■2008年10月20日(火) Vol.930
おはようございます。牌の音スタッフ山下ジーコです。
今から、町田の誇る女性ながら選抜選手という今川久美子さんの、
文章をHPに載らせて頂くのですが、道場生ならギリギリ理解出来ても、
一般の方々にはわかりづらい表現、言葉が一部出てきますので、
自分が(注1、2、、)と注釈を付けさせて頂きます。
今川さんは国語が苦手?なので、皆様どうかよろしくお願い致します。
(注0)
今回3人の中でも、完全無欠の”会長””審判””自分”
オールCをとってしまった今川です。(注1)
せっかくの選抜四回戦、金村さんの下家を3回引き当てたのに、
なぜか、下家なのにかってにあおられ?
慌てて、切る、そして、間違える。
その繰り返しで、ドラの意識も、基本もぬけ、手順に怖がり、
戦う以前の問題で、止まってしまう。
金村さんがもったいなかったです。(注2)
こりゃ、やっちゃったなんですが、、、
なんでか、前回よりこたえてない。
前回もCなんですが、B`をつけて下さった方もいたのにです。
この時は、かなりこたえました。試合後、
「辛い、笑うのは誤魔化しだ。笑うのは嘘だ」
と思いました。もう、やりたくないと。
次の日、一応、道場に行くのですが、嫌でしょうがない。
打ってると歌田師匠が後ろでいつものように教えてくれる。(注3)
教えてくれるんだけど、自分ではわからない、みつからない、
内心半ベソです。この時、あれ?
そういえば、なんかこういう思いしたことある!!
と、ハッとしました。
あー、中学の時の数学の勉強だ。数学が得意だった姉は、
わからない問題を聞くと教えてくれます。
こうだから、ああだからといわれていくうちに、
わからない私は、途中から
「お姉ちゃんは得意だからわかるけど、くみはわからない!!」
と、ひっく、ひっく泣き出しました。
それでも、姉は、わかった、わかったと、
うんざりしながら(笑)また教えてくれました。
これだ〜、36才にもなってと、とてもおかしくなりました。
もう大人だから、しなくていいのに、選べるのに(笑)。
こりゃ、へたの麻雀好きならぬ、
雀鬼流好きとしか・・・いいようにないなぁと。
師匠をはじめ、いっぱいいろんな人が教えてくれるのに、
同じことばっか忘れる。基本まで忘れる。できない。
なのに、こりずにみんな教えてくれる。(注4)
この前の試合、最後の方、一局だけ456、456があり、
5ソウをとっておく方向をやってみた。(注5)
裏目なのか、あってなかったのか、6ソウは2枚切れ、
こっちと思ってやってみたけど、テンパらなかった。
けど、そういうのやってみた。
戦える日は来るのかわからないけど、やってみます。(注6)
雀鬼会選抜 今川久美子
注釈
(注0)先日行われた雀鬼会選抜、金村さんと同卓した時の試合について、、、
(注1)雀鬼会では、点棒、得点、結果とは関係無く、
心構え、基本動作、手順等、内容を重視しており、それを試合後に、
会長の評価、審判の評価、自己の評価とA、A`、B、B`、Cの順に5段階で、
内容を評価しています。(Aが内容良く、Cは最低)
つまり今川さんの内容は最低だったということ。
(注2)金村さんがもったいなかった、、、これは、雀鬼流では、
良い人の下家で打つと、とても打ちやすくなるという前提があります。
せっかく金村さんの下家なのに、内容が悪かったのを悔やんでいる。
(注3)牌の音では、会長がもちろん皆んなの師匠なのですが、
その下に、何人かの師匠を置いています。歌田さんは今川さんの師匠。
(注4)こりずにみんなで教えているのは、主に基本的な手順のことです。
(注5)最後の方、、、3半荘目の南場あたりでしょう。
456、456があり、、、、これはおそらくマンズで456があり、
ピンズで456があり、一枚だけ浮いている5ソウを、
三色を見て取っておきました。ということでしょう。
(注6)戦える日は来るのか、、、この前の試合は自滅であり、
戦う戦わない以前の問題であった。勝ち負けはともかく、
同じ勝負の土俵に乗って戦いたいです。という決意表明でしょう、多分。
どうでしょうか?注釈を付けさせて頂きましたが、内容、意味は伝わりましたで
しょうか?正直もっと、もっと注釈を付けたかったのですが、かえってわかりづ
らくなるおそれもあり、こんなところで抑えてみました。
それにしても今川さん、国語だけでなく数学も苦手だったという衝撃の事実。
他にも色々と苦手がある今川さんですが、フォローを一つさせて頂くと、
お裁縫はかなり上手ですよ。
女性は怒らせると後が恐いので、フォローを入れておきました。
これで安心、安心です。 (ジーコ)
写真はパキラの前でポーズをとる今川久美子36才
■2008年10月20日(月) Vol.929
今日も今から選抜の後の組の試合がある。
町田の子はともかく、
何時も何かしらの現場感覚に引っ張られてやって来る、
下北の子等は大変だと思う。
でもねえ、
昨日の月例会なんか、
名古屋勢が来てくれたり、
秋田から大分からも遠路来てくれる。
たった半荘四回、たかが麻雀を打つために、
多くの時間と多額の出費まで費やして、
それなのに勝つことなんて、
万に一つしかなく、何時だって敗けに来る。
彼等が強ければ勝ちの中から意図を見つけ出すことは、
いと易しいんだが、敗け続ける中で、
それを見つけなければならない難しさがある。
金村は強い。
今や頭五つぐらい抜けている。
皆んなはその分逆に数歩弱くなっちゃっている。
その差は大きい、
得点上の差の開きは致し方ないにしろ、
残念なのは、
歌ちゃんや今川や理絵ちゃんのように、
身を粉にして道場を守ってくれる者達に、
頑張ってくれてるよなー、
ならAクラスでも、
試合内容で五段階最低のC評価を付けなければいけないんだ。
皆んなも苦しい試合をして、俺も三人に苦しいC評価をつける、
忍びがたい実情なんです。
「分っているんだが、出来ないんだよ」
とはこういうことでも当てはまるんだよな。
金村も歌田も今川も理絵も辛かったと思うぜよ。
おまけに俺もな。
でもそれをこらえて笑わなけりゃいけねぇって、
誤魔化しかなー、
嘘なのかなー。
雀鬼
昨日の選抜の試合の後、
会長が今川さんや理絵ちゃんと、
体験卓で楽しげに同卓されたことで、
ホッとしたというか、今川さん理絵ちゃん、
良かったな〜と思えました。
もちろんそれで良しとせず、個々で反省、
また前を向いてやっていくほかありません。
試合内容を良くする、、、は、
町田道場みんなの課題です。
写真は審判評価発表中、
試合後は楽しく!!(ジーコ)
■2008年10月19日(日) Vol.928
パンパカパーン、
第32期雀鬼会選抜も金村尚紀さんの優勝です。
残り一試合ありますけど金村さんの優勝でーす。
今日で四連覇が決まっちゃいました。
三回戦までで、
金村151P、理絵108P、しげる86Pと、
見せかけだけの三つ巴が見えていたんですが、
四回戦で金村が二位につける理絵、
四位の歌田とダンビリの今川組と直接対決。
勝負には天王山があるが、
三人そろって全く相手にならなかった。
当たって砕けろ、
ならまだ見所があったんだが、
今川、理絵の女性陣が緊張感から、
自滅していき、戦わずして敗れていく。
三人の壊れ打ちで、
金村とて、足元をうばわれ、
自らの評価点も、俺の評価もA`になってしまう。
三人に囲まれ危や金村とて、
B評価があるぞという試合の中、
得点だけは当然の三連勝の104Pを叩いて、
合計を255Pに伸ばす。
男衆に混ざってここまで二位につけていた理恵は、
貯金を全て吐き出し、
今川もそれ以上の大赤を食らって合計528Pと選抜史上、
最高の大赤字を作ってしまう。
残すところ後一回戦、
この記録もどこまで伸びるんだろうね(笑)
俺が一生かかっても出来なかったことを、
わずか四回戦でやっちゃうんだからある意味驚異的だよな(笑)
俺なんかじゃとても理解が出来ない世界があるんだよな。
先日珍しくも卓に座りたくなる。
「俺マイナスしたら終わるからね」
その一言がいけなかった。
三回、五回と進む、
スタッフが心配して、
「変わりましょうか」
「いいよ、もうすぐヘコむから」
とうとう最後まで打っちゃった。
ー残念ー。
雀鬼
まだあと一回戦あるのですが、
金村さんが得点ダントツでほぼ優勝を決めました。
内容点もダントツトップです。
予選の下北リーグも優勝ですから、完全優勝です。
今日の試合は1位と2位の直接対決だったので、
あるいはと、、、、は思っていませんでしたが、
やっぱり何も起こりませんでした。
金村さんを倒せるのは、、、、
やっぱりあのお方しかおりません。 (ジーコ)
■2008年10月18日(土) Vol.927
おはようございます。
雀鬼会選抜の沓掛です。
今は町田道場で『ヘッド』と呼ばれています。
理由は頭(ヘッド)の毛が薄いから・・・ではない・・・と思います。
仕事は忙しくて有名な花岡管理人と同じでホームページの制作業です。
No925の文章で会長にもったいなくも
ありがたい文章を書いて頂き、ビックリ&感激です。
『道場に通う』『終電で帰る』ことを
大変とか苦労とか考えた事はあまりありませんが、
疲れている時にたまに思ったりもします。
でも、道場に行くと会長初め、
気を使って下さるスタッフや仲間たちと会うことが出来、
睡眠時間が減っても却って元気になります。
今、本心から思っているのは道場に行かなければ
もっと疲れているだろうし、大変感や苦労感も
強く感じているだろうなぁということです。
『一銭にもならない』ともありましたが、
そちらの方はほとんど気にならないです。
道場でのことを金銭や損得で述べるは無粋ですが、
何千万,何億というお金を使っても味わえない楽しさや笑い、
あるいはシビアな場を経験出来ます。そう考えるとものすごく
『得』な生活を送らせて頂いていると思ってしまいます
(損得の問題では全くないのですが)。
道場を守り続けている歌田さんや川原さんの文章を、
最近会長が書かれて(今回は自分の事まで)これからも
出来る限り道場を守っていきたいと強く思っています。
夏の別荘と海も、1年間皆で協力して道場を守り、
その達成感があるからこそ、心から楽しめるのでしょう。
ホームページ上で『キャスター』さんが
『来年の夏の別荘に誘われた』と書いていたので、
それまで楽しみにしつつ道場を守っていきます。
良かったね!くっつ〜。
写真は道場のみなで温泉に行ったときの一枚でしょうか(^_^)。
■2008年10月17日(金)その2 Vol.926
文章も言葉ですら、
上っ面だけっていう部分が多分に多い。
「分かった」
「ハーイ」
「だめだぞ」
「すいません」
上っ面だけ見たり読んだり聞いていても、
真意は入り込まないし、
のべる方ですら真意を全て浮き出すことは不可能である。
嘘や誤魔化しを避けたとしても、
上っ面は存在する。
言うこととやることが違うぞという事も上っ面が、
作ってしまうこともある。
その人の立場、
現場意識が乏しいと物事を見落とす。
一つの事に囚われると、
他の事に意識が向かないこともある。
それを承知で俺が存在する現場のことを、
出来る限り「生」で伝えているのがこのHP。
俺が生で書き下ろしても皆さんのところに、
伝わる頃には傷んだり、腐ってしまう事もあるかもしれない。
もちろん、
ここにはいいことがあるよ。
いいことばっかだよ。
なんていうことは有り得ない。
嫌なこともダメなことも、
全部含めてあるのが、
俺個人でもあり、
俺達全体でもある。
前日、元郎が帰る時、
まんじゅう一個渡して、
お母さんに持ってかした。
「元郎どうだった」
「会長、喜んでくれました」
こんな小っこいこと、こんな馬鹿らしいこと、
大の男の大人が、大の母上に、
むきみのまんじゅうを一個差し出す。
この行為を馬鹿にしていると取るか、
見下していると取るか、
ケチで常識もないと取るかは、
その人次第、
俺がその行為に計算を入れたら、
合わない行為である。
頭のいい方はすぐに計算したがる。
俺なんて頭脳が低いから、
計算が立てられないことがある。
昔し、地方では有識者でもあり、
努力して、大きな力を持った方に逢った。
それなりに生きた方だからそれなりに頑張る。
その方が久し頑張って、力を出し終えるまで俺は待ち、
ふと気を抜いた時に、
やっとこ一言シンプルにのべる。
さあーっとその方が引いて平らになったのが分かる。
それほどの方に帰りがけにポケットから200円出して、
お小遣いですと手渡す。
後は先方様の出方次第。
その後その人物は200円を神棚にそえて下さったという。
まんじゅう一個、
200円でも俺にとっちゃ、
何十年経っても意味が残っている。
雀鬼
会長が、現場の雰囲気をそのまま「生」で、
伝えようとしてくださっているのがこのHP。
自分等も道場で何が起こっているのか、
難しくともなるたけ伝わるよう頑張ります。
写真は、会長と同卓させて頂く元郎、カメラ目線は古島さんです。
麻雀を覚えて半年の元郎が、会長の上家で麻雀を打つ。
元郎には分らないかもしれないけど、
かなりすごいことです。 (ジーコ)
■2008年10月17日(金) Vol.925
学園祭の頃らしい、
昔し、
俺が呼ばれた一ツ橋大学の学園祭、
その頃沓掛紳也はそこの学生だった。
俺の講演があって学生等が主催する麻雀大会を見学、
俺が呼ばれた大学の中で悪いけど、
一番ずる賢い、汚らしい麻雀を打っていたことを思い出す。
知能が優秀だからこそ、そこに脳主導の打ち筋が残るのか、
個性を越えた「我」が強い麻雀を見たような気持ちが残る。
「俺が」、「自分がが」という自己表現、意志が強くなければ、
その場に登り切らなかったのかも知れない。
あれから何年経ったことだろう。
くっつーも社会人になっても池袋の先から、
下北道場を通り越して、
町田の巣に通って来る。
向上心や頑張ることには優れているくっつー。
幼少の頃から誰でも通り、競う学問の道では、
彼の頑張りが才能となって浮き上がる。
それほどの者が何ゆえに苦労や困難を乗り越えて、
道場に通い続けて来るんだろう。
彼が10数年競い勝った分野は道場では全くの評価点に加わらない。
それどころか彼の持つ努力や才能が否定されることすらあるほどなのに、
仕事を終えて夜遅く顔を出しちゃ、最終電車で家路に着く。
一銭にもならないどころか、
彼にも大きな負担がかかっている。
食とか切り詰めてしのいでいる。
「道場に来ないなら、もっと楽な仕事をしてますよ」
と述べていたことがある。
幼少の頃から楽しみを犠牲にしてまでも、学問に励み、
将来は楽な場が待っているはずだった。
くっつーの現状は、
学問を身につける以外の違った苦労をこなしている。
昔し、
伊豆の岩場の海の先の70〜80m先に小舟が浮かんでいた。
20〜30名いた道場生等に、
「あの船まで行って戻って来い」
競争である。
先頭切って沓掛が飛び込む姿が目につく。
動きが早い、早過ぎる。
ノーブレストで、がむしゃらに泳ぎ出す。
岩場で危うさを感じる俺と同時に10m進んで、
くっつーの動きが止まり海の中へ、
泳げないことも、助けも求めない沓掛を救いあげる。
あくる年からは彼は泳ぎを習って海に現れる。
学問はともかく、
彼にも出来ないことや苦手だったり弱い部分もある。
それにぶつかると口惜しそうに涙をして、
修正して、それを再び乗り越えて来る。
雀鬼会本戦も彼の優れた頭脳だけでは、
何度、何年も挑戦し続けてきたが、
何時も一歩届かずのJrクラス。
努力は人一倍惜しまぬくっつーだが、
後輩に追い抜き、追い越されていったが、
今期の選抜は存在力、努力が実力以上の評価とされ、
沓掛も念願の選抜の席の一つに座っている。
やっとこ登れた選抜の席だが、
俺はくっつーにも色々と学ばしてもらったし、
多くのものを頂いてきた。
俺の人生、
「上から習わずして、下から学ぶ」
ずーっとそうだったんだよ。
雀鬼
Vol.904の歌田さんに続いて、
今回は沓掛紳也さんが、会長に書いて頂きました。
沓掛さんはほぼ毎日、仕事が終わると、あの小田急の満員電車に乗って来て、
最終電車でまた池袋に帰っていきます。誰にも真似出来ないすごい根性です。
沓掛紳也さんと自分は同期で、文中の一ツ橋大学のご講演には、
自分もお付きで行かせて頂きましたが、もう10年以上も前のことになります。
会長が沓掛さんで丸々一本HPに書かれる、
嬉しいですし、ありがたいです。
写真は海のくっつー、昔は溺れていても、
今や会長より海評価A`を頂くまでになりました。 (ジーコ)
■2008年10月16日(木)その2 Vol.924
思えば年がら年中こうやって原稿用紙のマスをうずめている。
執筆業の真似事みたいなこともやって、
生活の一部となってしまっている。
人は望んだ方へ進むこともあるが、
書くことなんて、俺の望みの中にはなかったはず。
小学校時の国語の時間がもっとも退屈であり、
先生から受ける授業なんて6年間一度も聞いたことがない。
たまにある国語の漢字テストは20問中、
一問か二問が書けるだけ。
何時だってクラス65名中、
最低得点レベルだった。
上の学校に進んでも、
どうしてか他の種目はテスト用に多少やったんだが、
国語だけには手を出さないから、
平均点が国語だけがガクンと落ちる。
そんな俺でも、ひまがあっても、
テレビよりも活字を追っている。
一度も習ったり、おぼえようとしなかった、
国語、活字、文章体だが、
こうやってどうにか書いたり、
文章付けしてるんだから、
学問ってなんだったんだろうと思ってしまう。
出版物も何冊出して頂いたことでしょう。
それでも今だに習う、
おぼえようとする気が一つもないまま、
やっつけ作業をこなしちゃっている。
ていうことは俺のような全く国語能力0の人間でも、
何かを伝えることぐらい出来るっていうことなんだよなー。
俺から子供達へ、
そして五人の孫達にも、
何かを伝えようとして、
その時その場でふれ逢いを持っている。
伝えたいという「本能」がそうさせてるんだろうなー。
雀鬼
会長の原稿はすべて、毎回下書きも手直しもなしに、
流れるように文章を書かれています。
そしてその文章が、HPを見られている方々はわかると思いますが、
面白くて、会長の雰囲気も感じられて、意味もあるという文ばかりです。
自分なんかは会長の生原稿に真っ先に触れる機会が多いので、
原稿を頂く度に頭が下がります。
機会があれば皆さんにも、会長の生原稿を見て頂けたらと思います。
達筆ですよ。(ジーコ)
■2008年10月16日(木) Vol.923
清水くんが金沢から「押し寿司」を、
今川が箱根「まんじゅう」、
元郎の御母上から俺が好む「五家宝」を、
皆んなどこかにいても、
道場のことを忘れずにいてくれる。
物っていうより気持ちが嬉しいってこういうことなんだよな。
新人元郎、大学一年生、
普通の家庭なら雀荘は出入りなんて、
不良のすること、勉学に励みなさい、
と注意を受け叱られて当然。
思っていたより元郎は、
今時の若いもんにしちゃ、
しっかりとした観察力を持ち、
器の幅が広い、「素直」と「勇気」のバランスもいい。
頭も片寄りを見せずに何より運動神経がいい。
彼の持つ資質のよさか、
親御さんが作られる環境のよさを感じとる。
たかが200円ぐらいの菓子一個だが、
「会長が好きでしょう」
の母の声に、
通学のバックに入れて持って来てくれる元郎もいいもんだ。
町田道場は、立場でものを申したり、ぐずや能書きも通らない。
チャッペもひろしも、
人間関係が病い的に苦手。
人としゃべれない、言葉も出てこない。
失語症みたいなものだった。
一対一でも言葉をかわせない二人だったが、
時々瞬間に、多勢の前に立たせて、
何かをしゃべらしたり、やらしたりしちゃう。
こいつはダメよと、あきらめちゃいけない内が人間関係の花の内。
本気でいじくることで、マニュアル化が無くなる。
常識をマニュアル化で習うよりも、
知らぬ者には常識を越えた枠の中で何かを行うことで、
対応能力が身に付く。
そこに学習でない楽習が生まれるんです。
常識やマニュアル化されたものからは、
変化の楽しみや心すら伝わってこない。
「会長に200円の菓子一個じゃ失礼でしょう」
と母と子が思ったら、
俺への伝心も入らない。
そういえば昨日、
孫にお菓子を買ってやったら、
4000円レジで払ったっけ、
元郎、俺って子供以下ってこと、
いいんだよ、それで(笑)
雀鬼
会長が書かれている清水さん、今川さん、元郎に限らず、
道場生はどこかに行くと、ほとんど必ず、
会長や道場のみんなにお土産を買ってきてくれます。
本当にありがたいことです。
会長が書かれているように意味や気持ちも、
きちんと受け取らねばと勉強になりました。(ジーコ)
■2008年10月15日(水) Vol.922
おはようございます。
最近HPに出過ぎと花岡さんに言われ、
確かに出過ぎている牌の音スタッフ山下ジーコです。
出過ぎなんですが、これだけはどうしても、
皆様に伝えないわけにはいかないので、またまた出てきてしまいました。
それは、ブルーTシャツ一色だった先日の町田道場の、
意味と真実についてであり、自分が気付いた事、解った事を、
発表させて頂きたく思います。どうか皆様よろしくお願いします。
すでにVol918からの会長の文章で、その日はとても、とても、
楽しかった事が、伝わっていることと思いますが、
道場が青Tシャツ一色だったあの日、会長も青Tを着られてました。
(青Tシャツ・・・色は青なんですが、鮫のデザインが入っているので、
道場生等は鮫Tシャツと呼んでます。青T=鮫T)
道場生等は雀鬼会の試合のある日は、雀鬼会Tシャツを着てくることと、
なっているのですが、雀鬼会Tシャツなら何を着てきてもいいので、
みんな思い思いのTシャツを着てきます。
でも出来れば会長が着てこられる、Tシャツに合わせることが出来れば、
それがベストとなるのです。しかし色違いまで合わせれば雀鬼会Tシャツも、
70種類以上あるともいわれており、合わせるのは至難の技です。
とはいっても最近の会長のご様子からある程度まで察することは出来ます。
そして今度の雀鬼会の日はおそらく鮫Tシャツを着て来られるのではないか、
みんなで鮫Tシャツを着てくれば、道場が青一色になっていいんじゃないか、
ということで、みんなで何となく、それでいて絶妙に呼吸を合わせて、
青T一色という奇跡のようなシンクロが出来たのが先日のJrだったのです。
見てください、この秋の青空のような澄み切った青一色のこの光景。
会長はもちろん、選手、審判、応援の方々もみ〜んな青、青、青の青一色。
むむっ!しかしよく見ると青空に黒いカラスのような人が、、、、、
これはまさか、ホームページの管理人であり、Jr選手でもある、
花岡さんではないですか!?
選手、審判もみんな青Tなのに、一人だけ黒。
違和感です。
もちろん何をしても、何を考えても、本人の自由ですが、
やっぱり雀鬼会はここぞという時の共鳴や一体感といったものを、
大切にしています。
花岡さんが流れに合わせられなかったこと、
乗れなかったこと残念であります。
しかし、この日合わせられなかった者は、花岡さんだけではありません。
花岡さんのフォローをしますと、この日鮫Tシャツを着てこなかった者は、
他にも何人かいます。
まずは金メダリスト小林。
この日は、具合が悪いということで何時にも増して凄まじい存在感を、
周囲に出していたコバちゃん。コバちゃんが違うのは当然です。
続くは最年長進藤さん、金子さん、横山さん、山居さん、木下君と、
平均年齢が、(まだ若い木下君を除けば)高い方々が続きます、、、、、
というかハッキリ言ってオヤジばっかりです。
年をとって感性が鈍ってしまったのか、
青色のTシャツはオヤジには似合わないと思ってしまったのか、、、、、
その中でも金子さんが着てこなかった事は、個人的に残念に思います。
そして若い木下君も、先日の選抜の試合で金村さんと同卓したにも関わらず、
評価点は最低のCを取ってしまったことから、イケてないことは明らか。
こうして見ると納得のメンバーが揃っています。
すいません、花岡さんあまりフォローにならなかったです。
とにかく、先日のJrは楽しみながら自分の状態も測れるという、
めちゃめちゃ楽しい上に、意味も色々とあったというイベントだったのです。
(もちろん他にも会長にしかわからない事、測れない事、お考え等、
様々にあったことと思います。)
町田、下北両道場生みんなが楽しんだ、秋のJr戦。
花岡さんも楽しんで頂けたでしょうか?
牌の音町田道場スタッフ 山下ジーコ
もちろん町田の入口に立った瞬間から、
一日中どきどきでしたが(笑)
めちゃめちゃ楽しかったです!ありがとうございます。
真面目な話、ありがたくて涙が出そうでした。
下北ノートには書きましたが町田のみなさんもありがとうございました。
ひろしも震えながら踏ん張ってる姿が感動的だったし、
なにより、本戦では会長がいつもにもまして、
麻雀、基本動作の指導を熱心にしてくださり、
本当にありがたかったです。
楽しく温かく熱い空間にまだ自分がいれることが幸せでした。
自分は合わせられませんでしたが、みんながあのTシャツを
着てる姿は本当にうれしかったです。
その後のひろしや、すらすらと原稿を読むちゃっぺさんたちと、
こばちゃんを見て、町田の温かさ、下北に足りないモノを感じました。
またひとつひとつ出来ることからやっていきたいと思います。押忍(花岡)
■2008年10月14日(月)その2 Vol.921
深夜遅く、
「会長、なごしさんから電話です」
受話器を持つジーコに、
「誰れよ、それっ」
「なごし先生です」
「知らねぇなー、誰なんだよ」
とマジ顔で返す。
「会長と先日出版本を出したなごし先生です」
とジーコが詳しく説明してくれている。
「ハイ私ですが、どちら様ですか」
「名越です」
「なごしさん」
少々間があって俺の知り合いの名越先生とやっとこ重なる。
名越先生から電話が入るなんて何年振りのことだろう。
今や売れっ子になっちゃった名越先生、
テレビだ、取材だと超多忙、
その上、ずーっと出世し立派になられちゃったことで、
俺なんかじゃ声も掛けられない立場におわす。
先日、
甲野先生に電話の会話の中で、
名越先生の話も当然出て、
「先生、名越さんに今度どこかで出会ったら、
ぶっ飛ばすって言っておいてね」
に甲野先生が受けて下さり、
名越先生の耳に入ったんでしょう(笑)
狂人の中には、
医者に愛や思いやりや親切にされているのに、
憎悪で返す患者もいる、
俺もそのくちですから、
名越精神家の大家には慣れたもん。
電話の向こうで何時のように診察されている。
とにもかくにも、
俺って何々症っていうのが、
44の「禁断の病」で発表されてるんだもんね。
「恐言病」「変人格」「KY病」「たかり症」
「知恵感染症」「一感病」、、、、。
俺自身、たいがいが自覚があるが、もっと悪化したら、
どうなっちまうんでしょうねぇ。
「まあいいか、だいたいでね」
雀鬼
深夜に名越先生から電話が入り、
会長に「一緒に本をだした〜、精神科の〜」
と説明して、やっと電話に出て頂きました。
名越先生は、会長から忘れかけられておりますが、
共著「未知の力を開く!」は会長の、
今までと違う面が色々と見える良い本なので、
読んでない方は是非、ご購入を。
お勧めです。(ジーコ)