■2012年11月16日(金)その3 Vol.2260
久らくぶりに今年8冊目の出版物が届いた。
精神科医、その上、俺の苦手な女医さんである
香山リカさんとの対談だっけ。
「だっけ」と思うほど、
この本が出版されるまでに一年がたとうとしている。
多分昨年の冬場、
新宿のホテルで2度ばかりお逢いして
お話しをうかがったことだけは覚えているが、
俺の年になると、月日があっという間に過ぎて行く。
正直、忘れた頃にやって来たなーという感じ。
2度ほど日々を費やしたけど、
後は出版元の講談社と担当者と香山リカさんに
全てを託していた。
題目を初めて見たんだが、
何故かこっ恥ずかしくて今は書けない。
香山先生、この度はありがとうございました。
雀鬼
香山先生、ありがとうございました。
「・・・」は880円で講談社より11月21日発売予定です。
「・・・」は写真で見れちゃいますね。
(緒方)
■2012年11月16日(金)その2 Vol.2259
こいつ等、こんなに打てなかったっけ。
上位卓Aクラスの試合を3回戦まで見て、
俺の心身が引いちまっていた。
Aクラスの選手達も
俺からの評価が落ちるばかりで、
それぞれが崖っぷち。
そんな中でAクラス四回戦の
後半戦が打ち始める。
「よし、今回だけはとことん付きあっちまおう」
と、一人一人の脳の動き、
そこから伝わる体の動きを
イチイチ、チェックを入れる。
卓に向かう四人を必死で外から操る。
指導で済めばいいんだが、
人を操るって違和感があった。
とにかく気持ちだけはしっかり保ってくれよ。
後は俺にまかせろ。
途中、これって選手同士の闘いでない、
俺が闘っている気分だった。
前々回、Aクラスなのに
最低試合の一点試合をした同じメンツだったが、
ヤンマー、歌ちゃん、橋本にヘッドが加わって打つ。
三試合をどうにか終えて、
ヤンマーがA´(4点)他の3人がBの3点で、
全員で合格点まで昇ってくれて、
今期初の合格試合12pを一点越えてくれた。
麻雀は、たいがいの者が
頭で決断をして一打を打つことで、
頭に近い部分がどうしてもぶれ、
あんなに小っこい牌を扱うのに体がぶれる。
脳で決まったことを腹にストンと落として、
腹で決断して打つ。
それがどうも難しいらしい。
今までの人生で頭脳を高めた者ほど
上部に揺れが起きる。
「考えるな、感じろよ」
ということは、
腹で決めろということに通じる。
こんな高度なことを求めるから
選手達も戸惑う(笑)
多分、次回の試合では、この日打った選手達も
また打てない振り出しに戻ってしまうことだろう。
「有を求めず、無に寄り添う」
全くね。
雀鬼
A組の審判をさせてもらっていて、
会長は、最初から最後まで、
常に選手全員に声をかけ続けられていました。
いつもの試合では、
会長が出される身体の修正点を見ると
違いが分かったりすることがあるのですが、
今回は、ほんの微妙な変化を修正されるため、
ほとんど分かりませんでした。
修正箇所をじっと見ているのですが、
本当に分からないのです。
身体の悪い癖を気づくことすら難しいのに、
治すのはなおさら難しいと感じさせて貰いました。
でも、身体に違和感の少ない試合を目指してやっていきたいです。
(小鉄)
■2012年11月16日(金) Vol.2258
皆様、お待たせしました!!
もうこのHPでもちらほらと出ていますが、
シャボさんプロデュースの新雀鬼流Tシャツを一般販売いたします!
11月30日にいったん注文を締めまして、
それから、製作、発送の流れとなります。
遅くとも12月の中旬過ぎぐらいまでには
お届けできる予定です。
詳しいお申し込みにつきまして、
PCの方はこちらからお願いします。
携帯の方は携帯版goodsコーナーからお願いします。
■2012年11月14日(水) Vol.2257
寝て、起きて、丸々何10時間か
自室のベッドの上で横たわっている。
ベッドの上で活字を眺めちゃ、
ドア一つ先にあるトイレに行くか、
冷蔵庫から飲み物を手にするだけ。
ひと風呂浴びても、
行動範囲はニワトリ小屋程度の狭さ。
誰にも会わずに誰ともしゃべらず、
ただ横たわっているだけ。
休養しているつもりもなく、
ただ動かないだけ。
ふと思う、
これが「寝たきり老人」となった俺の姿。
これを連続させれば、
まさにそうなる。
そんな日々が、もう少し先に来るかもしれないが、
心身を止めちまうと悲壮感が顔を出す。
自室に写る大きい鏡の俺の姿、
「おめえって、どうしょうもないダメな奴だな」
と語りかけてくる。
夏に海で体を使った日々、
先日のグランドで汗をかいた日を懐かしむ。
「太陽も風も心を持たない。
俺達人間だけが心を持っちまったからこそ、
めんどくせえ生きものとなっちまったのかなー」
なんて変なことを考えていた。
雀鬼
元々゛俺達に明日は無い"の元に皆でやってきましたが、
こういうお話を聞くたびに、
先日のソフトボールも夏の別荘も
今度の全国大会も本当の最後かもしれない、
という気持ちになります。
今まで以上に今を大切にしていきたいです。
(緒方)
■2012年11月11日(日)その4 Vol.2256
入試の時期を迎えると
学校の試験問題用にと雀荘のオヤジに
著作物使用許可申請書が届く。
お金にはならないことだけど、
「どうぞ」となる。
俺って入試って関わった事が無かったんだが、
麻雀と教育ってどこでどうやったら結びつくのか、
やっぱおかしいですよね(笑)
ところでさあ、海の向こうの親分の話しなんだけど、
子供にゃ人の悪口は言っちゃいけない、
友達もいじめちゃいけないよと教育するのに
大統領選挙中は互いの候補同士でテレビを使って中傷合戦をし、
その費用が四千億円かかったという、
坊主丸儲けってあるが、
テレビ局広告代丸儲けだよな。
政治家にとって選挙って、
戦争同様なのかなー、
それだけの金を自国の貧しい人達に費やせばいいのにな、
って思うのは子供だけなのかなー。
雀鬼
大人になると損得や自分勝手さで物事を複雑にして、
当たり前の事に目がいかなくなるようです。
だったら大人になんないほうがいんじゃねぇか!?
会長を見ていますと…今でもわんぱくでございます。
(新屋)
■2012年11月11日(日)その3 Vol.2255
一票も投票してねぇんで、
政治の方はどうしようもねぇなーと見ているぐらいだが、
東京都の大将だった石原の
「小異を捨てて大同に就け」
発言だけは許せねぇよな。
奴等は一応選挙戦の上で頭に立っているが、
小異こそ一般の国民じゃん。
国民を捨てろとは何事かいな。
「大異を捨てて小同に就け」なら
そうしてくれよと思うんだがさぁ。
石原の席は、確かに長年、
大異の席に座っていたからって、
あれほど高飛車、上から目線は
それぞれの価値観があったとしても、ねぇよな。
今日日、大陸との小っこい島問題が湧き上がっていて、
あの小っこい島を東京都で買おうと
金を集めたのは誰だっけ。
それとも国民が大同団結して、
あの悲惨な戦争でもやれって思ってんのかいな。
お国のためという大異に流されて、
あの時どれ程の多くの小異の方々に
悲劇を作っちまったことだろう。
原発もいけねぇが、
戦争は人間が犯す最大な狂罪だと思うぜよ。
日本の主領であるノダとかいうオッサンが、
私のために命を差し出して下さいと頭を下げられたら、
その下げた頭を蹴り上げたくなっちまうだろうが、
孫のためなら命を捧げる、
それが小異っていうもんじゃねぇかな。
石原が利を感じて動いた後に、
後釜狙って俺の知人が何人か立候補するらしい。
あーあ、嫌だね!!
雀鬼
今いる周りの人、自分の手の届くところ、
そんな小異が大切なんだよと、
普段から教わっていますし、
そういうのを捨てて大同に従ってしまう事は
狂への始まりでとても怖いことだと思います。
政治家って一体…。
(緒方)
■2012年11月11日(日)その2 Vol.2254
順位戦も5期目に入っている。
覇者も歌ちゃんが二期、その後竹田が二期と
2人に傾ってしまっている。
5期目は新顔が見たいよね。
週末ってことで順位戦に並行して
本戦も四回目に突入。
今回から新しい仕組みを取り入れて、
勝てば2段上がり、敗ければ2段下がりもある。
さらなる変化を加えることで、
選手達も必死に成らざるをえない。
厳しい予選も12名が出場して、
トップ通過だった金は2階級特進だから、
最低でもEクラスの選手として打てる。
今日も選抜本戦が6試合組まれていて、
今もCクラスのシャボ、小鉄、理絵、木俣で
三試合目の試合をやっている。
何時まであるか分からない雀鬼会、
やれる時にやれるだけやる他ねぇんだよね。
みんなには「今に〜がある」が、
俺にはホンマ
「今しか」
ねぇんだよな。
雀鬼
順位戦、2連覇となりました。
自分と歌田さんを抑えて誰が第5期の覇者となるのか?
とても楽しみです。
選抜戦は上を見ればチャンスが広がり、
下を見れば2段階落ちの恐怖が・・・。
時間は限られている。
勝っても負けても一試合一試合大切に臨みます。
(竹田)
■2012年11月11日(日) Vol.2253
体はダメだったし、
気持ちもかったるかったけど、
日テレまで収録に行って来た。
「会長、眠そうですね」
眠くはないんだが、
眠剤3回分頂いても眠れなかっただけに、
かったるいばかり。
打ち合わせも無く、
スタジオに入ると加藤浩次が待っていてくれて、
初めましてのアイサツはしたが、
照明が当たるゲスト席にかったるそうに座る。
加藤くんは第一印象からOK。
何となく男らしさを感じ、
かったるかった俺も
彼の明るいトークに乗せられて、
トークは楽しく進む。
何が良かったと言えば、
テレビ局としては珍しく、
スタッフ側が何かを決めつけず、
どうぞやりたいようにやっちゃって下さい、
ていうムードが良かったし、
何より、アイドルとか女子アナだかの
めんどくせえ女ごが居ねえのが良かった。
加藤くんと男同士で一対一で語る。
俺の前の収録は、
あのカメラマンの篠山紀信さんだったらしいが、
俺以外、ゲストに来られる方は皆さん、
社会的な業績を残した方ばかりなんだろうが、
多分俺には何一つの業績つうもんがねぃ。
トークやちょっとした体の動きがあったりしたが、
加藤くんが不思議そうな顔して、
何なんですか?
どうして、出来るんですか。
と問われても、俺にも分かんねぇんだから、
君にも分かんなくていいんだよ、
みたいな分かんねえ節が流れる。
スポーツマンらしい体をした彼が
座ったまんま少々前かがみで腕を組んで、
これでどこかスキがありますか?
結構しっかりしているけど、一つ、二つあるね。
と近づき、そーと触れると、
瞬間彼は演台の下へイスごと落下(笑)
力を入れたり、技を使った訳でもねえのに、
彼もびっくりこいていた。
周りで見学していた者に、
今のマジ、マジですと大声で叫んでいる。
確かにマジなんだけどね(笑)
収録が終って、
下北の行きつけの店へ、
ドリンクばっかで体調がおかしかったのか
一口頂いたら、気分が……。
思ってた以上に、加藤くんとは楽しめたが、
やっぱ、体調的には無理だったかもな。
「もう一度、出て下さい」
多分、彼の本音。
男の言葉として受け止めておきますね。
雀鬼
中々本音を言えない芸能界にあって、
作られたモノではなく、
天然の男っぽさを感じさせてくださる加藤さんとの時間、
お二人とも楽しまれた様でなによりでした。
もし、もう一度御出演されることがあれば、
その時は眠剤が抜けている時で。
(シャボ)
■2012年11月9日(金)その2 Vol.2252
一年を通して、夏以外300mしか歩かず、
運動は俺の部屋で幼い孫と遊ぶぐらいの
不健康まっしぐらの生活を送っている俺だから、
風邪を引いたまま参加した先日のソフトボール大会、
試合前に15分程キャッチボールしただけで
右上半身がじわじわとつった状態になったまま試合に参加して、
夕暮れまで、限界を越えた体力を使っちまったから、
あくる日はどんな痛みが来るか、
ちょこと楽しみにしてたんだが、
何時と変わらなかった。
日々の生活の方が疲れを感じていて、
広いグランドで体を使った疲れの方が
心地良く感じていた。
あくる日はよーく眠れ、
夜中の4時近く、
コンビニにスポーツ新聞を買いに行き、
一日飯を食ってないことに気づき、
カツサンドらしきものを一個買う。
腹は余りすかなくなって、
一日一食程度で結構なんだが、
冬に入ると、
やっぱ、ふぐだけは美味しく食べられる。
ずーと食は細いのに何故か体重は増えて、
みっともない体型に変化しちゃいました(笑)
身長180を越えて、
体重も70kgを数kg越えちゃった。
折ったまんまの左足に負担がかかっちまう。
仕方ねえよな(笑)
雀鬼
自分は身長180を越えて、
体重は90kgを越えちゃってますが (汗)
今のところ順調に減量中です。
たまに一日一食の時はありますが、
ふぐを食べることはないです (笑)
(歌田)
■2012年11月9日(金) Vol.2251
急と言うことで、
人が集まるのは無理てことで
恒、小鉄、ヘッド達が6人ぐらいで
卓球なら出来ますよという日から始まった。
24年間外でやって来たんだから、外でやれよ、
の俺の一言で、
恒達、野球があまり上手でない道場生達が動く。
メールを夜中に飛ばし、
一人ゲット、二人目ゲットと必死に声をかけていた。
カメラマンの北村のオッチャンはきっと仕事ないから、
と、名古屋からスポーツ音痴の辻岡も、
「俺はもう年だし、
体調も良かねぇから、行かねえよ」
「ハイ、会長抜きにどうにか集めます」
20名集まりましたと、
努力して集めた分だけ、
恒や小鉄達はやったぜと嬉しそう。
前日は大雨。
やっぱ、無理かと床に就く。
「続きはどこかで途切れるもの」
行かねぇよと言った割に早く目覚める。
外は秋晴れ、
部屋の中の俺は風邪っぽくて、
鼻水が止まらないが、
太陽がたまにゃ外へ出て来いやと誘ってくる。
5〜6名は野球が好きだからこそ、
集まれた者もいたが、
残りの20名近くは下手くそ連中ばかり。
下手が中心になって仲間を集める。
それも「雀鬼流らしいや」
と笑顔になる。
グランドは一時から三時までの予約だったらしいが、
俺がグランドに行くと、
昼過ぎから、シャボ対小鉄チームで第一試合が始まり、
後から駆けつけて来た者が
「何だあ、メンツ足りてるじゃないですかー」
の一声。
恒や小鉄達が、一人から始まって、一人一人集めて、
多分、最後の方は
「後一人なんです、
どうにかなりませんか?」
と声を掛けられた者もいる。
竹田のように新しい会社に移って一ヶ月の者が、
急な平日の休みを会社に頼むということは
社会人として通らない。
竹田、頭を抱えて悩んで、
どうにか仲間のために顔を出す。
終って見れば、時間も延長して
3試合もやっちゃって、
「やっぱ、広い土の上はいいですね」
の思いが生まれる。
が深山なんか、休みが取れず、
遠い所から一時間だけでもと駆けつけて
早々と帰った者もいる。
ほとんどが竹田や深山のように
社会的事情を乗り越えて、
仲間のために28名も集まってくれた。
雀鬼流麻雀には、
明らかに自ら損な方へ打つ犠打がある。
明らかに集まった半分以上は
その日、犠打日だったが、
試合が始まれば、
思ってた以上の楽しみが湧いているのを感じ、
今日集まってくれた奴は皆んないい奴等だなーと、
ベンチで眺めていたが、
鼻水も止まり、
秋晴れが俺の体に今日は動けよと押してくれ、
代打で打ったり、
ピッチャー、ファースト、二塁で
三ヶ所も久し振りに守らしてもらう。
多分、3試合で俺の体力も限界だったが、
今までは秋晴れのヒト押しがあって出来たことだったが、
陽も落ちて、全ての片付けが終ったのに
再び、バット一本持ってグランドに立っちまう。
それから汗が眼に流れ、
視界が閉ざされても俺のノックは続く。
受ける方は下手ピィのヘッド、歌ちゃん、
チャッペ、辻岡だったからこそ、
限界だよと俺の体力が声を掛けても、
「まだまだ」と、1秒間のノックを飛ばす。
途中本気で、俺倒れちまうかも、
という気になったが、
「それはそれよ」
と散々ノックをやった後、
彼等に近づき、今度は1m間ノックをする。
受ける四人も危険だが、
ノックをする俺の方もかなり大変(笑)
彼等の目の前でバットでボールを切るので、
左手の指が見る間に黒ずんで腫れてくる。
限界を越えた千本ノックを終えると、
イスに座って、もう一歩も動けねぇよと体が示す。
「お前は普段歩くこともしない運動不足なのに、
何であんな無茶やっちまうんだ」と体の声。
「やりたかったから、やっちまっただけ」
と俺が答えている。
夕暮れが来ちまって、暗くなって、
やっと皆して温泉につかる。
「俺の体が求めていたことが出来た一日だったなーと
じっと湯の中で納得していた」
シャボ基金の第一弾で出向いた、
岩手の宮古の松原家からの松茸ごはんを
我が家でシャボ、恒、小鉄、北村と味わう。
酒は無かったが、
男だけの深夜だった。
雀鬼
今年もなんとか出来ました!
いつか出来なくなるもんだと思っていても、
やっぱり出来ないのは寂しいって事で、
都合を合わせるのが厳しい人、道場生以外も声掛けたり
常連組は必死でしたね。
名古屋や岐阜から参加する人も居たりして。
殆どが下手ですが、全員参加で全力で動く、
勝負事だから熱くなったりもしますが、
体を使った1日は気持ち良かったです。
(恒)
■2012年11月4日(日) Vol.2250
年々疲れが溜まる。
ていうか、一日一日で疲ればっかが溜まっていく感じ(笑)
家人は毎度、昼間から留守てことで、
冬支度用の服を二階のクローゼットに取りに行く。
手すりにつかまりながら、
「ヨイコラショ」と昇る。
階段があるし、家人の棲み家だから、
ほとんど二階には近づかない。
家人は貧しい暮らしを助けるため、
昼間から外へ。
そんなこたぁねえ。
こいつ、家庭を壊すために
外で何やってんだか(笑)
俺の仕事は家人が作る穴を埋める土方かいな(笑)
あくびは出ねぇが、
ウーウーと何度もため息が出る。
娘が心配して、
「ごはん、食べたぁ」
「仕事あるなら、送って行くわ」
「いいんだよ」
と断る。
昨日も順位戦があったが、
暗い奴が3人ぐらいいて異和感を感じたが、
今日も順位戦と並行して
選抜の試合が5試合もあるってことで、
下北残党組が10名近く来ている。
シャボと深山は下北色が抜けて、
町田組でも少しの異和感も見せない。
我が家に帰れば、二階にも昇れず、
部屋中をふらふら歩いてる俺なのに、
水曜日のソフトボール大会はもう無理でしょう。
「現実です!!」
雀鬼
今年のソフトはかなり規模も縮小しましたが、
シャボチーム対小鉄チームでやれることになりました。
当日は会長の分まで動くぞー!!おー!
小鉄チーム、ファイトー!!
(緒方)
■2012年11月3日(土)その3 Vol.2249
つくづく思うんだが、
道場生はシャレ気がない(笑)
ヘッドなんか大概
穴があいてるスニーカーを履いている。
「これ300円です」
緒方なんて
そこにトドが2本足で歩いているだけ。
橋本も何を着せても
田んぼの中の一本足の案山子。
小鉄なんかも
グレーのズボンが油まみれに見える。
「ボロは着てても心は錦」
ならいいんだが、
そこまでいかない。
全て思い出しても
着こなしのセンスがあるのは
シャボ一人だけ。
ばななさんご指摘の
まさにどどめ色。
俺も若ぇ頃は都心で過ごしていたから
シャレッ気があったもんだが、
今じゃ道場生達が醸し出すどどめ色に
染まってるのかも知れません。
昔、恒と新宿駅で突っ立っていたら、
そばでたむろしていたホームレスの方々の方が
きれいに見えたもんな。
ここは場末のスラムかいな(笑)
雀鬼
たまにこれ良いかな〜と思って買ってみる事もあるんですが、
大概がダメ出し。ホームレスの方々より汚く見えるんじゃ
買うだけ無駄なので、基本諦めています(笑)
(恒)
■2012年11月3日(土)その2 Vol.2248
後二日間残して4期目の順位戦の結果が出る。
一期、二期と歌ちゃんが覇者となって、三期は竹田。
四期も今現在、竹田が63pでトップを走り、
小鉄、ヘッド、ヤンマー、理絵、歌田が40p台で並んでいる
上位オール町田組。
選抜本戦では下北残党組も中位でそこそこ頑張っているが、
順位戦では姿が失いつつある。
昔から下北と町田の味は異なる。
下北は打ち終わると酒の席が待っているが、
町田にゃ俺が下戸のためか、終わった後に
世間一般的な大人達が求める酒の席がない。
酒一杯だが、それだけで
大きな違いが起きてしまうもんです。
町田に長年棲んでいるんだが、
街の中に行きつけの店がほぼゼロ。
街はあっても街なしの生活が
ずーと続いて来ている。
酒が飲めない俺だから、
大人の付き合いが出来ねぇんですよね(笑)
雀鬼
順位戦は、竹田さんがまたもや、走っています。
ここで、2連覇されてしまったら面白く無いので、
盛り上げられるようにやっていきたいですね。
酒の席…。確かに町田では全くと言っていいほどないですね。
その代わり、夜遅くまで、時には明け方まで
お酒なしの遊びがあります。
これが、楽しくて、面白くて良いんです。
確かに、いい大人がやることでは無いですね(笑)
(小鉄)
■2012年11月3日(土) Vol.2247
寒さが段々厳しくなる折り、
道場ではパラオをイメージしたTシャツを
着て来る者が多くなった。
夏祭りに似合いそうな
江戸文字のTシャツを着ている者もいる。
ふと思っちゃう。
南国の国へ行きてぇなー。
昔は日本に寒さがやって来ると旅立って、
やしの木が揺れる常夏の海へ
年に数回逃げていた。
雪深い山奥の温泉もいいが、
やっぱ若さが暑さを求めてしまっていた。
冬になると何枚も重ね着をするが、
やっぱ真っ裸の方を好んでいた。
東南アジアにはしばらく行ってないが、
ヨーロッパが強かった頃、そこで半年働いて
半年を異国の東洋で遊んで暮らす人達が多くいた。
ホテルで働くスタッフの給料が一万円台だったから、
現地の暮らしに合わせれば金もかからない。
俺も家出して物価が安い国へ行っちまおうかなー。
若い頃は何かを追いかけ回してたんだろうが、
この年になると日々が何となく追われているような気持になる。
この間、帰り道の歌ちゃんの車の中で
「今日は何日だ、13日ぐらいかい」
ふと間があって
「いえ、今日は23日です」
正直、日にちも曜日も分からず生活しているが、
とうとう10日も違っていたっけ(笑)
こんなもんです。
雀鬼
10日も違うと一瞬何の意味かと考えてしまいました (笑)
家出は良いですが、物価の安い国に行くのは
もう少しだけ自分達と遊んでいただいたあとにお願いします。
そろそろまた、
一緒に南国へ行きたい者が動き出す頃でしょうか。
(歌田)
■2012年11月2日(金) Vol.2246
遅くなって道場へ、
道行く人はスーツにシャツ一枚で歩いている。
車中の俺ったら、
冬用のセーターを着て、
その上にダウンコートを羽織っている。
寒さ暑さは季節で感じるもんだろうが、
どうも俺は体感の温度差で着込んじまう。
もう部屋にはコタツもあるし、
石油ストーブもある。
道場では夏が過ぎてやっと出来たシャボTシャツを
初めて何人かが着ている。
背中はアフリカの大地を現し、
月が昇り、大鷲が二羽飛び、
ジャングルの木立の中を象が歩いている。
正面を向いている者の胸には
常夏の太陽が燦々と輝き、
やしの木がゆれる先のパラオの海に
俺が好むサメが泳いでいる。
道場生は半袖のTシャツ1丁だが、
俺は同じデザインの長袖を特注。
平日の七日(水)急に10人ぐらいで、
何か運動やろうと話が出た。
卓球……、
室内ゲームなら中止、
外ならやるよと
寒がりの俺が注文を出す。
10人じゃ野球もソフトボールも出来ないってことで、
急に無理に人を集めているらしい(笑)
この時期昔は60名ぐらい集まって、
6チームで朝から晩までグランドを走り回ったもんだが、
道場も過疎化しちまって、
20名集めるのも必死こいている。
俺は寒がりの年寄りだから、
勘定には入れんなよ(笑)
俺の子供の頃は室内ゲームがなかったから、
真冬でも「子供は風の子」てことで
冷たい風に吹かれて、
夕暮れまで、外で遊び回ったもんです。
手足は霜焼けやひび割れで血をにじましても、
遊び続けたもんです。
雀鬼
道場生の皆様、Tシャツ大変お待たせしました。
やっと、よーやくお渡しすることができました!
そして、ソフトもあちらこちらから集まり、(集められ?)
現在なんとか19名になりました。(会長は数えずに)
ワー、ワー、パチパチパチ!!
これで北村先生もこの日は休み休み出来ますね(笑)
(緒方)
■2012年10月30日(火)その2 Vol.2245
昨日は疲れていた。
やさしい孫に逢いたくなって、
日中遊んだのに
孫が眠る前にふらふらしながらも
やさしい孫の家に行っちまう。
次から次へと色々な遊びをやって、
遊んでもらう。
怖い奴に触れ合うと
ついつい「鬼」のように怒ってしまった俺だが、
やさしい孫と触れ合うと、
自分もやさしい気持ちになれるんだから、
ありがたい。
今日は午前中から
ストレスが溜まるようなことがあったが、
こんな時だからこそ今日も頑張っちまおうと
早目に道場に来て、嫌な原稿を一本仕上げる。
夜九時になったが、
これから選抜の試合を2試合連続して行うらしい。
選手達はそれぞれ必死なんだろうが、
もうちったぁ、まともの試合をしてくれないと、
俺のストレスが溜まっちゃいますよ(笑)
活きた試合をたまにゃ観たい。
くさった試合は心身に良かぁないもんね。
Aクラスの試合がたった一点試合じゃ、
マジ困ります!!
雀鬼
大変失礼しました。
ダメな試合はやっている方もつらいですが、
審判している方がもっとつらいです。
Aリーグの面子は次までに修正をかけていきましょう。
(ヤンマー)
■2012年10月30日(火) Vol.2244
一昨日も風邪っぽかったが、
昼から月例会があって、
その後、選抜本戦が5試合もあった。
月例会の仕切りの方を成島委員と
すぐ暗くなったりプツンと切れちまう横チンに
少しでも明るさを取り戻してもらうようやらせたが、
成島は群馬のオヤジになり、
横チンは楽しさの中に入り込もうとしない。
どんよりの中、月例会を終える。
新屋がノートに書いていたが、
仲間で何かやるってことにはノリが大事。
シャボや小鉄は「ノリ」がいい。
ノリがいいってことは、
回転するってこと。
どこか一つにとどまらず、
くるくる周りを回転する。
ノリが悪いと間があいちまう、
それを「間ぬけ」という(笑)
他の選抜クラスが試合をやっている間に、
仕切り前の原稿を一本あげると、
試合が終ったばかりの成島、シャボ、理絵、水谷に
立ちっぱなしで
長時間一人一人に違った基本動作を指導する。
これって、いつやっても、
選手の微妙な動きを見落とさないようにやるから、
どっと疲れる。
俺、小学生の頃は
毎日のように教室の外の廊下に立たされていた割りに、
立っているのは、どうも苦手(笑)
どっと疲れていたのに
Aクラスの試合も残っていた。
ヤンマー、恒、歌田、橋本のメンツだったが、
俺、立ちっぱなしだったのに
試合が見事に壊れる。
全員がペナって、Eクラス並みの
9個のペナルティが出る。
立っていられずに、
イスに座っちまう。
24年間、何時だって、
立ちっぱなしで試合の審判を勤めて来たし、
年に一回の全国大会じゃ、
広い会場をマイク一本持って
朝から晩まで走り回ったもんだが、
今はもう無理!!
走り回るどころか、
一試合を立ちっぱなしで見ても
足が棒になっちまう。
このまんまじゃ、
じきに車イスに座って観なればならないですね。
雀鬼
『ノリ』は大事、『ノリ』がよければ良い人間関係ができるはず、
ノリがよくなきゃつまらない、悪いノリもつまらない、
的を外さないように仲間のために動ける人がノリのいい人、
そんな人になりたいです。
そんでノリノリの試合を造りたいですね!!
(新屋)
■2012年10月28日(日) Vol.2243
昨日は、起きると寒気と鼻水が止まらない。
この日、恒ちゃんとデートの約束がある。
女の子となら、鼻水垂らしてのデートじゃ色っぽくないが、
どどめ色した恒とのデートなら、このぐらいで丁度良い。
薬局でドリンク買って、
ホッカイロとマスクして、
恒ちゃんと都心の外れの公園の道を歩く。
土曜日だというのに、
風が吹く冷たさで、行きかう人もいない。
恒と二人きり、
どこへ行くのかなーとついて行ったら、
倉庫みたいなちょいと大きめな
アメリカンレストランみたいなところへ入って行く。
ステーキでも食うのかなーと思ってたら、
そこは総合格闘技の会場。
入り口に着くと、受付の方から、
座るイスにお名前が入ってます。
てことで会場の中に入ると
その席は金網リングのすぐ前、
リング上で闘う男達のはく息や
「テメェ、このヤロー」みたいなつぶやきまで聞こえる。
本当に目の前で昔の全盛期だった頃の
プライドの選手達が行き場を失って、
小さい会場で闘っている。
凄まじい男同士の闘いのリング上で、
何人もの選手が俺を発見して
試合中なのにアイサツをしてくる(笑)
試合を終えたある選手なんか、
10年前から、
「先生の前で試合をするのが、夢でした」
とリング上と違って、
少年のように語りかけてくる。
俺を呼んだ選手は俺んところへ来た時は
今日は立ち技勝負ですから、
てことで立ち技をチェックしてやったのに、
実際の試合は、組みつかれて倒されて、
上のポジションを取られ、
練習した技を一つも出さずに終っちまう。
セコンドの格闘家から控え室に来て下さい、
てことでしばらくたって、のぞく。
「何でぇ、話が違うじゃねぇか」
と笑って返す。
「ハイ!!組みつかれちゃいました」
馬鹿だね。
あん時はこうすんだよと、
ゴッツイ格闘家に組みつかさす。
そん時はなー、こうすんだよ、と言った瞬間、
控え室の壁に、組みついた相手がふっ飛んでいる。
その後も、セコンドについていた格闘家達と、
体捌きをして遊ぶ。
控え室の壁がぶっ壊れるほどの音が何度も響く。
やっぱ、間近で見る男同士の闘いは
思っていた以上に楽しめた。
帰りは、めんどくさかったので
格闘家の車に便乗。
恒も、後ろの席で、総合格闘技の格闘家と
一つの車の中に座っている。
とても、とても、楽しい一日でした。
雀鬼
会長と二人きりのデートなんて、
ファンの女性から恨まれそうです(笑)
何万人も入るような会場では観てきましたが、
今回の場所は、本当にここでやるの?
とポスター見つけるまで疑ってしまいました。
40前の自分と同じぐらいの年代の方が体張って闘っていて、
華やかさはなくても、こういう生き方って良いなと思いました。
(恒)
■2012年10月26日(金)その2 Vol.2242
残念ながら、選抜Aクラスの試合、
合格点の12Pの半分の6Pで終っちまった。
ヤンマーと恒がどうにかB評価だったが、
歌田と橋本が……。
出来ないことから不安が増加して、
見ていても怖そうに打っている。
心も弱気だが、迷いも入り込んで、
体が小刻みに震えたり、落ち着かない、
体が動き過ぎ。
A卓がこれじゃ、
どの卓も合格点越えは無理かもな。
厳しい予選組も、
しげると平本が通過して、
Eクラスの敗け組2名と、選抜の席を競う。
しげるの復帰は嬉しい知らせだよな。
雀鬼
基本動作など不安な所は多いですが、
せっかくの試合おもいきりやって楽しまなければ。
やれることに感謝の気持ちを持っていきたいです。
しげるさんとまたやれるのはうれしいです。
選抜組まで上がってきてくれないかな〜。
(ヤンマー)
■2012年10月26日(金)その2 Vol.2241
起きたら左足が少し痛かった。
そうか、前日徹夜明けで
そろそろ寝ろうとしたお昼過ぎ、
総合格闘家が我が家にやって来て、
試合が控えているということで、
なら何かやってみろやということで、
現役の格闘家から、ローキックを50発ぐらい受けたっけ。
正直、目はショボショボ、
歩くだけでも足が重い状況だったが、
こういうのって好きだから
くたくたなのに動いてしまった。
普通、シロウトのお爺ちゃんが
現役の格闘家のお相手はとうてい無理。
外や風呂場でつまずいて転んだって、
今じゃ、どこか骨を折っちまう年頃なんです。
5年ぐらい前なら、
そういった奴等とも相手が出来たんだが、
この年じゃねぇ、無茶です。
それでも楽しいから、
一時間ぐらいトレーニングにつき合っちまった。
道場では成島やしげるが来て、
順位戦をやっている。
この後、Aクラスの選抜本戦がある。
三期連続して一人強さを見せるヤンマーに、
弱いのに何故か今だAクラスに残っている歌田と橋本に、
Bから恒が昇格して打つ。
恒は今、基本動作がいいから、
ヤンマーと二人して良い型で終れば、
初の合格試合が見れるかも知れない。
雀鬼
Aクラスに入れて頂いて、
楽しみ、不安が入り混じっていましたが、
ヤンマー1人にさせてはいけないです。
今日の結果はいまいちでしたが、
次こそは4人で戦って、Aらしい試合を作りたいです。
(恒)