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■2007年2月28日(水) Vol.420

えー、前回のレポートで書いた3月6日発売の会長の新刊本 「シーソーの真ん中に立つ方法」を読まれた 日本を美しくする会の新上さんから メールを頂きました。


☆安っさんへ・・・
昨日、誠っちゃんが、わざわざ出来たての本 『シーソーの「真ん中」に立つ方法』を届けてくれました! 相談役も私も原稿を見させて頂いており、 内容は分っておりましたが、 実際に本となると一段と素晴らしいものになっていました!  鍵山相談役いわく・・・
「文部科学省のお偉いさんや知名度の有る教育学者が唱え、  出している本は足元にも及ばない素晴らしい教育本である!」 
と言っておられます。
早速、掃除に学ぶ会、及び相談役関係の教育に携わる先生方に お配りするようにしました! 桜井会長はもとより、安田さん、誠っちゃん! 心底より、感謝申し上げる次第です! 
誠っちゃん・・・頑張ったね! ガンガン広めて、ガンガン売ろうね!←これ本音!
最後に私の愚妻も中学校の図書の先生をしていますので、 推薦しておきます。  中・高校生と教育関係者へ是非とも読んで貰いたいと感じました! 
新上政広 拝
桜井会長!手の回復は・・・?いかがでしょうか!?  会長もご無理なさらぬよう、お願いしますね。 (周りが迷惑しますから・・・。)
深謝拝!お許しを。



新上さん、ありがとうございますm(_ _)m 鍵山先生のお言葉も本当にありがたいです。
さて、続いてもう一つ本の紹介です。
ここ半年、雀鬼会を取材し続けていた 熱血ライター神山典士さんの書かれた原稿が、 3月12日発売の朝日新聞社「AERA」の巻頭6ページに掲載されます。 会長もプロとして認めている神山さんの仕事を みなさんぜひ見てくださいませ。

       安田潤司


 

■2007年2月27日(火)その2 Vol.419

こんにちわパンク野郎の安田です。 全ハゲでトッポイです、僕(笑)。
昨日は色々な方が下北沢道場を訪ねてくださいました。 春になると本当に色々な方がお見えになります。 そのうちの一人の御新規のご年配の方は、 右手を骨折されていました。
まあ、雀鬼流は五体満足でもご年配の方には厳しいので お茶をお出しして見学して頂きました。 でも、パッと見た目には、良いたたずまいの方だったので、 後、20年若かったら雀鬼流でも、 結構打てたんじゃないかと思います。 ちょっと残念でしたね(笑)。
さて、話は大きく変わって会長の新刊本の紹介です。
「シーソーの真ん中に立つ方法」3月6日発売!!!


HPのトップページでも紹介されてますし、 木津龍馬さん小路晃さんのHPでも紹介していただきました。
内容は、過去に近代麻雀ゴールドのグラビアで取材したものを 中心にとても分かりやすくまとめてあり、 会長も大幅に加筆してくださいました。 グラビアではページも限られていて、 取材した中の本当に一部分しか掲載できず、 いつかちゃんとした本にしたいと思っていたものが、 今回、こうやって出版できることになりました。
また、そのほかに、 僕が個人的にインタビューさせて頂いたものや、 道場での会長のお話、雀鬼会レポート(道場に置いてあるノート)などから、 厳選したお話を、大幅に蔵出しして再構成されています。
今回の仕事は竹書房・誠がめずらしく一生懸命になって、 全力で作り上げた渾身の一冊(笑)。
会長のお話しをまとめる基準として、
「中学生・高校生でも分かる内容に」
「雀鬼会で言えばJr2レベルの人が読んでも分かりやすく  すぐに実生活に活かせる内容に」
また、年齢・性別・職種を問わず、 どんな方が読まれても 必ず心に響く内容があると思います。 ぜひ、一人でも多くの方に読んでいただきたいです。 みなさん、よろしくお願い致しまーす。
      安田潤司

■2007年2月27日(火) Vol.418

昨日は日曜日。 手だけでなく、足が弱ってんで、歩行訓練のために少し遠めまで行く。 下北の街をふらついていると、昔懐かしい麻雀屋さんの看板を発見。 ぶらりと入ってみると、人が沢山集って大会らしきものをやっていたが、 中には二人ほど頭がハゲあがった人がいたので一安心。
「お一人様ですね。当店は初めての御来店ですか?」
とスタッフらしき人に声を掛けられる。
「今日はどうされますか」
の問いに、
「麻雀は若い頃打ったことがある程度で、知っていることは知っているんですが、 今は打つことができません」
ということで、待ち席で夜の10時くらいまで、 8時間も茶をいただきながら、見学していた。
若い人達は、皆さん元気よく凄い「スピード」で、 「タフ」な麻雀を打っていなさったが、 さすがに8時間も待ち席に座りっ放しで、 暇を持て余しておりました。
半ハゲの方は、ずーっと打ち続けていましたが、 全ハゲのトッポそうな人は、 私と入れ替わりで帰って行きましたが、 多分ふところがパンクして帰ったんでしょう。 昔新宿の雀荘には、そういう「パンク野郎」がいたものです。 私なんかただの見学していただけなのに、皆さん
「又、来て下さいね」
とやさしく声を掛けてくれた。 ですが、帰りの電車も左手一本でバックを持った状態で 家路に着いた頃には、冷や汗もんでしたんで、 もうしばらくは遠出は控えようと思っています。 ぶらりと寄った雀荘でしたが、店名すら聞き忘れちゃいました(笑)。
今日は、歯もかけていたんで、やっとこさ岩本歯科へ行き、 後輩の岩本に治療してもらう。 歯医者なのに、そこに仕事で来ていた元レスリング選手の整体の先生に、 少し足のひざも見てもらう。
明日は折った手の方の医者へ行かねばならないが、 甲野先生との仕事が重なって行けそうもない。 それにしても、この年になってお医者さん通いのお世話様づくし。 道場の清水先生からも、検査に来なさいと心配させてしまう。 残すところ、お脳が弱くなってきたので、 安田精神病院にも行かねばなるまい(笑)。
志村の予言通り、一度に色々来ちゃってさあー。 悪いことは重なるって言うけんど、本当だよな(笑)。 これも全て自分でまいた種、ということで お世話になっています。
         雀鬼



いつも通りの会長がお見えになっている町田道場でした。 ところがスタッフの矢部が会長に向かって
「今日オレ誕生日」 「そうか、おめでとう」 「寿司取れや」 「ああ、いいよ適当に頼みなさい」
右手を骨折している会長をボコボコにした矢部が、 我が物顔で無理矢理、誕生日を祝えとやっている。 橋本サブマネを寿司屋まで走らせ、
「ビールはないのか、ビールだよ」
とビールまで用意させグラスに注がせた。
「会長もここに座って食えよ」
と訳分かんない恐ろしいこと言って、 結局会長に払わせている。 矢部は寿司とビールで幸せそうに笑っている。
僕はスタッフを6年以上やってきたが、 こんなスタッフは初めて見ました。 只でさえ道場はアルコールは禁止なのに、 仕事中のスタッフが顔を真っ赤にしている。 ありえない、前代未聞です。 さらに勢いづきゴキゲンな矢部は、
「来期は雀鬼会やめて矢部会にするからな、  金村、志村よろしくやれよ」
と言う始末。 全くそこまで言うかねー。 あまりの傍若無人ぶりに皆様にご報告しなければと思い メールを送らさせて頂きました。           清川正浩


えー、清川と書いてありますが どう見ても清川の文章には見えないなあ…(^_^;)

■2007年2月24日(土)その2 Vol.417

今日は久し振りに冷たい風が吹いていました。
このところ、雀鬼会もオフ・シーズンとあって、 大体同じ顔の面子しか見ませんが(笑)、 明日は久し振りの月例会。 会長が下北沢道場にお見えになられるかは未定ですが、 こんなに長い間、会長の顔を見ていないのは、 ここ数年無かったような気がします。
手を折られて以来、 HPはしばらくお休みされても大丈夫ですよ、 と言ったものの、 あまりにも普通に原稿を書いて下さるので、 会長が骨折していることを忘れてしまいそうです(笑)。
大学生も受験シーズン真っ只中ということで、 一段落したら新しい若い子が、 両道場の門を叩いてくれるんじゃないかぁ… なんてことを思いつつも、 相も変わらず日々やることに追われています。 (なんもできてないけど…)
冬が暖か過ぎるのはあまり良いことじゃないけど、 温かい太陽にあたっていると、 やっぱり気持ちもポジティブになってくる気がします。 この時期になると冬眠から目覚めた 元気の溢れた若者や、 一冬じっとしていたニート君たちが ワラワラと道場を訪れるので、 そういう新しい顔を見ると、
「ああ、春だなあ…」
と、感じます(笑)。 会長の家の庭のつがいの鶯の風情とは 雲泥の差ですね(笑)。
今のところ来期が動き出す気配は見えませんが、 一月後には、 今とまったく違う雰囲気の道場があるんでしょうね。
       安田潤司



■2007年2月24日(土) Vol.416

俺は桜井だが、桜の木より梅の木を好む。
桜の木のようにでっかい木にもならず、 我らの目線の幅でちっこい白い花が、 苦労したお袋のような節々を見せる。 枝ぶりも風流というより風情がある。 初春という春の暖かさもまだ来ない。 寒冷の日々に花を咲かせるのもいいもんだ。 我が家の庭にも梅の木が白い小さい花を咲かせて、 日だまりの中、 緑の羽根を持つ、 つがいの鶯も久し羽根を休めてくれる。
「梅に鶯」
どちらも俺の好む
「花と鳥」
和室の縁側に静かに座る。 瞬間、無の世界に佇む。
日本人なんだよなー 俺は。
       雀鬼




■2007年2月23日(金) Vol.415

弟のような奴が先にいっちまった。 山田や安田や多田達と同世代。若えのになー、 子供を二人残してさあ…。 両親より先にいっちまうなんて、今さら親不孝もんだ。
20数年前、アメリカからメキシコを旅した時知り合って、 奴は一人っ子ということで、 それからは兄弟付き合いをしてきていた。 奴が若かった頃、一人っ子の甘えが爆発し、 両親を心配させたり困らせていた時は、 俺がすっ飛んで行ったり、張り倒したり、 奴の狂気がおさまるまで何日も泊まって 見張り番に立ったこともあったが、 俺の仲人で結婚もし、二人の息子にも恵まれ、 仕事も家庭でも良き父親をやってくれていた。
雀荘など少しもやる気がなかった俺だったが、 奴や奴の両親の強いすすめがあって、 今から18年前に雀鬼流道場「牌の音」をオープンする。 この方達の御縁がなかったら、 「牌の音」も雀鬼流も生まれて来なかっただろうし、 存在すらなかったかも知れない。
奴は若い頃からプロレスラー位のでっかい身体の持ち主だったが、 身体を病むことが多かったから、 健康には本人も十分気を付けていたのに、 とうとう頑張って頑張って敗けちゃったんだよな。
昨年のHP上に、今年は色々と終わりが来るぞと予想していたんだが…。 牌の音開店当時、麻雀も出来ない奴は皿洗いを半年以上やっていたっけ。 早くいっちまって、やっぱり奴は馬鹿もんだと思っちまった。
なぁー山田、昔を思い出すよなー。 お前達はこれ以上馬鹿やんなよ。 俺がつまんなくなるからよ。
       雀鬼




■2007年2月20日(火) Vol.414

今日は病院へ。
道場生達に身体と心の健康を訴えて、 「手当て」までしていたのに、 自分自身が負傷してしまい、 不都合の状態になっている。 固定を二ヶ月続けるらしい。 手先や手首を動かさないため、 青黒くなっちゃっている。 その後もリハビリがあるらしい、 長いよなー。
少し手の方が落ち着いたら、 足の方も立つ・座る・歩く・トレーニングでも始めますかね。 昨年HPにも書いたように 今年は危ないことが色々あるんだよという、 予想がずばり当たっちゃった(笑)。
手が痛いんで、この辺で‥‥。
       雀鬼


本当に手が折れてるんですから、 本当にこのHPの原稿は少しお休みされて大丈夫ですよ。 …って言われて「はい、そうですか」 という方じゃないですね(^_^;) まあ、分かってはいますが、 本当にご自愛くださいませ。
会長の右手は、雀鬼の右手なのですから、 HPは少し位代走できても、 他は誰にも代走できないですからねー! (特に麻雀……)
       安田潤司


■2007年2月19日(月) Vol.413

山奥の自然の中に生きる木々や、 きれいな水を流す川や、 人との距離をしっかり計っていて保つ 野猿に近づけたことは良かったんだが、 温泉なんかじゃ、俺の今の身体の痛みは少しも良くならない(笑)。
移動の度に刺し込む痛みを作る両足のひざと、 右手の骨折を耐えているだけで、身体が熱を持ったり、 目の神経もやられる。
帰ったばかりの昨日は、家へ早目に帰ろうかなと思っていたところで、 温泉で酔っ払っちゃぁ、 女性にチョッッカイ出してボコボコにされたり、 ワニとカバの区別も分からないチャッペと沓掛で 格闘技町田最弱決定戦が行われ、 志村実行委員より、 タップなしの泣いたもの敗けの勝負となり、 敗けず嫌いの沓掛が、 体力の弱っちいチャッペに泣かされて勝負が終わる(笑)。
第2試合は、 柔道経験者の金と町田最重量の歌田の重量級の試合が行われ、 金の一本勝ち。 第3試合は女子チビッコ対決ということで、 150・もない今川と、 志村のとこの奥方の則子ちゃんの真剣勝負が見られ、 今川が2R、後ろからチョークを決めて、のりちゃんタップ。 その後も経験者である清川とか金が 興味を示す道場生達に技を指導している。
何時間かの間、ソファで寝転がって、休みながら見ていたんだが、 とうとう最後には
「そうじゃねえだろ、こうやんだよ。」
と左手一本で動いちまった(笑)。 「動ける」「出来る」「やれる」「行ける」てぇ 当たり前のことなんだろうけんど、 今の俺には段々とそれすら遠い話に見えている。
東京マラソンとかで3万人以上の人が走ったらしい。 今の俺では100mはおろか10mも走れまい(笑)。 こんな俺なのに近々に、 古武術の達人の甲野善紀先生と 「強い身体」をテーマに対談する。 それって今の俺では嘘っぽいし、困っちまうから、 「強い身体の人」と「弱った身体の人」に テーマを変更してもらいますかね(笑)。
       雀鬼




■2007年2月18日(日) Vol.412

折れちゃった骨にはいいも悪いも無いんだろうが、 町田道場っ子に誘われて温泉に骨休みに行って来た。
一泊目は7人ていうことでお手頃人数でしたが、 二日目は倍の14人になっちゃって、 部屋も二部屋しか取れないっていうことで、 俺は五人部屋の小っこい部屋のそれも障子の外側の ベランダの細長いところに一組布団を移動して寝た。
和室の方は床暖房が入っていて暖かいだろうが、 ベランダ側は木戸の隙間風が冷たく入って来たり、 洗面台の水道は凍結よけのために水は流れっぱなし。
外は小雪が降っていたが、 数百メートル離れた外にある露天風呂に入った後なんか、 汗が引かず雪降る中を、上半身裸で歩いて帰ってきても 少しの寒さも感じない。
山深い雪積もる温泉場に2泊したが、 この寒がりの俺は、 一度も寒さを感じることもなく、 暖冬とはいえ全くおかしな二日間でした。
手をやられて神経まで おかしくなっちまったんですかねぇ(笑)
二日間それなりの人気宿に泊まったんだけど、 その宿で受けた接客や岩魚なんぞの御馳走より、 一泊目の昼に行った日本一汚い(笑)
三國屋さんというそば屋で味わった、 ぶっきらぼうの中に心暖かい人情深い根っ子をはやした その店の今にも倒れそうなおばあちゃんとの 触れ合いの時は最高の味だったんだよな。 (詳しくは我悪党なりコラムの方に)
「そばの味」そんなんじゃない。 「店構え」それは全く話にならない。 「人の味だよ」80年生きてこられた、ボロボロの味。
土に還るんだよなー、あの味は。
       雀鬼



 

■2007年2月15日(木) Vol.411

俺の右手は自慢じゃないが、 黄金の右手、百万両にも値する(笑) そんじょそこらの指扱い、右手じゃありません。 この指、この手一本で 多くの勝負と闘い切ってきたもんです。
右手やっちゃって今日気付いたんだけど、 たった右手一本を壊しちゃっただけで軸が崩れる。 バランスもコントロールも全て狂い、 外れるもんなんですよね。
右手で操縦、軸を取って全体のバランスを 取っていたのが、実感出来ました。 試しに使える左手で 包丁で獲物を叩き切って試してみたら、 狙ったところから1センチ以上も 右側に外れてしまう。
これが逆だったら、こうまで誤差が出ないと思うよ。 右手が活きていたり流れていた時は、 他の場所も自然にバランスが 取れていたのが分かるんだよね。

ところでさあ、 また今年も バレンタインデーとかがやってきちゃって、 あちらこちらから「義理モン」が頂けるんだけど、 チョコか菓子かと思って冷蔵庫に保管しておいたら、 タバコが入っていたりしてさあ(笑)
義理で頂いたチョコですから、 時間を掛けて俺も義理で食いますかね(笑)。
道場は普段から頂き物やお土産を 一年通して頂くことが多いんですが、 今日なんかチョコだけじゃなく、 まるでお菓子屋さんみたいに、 色んなお菓子が並んでいる。
ありがたいことですね。

明日からは町田ん家の若者達に誘われて、 群馬県の温泉に2泊してきます。
温暖化ということで雪の露天風呂はどうなのかなー。 右手は湯につかれないし、 まあどうにかなるでしょう(笑)
まさに「乱筆」「乱文」その上「乱心」で、すんませんねえ。
       雀鬼





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