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■2012年8月2日(木)その2  Vol.2150

早い時間だったので、細々と恒と理絵が順位戦を打っていた。 道場は人が居ないと冷える。
短パンにタンクトップにサンダル履きの体が寒さに耐え切れず、 道場に置いてあった新日本プロレスから 選手用に作った冬用の上下のトレーナー着込み卓に入る。
何回打っただろうか、 上家に座る者が下手な事、下手な事(笑)
こんな連中が本戦を打ってるのかと、 何時より、ビシバシと打つ。
夜の10時を回る頃には、 町田の何時の連中も顔を見せ出し、 シャボや深山達も集まってくれ、 後一回打ったら、抜けようと、 理絵、横チン、ナルコという強烈なメンツに囲まれる。
ラス前を迎えて、 不良を目指すナルコがダントツのトップ、3人がへこみ。
俺は黒棒100点足らずで親を迎えて、 イーソと北を鳴いて、手牌はたった7枚。
対面の横チンから中が出て、 ロン、7700の一本場と 起きたことを当たり前と受け止めていた。
「会長、ソウズが・・・・」
と理絵の声で和了り手を確認すると、 南南中中778となっていた。
たった7牌で、この俺がやっちゃいけない 「チョンボ!!」 有りえないことをやっちまった。
チョンボ!!ペナルティ、大ミス、人間失格どころか、
「雀鬼、失格!!」
と断が下る。
道場生の多くの人達にとっては、 日常の出来事なんだろうけんど、 この俺がやっちまうとは、 トホホのホですね。
余りにも情けないし、 恥ずかしい行為でしたから、 明日から、久らく旅にでますので、 皆さん、捜さないで下さいませ。
8月2日、「雀鬼、チョンボの日」

         雀鬼




前の半荘で自分が会長の上家に座り きっちり殺しておきました、しめしめ。
下手くそ代表 奥秋

8月に入ったのに、海へ行かず麻雀を打っていたら、 まさかのことが。 夏は麻雀よりも海へ!ということではないでしょうか。 会長、やっぱり夏休みにしましょう〜! (理絵)

■2012年8月2日(木)  Vol.2149

外に出ると鉄も石も焼けている。 都会の暑さの中では 人は鉄板焼きか石焼にされそう(笑)
8月に入って2日過ぎた。 こんな生活初めての体験。
例年なら7月の後半の小学生達が夏休みに入る頃、 俺も夏休みをとり、夏の一ヶ月は、 岩場から冷たい荒れた波間をぬって海を漂い、 少し先の深場辺りを潜って海の生物にふれあう。
岩場は素足で歩けぬほど焼けているが、 少し先には冷たい海が待っている。
夏場は都会の暮らしを捨てて、 仕事も入れずに三々五々と集まってくる道場生達と 一宿一飯の連続を味わう。
昼間は散々岩場で潜って、 夕飯が終わると畳の上で格闘技等をして、 一年分の心身の要求を取り戻してきたからこそ、 長い一年が保てたような気がする。
テレビでは俺が好きな ロンドンオリンピックをやっているが、 映像で目が疲れ、やられる。
「心身が何かを求めている」
が、それが可能じゃない状態。 はっきりとしたストレスがわいて出てくる。
夏の暑さでない、海を相手に楽しめない、 心身に変調の兆しが現れている。
このまんま夏が過ぎれば、 ストレスがたまったまんまで 一年の後半をすごさなきゃならない。
ならば、一人で行っちまえばいいもんだが、 やはり、夏は道場生達と束の間の楽しみを作る時期。
生物には生きるための時期がある。 それを成すことで自然が呼び水をくれて、
「自然流」
で生きられる。
そうすんべかな、この夏を。 どうにかしなきゃいけませんやね。

         雀鬼




毎年、この時期は海、海、海のはずが、 何故か昼間から麻雀。 微妙な心境でいましたが・・・ 何とか夏休みが決まりそうです! 道場は大切ですが、やっぱり夏は海で遊ばせて頂きます。 (恒)

■2012年7月31日(火)その2  Vol.2148

夏休みてことで、 孫達が集まる声でやっとこ目を覚まし、 俺の部屋が子供部屋に、 遅くなって、娘の誕生日らしきものをちょっと味わい、 夜10時に道場へ。
成島や小沢達の火曜組が行き違うように帰って行く。 恒とナルコ、ヤンマー、理絵、今川、元郎達が残っている。
どうせ帰れば、又オリンピックを見ちまうのだから、 ちょっとだけでも道場へ。
高槻では、心がひん曲がって、 体が弱っちい辻岡変態が、 山田と金村の猛者に張り手を入れて突っ込んでいく。
打ち上げは強い者が弱っちい者に 散々ばらいじられる。
いじるといじめははっきり違う。 いじめは悪いとされて、 互いがいじる、触れる、スキンシップを失ったら、 人間同士の感触も忘れちまう。
いじめといじるの違いをはっきりさせて、 道場ではこれからもいじりっこが、 あることでしょう。
いじめだったら、俺が相手になる!!
町田道場でも、道場経験が低いナルコが 山田ん宅では俺の指示で 王座の席に座り、足を組んでくわえタバコ。



「山田!!」の一声で、 山田がナルコの足元へにじり寄って、 くわえタバコに火をつけてもらっている。
礼儀はあって当然だ、 だが、それが社会の常識の上で成り立つもの、 だけになっていたら、 時には礼儀すらも、ひっくり返らせる。 そこに信頼が生まれる。
かたく、かたく育ったナルコ、 社会的立派さを価値観の尺度に置くナルコ。
親の願い通り、かたい子に育ったが、 まだ己には立派さが足りないことを自覚しているらしい。
心が不足してる子や、 意地悪やずる賢さがある子には、 他の道場生から、 そこへ向かって、いじるボールが飛んでくる。
「ボク、いい不良になりたいんですけど」
「かたいだけだと、つまらない人生しか  歩めないからです」 とナルコ。
西の不良代表の山田が、
「ならば、3つのことを教えてやる」
と不良への道への指導(笑)
傾かないように、かたまらないように、 つまらん世の中を少しでも楽しく生きれるように、 教えるってことは 普通、良い方へ向かって導くことが当たり前だが、 深夜の山田ん家では、朝まで山田不良先生が かたい生徒のナルコへ、 正しい不良への道を教えている(笑)
道場でも知識人ぽかったり、 良い人ぶったりしてる者達からは何も学べない。 この人からなら何か学べると思える者は、 山田や金村みたいなその分野を消した者。
シャボも本当にいい不良だと思うぜよ(笑)

         雀鬼




まずは見た目から、ということで、 会長とマネージャーが不良に変身させてくれました。
いい不良になるため、まずは「にらみ」の勉強です!
(ナルコ)

■2012年7月31日(火)  Vol.2147

昨日はオリンピックを朝まで見ちゃった。
日本が得意である柔道と体操は今イチで、 判定も覆されて、日本側が敗者から勝者になったり、 体操もメダルを落としたと思ったら、 日本側の行為で審判見落としとかで 銀メダルを取っていたが、 おかしな異和感が起きた。
水泳は新星が出て来て、 移り変わりの楽しさがあり、 卓球も団体の方で早矢香が出るんで、 応援して見ていた。
マイナーなスポーツだが、 結構アーチェリーが楽しめた。
全体的にイギリスの大会が アマチュアっぽいのが良かった。
オリンピックも原点に戻って、 「勝つことでなく、  参加することに意義がある」 というアマチュア精神らしい方がいいのかもね。
「勝つ為なら、どんな手段もとる」 じゃ、政治や経済と一緒じゃねえ。
政治力と経済力で勝つオリンピックって、 ちょっと変な方向へ行っちゃってねえかい。

         雀鬼




オリンピックではあまり楽しくなかったらしいですが、 その頃道場では、ヘッドが「泣きの種目」で金メダル! 久し振りの金の涙は面白かったー!! やったぜ!!ヘッド 一等賞!! (小鉄)

■2012年7月29日(日)  Vol.2146

西の漢山田と東の漢金村を見てると、 男なら酒の味を楽しめなきゃ、 「女の腐ったの」 今回はつくづく感じやした。
男衆が集まる席でおいなりさんとか、 焼きナスとかトンペイ焼きなんか、 隅っこでコソコソつまんでいる俺は、ガキ扱い。



酒の席を楽しめてこそ粋、 俺は不粋者。
だから、今まで、恒や小鉄達にも一人前の男として、 扱われなかったことも致し方がない。
男なら、どこかで男付き合いの中で、 酒を飲めて当たり前。 俺って不様だよなー。
今度、粋な男の作家さんである伊集院静氏に 相談してみようかなー。
高槻塾の打ち上げの席も 酒の達者な山田と金村が場を盛り上げる中、 俺一人、ションボリして、 居たのか、居ねえのか分からなかったかもな。
猛者がそろった男の席で、 「お前も一杯やれよ」に 「飲めません」 じゃ男は通らねえよな。
打ち上げの席で金村やシャボ達と別れ、山田宅へ。 漢山田は朝まで焼酎をガンガン飲んでいたが、 お相手が出来るはずの清水Drが、熱中症でダウン。
橋本とナルコじゃ、 お相手も務まらなかったね。



俺達はのんびりゆったりと 新幹線で9時頃、帰動。
深夜バス組のつらい行程を選んだはずの 恒、小鉄、ヘッドが卓で打っていた。
シャボさんもお金がない若い連中を乗せたトンボ返しの 一人運転だったが、無事に帰られて何よりです。

         雀鬼




えーと身に覚えはありませんが・・・、 酒に頼らずとも楽しめる方が良いんじゃないかと。 酒で問題起こす人も多いですし。 自分も九州出身で、田舎へ帰ると何かある度に酒、酒と 飲む機会が多いですが、せめて楽しく飲みたいと思っています。 高槻バスツアー、大変な所もありますが、 結構のんびりした感じを楽しんでいます。 週末になると名古屋から本部へやってくる人もいますし、 年に数回ぐらいで、と思っています。 (恒)

■2012年7月28日(土)  Vol.2145

わざわざ、この俺が大阪の高槻塾まで暑い中やって来たのに、 漢を取るか、酒を取るかで、山田と金村が
「会長より、酒です!!」
ていうことで、俺、置いてけぼりを食らって、 仕事の原稿を書き上げている。
仕事と酒なら、俺は仕事を取る。
今日は37℃とかの暑さ、 高槻駅着いて、歩けず、 高槻駅前までタクシーに乗ってくる。
そして、ショッパイ高槻塾のJr決勝を観せられ、 その上、高槻塾の大将である山田と金村が打った、 四天王戦の対局の一局をサービス精神で 高槻塾道場生の前で初めて勉強会をやってあげて、 仕上げの原稿を一人、書き足している。
夜は11時半を更けてこちとらは残業。
雀鬼会の柱である山田と金村は 男らしく、今頃ご機嫌で 旨い酒をあおっていることでしょう。 凄か九州男児と浅草っ子の男2人。
俺なんか、残業で結構なんです。
御二方からの返答をお待ちいたしております。

         雀鬼




まさしくその通りでございます。
雀鬼流とは、自然流。 酒に溺れたおれが取れるけじめは、この程度でございます。 失礼しました。
自然にもどります。
山田

高槻Jrの審判と勉強会で一番お疲れの会長を置いて、 先に打ち上げに向かってしまい申し訳ございませんでした。 会長がおられなければ打ち上げの意味もなく、 とても反省しております。
歌田さんや理絵ちゃんが示したように、 他の道場生を行かせても自分も一緒に残るべきでした。 たいへん失礼いたしました。
金村尚紀

■2012年7月27日(金)その2  Vol.2144

床屋に行って、道場へ。 ナルコ一人を囲んで順位戦をやっている。
今晩の夜から、 恒、小鉄、ヘッドは深夜バスで高槻へ。 シャボも何人かの道場生を乗せて車での長旅。
俺なんて又清水Drとゆっくり 明日の午后の新幹線で行けばいいだけ。
高槻Jr決勝戦は 金村師範が仕切ってくれよう。
その後、毎度町田でやっている勉強会を 高槻で出来ればいいね。
打ち上げは居酒屋・山ちゃん。 そして山田ん家に泊めてもらう。
っていうことは、 週3回の家出の初体験で記録が出る。
ここんところ出不精でなー。 テレビとかラジオ出演も向こう様から わざわざやって来てもらっている俺が外泊3日。
家出も慣れればどうってこたぁねぇんだが、 やっぱ俺が泊まる先々で気苦労をかけちまうことに 反省、反省。

「よう!!とうとう来ましたぜ。  俺んところにAKB48の関連の取材がねぇ」
AKBオタクの俺のこと、 どうして分かっちまったのかなぁー(笑)

         雀鬼




会長のイメージ通り、 つつがなく進行の運びとなっております。
師範。マネージャー、 よろしくお願い致します。
勉強会はなんとか自分達でもお手伝いできれば幸いです。
AKB、こう見えて私、 8人ほど存じております。
(川原)

■2012年7月27日(金)  Vol.2143

ひろしからのカップラーメンをおみやげに、 途中コンビニでペットボトルとお菓子を買出して、 歌ちゃんの地元に近い息子の家へ初めて泊まりに行く。
朝が早いらしく、家族四人で 一つの部屋で集まって寝てた様子。
「俺はどこだい」
「二階の子供部屋へどうぞ」
ってことで、 おとなしくその部屋に治まる。
我が家では毎度朝まで起きているんだが、 よその家ではやることねぇし、眠るしかない。 本を少しだけ読んで3時頃には寝ついちゃう。
「ジージを絶対起こしちゃダメよ!!」
と、ママと下の孫は用があって外出していたが、 コソっとはるしが俺が眠る部屋に忍び込んで来る。
「散歩でもいこうか?」
「大きい川と小っこい川どっち」
「小っこい川にしようや」
と、2人して家のそばを流れる 小っこい小川を見に行く。
「ジージ、この川にザリガニがいるんだよ、ホラいたぁ」
と、孫が石や泥にまぎれてそーとたたずむ 小っこい日本ザリガニを見つける。
「捕まえてごらん」
何度かはるしが挑戦するが、 泥にまぎれて素早く身を隠す。
「はるし、見ていろよ」
と、小川に両足かけて一枚の葉っぱをすくう。
「ほらよ」
「でっかい!!」
真っ赤なアメリカザリガニが葉っぱの下からつめを出す。 子供の頃に身につけたテクが今だに通じる。
「この次は大きな川で、でっかい鯉でも捕まえような」
孫と遊んでいるところへ家から連絡が入る。 職人さん達が仕上がりを見て欲しいらしい。
分かったよと我が家へ着くと、 3人の職人さん達が達成感がある顔して 俺の帰りを待っていた。
最初は凄く緊張しましたが、 何十年仕事をやってきて
「一番気持がいい仕事が出来ました」
受け手が職人さんで、 受け入れ側が俺っていうことで、 気持が重なる。 打ち上げってことで皆して寿司を味わう。
あくる日、職人さんが奥さんを連れて、 彼等がこなした仕事の作品を見せに来る。
職人さん達の気持が よーく分かる仕事だったんだよね。

         雀鬼




良い仕事、 気持ちがいい仕事、してみたいですね!!
職人見習い・新屋

■2012年7月24日(火)  Vol.2142

ここ連日、道場に来ている。
我が家にいてもつまんねぇし、 道場にくればおもしろいことがあるんだが、 今日はおもしろそうなことも起きそうもないんで、 原稿を一本仕上げてから、 群馬の成島、千葉の佐原から火曜日にやって来る 小沢と和田の卓へ入って一局遊ぶ。
昨日は久し振りに 詐欺師・ひろしくんが遊びに来て、 サラリーマンの仕事でたまりにたまった ヘドロだかゲロだかを辺り一面に撒き散らして、 うっぷん、うさを晴らし、大暴れ。
こいつ素面じゃねぇなってほどの やりたい放題。
ツラは黄っぽいし、 完全にいっちゃっている。
社会人2〜3年生かな。 営業職、かなり仕事場や 仕事先で嫌な思いをしてるんかいな。
社会っていうか、会社で 何か異様なものを溜め込んじゃって 危ないよな。
昨日は我が家で寝たが、 明日も朝から職人さん達がくるので、 今晩は息子の家へ避難しますかね。
出来ればずーと家出したいんですけどね(笑)
「ねぇ、土方のシンヤさん、どう思います」
体力も気力もねぇんですけどね。
ボクシング習っている奥秋にでも 八つ当たりしましょうかね。

         雀鬼




八つ当たりしてもらいたいでーす! って、奥秋が言ってます(笑)
新ちゃん、ご意見お待ちしてますね。 (橋本)

毎日現場で日に焼けてツラが黒っぽい土方のシンヤです。
ひろしはプロレスラーじゃなかったっけ? まだ学生だった頃のひろしは格闘技が大好きで 会長とプロレスやりぁ、 みんなにバカウケの立派な詐欺師でしたが、 今やスーツ着て、世間一般の立派なサラリーマンかぁ。
自分は学がないもんで肉体労働位しかできないし、 あと臭いし、汚いし、 到底ひろしの様にはなれません、ただあいつは馬鹿ですねぇ。
…ひろしはひろしなのかなぁ。
あと会長の家出の件ですが、ほどよくにしていただいて(汗) またもし、キノコ荘にこられる時は…えー、あの、 ど汚いもんで…台所で…すいませんが雑魚寝の様になると思いやす(汗)
(新屋)

■2012年7月23日(月)その3  Vol.2141

土、日と続いた順位戦。 昼から走った者達は凄く疲れたことだろう。
今、道場での夕方。 戦場の跡のような静けさの中、 橋本と緒方と3人でケンタッキーを食らう。
腹がくちくなったら又眠くなっている。 ソファーで横にでもなりましょうかね。
「−おやすみー」

         雀鬼




会長からケンタッキーと聞いた瞬間、 自分の耳を疑っちゃいました(笑) でもその分やっぱうまかったです! あっ、そういえば、深山さん、 これから会長専属マッサージ師は俺だっ! って、緒方さんが鼻息荒くしてましたよ(笑) (橋本)


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