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■2013年6月25日(火) Vol.2560

5時から9時まで 新しく日本プロ麻雀連盟の会長に就任された 森山茂和氏が道場を訪ねてくれて、 竹書房さんの近代麻雀誌の取材となる。
初代、二代目とは面識はあったが、 麻雀界では特別な 雀鬼会の道場に来られたのは森山氏が初めて。
麻雀の鬼が棲む地に足を踏み入れてくれた 森山氏の気持に相当なる勇気と覚悟を感じいる。
上から目線で申し訳ないが、 せめて、四人だけでも「こいつは打てるわ」 と俺が思えるお弟子さんを育てて欲しいと切に思う。
楽しみ麻雀は一般の方に任せて、 プロの看板を張る以上は 厳しい麻雀を打って何ボだろう。
麻雀を打たない人に認められてこそ、文化だろう。
取材中、俺の病を心配してくれている うるわしき女性がドアを開けて飛び込んでくる。
カメラもビデオも入っていたが、 大切な付き合いをさせて頂いている女性は 俺の無事の姿を瞬間とらえて、満面の笑み。
取材なんて寸断、入って来た 「よしもとのばななさん」とハグをしてしまう。
ばななさんもさすが、 仕事より俺の病いの方が大事と分かってなさる。
いそいでやって来て、さあーと帰ったばななさん、 ありがとうございます。
取材が終わり頃、 道場生に牌を切り出してみろの指示を出す。
森山氏、 「純粋ですね」 「汚れがないですね」
森山氏にもやってもらったが、 全く出来ちゃいない(笑)
麻雀も体使いが大切なんですよと、 いくつかの牌を触らない体さばきを やって見せてあげる。
やられている森山氏が 「気持ちいいですね!!」 と感嘆の声を上げる。
力味はダメよ、心身を柔らかく、 が通じたかどうかは定かじゃない(笑)
ずーと外から見守って来た麻雀業界、 3代目体制から、 少しづつ良い方向へ向かって欲しいからこその、 今回の俺と森山氏の出逢いの運命があったんだと思うと、 俺の麻雀人生の終いも 近づいて来ているからこその出逢いだった。
めったに無いことだったが、 外まで送り、角を曲がったところで ずーと先を歩く森山氏等に、 路上から「オーイ」と大声を出す。
何度目かで、一団が振り向く。
本気でどうにかして欲しい俺の気持、 伝わったかなー。

         雀鬼




森山さんの麻雀解説を テレビで何度か見かけた事があるのですが、 思った事をズバズバ言う辛口のコメントがおもしろくて、 麻雀プロの中でもこういう真っすぐな人が 居るんだなぁと思っていました。
今日の会長との対談がきっかけで麻雀業界が 少しでも良くなるよう 森山さんには頑張って欲しいと思いました。
(熊代)

■2013年6月23日(日)その4 Vol.2559

第6期チーム順位戦の新たなメンバーが開票された。
前期大逆転優勝した歌田チームは メンバー数は変わらず、9名だが、 頼れるメンツが渡部班長と今川だけで 少々、弱体化する。
前回2位だった恒チームは11名から3名増えて、 最多の14名でスタート。
戦闘員も川原班長の元、シャボ、シンヤ、哲、平本と そこそこのメンツがそろう。
3位だった竹田チームは チーム員も10人から3人減って、7名、 その上、成島班長以下、全て外人部隊と 一気に弱小化しちまったことで、 疲れがたまった上の落ち込む竹田くん(笑)
前回4位だった情緒不安定チームの理絵チームからは その名が示す通り、不安定組がゴソッと抜けて、 11名から、4人となるは、 班長も暗闇大王の金に ヘナチョコの奥秋がつくだけの最悪状態。
竹田チームとのラス争いだけが見もの。
前回ラス、一気に大帝国を築いた ヤンマーチームが復興して、 6名から14名の大世帯に牧野班長、 前期100打点をあげて殊勲賞に輝いたしげる、 学問の神の小鉄に、深山、百武と金星組が名を連ね、 なんと一番弟子の山田英樹の名も入っている。
やる前から、優勝とラスが決まっている今期に どんなドラマが起きるのか、 何んもねぇかも知んないね(笑)

         雀鬼




前回、前々回と二期連続で弱小におちいった我がチーム、 このまま衰退の一途を辿るかと思いきや、 今回はまた強すぎる位になっちゃいました。 優勝争いになればいいんですが... 永井チームの奮起に期待します。
ラスの竹田VS理絵+四天王二人も どんな形であれ楽しく盛り上がるといいですね。 とりあえず何かしらはあってほしいです。
(ヤンマーリーダー)

■2013年6月23日(日)その3 Vol.2558

順位戦の合い間に東西戦を打っている。
前半3試合を終えて、 12名中、合格者のBは誰も取れてない。
今も後半戦の3卓を打っているが、 ザーッと見ただけで B評価点の合格を取れそうな者が見てとれない。
予選なんで、俺の評価点はつかないで、 選手間に判定を任せる。
予選は2試合あるんだが、 最低一個はBを取らなければ決勝戦も成立しない。
何で皆んな苦しそうに打ってんだろう。 もう少し、卓上に楽しさが出てこそ試合なのになー。
牌そのものは軽いのに、 人の手が触れると力味が加わって、 皆んな高目のボールになって、 それもストライクは取れず、ボールばっか。
これじゃ、野球でいう四球の連続、ピッチャー交代。 もっと低めのストライクを投げなきゃ、 四球の押し出しで得点ばかりが残る試合になっちまう。
我々草野球道場なんだが、 ストライクを入れて、 打たして取る試合をすればいいんだがね。
こんなに打てなければ、麻雀打つのも怖かったり、 不安になって、逃れたくなっちまうだろうなー。
困ったもんです。

         雀鬼






■2013年6月23日(日)その2 Vol.2557

頭脳は日本のトップクラスだが、 体づかいは下手で 美に対するセンスを失った小鉄のシャツに次いで、 昨日は竹田のシャツ、 パクパクしていたが、 真打ちのシャボがくれた ボルサリーノをかぶって道場へ。
何十人とすれ違ったが、皆さん目をそらす(笑)
やんちゃそうな奴の方が 俺の視界から姿を消そうとしている。
シャボさん、俺、今そういうキャラじゃない、 だから、どうすんのよ・・・、これ。
もちろんシャツは 自分自身が選んだものを着て来ました。
そういえば昨晩小鉄が 来年から世界の学問を目指して、 学問の道を49才まで貫くらしい。
アホばかりの雀鬼会から、 世界的な学者が将来生まれる。
小鉄は学問の星。
竹田は良心、良知の男として、 陽明学のふる里、中国へ旅立ち、 小鉄はアメリカとイギリスの最高峰に立つ。
シャボ達はその姿を賞賛の声で迎えられるだろうが、 俺は残念ながら、その前に・・・・・。

         雀鬼




もともと会長は帽子はかぶられないとの事ですが、 自分のイメージでは会長が現役バリバリの頃は ビシッと決まりすぎてしまうと思うのですが、 今は遊び心でかぶって頂ければ お似合いになるかなーと思ったのですが、すみませんでした。
小鉄さんは雀鬼会と言う小さな枠には収まらず、 ゆくゆくは日本を代表する学者先生になられる方。 10年後20年後お会いする機会があったとしても、 「あんた誰?」と言われるんだろうなー。
(シャボ)

■2013年6月23日(日) Vol.2556

昨日、道場にやって来て、 道場ノートを開くと 竹田が会長を倒す、やっつけちまう、 ボコボコにしちまう技を 前日来た武術家と格闘家から習得したという。
「最初からとはいかないので、  先ず、シャボさんを倒します」
と竹田があれこれ習得した技らしきものを出す。
俺がもう少し若かったら、どうてことないんだが、 この年と心臓がバクバクいっている状況で
「会長をやっちまう技」 と聞いた時は恐怖が走った。
「竹田にシャボがやられる」
遠く離れて見てたんだが、 すーと立ち上がって、シャボ、 「その技はこう返せばいい」 とすくいに入る。
シャボがするりと抜けて、 技をかけている方が崩れる。
シャボだから、どうにか太刀打ち出来たが、 俺だったら、竹田に仕留められていた、 と思うとゾーとする。
そこから始まって、 「そん時はこうよ」 「あん時はこうやる」 とシャボやシンヤの肉体派が中心に 体さばきが始まった。
あっという間に朝の4時、 こっちは心臓がバクバクしている。
それでも選んじまう(笑)
歌ちゃんの車で明るさが出て来た車窓に 早起きな健康的なお年寄りが散歩をしている。
健康な方々達を車窓から 不健康な老人の俺が眺めていた。

         雀鬼




会長、体調の優れないところ大変申し訳ありませんでした。 分かってはいたことですが、全く通用しませんでしたね(笑) でもみんな体を動かせて、楽しい時間を頂きました。
(竹田)

■2013年6月22日(土)その4 Vol.2555

東西戦の試合をやっている。
西のチームの予選だが、 新しい大将の恒がナルコ、パゲラ、元郎と打っている。
珍しく恒が上体にぶれが入ってない。 このメンツだと恒はどしっと落ち着いてみえる。
隣の卓で打っていた竹田、理絵、ヘッドは、 肩が上がり、肘が開き、 指先は打つ方向へ伸びたままで打っている。 体のぶれが多い。
途中で止めて、立って、 ただ腕を横に振らせる動作をやってみると、 体中から異和感が起きる。
30分以上も一人一人に修正をかけた。 また卓について打ち出すと、 何時の自分の動きに戻って打っているだけ。
麻雀は心身で打つものだが、 身についてしまったくせだから、 しょうがねぇって言えばしょうがねぇんだけどね。
オット、審判のヤンマーから 恒大将にA´の評価がつきました。

         雀鬼




会長から今のままで良いと言われ、 もしかしたらと思ってましたが、A’頂けました。 ヤンマーにはあまり見てないと言われましたが(笑) 大将として最低Bは取りたい所、 自軍の西軍の勢いとかに繋がってくれたらと思います。 明日は東軍の大将、新屋の試合もあり、 どんな形にでるか楽しみです。 (恒)

■2013年6月22日(土)その3 Vol.2554

父の日に頂いた一番お気に入りの小鉄のシャツは やっぱ我が家でも大人気で 一度、道場に着て来ただけで、 側にいたムコ殿の手に渡っちゃいましたっけ(笑)
今日は2番人気の竹田が買ってきたシャツに 白い無地のTシャツを合わして着てくる。
竹田と熱い握手。
末っ子の息子が中学時代に好んだトミーという銘柄。 その息子をロスに連れてった時、 トミーの腕時計とかシャツを買ってあげた 遠い昔を思い出す。
俺なんかユニクロで充分なんだから、 皆さん余り気にしないで下さいね(笑)
このシャツ一枚で学生気分になれました。
竹田、ありがとう。 小鉄、失格です!!

         雀鬼




ありがたいお話です。 夏も近いので明るいシャツを選ばさせて頂きました。 もちろん勝負です(笑) 少しでも喜んで頂けて嬉しいです。
(竹田)

「お気に入り」と言ったと思ったら、 「タダでもいらない」「失格です」と言ったり、 もう会長の言われていることは支離滅裂。
皆、会長に惑わされているだけ、 自分、合格です。
(小鉄)

■2013年6月22日(土)その2 Vol.2553

皆んなが俺の留守に、 その道の専門家と体を使って楽しんだ日、 そろそろ風呂でもとひと風呂浴びたら、 徐々に体に異和感が走る。
久し振りに背中がつったようなつらさがやって来て、 パンツ一丁でベッドにうつぶせで 異和感が通り過ぎるのを待つ。
今までは一時間で治まったが、 この日は背中から腹部まで回って来て、 気持が悪くなる。
トイレに忍び込んで、 片手をのどの奥へ突っ込む。
汚ねぇ話だが、 何10年か振りでもどした。
うつぶせになっていると、 ところどころで意識が飛ぶ。
まだかよと思ってたら、 四時から始まった、つったような異和感が 10時にやっと治まって来た。
我が家だからよかったもんが、 こういうのが外出先で出たら、まずいよな。
俺って、辛抱とか耐えるっていう人生やって来なかったから、 今頃、やって来てんのかもな。
でもね、本当これぐらいじゃ、 たいしたことねえんです(笑)

         雀鬼




痛みやつらさがあったとしても会長は、 道場でそれを全く見せずにいらっしゃいます。 それを見せないというのも強さなんだなと思います。
会長、自分は、いつでもほぐすタイミングを狙ってますので よろしくお願いいたします!
(深山)

■2013年6月22日(土) Vol.2552

俺は居なかったのに 甲野先生や光岡師範のつながりの小関くんが 総合格闘家の増田くんを伴って道場に来た。
そこにいた道場生達は体さばきはシロウトだが、 小関くんや増田くんと体を使って遊んでいた。
俺は電話越しに一時間ぐらいアドバイスを入れる。 彼等は専門家、こちとらはその道のズブのシロウトだが、 おかしな関係が出来ちまう。
「ギリギリの一歩手前を楽しめ」
「つかまず、触れるか触れないぐらいが  一番運動の質が高くなる」
なんて小関くんが 話したことをメールにまとめてくれていた。
さすが小関くん、10種に余る競技の 日本や世界のトッププレイヤーが 何故か集まって来て、指導しているらしい。
そんな強者が逆に道場を訪ねてくれるって、 不思議だよな。
俺はそれなのに、その場にも居ず、 電話で伝えられることを伝えているだけ。
その場で体を使って遊んでた今川が、
「会長はひろいなーと思いました。  一人身でそういう場に身をおいたりする人はいても  (プロや専門家のことかな)そういう場もあり、  ふつうに家族をつくって、お孫さんに囲まれて、  という日本のお父さんもして、  彼女もいっぱいいて(笑)(もてるってことかな?)  そんで、どれ一つも壊さず、  改めて『会長』はこの世で一人だなあと思いました。  ふつうはどちらかよりになりがちですものね。」
と長年の現場の俺の姿を 彼女なりに道場のノートに書いていた。
初頭に会長ひろいなーとあったが、 俺は外まで出て、 専門家や見識ある方に会いに行ったりはしねえんだよな。
だいたいが拡げることに罪さえ感じちまう。
まあ言ってみれば、 興味がねえんだろうな(笑)
今あるもんで、もう十分だという気持もある。
それに何かに捕らわれたり、 偏りたくねえのは確かだね。

         雀鬼




捕われない 偏らない おもしろさ それはむずかしいけど おもしろい おもしろいけど むずかしい。
会長、しかもむずかしそうにやらないんです(笑) そのひろげないひろがりから 小関さんと増田さんともふれあわせてもらえたりと いろんな事をもらっております。
私は会長のそばのこの時代にいれて 幸せものです。
(今川)

■2013年6月19日(水)その3 Vol.2551

父の日に頂いた 一番気に入った小鉄のシャツを着て来たら、 今川が声を出して笑う。
どうしたの?
「会長にも似合わないもんがあったんですねぇ・・」
失礼な!!
昨晩は名古屋の水谷先生が 父の日に持って来てくれた飛騨牛を頂き、 父の日は理絵ちゃん達が取り寄せてくれた 土佐のカツオのタタキを頂く。
どちらも好物で食いてえなーと思っていた食材。
何よりあの日、 山田とシャボに3人で席を囲んで食えたことが、凄え幸せ。
普段、椀に一杯も食えねぇ食欲が あの日は2杯の椀のご飯をおかわりした。
男飯を久し振りに味わった。
順位戦、初日が終わって、 恒が20pちょうどで先ず金星。 西の大将らしい姿を見せつける。
一方の東西戦の結果をみたら、 予選を含めて、19名が評価点0点組。
たった一点以上を取れた者が決勝を混ぜて、13名だけ。
5段階ある評価点の4番目の B´の一点も取れない試合は厳しいよなー。
今日も順位戦で3回打たしてもらったが、 誰も自分でつけてしまった悪いくせを 持ったまま打っていた。
評価点は全員ゼロ点だった。
「厳しい!!」
水野・BIG・梅の3人がトップを取って、 初日に爆弾解除。
こんな俺でも、一回目で爆弾解除が出来んのになー、 11連敗、20連敗とかの トップなし街道を突き進むって、 どう打ったら出来るんだろうか。
「俺にはまだその領域は分かりません」(笑)

         雀鬼




自分もプレゼントを失敗してしまったので あまり意見できる立場ではありませんが、 あのシャツはいかがなものでしょーか?小鉄さん。 でも今川さんには笑われてしまったとの事ですが、 着て頂いただけでもありがたいですよね。
選抜東西戦、順位戦共に新たな一期が始まりました。 それぞれ味の違う戦いですが、 当然雀鬼流で打ち合うわけですから 気持ちと動作をしっかりして また厳しさと楽しさの一期を 皆で創って行ければと思います。
(シャボ)


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