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■2006年6月13日(火) Vol.160

以前に行った講演会で、控え室に案内されて入ると その土地の名士だか企業のお偉いさんが 座ったままで、
「私は先生のファンでして…」
瞬間、こいつは俺を招いた立場だが 「敵側」であると決る。 ツラを見るのも嫌だったから すぐに背中を向けて窓の外を眺めていた。
「実は麻雀の…」 「私しゃ、麻雀の事は良く知らないから」
と、話しをストップさせて、全く相手せず。 偉そうな奴、無礼な奴には無礼で対抗、 知ったこっちゃなかった。
先日の木津ちゃんとの「講話会」の控え室は 気分が良かったなー。 プライド出場の選手達がでっかい身体しているが 小さい顔してさあ。 そこには主催者側の偉い奴も きれいな案内役のお姉さんもいない。 まさに漢っ気のある空間が あっていう間に出来上がっちゃって、 楽屋だけのふれ逢いで、 俺の気持ちは大満足。 ずーっとその空間にいようと思っていたのに 安田の奴が「そろそろ入場です」と 言ってきやがる。 もちろん俺は微動だにしない。
「予定の時間が何分か過ぎましたので…」 「何の?」
煙草に火をつけてゆっくりと一服。 ビジネスや知識人との楽屋裏なら 「ハイヨ」っと、とっととそんな所から出たいが、 身体一本で生きる男達といる時間は気分がいい。
同じ気持ちである安田は、 それを知ってか、ジッと待つ。
時刻は過ぎていく。
「木津ちゃん、安田と行ってやってよ」
の声で、彼らはお客様が待つ会場へ。 楽屋に、司会者である安田の始まりの挨拶が聞こえてくる。
「いよいよ、大先生木津ちゃんと  安田のトークショーの始まりかぁー」
と、俺は再び煙草に火をつけ、 そば等の格闘家と近況の様子を話し込む。 俺ん中ではこれでいい。
このまま、俺は楽屋にいて 会場の方は木津と安田に任せておけば、 どうにかやってくれるぐらいの気持ちだった。
本心は高まる緊張感でビビリまくっていた俺。 待合席のイスから立ち上がれないほど、 腰が引けていたのです!! 後ほど、嫌がりながらも舞台に立ってくれた 「絶好調のシャイ」な西島選手と俺とは同種な人種。 木津や安田のように厚顔ではないのです(笑)。
まあ、講話会の方は木津大先生と安田先生が その場に合わせて見事に進めてくださったことで、 俺は楽屋の袖で聞いているだけで あっという間に終っちゃいました。
次回があるなら、度胸をもって覚悟を決め、 勇気ある行動を行うつもりであります。
女性が多いので、男っぽい話は何かなーっと、 心配してましたが、俺の見る限りでは 男性よりも女性の方々の方が どんどん活き活きして 食いついてくる感じが見えました。 多分、男性は自分の生き様に 反省の部分が多すぎて、 肩を落としていたんでしょうねえ(笑)。
それにしても始まる前に 木津ちゃんの奥様がやって来て
「昨晩から木津が、  寝られないほど緊張していますので、  よろしくお願いします」
と、伝えに来た。 木津ちゃんも可愛い所があるんだねえ(笑)。
今回の講話会は手前味噌ですが、 温かくて楽しかったと思うよ。 会場全体に、すーっと一体感があったもんなー。
木津ちゃん、安田、おつかれ、ありがとう。
会場に来られた方も、 皆んないい顔してたぞ、サンキュー。
楽しかったから、又来週もやるぞ!!
         雀鬼


ありがとうございますm(_ _)m でも…… 来週だってさ…木津さん
         安田潤司





■2006年6月12日(月) Vol.159

こんばんわ、安田です。 昨日の「桜井会長と木津龍馬さんの雑談会」、 おかげ様で大きなトラブルもなく、無事に終了しました。 会長、木津さん、遊びに来てくれた格闘家の方々、 ご来場くださった皆様、 そして雀鬼会、ヒムカコーポレーションのスタッフの方々、 本当にありがとうございました。



ただ、一つ心残りだったのは、会場の撤収時間が迫っていて、 サインや写真撮影に並ばれた方々全員に、 時間を作れなかったことです。 お預かりした本や色紙には、全てサインを頂いてお送りするので、 もうしばらくお待ちくださいね。
まったく打ち合わせがなく、行き当たりばったりで始まった会でしたが、 さすが会長と木津さん。 お二人の温かい波動が、徐々に会場を包み込んでいくのを とても幸せな気持ちで眺めていました(仕事しろよ…)。 考えてみれば「麻雀打ち」と「ヒーラー」という、 一般的に見れば、どこをとっても共通項の無さそうな二人ですが、 同じ価値観を持ち、同じ方向を向かれているのが、 現場にいた皆さんには良く分かったと思います。 僕も司会を忘れ、ただただ聞き入ってました。
「二人とも、本当にカッコイイ男だなー」と、 あらためて惚れ直しました、マジで。




松井大二郎選手、小路晃選手、西島洋介選手、 花形ジムの立木選手と石渡トレーナーと、 格闘家が勢ぞろいで、会長も終始、
「やっぱ、身体張ってる奴等はカッコよくて  気持ちいいよなー」
と、おっしゃってました。 楽屋は「一体なんの楽屋だ、コレ」って感じでしたけどね。
終った後、下北沢でミニ打ち上げをやったのですが、 木津さんは終了直後にヒーリングに出かけられました。 (木津さん、本当にお疲れ様ですm(__)m) でも、深夜一時ごろ、
「今、終りました。40分で行きます」
と、掛けつけてくれ楽しい一時を過しました。 笑いすぎて、泣いている奴がゴロゴロいましたね。
ともあれ、僕らはかなり楽しませていただいた一日でした。 機会があれば、三ヶ月に一回位のペースで また、開催していきたいと思ってます。 今度はもう少し時間に余裕があって、 皆さんと触れ合える時間を多く創りたいですね。
来てくださった方の御意見、感想等のメール、 会長や選手達みんなで見て、 今後の参考にさせて頂きますので、 どしどし送って下さい。 VOICEのコーナーに順次アップしますので、 そちらもご覧下さい。
会長、木津さん、選手のみんな、 本当にお疲れ様でしたー! 押忍。


PS.
昨日の雑談会の内容に、 会長や木津さんのお宝映像を入れたDVDを このサイト上で発売する予定です(しばらく掛かるけど…) 来れなかった皆さんも楽しみに待っててねー。
            安田潤司


こんな楽屋、普通の人は入りずらいよなぁ…(^_^;)


■2006年6月11日(日) Vol.158

えー、今日は11日。 もうすぐ夜が明ける時間です。 実は今日の雑談会の事を考えつづけ、 緊張のあまり一睡もしていない わけではありません、ハイ。
今日は町田で雀鬼会Jrの試合があり、 その後みんなで今日の段取りミーティングでした。
「何、みんな集まって?  明日、何かあるのー?」
と、おっしゃる方が約一名。
「すいません、明日の内容なんですが…」
と、言うと、
「知らないよー、俺遊びに行くだけだもん」
と、おっしゃる方が約一名。
「好きな席に座っていいって言われたもん」
と、おっしゃる方が約一名。
統率感のあると言われる雀鬼会にも 一筋縄ではいかない方もいるのです。 しかし、そんな事では雀鬼会選手部長は務まりません。 僕は再び、満面の笑みで その方に声をかけました。
「あの…会長…明日の…」
「はあぁぁぁーーーぁあ?なあにぃぃぃーー?」
「………(ToT)」

しかし、出演者は一人ではありません。 いざとなったら、木津さんに全部押し付けて… …失礼、 木津さんに協力していただいて、 うまく乗り切ろう。 そう、思って携帯をみると木津さんからメールが…!
>安さん、明日の講演デビューおめでとうございますm(__)m


………(ToT)


みなさん、一つだけ肝に銘じておいて下さい。
世の中は予定通りには行きません。 人それぞれ、生き方も考え方も違うのです。 また、何が起こっても不思議ではありません。
もしあなたが、今日の雑談会をとても楽しみになさっていて、 忙しい中、無い時間をやりくりして、 遠い所から、この日の為に足を運んで下さったとしても、 もう、知ったこっちゃ…
…失礼
まったく、予期せぬ展開になる事もありうるのです。 そして、例えそうなったとしても、 誰のせいでも無く、 なるべくしてなる必要があったのです(たぶん…)。
だから、他人には期待してはいけません。 決して、出演者にも期待してはいけないし、 特に司会進行には何の責任もないのです(断言)。

楽しめるか、楽しめないかは あなた自身の問題なのです。
では、後ほどまた。 失礼します…。
           寝そびれた司会者より


こんな、優しそうな顔の人には特に注意が必要です。


■2006年6月10日(土)その2 Vol.157

明日は、何かあったっけ? 雀鬼会では、日曜日と来たら必ず何かのイベントが組み込まれる。 社会的には、休養を取り、仕事を休み 身体を休めるのが、当たり前だが 雀鬼会は、キリストさんの教えにも従わず困ったものです。
俺にとっては、久し振りの休日と思ってたら、 ウチの中先生の安田潤司が、 明日は初の講演会をデビューするらしい。 口から先に生まれた、安田のことだから、 難なく初の舞台もこなしてこれることでしょうが、 心待ち緊張しているようですから、 俺も休日を返上して、会場の隅にでも座って 見守ってあげようと思います。
安田一人でも、 「世のため、人のため」 になる話が多く語られましょうが、 なんたって、我々が尊敬する 木津大先生も、お話しをしてくださるという。 木津大先生は、若き頃その道の大家につき、 人をひきつける、導くトークを学んだという。 ジャパネット高田と並び、「イエロー木津」として、 その当時、名を売ったこともあるという。 俺も「イエロー木津」と「でまかせの安」のトークを 今から楽しみにしております。
赤面症、対面恐怖症の俺ですが、 極度の緊張で人前に出ると、 思ったことが少しも話せない、俺のような気弱な性格でも、 治る方法があるものなのでしょうか? よろしければ、そのあたりの話しも 聞けたら幸いで御座いますと!!
             雀鬼


治す一番の方法は明日の雑談会の舞台に立ち、 皆さんの前で話をすることですね。 苦手なことにあえて飛び込み克服するのです。 きっとあなたにもできるはずですから、 さあ、今すぐ チャレンジ! チャレンジ! v(^_^)v
            カウンセラーY 


木陰に隠れる対人恐怖症のSさん。


■2006年6月10日(土) Vol.156

総合格闘技のプライドとフジテレビとの間で、 契約解除・放映中止の問題が起き上っている。
第一回から今に至るまで、プライドさんのリングにおける闘いの道を、 欠かさず現場で見させて頂いた。 人気優先・ネームバリュー先行の市場主義社会の中で、 名もない選手達が死闘を繰り広げ、 確実に力がある者達だけが残れるリングを成し、 作り続けて来た。
そのリングが完成に近づくにつれ、 体力や技術だけでは通らない、心の強さを問われるリングでもあり、 心の強さのぶつかり合いをそのリングに見出すと感動が起き、 心の強さの在り方の存在に、感謝さえ起き上る。 俺の目も心も、多種の格闘技の中でも、 長年プライド一本道に近い観心があった。
DSEの主催者側にも、強い志と男同士の肉体の表現を、 格闘技を超えた、芸術的な肉体の凄まじい動きと 心根の強さを方向付けして来ていた。 俺が唯一楽しみにしていた興業でもあり、 他のスポーツを超えたリングでもあった。
長年何時だって、リングのそばで見させて頂いたことで、 フジテレビ側が作り出した映像は一度見た程度。 それも「生」という現場の味に、 人工調味料を混ぜ合わせたものとしか感じ取れなかった。
今日び興行とかスポーツ業界も、 スポンサーやテレビ局のバックアップをもとに成り立っている。 生のリングでは等身大のものが、 テレビを通すと何倍もの見栄えに変化させてしまう。 ある意味プライドさんは素材であり、 それを料理するのがテレビ局でもある。 その構図は、強く根付いている。
今、俺にプライドを取るか、フジテレビを取るかと問えば、 プライドのリングに必死で闘ってくれた選手達を取り、 今後一切フジテレビなど、 チャンネルを合わせなくとも何等問題がない。
フジテレビ側も今のところ、本心の部分は出さず、
「不適切な事情」
「信用・品位・イメージに対する配慮を  DSEが怠ったと判断された」

と説明。 笑っちゃうよな。 ふざけるなと言いたい。
今日びのテレビが流す映像に、 「品位」云々なんていう価値があるかい。 本当の品格がある人間なら、 今のテレビ業界になんか居られる訳はないだろうが、 巨大権力と利権を手に入れたメディアの体質に、 品格を問う価値すらないと思う。 俺も何度かテレビに出たが、ろくなもんじゃなかったよ。
国民総体に、強い影響を与えるテレビが、 品格を失ってしまったからこそ、 「国家の品格」という本がベストセラーにもなった。 品格云々どころか、これまた、 権力の構図の恐ろしさが見え隠れしている。
プライドさんも、これから前途多難でしょうが、 最強のリングをもう少し、この困難を切り抜けて 存続して欲しいものです。
俺個人的には、フジテレビの放送網が 一切合財電波から消え去っても、 「ノー問題」です。
                   雀鬼






■2006年6月9日(金) Vol.155

妖怪「Y」様
「Y」兄貴、妖怪「K」です。
なぜ町田の雀鬼会に我々が妖怪だとバレタのでしょうか。 6月6日に行ったことがアダになったのでしょうか? 「666」のTシャツも封印していたのに・・・
雀鬼ともなれば我々の正体を見破ることは、いとも簡単だったのか。 入口に貼られた魔よけの絵面は、強烈でした。 我々が訪れる、わずか1時間で用意したらしいですよ…
それにしても、あの呪文と歌の大合唱は激ヤバの言霊でした。
こうなったらM78星雲からウルト…いや、やめましょう。 益々墓穴を掘りそうです。
恐るべきは雀鬼です。 身も心もズタズタです。 おかげさまで講話会、妖怪の集いの後に起こった「怒りの事件」も ス〜っとなくなり楽になってましたよ。 僕達も無事に成仏できるでしょうか。
最後に午後の紅茶で乾杯なんて…泣けますぜ。 せめてブラックジンガーか梅しょう番茶にしてくれれば、 我々も復活できたのに…。 もはや立ち上がる力もございません。
あとは妖怪「Y」に任せます。
では。
         成仏中の妖怪「K」より
   


という事で、あの日より現世から姿を消した木津さ… …妖怪「K」さんからのお便りでした。 「K」さんは、今頃どこをさまよっているのでしょうか? どこかで岩盤浴でもしているのでしょうか?
さて、成仏中の妖怪「K」さんが文中で触れている「怒りの事件」。 僕等が町田道場に行く為に、駐車場に向っていると、 三人の生意気そうな小僧達が、 道を挟んでしゃがみこんでいました。 そして、その道には捨てられた煙草の吸殻が…。
次の瞬間、お約束のように「K」さんのオーラが、 グゥオオオオオオーーー!と音を立て、 瞬時に巨大な赤オーラになっていったのです。
『やめてー!よりによって、こんな所でたむろさないでー!  せめて携帯灰皿ぐらい持っててよ、僕たちー!』
平和主義者の僕は、心の中でそう叫び、 泣きそうになりながらも ポケットのダンヒルのライターを握り締めました。 次の瞬間、「K」さんは、彼等の捨ててあった吸殻を 足で蹴り上げたのです。 彼等は「なんだぁ!?」という目で「K」さんを見上げました。
その瞬間です!
お天道様の声が「K」さんの心に直接響いたのです! それは、こんな声でした(一部抜粋)。

「私は短気ですから」なんて威張っている人いますよね。
 欠点ですよ、気が短いということは。
「俺は性格がこうだからいいんだ」というふうに
 開き直る人もいるわけです。
 開き直ったら人間はおしまいです。
 それは人間のクズです。
 それは人間のクズです。

    人間のクズです。     人間のクズです。
       クズです。
       クズです。
       クズ……。


       やがて「K」さんは、怒りを抑え、ゆっくりと歩き出したのでした。 (ふぅ……助かったぁ…)
妖怪である「K」さんに、 なぜ「人間のクズ」という言葉がヒットしたのか 僕には分かりません。 妖怪「K」さんも、早く人間になりたかったのでしょうか…。
「K」さんは今ごろどこかでギターをつま引きながら、 「ゲゲゲの鬼太郎」を唄っていることでしょう。
では、明後日、新宿文化センターでお逢いしましょう…。
            妖怪「Y」


どこかの山奥で「ゲゲゲの鬼太郎」を歌う妖怪「K」


■2006年6月8日(木) Vol.154

昨夜、丑三つ時ちょいと前だというのに 町田道場に二匹の妖怪が現われた。
一応、悪寒を感じていたので、 入口にお札を貼って置く。 現世に住む妖怪とは まともに闘ったら勝ち目がない。 妖怪の悪業に俺は立ち向かえても、 他の道場生ではたちまち飲み込まれるか 喰い殺されてしまう。
人間に近いカッコをして現われる妖怪は 常人には見分けることができないが、 雀鬼ともなれば、天候の変り目同様に 妖怪が忍び入る違和感を 前もって肌で感じ取れる。
妖怪が姿を現す前に 手の平に呪文を書いておく。
俺が愛する仲間を守るためには、 それなりの準備をしておかなければ 道場生達に多大な被害者が出る。
道場生たちには普通の人間に見える妖怪が、 二人して現われたが 俺の目は誤魔化せない。 彼等の妖怪特有のちょっとした仕草や呼吸の放出に 悪気を感じ取れる。 少しでもこっちが妖怪に気を取られたり、 油断や隙を見せたら 彼等の領域に一気に持って行かれてしまう。
「K」と「Y」と呼ばれる彼らは、 人間の世界では40歳そこそこに見えるが、 彼等の悪業振りは、 室町時代から続いている事は分かっている。
見るものが見れば「K」と「Y」の人相、様相にも 悪業の相がはっきりと見て取れるが、 一般の人が、それを読み取ることは とても不可能である。 しかし、彼等の存在はUFOの存在より現実なのだ。
「K」と「Y」という妖怪を相手にするには 我々は踊るか歌うしか、残された手段は無い。 鎧や太鼓があればもっと良いのだが、致し方ない。 俺と道場生は深夜だというのに歌い舞った。 妖怪「K」と「Y」は、なす術が無く 精氣を失って、そそくさと 深夜の街へ姿を消した。
人を喰って生きる「K」と「Y」という妖怪も もう二度と道場には現われないだろう。
我々は全員の無事を祝って 午後の紅茶で乾杯した…。
         雀鬼











妖怪「K」と「Y」

■2006年6月7日(水) Vol.153

昨日は木津さんの講話会があり、行って来ました。 いつもながら、木津さんの講話会は温ったかくて、 そこにいる皆さんも、柔らかくなります。
さて、終わった後に11日の雑談会の打ち合わせをしていると、 僕の携帯が鳴り、町田道場に居た会長から電話が。 いつも通りバツグンのタイミング。
「なにやってんの、安田?」
「はい、今木津さんと一緒に打ち合わせしてます」
「また、二人で悪だくみしてんだな」
「いや、ですから、打ち合わせですって」
「いやー、実は
木津のホームページ見たんだけどさ  プロフィール見たら、何か偉い人だったんで  びっくりしちゃったよ」
「あの、本人に代わりますね(^_^;)」

と、即、木津さんに投げっ放しました(笑)。
電話を変わった木津さんは、
「いやー、あの、勘弁してくださいよ、先生」
の連発。 例によって、会長の悪戯が始まりました(笑)。 で、しばらく話した後、木津さんが、
「安田さん、今から町田に行きませんか?」
ということで、急遽町田に。 一昨日に会長が、かなりお疲れだった事を 木津さんにも話していたので、 木津さんは、ヒーリングをしてくださる気満々で、 車を飛ばしてくれました。
そして、町田に着くと、会長や選手達が、
「木津大先生、おはようございます!」
と、全員で挨拶。
「勘弁してくださいよー」
を連発して、困る木津さん。 そして、ふと入口のドアを見て、
「ああーっ!!」
と、声を上げる木津さん。













なんとそこには「御歓迎・木津大先生」のポスターが。 しかも、写真が木津さんのHPに 一日だけシャレでアップされていたレアな写真…。
「なんだコレー!いつ貼ったんだよー!」
と、唖然とする木津さん。 しかし、そんな事はお構いなく、 会長と選手たちの攻撃は続く。
食事の時間になれば、
「木津大先生、ご飯を頂いてよろしいでしょうか?」
「いいに決ってんじゃねえーすか…」

食べ終われば、
「木津大先生、ごちそうさまでした!」
とにかく事あるごとに、「木津大先生!」の連発。 ちょっと何か言うと、会長が、
「いやー、あんなに偉い先生だとは知らなかったもんで、  本当に失礼しました、大先生」
と、鋭角的なビーンボールを投げまくり(笑)。 バッティングセンターの正面に立っているかのごとく 木津さんは打ちのめされていく。 頑張れ、ヒーラマン!と思っていると、
「大先生とは、何か学術的なお話をされていたんですか、  安田、中先生!」
って、俺もかい…(-_-;) かくして、「大先生、中先生!」の攻撃は、 無差別テロ状態で続く。 せっかく、会長のお体を心配して来た木津さんも、
「どこが疲れてるんすか…  えれえ元気じゃねーすか…」
と、つぶやく(笑)。 選手が、「木津大先生、お飲み物は?」と、聞けば、
「いや、結構です…」
と、言いながらも、
「ちくしょー…覚えてろよ…」
と、お里が知れる小さい声で、つぶやく(笑)。 あげくのはてに、会長と選手全員で、
会長「玄米食えー!」 選手「玄米食えー!」 会長「わかめ食えー!」 選手「わかめ食えー!」 会長「牛乳飲むなー!」 選手「牛乳飲むなー!」 会長「○○ティーは少しだけにしろーー!」 選手「○○ティーは少しだけにしろーー!」
と、訳の分からないシュプレヒコールが始まり、 知らない人が見たら、完全に危ないカルト集団。 かくして、木津さん(&僕)への集中砲火は、 二人が帰るまで二時間の間、やむ事が無く続き、 道場から出た木津さんと僕も、 完全に開き直り、雨上がりの夜道で、
「玄米食えー!」 「玄米食えー!」 「牛乳飲むなー!」 「牛乳飲むなー!」 「岩塩食えー!」 「岩塩食えー!」 「○○ティーは少しだけにしろーー!」 「○○ティーは少しだけにしろーー!」
と、雄たけびを上げながら、帰路に着いたのでした(笑)。
もちろん、6月11日の雑談会の打ち合わせは バッチリ無し!! 完全に投げっ放しのまま、 当日を迎えることになるようです、ハイ。
では、当日。 バイバーイv(^_^)v



追記… その日の夜明けの時間に木津さんから メールが送られてきた…。

>今夜は参りました…(*o*)  ありゃ、完全にイジメです。  雀鬼会が弱いものイジメやっていいのか〜〜!!  先生、心配して損した…。  あ〜〜……変な汗かいた。

「弱いもの」とは、まったく思いませんが、 とにかくお疲れさまでした……大先生。
         中先生・安田潤司


「大先生」攻撃に致命傷を受けるヒーラマン。  自らのヒーリングでこの傷を治癒できるかどうかが  今後の注目の的だ……。

■2006年6月6日(火) Vol.152

今、すーっと道場に入って来て、 自分の定位置の仕事机に座っている。
何時もなら、「すーっと」がないと、道場に居る者達から全員、 「おはようございます」の声が掛かる。 今一人を除いて、一応正面の入口に向かったところに、彼等は存在している。 そこに居る者の視野の中に、 真正面から入場しても気付かない。 気付いてくれないから、この原稿を書いている。
俺って、道場主、雀鬼と呼ばれる男なのに、 本当は存在力がない男なのかも知れない。 道場内では一番、下っ端と呼ばれる矢部ちゃんなんて、 俺の真正面の席に座って、仕事をしているふりをしている(笑)。
30分が経っている。 今だ矢部くんは自分の世界に入ったまま。 それほど集中することも、真剣であることもないのに、 今だ、俺がすーっと入って来て、 諸用を済ませちまっていることも気付かない。 矢部が鈍感なのか、あるいは昨日は下北道場の方で ちょいとつかまえて、痛みを伴う悪戯を仕掛けて 遊んでやったことを恐れているのか、恨んでいるのか、 全くもって俺の存在を無視というより、 同じ空間に居ることも気付いてくれない。
日頃の矢部くんは、やったふり、出来るふりを、 知ったかぶりと違った感じの「ふり人間」のぶりっ子男なのは、 道場生ならたいがい分かっているが、 今日の矢部くんは、それとは違う。
矢部ちゃんがずーっと気付かない原因は、 全部俺が作っているもの。 「忍」の術という奴があれば、多分それ(笑)。 今までその術をかけられた者は何人もいる。 かけられた者は不思議がり、 その状況や状態を勝手に解決しようと推理するが、 そんなものは何もない。 ただ俺が「すーっと」すれば、それが通るだけ。
今までも、同室の者が座っている前で、 俺が今から動き回るから気付くなよと、念を送ると、 座っている者の目の前をうろちょろして、 顔をのぞきこんでも、そのままじゃあねぇと、 「ガチャ」とドアの外へ出て行っちまっても、気付かない。
その逆もあった。 目があれば見える、動くものは気付くは、 当たり前の感覚なんだろうけんど、 それとは違う別の次元があることも、 俺は体験上知っている(笑)。 この術を通す時てぇ凄ぇおもしろいんだけどなー。
矢部、今日はありがとう。 おかげさんで、HP用の原稿を一本書き終え、 矢部ちゃんのかかった術を解いてあげる。
矢部、立ち上がって俺を見る。 矢部、起きている現状に、頭の中が真っ黒。 俺の方を向いて、矢部は自分に、 これは幻想だ、妄想だと、自分で自分に言いきかしている。 その矢部の姿から、心の動きまで読み取れるのだからおもしろい。
その矢部さん、何の仕事をやってんのかとのぞいてみたら、 仕事場でマンガを画いていた(笑)。
いいスタッフだよね、君は。                  雀鬼




 

■2006年6月5日(月) Vol.151

母親の七回忌の法事があって道場を留守にした。 久し振りに逢う、親戚や親族は年老いて、 それなりに仕切らねばならぬ役目が俺に来る。
長寿大国である日本社会の中で 法事に顔を見せてくれた方々の中にも、 すでに長寿の領域に近い方が半分を占める。 動くだけでも一苦労の方々と会話を持つが、 何を話したいのかが分からないし、 こっちが話しを入れると 返事は違った球が返って来る。 俺には理解も解釈もならない(笑)
道場では、でっかいツラしてる俺も、 先人、先達の中では下回りの役割をこなす。 長者や長寿ってのがいいのか、悪いのか、 まあ、2つともそんなに変るものじゃないことである(笑)。
俺や安田や木津ちゃんには、長者も長寿も縁のない話。 いくら玄米食っても長者どころか長寿もある訳がない(笑)。
「木津ちゃん、さっそくのお控えありがとうございやす」
木津ちゃんもしっかりめし食ってしっかり寝ろよ。 他人の面倒ばっかり見てんから
「自立」……神経……「失調」……
とか自己診断しちゃってさあ。 調子が悪い、調子が狂ってんじゃ、 危ないんじゃない。 ○○の紅茶でも飲んで少しは、ゆっくりしなさいよ。
当然、寝れないで法事で走り回って来たら HPが、カムカムとかブラックジンガー、 ホメオパシーキットとか バッチフラワーとか横文字だらけ 何んかさあ、文字だけ見ると、 御法度の危ない薬のような気持ちになる。 多分これ禁制品だから俺は手を出さないよ(笑)。
安田、俺の雀鬼流道場を何時から 「オーガニズム・カフェ」にしたの(?) フィーリング・マージャンが20年至ると オーガニズム・マージャンかよ。
まぁ皆んなが元気で気分が良ければ 俺はいいんけんどんねぇ。
           雀鬼


オーガニックです…(-_-:)
           安田潤司




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