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■2006年2月5日(日) Vol.30

ちょいと前まではもてる男のアンケートだかに 「頼りがいのある男」とか「優しい男」っていうのが 上位を占めていたらしい。 が、今日の女の子が好む男のタイプは 「面白い人」が上位に入っているらしい。
また、安田の話になるけど 確かに安田は雀鬼流広しと言えども 機転は速いし、笑いの場を作らせたら 誰しもが認めるNO.1だわな。 あの盛り上げ上手は、 銭の取れるプロ級だよね。 俺なんか渋くって固い人間で通っているから お笑いはまったくダメ。 厳しさなら任せとけっていうタイプ。
安田の笑いは全体の空気を読んで、咄嗟に変化を見せる。 その場、その時の瞬間芸だから面白い。 奴はやっぱし頭がいいし、 瞬間的な創造力、判断能力がいいんだろうね。 若いときはもてて、今だって頭は○ゲ坊主だけど 話術に秀でているから、女の子を飽きさせることはない。
「頼りがいのある男」とか「優しい男」っつうのは ある意味女性側が求める「依存的」なもので 平和になって、女性の力が強くなっている今日じゃ 優先されないかもしれないね。
その分豊か過ぎて「何をやってもつまんない」という 有り過ぎの上の欲求というものが生まれる。 沢山あって、いっぱいあるけど、どれもこれも、 「よーく見たらつまんないものだらけ」 っていう感じかな。 つまらない人間は消極的になるし 面白ければ積極的になれるもんだしなー。 何時でもどこでも、つまんねえと 息が苦しくなってしまう。
道場生を見ても、 やっぱし周りを面白くさせることが出来る子等が 人気があるし、もてるんだよな。 一緒に居てつまんねえ奴といたって 楽しさなんか生まれねえもんな。
本部に安田っていう大師匠が居て 町田には志村さんっていう真打がいて 彼等が何時も道場を楽しくしてくれている。 そういう奴らを見ていると やはり良く気付くし、サービス精神が旺盛だよな。
そういえば、我が愛する娘は、面と向かった時は 「今時いないりっぱな大人」なんて言ってるくせに、 ホームページで、 「父は家ん中じゃ、原始人」なんてバラしちまう。 今も志村四天王の奥さんの則子さんから 「野蛮人も加えてくださいね」 まで、言われちゃったもんね。 確かに時代に乗り遅れているわ、逆戻りしているわで その領域まで入り込んでいるのかも知れない。 自覚、自覚、自覚しなきゃいけませんねー。
                    雀鬼


「野蛮人」…絶対に則ちゃんは言ってないな…(笑)。 自覚、自覚、自覚と三連発で書かれているところに 会長が勢いだけで書いた事を、僕は感じます(^^;)。
さて、イギリスで試合をしていた松井大二郎選手から、 今朝、僕の携帯にメールが届きました。
「ちょっとくやしいけど、判定で勝ちました(^^)ゞ  相手はスタンドでやりたい、僕はグラウンドがやりたいで  うまく噛みあわなかった感じです。  とりあえず勝ちました。  練習、まだまだ頑張ります! 」
と、いう事でとりあえず勝利おめでとうございます。 さっそく、会長に報告したところ、
「負ける相手じゃねえだろ…」
と、ザックリ(^^;)。闘いに関しては流石に厳しい会長でした。 今日はこれから、小路晃選手の応援に行きます。 その後の様子は、また次回のレポートで。
                     安田潤司
 

「原始人」ならぬ「浮浪者」を演じる「真・雀鬼8」撮影中の会長。 (もう一人は写真家・北村康弘氏)。

■2006年2月4日(土) Vol.29

今日は第31期雀鬼会の表彰式、ならびにミーティングの日です。 通常、町田道場が開かれるのは、午後一時からなのに 誰もいない道場に、朝から何度も何度も電話を入れる。 子供だった頃の自分が外で遊び、腹を減らし、 母親の作ってくれる温かい手作り弁当の料理を 今か今かと待つような感じに似ている。 人の持つ感情は状況によって変わる。
こんな気持ちにさせたのは、安田に決まってる。
昨夜、思い出したんだけど、 昔、下北道場の主だった大人達が 集団で一度に何人も抜けて行ったことがあった。 彼等も雀鬼会の初期から 時代や歴史を創ってきた中心的な存在だったから 一週間ぐらいは、寂しさや空しさ、己の力不足など 色々なマイナス感情が 俺の心を締めつけていた。
彼等は、誰もが三道楽を捨てきれない大人の遊び人で その彼等に対して 壁を作っていた安田がいた。 俺のすぐ下にそういう種族の大人たちがいたから 俺と安田の間にも ワンクッションも2クッションもある。 二つも三つもの壁で遠ざけられた位置の 人間関係であった。
その後、ある年の夏の海で遊ぶ安田とその取り巻き数人が ゴムボートを出して、沖に向っていく姿を見て 彼等の背中に寂しさを感じた。
俺は安田と朝まで 心を割って色々な話をしたことを覚えている。 その時は俺の自意識が、安田のためよ、と思って、 奴の変化を望んでいた。
その日、その時から確実に 安田はひっくり返ったような変わり目を見せ いくつもの壁を乗り越え 俺と真正面から向き合う日々が多くなった。
あれほど個性の強い奴だった安田は それまでは一部分の者達だけとの触れ合いはあったが、 嫌われ者、何かに逆らう反抗的な人物で、 素直なんてクソ食らえ! みたいな生き様をしていた。
そんな安田がある日、 仲違いをしていた父親に久しぶりに会って話をした。
「お前、変わったな。うん、いい人と出逢ったんだな」
と、おっしゃっられたと嬉しそうに話をした。 それを聞いて俺も腹の中で
「良かったなー、俺のお陰で少しでも気付いてなー」
と、人助けをしたような気分で浮かれていた。 が、今思えばそれは俺の思い過ごしだった。
あの時、俺の周りにいた者達が去った寂しさの中に 誰かが安田を送ってくれたか、 俺を助けに、なぐさめにやってきてくれたんだ。 そんなことを昨晩やっと気付くのだから、 俺も大したことはねえ。 思い込みもいいとこだ、と反省した。
一昨年の全国大会の前日。 社会というか業界、麻雀界に対して 理不尽、不条理が積もりに積もって 大爆発の怒りを感じ、 自分の中でそれを抑えられずにいた。
「もう、嫌だ。全国大会なんかやめちまえ!」
と、ピリピリした時を送っていた。
道場生達は、全国から集う人々に対して 少しでも、良い気持ち、温かい気持ちになって頂き、 それをお土産に差し上げることが 我々の使命感。 その一日を一年に一度の楽しみとして 北海道や沖縄などの遠方から、 遠い仲間達が寝ずにやってくる
そんな大切な日の前日、 てめえの不甲斐なさか、 心に最高の怒りがやって来てしまったのだから 誠に始末が悪い。
「今日の会長は危ない」
という空気は道場生達にも伝わり、 誰も俺と目を合わせられない。 言葉も無い。 近づけば喰われる。 俺も誰かを喰い殺すような勢いだった。
黙ったまま道場を出る。 黙ったまま安田がついて来る。 電車に乗る。 若造達が座席を占領している。 黙って蹴散らす。 小僧共は散る。 サーっと空いた席に座る。 その日の俺は、人喰い人種だった。
その晩は一睡もせずに、翌朝会場に入る。 が、俺の怒りは収まっちゃいなかった。 試合が始まり、会場内を夢中で走り回る。 安田も走っている。 朝から夕刻まで走り廻り 打ち上げの席へ。 そこでも安田は体を張って盛り上げ 会場全体を笑いの渦に巻き込む。 何時しか俺も 安田の作った楽しみの中にいた。 この時も安田が大ピンチを救ってくれていたのだ。
そして今期31期、安田の優勝が俺の気持ちを救ってくれた。 俺の周りにも多種多様な問題が起き、 このまま倒れちゃった方が楽じゃないか と、思うほどの困難が重なったが、 その上で皆してやりくりをし、やってきた。 本戦がショッパくて、全てに自信を失いそうな中、 最高の形を安田が創ってくれた。
過去を振返ると、大げさかもしれないが もしかしたら安田は俺にとって神、 いや、そこまでは行かぬとも ピンチの時に救いにやってくる ターザンかスーパーマンの様な気分にさせられた。
人様に感謝心を持って過している事も事実なんだが、 何かに、
「お前の人生なんか、全て周りの人のお蔭なんだよ」
っと、教えられるような思いだった。
遠く過ぎ去った日々、安田は屑だった。 人にたかるダニやシラミだという男に 俺は何度救われて来たんだろう。 ダニやシラミが人を助けるなんて話なんか 聞いた事もねえ(笑) だも、それも現実、事実、本音だ。 文句あるか、安田。
雀鬼なんて強がっているようで 正直なところ 小っこいダニやシラミに 助けられて来たんだよなー…。

決勝が終わった打ち上げ、 高槻の山田と町田支部の志村が まさに自分の事のように喜び、 いつもあそこまでは酔いつぶれない山田が 壊れるほど喜んでいた。
大自然が演出する 厳しさと美しさの変化と同様の厳しい道を 伴に歩んでくれた者達が酔いしれていた。 俺と安田だけが 静に何かを噛みしめていた。
山田の気持ちの中には 十年間も雀鬼会で闘い、 一度も優勝することなく終えた自分と安田を 重ねてみた嬉しさであったに違いない。 いい、仲間だよなー、朝まで飲んじゃってさあー。 俺の年の事も少しは考えろってなぁ…。
あくる日嬉しくて、木津ちゃんに入れた。 もう、雀鬼効果は失せたけど 今期は完全に「木津エネルギー」だったことを伝える。 めったにрキることもない木津君の会社に 声を聞きたくて電話した時も 村瀬と清川がお世話になっていた。 彼等もその後、下の方から上がって来て 準優勝と三位になったんだから 不思議な御縁もあったもんです。
下北じゃ玄米一族とかあるらしいけど 俺はまだ入んないよ。
だから、俺、弱いのかなー…。
                    雀鬼




■2006年2月3日(金) Vol.28

さて、この所色々な方のメールを紹介させていただいてますが 昨夜とってもグレイトなお便りを頂いたので、ここに紹介しち ゃいます。タイトルもグレイトです。

「雀鬼家のとある一日」
 ある晩のこと、  年老いた夫婦が  顔をくっつけてスキンシップを……  仲良しね、と見ていたら  2人そろってインターネットとにらめっこ。  私はそんな2人を放ってお風呂へ…  1時間の長風呂を楽しむ。
 まだ続いていた。  目に疲れ。  腰をたたく2人。  どうにか見ることできたのかなー?
 両親ともども一生懸命ホームページと  1時間弱にらめっこしてました。。。  コンピュータとの1時間で  すっかりエネルギーを吸い込まれてしまったようです。
 雀鬼会優勝おめでとうございました。  今後も頻繁に拝見させていただきます。
                   夢美


いやぁー、受信箱、開けてびっくり玉手箱。 ついに会長のご家族からもお便りを頂いてしまいました。 しかも、会長の知られざるご自宅での赤裸々な姿まで(笑)。 「年老いた夫婦」とは、例え僕でも書けません(^_^;) 聞く所によると、夢美さんはPCの扱い方の分らない会長に
「原始人…」
と、おっしゃったそうです。 これは会長にとっては、間違いなく「誉め言葉」だと思われ ます(多分…)。
夢美さん、温かいメール本当にありがとうございます。 昨日は体調が悪く、風邪を引きそうな予感があったのですが、 このお便りを拝見して、免疫がグンと上がりました。 ご両親に、くれぐれも電磁波には気をつけるように お伝えくださいませ(笑)。

さて、話は変わって明後日の2/5(日)。 雀鬼会にも遊びに来てくれて、「JANKI-RYU」にも出てくれた 格闘家の小路晃選手が後楽園ホールで試合をやります。 今回、小路選手はアメリカでトレーニングしていて、会長から 直接指導を受けたわけではないのですが、会長と僕も当日は 後楽園に応援に駆けつけたいと思います。 そして小路選手のセコンドには、ヒーラマン木津龍馬さんが 付きます(何でもやってるなぁ、木津さん)。更に偶然にも、 先日道場に来た、松井大二郎選手の試合が、イギリスで同じ 日にあります。ともあれ、二人とも勝ってもらいたいです。 頑張れ、小路!!頑張れ、松井!!
押忍。                     安田潤司



■2006年2月2日(木)その2 Vol.27

はじめまして。ホームページ開設おめでとうございます。 僕は高校生の時に「雀鬼流」という本を読ませて頂いて以来、 会長のファンになり色々な文章に触れさせていただいています。 最近は「JANKI-RYU」を読んでいます。 写真がめちゃくちゃ素敵だし、 文章も読んでいると勇気をもらったような気持ちになります。 全てを理解するのはまだまだ僕には難しいですが、 会長自身が感じられてきたことを たくさん言葉にして下さっているという事に、本当に感謝します。 僕は今大学四年生で今年大学院に進むことになっているのですが、 今までの部活やバイトをしてきたりという中で 自分なりに世の中の悪いところをたくさん感じて来ました。 それと同時に自分の悪いところもたくさん。 世の中にも、自分にもまだまだ負けてしまうことが多いけれど、 社会に出たときにはそんな世間の悪い部分に負けずに、 自分自身が本当に良いと思うことを 自然にできる大人になりたいです。 もっといえば僕は会長のような人になりたいです。 僕の小学校の卒業式で、担任の先生に戴いた詩があります。 この詩を読むと、会長が沖縄で見つけられたという 詠み人知らずの詩を読んだ時の様な、 澄んだ気持ちになります。
「小さい勇気をこそ……東井義雄
 人生の大嵐がやって来たとき  へっちゃらで乗り越えられる  大きな勇気も  ほしいには、ほしい。  でも、  もう、走れない、歩きたい  そう誘いかける小悪魔を  やっつけられるくらいの  小さい勇気  明日があるじゃないか  明日やればいいじゃないか  そうよびかける小悪魔を  やっつけられるくらいの  小さい勇気  苦しみに負けない小さい勇気  決めたことはやりとげる小さい勇気  わたしは、そんな  小さい勇気をこそ、ほしい。」
雀鬼流本当に大好きです。 これからもホームページ見ていきたいと思います。 よろしくお願いします!
                 篠崎 崇


本日二つ目のREPORTですが、とても良いメールだったので、 思わず紹介させて頂きました。東井義雄さんという方が、 担任の先生だったのでしょうか。とても素敵な詩を書かれる 先生ですね。 「澄んだ気持ちになる」というのが、良く分ります。 続いて、篠崎君の文中に登場する、会長が沖縄で見つけた 「詠み人知らず」の詩を紹介したいと思います。

「この世が完全であった時代には  誰も価値ある人間に  注意を払う事もなく  能力ある人を  敬う事もなかった。  支配者とは木のてっぺんの枝にすぎず  人民は森の鹿のようだった。  彼らは誠実で正しかったが  自分達が「義務を果たしている」という  認識はなかった。  彼らは互いに愛し合い  しかもそれが  「隣人愛」だと知らなかった。  彼らは誰もだますことはなかったが  それでも自分たちが  「信頼すべき人間だ」とは  認識していなかった。  彼らは頼りになる人間だったが  それが「誠」だとは知らなかった。  彼らは与えたり受け取ったりしながら  自由に生きていたが  自分たちが「寛大」だとは知らなかった。  それゆえに  彼らの行動は語られたことがない。  彼らは歴史を作らなかった。
              〜詠み人知らず〜


これは会長が沖縄に行った時、沖縄同好会の松田がやっている 「ゆんたく亭」の壁に貼られていたもの。 会長はこれを見てとても感動し、この詩をいつも持ち歩いてい ます。
「この世が完全であった時代」なら、「素直と勇気」なんて 小学生でも分る事を、あえて言葉にしたりしなかったでしょう ね。「JANKI-RYU」の本に出てくる方々の言葉も、実は小さい 頃から教えてもらった「当たり前の事」ですからね。それこそ 雀鬼流なんて言わずとも、みんな当たり前に雀鬼流だったのか もしれないなんて、思ったりします。
                    安田潤司



■2006年2月2日(木) Vol.26

旧正月を向かえ、二月に突入すると共に、風邪とインフルエン ザが道場内にも押し寄せ、次々と倒れる者が続出してます。 先日はスノボーをやりに行った選手が複雑骨折したり、それ以 前にもスタッフが骨折したりで、会長も最近良く言っておられ ましたが、ちょっと危うい流れです。 で、以前やると言っていた2/4の駅伝大会ですが、
「海外旅行が終わるまでは、  ちょっと開催を見送った方がいいかな」
という事で、もう少し暖かくなってからやることになりました。 四天王の金村は、当日に備えて日々走りこんでいた様子。 当然、延期には何の依存も無いのですが、
「毎日走っているので、走らないと気持ちが悪いんですよ」
との事。最近、金村は良い顔色だなと思っていたんですが、 そういう理由だったんだ。このまま続けられるといいよね。
さて、話は大きく変わって、以前雀鬼会の番外リーグにも 参加していた「坪子ママ」からメールが来ました。 坪子ママは今、坪子パパと共にドイツ(フランスだっけ?)に 転勤しているんですが、日本に帰ってくると真っ先に道場に 顔を出してくれる大切な仲間です。 では、そのママからのメール。

安さん、おめでとうございます。 今川さんより‘ママと同い年の人優勝’と言うメールがあり 凄いなー、やったなーって思いました。
パパと共に日本を離れて3年が過ぎてしまいました。 新年に今川さんより‘JANKIRYU’が届きました。 記事を読むと皆さんの生き方が伝わってきて とても面白く一気に読んでしまいました。 そして大半の方が日本の行く末、世界の未来を 心から心配しているのが印象的で、 どうしてこういう人達が政治家にいないんだろうと 思ってしまいました。
千葉県在住の友人が、以前市議選の時に ある公約をした人に投票したそうなのですが、 (その人はその公約で支持を得たそうです) 当選した途端手のひらを返して、もちろんその公約も果たさず、 怒った市民は団体で訴えに行ったそうですが 会ってもくれなかったそうです。
友人は「もう二度とその人には投票しない」と言っていましたが 殆どの政治家が多かれ少なかれこんな調子ではないのでしょうか。 そして少しでも心ある人は、その逆の人に潰されてしまうのが 今の政治の仕組みのような気がします。
私は以前どこかでこんな詩を目にしました。
「日本よ、日本人よ、今こそ起たねばならぬ、 今日起たねばいつ起つ時があるか 」
この詩を思い出すと何も出来ない自分なのに 焦りにも似た気持ちが私の中を去来します。 JANKIRYUサイトを見て 少しでも心ある人が増える事を願っております。
安さん、万歳!  ママ
PS:JANKIRYUベスト3は    パパ共々選ぶのにとても苦労しました。    せめてベスト5ぐらいにして下さい。


ママありがとう。帰って来たら同じ年同士で飲みましょう。 ちなみに「JANKI-RYUベスト3」というのは、あの本の中で、
「良かったと思う記事を三つ選べ」
と、会長に言われ、本部・支部・同好会のみんなで投票し たものです。ちなみに現時点での順位は、以下の通り。
一位 鍵山先生    41票 二位 木津さん    39票 三位 会長&ヒクソン  24票 四位 会長      22票
なお、一部の同好会では、会長の記事は別扱いと思って、 選んでいないので、そこは明らかに数字に変動があるでしょう。
「JANKI-RYU」の二冊目は現在企画進行中ですが、一冊目の今 後の売り上げ次第というのが現状です。まだ、読まれて無い方 は、ぜひ読んでくださいね。読んだ方もぜひお友達に勧めてく ださいませ(と、宣伝…笑)
「JANKI-RYU」絶賛発売中です!!
そうだ!今、思いついたんだけど、「JANKI-RYU」の感想文を、 募集します。内容、文字数は自由、感じた事を何でも良いから 書いてメールください。 心のある感想文、面白かった方10名には上の写真のポスター に会長のサインを頂いてプレゼントします!!! って、勝手に決めちゃったけど、いいですよね、会長?(笑) という事で、感想をメールにて送ってください。 お待ちしていまぁーす!!!                     安田潤司

 

■2006年2月1日(水) Vol.25

俺と雀鬼会は、今まで切り離す事の出来ない循環で 成り立ってきた。 我が身に困難が注げば注ぐほど 雀鬼会の存在の大きさと大切さが分かってきた。 今まで、道場を護り、創り、存続して来てくれた選手達に どれほど救われてきたか分からない。 一期、足を進め、年を重ねれば重ねるほど その大切さやありがたさが強くなる。 若い頃は、遠くて感じられなかったものが 今や身近に感じる。 その全ては道場生達から与えてもらったものばかり。 振返ってみれば、そんな足跡が残っている。
雀鬼の人生など、自分一人で作り上げたものなど何一つない。 いつも、いつでも、周りの人達に恵まれてやって来ただけ。 感謝、感激、感動が、 想い出の中にいっぱいつまっている。 そして今は、それらに対して 感傷的な感情が顔を出して来ているのは、なぜだろう。 人様を傷つけて来たせいか、 人からの傷を我が身に受けたのかは はっきりしない。
「俺達に明日は無い」という気持ちを根っ子に始動した雀鬼会も 一期一期を積み重ねて18年、31期を終えた。 職人が誇りを持てる作品を創るごとく 一期一期を俺と道場生で、何かを創ってきた。 が、正直、18年、31期までは 職人が認めるような作品はできなかった。
31期目―。 安田が魂を込めて「JANKI-RYU」という作品を創ってくれた。 ある意味、集大成の気持ちが俺の中に生まれていた。 不眠不休で「JANKI-RYU」という作品創っていた安田には 毎日、道場に顔を出してはいても、 打ち合う時間は作れない。 若くて強くて伸び盛りの者達が、 日々、本戦の調整や感覚を掴むために打つ姿を、 安田は側で眺めるだけ。 若き者達と打ち合う雀鬼会本戦の麻雀は、 安田にとって年齢的にも厳しい。 気持ちの上では焦りまで無いにしても 今期の本戦は諦め「JANKI-RYU」の本作り一本を 完成させたい気持ちになっていたかも知れない。 打ち込み打数も選手部長の責務にありながらも、 女子供達にどんどん置いてけぼりをくって行く。
「JANKI-RYU」取材の為に、外部の方々に触れ合う安田。 鍵山先生、木津龍馬、ヒクソン、ちばてつや先生… 安田の心と体に良き波動がどんどん入り込んでいくのを 俺も安田も知っていた。
「良かったね、安田。毎日大変だろうけどな」
「はい。本当に毎日ありがたい気持ちでいっぱいです」
選び抜かれた方々…良い波動の方は少ない。 その方々から多くの事を学び、エネルギーを頂いた安田は、 強くて伸び盛りの鍛錬豊かな若者達と闘っていた。 皆様方から良い波動、 正のエネルギーを頂いた安田は負けない。 いや、もし負けたら「JANKI-RYU」の本に 快く参加してくださった方々に申し訳が無いし、 「JANKI-RYU」という作品が嘘になる。 安田にとって今期の闘いは 道場の強者達との闘いの上に 「JANKI-RYU」に参加してくださった先生方皆様の 大切な気持ちを背負った闘いでもあったのです。
賛同された皆様の温かい気持ちと 安田の魂が共鳴していた本の発売と共に
「安田を男にしてやってくれ」
と、俺も自ら本の営業マンに変わり 数日で千冊の営業を済ました。 ビジネスという気持ちでなく 少しでも安田の力になりたいという気持ちが走っていた。
選抜最終決勝戦を前に、 安田部屋の弟子であるパセが、JrUで優勝。 今までなら大人が勝ちを持っていってしまうJrUで 初めて若くて明るく元気な活きの良い子が勝ってくれ 道場の空気を清々しくしてくれた。
普段、俺は安田に、
「安田よぉ、明るく元気な活きの良い子等ばっかりの中に  いれたら幸せだよなー」
と、理想を述べる。 道場が、雀鬼流という道を歩めば 心の病や傷ついた子等が なんらかの救いを求めてやって来てしまうことの方が 現実であり、運命である。 木津君なんか、それが仕事というか 毎日の暮らしなんだから、 俺なんか、数は少ないけど明るく元気で活きの良い子等が 廻りにいる事は本当にありがたい。
その上のJrリーグは、シャボが優勝した。 パセとかシャボとか、何なんだよと思うでしょうが、 道場ではそれが公式名。 このホームページも公式という事で、そのまんま通す。 シャボも心身共に明るく元気な子であり、 安田に可愛がられ、学び育ってきた子である。
二人の元気で明るい子が、 相撲で言う、露払いと太刀持ちとなって 横綱の登場を待つ。 落語じゃないが、真打登場。 雀鬼会最高峰の頂に、安田潤司が立った。 ちょっと大げさかな。 下北道場は安田の晴れ姿を見るために、超満員状態。 高槻塾からも山田を先頭に、応援に駆けつけてくれた。 今まで何度も優勝戦線にありながらも 自ら弱さを出して栄光を逃してきた安田だったが、 今回だけは違う。 俺は前日に、安田優勝の筋書きを 雑誌の原稿に書いてしまっていた。 安田一人の力なら、再び最後の最後でこけてしまうのだが 今回は「JANKI-RYU」の皆様の力も加わっているのだから 百人力。 敗ける事は万に一つも無いと、俺は決めていた。 安田の敗けは「JANKI-RYU」の敗け、 更に俺の敗けにも通じていた。 その力が動き、 安田は最強の金村や 打ち盛りのヤンマーと田所を相手に、 緊張感の中、大勝のぶっち切りの優勝者となった。
一回戦、案の定、安田の弱い部分が出て受けが甘い。 金村が勝つが俺は心配していなかった。 一回戦ラスであった安田のオーラスの打ち筋に、 和了りはしなくとも 気持ちに力強さを取戻していた事を 俺は感じていた。 安田が立ち上がると同時に、 二回戦目から他の三者の方が、 自分から弱目の姿に変わっていく様相が感じ取れ、 何かの力が卓上に入り込んで 三人の猛者から強さと力を失わせていく。
「あるんだよなー、そういうことが」
と、俺一人だけが感じ取れる領域にいた。
選抜クラスはもとより、選手の席に座った者は 一期の長い時期を「やりくり」しながら 日々を送って来ている。 体力、気力、時間、 多種多様な事を「やりくり」しながら一期をまっとうする。 その辛さに敗けた者達の多くが消えていった。 真っ当や正しさだけではやり通せない。 どうにかして、やりくりしながら 皆してやって来ている。 ここ数年、 特に選手部長の任を任された安田は どんなに厳しい状況に我が身を置かれていようが、 一歩道場に入れば、自他共に 決して、「暗さ」を許さなかった。 少数の中でも明るくあり、 決勝当日のように多くの人が集まる時も 「仕切りの安」として 全体、全員を楽しませる達人でもあったのだが、 いざ、自分が優勝した瞬間の安田の姿は 少女のように初々しく見えた。 周りも安田の盛り上がりを望み そこに立つ安田をスターの如く凝視するが
「いや、自分の事ですからいいですよ」
という顔をするばかりで、あの安田が乗れていない。 瞬間的な切り返し能力も、 場を盛り上げ作り出す力も、出せない。
「安田、一分やるから、なんか喋れ」
「困りました…」
いつもなら、その場の空気を察し掴んで 的を外さない安田だが、 この日は打つ手が無い様子。 どうにか気を取戻し、安田が喋る。 そして、俺に救いの目を向ける。 俺はそれに答えず
「安田、もう一分やるから、なんか喋れ」
「久しぶりに困りました」
の繰り返し。 俺は涙を流すより、 そんな状況が嬉しくてたまらなかった。 みんなも嬉しそう。 安田だって嬉しくないはず無かろうが、 安田が優勝したことは、俺の方が十倍嬉しいんだよ、と 心の中で思っていた。
これって、本や雑誌に出す原稿じゃねえよなぁ。 ホームページ用に思うまま書いてんだけど、 これでいいのかどうか、俺には解らない。 インターネットは俺にとっちゃ 小学一年生レベルにも行っちゃいねえもんな。 今、下北本部に書いちゃ送っているけど 駄目ならストップの声掛けて下さいよ。
誰からもストップが無いけれど 町田道場が終わる時間となりましたので…。
投げっ離しでいいかなーー。                       雀鬼

優勝直後の安田選手部長と会長

 

■2006年1月31日(火) Vol.24

第31期の雀鬼会が終了しました。 夏が終わって以来、走り続けてきた選手達も今日は休息です。 会長も今日はお休み…いえ、町田道場にお見えになりました。
道場の選手達にインフルエンザが流行ってます。今日一日で何 人かが倒れました。今期が終わって、張り詰めていた氣が、ち ょっと緩んで、免疫が落ちたのもあるかもしれないですね。 道場閉鎖にならなければいいが…。 まあ、中には体に溜まった毒の毒出しで、熱を出している人も いるかもしれません。僕も毎年、雀鬼会が終わった二月には、 3日間位熱を出して寝込みます。今年はまだですが。 みなさんも十分気をつけてくださいな。
さて、この所ヒーラマン木津さん関係の文が多いけど、その木 津さんの応援団の作ったブログに面白い文を発見したので、勝 手に転載させて頂きます。

はじめまして 私は長年の桜井会長のファンです。 雀鬼会のホームページを拝見していましたら 見覚えのある顔写真が掲載されておりました。 私は10代後半まで施設で過ごした者なのですが、 家出して路頭に迷った時がありました。 新宿で野宿していた時に ある一人の青年からお声をかけて頂き、 食事をさせてもらい、 ホテル代を出してもらい、 嫌がる私を説得して 施設まで送り届けてくれた恩人がおります。 その方の名前も分からず、 いつかお礼をと、ずっと忘れずにいたのですが、 その方が今判明致しました! 木津龍馬さん!ありがとうございました。 もう七年前になります!
木津さんの写真を雀鬼会で見つけたときは 涙が出て止まりませんでした。 偶然とはいえ、 私が長年尊敬していた桜井会長の所で 再会できたので夢のようです。


まあ、木津さんが色々な所で、家出少年や自殺志願者、路上生 活者の更正などに力を注いでいるのは知っていたので、こうい う話を聞くのは珍しく無いのですが、このサイトの木津さんの 写真を見て分かったというのは、嬉しいですね。しかも会長の 長年のファンだという…。 繋がっているんですよね、本当に。
「JANKI-RYU」の本の中でも、インタビューに答えられてる方々 のおっしゃる事は面白いぐらいシンクロしています。感性を大 切にして、まっすぐ生きている方の側にいると、本当に偶然な んて無いことが見えて来ます。良い事も悪い事も、すべては自 分で選んでるんだなあ…と、つくづく思います。  このメールを送った彼も、日常生活の中で無意識に、 「その糸を手繰り寄せる作業」をしていたんでしょうね。 こういう話を聞くと、ネットも馬鹿にしたもんじゃないなと、 このサイトを続けていく元気を頂けます。
「木津龍馬の応援団」のブログには、この話以外にも木津さん が今期の選抜の結果を感じていた話なんかも載っていました。 会長も随分前から「今期はもう誰が勝つか決まってる」と、言 っていましたし、決勝戦前に近代麻雀のコラム「我悪党なり」 に結果を書いていたと言っていたので、近代麻雀(2/15発売の号) がちょっと楽しみです。
あ、一つ報告です。2/12から会長と一緒に南の島に、ジンベエ 鮫を見に行ってきます。できれば8mくらいあるジンベエ鮫と 会長のツーショットを撮りたいと思ってます。まあ、何よりも 海の中でこんな風に楽しんでいる会長を見たいですねえ…
                      安田潤司


■2006年1月30日(月) Vol.23

まずは、もうこのサイトではおなじみのヒーラマン木津さんか らのメール。会長がVol.21に書かれた文への返信。
前略 桜井章一様
>「たとえ元悪党(?)のご両人の過去があったとしても  今や良いと思う事を見つけ、行動に移しているお二人を  瞬間でも疑い裏切った俺は、会長辞任というより切腹もの  として、お二人の判断に従いたい所存でございます。」
桜井先生、お言葉ですが 「元悪党」は安田さんだけです! 安田さんの元悪党ぶりには敵いませーん。(^ー^) それは、雀鬼会の方々が一番ご存知のはず…(^^;) それに、先生が切腹もんだったら、木津や安田さんは 百万回切腹しても足んないじゃないですか。
>「安田や木津君からも、相手にされず捨てられる。  そんな俺こそ、正に自業自得、身から出た錆というものです。  鉄も人間も古くなると錆が出ちまうんだよな。」
この発言こそが、真輔の言う「ファンキー」たる所以ですよ! 桜井先生、こういうの「イジメ」って言うんですよ。 勘弁してください…(−−;)
>「食と心と体」いいテーマだよな。 「食」  俺は近い将来必ず食糧不足が訪れて、  世界中で食料戦争がおこると思う。 「食い物の恨み」って怖えからな。  それに「水」な。  世界中の水資源が消滅して、そっちも危ない。  空気にしたってオゾン層に穴が開いたら、生物は全てお終い。  こう思うと、幸せの青い鳥じゃないが、危機感は身近に迫り  身近な事を大切にしない人間は  最悪な状況に陥ってしまう。  内を大切に取り戻さないと、生物は終わりだよな。 「心」も「体」も一人一人にとって  全て自分の身近なものだもんな。  食だって、俺は生まれてこの方  食わなかった日はねえもんな。  巨大なビジネスが、食文化も大きく変えてしまったな。  どうすんだよ、木津先生。」
おっしゃる通りです。 こんなに食文化が乱れた飽食の結果が「わけわからん病」 を現代に様々な形で産み落としたのだと思います。 大人はまだイイ方です。 病気になっても自分が好き好んで食べ散らかした結果ですから。 でも・… 子供達は親を含む大人達から、 与えられた物で学んでいくわけですから、選べないですもん。 その結果、味覚障害を引き起こし、 ジャンクやファーストフード、はたまたコンビニ食に走って、 最悪は外食先でも「マイマヨネーズ」を持ち歩いて、 内臓や脳を破壊してるんですよ。 毎日の食いもんが毒ばっかしなら、 そりゃ脳のホルモンも壊れますよ。 心の病だって増えるに決まってる。 学校給食だって最悪です。 BSE問題も然り、ホリエモン事件も然り・・・
栄養士の先生方だって、本当にどこまで解っているのやら。 もうマニュアルだらけの世界ですよ。 臨機応変の欠片もないっすよ。
地球の裏側では毎日食うのに必死で、 やせ細って死んでいく子供達が山ほどいるのに、 我が国を含む先進国では、家庭の手抜き料理や テレビやマスコミで異常に持ち上げる企業の偽者食の宣伝活動の末、 肥満の幼児が増殖して病気を蔓延させているし。 一方で、子供をほったらかしでロクに飯も与えず、 己の欲望だけで遊びほうけ、餓死させる親もいます。
健康に携り、正しい知恵を与えなければならない立場の医者や学者 の先生方でさえ、経済最優先でもっともらしく、口をひん曲げてし ゃべくってますよね。
オーガニックの食品も、儲かるからと、偽者の札と貼替えて値段を 釣り上げてる業者の多いこと…。
勿論、頭の下がる思いをされている医者や農家の方々も沢山いらっ しゃいます。心ある方々は、どの業種にも沢山いらっしゃいます。 だからこそ少しでもお役に立てるなら、木津も努力していこうと思 います。
なんだか文句ばっかりのメールになってしまいましたが 世の中の「ジャンキー」を、桜井先生のような「ファンキー」や鍵 山先生のような「ウルトラマン」に変身できるきっかけになるよう な本を創りたいと思います。 己自身も袖を正しながら。「元悪党たち」で・・・(^^;) 悪党どもの創る「食と心と体」の本。 こっれって洒落になりませんかね!? がんばります!

>「人間全て、怠け者になればいいんだ!  密林に住むなまけものという動物は  一日に葉っぱを三枚食えば、足りるらしい。」
こっれって結構本質突いてると思います! 食べすぎがいけないんですよね。 何でも「過ぎる」と病を生みます。 我々人類だって動物の一部なんですから、自然に学ばないと。 分不相応に自然に歯向かうから、地球にも体にも 「まだわからんか!」って逆襲されてる。 本当に僕らもその一人ですから、反省して前に進みます。
ウンチク並べるより、実行、実践あるのみです。 桜井先生、鍵山先生、 我ら愚か者悪党を見守っていてください。
>「心が病んだのか、体が弱ったのか、  昨晩食った焼肉が悪かったのか。 「先生、それ全部ですよ」  と、木津君の声が聞こえてくる。」
全然言ってないっすよ。(−−;) そんなこと・・・ そーいえば、それは安田さんが言ってました! でも・・・先生も五分付からでも良いので 「玄米一族」に入りましょー!(^^)/
早々    木津龍馬
追伸 今日の決勝、松井がお邪魔すると思います。 宜しくお願い致します。m(_ _)m 桜井先生ならびに雀鬼会御一同様、 このHPをご覧の皆様 風邪が流行っています。 ご自愛下さい。失礼します。
                       

という訳で、昨日は雀鬼会選抜の決勝戦で、今期の雀鬼会の最 終日でした。下北には、全リーグの選手が集まり、道場内はパ ンパン。そんな中に、2/5にイギリスでの試合を控えたPRIDE 等でおなじみの格闘家・松井大二郎選手が、やってきました。



上の写真は、試合前に打ち込む選手たちの横で、対戦相手のDVD を見て、会長に意見をしてもらっている松井選手。やがて、会長 から直々に体捌きの指導が始まりました。 試合前の緊張感と大勢の選手、その横で繰り広げられる技の指導。 いやー、雀鬼会・牌の音ならでは光景ですな。見ているこっちの テンションも上がって来ます。松井さんにはぜひ、きっちりと一 本勝ちして欲しいです。 頑張ってね、松井さん。まるく柔らかくですよ。



で、雀鬼会選抜なんですが、僕が優勝しちゃいました。実は15年 30期やって初めての優勝です。準優勝は村瀬道場長、三位はスタ ッフの清川です。みんなにも大勢応援していただいてたので、素 直に嬉しいです。終わった瞬間は、何も考えられない感じだった んですが、終わった後の打ち上げで、山田マネージャーが自分の 事のように喜んで酔っ払ってくれる姿を見て、ちょっと涙が出て きました。仲間って本当にいいです。ありがとうございました。 で、引き続き、木津さんからのメール。
安田様!
お疲れ様です。 本日は松井がお世話になりました! 今回も桜井先生のご指導で 勇気100倍って感じだと思います。
あとは大二郎が実践で平常心を忘れず教わったことを 生かすことが出来ることを祈るばかりです。 イギリスの試合まであと数日です。 今回もやってくれると思います。 桜井先生、お忙しいのに有難うございました!
それから安っさん! 優勝おめでとうございます! 雀鬼会の中では誰が優勝でもかまわない、ってのは百も承知です。 しかしながら、15年間の中で初めての優勝とお聞きしました。 このところ、木津にもお付き合い頂き、ご多忙中にも関わらず よくぞ集中力を維持できましたね!凄いです。 実はマジな話し、ものすご!そんな予感があったのですわ。 おそらく、桜井先生も知っていたのではないでしょうか。 安田さんの優勝!村瀬さんの準優勝!清川くん三位! なんか嬉しいなぁー。玄米効果ですかー!? ってのは言いすぎですかね。(^^)
特に清川くんは「気胸」の件でヒーリングがあったので なおさらです!呼吸に惑わされなかったんですね! 村瀬さんも肉体改造しながらの食治やってますもんね。 順位など関係ないこともわかっていますけど・・・ でも素直に嬉しいですよ!おめでとうございます!
血がキレイだと やっぱ直感磨かれるんですね。 さすが雀鬼流! あとは松井大二郎と小路晃だ・・・・(^^;)
桜井会長、雀鬼会の皆様 お疲れ様でした!      
木津龍馬


玄米効果…そういえば、高槻Jrの優勝も木津さんのヒーリング を受けた川端だったし、本部Jrの優勝も玄米一族(会長談…笑) のシャボだった。これからは雀鬼会で優勝したかったら、玄米 菜食だー!っというボケ話はさておき、木津さん、ありがとう ございます。 でも、今期も嫌になるほど、自分の非力さを痛感しましたので、 また、修正あるのみです。会長いわく、
「頑張った奴も頑張れなかった奴も、今日で全てチャラ」
ということです、はい。
あ、中邑真輔からもメールいただきました。
「安田さん、優勝しちゃったみたいじゃないですか。  おめでとうございますm(__)m  今度ベルト見せてくださいね。 」
雀鬼会にベルトはねえよ…w(-_-)w                        安田潤司

■2006年1月29日(日) Vol.22

以前(Vol.13)で会長が書かれた、失われていく下町の情緒と行 政について、その行政に携わる「いち公務員」さんからメール を頂いた(Vol.15)。今回、会長の文を見た「いち公務員」さん から再びメールを頂いたので、ここで紹介します。
先日、貴サイトあてメールをお送りしました「いち公務員」です。 その後、何の気なしにReportのページを開けたら、 なんと自分のヘタクソな文章が載っておりびっくりしました。 なんだか、楽しい話の続くReportにいきなり堅い話を持ち込んで しまったようで(持ち込むつもりはなかったんですが)恐縮です。 さらに桜井会長にも反応していただけるとは・・・・・・!!!
「行政は構築しているようで破壊している」 
ずしんときました。 思うに私たちは、トップである首相からわれわれ末端まで、 あまりにも目先の利益や都合、狭い縦割りの視野でしか 物事を捉えられていないのかもしれません。 ものごとの「つながり」「循環」「全体性」に 目を向けることを忘れ、 あるいはそういうものがあるとも知らず、 目先の利益や都合だけで突き進んでいる。 その結果、すでにあったつながりを寸断し、 知らずして大事なものを破壊してしまっているのかもしれないと、 会長のお言葉を読んで感じました。
…などと偉そうなメールを書く前に、まず行動!ですね。 できる所から、少しづつでも行動に移していければと思います。 少なくとも、おかしいこと、悪しきことに気づける 「心」だけは失わないように心がけます。 ありがとうございました。
P.S  桜井会長は「62歳」との事…私の親父と同じ年なんですね。 ちなみに私はいま31歳で、子どもが二人おります。 子どもにいい背中を見せられる親父になりたいです …今はまだまだですが…
                    いち公務員


さて、次に紹介するのは、雀鬼会四天王の志村政憲が、道場に ある「雀鬼会レポート」に書いた文。志村も市役所で働いてい ます。

ホームページで会長の文を掲載してますが、 周りの反応も物凄いですね。 高槻Jrの決勝に行かれた方の感想を読みましたが、 どれも正直な文章でした。 富山県の小林君が書いている
「初めて雀鬼会の麻雀を見て、厳しい中でも  限りなく自由だ」
中々そうは感じれないですよね、びっくりです。
会長が書かれている(アップっていうんですよね)下北沢の行政 について読ませていただきました。 また、それについての心ある、いち公務員の文も読みました。 僕も行政に身を置く立場であり、会長と出会い学ばせて頂く事を 自分なりに仕事に生かしているつもりではありますが、 まだまだ、ひよっこの自分がいます。
いち公務員君が書いている通り、巨大な権力に対して ちっぽけないち職員ですが、市全体を良くしようなんて おこがましいことは考えていません。 せめて、僕と触れ合う市民や、僕の職場に対しては 「気持ち良くなって欲しい」と願って働いています。 まだまだ、できちゃいませんが!
みんなもそうだと思いますが、 社会に出ると色々な人がいますよね。 嫌な奴、つまらない奴、暗い奴、ずるい奴など そういう奴らに負けねえぞー! という気持ちでやってますね。勝ったり負けたりでしょうか。 仕事って色々あるけど、楽な仕事、きつい仕事、つまらない仕事 どんな仕事でも、心ある仕事をやっていきたいものです。 何が言いたいのか分かりませんが まあ、世間に負けちゃいかんですね。
明日は自分にとって今期最終戦っす。 消化試合でしょっぱいですけど、がんばって楽しもう。
                    志村政憲


雀鬼会の道場には、本当に色々な職種や立場の人間がいて それぞれ、勝ったり負けたりしています。 まあ、負けてる方が多いかな。 で、それぞれがありのままで道場にいる事が、必要最低限の 約束だし、ありのままでいれば悪い所の方が多く目立ちます。 当然、それに対して「駄目だよ」って言ってくれる会長や仲 間たちがいて、それを素直に受け入れて、直そうと努力する 事が一番のテーマです。
会長には嘘をつけないし、道場の中には嘘がない。 だから、素直になれない人には厳しくて辛いけど、 素直を持っている人ほど、どんどん伸びていきます。
心なんか伝わらない、冷たいネットかもしれないけど 読んだ人が少しでも「温かさ」を感じるHPにしたいと思うし、 そうできなけりゃ、やる意味なんかないですよね。 引き続き、色々な方のご意見感想お待ちしています。 メールを送ってくださる場合は、責任を持って実名で連絡先を 記してください。匿名希望の場合はその旨を書いてくださいね。
                       安田潤司




 

■2006年1月28日(土) Vol.21

いやはやとんでもねえ事をホームページに載せてしまいました。 (1月26日Vol.18) ああいう事は誰もいない所で、 本人に問いただすのが筋道でした。 それを俺の持つ邪心が、全国版に伝わっちまったのだから 最低です。 俺の根っ子に隠れている劣等感かストレスか 欲求不満の全てが表れたものなのか。 もしかしたら流行の風邪… じゃなくて、皆さんの中に入り込んでしまっている躁鬱に、 我が身を犯されているのかも… それにしても躁鬱の鬱っていう字、難しすぎ。 この字見ているだけで悩んじまって、躁鬱になりそうです。
先日の安田の件、真実の話はね、 安田がヒーラマン木津君と組んで 「食と体と心」をテーマにした「良書」を創っていて、 取材の忙しい中、動き回っていたのが真実です。
たとえ元悪党(?)のご両人の過去があったとしても 今や良いと思う事を見つけ、行動に移しているお二人を 瞬間でも疑い裏切った俺は、会長辞任というより切腹ものとして お二人の判断に従いたい所存でございます。
「ちくしょうぼう」から追い出され 安田や木津君からも、相手にされず捨てられる。 そんな俺こそ、正に自業自得、身から出た錆というものです。 鉄も人間も古くなると錆が出ちまうんだよな。
「食と心と体」いいテーマだよな。 俺も十分反省しましたので、よろしかったら少しでも 仲間に入れて欲しいな。 心体の大切さは本当に日々実感している。 生きているのなら、その二つを保てる事が 平和や夢に繋がって行くんだろうな。
「食」 俺は近い将来必ず食糧不足が訪れて、 世界中で食料戦争がおこると思う。 「食い物の恨み」って怖えからな。 それに「水」な。 世界中の水資源が消滅して、そっちも危ない。 空気にしたってオゾン層に穴が開いたら、生物は全ておしまい。 こう思うと、幸せの青い鳥じゃないが、危機感は身近にせまり 身近な事を大切にしない人間は 最悪な状況に陥ってしまう。 内を大切に取り戻さないと、生物は終わりだよな。 「心」も「体」も一人一人にとって 全て自分の身近なものだもんな。 食だって、俺は生まれてこの方 食わなかった日はねえもんな。 巨大なビジネスが、食文化も大きく変えてしまったな。 どうすんだよ、木津先生。
そうだ!!
人間全て、怠け者になればいいんだ! 密林に住むなまけものという動物は 一日に葉っぱを三枚食えば、足りるらしい。
これじゃ、小学生の答えか?
やっぱ九十年程前に書かれた「パパラギ」という本の ツァイアビ酋長の言う事がまっとうだよな。

今、雀鬼会本戦の大詰め。 我が家じゃ全員が、風邪にやられて倒れている。 俺は「本戦が終わるまで倒れるわけにはいかない」と 油断せず緊張の糸を結構張っている。 昨日も下北で本戦の最終戦の一つを終え、深夜に家路に着き 鍵山先生が起きられる頃、 明日の試合に備えて五時ごろに寝る。
飛び起きた。
老人性の小便の近さで起きたわけじゃない。 時計を見ると、なんと六時! 洗面所に駆け込み、急いで顔を洗う。
「危ない、遅刻だ!間に合わない!」
ブツブツ言う俺に、キッチンで孫を背負っていた嫁が言う。
「お父さん、今日は早いですね」
俺はまだ気付いていない。
そばの女房殿も言う。
「こんな早くどこか旅行でも行くの?」
まだ、分かっちゃいない。
「今日は町田で、四時からと七時からの試合があったんだ。  急げば、七時からの試合だけでも間に合う 」
全く何やってんだー!と半端もんの自分を叱っている。
「お父さん、今、朝よ」
なに?朝…?
やっとこさ、自分の置かれた状況がつかめた。 これって何よ?ボケ? 決して寝ぼけていたわけではない。 一時間も寝ていないのに、寝過ごしたと思っていた。 それも瞬間に気付けない、判断も出来ない。
心が病んだのか、体が弱ったのか、 昨晩食った焼肉が悪かったのか。
「先生、それ全部ですよ」
と、木津君の声が聞こえてくる。
                       雀鬼



Jrリーグ優勝、渡辺'シャボ'浩行と会長(と道場長)



Jr2リーグ優勝者、長谷川'パセ'高雄と会長(と選手部長)


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