■2014年9月2日(火)その3 Vol.3300
ひと夏を海で遊んでばっかりいた俺が申し訳ないんですが、
道場に来ると、
「カンの正体」イーストプレス出版から、
送られて来ていた。
海の危険な遊びも空を見て、風を読み、
地平線の変化をじっと見て、
見えない潮の流れを感じて、
岩場から荒い波を計って、入水、上陸。
海の状況によって、そこに棲む生物達の存在に近づく。
それもこれも全て瞬間的「カン」で計る。
そのおかげか、何10年も
厳しくて危ないことやって来たが、
事故が起きなかった。
社会は計算高さや要領を教えてくれるが、
海はたくましさを教えてくれる。
雀鬼
「カンの正体」「直勘力」で逆境に強くなる
文庫ぎんが堂より720円です。
以前の新書で出た本の文庫版となります。
読まれていない方は是非!!
(緒方)
■2014年9月2日(火)その2 Vol.3299
最後の方で我が家で寝込んじまった俺が
やっぱ、行くぞと毛布2枚かぶって、
片付け班に入る。
この体調と冬支度の俺には
海は無理だよなと思っちゃいたんだが、
お礼を心身で伝えるため、
海に入っちまったら、体調がすごく良くなっていた。
「滝に当たる」
「冬の冷水マサツ」
てやっぱ効くのかな。
俺には効いたけど、皆さんはマネしないで下さいませ。
岩場を一個一個足元を取られないように
這うように歩く俺、それが老人たる姿。
だが、荒波が押し寄せ、
風によるうねりがある海に身を入れると
重たかった心身がふわっと浮いて、負荷が小さくなる。
道路は500mしか歩かなかい俺が
海なら一時間以上、平気で潜っていられる。
この気分の良さがあるから、海を好む。
最終日、最後の点検をシャボと橋本で終えて、
山道に車を出すと、
シャボがハンドルをわずかに切る。
「どうした?」
「ヘビを・・・」
「止まって」
車を降りて、10mほど歩いた先に
ヘビが苦しそうに頭を、とぐろを巻いている。
「ゴメンネ!!」
近くの湿地がある場に移してあげる。
海のうつぼに比べれば、ヘビが可愛く見れる。
魚も虫もヘビもその時を生きている。
先に出た連中を追い、
道路っぱなのがけっぷちに立つと、
10人ぐらいが一列になって、荒れた海へ向かって、
滑って足をとられる岩場を歩いていた。
大人の道場生に混じって、孫のはるしの姿もある。
俺もシャボも陸の上、
一列に歩いていた道場生が荒波にもまれている。
潮の流れもありそう。
岩場に立って、手旗信号で彼等へ状況を伝える。
そこはダメとバツを手で作る。
伝わったのか、波にもまれた塊が右側に進む。
その辺でいいよと、マルを送る。
今度は毎日変わる海の深さを手信号だけで尋ねる。
3mと返って来る。
すぐにバツを出して、5本の指をかざす。
かたまりが後ろへ動く。
5本の指が返って来る。
OKとマルを出す。
久し皆んなが潜る姿を陸から見守る。
思った通り、右から左へ潮が流れていて、
かたまりが徐々に左側に流されている。
もういいだろうと戻れのサインを出す。
2つの岩を指して、その間を戻って来いと指示を出す。
海は常識を越える怖さも厳しさもある。
だからこそ、一人舞台は身に危険をもたらすから、
共有、共鳴が必須。
それも学べる自然の中に身を置くと、
知識や常識と相反することが多分にあるもんなんです。
今年もみんなが無事でよかった。
雀鬼
■2014年9月2日(火)その1 Vol.3298
久し振りに道場に、橋本、緒方とナルコだけ。
2日前に海の近くの別荘で
ワイワイガヤガヤ20人ぐらいが集まって、
最後の夏を楽しんだ姿と真逆だね。(笑)
何んか、台風でも過ぎ去るのをじっと待っている様子。
風呂、沸きました。
ハイヨ!!
夜めし、どうします。
自然に何かを終えて、そこにいる者が集まって、
ベーゴマとか、体さばきとかが始まり、
深夜を迎えると、疲れた者から、
あちらこちらで眠りにつく。
俺も夜はいったん部屋に引き戻るが、
ほとんどの者が寝静まった頃、下へ降りて、
寒そうに寝ている者に布団をかけたり、
寝ている姿に体調や疲れ具合を計る。
いびきが、ゴーオオとうるさい恒なんか、
俺の一つまみでピタリと凄まじいいびきが止まる様子に
ふと笑顔が出ちまう。
俺も海が好きな道場生も散々遊んだよな。
孫のはるしが凄く喜び、楽しんでいるのが
よーく分かる。
みんな子供帰りして、遊んだもんな。
大人が一人もいない子供っぽい日々だった。
雀鬼
周りの方々の安眠妨害である自分のイビキが、
ティッシュ1枚で止まるとは!
今度イビキ仲間に試してみようかと企んでます(笑)
別荘では大人の遊びなし!
はるし君とも友達のように触れ合わせて貰いました
。落ちている木の枝や石ころを拾ってイタズラしたり、
ベーゴマで夜中まで遊んだり…
ちょっとした物で楽しみを作れる、子供って良いですね。
(恒)
■2014年8月31日(日)その2 Vol.3297
午前中から、手分けして別荘を元通りというか、
それ以上にきれいに掃除を終えて、
協力隊が一足先に海を眺めに行く。
広い室内から、芝の庭を一人で眺める。
これも感傷であろう。
人はその時、その場で何かを感じる。
考えないで、感じているだけ。
その瞬間が素晴らしい。
これからも少しでも長く、
何かを感じながら、生きたいものだ。
感じる力が失せるまで。
雀鬼
別荘に参加された皆々様、
随時、コメントや感想などなど、
お待ちいたしておりま〜す!!
(緒方)
■2014年8月31日(日)その1 Vol.3296
何んもなかったかも知れなかった、蒸し暑かった夏。
そうなら、俺の体調も悪化し、
心も弱っていたことだろう。
それが「普通の常識ある生活ならば」である。
今の状況なら、常識で「やるぞ」
と判断出来なかったことを
シャボの一言で「やっちまうか」に変わる。
一日にシャボ、歌田、橋本、水野で一番乗りして、
準備して、最終日の今日は
別荘を知りつくしたシンヤ番長、
車両隊のシャボ、深山、歌田、渡部、と金子と牧野、
木の子荘の恒と小鉄と、
何でもそこそここなしていたナルコ、
自称何でも名人の横チン、
少し別荘で変態から脱出出来た奥秋、
しげる、哲、BT、金に、橋本、緒方におまけの熊と、
俺とはるしとヤンマーで、
みんなが思い出を残した楽しみの場の後始末に
アリのように動いている。
遊んでいる時も好きだが、
みんなして協力して、やるべきことを見つけて
動いている様子を見るのもいいもんだ。
男衆だけの20人の、女手はひとつもいらない。
これがいい(笑)
ちょこと顔を出した者もいれば、
何度も何日も仲間の為に駆けつけた者もいる。
これから悩みがやってくるかも知れないが、
確実に別荘のおかげで
一ヶ月はそれを吹き飛ばしてくれた。
都会では3度、体調を壊したが、
別荘へ入院すると、全快になれた。
不思議だね、
自然の生活は人間の心身の病を治してくれるんだろうか。
自然プラス、健やかな仲間、それが薬になるんだよな。
酒も女もいらない(笑)
こんな生活ってあるのかなー。
外部の人達は失敗やミスもあるが、
みんなの手際の良さに見惚れていた。
金儲けや、仕事や打算が入れば頑張る。
自分を2番手にして、誰かに楽しみを配るだけ、
これがかっこいい。
明日のことは考えたくないが、
都会の生活に触れて、
心身を入院させなければならないのが、
普通の暮らし。
自然の中にいると、自分が認められること、
誰かに好かれようとする行為、努力している姿が
逆にみっともなく思える。
時折、部屋に遊びに来るでっかいくもも仲間に思える。
俺達は死んだら、虫になってよみがえる。
そうかも知れないぞ!!
こんなに長く、ずーと危ないこと、
怖いことやってきて、たいした事故もなかった。
自然が運をくれたんだ。
それしかない!!
本当に来年はない暮らしだからこそ、
貴重だったんです。
みんな子供の頃に帰れたね。
ありがとう、自然の皆々様。
雀鬼
別荘では会長はじめ皆さんに強烈にいじってもらいました(笑)
自然の力もいただいてちょっと変態が抜けたみたいです、
ありがとうございました!
(奥秋)
■2014年8月30日(土) Vol.3295
2日間、我が家で寝込んでいた時は
後片付けも無理だと思うほど、体調が悪かった。
「準備、実行、後始末」
別荘でも寝込むことを覚悟して、我が家を出た。
20人ぐらいで、でっかい海の岩場へ、
長袖4枚着て、今年のお礼に行く。
陽が差さない曇り空だったが、
やっぱでっかい海はかっこいい。
昨夜は明るくなっても眠れず、
眠剤を少し多目に飲んだので、起きてもふらふら、
その上で風邪薬も飲む。
これっていけないこと。
それなのに、でっかい海を見ていると、
中に入れてもらって、お礼を言いたくなって、
岩場に叩きつける少々の荒波の中に身を入れちまう。
潮が多少出ていたが、
ドクターにも内緒で深場の砂地に潜って、
岩場と砂地に「ありがとう」と礼を述べる。
砂場に座っているミノカサゴや、泳ぐ平目にも挨拶、
するめイカや、タコにも、
小っこい1mぐらいの鮫にもお礼を述べる。
とても無理だと思っていたが、
海は気分よく迎えてくれた。
小一時間ほど潜って、岩場にたどりつくと、
荒波が後から追っかけて来て、
シャボとナルコと伴に岩場に叩きつけられる。
海の手荒いあいさつ、3人して笑う。
すぐに冬用の服に着替えて、
温っかい焚き火に当たる。
「水と火」
どちらも自然の産物、どちらも恵み。
こういう瞬間こそ、恵まれている自分を感じられる。
ちょっとした冒険なんだろうが、青春を思い出せた。
海とみんなのおかげで、
今年も数え切れないほどの思い出が残りました。
ありがとうございました。
雀鬼
■2014年8月29日(金)その3 Vol.3294
こっちは寝込んでいたのに、
2日も前から我が家に泊まって、
2度目の別荘を狙っていた孫のはるし。
幼い頃から、親元を離れて、
別荘の共同生活の楽しみを知っているはるし、
「今日はジージは無理だよ」
と申し述べていたら、
ボク一人で電車で行く、
と本気になっていた。
同じ孫のアオトに誕生日のプレゼントを渡して、
お祝いの外食の席は先延ばしにして来ている。
午前1時半になるのに、
待ちに待ったシャボさんを捕まえて
ベーゴマで遊んでいる。
この寒さの中でも、皆して海に潜ったらしい。
太陽の代わりに体を温める焚き火をたいてね。
そして、夜は少し早目に寒さの中、休んだらしい。
俺達が夜遅く来ちまったせいで、皆んな眠れない。
すみませんねぇ、毎度、毎度。
ところで、海でも他の遊びでも
俺はいつも仲間外れって、
どういうことなんですかね。
年寄りはおとなしくしてろ、ってことですよね。
雀鬼
■2014年8月29日(金)その2 Vol.3293
残り2日ですか、
シンヤが一ヶ月、別荘番長をしかとやり遂げてくれた。
来る者、去る者に気遣い、率先して動き回る。
誰かに楽しんでもらう意識を心身を使ってやってくれた。
一年をボロアパートの木の子荘に
恒と小鉄と暮らし、台所が居場所のシンヤが
100坪もある贅沢な別荘でひと夏を過ごす。
共同生活の意味も海の凄さも十分と感じたことだろう。
自分を捨てて、来て泳げない者や子供には
つきっきりで楽しませる。
自分だけで楽しみを作る者は半人前、
弱い人や出来ない人を見守って、やっと一人前。
シャボが居るだけで、
その場の空気がパッと晴れる。
その上、信頼感をいつでも持ち合わせている。
スタッフも仕事もせず、ずーと海暮らし。
この俺がそうなんだから、文句も言えまい。(笑)
深山も車に道場生を同乗させて、
8回も行ったり、来たり。
仲間を想う者、海が大好きな者、
延べ130名が行ったり、来たりの別荘が
もうすぐ終わる。
のんびりですか、楽ですか、
いや、やっぱり、ハードです。(笑)
心身のタフな者達のひと夏でしたね。
雀鬼
楽かハードかと言ったら、
ハードですね(笑)
でも、そこに楽しみがあるから苦じゃありません!
シンヤ番長やシャボさんの行動や明るさには、学びがあり、
変化を見せる道場生には嬉しさがあり、
仲間との共同生活には楽しみがあり、そしてなにより海がある。
こんなハードな生活ならいつまででもオッケーです(笑)
(深山)
■2014年8月29日(金)その1 Vol.3292
夏休み中だって、2ヶ月に一回の都心の病院行きのため、
26日の夜に深山の車で2度目の帰京。
2日ほど我が家に居たが、とにかく寒い。
別荘にも秋の虫の声が聞こえ、
夏の終わりを海や空や雲や風や虫や魚達が伝えてくれる。
夏が過ぎれば、秋どころか俺には一気に冬を感じ、
都心に出た時もヒートテックにホッカロン貼って、
厚着して出かけた。
お医者さんに海で毎日のように潜っていました、
と近況の様子を伝えると、瞬間、
動じない医者に絶句される。
水圧が・・・、無茶でしょう。
そうかも知れないが、
冷たい海を潜ってばかりいたのも事実。(笑)
老人で病気持ちの俺、そんな俺だが、
帰る日の海のツアーでシャボやシンヤ、深山、百武という、
海っ子と岩場のはじを潜っていた時、
3mぐらい下にかっこいい鮫がゆったり姿を見せてくれた。
モリで追えなかったが、
皆して、あの鮫に出逢った瞬間は感動もんでしたね。
深場に一人で潜った時に底の岩場に暗い海の中で
黒いかたまりを見せる鮫には
ちょっとアタックしたが、
26日に出逢った鮫は今年一番の思い出だった。
2日間、寝てばかりいた俺だったが、
毛布をかぶって車で孫のはるしと、
三度(みたび)最後の海へ。
多くの者に楽しみと恵みをくれた海に
挨拶しにやって来ている。
しっかりと明日はお礼と頭を垂れます。
雀鬼
いや〜いいもの見せていただきました!
僕らが泳いでる下をまるで会いに来てくれたかのように
ゆったりと現れてくれた鮫、
皆一瞬固まっての後、興奮して追いかける!
あの時全員男の子になってましたね(笑)
自分も最終日海に挨拶に行け、ありがたかったです。
(深山)
■2014年8月19日(火)その4 Vol.3291
新しい道場から、駅まで歩いてみた。
「全く知らない街(町)」
道程に興味を引く店もない。
26年間、町田に居たのに
本当に全く分からないて、どういうことなんだろう。
往復しただけで、クタクタ。
これから、どうなるんだろうか。
緒方に騙されちまったのかな。
全て、緒方に任せっぷりの苦労をかけたのに、
この言い草はねえよな(笑)
しかし東京の夏の外は暑いよな。
皆さん、こんな暑さの中で生活したり、
仕事をなさってんだ。
俺なんか、その暑さから逃れて、
長年、海の側で夏を送らして頂いて来たから、
夏は大好きだったんだよね。
前回、海から帰って来た一日と今日の一日で
うんざりしています。
コンクリートとアスファルトと海の岩場とは大違い。
たった一日なのに退屈して、つまらなくなっています。
9月、10月をどう過ごそうかと、
今から悩んでいます(笑)
誰か遊んで、旅行に連れてってよ。
雀鬼
はい、騙したようになってしまって、スミマセン。
これで自分も一流の詐欺師です。(笑)
とにかく、退屈、暇は会長の天敵ですので、
どなたか〜!!
(緒方)
■2014年8月19日(火)その3 Vol.3290
食がぜいたくな俺だが、
昨年まであった伊豆の美味い店が何件も閉じていた。
食事はあきらめようと、
二度もファミリーレストランに行っちまう。
周りで食べている人達の物を見ずに
自分がこれなら無難と思える物を前に置いて、
どうにか食する。
これが都会だったら、一口食って終わるんだが、
海で潜った体なら、どうにか食べられる。
2度ほど別荘の夕食にカレーが出たが、
これも旨く食べられた。
一日2度の食事をおいしく食べて、暗い内に眠る。
皆さんには、これが普通の生活なのに、
俺の場合はほぼ夜行性、
思えばよくもそんな生活を長年続けて来たもんです。
外食は好まないし、家人や孫達に誘われても、
一度も行ったことがないファミリーレストラン、
孫達もそれを知っていたから、
ジージがファミレス、と喜んでいた。
今度は牛丼屋に挑戦かな(笑)
食事もそうだが、
100坪もある快適な別荘暮らしから、
今、昼から新しい道場で
橋本と緒方と3人だけで、ひっそりしている。
それぞれで別々なことをやっているが、
別荘の暮らしに比べると、
ここは小屋か倉庫ていう感じ。
前の道場は我が家だったのに、
そんな面影のかけらも今はない。
マニュアルは嫌いだが、
このギャップって凄い差がある。
明日は都心までちょこっとテレビのトーク番組に行って、
週末には又、海へ行っちまおう。
深山とシンヤが今日、海でカメに出逢ったらしい、
人を見てるより、その方がいいよな。
海の生物と土の虫達との触れ合い、
それも夏が来るから出来るんです。
雀鬼
道場、ひっそりしてます。
みんなが集まらないと道場にはならないです。
仲間の居る快適な別荘と海に今は早く戻りたいです。
(緒方)
■2014年8月19日(火)その2 Vol.3289
毎年、夏が終わるのが凄く淋しかったけど、
今年は特別に何んか違った感情が来るんだろうな。
今まで体験したことがない、心身の落ち込みもあるかも。
これから先、何年も元気でバリバリ仕事をしていたいなんて、
これっぽっちも思わないんだが、
ボーとした日々は俺には似合わない。
やん茶や遊びを取ったら、俺に何が残るんだろう。
それすら、出来なくなる日が来ることは分かっている。
夏の海で出逢った人相観の老人から、
あなたはパッと見た瞬間、
充実した年齢を重ねられた、堂々としたたたずまい、
と述べられた。
後ろにいたシャボやシンヤはどうですか?と尋ねると、
発展途上です、だって、
確かにそうかもな(笑)
雀鬼
やん茶や遊びを失って生きる会長はイメージできません。
シャボさん、シンヤ、まだまだですねぇ(笑)
(緒方)
■2014年8月19日(火) Vol.3288
2泊3日で二度目の海から、
車3台で帰って来た。
保険証持って、泳がずに
皆んなの楽しみを眺めていようと思ったんだが、
行けば、そうはいかない。
海には先頭で入っちまうは
夜の海を泳いじまうわ、
今川の友人家族の子供をだっこして、
海の生物をぐるりと一周して観せてやったり、
おまけに25mも泳げないパパとママを連れて、
思いきって、ちょこと危ない崖下の荒海の中へ、
冒険して連れてってやっちまう。
目を離せない2人だし、
怖がっているパパをパニックさせずに、
両手で2人の手を握って、
どうにか一時間以上も深場をエスコート。
中級者以上が行くところへ、
初級者をを連れてっちまう。
のんびりどころか、逆に結構忙しかったっけ(笑)
夏休みも残すところ、10日間。
海が好きな者はもう十分楽しめたことだろう。
8月はまだ行くとこや、楽しい場所があるからいいんだが、
その後の2ヶ月近くはポツリと穴が空く生活が待っている。
穴にポッとはまっちまうと、身動き出来ずに
俺が俺らしくなくなっちまう。
連続してあったものが途切れちまうと、
違うものが待ってる気がしちまう。
鮫だった俺がナマコになっちまう生活。
休養ならいいんだが、ストップはまずい。
今日は新しい道場の実査。
こんなめんどうなことが重なるぐらいなら、
もとの道場に居ればよかったよ(笑)
ひまになっちまうからって、
バイトもこの年齢じゃ、雇ってくれまいし、
他の仕事をやるのもうんざりだもんな。
雀鬼
今日は実査、お疲れ様でした。
これで後、50日前後ほど・・・、って長いし!!
道場を閉める時の心配事の一つに
会長のストップがありましたが、
せっかく続行して頂いたのに、ストップ濃厚で困りました。
さてさて。
(緒方)
いつも、海で楽しんでいる事を職場で、話しておりまして、
行ってみたい、とよく、いわれていましたが、
ほんとに、来た家族は、初めてでございました。
息子にシュノーケルを!で、連れてきたところ、
まさか、パパ、ママまで!しかも、案内人が会長!
帰りの車で、3人大興奮だったそうです。
とくべつの日!、ありがとうございました。
(今川)
■2014年8月16日(土) Vol.3287
「泳ぎは禁止ね」
と保険証を渡される。
俺の体調なんかてんで心配しない家人。
「まあな」
都会の夏はつまらな過ぎるんで、
急に電車で又別荘に来ちまう。
着いた夜中はシンヤが体使いが今イチなんで、
頭を動かすのはちと危なかったが、寝技をやっちまう。
眠る時間は別荘に来て初めて外が明るくなっていた。
体調が悪いのに不健康な夜を過ごしちまう。
「泳がないよ」
と岩場に着くと、
何故か一番手で潜りに行っちまう。
石鯛の美しいやつや大きめの平目を砂地で見つけたり、
カニやサザエを捕まえようとするタコを素手で触らしてもらう。
台風が来たおかげで海はきれいになって生物も多い。
同じ海でもちょっと離れただけで、
そこに棲む生命が変化している。
夕暮れが過ぎても恒の姿がない。
魚を追って1km先を潜っていたのは確認していたが、
みんなが岩場にあがった後なのに、
恒の姿が見えなくなっている。
岩場伝いに何人かが探しに行く。
俺一人、誰にも言わずに岩場の上の国道に上って、
渋滞する車線の反対側の細いところを
飛ばしてくる車に注意しながら、高場から海を見つける。
2km先行ったところで、まだ潜っている恒を発見。
国道から真下に拡がる海に向って大声で何度も呼ぶ。
途中まで岩場を歩いて来ていた者達に、
頭の上でまるを作って無事を知らせる。
海も危ないが、国道はもっと危ない。
俺の後に歌ちゃんも歩いて来たが、
この道を今まで歩いている人を見たことないほど危ない道。
行きは役割があったからそうでもなかったが、
帰りはタクシーに乗る距離。
恒のおかげで足はクタクタ(笑)
足の痛みをやわらげようと
海辺に足をひたして座り込む。
7時半を過ぎた海は真っ暗。
先の桟橋でライトをつけた釣り人。
泳いじゃダメよの俺が何故か、
寄せる波に打たれている内に身を入れちまって、
真っ暗な海を泳ぎ出す。
裸眼で潜ってもところどころが白い岩だけ。
そのまんま泳いで桟橋の下に行くと、
一斉に上から3本のライトが俺の頭に当る。
女の子がびっくりして後ろへ下がる。
そりゃそうだ。
多分、死体に見えたんだろう。
ちょっと経って、
「何釣ってんですか」
と7m下から声を掛ける。
「カサゴです」
とパパが返す。
「ならばもう少しテトラポット近くに投げた方がいいですよ」
の真っ暗な中からアドバイス。
家ん中で頭がふらついて真っ暗になるより、
海の中の一人ボッチの真っ暗の方が俺の好みです。
「やっぱ泳いじゃいました」(笑)
雀鬼
恒さんのはホント
最悪の事態までよぎっちゃいました。
これが会長だったら
「またいたずらでしょ〜」
としか思わなかったんですけどね(笑)
(橋本)
会長、皆さん申し訳ありません。
海に夢中になり過ぎて、団体行動に対する意識が欠けてました。
長い間、会長の下で学ばせて貰ったのに情けない自分ですが、
駄目な部分を自覚させて貰ったと思い、修正していきます。
(恒)
■2014年8月13日(水)その2 Vol.3286
海は危ないし厳しいが、
その分楽しみをくれる。
11日間も毎日楽しいことの連続だったが、
変ったことは、このところ一日一食だった細い食が、
飯をおかわりするほど頂けて、
4〜5日分を一日で食べられていた。
別荘の生活は陽が真上に登る昼時を中心に回る。
いつもの生活は夜の暗い内に眠ることになって、
一年にほとんどないのに、
別荘では陽が昇る前に眠っちまう。
クーラーもテレビも活字もない生活の快適さを味わったが、
日常の大きな変化に少し対応出来てない俺がいた。
臨機応変、適材適所がモットーだった俺が、
どうもそうとも行かなくなっている。
でもねえ、この年齢になって、
若い人や幼ない孫達と海へ潜って遊ぶ年寄りなんて、
めったに居やしませんがねぇー(笑)
26年間続けた道場を閉じ、
先が見えない中で100坪もある贅沢の別荘暮らし。
これも常識じゃ考えられないよな。
孫達が欲しがるカブト虫やクワガタも、
一晩で10匹も軽く捕まえられる。
135号線の道路に
カブト虫一匹700円の看板があったっけ。
俺達が過ごした別荘の真向いには、
一泊10数万円もする高価な隠れ宿が、
ひっそりと緑の木々に囲まれてある。
一日10万円としても、
俺一人でゆうに150万円くらいかかる。
これって贅沢過ぎ。
これじゃ破産もそれほど遠くねえよな(笑)
順位戦でまさに汗水流し続けてくれた道場生が、
少しでものんびり楽しんでくれればいいとしか今は思えない。
「来年はねえな」(笑)
雀鬼
贅沢過ぎかと思えば、
やっすいスーパーの惣菜を試したり、
ギャップがものすごいですね(笑)
(橋本)
■2014年8月13日(水) Vol.3285
「お久し振りです」
冷たくて濁っている伊豆の海から
11日目で戻って来ました。
8月1日に孫3人連れて、
11日に3人を連れて帰って来た。
行く前から楽しみにしていた孫達は、
海で別荘で毎日遊んでもらって楽しんで、
連れて帰ったあくる日に「今日、ボク行く」と思えるほど、
楽しい夏休みをシャボやシンヤやナルコ達から頂いた。
4日の日に年を一つ増やしちまった俺は、
海の冷たさや厳しさにはどうにか耐えられたが、
こっちへ帰って、寝て起きると、頭が揺れている。
シャボが又みんなの楽しみのために、
ソーメン流しの竹の材料を持って来てくれて、
広い庭で炎天下で味わったあの味は今年一番だったよな。
台風の中、小雨降る中で、
大空に打ち上げる伊東の花火も観た。
俺の大好きな海と、集まってくれる道場生達と
起きてから寝るまでワッショイ、ワッショイと
笑いが絶えなかった。
七月の道場の蒸し暑さを一変した海の水は、
時には氷水のような冷たさで年老いた俺の体力を奪う。
3泊4日で十分ですと思えるほど、
今年はバテが早かった。
11日間ずーといた俺や孫達に比べ、
道場生達の顔ぶれは何度も変わる。
彼等にとっちゃ貴重な海の日なんだろうが、
こっちの体力が持たない(笑)
それでも夏休みを思いきり楽しむ
孫達の喜ぶ姿に引きずられて、
4倍もつき逢っちまう。
孫達は疲れ知らずで道場生達を捕まえちゃ、
なんでも遊びにして楽しんでいるが、
遊んでくれた道場生には面倒や疲れさせちゃいました。
帰って2日至つが、
今は新しい道場で橋本と2人きりだが、
まだ海へ戻る気分にはなれないほど
疲れちまったのかなー。
雀鬼
自分で言うのもなんですが、
新しい道場で自分と2人ぽっちだと、
伊豆へ行きたくなるはずなんですけどね(笑)
気分じゃなくても、疲れてるからこそ、
会長の場合は海へ行っちゃった方がいい気はしてます。
責任は持てませんが(笑)
(橋本)
■2014年7月28日(月)その3 Vol.3284
道場じゃ昨日もごちそうがそろっていたが、
今晩も心ある上田さんが送ってくれた
伊豆の干物で最後の晩餐。
心ある方から最後も
皆して頂けるのはありがたいこと。
伊豆かあ。
もうすぐ海に逢える。
俺の知らぬところで、
いつもの伊東の五味屋さんで
俺の最後の誕生日会が四日にあるらしい。
なんか一つ一つが
最後、最後という話しになっちまう。
俺達には
「明日なんてねえ」
もんな。
雀鬼
上田さんの心のはいったおいしい干物で
最後を締めることが出来ました。
ありがとうございました。
そして、このHP、今までの町田道場では
きっと最後のUPとなることでしょう。
また、会長からHP原稿をもらって、
打ち込みとかUPとか出来る日は来るのかな〜?
・・・先のことは分かりません(笑)
もうすぐ、“いつもの”だった
雀鬼会の夏休みが始まります。
(緒方)
■2014年7月28日(月)その2 Vol.3283
清川が我が子(雀卓)を引き取りに来ていた。
もう11時か。
明日は引っ越し、ここに卓はなくなる。
ならば一回打とうかな。
大黒柱のヤンマーと木の子荘の番長に、
順位戦で頑張ってくれた深山を卓から引き抜いて打つ。
ヤンマーがトイメン、
俺をはさんで深山が上家で恒が下家。
道場はノーレートだけど、
最後の一局てことで、千点一万と、
俺にしちゃ代を安く下げる。
打ち始めると、深山と恒が危ない。
ぶっ倒れそうになって破壊していく。
こいつ等打てねえなーと思っていた側から
ペナルティを2人が犯す。
2人失格のままで終わっちまう。
ヤンマーはノーホーラだったが、
どうにか食らいついていた。
これで道場が始動した最初の一局と
26年至った最後の一局も俺のトップで終わる。
まぁ当たり前ていえば当たり前なんだが、
記念の一局ぐらいしっかりぶつかってこいってばさぁ!!
しょっぱい一局になっちまったじゃねえか。
うーん、残念無念。
やっぱ、ヤンマークラスが
3人かかってこなきゃ勝負にゃならねえよな。
グッド バイ パイさん
又逢う日まで・・・・・
雀鬼
■2014年7月28日(月) Vol.3282
この道場での最後の仕事らしい取材を3時間半やる。
昨日までの暑さなら、
どこか他の場所でやろうと準備してたんだが、
今日は外にしっかりとした風が吹いてたんで、
道場でやっちまう。
ここ連日の道場の暑さで
頭ん中はフラフラ状態だったが、
どうにか終える。
昨晩も、集まって来た者が、時が至って帰った後も
放課後に珍しく、板倉OBを含んだ
後藤、金子の白髪のオジチャンOBが残っていた。
その側の入口で少々入って来る風に当って、
大黒柱だったヤンマーが落ちている。
やり切った男がほっとしたに違いない。
5〜6分で起きる、
ヤンマーは何事もなかったかの様子。
恒やシンヤ達が落ちるのは毎度見ているが、
ヤンマーが落ちるのはよほどのこと。
道場の連続の暑さによーく耐えてくれたもんです。
たるんでる奴もいるが、
ヤンマーにはお疲れ様としか思えない。
10数年、やん茶もんと
威勢がいいスタッフばかりだった頃の最後の
男丸出しの竜太がぶらりと遊びに来てくれていた。
今日が最後の道場、
竜太、間に合ったな(笑)
竜太を見ていると、今の道場生が弱々しく映る。
「義に対して、体を張れる男」
って、今じゃ、見当たらねえ。
やさしいか、己の悔しさや恨みつらみで
怒ったり、切れる奴がいるが、
それを小っこい奴というんだよな。
女々しいともいう。
かっての道場では、まかり通らなかった者達が
ウロウロしている。
たった20年ぐらいで男が変わっちまった。
情けねえよな、全く。
雀鬼
「寄らば切る」そんな闘気をまとった会長を知る、
最後の世代なのでしょうか。
自ら制空圏に入らざる得ないとき
「気絶したい…」と本気で願ってました(笑)
ナメた奴には容赦なかった。
そんな人間の壮絶で悲惨な末路を知っています。
ムッた先輩は…。レジ金を摘まんだ学生は…。
この場で言ったら危ない
毎日磨いたサイドテーブル、床、牌…。
18から「会長みたく強くなりたい」の一心でもがいてた頃。
群れの最後尾を、必死に追走する狼だった。
ありがとう、鍛えてくれた虎の穴。
お疲れ様、青春の箱。
会長、皆さん、また後日お会いしましょう。
(竜太)
■2014年7月27日(日)その2 Vol.3281
町田道場最後の
「さよなら大会」
嘘つけ、麻雀なんか一回打っただけで、
寿司食ったり、蟹を食ったり、
美味しいもんを食らいついてるだけ。
ほとんどの者が帰った後、
氷柱を使って遊ぶ。
俺はずーと氷水の中に足を突っ込んでいたが、
続いて重要メンツも、冷たくて痛い氷柱が浮く冷水に
足を突っ込んで遊ぶ。
最後は、シンヤが足だけでなく、
パンツの中まで何故かでっかい氷が入っちまう(笑)
「シャボ、来いよ」
隣に座ったシャボの頭の上に下駄を乗せてやる。
ただの下駄じゃ嫌だが、
板倉のお爺さまの職人魂が根入された下駄なら
俺達の上にあるもの。
サヨナラ会の割りには、
道場の放課後はバカばっかやって遊ぶ。
俺らしいよな(笑)
ちょこと顔を出した五位渕達が、
これみよがしに扇子をくれる。
何よこれ!!
昨日は羽生名人のサイン入りの扇子を頂いたばかり。
価値が違うわなと答えたら、
「この扇子に描かれているのはトンボです。
トンボって前しか向かず、真っ直ぐ向っていくそうです。
会長にぴったしだと思いませんか」
とメール。
馬鹿言ってんじゃねえよ。
俺は真っ直ぐなんてでえきらいなんだよ。
そんなものはまじめさんや努力くんにおまかせだい。
俺っちは、ぐちゃぐちゃと枝がからまったような、
本能的な生き方を好んでんだよ。
五位渕、ダブルではずしやがったな(笑)
雀鬼
いやぁぁー
やだぁぁー
つめたいいいー
お〇〇〇〇がぁ
〇〇〇〇んがぁ
(シンヤ)
■2014年7月27日(日) Vol.3280
「うーん、暑い!!」
昨晩は2時過ぎにとうとう鼻血が垂れる。
今の現状を現している。
今の道場じゃ、15名も集まれば酸素不足。
それが今日は50名以上が集まった。
道場じゃ、暑さ対策を取って、
氷柱があちらこちらに立つ。
そんなものじゃ、暑さは飛ばない。
2時から始まった「道場さよなら会」
昔話しから、今に至ってのお話を
3時間ぐらいしたろうか、
26年間の思い出はとても語りきれない。
俺が語っている間は皆んな座ってるから、
まだましなんだが、
何人かが動くと一気に空気が蒸し暑くなる。
記念撮影でかたまった時はサウナ風呂状態。
関・黒澤のまぐろ兄弟のまぐろのにぎり寿司に
宮本のちらし寿司で体が温まっちまう。
やる予定だった、
さよなら麻雀を打ち始めたのは7時過ぎ。
皆んながいっせいに動き出したことで
熱気があふれる。
「温度を上げろ」と勢いがいい声が飛ぶ。
この原稿を書きながら、足を氷水の中にひたす。
ヤンマーの
「第一回がまん大会を始めます」
のスタート。
動くは大声出すわで、
道場の酸素がどんどんうすくなる。
集まって欲しい時にはそうでもなくて、
集まるなよ、と思う日に集まる。
これも苦行かいな。
元気で明るいのが大好きな俺、
それにしても「さよなら会」なのに
みんなして、明るい。
俺と山田がいるだけで場が引き締まり、
シャボやヤンマー、深山、板倉、小鉄達が場を盛り上げる。
夏祭りだ。
俺をかついでワッショイ、ワッショイ。
俺、オレはふらふらしている(笑)
とてつもない蒸し暑さの中で
シャボや仁尾は毛皮をかぶって、
ホッカロンを貼ってる。
それはいじめかい、しごきかい、
家の仲間じゃ、それを遊びという(笑)
祭りが終れば、つかの間淋しさがやってくる。
それもそれよ!!
今日集まってくれた心ある奴等と、
又再会出来ればいいよね。
そん時もお祭りが出来れがいいよな。
俺は日常さよならは言わない。
「またね」
で別れる。
雀鬼
ただでさえ最近はくそ暑いのに、
50人も集まったら、自分みたいなのにはマジで無理です。
そんな中でも、会長のお話しや、
山田マネージャーはじめとするOBの皆さんのお話しを聞けたり、
みんなで食事したり、遊んだりして楽しく過ごせました。
(麻雀は一回しか打っていませんが...)
最後まで明るく楽しく、道場らしいですね。
(ヤンマー)
■2014年7月26日(土)その6 Vol.3279
道場が始まった頃、みんな若かった。
山田が24才だったらしい。
今日の放課後に残った17名の
平均年齢を出してもらったら、
平均42才を越えていた。
これってオヤジ、オバチャンまっただの中じゃん。
スポーツなら引退の年齢が、
一局20分ゲームを打ってるんだから
無理があるよな(笑)
俺、26年間ずーと若い人達の中で
遊んでもらっていると思ってたんだが、
現実はこれだもんな。
知らなかったあー。
気づけなかったあー。
「あ〜あ」
雀鬼
会長、本当に申し訳ありません。
年齢詐称の張本人です。
平均年齢を10才も・・・・・
でも本人は入った時から気持ちが変わらず、
気がつかないうちに年がね(エヘヘへ)
(ママ)
■2014年7月26日(土)その5 Vol.3278
道場は夏にやるガマン比べの感がある。
ヒートアイランドを越えた人工的暑さ、
頭もボーとするし、呼吸困難もあり、
しゃべるのもかったるい。
家の中で熱中症で倒れる人の気持ちも分かる。
好き好んでやってるわけじゃないが、
とにかく息苦しい。
俺の席に扇風機と氷が用意されていたが、
あっという間にでっかい氷がとけちまう。
俺の何倍も暑がりのヤンマーが一言もしゃべれず、
もくもくと打っている。
明日もし催しがあったなら、
死人が・・・・出るかも。
マジ、危ないです。
雀鬼
この暑さもいい思い出になるでしょうね、ヤンマー!?
・・・死人さえでなければ(笑)
(橋本)
■2014年7月26日(土)その4 Vol.3277
このHPも意味も分からず、
もう3200本以上くだらんことを
その時その場でよくも書き続けて来たもんだ。
俺、パソコンで打てないから、
全て原稿用紙に赤ペンの手書き。
一万枚ぐらい書いたんかなー。
新しいことをやるには、
新しいものが必要なのに、
紙とボールペン一本だけ。
これを間ぬけっていうんだろうな。
だから若い人にバカにされちまうのかもな(笑)
そんなこたあ、
知ったこっちゃねえやな。
それも夏休みに入ったらストップだ。
水着いっちょうで海の岩場に立つ。
「ただそれだけ」
雀鬼
知ったこっちゃねえんですよ、小鉄さん!
とはいえ、小鉄さん、
自分の身を大切にして、
バカにするのも程々に〜(笑)
(橋本)
■2014年7月26日(土)その3 Vol.3276
昨日、伴を連れずに一人で都心へ出たんだが、
行く前に橋本が貸してくれた携帯電話を
外で一回かけようとしたら、
何度押してもうまく行かず、
汗をかくだけで終っちまう。
携帯電話に完敗です(笑)
ちょっと外へ出ただけで、
今の社会じゃ、俺は何んも通じない、
一人じゃ何んも出来ないことを改めて感じました。
駅のキップも適当に100円玉を入れて、
目的地までちゃんと買えないわ、
カバン一コ持つのも手が嫌がる。
社会人としては全くの失格。
俺って、遊びは好むが、
多分、仕事って嫌いなんだろうなー。
どこかの自然の中の自給自足とか、
社会から離れて暮らす方が
多分、似合ってたのかもなー。
「パパラギ」の本じゃないが、
ツイラビ酋長の意見に同調してる俺がいる。
今の社会じゃ、
この俺は時代に乗れないバカ丸出しだよなー。
山田が来てるから、
明日は道場で最後の何かがあんな。
その次の日はこの道場で何100回とした、
最後の取材も入ってるが、
暖房の中じゃ、こりゃダメだな(笑)
雀鬼
高木さーん、ということで、
そこんところ、よろしくでーす!
(橋本)
■2014年7月26日(土)その2 Vol.3275
昨日は羽生名人を祝える一人として
凄さを楽しんじゃったが、帰りは暑さでクタクタ。
俺なんかたまの外出なんだが、
それをずーとしている人達は大変なこったあ。
俺なんか月一回でもゴメンこうむるほど。
それじゃ社会人としての勤めは勤められませんね。
まあ、とっくに社会からはずれている身ですから(笑)
道場に来たら、入口にでっかい男が入口をふさいでいる。
その男、山田英樹は汗を流している。
暑いだろうといつもの俺の席へ。
「暖房消せよ!!」
外は猛暑の上に、
俺の居場所は間違いなく暖房が入っている。
シャボ達の雀鬼会Tシャツが汗でぬれている。
道場が閉じることで山田や板倉の最高のOBに、清川に、
また福岡から坪子のパパとママも来てくれている。
いつだって麻雀はヘボだが、心が温ったかい人達だ。
残り3日だもんな。
26年間の中の3日間。
外部の関係者も思い出の地として
何人もの人が来道してくれている。
たかが雀荘なのに、遠い地から起きていることを
しかと感じて下さる方々が沢山居て下さる。
思いや心や物もいっぱいありがとう。
「終わりは何かの始まり」
をつくづくと実感しています。
山田なんか出発からゴールまで一緒だもんな。
伴走、ありがとうな。
「誰か暖房消してくれ!!」
雀鬼
この暑いのに暖房入れてるなんて怖いです(笑)
自分がまだ20歳の大学時代〜
24歳だった牌の音open時〜
50歳のおっさんとなった今でも
会長からは何もかも頂いてばかりです。
そして今思い出のぎっしりつまった町田道場を思い返しています。
きっと明日はそれどころじゃない灼熱地獄でしょうから。
(山田英樹)
■2014年7月26日(土) Vol.3274
昨日も35℃を越えた猛暑の中、
椿山荘へ羽生先生の就位式、
祝賀会をかねた大パーティーに招かれる。
椿山荘は俺とヒクソンが出逢った場。
あれから何年至ったろうか。
今度は羽生さん。
この御二方と出逢えたことは
俺の人生の宝みたいなもの。
会場は600名ぐらいの拡さの中に、
1000名ぐらいの方々が集って、
まさに立錐の余地はなし。
式が始まっても入口の外まで人でうずまり、
羽生人気の凄さを改めて感じる。
入口の前のソファに座って、
将棋の森けい二先生と再会の挨拶しながら、
会場から聞こえてくる
社会の偉い方々の挨拶を小耳にはさむ。
羽生名人のご挨拶が始まって、
やっと入口の中へ混じる。
森さんや写真家の弦巻氏等、
取り巻きの人達と少し前の方へ進む。
羽生名人と直接ご挨拶したら
帰ろうと思っていたんだが、そうはいかない(笑)
また見知らぬ方々から声を掛けられ、
男の方、女の方に囲まれちまう。
演台を見ると、
舞台に立った羽生名人との握手会があって
長い行列が出来ている。
こりゃとても近づけないと、
何人かで外の喫煙場に座ってタバコをふかす。
時はどんどん過ぎて行く。
中は人混み、外は暑い。
もう限界かなーと思っていたら森先生が
「羽生くんの側に行ってやって下さい」
と誘われ、演台の近くまで行くと、
俺に気づいた羽生名人が
いつもの2人きりの笑顔で手を振ってくれる。
俺も返す。
こんなのあの状況でやるのは俺だけだった(笑)
まだまだ握手会の長い行列がつながっていたから、
そこで帰ろうとしたら、
演台の上の羽生先生の指が一本立って、
舞台の袖の仕切りの方に伝えている。
俺は下からで十分と思っていたが、
演台の上にまで上がらさして頂いて、
羽生名人に直接の挨拶が出来た。
こっちお願いしますと下から何人ものカメラマン。
あんな凄い方と個人的にふれあえて、
道場や我が家まで遊びに来てくれる羽生名人の
改めての凄さが分かりました。
御縁、ありがとうございます。
雀鬼
写真:弦巻 勝氏
会長と羽生先生のご縁、
御二人とも実際にお会いになられるまで知っていたのに、
かなり長い年月があったことも
何か大きな意味があるのだと思います。
会長と羽生先生が触れ合われているときの
御二人の表情やそこに流れる雰囲気が、
周りにも伝わり広がっていきます。
また、ぜひとも道場や伊豆の海で
再会が実現することがあったら幸せですね。
(清川)
■2014年7月24日(木)その3 Vol.3273
哲とナルコのTシャツが汗でまみれてんで、
「めんどくせえ、裸で打っちまえ」
と、俺もタンクトップを脱ぐ。
これで少しは涼しくなると思ったら、
男衆四人で裸になった周囲が逆に汗臭え。
Tシャツが吹き出る汗や臭いを防いでくれてたんだ。
哲なんか裸になっても
汗がつぶのように体から吹き出ている。
この作戦、失敗です!!(笑)
体育会系の部室並みです。
あーあ、くせえ。
暑さと臭さで具合が悪くなりそうです。
雀鬼
はっきり言って
脱いだら余計事態が悪化した感じです(笑)
小鉄さんには悪態突かれるし・・・・・。
裸になっても爽やかなナルコさんや
プロレスラーのパゲラさんは様になってました。
ホントうらやましい限りです(笑)
(哲)
■2014年7月24日(木)その2 Vol.3272
今日は34℃を越えていたらしい。
道場は外より暑苦しいから、何度あるんだろう。
窓は全開しているが、
俺の席は壁にはさまれた隅っこなんで、
息を吸うのも苦しいほど(笑)
昨日は、順位戦を先頭切って
引っ張り続けてくれた深山とナルコが、
半年振り以上で休みを取ったらしい。
残すところ後5日間。
ナルコ、深山、小鉄、今川、パゲラ、哲が、
暑苦しさと闘っている。
俺は明日は都心にスーツを着て、
羽生名人のパーティーにうかがう予定。
招かれざる客人かも知れないが、
俺と羽生名人の個人な仲ということで、
お祝いの席にちょこと顔を出させて頂きます。
雀鬼
羽生先生、名人位就位、おめでとうございます。
本日、就位式と祝賀会のようですが、
羽生先生は、昨日も王位戦第2局を制して、
徳島から東京へ。
そんなご多忙の中、
12勝1負とダントツの戦績で
名人位に就位されます。
会長の仰る通り、
羽生先生には名人位がお似合いです。
羽生名人との触れ合いのお時間は楽しみですね。
会長、行ってらっしゃいませ。
(横山)
■2014年7月24日(木) Vol.3271
ここんところ、
契約とか役所関係の必要書集めとかで、
凄ぇめんどくせえ。
俺達はうかがう方だが、
役所で働く人ってどんな気持なんだろう。
公務員って絶対俺には向かない仕事。
俺なんか時折りのハンコを押すだけでも
めんどくせえもんな。
そんなこんなで嫌な疲れがたまっている。
昨日は我が家で探し物や書類を少しずつ片付けていた。
孫のはるしは先に帰ってたが、
ここちゃんが12時まで居て道場へ電話して、
今川やシャボさんに別荘行かして下さいとお願いしている。
夕方頃は2人して俺の周りにまとわりついて、
「ジージ、別荘いつ行くの」
俺の苦労も知らずして(笑)
孫達は道場生と過ごした
夏の別荘暮らしを一番楽しみにしている。
うるさい親もいない、陽気な大人達が遊んでくれる。
自然の側のフリーな気分を幼ない頃に味わえば、
その体験が将来きっと何かの役に立つと思う。
はるしなんて、ここ数年、海でシャボに
つきっきりで遊んでもらった楽しさがでか過ぎて、
夏が過ぎると、大概のことがつまらなく見えちまうらしい。
今年もシャボ、今川を始め、
道場生に孫達がお世話になります。
「一番めんどくせえのはアンタだろ!!」
と、小鉄やパパの声が聞こえる。
俺、根が陰気だし、ずる賢いし、
性分にも問題があるからなー。
雀鬼
子供の頃の思い出や経験は
善くも悪くも大人になっても残るものだと思います。
はるしくんやここちゃん達にとっても
幼い頃の夏の楽しい思い出になってくれたら何よりです。
そして自分達おっさん、おばさんも
子供の頃に還れるのが夏の別荘です。
今年も皆で童心に還って楽しめればと思います。
ご多忙でお疲れの中申し訳ありませんが
今年も宜しくお願いします。
(シャボ)
おねえさんの今川です。
ここちゃんとコンビをくめば、
あの、おっきなカ二も、うっしっしです。
楽しみ!!
(いっすいくんには水かけばばぁ(笑))
■2014年7月22日(火) Vol.3270
今も一本原稿を上げた。
道場も残り一週間、何かと忙しい。
ヤンマー大将率いる今月の順位戦が
終わってほっとしてんのか、
熱中症気味とやらでボーとしている。
ボーとしていられないほど、
片付けなきゃいけないことや
進めなきゃいけないことが沢山ある。
多分、苦悩もあるんだろうけんど、
なんかボーとしている。
道場は29日引っ越しだが、
その合い間に都心へのパーティーや取材も入る。
誰か代わってよと呼んでも俺の代わりはなし(笑)
今までさぼっていたツケがどーとくる感じ。
引っ越ししても道場はすぐ開けないんで、
8月は今年は無理かなーと思っていた。
夏の伊豆の海暮らしをシャボの意向でゴー出しちまう。
我が家が治まっていたからこその
一ヶ月の夏休みだったが、
今年は違うんだよなー。
ヤンマー、深山、ナルコ、今川、木の子の連中には、
順位戦の疲れを海で癒して欲しいんだが、
深山なんか伊豆でも行ったり来たりの
便利屋さん扱いされちまうんだろうなー。
夏の別荘の楽しみを知っちゃった
小学生の男の孫と女の子は
「別荘行きたい」
と、大分前から催促していた。
俺なんて行っても面倒をかけるだけだし、
看護も受けなきゃいけねぇかも。
橋本や緒方も気が置けないだろうな。
俺は仕事で道場に来たが、
千葉組や板倉OBや、
生まれて初めて人をまとめる役をやった
ナルコも深山もまた来てる。
雀鬼
みんなをまとめる、
みんなを引っ張る、
本当に初めての経験でした。
ヤンマーさん、シャボさん、
チャンスを与えて頂き、
ありがとうございました。
(ナルコ)
8ヶ月に渡る順位戦お疲れ様でした!
疲れだとかはありますが、
それを上回る元気や楽しみを貰ってました。
そして8月からの別荘もまた楽しみ!
ある事がまずありがたいです。
今年も自分は行ったり来たりになりますが、
一夏皆で楽しみましょう!
(深山)
■2014年7月20日(日)その6 Vol.3269
今日も1日皆して盛り上げてくれた。
俺は最後の一回しか打てなかったが、
その理由が分かった。
自分の中では卓上では
ずーと綱を張ってたつもりだったが、
福岡のパパから、
もう会長も御自分の立場をお分かりになった方が
今後のためにもよろしいと、
シャボや小鉄は道場の三役を張ってるが、
俺の本当の実力は幕下クラスだと、
はっきりと本音を述べられる。
俺もそう思えば、
おかしいなという思いがいくつもある。
坪子のパパやママがトップを取れば、皆して拍手、
俺が白星を取っても、皆して無関心。
幕内クラスの皆んなは
勝てばどんどん番付があがって行くのに、
俺はトップを取っても、
その席に留まるか、休場を言い渡される。
小鉄やシャボクラスになれば、付き人もつくが、
俺なんか、ふんどしかつぎの給金もなし。
いくつもそれらしきことがあったが、
うぬぼれが強い俺には自覚が足りなかったことを
今日初めて坪子のパパに教えられ、反省、
これからは幕下の自分をしかと理解した上で、
日々の鍛錬を重ねて行く所存です。
何をやってもその程度の人間ですから、
これからは相談事はもとより、
指導の方は三役クラスの方のほうへ
よろしくお願いいたします。
「猛省!!」
オッス
雀鬼
会長、やっと自覚して頂いたのですね。
BA...さんも心配されてましたし、
綱を張ってたつもりでも
知らず知らずのうちに変わっていたのです。
...つもりはいけません。
ここはひとつ奮起して頂いてHABさんがおっしゃる通り、
何事にもこだわらず初心に帰って、
基本動作から再スタートして下さい。
三役のシャボさん、小鉄さん、
ご指導よろしくお願いしますね。
そしてヤンマーさん、恒さん、板倉さんも
知らんぷりしないでよろしくお願いします。
シンヤもだよ。
(パパ)
■2014年7月20日(日)その5 Vol.3268
原稿を書く合間に
ゴロゴロといつも以上の雷の音を感じたくなって、
道場の外の階段で夜空を眺める。
20秒おきぐらいの間隔で夜空が一面輝く。
少し経つと戦闘機の轟音が空を横切る。
時折り、いなずまが走る。
雨はシトシトと、俺が拡げた手のひらに落ちる程度。
空の上の雷も何かに対して、怒ってんのかなー。
空に向かって、すんませんと謝る。
久らく荘厳さを眺めて、下を見ると、
駐車場から、女性を含めた3人の方が
俺の方を眺めている。
上から手を振る。
「桜井さんですよね」
「ハーイ」
と返す。
見知らぬ方、悪いことやってる時に見られなくて、
よかった、よかった。
雀鬼
すーと見知らぬ人に手を振れる余裕、
これぐらいは自然に動けたいものです。
こういうことに有名、無名は全然関係ないと思いますが、
世の中どれだけの人が
こうゆう余裕や柔かさを持ててるのかなぁ。
(緒方)
■2014年7月20日(日)その4 Vol.3267
閉店バーゲンセールみたいに
後10日で閉じる我が家という店に
昔のように多くの者が連休を利用して集まってくれる。
久し振りな者や新しい顔もある。
俺がいつも執筆作業や
取材を受けている卓まで埋まっている。
26年前に始動した頃は
昼から夜まで入り切れないように人が集まって来て、
卓が空くまで、隣にあった雀荘で
待っててもらったことがあった。
栄華は枯れるもの。
道場がなくなるっていうことが
少しずつ、実感出来る。
昨晩なんか、
今やおとなしい爺ちゃまだが、
26年前を思い出して、
毎度チョッカイを出してくる
シャボと小鉄と緒方を使って、
あの頃の恐えっつうか、勇ましい俺の顔を
ちょこと垣間見せさせて頂く。
今じゃ遊びごとだが、
26年前はマヂだったからな(笑)
この頃、大きな声すら出ないんだが、
昨日、アオトに目覚めてよ、と起こされても、
一時間以上、一言も声が出せなかった俺が
アオトのおかげで
多少、声が出せるようになったありがたさが、
シャボや小鉄や緒方に、元気よありがとう、
と返したかったのも一部あったんだ。
雀鬼
会長の勇ましい姿、「ちょこと」だったんですね。
自分にはかなり、恐かったです(笑)
それでもいたずら好きなシャボさんが次から次に
球を返しちゃうからな〜。
シャボさんいわく、
「ぶっとばされるかもしれないけど、
やってみたかった」
だって、迷惑だよな〜(笑)
(小鉄)
あおちゃん、ありがと〜!
いや、しっかし、あの日はほんとふざけた客、
いや客とも言えな黄色いTシャツのクソガキ2人が
何度もきやがりまして、
ほんと毅然として対応しなければいけませんでしたが、
やっぱり、なめられたのか、
何度も道場内への侵入を許してしまいました。
すみません。
会長が勇ましかった頃なら、絶対許されなかったのに!!
(緒方)
小鉄、僕もう良い子になるよ。
だから後はよろしく。
(逃げ切れるかなぁ…)
(シャボ)
■2014年7月20日(日)その3 Vol.3266
今までで一番長かった39日に渡っての順位戦、
チーム戦は木の子の住人の順番通りに
一位から三位まで恒・小鉄・シンヤの3人で締めてくれた。
成績以上に彼等には心の大切さを感じる。
四位のナルコリーダーも新人ながら、
今や古参で何かに引っかかっている奴より、
チーム員のタメになる日々を送っていた。
ビリチームだったが、
深山リーダーは健やかぶりを発揮して、
ヤンマーの意志を心と行動で支えてくれた。
順位は出たが、経過を見れば、
5人のリーダーは五分の気持をしかと残してくれた。
個人戦を見ると、
やっぱ、ヤンマー発起人が
ポイント・打数・参加人数とまたもや3冠。
この業績は道場史上No.1に匹敵する。
過去に存在した四天王なんてくそくらえだ!!
それを証明してくれたのが、
ヤンマーの心と行動である。
俺も順位戦は信頼がおけるヤンマーに全てお任せ。
道場生も職人魂のようなヤンマーには逆らえない。
俺が26年持って走っていたバトンを
ヤンマーがしかと引きつなげて、
走り切ってくれた。
3部門でベスト10に入った
小鉄、深山、ナルコの3人は本当に自己犠牲を出して、
ヤンマー、チーム順位戦、道場、俺を必死に支えてくれた。
彼等の明るさが道場を救ってくれる。
輝きもあれば、暗闇もある。
そこから抜け出せないBTとヘッド、
陰と陽は世の習わしだが、
俺は陽のもとでいたい!!
陽気な大人と子供って、
明治維新以来、どんどん薄れていっちまう。
性格に陰がある者は可愛そうである。
雀鬼
結果として成績は出ましたが、
それよりも何とか遅れず走り切れたのかなって感じです。
ヤンマーを先頭に毎日道場を支えてくれる深山、ナルコ、
道場との距離考えると頭が下がります。
遠くても、数回しか打てなくても駆けつけてくれる人も居て、
良い仲間に恵まれたたから、やって来れたのかなって思います。
(恒)
■2014年7月20日(日)その2 Vol.3265
俺の大切にしてきた雀卓、
どこへ行っちまうんだろうと思っていたら、
この8ヶ月、道場の中心として
全ての役割をしっかりと勤めあげてくれたヤンマーが
手を上げてくれる。
福島の実家に置いてくれるという。
鬼の涙腺もゆるむ。
我が子をヤンマーが引き取ってくれるという。
俺も雀卓も大喜び。
もういっちょは、
まぐろ兄弟の側に行きたがっていたが、
清川夫妻がお祝いをかねてもらってくれるという。
世間じゃ新しい機種を入れて、
卓の上でずる賢いことを競っているが、
我が家の卓はオンボロだが、
そんなものとは違う。
俺や雀鬼流の心がつまっている。
ていうことで、一般の方のメールをさっそく頂いたが、
大切にしてくれる者が預かってくれることになったことを
見守って下さいませ。
メールを頂いた方の心も
しっかり受け止めて置きます。
雀鬼
会長のお心が詰まった、
会長の我が子を頂きありがとうございます。
会長が何度も行き詰まったときに牌が心の鏡となり
「今はこうだよ」と教えてくれたという町田道場の卓。
自分にもたくさんの思い出や気持ちがありますし、
スタッフ時代には毎日洗牌させて頂きました。
マグロの関さん黒澤さんや
一般の多くの方からほしいというお声があった中、
申し訳なく思う部分はありますが、
会長が清川の結婚祝いにと名前を上げて下さり、
ありがたく頂かさせてもらいます。
また唯一の同期であるヤンマーと一緒頂けるのも縁を感じます、
本当にありがとうございます。
大切にさせて頂きます。
(清川)
心あるメールを送ってくださった皆様には
卓以外の何か、長年道場で過ごしたものを
贈らせていただきたいと考えています。
その際にはこちらから、ご連絡させていただきますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(緒方)
■2014年7月20日(日) Vol.3264
緒方が道場の引越し日を29日に決めた。
10日後だ。
いよいよだな。
俺の人生の大半を決めてくれたボロボロの雀卓が
俺も誰もいないところにポツンと置かれる。
俺も悲しいが、卓っ子も淋しいだろうな。
雀鬼流は日本に一つだけ生まれた思考と行動、
社会の教えとはかけ離れた小っこい集まり。
俺はその小っこいものを大切にしている。
拡げようとか、大きくしよう、
なんていう気持ちは削ってしまった。
発展も進歩もなかったかも知んないが、
発見は沢山生まれた。
昨日はそんな折り、
道場生の清々しいクラスに入っていた清川が
新妻を連れて、登場。
初対面の新妻だったが、
いたずら心と遊び心で迎えてあげる。
この日一食目の冷やし中華を貧乏な女の子と
清川夫婦の4人で分け合って食べる。
一杯の冷やし中華のどんぶりを四人で回して食べる。
改まる立派な方々や常識人は
決してやらないことをやっちまう。
初対面で招待状を一番先にと持って来た清川夫婦と
しちめんどくせえことはすっぽって、すぐに馴染む。
それが俺の清川に対する儀式みたいなもの。
一杯の冷やし中華で心の中が温まった。
なぁ、清川と美穂ちゃん。
雀鬼
突然伺わせて頂いたのにもかかわらず、
温かく迎えて頂き会長、皆様ありがとうございました。
妻となりました美穂もかなり緊張していたのですが、
会長の遊び心で緊張も通り越し、
いい空気を作って下さり本当にありがたい限りです。
正直、頭が真っ白になりガタガタしていたのは自分なのですが、
そんな自分を会長はもちろんお見通しで
温かく、ありがたい御言葉をたくさんかけて頂きました。
最後は食べかけの冷やし中華、
今まで弟子としてだけでなく、
時として父と息子のように可愛がって下さった
会長との間柄を築かせて頂いたからこその
最高のおもてなしだと思っています。
ありがとうございました。
清川正浩
初めて伺う私を会長をはじめ、
皆様暖かく迎えてくださり
本当にありがとうございました。
清川から色々話を聞いていました。
清川が大切にしている方々に会い、
大切な場所へ連れてってもらえて嬉しかったです。
雀卓も大切にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
美穂
■2014年7月19日(土)その4 Vol.3263
久し振りに倒れ込むように眠ってた。
「ジージ」
とアオトが大声で飛び込んでくるのが、
意識の外から分かった。
きっとそのまま、眠りにつきそうだった俺を
アオトが助けに来た。
死ぬ時は自然の中か、
アオト一人が見つめる中、と望んでいる俺、
当然微動だにしない。目も閉じたまま。
意識の外から、意識がある姿になるまで待つ。
30分ぐらい至ったろうか、娘が、
「アオト、ジージの邪魔しちゃダメよ」
と暗い中に姿が現れる。
言葉にならない声で、
「冷たいものが欲しい」
と伝える。
家人だったら、決して伝わらなかった、
声にならない気持が娘には伝わったらしく、
「ハイ、冷たいもの」
その場で凄く欲したんだろうが、
多分、飲めたのは
それから20分ぐらいは至ってからだろう。
今日は土曜日、シャボも来る。
逢いに行きたい。
そんな気持があって、今もくそ暑い道場にいて、
後、何日かしたら、
ストップしちまうHPを書いていたら、
福岡の気持のある坪子夫婦がやって来て、握手。
すぐにシャボがやって来て、又握手。
話し合いも出来ない骨肉の争いに巻き込まれた人、
それどころか、厳しく傷つけ合っている人達、
だからこそ、坪子のママやシャボと
手と手を合わしちゃったんだよな。
雀鬼
誰かの声で助かった、臨床体験をした人から良く聞く言葉です。
会長にとっての救世主はアオト君だったのですね。
人間は誰しも傷つけあったり、
争いに巻き込まれたくないのに、
人はなぜ心とは逆の方へ行ってしまうのでしょうか。
その最たるものが戦争なら、
せめて自分達は明るく気持ちよく生きて行きたいですね。
そして心に余裕のある人は
他の人にも目を向けるようにすれば、
きっと世界は平和になると思います。
(ママ)
■2014年7月19日(土)その3 Vol.3262
道場の俺の汗と血と、すごい恵みが入った雀卓、
オンボロの雀卓の件について、
さっそく、HPに打った日から、メールが届いている。
俺にとっての牌とか雀卓は物でなくて、
俺と同様の生きものだった。
誰にも頼らず、相談者もいなかった俺、
それは決して、孤独感と異なり、
一心同体に近い感がある。
今まで何度も行き詰った時、
牌が心の鏡となって、
俺をしっかり写してくれて、
「今はこうだよ」
と指示を出してくれた。
昨日の放課後、小鉄が
「道場の卓も満身創痍ですね」
「それって、俺のことかい」
「そうかも」
と答えてくれる。
側で満身創痍だった卓を
橋本が部品もないのに手当てしている。
その側で、今川が
「本当だね」
と卓やオンボロのイスをなでてくれている。
卓じゃない、それは
「俺だ!!」
と思えた。
雀鬼
ソファーにすわっていました。
目の前のいすの背中にぺたんと、はりついて、
ボロボロの手すりんとこにさわると、
むしょうにいとおしくて・・・
やどっているんですね。
(今川)
今まで卓に手を入れてきて、
いつからか、機械と言われると、
機械は機械なんだけど、
生きもののようなんですよ、
と思うようになっていました。
なぜそう感じるのか、
深く考えたことはなかったですが、
言われてみれば、
そういう意味もあったのかもと感じています。
(橋本)
■2014年7月19日(土)その2 Vol.3261
道場もよい家族だなーと思える時期もあった。
打算が入り込まない良い関係の時もあった。
いや、それを今でもヤンマーを先頭に今川の久美子や、
木の子荘の恒や小鉄やシンヤの男衆に
深山やナルコも加わって、
「大切さって、何だろう」
日頃の言動に
俺にしっかりと伝わるものを持っている子もいる。
人間としてというより、
生物の本能として、それが伝わってくる。
それが今はITを始め、全て電波の世界。
電波の波動は生きものの本能を狂わす。
先日のIT企業の成功者との対談の中で、
ついつい、
「人間らしくなっちゃいけねえ時代なんだ」
と思ったことを言っちまう。
外部の方からの苦悩を聞いてると、
道場の中にも5〜6名の骨肉の争いの中に
混じっちゃっている者の存在がある。
黙って、のぞいていると、
その者達はそっち方面の場で競争している。
先日までトップだった者が、
あっ、今、追い越された、
日替わり定食のようにそのメンツが現れる。
もちろん負のエネルギーは正のエネルギーを越える。
「そういう病は治まりますか」
一人なら何とかなると思うが、
その者達が勝手に競走しちまったら、
まさに爆走、とても止められない。
声を掛けても、遠い位置にいて声が届かない、
が現状だろう。
中にはそっちへ行くなと、戻って来る者もいる。
行きたい方へ、行っちまって、帰らない者もいる。
幼少の頃に入れられたこと、
本人もとうの昔のことだからと、
心の奥深く潜めているだけ。
それを深層心理とでも言うのかも。
子供っぽいのとは違う、
それが幼児性っていう奴かな。
そんな中で苦悩する者のヤンマー達には、
俺の方から、
「すまん、すまん」
とくり返すだけ。
雀鬼
■2014年7月19日(土) Vol.3260
徹夜して、昼間に動くことが重なったから、
ひどく疲れていた。
そんな時にも何人かから相談事、
深い闇の相談も入る。
争いの元は家庭、家族、
それが幼い頃に壊された者、
成人しても破壊型、
老人になっても益々、周りの心や生活を破壊する、
骨肉の争い。
その道の専門家や法でも取り扱えないことが
日常の家族という関係から発生する。
忘れればいいことも執着心が強い者達は
なかなかそこから脱出できないで、
一生、苦悩を越えた怨念や異常さと付き合って行く。
それが人間の性(さが)なんだろうか。
もっともっと複雑になる人間関係。
自分でも相手にする者も余りにも複雑すぎて、
こんがらがった糸をほどけない。
信念や頑張りが化けて、
かた結びになる者もごまんといる。
それを簡単にガンコと言うらしい。
違うんだけどね。
その全てが俺には他人事とは思えない。
俺の中にも生きる事で
そんな虫が棲みついているかも知れない。
心は自然のまんまあればいいんだが、
生きることで我が身の心の内を
少しずつ異様な虫が食い蝕んでいる。
そんな虫を飼っていることすら気づかずに
普通の社会生活をやれてると思っているんだから、
いつの世も世は末だよな。
雀鬼
■2014年7月18日(金)その3 Vol.3259
昼間は人が居なかったから、まだ良かったんだが、
夜になって人が集まってくると、人の熱気で暑い。
ああ、それなのに、それなのに、
10時半にむさ苦しい男の川原が登場すると、
一気に温度が10度もあがっちまう。
俺一人、老人だから、
このままいけば、熱中症になっちまうよ(笑)
むさ苦しいのも、迷惑だが、
霊気を流す者はもっと危ないよな。
雀鬼
高火力人力発熱機を長年担当されている川原さん、
冷房のない今年の夏は当社比2倍です!
特に御高齢の方や乳幼児の方は
川原さんの今後の動きにご注意下さい。
会長はもうだいぶヤバイです!
(緒方)
クラクラするほど暑い!なのに
…笑う・大声で話す・ムダな動きをする…からの汗だくだく。
これは暑苦しい!ご迷惑おかけして申し訳ございません。
一方彼らからは体温すら感じられない…すごっ。
(川原)
■2014年7月18日(金)その2 Vol.3258
現在道場は8卓だが、
今度の引越し先は6卓の予定。
俺が26年間打ち続けたすごい古い卓。
正直、日本で一番ボロい雀卓だが、
俺がなじんだ我が子のような卓。
それでもいいよと可愛がってくれる方がいたら、
サイン入りで差し上げます。
限定2卓だけです(笑)
要望がある方は至急道場にご連絡して下さいませ。
同じ卓がすでに我が家に一卓。
麻雀博物館にも一卓。
もちろん、雀鬼会のコレクターである
今川の家にも一卓。
俺の卓がどこへ行っちまうんだろうかね。
雀鬼
ご希望の方は連絡の取れる電話番号、ご住所、
うちとのつながりやお気持などなど、
ご記入のうえ、こちらまでメールをお願いいたします!
post@jankiryu.com
(緒方)
■2014年7月18日(金) Vol.3257
諸用の予定は4時だったが、
ちょこと寝て起きたら朝の5時前。
どうせ寝れないんだから、
諸用を午後一時にしてもらう。
緒方が決めてくれた引越し先の
物件の契約を終えてから
初めて引越し先を見に行く。
ここが26年間
「我が家」
だったが、
なんか引越し先を見ている内に、
嫌な気持になってしまう。
ここは、なじみや愛着があったが、
引越し先は他人様のような気がする。
道場を閉めようとした昨年の末から半年至って、
道場生が集れる場、随分と小っこくなったが、
その引越し先だっていつまであるか分からない。
再出発なんていう気分は少しも起きない。
ともかく急な引越し。
一安心どころか、緒方、大丈夫かい
っていう気持の方が強い(笑)
26年前は、
待ってました、みんなついて来いよ、
から始動した道場。
俺一人でも行くぞっていう気があったが、
今じゃ大概が道場生まかせ。
突撃隊長の緒方、裏で支える橋本、
俺はもっと裏側。
先ずは半年が目標。
ばななさん、心配かけてすみません。
雀鬼
決まってほっとすると思っていましたが、
契約書に書き込む様を見ていたら、
自分は感傷的な気持ちになりました。
とはいえ、移動先が決まってしまえば、あとは動くだけ。
気分的には大分楽になります。
(橋本)
契約は終り、色々と先に進めることになりましたが、
会長の大丈夫かい、そのままに、
自分自身でも大丈夫かなという気持です。
やること、やれることははっきりしてきましたが、
実際、船が出航して、しばらく皆で漕いでみないことには、
大丈夫かな、が自分の中では続く気がします。
(緒方)
■2014年7月15日(火) Vol.3256
ベンチャー企業が生まれ、
新しい型の社会で企業家として立ち上がった、
サイバーエージェントの代表である、
藤田晋社長と道場の近くのホテルで対談した。
御存知のように、
こんな俺は政治家や企業家には頭を下げない資質、
藤田社長もすっからかんの若い頃、
道場に通っていた何万人の一人。
取材はいつも道場だが、
スーツを着た写真が欲しいってことで、
冷房が効かない道場で写真を撮る。
取材場所へ移動、エレベーターの中から社長に、
どうぞと声を掛けるが、
昔に返った代表は階段を駆け降りて行く。
その姿だけで20年近く、彼なりの厳しい波を
乗り越えて辿り着いている立場を
俺の前で脱ぎ去った姿を感じる。
たいがいの人間は昔は昔、今の俺は努力の上の成功者、
ていう姿でふんぞり返って、偉い人物を現そうとする。
でも思っていた以上に藤田は違っていた。
2人の会話も3時間、あっという間に終っちまった。
一応、公の出版物なんで、
何て、呼んだらいいのよ、
藤田でお願いします、
分かった、その方が俺の方も
藤田の後ろの看板を見なくて済むからやり易い。
「藤田」が、時折り、親しみを込めた「お前」
と呼び方も変化しちまった(笑)
俺を気遣ってか、当時俺が導いていた言葉を
藤田がどんどん出して来る。
藤田の土俵をポイと捨てて、
俺側の土俵の方に乗って付き合う。
藤田もどう気取ったって、作ったって、
どうせ会長には読まれちまう、と
地というか、素でずーと居てくれた。
俺も思うことを言っちまったし、
いつもの俺で通しちまったから、
きっと、この対談本はボツだな(笑)
ハイヤーで帰った藤田を送って、
広報担当の女性が、
あんな社長を見るのは初めてです、
と楽しげに笑ってくれていた。
20年前余りの師匠と弟子、
それは少しも薄れてなかったことは
藤田の強さだよな。
水と油でも通じ合えるんだね。
雀鬼
この企画の話しを聞いた時、
対談になるんかな〜?と思っていましたが、
対談うんぬんより、まさしく師弟の雰囲気で、
藤田さんの印象は、社長というより、
ただの子供とか青年の印象で、
逆に仕事場での社長の顔はどんななのか、
見てみたい気がしました。
思惑が外れた出版社は残念だったでしょうが、
いい雰囲気となり、よかったです。
(橋本)
■2014年7月13日(日)その4 Vol.3255
今日も道場内はうだるような暑さ、
長くいるとのぼせあがっちまう。
このくそ暑さの中、
冷房がない店舗って、あんのかなー。
そんな店じゃ、お客も来ねえよな。
雀鬼
何人も外に避難中!
うちにはお客さんはだーれもいません。
みーんな道場生ばかりで茹蛸状態で〜す。
もうしばし、みんなでゆだりましょ〜!
でもホント暑くて、皆さん、すみません。
(緒方)
■2014年7月13日(日)その3 Vol.3254
「ば」・・・・さんから、
会長元気だして、
元気だして、だしての応援コール。
箱根の俺の好きなブーゲンビリアの側に居られるのに、
「会長、元気だして」
「ば」・・・さんに心配かけるほど、
俺って元気が無くなっちまってんのかなー。
俺自身はどうなのか分かりにくいが、
「ば」・・・さんから、そう申されると、
俺って「元気ねえのかな?」
ていうことは俺が暗いのかなー。
シャボもいまだトップ取れずにブラック軍団入り・・・か。
俺、6〜7回打ったが、オール点棒は増えていた。(笑)
日々も何かに追われて、
やれるだけのことはやらせてもらっている。
今ん所、寝込む暇もない。
「俺、元気ねえのかなー」
いいわけするわけじゃないが、
年寄りはあんま元気いっぱいてどうなんだろう。
年並で行こうと思ってんですけど、
ダメなこところも、弱いところも、
バカなところも、どんどん出してね。
「シャボ、小鉄、今川、元気ねえぞ」
「元気出して!!元気出して!!」
雀鬼
ハイ!!元気出します!!
思い当たる所はあるので、それを修正して…。
自分から元気をとったら、
学問しか残りませんもんね(笑)
(小鉄)
今、道場ではちょっとでも油断すると
知らぬ間にブラック軍団に持っていかれます。
そうならないためにも「明るく、楽しく、元気よく」
町田道場での時間も残り僅か、
寂しさはあっても暗さは要らない!
(シャボ)
なんだか、急にさみしさ、
かんじはじめて来てしまいまして。
やっぱしね(笑)
みんなと、とにかく、遊んですごしちゃいます!!
(今川)
■2014年7月13日(日)その2 Vol.3253
順位戦の個人成績は
今の道場を心身から保ってくれる、
あのヤンマーが3部門で今期もトップ。
これって雀鬼会史上初めてだ。
過去の軽い奴よりも、終幕の重たさ。
価値も意味も違う。
シンヤが書いたポエムに
『道場には「過去」も「未来」もないが「今」がある』
その実体がヤンマーだ。
3部門でベスト10に入る恒と小鉄、
この2人も今の道場の顔。
ハンデやリスクがあっても、
それを乗り越えている深山とナルコ、
その中に毎日暗い、あくまで暗い方へしがみつく、
BTとBHが混じっている。
法律を犯したり、悪いことをしないが、
暗いのもいけねえのになー。
雀鬼
そう、「今」しかないんです。
それもこの場所にはあと半月しかなくなりましたが、
暗さにしがみついてる人達はわかってんのかな〜。
HPを読んでいないんだか、何の返事もないもんな〜。
自覚がないんだか知りませんが、
気にかけてもらえなくなったら、
本当に終わりなんだけどね。
(ヤンマー)
暗くなりたくはないんですが、
恐ろしいことは自分で暗い方にしがみついているという点。
自分で手を離すしかありません。
(BT)
■2014年7月13日(日) Vol.3252
深夜、2時半過ぎに我が家に帰ると、
ムコ殿の車があった。
わがままな娘に追い出されちまったのかな(笑)
下階には誰も居ないんで、
珍しく、ソーと2階に上がると、
一番手前の部屋のベッドで、
ムコ殿、一番小っこい孫が眠っている。
寝相が悪い孫が落ちたらいかんと、
ベッドの脇にぬいぐるみや
柔らかいものを置いてあげる。
昼前にはアオトも来たんで、
食の細いアオトのために
100gうん万円もするステーキを焼いてあげる。
その内、他の孫達が友達を連れて、遊びに来る。
我が家はいつだって、子供達であふれる。
大人は2の次、家庭なんかそれでいいと思っている。
昨日から、千葉の板倉OBがやって来ていて、
空気を明るい方向に向けてくれる。
シャボやシンヤ達、明るいのが好きな子が
ほたるのように共有した明るさを灯してくれる。
それですら、心を開けない者には
通じないらしい。
「明るくなるんだ」
の板倉の気持は俺にはすぐ分かる。
そのお礼を込めて、今日も下駄を履いて、
道場にカラン、コロンと登場した。
雀鬼
会長がいらした時に開口一番
「板ちゃん、下駄履いて来たよ」と。
自分なんかが用意した物を使って頂いてるのを拝見して、
凄く有り難く嬉しくなります。
この温かい気持ちを他の道場生達にも伝えられたらなぁ〜。
(板倉)
■2014年7月12日(土)その3 Vol.3251
古くなっちまった道場に
道場生が30人ばかし集まって、順位戦をやっている。
蒸し暑く、くそ暑い貧乏道場には
クーラーが壊れて、無し。
いくつかの扇風機が回ってるが、
彼等の熱気の壁に風なんか通りゃしない。
サウナほどじゃないが、ムンムンする。
ここだけは50年前に戻ってる。
そんな暑さのせいか、ここんところ、
珍しくコーラを飲んでいる。
体が炭酸を欲しがってんのかなー。
暑い暑いと言っても、
後、半月もすれば撤退です。
雀鬼
暑い!暑すぎる!!30℃越える真夏日に、
今時エアコンも無い様な所に30人も集まってりゃ、
そりゃ蒸し風呂状態にもなりますって!!!
でも、居心地は良い♪
(板倉OB)
■2014年7月12日(土)その2 Vol.3250
来週に入ってすぐ、
社会の時流に乗ったIT企業で成功され、
企業家でもある資産家の若き経営者である人と、
横丁の長屋のオッサンである俺とで、
出版社から対談話しが来ている。
正直、生き様、真逆つうか、まさに水と油。
そんな2人が逢って、
共有、共通する話なんて、あんのかな。
どこを探してもなさそう。
だってさぁ、雀鬼流って、
麻雀から政治色と経済色を取り除いたものから、
成り立ってんだもんな。
余りにも話が食い違っちゃってさぁ、
ぶん殴り合いにはならんだろうが、
ボツになる可能性は「大」かもな。
札束の山と、小銭じゃ、
どう転んでもこっちは不利だわな。
出版社、担当者泣かせな企画だよな。
相手が大金持ちだからこそ、俺は頭を下げねえもんな。
どうなることかしらねぇ(笑)
雀鬼
■2014年7月12日(土) Vol.3249
良いことも悪いことも、
流れはつながっているものなんですよね。
それを連鎖って言うのかな。
今日、道場に届いた雑誌の俺のコラムに
羽生名人との触れ合いや、来道のことが書いてある。
そしたら、羽生名人が来道した時の写真を
2枚大きくしてもらったら、
あの日の触れ合いの楽しみがそのまま写っている。
一枚は羽生名人を祝うケーキが
雀卓の上にどさっと乗せられて、
そのケーキを自分の誕生日を祝うかのごとき、
嬉しそうな孫のアオトの笑顔と、
その笑顔の上で羽生名人と俺が
信頼し合う男同士として、手を握り合い、
アオト以上の笑顔で大人が自然に笑っている。
俺にとって、孫のアオトも羽生名人も
俺を助けるために現れた方と子。
最も大切な関係が含まれていると
勝手ながら、俺は思っている。
もう一枚は羽生名人来道で、
又とない素晴らしい一日の触れ合いの幕が閉じる寸前。
時計の針が12時20分を指している。
羽生名人に頂いた将棋盤を中心に
俺の馬鹿話に羽生名人、後ろへずっこけて笑われる。
その真ん中にシャボ、
今日の勝負のレフリーは俺です、とばかりに、
赤コーナー「ハブチャン」
青コーナー「しょうちゃん」
と俺の後ろにはセコンドのヤンマー、シンヤ、成島。
それにしても、これから厳しいリングで
相まみえて戦う姿が何でこんなに楽しそうなんだろう。
羽生名人、並びにファンの方々、
お許し下さいませ。
雀鬼
茨城県の渡辺です。
今回のHPの文章も読んでいるだけで
その場に居れなくても笑いと温かさのある
楽しい雰囲気が伝わって来て嬉しくなりました。
ただ一つ納得出来ないのは、
何故シャボが桜井会長と羽生名人と言う
本物の勝負師の間に割って入り
しかもお二人に対して「ちゃん」付けは
有り得ないと思います。
こんな当たり前の礼儀作法すら分からないシャボは
きっと謝る事すらしないと思いますので
自分で宜しければ奴に代わり謝罪させて頂きます。
会長、羽生名人ならびにお二人のファンの皆様
大変申し訳ありませんでした。
■2014年7月11日(金)その3 Vol.3248
小さい頃に、勉強しないと大人になって・・・、とか、
人間が持ってる不安を将来消すために、何かを頑張っても、
押し付けられた不安材料や恐怖は
子供の頃に強く持っちまうと、
大人になっても不安と恐怖に取り付かれ、逃れられない。
俺なんか、戦後の社会の不安定の中でも、
危ない方や怖いことの中に
自ら飛び込んで選んじまった。
誰に押し付けられたものでなく、
強制的にやらされたわけでもなく、
自らが好んだ方へ選んだだけ。
先日、成功された企業家の方と話す。
古い付き合いがあって、
年2回は御挨拶がてらに語る。
えらい大金持ちで仕事も順調、
従業員もごさっといて、
世界をまたに仕事をしてなさる。
そんな「大人(たいじん)」でも俺には
心の内面を表してくれる。
無くとも不安、凄く有っても不安、
自らを最高権力者であると述べる人も
本心は不安と恐怖から抜けられず、
恐いから、先に攻撃しちまえとなったら、危いよな。
雀鬼
不思議なもので、頑張れば頑張る程、
不安って増えていきます。
〜〜〜(長いので中略、緒方)〜〜〜
体を使うって大切だなぁ。
(ヘッド)
■2014年7月11日(金)その2 Vol.3247
名人戦、棋聖戦と
強敵の森内さん相手に全勝した羽生名人に
頃合いを計って、電話を入れると、
風呂場のような空洞化した所から名人の声が響く。
「今、大丈夫ですか」
「ハイ、昨日能登の方で勝負して、
ボロボロに敗けちゃって」
と勝った時と同じトーンで話し始める。
「相変わらずの旅回りでして」
「お疲れ様、でも敗けたんじゃなくて、
休んだんでしょう」
と返す。
それから、羽生語と雀鬼語でやんわりの中で
厳しい勝負の話を語り合う。
シンプルに浅い話をしてるんだが、
気づくと、誰も寄りつかない深海の話に変わっている。
それがたまらんほど、おもしろい。
こんな話、2人しか通じませんよね、
と笑いあう。
雀鬼
お2人の間には人間は誰も入れません!
が、夏の海、魚達ならば、
会長と羽生先生の間で一緒に泳げると思います!
(緒方)
■2014年7月11日(金) Vol.3246
月に2本の原稿を上げて、
その合い間に3年前に俺が出した本の
出版社の人が仕事で来る。
紙や文字を扱う人も来れば、
体力一本の人達も尋ねて来る。
俺は文武両道じゃないし、
むしろどちらもかけ離れているのが俺。
学問の文も嫌いだったし、
運動部に属したり、習ったこともない。
それなのに、何でか相反する人達が尋ねて来なさる。
ただの雀荘のオヤジが有り余る本を出版したし、
オリンピック選手を始め、
多種目の体を使う現役の人達と、
体と体で、随分と体さばきをやったもんです。
これって、おかしいやね。
不思議だよな(笑)
雀鬼
数々の本の出版に体さばき。
どっちも普通はありえないですし、
体さばきなんて、体験してみないと
こんなのまず、信じられないと思います。
とても後世に伝わるとは思えませんが、
会長に手ほどきをしていただいた、体系の方々には
ほんの少しでも会長の感覚を受け継いでいただきたいです。
もちろん自分達も少しぐらいは・・・。
いや、触れられただけでも恵まれてます!
(緒方)
■2014年7月9日(水) Vol.3245
孫が幼稚園でサッカーやってる。
5分だけだったが、
小っこい子達が元気に走り回ってるのを見る。
俺はサッカーはてんで分かんないが、
パパが好きらしい。
その足でヤンマーが夜勤に行く前に逢えればと道場へ、
チャッペもいた。
疲れがすげえ溜まっている今川とナルコも
明るいBIGと陰の男の渡部と恒もいる。
数は少ないが、皆んな公休を取ってるんだね。
俺以上に道場のことを思ってくれる道場生も
少なからず、存在している。
今川なんか、放課後もいるし、
いつ眠ってんだろう。
まあ休みはねえな(笑)
そんな今川の心を知ってるシャボが
先日の月例会で優勝して勝ち取った
板倉が一時間以上かけて、鼻緒を調整した高級雪駄を
今川にこっそりプレゼントしていた。
今川雀鬼会コレクションの一品として、
大切に残される。
立川の今川ん家に俺が消えても、
確かなる思い出が残る。
俺が愛用したスーツもライターも
きっとそこへ行くことだろう。
雀鬼
雀鬼会はくぶつかん、かん長の今川です。
おおものの雀卓から、ちょっとした紙きれまで、
その時、その場におきたことが、
いっぱいつまっておるのです。
たからもの。ずいじ、受け付け中でございます(笑)
(今川)
■2014年7月8日(火)その3 Vol.3244
将棋、名人戦に続き、
森内さんとのライバル対決を三連勝で棋聖位を七連覇。
森内さんには申し訳ないが、
これで森内対決の方も無敗の七連勝。
時の人、凄い人を越えて、
羽生さんは将棋界の伝説の人と成りつつある。
名人位のお祝いの招待も頂いたので、
また列席の隅っこの方で
晴れ姿を生で拝見したいと思います。
まさに40代の羽生さんは、
本物の勝負師ですね。
雀鬼
羽生先生の二十代での勢いのある時の七冠も凄かったですが、
40代にして、この万能な勝ちっぷりは伝説であります。
本物の勝負師の触れ合いに
先日はご一緒させていただきありがとうございました。
この前の道場での立ち振る舞いの自然な感じが、
さすがであり、「粋」であります。
道場では「粋」を感じる瞬間が楽しみです。
名人位のお祝いの招待になると、
「粋」な物はあまり無いでしょうが、
くれぐれも羽生先生のお祝いなので、
会長に寄ってたからないよう、
くれぐれも参加者の方々にはお願いします。
(牧野)
■2014年7月8日(火)その2 Vol.3243
ヤンマーは夜勤に向かったらしい。
深山とナルコがいる。
なんかみんなのための大変さが痛々しく感じる。
心が不安定になっている者の痛々しさとは異なる。
こっちは可哀想な奴等と思えるが、
深山とかナルコには
「すまんなー」
という気持になる。
新人の海沼の姿もある。
慣れない中で少しでもついて行こうという姿に
貴重さを感じる。
群馬の成島や千葉の小沢と操の姿もまだ見れる。
深山の踏ん張りに少しでもと
平本や百武の存在もある。
天候のように道場の姿も日々変化する。
シャボやシンヤ、小鉄、今川のように気遣いが出来る者は、
気付いたことをビシバシとボールを投げる。
しかし、この頃そのボールも
選んで投げなければいけない様子。
それは道場として違うんだが、
状況的にいたし方がない部分がある。
正直、球を飛ばす方が疲れる。
それを知ってるから、
投げたくとも投げない人もいる。
それをよくない関係という。
「心を閉じずに行動を惜しむな」
という教えがあった。
150キロぐらいの直球が飛んでくる。
それを怖いと心を閉じたらもう開かない。
雀鬼
2月から道場に通い始め、
もうすぐ半年になります。
最近は何かをやるにしても、
ここまで力を入れることが無かったので、
今が楽しくて仕方ないです。
もう5年早くこっちに出て来たかったです。
(海沼)
■2014年7月8日(火) Vol.3242
板倉と腕が立つ職人さんだった
板倉の今は亡き御祖父殿の
気持が入った職人さん魂の下駄のおかげで、
26年間で最も最高な特別な月例会が出来ました。
俺達じゃ出来ないことを
亡くなられた板倉のお爺様が
「忘れんなよ!!」
と、人として最も大切なことを
改めて教えて下さった。
まさにあの場に
「心温きは万能なり」
の瞬があった。
俺やシャボ達はしかとそれが通じたが、
心を捨てちまった者には
「何のこと」
ぐらいで終わっちまう。
高校卒時に出逢った子供だった板倉も、
時が至って、髪の毛は薄れたが、
気持はあの頃と少しも変ってない。
それって凄いよな、なー、シャボ。
仕事だから、好かれたいから、認めてもらいたいから、
そんなの下の下だよな。
板倉を見ていると、
そんな気持がこれっぽっちもなかったな。
大量生産、大量消費の経済の仕組みから
取り残された職人魂。
かつて日本人がみんな履いていた下駄が、
西洋文明に押しつぶされて、
靴とかスニーカーに変わっちまったけど、
板倉が職人魂を三代引き続けて俺達に示してくれた。
この大切なことを忘れちまったから、
今日日の人から心が失せちまったんだよな。
今日日の政治、経済が牛耳る社会は、
心なんかうわっつらか偽造。
かつては職人魂を持った方が存在したから
気分が救われたんだよな。
雀鬼
昔は何処の町にも多くの職人さんが居ました。
人として大切な事を芯に持ってる人が、
身近な存在として多く居た時代だったんですね。
残念ながら祖父の技術は受け継げませんでしたが、
粋な心だけは受け継いでいきたいと思います。
板倉三代目
よくも悪くも生きて行く中で
人は変化して行くと思います。
でも変化しなくても良いモノ、
忘れてはいけないモノも有るように思います。
板倉サブマネは雀鬼会魂、スタッフ魂、
職人魂を持った貴重な先輩です。
今は職人と言われる方々が大分減ってしまったようですが、
本当の職人さんと言うのは技や技術だけでなく、
古くから受け継がれた心や魂を
持った方のことを言うのだと思います。
板倉サブマネのお心とお祖父様の職人魂が
最高の一日を作って下さりました。
道場生もまた道場での日々のなかで
何かそういったモノを感じとって
受け継いで行ければと思います。
(シャボ)
■2014年7月6日(日)その5 Vol.3241
7/6の月例会と東西戦決勝に参加させて頂きました。
月例会前に会長・シャボ君・ヤンマー君・永井君
・橋本・緒方君に、家の下駄を貰って頂きました。
早速履いて頂いて、
道場内に「カラン・コロン」と下駄の音が響いていたのが、
凄く嬉しかったです。
ですが、今日は月例会と東西戦。
皆履き慣れない下駄なんか履いて、
麻雀に悪影響が出たら間違いなく自分のせいです。
「大丈夫かなぁ?」と思っていたら、
ナンと下駄履いたシャボ君・ヤンマー君・永井君が、
月例会上位独占!
東西戦でもヤンマー君のA評価に卓点12.5の合格評価!!
出来すぎなくらい、こんなに嬉しい日は、なかなか無いです。
祖父が造った思いが、
下駄をとうして伝わったのかどうかは分かりませんが、
皆が祖父の気持ちに応えてくれた様で
本当に嬉しく有り難い一日でした。
お祖父ちゃん、皆喜んでくれたよー。ありがとう。
OB板倉
■2014年7月6日(日)その4 Vol.3240
月例会の後、選抜東西戦の後半の決勝が行われる。
ヤンマー軍、一ポイント差のぎりぎり勝負の中、
3軍と1軍戦で決着。
3軍戦、小鉄が2p、
横チンとパゲラで1pで3得点を上げ、
一点勝っているヤンマー軍は
板倉とBIGで1ポイントでことで、
恒軍、1点差の逆転。
合格試合を狙える両大将が入った1軍は、
恒大将が打てず、1.5p、シンヤも1.5p、
仁尾が3.5p稼いだが、
板倉がくれた下駄を一人だけ履かなかった橋本が
出足から、引っかかって、0.5pと打てず、
合計7pで終った。
3軍で1点逆転されたヤンマー軍、
シャボが月例会優勝と、板倉の下駄効果で3.5p、
成島と緒方の2人で4p、
この3人で恒軍に0.5p差に縮まったところで
ヤンマー大将が今年2回目のA合格点、5pを上げて、
四人で12.5pの卓点合格点を取って、
ヤンマー軍が最後の最後で4.5点差で勝利した。
四人の内、成島以外の3人は
板倉の下駄を鳴らして打っていた。
かっこよかったぜ!!
雀鬼
1点差という、本当に僅差で迎えた今回の決勝戦。
月例会がいい形でしめられただけに、
ショッパイ結果にはしたくないと思い、挑みました。
自軍の1軍には
板倉さんの下駄を履いた人が3人もいたので、
そのおかげで勝利できたかなと思います。
(ヤンマー)
ヤンマー軍に完敗です。
大将として力不足で、申し訳なかったり、
情けなさを感じたりしますが、
平本やナルコ等、良い変化を見せてくれた人もいて感謝です。
もう少しやりたいな〜って思ってたりしますが…
(恒)
道場では道場生同士まとまったりばらばらだったり
色々ありますが
時に皆の心と行動が一体感となった時
なんとも言えない嬉しい気持ちになります。
そんな一体感のある一日を
板倉サブマネとサブマネのお祖父様の魂が
プレゼントして下さいました。
最後の月例会、東西戦の節目の日に
最高のお心遣いをありがとうございました。
(シャボ)
■2014年7月6日(日)その3 Vol.3239
俺との思い出が詰まった町田道場での最後の月例会、
俺は最後ぐらい大赤字で終えようと卓につく。
一回戦、二回戦とマイナスで目標に向かう。
2回目に打ったシャボに
今日、マイナス80ぐらい行きてえんだけど。
そして、俺の前でめったにトップを取れないシャボが
トップで終えてくれたんだが、
3回戦目、「呼び込み屋」の小鉄が座った所で
事件が起きちゃって、止むを得ない状況に置かれて、
俺の目論見は外れてしまった。
最後の月例会らしく、
優勝がシャボの2位が板倉と忘年会の時なんか、
俺につきっきりで世話をしてくれた2人が
良い型を作ってくれ、
3位にヤンマー御大、4位が恒、そして俺とつないで、
全員、この日、板倉から頂いたばかりの下駄を
カランコロンと鳴らして打った者が並ぶ、
めったにない納得感がある勝者が並んでくれた。
板倉履物店の素晴らしいご縁は生きていました。
26年続いた「牌の音」に下駄の音が重なるって、
粋じゃないですか。
ありがとう 皆んな。
雀鬼
普段の道場では聞き慣れない、カランコロンという
下駄の心地よい音が響き渡っていた月例会でした。
その心地よさのままに結果が出るって、すごいですね。
(ヤンマー)
下駄履いたことないくせに
良いな〜っ思ってた所、自分まで頂ける事に!
早速履かせて貰い、不慣れですが、何か気持ち良かったです。
今の道場で最後と思われる月例会、良い思い出を頂きました。
(恒)
会長の大赤字計画も途中まで順調と思いきや
それを阻止する男が現れるとは思いませんでした。
終わってみれば赤と黒が逆になっていました。
板倉サブマネ始め下駄を頂いたヤンマーや
永井さん達も入賞で
最後の月例会で会長に喜んで頂け本当に良かったです。
(シャボ)
■2014年7月6日(日)その2 Vol.3238
今から、この道場最後の月例会。
そう思うと、
俺の人生の後半を保ってくれた道場が無くなっていく、
とてつもない淋しさが心の奥の方でうずく。
だって道場は俺の間違いない生命線なんだよ、
ていうことは……、命が縮まる……。
今、板倉OBが職人魂が入った、
40年前に板倉の祖父が
一年がかりで桐の木を素材にした
手の込んだ会津桐のゲタに雀鬼会の名を入れて、
プレゼントしてくれる。
誰にでも好かれる心ある板倉。
なんと、俺だけでなく、
お爺様がコツコツと手作業していた40年前には、
まだ生を受けていなかった、
シャボ、恒、ヤンマー、橋本、緒方の5人も頂いた。
心ある品物を心ある者達が頂いて引き継ぐ。
お逢いしたこともない先人から我々に、
板倉OBが時代を越えて、
心温かきものを伝えてくれた。
「きれいだったな!!」
雀鬼
祖父は、孫の自分が言うのもなんですが、
本当に腕の良い職人だったそうです。
その祖父の造った下駄は、
興味の無い人には“ただの古い板切れ”でしかないでしょうが、
自分にとっては“大切な形見”でもあります。
なので、自分の好きな男っぽい方々に貰ってほしくて
勝手ながら用意させてもらいました。
祖父が造って会長にサインを頂いた下駄は、我が家の家宝です。
(板倉)
本来、自分なんかの身の丈に合うような品ではないのですが、
板倉サブマネのお気持で自分まで頂いてしまいました。
下駄に触れている足の裏から、
じんわり温かさが伝わってくるのが気持ちよくて、
そんなことは初めてのことで、
これが職人の魂がこもったものなのか、
と既製品のものとは全く、
本当に全然違うことを実感させていただきました。
板倉サブマネージャー、
自分なんかにこんな貴重なお品を頂き、すみません。
ありがとうございました。
(緒方)
■2014年7月6日(日) Vol.3237
順位戦も今月26日まで進み、
シンヤ、小鉄、恒チームが上位に並ぶ。
この3人のリーダーは木の子荘の同居人として、
男衆3人で暮らしている。
3本の矢ってあるけど、
3人でうらやましいほど、呼吸が合っている。
もし女子が3人集まれば、姦(かしま)しくなって、
一人だけ、意地悪されたり、のけ者にされることがある。
道場でもこの3人は
自分の持ち場をしっかり分かっていて、
その場、その場をこなしてくれる。
俺が見ても、とてもいい関係だと思う。
4位と5位はナルコと深山チームだが、
2人はご近所組でもないのに、
チームのために本当に良くやってくれている。
逢うたびに、体、大丈夫、
と声を掛けちまうほど、相当苦労している。
勝とうが、敗けていようが、
チーム体制は別にして、
この5人のリーダーは凄くいい味を出してくれている。
個人的には3部門のポイントを
順位戦の発案者であるヤンマーが3冠。
ヤンマーは感情以上に
順位戦を皆んなでいかにやるべきかを
心から思ってくれている。
26年間やって来て、一番大変な時の柱、
さすが、東北魂です。
3部門のベスト10に、やはり恒と小鉄の姿が見れ、
深山とナルコもぎりぎりで食い込んでいる。
いまや、この5人は順位戦になくてはならない者。
残り2人のヘッドとBTは皆んなにおぶさって、
なかなか、心を開けず、素直になれないが、
自然な明るさを取り戻して欲しい。
雀鬼
みんなの先頭に立つヤンマーさん。
僕より遠くから来る深山さん。
土方の仕事と両立する新屋さん。
永井さんや小鉄さんも、決して楽では無いはず…。
見本となる先輩たちがいるので、僕はまだ楽な方です。
でも、暗い人はダメですね。
ヘッド!BT!お前らだよ!!
(ナルコ)
オス!!
もう周りに心配や迷惑をかけたくない。
素直に心を開いて、明るくやっていきます!
(BT)
もともとばらばらだった3人ですが、
一緒に住み始めてから変わった気がします。
仕事も年齢もばらばらなんですが、
馴れ合いじゃなく付き合えるのが不思議です。
全体を盛り上げてくれる深山、
良い変化を見せてくれるナルコ、
2人とも自分達より遠い所から毎日のように通ってるんで、
近所組として楽出来ないですし、力を貰ってます。
(恒)
■2014年7月5日(土)その4 Vol.3236
来週、娘と嫁が軽い手術、入院をすると聞いた。
さっきまで、道場で元気にはしゃでいた、
坪子のママが急に体調を崩し、
今、ソファーで寝ている。
心の病も怖いが、体を壊すのも……。
何でかな、側にいる女子が3人も……。
雀鬼
まさかこんなところを撮られているとは。。。
始めは胃が痛くなり
胃を押さえながら打っていましたが、
胃のキリキリからお腹の差し込むような痛みに変わり、
座っているのも辛くなりました。
会長に対処の仕方を教わり、
うつ伏せになり言われた通りに寝ていたら
お腹の痛みが徐々に消えて行きました。
その後、頭に氷をのせて頂きこんな写真になりました。
まさか、寝方ひとつで痛みが消えるとは、
いつもながら驚かされます。
飛行機の冷房で身体が冷えたのが原因のようです。
帰りの飛行機では
ホカロンを一枚背中に貼って帰りました(会長に言われて)。
ホカロン一枚で身体はポカポカ。
心はそう簡単には温まらないのでしょうね、B軍団さん。
ママより。
■2014年7月5日(土)その3 Vol.3235
順位戦、トップ取れば、上の卓へ、
俺なんて、いつも一番下の卓の隅っこで打つ。
何んと福岡の坪子のパパとママが
トップ卓で2人して打っている。
こんな光景初めて見た。
パパもママもいい人で明るいが麻雀は超下手ッピイ、
その2人がそろってA卓とは。
この麻雀道場も泣いても、笑っても、今月で閉じる。
その思い出作りに
遠くからやって来てくれるパパとママ。
海外に転勤してた時も
わざわざドイツから遊びに来てくれた。
麻雀は下手ッピイだが、道場では人気者の夫婦。
ありがたいね。
雀鬼
会長と一緒に居ると今までの常識や
当たり前に思っていたことが覆される時があります。
それを目の当たりに出来、
会長とご縁を頂き私達のほうがありがたい限りです。
バカで陽気なママより。
■2014年7月5日(土)その2 Vol.3234
明日は26年間続けて来た俺が参加出来る、
楽しみな月例会。
毎月必ず参加した。
下北道場があった頃は両道場を掛け持ちだったんで、
600回ぐらい出場し、半荘4回だから、
2400回、月例会で打ったことになる。
新宿時代、雀鬼と呼ばれた俺が
集って来る若者のシロウト衆と、
よくもまあこんなに打ったもんです。
道場を始めた頃は
トップクラスの子としか打たなかった。
鼻っ柱の強い奴や、麻雀に自信を強く持つ者が現れると、
そいつを2年間は勝たせなかった。
それが今じゃ、
弱っちい子が落ちてくる一番下の卓で
麻雀にならない麻雀を打っている。
若い頃、強い者を求めて戦った俺が
行き着く先は弱者ばっかって、
どうなってんのかなー。
26年間参加した月例会も
やっぱ相当手を抜いても、
勝ちっぱなしだったなー。
麻雀を教えている麻雀教室の先生や
その道の指導者は勝ったり、敗けたりか、
敗ける方が多い者も沢山いるからこそ、
そんなの嘘だと陰で申す。
でも道場生達は分かってるよな、
それでいいんだよ。
雀鬼
自分などは、3人順番にトップを取らせていただいたり、
リーチ棒の向きで放銃する者を実は教えて下さっていたりと、
色々と遊んでいただいたクチですが、
切る牌を選んだ時点でロンの声をかけられていた人もいました。
まあ会長がリーチをかけられたらもう
その人が放銃することになっていたので、
おかしな牌を切らなければあとの二人は安心なんですが(笑)
(歌田)
■2014年7月5日(土) Vol.3233
孫達が全員集合していた。
親は一人も居ない。
ゲームをやってる時はおとなしいんだが、
動き出すと、
「誰がこれ、又やったの、ぶっ飛ばすぞ!!」
「ジージの部屋に入れて、粉々にしてやるぞ!!」
子供相手にマジで家人がどなりつけている。
男の俺がそんな言葉は孫達に発しないのに、
女は本当に恐ろしい。
食うものはあったが、
日本が戦争に又突入したら、
親が居なくなっちゃって、
子供と年寄りばかりになることを想像してしまう。
タクシーで出掛けようとすると、
ジージにさわれ、運がつくぞ、
と集まってくる。
何も知らない子供達、
社会は危い方向へ向かってる。
超巨大化した兵器産業がいつでも裏で動いている。
雀鬼
兵器産業、国、権力側の動きに
否応無く巻き込まれてしまうんでしょうか?
みんなが子供達の笑顔を思えれば・・・。
(緒方)
■2014年7月4日(金)その3 Vol.3232
道場生達は皆さん大変なんですが、
その中でも恒、小鉄、シンヤ、
深山、ナルコの5人のリーダーは大変の最前線。
本来なら、ナルコなら
下の方でのんびりやってら済む立場なのに、
リーダーに連続してついちゃって、
時折り厳しい顔をしている。
ナルコより先輩である立場が
希望や期待に乗ってくれないと
悲しくなるんだろうな。
会社でいうなら上司と部下。
上司が手を抜いて、部下が出来る限り現場に立つ。
やることもやって、
その上で明るさを作るのが先輩の役割なのに、
その先輩が暗い淀んだ悩みばっか垂れ流す。
これってまずいよな。
この頃、深夜の放課後に、
ご近所組がどんよりそこにいるだけ。
丑三つ刻にはお化けすら出ちまう。
体さばきやってら別だけどな。
今日はおバカチームのリーダーである
チャッペが来てるんで、
シャボがひっくり返るような
自然の笑いをチャッペが作ってくれる。
雀鬼
馬には遮眼革があると会長が言われ、
お馬鹿にも遮眼革を装着して頂きました。
(左を見る訳にいかず)
そしたら、どうみても田吾作!になってました。
写真見てシャボさんに喜んで頂けたら何よりです。
(おバカのチャッペ)
■2014年7月4日(金)その2 Vol.3231
今日日の社会では何が良くて何が悪いのか
分かりづらくなっている。
俺が思うに、大概は明るい方向へ進む方が
正しいような気がしている。
植物も太陽の明るさを求めて
そっち方向に身をゆだねる。
深海の生物だって暗いところで身をひそめ、
生命を保つ時は光が届く方へ向って昇って来る。
人間よりも長い生存性を持った生物は、
本能的にそれを知っている。
今日は珍しく家人と孫が横になって眠り込んでたんで、
タクシーを使わずに電車で道場へ。
いつも乗られている方々には分からないだろうが、
車内に乗っている人々が淀んで写る。
ちょっと前なら、仲良し達が楽しそうに
何かを話題に笑い合っている様子が見れたが、
携帯文明が拡がったせいか、
語る者も、静かに本を読む者も見当らず、
指先を器用に動かして、
小っこい画面をにらみつけている者ばかり。
昼間は苦虫つぶして仕事して、
夜に酒を前にして笑うのかな。
俺なんか馬鹿だから、昨晩も孫の家に訪ねる前に、
父の日に成島が変化を見せた、はげ頭のバーコードに、
レンズのないめがねをかけて、つけひげつけて、
アイスクリームをどさっと買って顔を出すと、
アオトが少し熱があったのに、
「ジージでしょう、ジージでしょう」
と笑ってくれる。
恒なんかその格好で電車に乗って、
床屋まで行ったり帰ったり。
成島、恒に続いて俺が三番手。
馬鹿だねって笑われようが、
気持悪がられたらダメだけど、
笑われたっていいじゃねぇか(笑)
雀鬼
ノリノリで馬鹿をされる会長が大好きです。
床屋で笑ってもらって、
電車では女子中学生が大爆笑!
すました顔でいたかったですが、
こっちまで笑ってしまいました(笑)
でも、駅の売店のおばちゃんから
「私、そういうの好きだよ〜」
って言ってもらったのが最高でした。
(恒)
■2014年7月4日(金) Vol.3230
「揺れない心」
を時々サインに入れる。
俺の心構えの指針でもあった。
ちょっとしたことや大したことでもねぇのに、
すぐに精神が反応して
乱れてしまう者が多く見受けられる。
ちょっとしたショックでビクビクしたり、
必要以上に怖がったり、
他が放つ言動で精神が揺れてしまうと、
精神のバランスを崩して、不安定な精神を持っちまう。
それを情緒不安定という。
たまになら結構だが、
全てをそこに結びつけちまう者は、
何も起こらなくとも、
いつもそういう状態を保ってしまう。
俺だって嫌なことや気分を害することがあるが、
起きたことの分量を瞬間に計り、
この程度かと判断して、
現実に起きたことを心の中で
10起きたら半分ぐらいにしてしまう。
いっぺんには無くせなくとも、
半分を又半分こにして置けば、
起きたことが小っこくなる。
俺はそういう心構えを取って来たが、
今日日の人を見ると、
起きたことを不安と恐怖で
瞬間に何倍ものものに増大させてしまう。
増やすことは拡がった良いことだと、
生きた学びの中で植え込まれている。
それが知だったり、お金だったり、
人脈だったり、それを人は限りなく求める。
多いことばかりでなく、
小さいことや少ないことが
いい場合だってあるだろう。
人間なんてほっといたって年齢だけは増えて行く。
その先に老病死があるだけ。
ていうことで、今回、
角川oneテーマ21から
ずばり
「揺れない心」
という本が出版された。
雀鬼
心が揺れたとき、大根でも軽く切り落とすかのように
“半分こ”にしていくなんてことは自分にはとてもできません。
“半分こ”どころか、
「揺れる」の二乗を続けていくようなときさえあるので、
会長の“半分こ”の軽妙な感覚には憧れてしまいます。
「揺れない心」のコツを少しでもつかめればと思いながら、
ご紹介くださったこの新刊を担当でつくらせて頂きましたが、
いまだその尻尾すら触れることができません。
先日も「あ、揺れたな」と思ったとき、
自分では大根のように“半分こ”に切ったつもりだったのが、
瞬間気付くと包丁のほうが“半分こ”に折れてました・・・
(高木)
■2014年7月2日(水)その4 Vol.3229
2〜3年かけて、
一つの仕事を成そうとしている五位渕チーム、
毎度、仕事で来た後、
必ず、その日に感じたことを即メールして寄越す。
仕事上なのか、気持があるからなのかは分からないが、
外部の方々と仕事をした後に
メールをくれる人の方が圧倒的に少ないのは確かです。
作っているものにはいまださほど興味が湧かないが、
五位渕チームの顔ぶれを見れるのは
結構楽しみなんです。
相手様にとっちゃ仕事、
それすら、遊び気分でやっちまう
この俺は無礼かも知んないが、
俺、道場のバカクラスに属しているので、
悪しからず。
雀鬼
五位渕さんチームの皆さんは、道場に来るのを、
いつも楽しみにされているように感じます。
毎回、明るく楽しそうな雰囲気で
お仕事が進んで行くのがいいなあと思っていますが、
それもバカクラスに会長がいらっしゃるからこそですね(笑)
(緒方)
■2014年7月2日(水)その3 Vol.3228
先日、東西戦の決勝の審判についてくれた
高槻の山田んところの仁尾。
奴は来ちゃ、携帯のカメラで、
その日あった何かをいつも写して帰る。
そこに仁尾の学びと伝えがある。
その仁尾が打ち切れない本部の道場生に
ビシバシと活を入れてくれている。
山田からの教えだろう。
かっては俺が全体に活をよく入れたもんだが、
この頃、俺は黙ってるし、
道場に仁尾ほどの活が飛ぶことも無い。
活が入る―――、しっかりしなきゃが必要なんだが、
今じゃ、活を入れられると、
もともと持っている不安が膨らみ、
叱られている、怒られている・・・、怖い・・・、
となって、萎縮していまう弱っちい子が
多く見受けられる。
そんなんじゃ根性や心が強くなれるはずもなく、
怖さと不安の中で迷いこむだけ。
男なら、活ぐらい受けろよな!!
オドオドしたり、何かしらの型で逃げたり、
誤魔化したりしてるから、自分自身を弱くして行くだけ。
ヨシッ!!とか、ウシッ!!とか、
自分自身に活を入れなければ、
活性化が生まれない。
怖がりや不安は心のカビだ。
カビは他の者にもうつる。
一人が元になって、何人ものカビ持ちになっちまう。
いったん、カビを持つと、
他の者が思って手を出してやると、
知らず、知らず感染しちまう。
俺を含めた人の持つ汚さがそれを作り出す。
それすら自覚してない者達が社会にも増大している。
心を洗う、心を清める、て必要かもな。
別にそれが宗教や教育にあるとは思えないけんどね。
雀鬼
「男なら、活ぐらい受けろよな!!」
心にずしんときました。
周りの方に活を入れて頂けるという事はありがたい事ですね。
人間なので、弱い部分がありますが、
自分を正当化せず、開き直らず、
自分自身にたまにでも活を入れられるようにしたいです。
ウシッ!
(清川)
■2014年7月2日(水)その2 Vol.3227
道場には外来の仕事関係の人達が待っている。
道場へ行かねば、という気持があったが、
アオトが暑い中、サッカーをやって、
くたくたになっている。
家人が、何か食べて、シャワー浴びなきゃ、
と声をかけるが、動く気配を見せない。
テレビが体にカビが出来る放送を流していた。
小っこい声で
「ジージといっしょなら」
俺も腹が空いていないが、ならば、
「もちろん、いっしょに食べよう」
アオトが懸命に食べる姿を見ながら、
一口、二口食べて、
さあ、カビを落とそうよと、風呂場へ。
仕事も大事だが、時おり、
それ以上に大切なこともある。
やっとすっきりしたアオトを乗せて道場裏へ。
「アオト、緒方がいるぞ」
窓から、緒方の姿を見つけ、
遊び相手の姿を見て、嬉しそうに笑って、
車の中から、緒方に遊びを仕掛けていた。
仕事は連続して、遅れちまった。
済みませんでした。
雀鬼
ついこの間会ったばかりなのに、
身長が伸びてシュッとしてて、
アオちゃんの変化にびっくりしました。
でも変わらずに遊びを仕掛けてもらえるのは嬉しいものです。
(緒方)
■2014年7月2日(水) Vol.3226
父の日にはまぐろ兄弟から、新鮮なまぐろ、
宇佐美の実家からは今年も甘いとうもろこし、
名古屋からは飛騨牛、
上田さんからの大陸の餃子なんか、
食べるだけで3回に分けて、お相撲さんも食べたっけ。
千葉のOB板倉からも毎度の西瓜。
全部旨いんだけど、その上で心がつまっている。
その心の味がたまらないんだよな。
道場生だって、心の味がする。
中にはショッパイ味やちょっと腐りかかった味もあるが、
心ある味を出し続けてくれる者もいる。
皆んな、どう気持を現すか、出すかと迷う時は
だいがいダメな味。
素直に出ればいいのにな。
雀鬼
西瓜の季節なんで「喜んでくれるかなぁ?」
くらいな感じで、勝手に贈らせてもらってます。
味付けは、シンプルな方が美味しいですよね。
旬の味覚も人も。
(板倉)
■2014年6月30日(月)その3 Vol.3225
皆んなに力を貸してくれて、
明るい方向へ導いてくれたヤンマー、深山、今川の
俺のふで書きの俺の言葉が入った額縁が出来て、
昨日、3人に渡す。
今川は雀鬼会コレクターだから、
大切に保存してくれるだろうが、
ヤンマーと深山はこんなの何よと押入れ行きかもな(笑)
特にヤンマーは書道をやってたから、
筆運びはお手本通り、
俺なんか、小学校の習字の時間も
さぼって遊んでたから、
この年になっても全くの自己流。
それが分かっているだけに
気持だけは入れて書かしてもらった。
まあ、俺の遺言だよな(笑)
雀鬼
いえ自分の字はお手本を写し書きしてるだけの
「らしさ」のない字ですから...。
額縁の方はさっそく押し入れに...は入れません!!
大切にさせて頂きます。
今川さんに狙われていますので。
(ヤンマー)
そうなんです。わたくし、雀鬼会コレクターなんです!
ヤンマーさん、深山さん、いつでも、わたくしに!
大事にしますよ!
2人といっしょに、いただけた思い出も、
とってもおおきいです。
(今川)
ヤンマーさんが場を作ってくれて、
終わりの仕切り役がいつの間にやら降ってきて、
それにノッてノッて楽しんでたら
今川さんと並んで3人でありがたい額をいただきました。
額のありがたさも勿論ですが、
この3人で並んでというのがまた嬉しく思います。
貰って終わりじゃないのでまだまだ楽しんでやらせていただきます!
因みに飾る場所も考えてあるので
物置には入りませんし、コレクターにも渡しません(笑)
(深山)
■2014年6月30日(月)その2 Vol.3224
週末に大相撲の町田場所に参加させられちまって、
五時間とっちゃって、
そのあくる日も道場で選抜の試合があったりで、
相撲取りや格闘家相手にしてる時は、
疲れよりおもしろい楽しさがまさっていたが、
やっぱあくる日にその疲れがどーと出るのは当たり前。
その疲れが今日に持ち越ししているが、
腹もすかないし、別に眠気もない。
ただかったるいだけ。
かったるくたって、
ここぞっていう時はまだ体が動ける。
不思議だし、ありがたい。
取材の体さばきの練習台になってくれた恒、
すっ飛ばしちゃって、ごめんね。
武器や道具を一切使わず、
自分が持ち合わせている素手だけ。
誰にも習わず、
自分が出来ることをやるだけのこと。
今、戦後ずーと大企業のアメリカの下請け状態で
成り立っている日本という国。
あの悲惨の敗戦から70年至って、
安倍内閣が集団的自衛権を作って、
国民や他国をだまそうとしている。
政治家つうのはいつだって
国民を利用して生き延びている。
その上で権力側が集って
国民をだまし続けていやがる。
大企業のアメリカは宣戦布告もしないで、
世界の警察の取り締りや聖戦をうたって
どこの国の争いごとにも首を突っ込む。
あんな法が通っちまったら、でっかい国の指示で
日本も再び戦争に加わらなきゃなっちまう。
パワハラ、暴力、絶対悪を社会はどんどん流すのに、
最大最悪の戦争は有りかよ。
だいたいがよ、太平洋戦争で敗けた日本は
戦争犯罪を問われ、死刑の判決があったじゃん。
ていうことは、戦争は犯罪行為だと
再審も認めたことだろう。
米国にそうしろよと圧力をかけられてんなら、
安倍さんが内閣を戦士にして
他国と素手でやり合えばいい。
そしたら日本なんかどこの国にも
ボコボコにされちまうだろうに。
市民をまきこむなよ!!
雀鬼
たまたま仕事から早く帰れて道場に入ると会長が…
抵抗する間もなくぶっ飛ばされました。
まー抵抗しても無駄なんですが。
素手の殴り合いで決着を付けるのは、良いなと思います。
少しは選挙に行く気になるかも。
(恒)
■2014年6月30日(月) Vol.3223
昨夜、急に寒気が走り、
原稿を書く指も震え出す。
これは危ないかな、
明日は体を使った取材もある。
ドタキャンかな。
起きると、上から下まで体に強い異和感を感じる。
体調を少しでも、と修正をかけるが、
あっちこっちなんで、時間がかかり、
終ったかなーと思った時は全ての体力を奪われている。
体力ゼロの状態から、2時間以上体を使う。
この暑さの中、我が家を出る俺は
冬用のヒートテックに長袖のTシャツの上に
冬用のジャンバーをはおり、
その上にジーンズのコートを着て来たほど。
体調の不調さが分かる。
「不調こそ、我が実力」
不調なら、不調なりにきっと何か出来るはず、
ふらふらだった体が取材者の求めること。
俺がこれはどうよ、と体をさばいている間に
家に居た時よりも体調が良くなっている。
丸木さん、高木の取材だからこそ、
気持が体を動かしてくれたのかもな。
2時間半か、もっと出来る。
後半分はこのまま行けそうです。
ですが、約束の時間を一時間遅らせちゃって、
ごめんなさい。
雀鬼
桜井章一 会長
お世話になっております。
会長が道場にお見えになったとき、ご様子を拝見して、
これはちょっとまずいタイミングだったかも……
事前に体調をうかがって
日を改めるべきだったかなと、
瞬間おもってしまいました。
しかし撮影は、会長が
「絶不調のときこそ、できるものがある」と
仰られた通りでした。
たしかに、こんなときだからこそ、見られたもの、
体験できたものがたくさんありました。
その意味ではむしろラッキーだったとおもいます。
会長、お疲れのところ、すみませんでした。
そしてどうも有り難うございました。
高木真明
■2014年6月29日(日)その4 Vol.3222
ヤンマー軍が0.5ポイントリードで始まった
2軍、4軍戦。
4軍戦は8名全員Cもあったが、
ヤンマー軍はしげるがどうにか0.5ポイントを取って、
0点試合をまぬがれる。
0.5p敗けていた恒軍の4軍は
新人の海沼が0.5をどうにか取り、
今までCコースだった平本がなんと、
2.0pを挙げて、4軍で2.5点は大きい。
ここで恒軍が1.5ポイントの逆転。
ところが2軍戦で異変が起きる。
恒軍、歌田、理絵、渡部、ナルコで組み合うが、
ハナっから歯車がかみ合わず、
卓上に不安が広がり、ナルコの1pで終っちまう。
一方のヤンマー軍、2軍は牧野、今川、深山、熊代で
3.5p挙げて、又もや0.5差でヤンマー軍の勝ち。
後半戦を残して、一点差、
まるでサッカー並だよな。
それにしても2軍なら、
7〜8pあげられると思う。
2チーム合わせて、その半分の4.5pは
低過ぎの打てな過ぎ、試合以前の問題だよな。
試合があまりもショッパかったせいか、
急に冷気が伝わっている。
雀鬼
両軍とも2軍でもショッパイ試合を作ってしまい申し訳ないです。
来週の1軍3軍戦では、
いい形での接戦を見せられるようにしたいです。
(ヤンマー)
やったー。久しぶりに点数がつきました。
会長、永井さんと橋本サブマネのおかげです。
オールCで終わらなくてホッとしました。
あー良かった。
1軍と3軍の皆さん。
バトンは渡しましたので、逆転勝利がんばってください!
(平本)
4軍で平本が2点取ってくれた時は、
涙が出そうな程嬉しかったのですが…
2軍では一番経験の浅いナルコが踏ん張ってくれたのが救いです。
来週の1軍では合格狙うのは勿論、
3軍から良い変化を見せられる人が出てきて欲しいです。
(恒)
■2014年6月29日(日)その3 Vol.3221
今の道場はヤンマーが中心になって、
維持されていることは間違いない。
そのヤンマーが全ての部門で先頭を切って、
責務もしっかり果たしている。
順位戦も19回まで進んで、
いつの間にか3部門でやっぱりヤンマーが
全てトップの位置にいる。
ただ麻雀が強いだけじゃ成せない足跡を
しっかり残している。
ポイント・打数・参加日数の3部門で、
ベスト10に入ってるのは
深山、小鉄、恒リーダーの3人に、
道場に来るために往復6時間かけて来る
あのBIGの姿が見えるのも凄いこと。
居ても周りに関心を示さず、
一日を暗くたたずむBTもいる。
これは負のエネルギーだが、
早く温かいエネルギーに変わって欲しいが、
根が深い。
水は流れるもの、
よどんでは汚れちまう。
力味は見ている方もつらいもんなんです。
雀鬼
各リーダーもBIGも皆に明るさや元気を与えてくれますし、
やることやってくれています。
そして妖怪達も皆に淋しさと暗さを与えてくれていますが、
当人達は自分のことしか見ていないので、
きっと気付いていないでしょう。
(ヤンマー)
ヤンマーさんが作ってくれた場を
深山リーダー、小鉄リーダー、恒リーダー中心に盛り上げる。
そんな流れをつなげていきたいです。
よどんだ空気に参っている人が多いので、
風通しのよいものが集まってくるといいですね。
(BIG)
会長、お言葉ありがとうございます。
あまり時間はありませんが、
根の深い弱い自分と勝負していきます。
(BT)
■2014年6月29日(日)その2 Vol.3220
今日は我が家の一番小さい孫の誕生日、何才かな?
でっかいおもちゃを2つプレゼントしてやるが、
多分、ほとんど分かっちゃいない(笑)
皆して、不二家に出掛け、俺は道場へ。
東西選抜戦の後半戦の2軍と4軍の決勝戦がある。
これだけは俺が感じるままに、その時の評価をつける。
16名参加するが、
合格点のB評価を2人ぐらいとれるかな。
日本中の麻雀でここしかない基本動作だけの勝負。
これがなかなか難しい。
今の俺はあの小っこい軽い
麻雀の牌を持つだけの力しかない。
ペンや箸も大丈夫なんだが、
ペットボトルを片手で2本持つと、
どこかしらの指が痛がる。
通常の生活でも、とにかく重たいものを持つと
体が拒否感を示す。
そんな体なのに何んで、
140sもあるお相撲さんを相手に出来るのかな。
その変化が自分でも分からないのです。
知っているから、楽しいてこともあるんだろうが、
知らないからこそ、おもしろい、てこともあるんだよね。
道場にはチャッペを主導にお馬鹿さんクラスがあるんだが、
その中に俺もシンヤも緒方も熊公も入っている。
妖怪クラスより、馬鹿クラスに入れて、
よかった、よかった。
なあ、シンヤ。
雀鬼
よかったぁ、いやーよかった!!
バカでよかった、助かった!
バカは気楽なもんよ。
妖怪クラスは大変そうだね。
・・・・・まー、いいか。
(シンヤ)
■2014年6月29日(日) Vol.3219
力まず、筋肉すら使わないので、
現役の大男2人を相手に
5時間ぶっ通しでトレーニングしたのに
筋肉痛はどこもないが、
あの後、シャボさんから、ある程度じゃダメだ、
と3時間お説教された。
早朝5時だもん、
やっぱり疲れますよね。
シャボさん達は週に2回ぐらい
スポーツジムに行って体を鍛えてるからいいけんど、
俺ときたら、ジムどころか、ランニングもしねえし、
腕立て伏せとか腹筋なんか、小学生頃にやったぐらいで、
一年を通して海で潜って遊ぶぐらいしか、
運動らしきものは皆無。
体調なんか、いい時なんて、全くねえのに、
急に昨日みたいに普通の弱った爺ちゃんが
大男2人相手に実戦をやっちまうって、有りえねえよな。
やっちまう俺ですら、
いつもそう思うんだから、不思議です。
俺は不健康まっしぐら、
ああいうことは健康自慢の人がやればいい。
あんな長い間トレーニングの相手して、
大男2人は新宿の大陸さんの餃子を
パクパク食って、平らげていたが、
俺なんか餃子4個に米を二口食っただけ。
これじゃ、体力もつかず、もつわけねえよな。
茨城県の渡辺さんのメール、
その通りでございます。
雀鬼
茨城県の渡辺です。
朝の5時と言えば近所のお年寄りが
朝の散歩をしている様な時間です。
そんな時間まで会長を引っ張るシャボさんは
「けしからん」と思います。
もうしばらくすれば梅雨も明けて
本格的な夏が来ると思いますので
床の上ではなく海等の自然の中で
シャボさんのせいでお疲れになったお身体を
リフレッシュして頂ければと思います。
■2014年6月28日(土)その3 Vol.3218
8時に来る予定だった相撲取りと格闘家が来ない。
何もやる気がなかったので、
少しほっとしていたら、
9時にでっかい男が2人入って来る。
俺はソファに座ってくつろいでいた。
一応、聞いちまう。
「押し出しかい」
「ハイ、そうです」
ならば、2人して組み合ってみろ、
から始まっちまう。
それじゃ、押し切れねえよ。
だいたいが腰を痛めちまうだろうが、
に実はそこを痛めています。
腰を入れて、立てよ、
普通に押すぞ、
さすが現役のお相撲さん、ビクともしない。
ならば、ちょこと体さばきを入れてやると、
お相撲さんが今度はぶっ飛ぶ。
多分、来る前は雀荘のオヤジなんか・・・・、
と期待もしてなかった顔が
一気にびっくらこいた顔に変わり、
こりゃ、何んか違うぞ、と気づき、
興味が湧いて、素直になる。
ほれ、やってみろよ、と手を取って導くと、
お相撲さんの動きが強烈に変化する。
それからは、この場合、その場合の状況や状態に合わして、
色々な動きを教えてあげる。
お前、140kgか、と最初に聞いた体重が
俺には40kgぐらいにしか感じなくなる。
やる気がなかった俺だったが、
ちょこっとやり出すと、午前2時、
ていうことは5時間、体さばきをやっちまった。
一つ一つの動きが変化するので、
力士の顔に笑みがあふれる。
楽しいかい、おもしろいかい、
「凄く、楽しいです」
「それでいいんだよ」
明日から、名古屋で稽古が始まりますが、
今日習ったことを稽古でやれるのが
今からウキウキしてしてます。
感覚の微妙な動きだから、明日になれば、
その間合いから外れちまうかも知んないが、
まあ俺も久し振りに体さばきが出来たんで、
それはそれで、楽しんじゃいました。
力士に力味を入れるな、ておかしいよな(笑)
立ち合いも教えたら、
スピードと威力が何倍にもなっていた。
全て相撲の中の動きの応用だから、
それが出来れば・・・。
散々、俺一人ででっかい男を相手にして、
最後にシャボ師範がいつものように
手直し、修正して下さったっけ。
これって、俺の年齢を考えたら、逆じゃん。
どう思う、皆さん。
雀鬼
全くもって逆です!!
シャボ師範はズルイんだよな〜。
できるのに高みの見物のおいしいとこ取り。
道場の誰よりもできるんだから、
自覚を持ってもらわないと。
(小鉄)
おすもうさんの手があまりにでっかく
巨大ヒトデがぴたっとはりついているようでした。
会長のひじがきゃしゃにみえたのです!
でもちゃんとヒトデ、すぱんとはずされてました!!
シャボさん、今度は巨大ヒトデ
まっさきによろしくお願いしますね。
(いまがわ)
何度も何度も朝まで会長を引っ張りまわして、
体さばきをマンツーマンで教わって、
何度も何度も感覚に触れてるのに、
な〜ぜ〜、相撲取りの方や、総合格闘技の方に
シャボ師範が率先して教えないのか、ととても疑問に思います。
会長が手直し、修正するぐらいで済むようにしておくのが、
シャボ師範の筋だと思います。
(緒方)
HPいつも楽しみに拝見させて頂いています。
自分が言うのも何ですが、
会長のお歳とお身体の具合を考えたら
まずはシャボさんが体使いの入り口程度でも良いので
ご指導されて、少しでも会長のご負担を無くしてから
最後に会長が少々手直しされる
と言うのが正しい手順だと思います。
自分の様な者が生意気いってすみません。
これからもHP楽しみにしております。
茨城県 渡辺
■2014年6月28日(土)その2 Vol.3217
順位戦最中、平本が
「ヘッド、退場です!!」
とレッドカードを一発で出す。
確かにヘッドは周りが見えなくなったり、
不安や恐怖が膨らむと、
キレて何人かに噛み付くことがあった。
ヘッドは弱いからいいけど、
歯型が残るほど噛み付くのは、
もちろん普通じゃない。
子供ならともかく、大人がやっちゃいけません。
シンヤリーダー、しっかりヘッドをしつけろよ。
一流大学出身のヘッドが
高卒の土方にしつけられるて、
世間と真逆だよな(笑)
雀鬼
ヘッドをしつけるのは、
ちと、難しいのですが・・・、
やるだけやります。
どーでもいいんですけどね(笑)
(シンヤ)
■2014年6月28日(土) Vol.3216
心身がだるい中、原稿をアップして、道場へ。
JRの下のトンネルを歩くだけで体が重たい。
足もなかなか進まない。
この頃、寝たり、休んだりすると、
かえって体がかったるく感じる。
俺の年齢になれば、それも普通のこと。
こんな時は皆んなに混じって、
順位戦でもちこっと参加すればいい。
それなのに何んでだか、
大阪から格闘家とか、又大相撲の力士も来るかも知れない。
精神的なものを伝えるならいいんだが、
又、体を動かすてことになったら、無理かもな。
こんなことなら、オリンピックを目指す、
水泳の若い女の子が来たがってたから、
その子に「いいよ」と答えてる方が楽だったよな。
俺のような何も学ばなかった年寄りのとこへ、
どうして現役の大男が来たがるんだろう。
甲野先生のように日々鍛錬されている、
その道の専門家ならともかく、
こっちはウソなく、ヨボヨボが現実。
これ本当です(笑)
今日は昼過ぎから、
子や孫が我が家に集って来て、にぎやかだった。
子供達が近くに住んでいるので、
そういう面ではありがたい。
それにしても我が家は
いまだに俺一人にオンブにダッコなんです。
その分、俺は道場生にオンブしてもらえてます。
孫達も少しずつ成長して、
この頃、体を使って遊ぶと、すぐ息があがり、
結構、あっちこっちを痛める。
そんな俺がどうして、
現役のでっかい大男と触れ合わなければならないわけ。
それっておかしいでしょう(笑)
雀鬼
確かに体づかいを学びたいなら、
甲野先生の方に行かれる方が自然な気はします。
しかし、そのヨボヨボですぐ息があがって、
体もかったるい状態の会長に
いまだ道場生が誰も勝てないのも事実なのです。
小鉄さんやシャボさんが会長越えをはたさない限りは
まだまだ、大男たちが訪ねて来ると思われます(笑)
(緒方)
■2014年6月26日(木) Vol.3215
メディアはこぞってあおったWカップ。
開始前は優勝を狙うという向上心の言葉。
日本チームの等身大の実力を知った上で、
何かが動き、運があればそれも可能かも知れないが、
サッカーを観ない、知らない俺から見ても、
日本のチームは全員選手揃いだったが、
強いチームや勝つチームには必ず何人かの戦士が見れた。
日本が思惑通りいかず、
勝たなければ決勝にいけぬコロンビア戦。
日本びいきの家人が今度こそ勝つ、
3対1で日本の勝ちとうたう。
日本が勝ったら10万やるよとかける。
それじゃ可哀想なんで、
日本はゼロ戦で太平洋戦争を争ったんだから、
やっぱゼロかもな。
まぁ、コロンビアは本戦の選手を8人も抜いての試合だから、
一点はおまけしてもらっても3点差で終るよ。
そうでなかったら俺の敗けでいいよ。
俺にリスクがあって家人にリスクなしの勝負を、
家人は上の部屋で、俺は下の自室で別々に見守る。
コロンビアが選手を落して来てもすぐ一点入れる。
その一点で日本中はひっくり返って残念がってたろうが、
俺一人
「ニヤニヤしている」
他のスポーツなら選手で十分だが、
サッカーは代理戦争だから、
抜きん出た戦士が必要に見える。
あれだけ盛り上るWカップ。
その裏にそれぞれの国の経済効果がかかっている。
日本なんか、テレビ放送権料の2千億円の内の
五分の一を一国で支払うらしい。
その内のほとんどを市民の金を集めたNHKが払う。
俺は家人に金を取られることなく済んだから、
経済効果ゼロで済んだがね(笑)
でもねぇ、ボールを蹴った代理戦争だからよかった。
これが本当の戦争なら70年前の二の舞いだ。
それにしても、ピッチに立った、
俺も名前だけは知っている選手の一方が、
心身が重たそうに見えて、
どこか障害があるように見えたし、
もう一人の選手は目立ちたがりやだが、
いじめられっ子みたいに見えた。
選手の皆さん、
勝負は時の運として、
おつかれさま。
雀鬼
日本代表テクニックは負けていない、
イケるんじゃないかと言われてましたが、
勝負となると残念ながら
すごい差がでてしまいました。
戦術が、とか選手交代が、
とかの次元で色々振り返られていますし、
悔しいという気持ちもありましたが・・・
本質そういうことでしたか!
これは・・・仕方ないですね!
何人か名前が挙げられた中で、
メッシにはものすごく冷静さがあるとおっしゃってました。
メッシでまず冷静さ。
ボクにはドリブルとかキックのすごさしか見えていなかったです。
(大体の人はそうだと思います)。
会長からサッカーのお話・・・
夢にも思っていなかったことですが、
なるほど!なるほど!ということばかりで、
改めてありがとうございました。
見といてよかったー!
(川原)
■2014年6月23日(月)その2 Vol.3214
一局打ってトップを取った後、
親で18000点をあがったとこへ、
金子OBが3時間以上かけて、
10時半に道場に来てくれる。
この時間に来てくれる涙ぐましい気持は
芯から分かるとは言え、
残る時間は一時間余り、
ていうことは往復6時間かけて
道場に居られる時間はたった一時間。
全くもって理に適わない。
俺が座った卓に金子OBに座ってもらう。
それしか気遣いが出来ないが・・・・・。
その卓にゾンビが入っていて、
あの小鉄が「呼び戻す」
いつもの丑三つ時前ならまだしも、
今日は早くから小鉄が「呼ぶ」
その力で金子OBにゾンビが噛み付いて、
金子OB、2口で食われてしまった。
「小鉄、呼び過ぎだ!!」
結局、金子OB、ゼロ。
ナルコチームはナルコと歌田で
ゼロポイントのドクロマークが久し振りにつき、
10時半頃には700m先から、
ニャ〜ン、ニャ〜ンと聞こえぬはずの声。
小鉄の呼ぶ声で狂おしい姿がバンバン現れる。
塩を盛って、お札を貼って、にんにくぶら下げて、
のろいを・・・・・。
雀鬼
本当に呼び過ぎました。
まさか、ここまでのものを呼び寄せるとは・・・。
もう、さすがにコリゴリです。
悪霊退散!!
(小鉄)
■2014年6月23日(月) Vol.3213
昨晩はチャッペが中心になって、
シャボ、シンヤで楽しい方へ。
BTがからんでいたが、あれはNG。
生命の素である植物は明るい方へ向かって育つ。
それが本当の正しさ。
残念ながら、我々は二次生物の動物だから、
そこからはずれる。
特に人間だけは進歩と伴に大きく道を踏み外している。
ここんところ都心に出たり、
色々あって、嫌な疲れが残っていたんで、
今日は休日、てことで、やっとこさ床屋さんに。
終って、孫達と別れて、
誰も居なそうな道場に来てしまう。
本物のおバカさんのチャッペがまだ居てくれて、
恒、小鉄、渡部、BT、の近所組に混じって、
遠方から、BIGと百武もいる。
ナルコ、深山リーダーも来た。
この2人は本心から、
今、道場の仲間のことを思ってくれている。
恒や小鉄もそんな気持を持ち続けているが、
この2人は大変な役割のリーダーを
何期も勤め上げているので、個を一切出してない。
数は少ないかも知んないが、
そんな道場生があってこそ、
その瞬間に道場の意味が見つかる。
雀鬼
大事にとっておいた切り札の「メロンひとかけら」が
なかった時は、かなりの衝撃でした。
作業中に思い出して、ツボに入ってしまいました。(笑)
感染は、してないです。(合掌)
(チャッペ)
深山はチーム事情に恵まれなくとも、
全体を明るく仕切ってくれ、
ナルコはラスばかりでしたが、
継続して存在感を出してくれており、
2人には脱帽です。
チャッペさんは本物のバカですが、
道場のお化けをぶっ飛ばして、
道場内を明るくしてくれます。
誰も敵いません。
(恒)
毎日のように顔を合わせてる御近所組との笑いもあり、
金子のおじきやBIGさん、名古屋、高槻は
来てくれるだけですげぇ嬉しくなります!
皆がいて、明るさ、楽しさがあるから
やれてるんだなぁと思います。
中には暗い方を向きやすい人もいちゃいますが、
明るい方向いて、皆で楽しんでいきましょう!
個の時間・・・は、とりあえず脇に寄せときます(笑)
(深山)
■2014年6月22日(日)その5 Vol.3212
大人の嫌な部分を見過ぎたせいか、
夢の中に、アオトが出て来て、
アオトに災難が降りかかって、
俺が呼んでも姿を消して行き、
俺が大泣きする夢。
すぐにアオトに電話を入れると、
一家で町田のどこかのキャンプ場にいるらしかった。
「ここ400円なの、今度、ジージも来てね」
「うーん、もう少しいいとこ行こうね」
一家で慣れないアウトドアを練習している。
俺を呼ぶためにね。
どうにかテントで一泊したらしく、
今日は我が家に来て、遊びつかれ、
アオトが俺の隣のベッドで初めて眠り落ちる。
他の孫達は離れた部屋でワイワイ遊んでいたが、
俺はアオトのそばを離れず、
そーと抱きしめ続けていた。
「大人は嘘つきだもんね」
ごめんね、アオト。
雀鬼
大人も子供も素直に素直に、生きていければいいのになぁ。
(緒方)
■2014年6月22日(日)その4 Vol.3211
昨日、毎度毎度の上田さんが差し入れをしてくれた、
新宿は大陸の餃子を今、外で緒方が焼いている。
俺もちょいと手伝うが、300個余りありそう。
上田さんのお話では、
大陸の田中さんの御好意分が半分入っているらしい。
その前日のパーティの折、
宇佐美が流れで、大陸さんへ行きましょう、
ていう話が出ていた。
そりゃ、俺も行きたかったが、
銀座、新宿という流れは、
その日の俺の心身では少し厳しかったんで、
行けなかったら、
それが伝わったように
上田さんが大量の餃子を持って来てくれる。
タイミングの良さ、
何んか一つ一つが分断されてなく、
全てがつながったり、連鎖している感じを
しかと感じました。
良いことも、悪しきことも、全てつながっているが、
良い連鎖の方が難しい気がします。
雀鬼
上田さんのお気持に田中さんのお気持を重ねて、
新宿から餃子を届けていただき、ありがとうございます!
みんなでおいしくいただきました!
(緒方)
■2014年6月22日(日)その3 Vol.3210
6月度の順位戦も12日目を終えて、
何んの間違いか、
土方チームのシンヤんとこがトップの32p、
25pで小鉄チームが2位、
3位にナルコチームの21p、
恒が18p、ラスが深山チームの16だが、
リーダー5名の中で、深山が道場全体を引っ張っている。
個人部門では、
ポイント部門は歌田、ヤンマー、その下にBT、
BTがここにいるということ自体、危いです(笑)
その下の恒と小鉄に罪がある。
打数部門でもヤンマー、ナルコの正統派の下に
陰の薄い渡部の名がある。
これもまずい。
参加日数の方はヤンマー、ナルコ、深山、BIG、
シンヤ、今川という、正統派路線が揃っているから、
この部門だけ、まとも。
3部門ベスト10にはヤンマー大将、小鉄、歌田の他に
ナルコが上位で居座っているが、輝かしい。
BTも黒い軍団を引き連れて、
その中に紛れ込んでいる。
これって、危いでしょう。
それも現実です。
雀鬼
・・・え〜とですね。
僕らはいつも通りやらせて頂いているだけなんで・・・
正統派のみなさん、頑張って下さい(笑)。
(BT)
■2014年6月22日(日)その2 Vol.3209
6月21日の俺の文に
健康麻雀教室と我が道場のことを書いたら、
麻雀教室で仕事しているおろかもんから、
卓上に無駄なものしかなく、何処が健康なんだろう?
と疑問を感じながら仕事してます、
だってよ。
そんなこたあ、わざわざ言わなくたって、
こちとら、十分承知してらあ。
看板に偽りあり、
みかけの美しさだけしか見せられない指導者が
どの世界にもごまんと居る。
それが社会、一辺倒。
「大人は嘘つき」
「ペテン師」
その野郎、
「卓上できれいなものを作れるのは、
麻雀界広しと言えど、道場だけです。」
この嘘つき野郎めー(笑)
雀鬼
見かけだけの世の中に惑わされて
いつの間にか自分も嘘つき野郎になっていました(笑)
胸をはって堂々と教えられるのはいつになることやら・・・。
少なくとも道場にいる時は常に素の自分をさらけ出したいです。
(麻雀教室先生)
■2014年6月22日(日) Vol.3208
気持悪い放課後が続いた後、
昨晩は福岡の坪子のパパが来ていて、
パパ相手にシャボとシンヤでいたずらが始まる。
俺も楽しいことならと、
そのいたずらを手助けする。
「会長は何んで、そんないたずら知ってんですか」
と今川。
今さらです。
いたずらや楽しみは求めるが、
淋しさや苦悩やうらみを前面に出す者は嫌だよな。
楽しみやいたずらを知らない大人って、
子供の頃から、
親や先生の顔色ばかり見て育った奴ばかり、
子供の頃からやってないと
大人になったら手遅れの分野なんだよな。
道場では選抜の予選があって、
いつもより場がピーンと張り詰めている。
3試合が終って、残りの3試合をやっている。
ヤンマー対、恒チームの前半の決勝は
0.5差の五分だった。
今日の予選を終えた次の後半の決勝戦で終る。
今日の予選の前半で
12名中、B評価を取れてるのが2名。
俺が遊びで打つとしても、
最低B評価を受けた者と打ちたい。
それ以下だと、打ってる気がせず、
心身に異和感を残すだけ。
そんな俺の気持すら分からず、道場生は打っている。
雀鬼
■2014年6月21日(土)その4 Vol.3207
サッカーWカップで若者を中心に熱くなっている。
俺はたいがいのスポーツに手を出したが、
サッカーだけはやったことないし、分からない。
だいぶ前にテレビでサッカーの試合を見た時、
汚ねえスポーツだなーと感じてしまった。
マスコミが煽って、サッカー熱は燃焼、
日本は今年は優勝も狙えるかとの煽りがあったが、
何か分からんが、サッカーって、
ブラジルの貧乏なところから生まれたスポーツらしい。
それは結構なんだが、
俺が今感じるにはWカップって、
国と国との代理戦争のように感じる。
本田上等兵、長友二等兵達が芝の上で、
武器をボールにして戦っている。
人類の歴史を振り返っても、
人間は攻撃性が強く、戦争をやり続けてきた。
スポーツを越えた国と国との代理戦争だからこそ、
サポーターという人達も
戦争に繰り出したように熱くなるのかなー。
今はヨーロッパリーグが
強くて凄い選手が集まっているらしいが、
どっちが勝つにしろ、
経済的に貧困な国が勝てばいいと思えてしまう。
受験戦争、経済戦争て、
人間達が好む代理戦争も存在する。
俺なんて、多少戦後の悲劇を知ってるから、
戦争は反対です。
戦略、参謀本部の監督は三国同盟のイタリアの大佐殿かな。
明日はとうとう日本本土を空襲化されちまうのかなー。
サッカー、本当に知らないんで、
訳分からんことしか語れません。
雀鬼
時々あるサッカーの盛り上がりにさっぱりピンと来ず、
何やってんのかも分からない、
何に盛り上がれてるのかも分からない自分でしたが、
会長の代理戦争のお話で納得です。
サポーターの方々の熱い気持ちに共感はできませんが、
なんで熱くなるのかは少しだけ理解できたような気がします。
(緒方)
■2014年6月21日(土)その3 Vol.3206
健康麻雀ていうのがあるらしい。
それに比べると、この頃、道場の卓にたまに入ると、
まさに不健康を心身に感じてしまう。
社会の時流に乗っちまって生活する人々、
俺もその狭間にに吸い込まれちまったのか、
以前に増して、卓上に心身の壊れを感じてしまう。
麻雀にきれいなものを作ろうとする事じたいが
無理だったのかも知れない。
己が弱くなったのか、
負のエネルギーをビンビン感じちまう。
全ては自分の責です。
雀鬼
自分も道場で麻雀を打っていて、
嫌だなー、とか、気持ち悪いなー、とか、
よく感じることがありますが、決して他人事ではなく、
自分自身そういう心身がなるべく出ないように治めなければ、
とつくづく思いますし、雀鬼流の道場生であれば、
やっぱり良い方向に変化してこそ、ですので、
あきめたり、シャッターを降ろしたりいじけたりすることなく、
少しでもみんなで変化していきたいです。
(緒方)
■2014年6月21日(土)その2 Vol.3205
有楽町のパーティー会場、
おかたい日本文学振興会主催の
大宅壮一賞発表会のパーティー会場は、
入口まで人があふれている。
完全な場違いを感じながら、
顔に手を当てて忍法の術で人混みの中を、
奥まったイス席に座り込む。
俺も取材されて俺の周りのことを一冊の本にしてくれた
ノンフィクション作家の神山典士氏が授賞する。
俺は読んじゃいないが、
神山氏が訴えた
「全聾の作曲家はペテン師だった!」
が賞に値したらしい。
神山氏の授賞の言葉の始めに、
「大人は嘘つきだ」
という一人の少女の一通のメールが
引き金になったとある。
そうかー
「大人は嘘つきだ」
「ペテン師だ」
そんな輩は社会にはごまんといる。
その中の一人はこの俺かも知れないと己を思い返して、
つくづくそう思えちまう。
授賞式が終わって、
神山が来客に挨拶回りを忙しくしている。
こっちは宇佐美と隅っこに隠れていたが、
俺を見知った人が神山の耳に・・・・・見つかった(笑)
神山が真っすぐ近づいてくる。
一応、おめでとの一言をかける。
「ちょっとお願いします、写真を」
「ならばここで」
と申したのに、演題の上に乗せられて、
大人は嘘つきのペテン師である俺が・・・・・
文学専門家ばかりの集団からとっとと外へ出る。
「新宿でも行きますか」
とタクシーをつかまえに。
「ちょいと待てよ」
有楽町駅のガード下へ。
昔は行き場を失った人々が
生きるために集った戦後のガード下が、
今じゃ近辺で働く人達の憩いの場に変っている。
戦争を、戦後を知らぬ世代が、
ガードの下の道端で、
イスやテーブルを並べて酒を楽しんでいる。
先日の父の日、道場生が作ってくれた昭和の光景が、
ガード下にはそっくりそのまま残っている。
ミルクホールという暖簾、
終戦後、町に早朝配達された森永牛乳の置き箱、
生きるために体を売った女性達が
ガード下近辺を縄張りにして立ちん棒をやった場、
悲しき女性達が通った婦人科の病院の看板に性病とある。
ガードのコンクリートの壁には、
昭和の映画ブームの頃のポスターが張り巡らされている。
若い頃遊んだ銀座をなつかしみ、
初めてガード下の酒席へ座ってしまう。
まさに走馬灯のごとく遠い過去の銀座を思い出す。
現実を知らない宇佐美達に俺の体験を語ってやる。
宇佐美が楽しそうに酒を飲んでいる。
俺そのものが酒のつま味。
その後も下北の焼肉の城西苑さんに伺って、
宇佐美は大ごきげん。
俺は疲れ切ったが、ほんの束の間でも
宇佐美に喜びだけはあげられた。
雀鬼
神山さんのお祝いそっちのけで勝手に楽しんじゃいました。
会長の周りにはいつもシンクロニシティーと言うか
同時性と言うか、不思議な事象が起こります。
今回もありました。「昭和の町並み」が。
屋台で飲むホッピーは格別な味でした。
会長の前で酔っぱらっちゃいました。
すみません。カルビ美味しかったです。
ごちそうさまでした。
(宇佐美)
■2014年6月21日(土) Vol.3204
都心の病院へ行って、疲れちまった上に
道場で深夜にお疲れ事があって、気持ちが下がる。
翌日は目覚めていたんだが、
やっぱり、気分が乗らず、
今日のパーティは止めだ!!と決める。
何となく竹書房の宇佐美に電話を入れると、
俺と逢いたい様子がピーンと伝わってくる。
奴もピンチなんだなと、
重たい体と心で、なら出掛けるよ、
とすんでで変える。
道場へ電話して、ロマンスカーの切符の手配を頼む。
そのまま車で駅へ向かうと、
昨日の脱線事故でロマンスカーがストップ。
しょうがねえから、迎えに来ていた橋本と
町田の一駅先から急行に乗る。
「新聞か何かある」
「いや」
すぐに町田駅に着き、橋本が降りて、俺一人旅。
橋本が降りた先に売店があった。
何か活字を買ってくるなと察して、
座った席を立って、開いたドアの前で待つ。
発射寸前、丸められた新聞が
ドアが閉じる寸前でバトンパス。
これでちったぁ、退屈をしのげると、新聞を開く。
前ページにAKBの娘が一面に写っている。
ならば、後方ページはと眺めると、そこもAKB。
こりゃ、読めねえよ、と中身をペラペラめくると、
オールあの子達の選挙の写真ばっか、
何んと、その新聞は月刊AKBなんたら。
あきれた。
ふとそばを見ると、
若い女性が怪しげな俺の姿を眺めてる。
そりゃそうだ、
こんな爺ちゃんがオールAKBはねえよな。
何かはあるなと気をつけて家を出たんだが、出足から怪しい。
橋本の神経も危いのかな。
そんな気分でいるためか、
前に座っている40才代くらいの女性2人が幽霊に見える。
町田駅で俺の隣に座って来た女性もそう映る。
その女性が乗った瞬間から新宿へ着くまで、化粧を続ける。
その変化をちらりと見たが、やっぱり、幽霊だった。
雀鬼
会長、すいませーん。
意図的なら「してやったり」と言いたいところですが、
そんなご気分とも知らず、
ただのハズレで「ごめんなさい」でした。
会長にお渡ししたあとで、
何新聞を買ったのか店員さんにたずねたら、
「AKB新聞です」と言われ、
「やっちまった〜」でした。
それにしても、
会長が電車でAKB新聞を読んでいると思うと、
あはは・・・いえ、本当にすみませんでした。
ただ、本当に、
察してドア付近にいて下さった会長の姿を見た瞬間は、
「おーっ!」と、すごく楽しい気持でした・・・
つめがなぁ〜(笑)
(橋本)
■2014年6月19日(木)その3 Vol.3203
久し振りに小田急乗って帰って来れたんだが、
その後、6時ちょっと過ぎに町田の一個先の駅で
脱線事故発生して電車がストップ。
ヤンマー大将は今日選抜の試合のために道場へ向かう。
後10分で町田ていう駅で動けず、
他の電車を使って、9時ちょっと前に道場に現れる。
3時間近いロス。
普段、便利なものが
ちょっとしたことで全く通用しない。
こんな時ぐらい延期にすればいいのに、
今、ヤンマー、今川、BIG、海沼の試合が始まったが、
他の道場生は四人しか来ていなかった。
深山にマッサージしてもらいながら、
仕事場から道場へ来るための
電車に乗ってる時間を聞いていたら、
BIGなんて往復3時間以上かかって来ちゃ、
一時間も道場にいられない苦労話を聞いていた。
そばでヤンマーが・・・・。
おつかれさま。
雀鬼
■2014年6月19日(木)その2 Vol.3202
寒がりだった俺がTシャツいっちょで外へ、
暑くなったねー。
そういえば、先日の父の日の道場、
暑さを吹っ飛ばすぐらい、皆して盛り上げてくれた。
前日の車の中で、歌ちゃんが
「明日、自分準備がありますんで、
お車の方は・・・」
道場生達は俺の知らぬところで、
シャボが企画を立てて、
俺に楽しみの場をプレゼントしてくれた様子が
遅れて入った瞬間に飛び込んできた。
壁に貼ってあった昭和映画や
タバコ40円なんていうポスター、
俺がソファーに座ると、
入口に駄菓子屋が開いている。
武者メン(コ)、ベーゴマも売っている。
どうも昭和30年代頃を狙った風景。
いつだったか、俺が
「平成より、君等が知らない昭和って面白かったよ」
と語ったことで、
道場生達で昭和を作ってくれたらしい。
先ず、俺を楽しませてくれたのは
いつも道場では口数が少ない群馬の成島が
昭和の会社員風でただつっ立っている。
その姿がたまらず、おかしくて、
出始めから、その日の幕が降りるまで、
微笑ましくって、自然に笑えちまう。
成島の根性でそこまで入れるかいな、と問うと、
奥さんの後押しがあったらしい。
本人は仮装したつもりだろうが、
確かに昔はああいう会社員がいた。
無口な上にしゃべると付け髭がおちそうになる。
成島が自然のお笑いになる。
2番手はいつも地味な今川のお水のお姉ちゃん、
3番手にいつもボロボロルックの緒方の
黒服のオールバック。
この2人の大変化も普通におかしかった。
シャボや皆んなが苦心したのは分かるが、
イケてるのは10人余り、後はおまけかいな、てのが本音。
それでも物を余り欲しがらない俺に、
皆んなして集まった気持が父の日のプレゼント。
麻雀卓も俺が昔打っていた
布をぴーんと張った手積の白い卓上に
竹牌で打っている。
なつかしいよな、うーむ、なつかしい。
皆して手積の卓で慣れない手作業で打っているそばで、
隔週の原稿を一本あげる。
周りはワイワイガヤガヤのお祭り騒ぎの中の、
俺一人お仕事を仕上げた瞬間、
俺も入るぞとテンションがあがる。
先程まで駄菓子屋の店番をしていた
竹書房の宇佐美が帰り、
売り上げの箱を見たら30円ていうことは、
半日かけて3人の客しかつかないてこと。
ならばと遊び心がわいて、俺がそこの席に座ると、
駄菓子屋をいっぺんに縁日のテキヤに変えちまい、
何人かの客を捕まえて、一回10円のくじ引きが、
100円玉に、千円札に変って、万札まで行って、
あっという間に売上げアップ。
口からでまかせの口上がどんどん飛び出して、
汚ねぇ商いをやってみせる。
いつの間にか誰も麻雀を打たずに、
俺の売を見ている。
いつまでやらせんだよというタイミングで、
俳優の桐谷健太が新妻を伴って、
一般客おことわりの道場へ入って来る。
最後のカモを健太にして売を終える。
その健太にCDで出した唄を
アカペラで一曲歌わせる。
すぐに俺が乗った。
ワイワイと乗った。
その乗りを受けて、
健太もライブ以上の乗りを見せる。
一日はちゃめちゃだったが、
シャボ達の心がしかと俺に伝わった、
今までにない父の日だったよな。
改めて、道場生の皆さん、ありがとう。
俺らしい父の日でした。
雀鬼
いつもとは違った形で父の日のプレゼントを
と思いマネージャー始め道場の皆に協力して頂き
楽しく盛り上がりのある一日になったかなと思います。
予行練習なしのぶっつけ本番だったので
それぞれの役作り?がまばらになってしまいましたが、
まさか成島さんがその日の笑いを
もって行くとは思いませんでした。
そして会長のテキヤに捕まる昭和の成島社長本当に最高でした。
ケンタさんも来てすぐにその場のノリに合わせてくれ
一曲歌って盛り上げて下さりありがたく
何より会長に喜んで頂け本当に良かったです。
(シャボ)
■2014年6月19日(木) Vol.3201
二月にいっぺんだが、
普通の方々とだいたい同等の七時前に起きて、
都心の病院へ行って来たが、
久し振りのお出かけはやっぱ疲れる。
サラリーマンの方々は
毎日そんな日々を送ってなさるんだよな。
お疲れ様です。
家から車で駅へ、ロマンスカーで30分、
駅頭で一服して、タクシーで10分余の病院。
病院入口から、下の階を歩くと、
成田や羽田並みの人混み。
それだけ体調を壊された方々が集まっている。
人混みを通り過ぎた奥のエレベーターで5階へ。
広い空間や廊下に人っ子一人見当たらない、
別の世界がある。
自動のドアが開くと、ホテル並の受付があって、
診察を待つ人が区切られた小部屋に
ポツン、ポツンとたたずんでいなさる。
社会の高い位置に昇った方々ばかり、
こちとらは身分不相応、
清水Dr.の御母堂様の紹介があってこそ、
俺なんかがそんな高貴なところへ紛れ込んでしまう。
今んところ、2ヶ月に一回だから、
どうにか耐えられるが、
毎度だったら、逃げ出しちまう(笑)
受付もえらい先生の診断も
全て清水Dr.の妻である典ちゃんが済ましてくれる。
俺は幼い子供のようにただいて、お任せ状態。
病院も苦手だが、明日も都心でパーティがある。
行けるかどうか、分からないが、それも苦手。
明日は気分と体調次第にしよぉおーと。
雀鬼