Report

>次のレポート [Report Index]


■2006年10月10日(火) Vol.270

10月9日、突っ走っていた俺の身体が、 やっとこさ止まったようだ。
熱っぽい、頭もちょっくら痛い。 昨晩は、全てをふり返って反省したり、感謝したり、 この世に棲む人間達の在り方を痛感したりしながら、 大阪からバスで帰って来る道場生を想っていた。
志村に電話でも入れてみようと思ったが、 皆んな大阪の「ふれあいの会」の仕切りで、 疲れ込んで寝ているところを起こすのもなんだからとやめた。 彼等が多分休める時間になった頃、俺も眠る。 お疲れさん、又道場生達を疲れさせてしまったね。
「今日何かあったっけ?」
普通、こういう状態の時に、 病気といって「病欠」するんだろうが、 俺、小学校入学以来、病欠という体験を忘れている(笑) 正直俺ん中では、行きたかねぇ、もうごちそうさんです、 という気持ちがあったんだが、後楽園に向かう。
たちの悪い俺の口から、どうせ今日は負けちまうのに、 何で俺が行かなきゃなんねぇのよ、 と家の者にも、駅まで送りに来ていた道場生等にもはく(笑) 俺の心ない不届きな言動のためか、 応援すべきボクサーは判定負け、 メインの世界タイトル戦も見ずに、帰って来てしまう。
会場に着いて、選手控え室に入り、 俺が入って来たことに気付かないK選手の後ろ姿に、 減量失敗(?)を瞬間に感じ取る。 気になったんで、そばにつくトレーナーの木津ちゃんに、 普段口に出したことがない
「減量はどうだったい?」
「いや、あれこれやってまずまずです」
そうかなー、心配でなければ俺、 そこから入って行かねぇのになー。
念のため、プログラムに写る対戦相手の写真を見る。 左右の動きはしっかり見えるが、 前後に弱点が見える。 K選手の方も一応確認すると、 右側に危さを、びんと感じ取る。
試合の方は、縦の線を攻めた1RはK選手が上回り、 相手選手が嫌がってるのを感じる。 やっぱりなー、と思っていたんだが、 左右とアッパーを狙うK選手は、 中盤を前にして動きが止まり、受けに回る。 スタミナ切れである。 まぁ俺の感じた通りだったが、 負け方が良くなかったので、がっくりして帰る。
そのあくる日も、今度は松井の試合があるという。 何でよー、 負ける試合に、二日連続行かなきゃなんねぇのよー、 と思いつつ、会場へ。 もう見るのも口を開くのもかったるいや、 静かに隠れて試合でも見て、帰ればいいかー、 と思いつつ、又控え室へ呼ばれちまった。
初めて見るDEEPという会場だったが、 会場が後楽園で、リングを間近に感じられる箱のせいか、 この前行ったパンクラスの会場より面白い、 それなりの味がある試合が続く。 これってもしかしたら、 武士道より面白い会場かも知れない。 もちろんプライドには敵いませんけれどね。
松井は前回よりよく闘っていたが、 相変わらずの不器用(笑) まぁそれが彼の持ち味で、可愛いんですけれどねぇ。 とっぽい要領の良さがあって試合を凌ぐより、 真っすぐ行っちゃってぶち当たっちまって 判定負けした松井の今回は、 俺的には気分が良かったよ。
K選手は試合前に、会場に座られる俺を 見つけられなかったら負けですねぇ、 と言っておきながら、俺の方にも来ず。 愛する奥方とお子様の姿すら目に入らず、 ただリングを無駄に動き回っているようじゃ、 間に合っちゃいませんよね。
あくる日の松井の試合の会場で会ったK選手、
「いや、びっくりしました、  実は練習の時右拳を痛めちゃっていて、  それをひた隠しにしていたのに、  会長に瞬間、右側が弱い、危いぞと言われるし、  不安が背中にあったのも見られちゃって・・・」
俺は笑って聞いていた。 K選手はダメな敗北。 松井は、まあまあいい敗北だったね。
          雀鬼




粋なファニーさん!写真ありがとうございます(^_^)y(花岡)

 

■2006年10月9日(月) Vol.269

おはようございます。 えー、帰って来ました、大阪から。 「楽しいふれあいの会」にご来場いただいたみなさん、 鍵山先生、桜井会長、木津さん、そして選手のみなさん、 長い一日、お疲れ様でした。 そしてありがとうございましたm(_ _)m
当日のスタッフである選手達は、 大型バスをチャーターして、前日深夜に出発、 当日の早朝付くという強行軍でしたが、 そこは雀鬼流ならではで、みんなちゃんと楽しんでいました。
僕は前日の夜、大阪で会長、木津さんと合流。 まず、会長がヒーリングで腰を痛め、 疲れ切った木津さんを見て、一言。
「木津、そこに横になれ」
そして、会長流の整体術(?)が始まりました。
「痛ってえ!!」
と、悶絶の声を上げ続ける木津さん。 でも、終わった後には、姿勢も血色も随分良くなっていました。
「明日には少し楽になってるよ」
との言葉どおり、翌日はかなり回復していました。 ヒーリー健在ですv(^_^)v
一方、夜になって寒気がして、セキが止まらなくなった僕に、
「ヤバイセキしてますね、安っさん。  ちょっと横になってください」
と、疲れているのに木津さんにヒーリングをして頂きました。
「完全に風邪ですね。  とりあえず、セキが止まるようにしておきました」
これも木津さんの言葉通り、 翌日はすっかりセキがおさまってました。 (木津さん、ありがとうございます)
会長が木津さんを治して、木津さんが僕を治して、 僕は誰も治せません(断言)。 やっぱり、頂いてばっかりです…(笑)。
さて、そうこうしている内に当日。 早い時間から集ってくださった方もかなりいました。 そして場内セッティングが終わり、開場。 開演時間が迫るにつれ、 控え室にいる木津さんの緊張感も高まる様子。
「大体、無理なんすよ、  あのお二人と一緒にやるなんて…」
いまさら、言うなって…(笑)。 僕も木津さんに釣られて結構緊張。 やがて、木津さんは突如、腕立て伏せを始め、僕も柔軟体操。 なんの楽屋だ、ここは…(笑)
そして、午前中に別の場所で講演会をなされていた 鍵山秀三郎先生のご来場。 木津さんと僕の緊張はピークに達し、
「もう、いいっすよ。知〜らない」
と、完全に開き直り。 木津さんにいたっては、鍵山先生に、
「すいません。  "開き直りは人間のクズ"って、先生はおっしゃってましたけど、  僕、完全に開き直りました」
と、言い切る始末(笑)。



ちょっと入りずらい、濃い面子の楽屋…(笑)


そうこうしているうちに桜井会長もお見えになり、 木津さんの第一部が始まりました。
木津さんはほとんど立ったままで、 冗談を入れ混じりながらも、 色々な話をしてくれて、初めての方にも、 良い感じで木津さんの話は伝わったんじゃないかと思いました。 途中、会長が悪戯心でチャチャを入れてくださり、 それがまた、楽しかったし、 僕等の緊張も随分ほぐしてもらいました。





休憩時間を挟んでいよいよ、 会長と鍵山先生のお話し。 司会者の僕なんかまったく必要の無いほど、 お二人の間で時間は進んで行って、 僕は完全にお客さん(笑)。






さらに小休止をはさんだ後は、木津さんも再登場。 お客さん全員に立ってもらって、 会長に姿勢、目線を指導してもらいました。
その後、来場した方からの質問に お三方が答えて下さったり、 あっという間の一日でした。
終わった後は、サイン・写真のふれあいの時間。 閉館時間になっても、行列が切れないため、 急遽、開場の外にダンボールを並べて、サインと写真。



開場の外、ダンボール箱でサインをするお三方(申し訳ありません…(^_^;)

来場した方、ほぼ全員にサインなさった鍵山先生、会長、木津さん、 本当にお疲れ様でした。 ありがとうございましたm(_ _)m 長いこと並んでくださった方々も 本当にありがとうございますm(_ _)m 特に遠方から時間をかけてきてくださった方、 本当にありがとう、お疲れ様でした。
「今日の話を聞いても、行動に移せなきゃ何の意味もない。  一つでも実践に移して初めて、知識が智恵になる」
来てくださった方が、何か一つでも行動に移し、 変わっていく自分を楽しんでくれたら、 こんなに嬉しいことはないですね、僕等も。
さて、終わった後は、本当に少数で食事会。 とても嬉しそうなお顔で、 あまり飲まれないビールを飲まれる鍵山先生。 「先生が飲まれるなら」と会長も一口。 やがて、顔が真っ赤になった鍵山先生を見て会長が、
「あ〜、相談役の顔ザリガニだ!!  オイ、見てみろ木津!ザリガニそっくりだぞ!」
思わず、吹き出す木津さん。
「真っ赤チンだ!真っ赤チン!」
おそらく、ビールを飲んだ鍵山先生を見て、 「ザリガニ」と指を差したのは、 後にも先にも会長だけだろうなぁ…(^_^;)
でも、一日2回の講演会で、 「先生もさぞお疲れでしょう」と伺ったら、
「午前中の講演会の疲れが取れました(笑)」
と、言っていた先生のお天道様のような微笑みが、 楽しい一日を物語っていました。
鍵山先生、桜井会長、木津さん、 ご来場くださったみなさん、スタッフのみんな、 本当に楽しい一日、ありがとうございました。
御意見、御感想はメールで送ってくださいねー! 明日にはVOICEのコーナーにアップしまーす!
        安田潤司




■2006年10月6日(金) Vol.268

おはようございます、安田です。
気が付くと「楽しいふれあいの会」ももう明後日です。 さて、昨日の会長の文、
「明日は東京に帰ってこの無念を  安田、村瀬、志村、金村と木津にも向かって  はらそうと今決心しました。  顔を洗って待っていて下さいよ(笑)。」
という一文を見て、
「会長の最初の餌食は、講演会、第一部の木津さん」
と書いたら、木津さんからメールが来ました。

「安っさん。  短い間でしたがお世話になりましたm(_ _)m  越えられない壁が来そうなので、  おいらは今からしばらく旅に出ます。  決してあとを追わないで下さい。    これも全て台風のせいです。  自然には適いません。  遺作の「スピリチュアル・グリーン」が  売れる事を願って……  失礼しますm(_ _)m  ちゃお。
 木津龍馬 」


おもろいなぁ、木津さん…。
「スピリチュアル・グリーン」に 「越えられない壁は来ません」って、 力強く断言してたのに、あっさりと撤回。 「自然には適わない」っていう会長の言葉を使って、 当然のように現実逃避(笑)。 更にさりげない「スピリチュアル・グリーン」の宣伝と、 ちゃお、っていう可愛らしさでお茶を濁す。 完璧ですね…しばらくゆっくりして来てくださいな…v(^_^)v
って、訳には行かねーんですよ、木津さん。 越えてもらいますよ、きっちりと。 じゃないと、僕が壁に当たっちゃうじゃん。 困るよ、そういうの。
とにかくみんなで祈るしかないんです。 沖縄が晴れてくれる事を…。
ということで、突然ですが、 明後日はは全席自由席です。 失礼しまーす!
ちゃお。
       安田潤司



街で出会ったら、眼を合わせないようにするな、僕なら(笑)。

■2006年10月5日(木) Vol.267

さて、会長が沖縄に行かれた翌日。 初日は天候が悪く離島に渡れなかったようですが、 今日はどうだったのでしょう…?
大体、昔から山田マネージャーは大雨男。 会長と会う時は、ほぼ100%雨が降り、 大切な時には「来ないで下さい」と頼んだこともありました(笑)。
さて、その山田マネージャーに、
「どんな感じですか?」
と、メールした所、 なんとマンタとジンベエ鮫の画像が 送られてきました。 しかし、その画像はちょっときれいすぎる…。
「水族館じゃねーっすか…(^_^;)」
と、返事をしたら、
「水槽の中に入りたいっす…。  今日もピーカン、海は大荒れです。  でも、泳いでいないのに体中痛いんですけど…」
体中が痛い…? ははあ〜、さてはホテルで暇を持て余した会長と 格闘技というとてもありがたいパターンですね。
「そうです(T_T)/~~」
う〜ん、折角会長の心身のメンテナンスの為の沖縄なのに…。 これで一日も晴れなかったりしたら、 困ったもんだなあ…(^_^;) と、思っていたら、会長から原稿が送られて来ました。

俺の沖縄は何処に行っちまったの…。
俺の海が確かにあったはずなのに、 大切な仲間達を置いて、 突然出立して家出しちゃったせいか、 今日で二日目、今だ海にも水にも浸かってない。
俺の身体と心が、都会のストレスという汚れを 沖縄の美しい海で洗えば落ちると思って家出して来たのに、 なんと、同じ境遇にある知的障害者の町田道場のチャッペと恒が、 世を悲しんで偶然にも沖縄で遭遇。 そこに、あの暗い暗い職場で日々嘆き苦しみながら 嫌らしい雑誌作りをしている宇佐美とも出逢う。 この3人だけでも便所の裏の暗闇に潜む人種なのに、 一年の半分を沖縄で暮らす 関西の山田英樹ともかち逢っちまったのだから まさに最悪のメンツ。 宇佐美とチャッペと恒だけでも ドヨヨンとした淀んだ空気なのに、 山田が加われば台風に決まっている。
お陽様に逢いに来た、 海に遊んでもらいに来た俺なのに 本島の部屋にこもってストレスが逆にたまる。 目標であった離島への船は出ず、 寂しくつらい暗い日々を送っているだけ。
これも全て安田達を裏切って 家出して来た罰と受け止めています。 これ以上こっちに居てもストレスがたまるばかりですから、 明日は東京に帰ってこの無念を 安田、村瀬、志村、金村と木津にも向かって はらそうと今決心しました。
顔を洗って待っていて下さいよ(笑)。
       雀鬼


……やっぱり……(-_-;) 想像するに一番恐れていたパターン…。 最初の餌食は、講演会の一部の木津さんだな、こりゃ…(^_^;) さあ、どんな講演会になるのやら…。 木津さん、頑張ってねーv(^_^)v
…と、久し振りの投げっ放し(笑)。
       安田潤司



水族館で優雅にジンベエ鮫を眺める会長とマネージャー(笑)。

■2006年10月4日(水) Vol.266

会長ご一行は、昨日羽田から沖縄に向かわれました。 いつものように、離島へ渡って南の海を満喫の予定。。。 ところが、同行している町田の2000Up男 「ちゃっぺ」さんから写メールが、

おはようございます。 ちゃっぺです。 船が欠航です。(>_<。)

惨った魚は目で分かる…そうですハイ(>_<。)

■2006年10月2日(月)その2 Vol.265

ここんところ深夜の体いじりを 2日連続、9時間以上やっちまったせいか 今日の俺の身体も心も止められないほど
「イケイケバンバン」
そうなると、 今さら以上に全体が見えちまうし、 ミーティングに集ってやって来た連中ですら お前等「ぬけがらか!!」と、思っちまう。
俺はそんな調子なのに、かったるい馬鹿もんが ミーティング中にあくびを殺しているわ 落ちている奴も居る。
元々たるんでいる奴は放っといてもだな、 昨晩、酒を飲んで 生あくびだなんていうのは最低もんです。
今日は四天王の金村も志村すら、 不健全ぼけなす野郎に見えた。 ミーティングを終えて本部連中が下北に帰り、 何人かの本部扱いの連中が残る。 そいつ等に向かって
「暗ぇ!!暗ぇ奴は本部に帰れ。」
と述べる。 いわれた人間はすぐに意味さえ分からず、
「馬鹿もん。ここは今俺が照らしている場所なんだ。」
といったら納得(笑)
俺、来期に向かっていうべきことは多々あったんだけど、 道場生でありながら酒に敗けたり… (かったるそうな奴がいたから語りは止めといた。)
さて、酔っぱらいや、 酒が残っている奴は、捨てておいてだな。
大事な話しを一つ書いておこう。 親子の関係も組織というか、仲間の関係も、 甘えは良かねぇ。 ていう割りには、俺、普段から甘党で、 チョコや甘めの紅茶を飲んじゃって 木津ちゃんに心配をかけてるらしいけんど。
人と人との関係も甘えるのは、いいけど、 甘やかすとろくなもんにならねぇ。 ならば厳しく育てる方がいい。
そうなんだが、そんな単純なことじゃねぇ。 ただやみくもに厳しく育った子も、 行く末にひん曲がっちゃったり、 ある時、ボキッと折れちまったりすることが 社会人にも見てとれる。
ようするにだな。 厳しくするが相手は敵じゃねぇんだから、 萎縮させちゃぁおしめぇだってこと。 萎縮してたらその人間は、カチカチに 固まっちまうじゃねぇか。 硬くなったら
「死に体」
そこから脱皮しようと思ったら ボキッと折れちまう。 柔術の極め技のごとしだ。
この世は、そんな連中が ゴロゴロしてんじゃないのかなぁー。
ということでだな、
「厳しくして伸び伸びさせる」
これが正当ってことです。
俺かぁ 俺は若い頃から、この野郎と思った奴に ビシッと入って、ビビらしたり、 萎縮させて極めちまうのは得意だったからなー
まぁこの歳になってもその悪いくせが 時々出ちまうこともあるんだけど(笑) それを通り越して、やっとこ厳しさの 本質みたいなことに気付けてんだよ。
本部はさぁ、やっぱり全国の支部や 同好会の手本にならねえとなー。
今期はハナっから厳しいことを言って すんませんねぇ(笑)
湯加減、湯加減。
あぁいい湯だね。
          雀鬼




■2006年10月2日(月) Vol.264

昨日は今期のミーティングが町田であり、 再び二月までの長く厳しく楽しい雀鬼会が始まります。 前期に引き続きHP上で、 試合日程なども公開する予定です。 新しい一期の開始に伴い、 雀鬼会選手志望の新人も各道場で募集していまーす。 会長のご指導の下、 僕らと一緒に遊びたい人、自分を変えたい人、 とりあえず一度道場に遊びに来てくださいねーv(^_^)v 週に一回しか来れないという人、 点数計算ができないという人でもOK! とにかく、来てねーー!!
さて、一昨日会長が町田道場で 体使いの指導をされているころ、 10/9に日本タイトルマッチを行う、 プロボクサーの木村章司選手の練習を見に、 花形ボクシングジムに行って来ました。
試合当日は木村選手のセコンドとして付く、 木津龍馬さんももちろん来ていました。 前回、遊びに行った時は 以外に楽しげにトレーニングしていたのだけど、 今回は試合直前とあって、 相手が入れ替わり立ち代りスパーリングを10ラウンド。 いつも冗談を飛ばしている花形会長も 厳しい目をなさっていて、 かなりの緊張感がジム全体を包んでました。
途中、桜井会長から、
「なんで、俺を置いていくのー?」
と、電話があり、 ジムの緊張感を伝えると、
「うちの試合前とおんなじだな」
と、おっしゃつてました。 確かに、雀鬼会選抜の試合前に、 何も知らずに来てしまったお客さんのように 居場所が無い感じでしたねぇ…(笑)。
ジムには木村選手の試合翌日の10/10に、 同じく後楽園ホールで試合のある松井大二郎選手も トレーニングに来てました。
木村選手、松井選手ともに勝ってほしいですねー。 楽しいふれあいの会、木村選手の試合、松井選手の試合と三連ちゃんで、 会長も木津さんもハードな三日間になりそうですねえ(^_^;)
さて、今週末にせまった「楽しいふれあいの会」ですが、 会長は明日から沖縄に行かれます。 体のメンテナンスになると良いですね。 楽しんで来てください、会長。 当日は日焼けした元気な会長にお会いできるのを 楽しみにしております。
更に今日、10月2日は、
「あれ、半分くらいは俺のパクリだろ」
と、会長がおっしゃった木津さんの本、 「みどりの癒しースピリチュアル・グリーン」の発売日。 木津さんに会長の言葉を伝えたら、
「違います、パクリじゃなくて、  あれは安田さんとトモちゃんが  先生のテープを起こして書いた  先生の言葉そのものです(笑)」
と、力強く言ってました(笑)。 まあ、僕もいっぱい取材しましたから 何本か間違えているかもしれません(笑)。 いずれにしろ、今日発売なので 本屋に行って買い、 その辺りを確認してみてくださいねー!
では、今週末、大阪でお会いしましょー!!
会長、いってらっしゃいませm(_ _)m



練習後、木津さんのヒーリングを受け、悲鳴を上げる木村選手。 背中には「素直と勇気」の雀鬼会Tシャツ。

■2006年10月1日(日)その2 Vol.263

生れて初めてだなー、 一人でスナックとかバーとか 酒の臭いのする店へ寄って見ようと 思っていたが昨日に続いて、 下北本部に不健全な集いに呼ばれて 行っちまった人たちを除いても、 結構な人数が残っていたので 新人を含めて色々な体運動を 楽しく笑いながらやってたら なんと昨日も午前4時を回っちまっていたよ(笑)
昨日痛てぇ痛てぇと悲鳴を上げていた連中も

「会長体が軽いス、
 ひとりでにあっちこっちが動いちゃいます」
とまぁ良い結果が出たようで何よりです。
こんなことを指導を出来るのも、 あと一年もないでしょう。 俺の体が無理しちゃって、 ガタが来ればお終いですもんね。
やっぱり「牌の音」という雀荘は そんじょそこ等の雀荘とは異質だよなー。 4時間も5時間も雀荘の中で 体使いをやっている雀荘なんか 日本中探したって絶対ねぇんじゃねえの。
今日も俺んところに出版者や著者から、 数冊の本や雑誌が送られてくる。 それはそれでありがたいことなんだが、 女の子の裸が載っている エロっぽい奴とお金儲けの本は 俺にとっちゃ汚ねぇゴミと同じくらい 違和感を感じ取る。
どちらも人間の持つ欲望を煽り、 追求し、麻痺させる。 もちろんその種の本は、 読むこともなく捨てられる。 こういう種類の本を作る者達、 それまた読む人々に異常を感じ取る。 両者伴、結構読む人は一見固そうに見える 普通の社会人が多いんだろうな。

そういえば下北本部の隣に 高名な熱血小学生向けの学習塾があるんだけど、 そこの先生達がネクタイを締めて 親や子供達を迎えている姿を通りがけに見ていた。
「学問てぇ金になるのかぁー」
何か嫌なものを感じていたんだが、 先日町田道場へ向かう折 小さな細い階段を下りて来る奴がいる。 そいつは不自然に顔を下に落としているが、 何とそいつは下北道場の隣の学習塾の、 あの先生じゃありませんか。 その店の看板を見たら「コスプレ風俗」みたいな ピンクの看板があった。 昼は小学生相手に正しい熱血先生(笑) 夜はコスプレ、Hマンに変身、やるよな先生も(笑)
真面目を装う立場、そうあらねばならぬ人々に よからぬ変心願望狂って出ちまうのかなー、 どっかの大学教授のようにな。 知識人と生き様とは全く違う個性というか しかしよぉ、子供を指導したり接する人が 昼は真っ当、夜は変態てぇやっぱりおかしかないかい。
学校や塾に限らず、家庭人も子供と接したり 指導してんだよなー、俺も気をつけよぉーっと。
マニア、オタク、ストーカー、 変態だけにゃなりたくないもんな(笑) 秋葉原にでも行って見ようかなー。 あそこは弱っちいそういう連中が集まるところらしいから。
でもさぁ、集団の若い連中に恐喝されたらどうしよう そんときはやるしかねぇなぁ(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雀鬼会が32期を史上最高の型で終わって、 今日は33期に向かってのミーティング。 今までのことは、全て
「チャラ」
過去に努力したのも貢献したことも、 良いことも悪いことも、全てチャラ。 今期は、今期。 与えられたこと、決まったことを やり通すだけの現場感覚一本で押し通す。
生涯現役ということは、 生涯現場意識を持つことだから、それでいい。
前期の小冊子も、裏方番長の花岡が みごとに作り上げてくれた。 前期が最高の型で終わったことで、 小冊子の内容も濃いし、深いし味がある。
もちろん、現場でやった者ほど、 その思い入れの温度差が異なる。
俺の出版物も色々出ているし 約束通り、HP用の原稿も 一日一本の割合で進んでいるが、 我々がやっていること、 やったことに興味がある方がいらしたら 道場の方に申し込み下さいませ。 決して利益優先じゃありませんから(笑) 俺のサインくらいなら喜んで入れますからね(笑)
          雀鬼




この前期の小冊子は、大阪講演会の会場でも販売されま〜す。

■2006年10月1日(日) Vol.262

昨晩は志村君が時間が余ったという事で 午前2時までの体育(?)の時間が延長して 皆して小さい狭い中の不自由な動きを指導していたら 朝の5時になっていた。 深夜に体操、何て不謹慎、不健全なことでしょうが ちょいと身体の動きを変えただけで 皆んなほどよい熱さを感じている。
「なんか体の中に血が流れているみたいです」
汗をかくというより血行が良くなっていく。 志村なんかも道場中に、いてぇーと大声を あげたところから始まって 10分もたった頃は同じ体勢を取られても 痛いどころかゲラゲラ笑い出している。
痛みから笑いに一気に変わる。 これって凄ぇ必要なことだと思うぜ。 身体だけでなく、ちまたには心の痛みを伴った人が ごまんといて、
「心が痛い、心が痛いと泣いている」
その子がさぁゲラゲラ笑い出してその後、
「気分がいいです」
なんて事になったらいいのにねぇ(笑) 俺も俺、いい年こいてさぁ、朝までこんなことして 頭変なのかなー、誰か治してくださいよ(笑) そして今晩は町田の志村部屋と、本部の金村部屋が 深夜から下北で酒を飲む会があるらしい。 当然俺はお子様だから、そういう席にはお呼びが掛からない。 大人は大人同士、子供は子供、老人はただ一人、 下駄を鳴らして道場にやって来ました。
下駄と言えば俺の子供の頃はスニーカーという言葉がなく 久しく立ってから運動靴を履けたんだが、 小さい頃は夏は裸足、冬は寒いから一応親から 足袋を履かせられるんだけど、 足袋を履くと下駄の鼻緒が指でしっかり 掴み難いという事で、厳寒の中素足で下駄を履いて 外で一日遊びまわったもんです。
「俺がもし酒飲みだったら」
という問答があった。
「俺がもし酒飲みだったら雀鬼は当然生まれてないし 雀鬼流などある訳がなかった」
と道場生が答え、俺も納得したのは数日前の事でしたっけね(笑)
オッシ!今日は帰りがけに一人でスナックかバーでも寄って いっぱい引っかけて帰るかなーっと。
          雀鬼




 

■2006年9月30日(土) Vol.261

夏休み以来、社会の情報からほぼ離れて暮らしていた。 テレビもチラッ、家でとっている読売新聞すら読まない。 そんな世間の常識から離れていたら、総理大臣が決まったらしい。 安部晋三がその席に着くが、 そのアベという字がすぐ思いつかなかった(笑)
政治や経済に近寄りたかないといっても これって普通の大人がする事じゃないかも知れない。 そのアベさんが目標する国作りは「美しい国」だという。 こりゃ良いテーマというか、 そりゃ良いと思うぜよとおもっちょる。 どこの国のリーダーもが求める「豊かな国」、 日本だってそれを求めて来たが、 その本性は心の貧困や病や狂いを生み出している。
「豊かな国」の裏側には人の持つ行動や思考や状況、状態に 多くの汚れや悪が棲む。 汚いこと、ずるいこと、悪いことは全て、豊かさの中から作り出される。 アベさんが本当にそれをやってくれるのか それを大切だと思っているのかは怪しいが…(笑)
いや、いくらアベさんがそれを一人で求めたとしても 政官業を支えるトップの人間達が許すまい。 アメリカ大統領だって「なにきれいごといってんだ」 と馬鹿にすることだろう。 人は豊かになるために学び、 人は豊かになるために努力や工夫や知識を費やす。
「馬鹿言ってんじゃねえよ美しい国なんていうのは 能力も知識もいらねえじゃねえかい」
と切って捨てられる。 文明とはそういうもんだ。 でもねえ確かに国民一人一人がだよ、 自分の周りをきれいにすれば、心や行動も汚いことを嫌がり、 本物の美意識を持てるようになって犯罪なんていう 汚いことを通り越した犯ちが少なくなるんじゃないのかなあ。 そして先ず家庭の中がきれいになって 地域がきれいになって 美しさが広がっていく。 それって理想論かも知れないが、道理だと思うぜ。
我々国民一人一人が汚れていちゃ 何時になったって、美しい国なんか出来っこないし、 益々汚いもんが勝ち、悪どい邪悪もんの勝ちが 大ぜいを牛耳って行くんだろうよ。
自分達の国だけ「美しい国」になるためには、 中国とか北朝鮮相手に一戦交えなけりゃ 美しい国は取り戻せない。 なんていうことになっちまったら またあの超大国アメリカさんの思うつぼにはいっちまう(笑)。 そうだアベさんよ、 あんた明日から政治なんかやってねえでいいから 公衆便所を素手で奇麗に洗ってみろや。 それも日本中の全ての公衆便所をだ。 大臣や閣僚も全てを連れてだよ(笑)。 そこまでやればだね、汚ねえことが許せなくなるし、 世の中の天辺にいる汚ねえもんが はっきり分かるようになるんじゃねえのかな。 この文章を道場で書いている今、 総理が変わったらしい?
「誰?」 「誰だ?」 「ブッシュか」
の声がする。 ある意味ピンポンである。
志として
「大を成さんとするためには小を捨てろ」
みたいな言葉がある。
確かに成功者の足跡をさぐればそれが見えるが、 それって小っこい者達、 弱いものは犠牲になってもいいという 権力思考が強いやからが申すことじゃねえのか。 だからこそ世界中には幼い子供や弱い立場にあられる方々が 苦しんでいらっしゃる。 権力を目指すもの、 権力の地位にある者達は何時だって、 正しそうで汚ねえ考えや手を使う。
俺の個人的主観だけど、織田信長も豊臣秀吉も家康も大嫌い。 奴等は戦国の時代、確かに国盗り物語をやった人間だろうが、 一銭でも取ったら盗っ人なのに、国まで取っちまった 大泥棒じゃないのかい。 他の国からでっかいものを取ってくれば、 それが歴史上、英雄というらしい。
奴等、何人の人を殺したんだろう。 人は人を殺しちゃいけないはずなのに、 大量殺人を犯す今日びの戦争だっていけねえに決まっている。 俺が小さい頃、メンコの絵柄には、 楠木正成とか新田義貞のメンコはあったけど、 信長も秀吉も家康のメンコなんか見たこともねえ。 その頃メンコを作ってくれた大人の業者さんも 今に比べれば健全だったんだよなー。
そういえば、日本の神様の始まりだって 川でたまたま砂鉄を発見した一族が それを武器にして闘ったら強えこと強えこと。 みんな敗れて従っちまったことから始まったんだっけなー。
「大事の思案は軽くすべし  小事の思案は重くすべし」
と葉隠の武士道にあったっけ。
こっちの方が小を大事に思うことで 特に今日のでっかい大人達が 学びとるべきことじゃねえのかなー
          雀鬼





<前のレポート [Report Index]