどの取材。 今や甲野先生の熱心さに トボトボとついて行く他あるまい。 このまま行けばもう一つ
「火傷」
という状況も起きてきそうです(笑)。
明日は新潟へ行けるのかなー。

       雀鬼




■2007年4月2日(月) Vol.443

ヒクソン対高田戦以来、「PRIDE」さんのリングでは、 俺が追い求めた男と男の勝負をみさせていただいて、 10年があっという間に経っていた。
プライドのリングがあってこそ、 ヒクソンとの心の通じ合う関係が生まれ、 俺にとっては尊い結びつきを感じている。 世界最強を求めて集ってきた中で勝ち上がってきた ヒョードル、ノゲイラ、ミルコ、シウバという 最強選手達の闘う姿も、間近に見せて頂き、 三者とは対談する企画も与えられ、 ファン冥利につきるほどです。
ヒクソンは身内として、 ヒョードル、ミルコ戦の第一ラウンドが 俺ん中では頂点として君臨する。
そのプライドさんにも、時代の動きや大きな変動が、 この3月27日に発せられたらしい。 プライドという世界一のリングのおしまいなのか、 新しい船出があるのか‥‥‥。 格闘技雑誌の編集長を勤める、 我が弟子の斉藤慎一とも一言、二言、
「俺があれほど追いかけ、見に行き、  ドキドキワクワクしたものってねえよな。  俺をあれほど楽しませてくれたんだもの、  文句の一つもないよな」
「会長、プライドと全国雀鬼流大会の日程が重なった時、  全国大会の日を変更したんですよね」
うー‥‥‥ん。なんともいえない。

       雀鬼




■2007年3月31日(木) Vol.442

HP、まだ書いてよいのか、悪いのか分からない。 道場へ来られない方への、 業務連絡ぐらいでおさめておけばいいのかなー。 それを、その時その場のノリでやっちゃうのが俺だから、 他人様には迷惑をかけ続けて来たのかも知れない。 ですから、ここんところは、控えめにおさえておる次第です。

今年は危うい。 3月でおしまいもあると思われていましたが、 どうにか今日で3月は終わりそうです。 外は、満開に咲いた桜が、強風にあおられていた。 桜の花も、まだ散るもんかと耐えている。
皆さんに祝って頂いた「牌の音」の19周年、 時流の凄まじい早さの中で、二昔を迎えている。
「牌の音」という雀荘は、何時の日からか、 そんじょそこ等の雀荘とは違って行き、 そんじょそこらの雀荘とは異なる道を歩み続けてきた。
そんじょそこらの道でなかったために、 その道は誰しも歩いたことがない道だったから、 俺や安田や志村等と、自らの独自の道なき道を 作り出さなければならなかった。
一つ一つ、一歩一歩、一日一日、 だれかが作業をしなければならない困難で、 大変な作業だった。
19年、大変て言えば大変だったが、 振り返っても、俺ん中には少しも悔いが残っていない。 後悔どころか、感謝心を持つことばかりである。
牌に出逢ったその日から、 牌は俺に何時だってよい運を下さった。 今も、良き仲間達とああだこうだとやれる、 ありがたさがある。
今も、地方の心ある学校の教師から、 教え子さんとともに温かいお手紙を頂いた。 嬉しいよな。こういうことって。 心ある教師から雀荘にお手紙を頂ける、 雀荘ってあるもんかい(笑)。
「牌の音」って、みんなで作る空気的なもの、 生ものって感じがする。
そん中で、個人的なエゴとか欲望とか、 こだわりみたいなものは、ちっとも光んなかったよなー。
       雀鬼



 

■2007年3月29日(木) Vol.441

皆さんこんにちは。 最近暖かくなり、春らしくなってきましたね。 牌の音は3/28でちょうど、 19周年!! を迎えることができました。(^人^)パチパチ これも、桜井会長はもちろん 雀鬼会や牌の音に関わる方々や、 応援して下さっている全国の皆様のおかげです。 ありがとうございます。
ということで、バチコ〜〜〜ン!!!と 春の牌の音企画を実施しちゃいます!!!

春の牌の音企画

4/1(日)〜4/30(月・祝)まで 土日、祝日問わず昼間の時間 (下北11:00〜18:00、町田1:00〜18:00) 体験卓・フリー卓を何回打っても、なんと ゲーム代を半額に!! しちゃいます(゜▽゜)
もちろん半額なんで、東風戦です????(−_−メ) そんなハズはありません、今まで通り東南戦です。 ご心配なく。(そもそも心配した人はいないですね)
新社会人や新入学、転勤などで東京近郊に引っ越してきた方や 興味はあるけど行ったことないという方
「自分のレベルじゃなぁ・・・」
「点数計算ができないし・・・」
などと思われているそちらのシャイな学生さん!! そちらの真面目なサラリーマンさんも!!
「ボクは充分、雀鬼流だから」
という強気な方も!!(^_^;) ちょっと覗いて、体験してみませんか?? もちろん見学のみでもOKです(無料です!!)。 このきっかけをモノにするのも、あなた次第。 ちょっぴりの勇気を出して、一歩踏み出してみて下さい。
スタッフ一同心よりお待ちしております。         牌の音 スタッフ一同


<前のレポート [Report Index]