Report

>次のレポート [Report Index]


■2006年7月3日(月) Vol.180

1日は久々のPRIDE観戦。 木津さんもヒーリングの合間をぬって駆けつけたし、 ヒョードルや美濃輪選手と触れ合う会長も見れたし、 忙しい中の楽しい一日を過ごさせて頂きました。
さて、その翌日2日は「雀鬼会Jr&Jr2」の決勝。 大会の詳細は、後日会長がレポートしてくださると思うので そちらを読んで頂くとして、まずJr2の優勝は、
「女性初優勝 今川久美子!」



最終戦のオーラスで、2位の高野とポイントが同点! 劇的なエンディングにより、今川が初優勝を手にしました。 久美子おめでとー!
そして、続けてJrの決勝戦。 四人は静かに闘いの始まりを待つ…。



やがて始まったJr決勝戦は、vol.178でもお伝えした通り、 多田和博と樋口清行のマッチレースになり、 最終戦の南場で一時は2人のポイントがこちらも同点になる激戦。 その後の多田が親番で大爆発! オーラスの樋口の親番を迎えたときに、 多田との点棒差は、60000点近く離れていて、 普通に考えれば、逆転は不可能の状態になってました。
が…!!!

そこから3局、樋口は和了り続けました。
「ロン!2900!」 「ロン!5800!」 「ロン!12000!」
和了り点は、どんどん倍になっていき、 審判が「後、7700和了れば、トップは変わります!」と言う。 会長も僕らも見ている手に思わず力が入りました。 そして次局の12巡目、多田が牌を打った瞬間、
「ロン!18000です!」
と、樋口が手牌を倒し、多田から直接ロンする形で、 劇的な逆転優勝が決まりました。 という事で、
「第31期 雀鬼会Jr優勝者は、樋口清行!!」
笑えるのは、最後に和了った手が「18000点」でなく 「24000点」だった所かな(笑)。 ともあれ、樋口清行がみんなの応援に応え、Jr初優勝を手にしました。
終わった後は、お約束の「鼻輪ゴムパッチン」
「やりたい奴はみんな並べー!!」
と、会長がいうと、とたんに長蛇の列(笑)。 樋口には、みんなの痛ーい祝福が待っていたのでした。



でもって、ついでに多田も(笑)。



Jr、Jr2共に雀鬼会ならではの ドラマチックな勝者を生んだのでした。
さて、残すところは7/9(日)の選抜決勝!!! 7/6に下北道場で5位〜16位の試合をやり、 上位四人の対局を1卓だけで9日に開催! 当日は、周りの卓をどかし、 みんなが観戦する中で完全決着!! 当然、一般の方の見学もOK!!
史上初の四天王の直接対局は、
どんなドラマを生んでくれるのか!?
7月9日(日)5:00〜は、町田道場に集合だぁーー!!!!

この戦いを見逃すと、マジ後悔するよ。 詳しくは、また明日、バイバイ v(^o^)v
           安田潤司


当日、三ヶ月で2000打数!!を打ち切ったチャッペと 今期のJr優勝者の樋口清行。

■2006年7月2日(日) Vol.179

プライド無差別級グランプリを観させて頂いた。 今まで何度と無く、素晴らしい凄え選手にワクワクさせられたが、 今回だけは、会場に着くまでは 親しい人が調子を壊して入院し御見舞いに行く、 そんな心境で心配していた。
試合開始前には、空席が目立ち心配が膨らんだが、 第一試合が始まるころにはぎっしり埋まり、 プライドのファンの気持ちに、重い気持ちが救われる。 何時も思うのだが、プライドの会場に来られる客層は 他の格闘技ファンに比べて数段の品格がある。 ファンも良質だが、ヒョードル、ミルコ、ノゲイラ、シウバという 最強の選手達がリングに立ってくれる。 彼等は決して偽者ではない最高の男達である。
今日も案じていた気持ちが 素晴らしい選手達の闘い振りで消し飛んだ。 ミルコもシウバもプライド側に起こった不条理を覆すような 見事な試合を見せてくれた。 ノゲイラは相手が同質の柔術家の達人ということで 噛みあわない試合となってしまったが、 ミルコもシウバもしっかりと自分の持ち味を見せてくれた。
「フジテレビに後悔させてやる。」
と言って試合に臨んだミルコの攻撃は凄まじいものがあったが、 「受け」の強さに感動させられました。
リング上では、「尊敬するオリンピック選手」である吉田選手の足を 「骨よ折れよ」と蹴りまくったミルコは、 試合後、立ち上がることすら厳しそうな吉田選手に 自ら肩をかして、赤コーナーまで連れそう。 己との真剣勝負を真っ向から受け合ってくれた者に対しての 尊厳する姿が美しかった。
右拳の損傷でGPに出られなかったヒョードルとも逢え、
「手の怪我はどう?」
に対して今回は痛めた右手を差し出して握手をし、
「良くなっています。」
と、モナリザの微笑みのような笑顔を返してくれた(笑) 長い期間プライドさんの御好意で 生で試合を見せていただいている上に ヒョードル、ノゲイラ、シウバという正にMr.プライドという 強い男達と対談等の御縁まで頂いているのだから、 ファン冥利につきます。 彼等が強くある限り、 プライドのリングは不動であり、最高である。
彼等を拒否したフジテレビだけは見れる訳ねえよな(笑)
           雀鬼





この卓上の写真。 基本動作がなってねえなー。 誰達の写真を撮ったのよー。 右側の切っている手が前へ伸びすぎて、 卓上に「打つ手」が残っている。 中指にも力の入りが見えるしな。 これじゃ、捨て牌に手がかぶって、下家も打ちにくい。
その下家も卓上に右手が出すぎで邪魔だし、 焦りも見える。 他の二人の右手も、手牌の上に手をかぶせ過ぎ。
汚ねえ、写真だなー(笑)。
           雀鬼


 

■2006年7月1日(土) Vol.178


明日7月2日(日)19:00〜町田道場にて
「第31期雀鬼会Jr決勝戦!!!!」

という事で、明日、選抜に先立ってJrの決勝戦を Jr選手16名全員、四卓同時で開催します。 更に15:00〜からはJr2の決勝が四卓同時で開催。
決勝を四卓同時で2リーグは初めて。 やる方も審判も大変だね、こりゃ(笑)。
jrの決勝戦は1位〜4位までの直接対決! 現在のポイントは、以下の通り。
一位 多田和博…226P 二位 樋口清行…215P 三位 ノック …188P 四位 歌田哲也… 75P
三位のスタッフのノックまでは、誰が優勝か分からない接戦。 前期、温泉・海外三昧で休養たっぷりの多田を、 もと多田の弟子であった樋口が越えられるか? 「ノックに合わせろ!」の名言(?)を生んだノックが、 ついに優勝するのか? はたまた、玄米菜食効果で10数キロ痩せた歌田が、 大まくりの大爆発をするのか!?(しないだろーな…(笑))
やはり見所は多田と樋口の対決。 雀力では、多田が一枚も二枚も上手だが、 日常の行動、存在力では樋口の方が上。
父親を恨み、世をすねていた樋口は、 今まで、何度もここぞという時、 周りの期待を裏切って来た(笑)。 が、ここ数年の変化により、 今や完全に雀鬼会の顔の一人に成長。 今まで一度も優勝の無かった樋口が、 みんなの期待を背負って、もと師匠の多田にぶつかる!
樋口の初優勝はあるのか!? はたまた、肝心な所でまた勝ちきれず みんなの期待に答えられないのか!? 「ノックにあわせろ!」という審判の声が、 決勝卓に響き渡るのか!? 7/9に行われる雀鬼会選抜・四天王対決に、 ドラマチックなバトンを送れるか!? 多田は当日試合に来るのだろうか!?
僕等の期待と妄想をよそに、 明日の夜、町田道場に涙と笑がこだまする(はず…)
明日は町田道場に集合だぁーーー!!
Jr2は今川久美子の女性初優勝で決まりでしょう…。
        安田潤司


Jr決勝戦で闘う樋口清行と多田和博

■2006年6月30日(金) Vol.177

雀鬼会をやっていると、 「乗っているとき」と「弱っているとき」を自覚出来ます。 自覚出来なくても周りの仲間が、 何らかの形で指摘していただける。 ありがたいことです。
乗っていると、何でも積極的になれるし、 的はずしや間違いも怖がらず、前へ行けます。 たとえ的をはずしても、そこで修正し、 また前へ行けば良いと考えます。 いわゆるシンプルな状態なのでしょうか? 弱っていると、やはりいろいろなものを怖がってしまい、 間を外してしまいます。 乗っているときは、麻雀もシンプルに打っている時が多いですしね。
だから、極力、乗っている期間を多くしたいと思っていますが、 ふとした隙で弱い方へ行ってしまう自分もいます。 そういうときは、会長が書かれているように、 「感謝する心」を持てると良いですね。 とても分かりやすいです。
レポートのVol.173にもあるように、 高槻では、大暴れさせていただきました。 デーモン大グレさん、ちびグレさん、すいませんでした。 そして、ありがとうございました。 と思ったら、今頃南の島で楽しくされているところでしょうか?
なかなか、あのように兄弟づきあいのある仲間同士、 良いメンツで飲んだり馬鹿言ったりできる機会はないですからね。 麻雀も酒飲むのも、旅行や仕事もメンツ次第だなといつも考えてます。 そして、自分も良いメンツの一人でいたいと思っています。 仲間がいてくれることに感謝して。
紙崎さん、竹田くん本部扱い選手、おめでとう。 まったく文句なしですね。 涙をこらえる紙崎、満面の笑顔の竹田、 いい味出してましたねぇ、2人とも…。
       町田支部長 志村政典




■2006年6月29日(木) Vol.176

高槻Jr.決勝が笑いの中で終り、 本部でも最終ラインに突入し、昨日選抜の準決勝があったが、 村瀬、金村、安田が選手に回った為、審判が弱かった。
雀鬼会本戦では、ある意味打ち手の選手以上に、 審判の重要性が求められる。 今、行われているサッカーのワールドカップであれば、 雀鬼会の審判はジーコであり、監督やヘッドコーチの役割を持つ。 選手と五分、それ以上の見識や力量を持たないと、 審判が試合を仕切れず、試合は成立しない。
雀鬼会では、現役選手が審判も兼ねる。 信頼ある者が中心となって、数人が補助につき、 出来る審判から、状況、状態による決断や、 選手の弱めに対する修正力も学ぶ。 瞬間で気づき、行動を起こせなければ、審判はつとまらない。
審判が上手になれば、今起きたこと以前に、 これから起きるである予兆とか予想も感じられるようにもなる。 瞬間の変化や十字路での選択、進む方向性、 それぞれの持つエネルギーの動き、 多種多様なことを感じられ、 間に合わせることが出来るようになる。
雀鬼会では、正しい審判が出来て一丁前となる。 麻雀を正しく、強く、美しく打てて、 その上で審判もできることが、目標となる。
審判は選手以上に、全体や流れを読みとるプレイヤーでなければならない。 基本動作を正すことで、選手達には美しく、正しい運動能力が身につき、 卓上に連動の流れを作り出す。 タフな運動能力と、変化に対応する瞬間的な知恵や思考の一体感だけが、 「打ててる」状態を作り出し、 そのバランスが傾くと、全体が壊れていき、 卓上に乱れや汚れが残る。
「オットこんな文章は専門誌に載せる文で、  HP用じゃありませんでしたね(笑)」
要はね、 昨日、村瀬、金村、田所、パセ(新人)の四人が、 揃ってA評価を掴んだんだよ。 一人が踏ん張ってA評価を取ることだけでも大変なのに、 一卓全員四人がAを取ったのは始めてのことでして、 この評価は、優勝する以上に意味あることなんですよ。 ここまで村瀬道場長と金村四天王の2人だけは6回戦全てA評価、 基本動作の美しさの上に、心の強さも加味し、 「揺れない心」でないとなかなかAは取れない。
玄米族副頭の安田なんかC(全くダメ)は一回取ったけど、 今だA評価を一度も取れない。 玄米族だろうが、選手部長だろうが、 その価値が入り込めない「公平差」があるんです。
ちなみに隣で打った安田卓は、安田がまあねぇ評価のBで、 牧野が熱海から通ってくれても打てなかった 残念でしたのB’評価。 小島と花岡にいたっては、 お前らJr.かJr.2かよというC評価がつけられちまう。 良ければ良し、悪ければダメ、 美しければよし、汚ければ洗って来いが、 点棒の勝ち負けと違う次元で置かれている。
残すところ決勝一回。 何人が選抜評価点合格ラインを越えられるのだろう。 半分は無理かな。
決勝戦は、志村、金村、村瀬、橋本四人で打ち合う。 雀鬼会のヒョードル、ノゲイラ、ミルコ、シウバが打ち合う。 そこまでじゃ、あんめぇけどね(笑)。
安田は多田と伴に、 過去の領域にコソコソ入って行っちまう(笑)。 40代で打てるほど雀鬼会は甘かねぇよなーと、 俺も過去の人かねぇ、志村さん。
           雀鬼




■2006年6月28日(水) Vol.175

半年かけて行われる雀鬼会本戦も、 オーナー戦を残し後わずかの所まで来ました。
心のフルチンでいること。 心身ともに柔軟性を持って、瞬間的に反応すること。 それぞれの役割をしっかりやること。 厳しさも楽しむこと。 そいういうテーマを持って、僕らは日々に向かうよう心掛けるのだけど、 当然、辛いときも大変なときもあります。 みんな時間やお金や仕事など、 色々なことをやり繰りしながら毎日一生懸命にやってるわけで、 ともすると、疲れて心が折れ、被害者意識に入り込む要素は沢山あるのです。
仕事でトラブルがあって、雀鬼会の試合に時間通りに来れなくなった。 これは突発的な事故だから、まあ、しょうがないわけで、 遅れて来ても誰も文句は言いません。 ただ、黙ってその人の空けた穴を誰かが埋めるだけです。
こういう時、遅れた本人には、通常なら、二つの気持ちが起こりやすいです。
「遅れてごめんなさい。穴を埋めてくれてありがとう」
と、いう気持ちと、
「でも、仕事のトラブルだから俺のせいじゃない…」
という気持ちです。
雀鬼流では、遅れた理由をあえて聞きません。 「しょうがないよ、気にすんな」と慰めてももらえません。 黙って、本人が修正するのを見守るだけです。 でも、心が弱っていると、
「なんだよ、仕事のトラブルだから、しょうがないだろう。  俺だっていつも無理して間に合わせてきたし、  仕事の付き合いを断ってまで、やってきたんだ。  たまたま、間に合わなかったからって、  そんな態度は無いだろう…」
と、完全に被害者意識に感情が傾いていきます。 この感情に掴ると、中々脱出が難しく、 放っておくと、イチローのタイムリーヒット並みに被害者意識を積み重ね、 最終的には、被害者意識のホームラン王ができあがります(笑)。
また逆に、「こんな大切な時に!俺って本当に駄目!駄目!」と、 自分を責めすぎると、自信を無くし、不安が増えて、 何かを瞬間的に行動に移すことに臆病になり、 りっぱな引き篭りが完成します(笑)。
そういう時、雀鬼流の発想は、いたってシンプルです。
「こんな大切な時に、仕事のトラブルが起こるなんて  間に合ってないな。  まだ、日頃の行動に甘い所があって、  こういう事故を呼んだんだな。  考えてみれば、ここん所甘い毎日送ってたからなあ。  よし、また間に合うように修正しよう」
と、それで、修正を掛けて行くわけですね。 ずばり「間に合ってねえなあ…俺」で、終わりです(笑)。 「全ての要因は自分の中にある(自責)」という視点で考えれば、 どんなトラブルも自分が呼んでいるわけですし、 起こった事故は「今のままじゃ駄目よ」と、 教えてくれてるわけです。
逆に日々ちゃんと行動していると、 おもしろいぐらい「間に合う」わけです。 それは時間や約束に限らず、縁も愛情も天候もお金もすべてです。 もちろん、間に合ったときは、自分だけの力ではなく、 間に合ったことへの感謝心が必要なのは、 言うまでもありません。
「ありがとうとごめんなさい。  それだけでいいんだよ」
と、会長はおっしゃいます。
「僕の穴を埋めてくれてありがとう」 「間に合ってありがとう」 「遅れてごめんなさい」 「間に合わなくてごめんなさい」
そう思うと物事は非常にシンプルです。 シンプルな上にかなり自由になれます。 「じゃあ、お前は間に合ってんのかよ」と突っ込まれたら 雀鬼会選手部長として、堂々胸を張って言えるつもりです。





ごめんなさい…m(ToT)m ごめんなさい…m(ToT)m ごめんなさい…m(ToT)m ごめんなさい…m(ToT)m ごめんなさい…m(ToT)m



「謝ってすむなら、警察はいらねえんだよ」


という、会長の声、聞こえましたねえ…(笑)。
           安田潤司


僕の知り合いの中で、一番間に合っている人です、この方(笑)。

■2006年6月27日(火)その2 Vol.174

道場には、自覚しているかどうか分からんが、 やる気がある者と、やる気が失せたり、 やる気の出せない者、見えない者もいる。 やる気を一時的に出すのは簡単だが、 それを長く保つ事は難しい。
人間、弱っちまうと「被害者意識」で、 我が身を助けに回る。 そんな中に入り込んでも、自分を助けるどころか 何もかもが嫌になっちまうし、 やる気を取り戻すなんて不可能である。
被害者意識は自分を淋しくさせる。 淋しくなると心の中も冷えてきて、
「温めてください」 「優しさをください」
と、心が他の者を呼ぶ。
ところがぎっちょん、 他の者だって、温かさを失って淋しい者達が多く、 他人にあげられる程、持ち合わせちゃいない。
温かさとか優しさなんていうもんは 人から貰うもんじゃなくて、 自分の中に自分で創るもの。
自分の中にそれを持っている方をたまに拝見する。 他人に温かさや優しさを 疲れ切るまで出し切る人物もおられる。 不思議なことに、その泉は 枯れる事も無く、次から次へと湧いて出て来ていなさる。 その泉の元の秘密は…
どうやら「感謝する心」にあるようです。
           雀鬼



温ったかいなあ、太陽は…。

■2006年6月27日(火) Vol.173

高槻決勝が終了しました。 優勝は本部選抜経験者でもある川端。 まあ、決勝卓は試合が壊れてしまって内容はNGでしたが、 今期、奥井、紙崎、竹田を筆頭に、 名古屋同好会がかつてない程の頑張りを見せ、 紙崎、竹田が奥井に続いて本部扱いの選手になった事は、 僕等もとても嬉しかったし、 彼等も嬉しかったことでしょう。
このHPを見て、来てくれた人も結構いて、 終わった後は、いつものように楽しい時間を みんなで過ごせたと思います。
そして、決勝終了後は、恒例の山田マネジャー宅での打ち上げ。 マネージャーの奥さんの智美さんの作る手料理は絶品で、 毎期、毎期、みんなで幸せにして頂いてます。
毎年、酔っぱらっては大暴れする志村四天王は、 当然、今回も絶好調で大爆発。 山田マネージャーをソファー代わりにして座り、
「山ちゃんさあ…高槻って思ったよりガチンコじゃないよねえ」
と、絡み始め、乗ってくると会長に、
「あ、会長、そろそろお休みの時間ですよ。  オイ、お前、会長を寝かせろ、寝かせろ!」
と、大暴言の連発。 もちろん、会長も山田マネージャーも そういうブレイクした志村を楽しんでいるのですが、 洒落の通じない高槻Jrの仁尾は、この様子に納得が行かず、
「志村さん、いくらなんでも会長とマネジャーに  そういう態度はないんじゃないですか!?」
と、食ってかかった。これに対して志村は、
「てめえなんかに何が分かるんだよ!バカヤロウ!」
と、逆ギレ(笑)。 まわりも一瞬にして、シラフになり部屋には緊張感が、 走る訳もなく、みんな笑って見ていました。 ともあれ、「今期は静かにしてます」と、 毎期言っている志村のワンマンショーで、 高槻の夜はふけて行ったのでした(笑)。
では、マネージャーの奥様・智美ちゃんからのメールを。


会長、雀鬼会御一同様へ
先日は、高槻塾の決勝戦でお疲れのところ、 わが家にお越しいただきありがとうございました。 皆さんがくるまで、女性陣一同ドキドキしながら 料理をご用意してお待ちしておりました…
…が!
前回に輪をかけた志村四天王殿の大暴れにより、 緊張の糸もどこへやら、大笑いのひと時となりました。 次回は、最新兵器を用意してお待ちしております^^ それでは皆様、じめじめとした季節となりましたが、 お身体に気をつけてガンバッテください! では、私どもはカラッと梅雨明けした沖縄へ行ってきま〜す。
                 高槻のデーモン ちびグレ



「デーモンちびグレ」とは、「デモーン大グレ」の奥様だからでしょう。 なぜ、山田マネージャーが「デモーン大グレ」かは知りません(笑)。 トモちゃん、今回もごちそう様でした。 沖縄を楽しんできてくださいね。
さて、一方本部は、今日から準決勝の開始。 27日、28日と、下北沢道場でオーナー戦が開かれます。 現在トップは道場長・村瀬四天王で、2着が理不尽大王の志村四天王。 今日は志村で、明日は村瀬の試合です。
今期ももうすぐ終わりが近づいています。
           安田潤司


高槻決勝で、会長のサイン入り雀鬼会Tシャツをゲットした3人。

■2006年6月26日(月) Vol.172

高槻塾でHPを見て駆けつけてくれた方から、
「どうして、そんなに皆んなが楽しめるようにできるんですか?」
という質問があって、安田先生が、
「何んも考えないことですね」
と、一言で答えを返す。
まさに正確な答えである。 こんなことをやったり、言ったりしたら、 恥ずかしいとか、馬鹿に思われてしまう、 周りを不愉快にしちゃうかもとか、危ないとか、 そんな自我に自分を囚われていちゃ 時を逃す。
間をはずすとは、時を逃すことでもあり 間が抜けている。
麻雀だって、打てないものは、 考えて考えた末に、間違いの一手を残してしまう。
考えが入らない、考えが瞬間的に決定されている時は、 流れに乗れて、いい味を残せる。 人間は分からなかったり、ダメだったり、弱っちまうと 行動に移す前に考えに陥ってしまう。
安田中先生クラスになると、 自分の中に感性の領域があって、 その箱の中から、その時その場に合わせた玉が、 瞬間に飛び出てくる。 その玉がその場にピシッと当てはまるから 周りも楽しめるんです。
もちろん普段の生活の中で、 つまらないものと、 こりゃあ、おもしろいという識別を準備して、 自分の感性の箱の中に、それを溜め込んでいるセンスが しっかりあるから、それも可能になる。 安田の中にある種でもあるから その種から実も花も咲く。 その実や花を見せてもらって 皆んなが楽しめるわけです。
ですから、楽しみとか、面白い場を創ろうと考えたって、 決して実も花も咲く事はできません。 ネタ作り、いや、自分の中に種を持つことが 大切ってえことです。
安田は何時だって自分の種で、周りと勝負しています。 志村も考えが入るとつまらんですが、 少し酒を飲んで考えを消してしまうと 楽しい男に変化します。 まあ、スイッチが入るんでしょうねえ。
安田なんていう奴は、俺が居ようが居まいが、 てめえ勝手にスイッチを切り替えてくるから、 センスの無い者は、あの速さについていけない。
俺ですら、安田や志村の乗りに付いて行くには、 ヘトヘト気味ですからねえ(笑)。
          雀鬼



えー、お褒めに預かり光栄でございます。 ですが、会長の切り替えの速さは 自分などの比ではございません。 志村の乗りに付いていくのがヘトヘト気味だというのは、 道場生なら誰も依存は無いでしょう。
           安田潤司



 

■2006年6月25日(日) Vol.171

高槻塾、Jr.決勝戦へ、本部の有志と出掛ける。
年二回の楽しみでもある。 雀鬼流としての麻雀の腕の向上と、 一期、彼等が良い方向へ向かっての一体感作り、仲間作りをした足跡を、 この目で確認しに行く。 その上で本部と高槻支部との触れあいの時を、感じ合う。
それなりのメンツ、やれるだけやり切った者達が 上位にいて優勝を競うが、 正直、トップを争う四名の卓は、ヨーイ、ドンからつまづいて、 四人伴、スタートラインで乱れ、 崩れちまったまま、結果だけは終る。
誰が勝とうが、誰が負けようが、結果は出たが、 全くもって試合の型は見れなかった。 逆に、中位に位置する者達の方が、 良しとされる麻雀を打ってくれていた。
その後、安田の仕切りで表彰式は、 「勝者なんかいたっけ?」という乗りで盛り上がり、 優勝を競った者四人以外の者達が、楽しい空間に浸る。
まあ、試合、本戦の方はダメ出しだったが、 今期の関西勢は山田英樹を柱に、 大阪勢と名古屋勢までも活性化されていたのだから、 やってくれたことに対しては、俺の気分はOKでした。
そのまんま、多勢して、山田ん家の奥方の智美さんが作る、 関西一の手料理を目一杯食らい、 安田からバトンタッチされた志村が お疲れさん酒をキューと引っかけて、 「志村の時間」を早朝3時まで作る。 その間、俺も安田も山ちゃんも、 志村ワンマンショーの脇に回って、 笑って笑って笑って笑う。
昔からの長い兄弟づきあい。 そこにいる者達が、志村を先頭に 皆して「フリチン」になる。 智美ちゃんのうめぇ料理と、お笑い、 そこにいる者達は皆んな「幸」であったよな。
たまには、山田んところを早目に出て、 奈良か、京都の古いものでも見に行くつもりであったが、 目覚めたら昼、すぐに又うめぇそばを食って、 他愛ない話の続きが続き、 四、五時間の楽しみのおまけを作って帰って来た。
やりたい放題の暴れ放題の志村は、 自分の言ったこと、やっちまったことの3分の1も覚えちゃいない。 それもノー問題。
山田の作った支部の皆さんと智美さんには、 いい一日を頂いて感謝です。 風呂に入ることも、朝起きて顔を洗うことももったいない時でしたから、 汚れたまんま、グリーン車で眠って帰って来ちゃいました(笑)                              雀鬼



試合開始前、選手たちに基本動作の指導。


<前のレポート [Report Index]