■2011年5月5日(木)その2 Vol.1630
先日、少林寺拳法の人達が取材にやって来ていたが、
語りよりも
「ちょっとやろうよ」
という身体使いの方で、
少林寺拳法を通して身体を使って
少年や老人達を導いていなさる先生達が
身体を使うことを知っているだけに、
身体も意識もなんも使わない身体使いに目が点になって、
ウハー、ハアーと一つ一つを楽しんでくれていた。
「身体は面白いんだよ」
を子供達に伝えられればいいよね。
俺、頭悪いからそっちは使えねぇが、
身体使いは自然に身についちゃったからなー。
小鉄や新屋ですら、頭じゃ適わないが、
身体使いなら彼等もひょいのひょいだよな。
雀鬼
頭じゃ適うんですけどねぇ(新屋)
■2011年5月5日(木) Vol.1629
一家族が食事したり、相談に乗ってやって帰ると、
次の家族がやって来て、その家族と入れ替わりで
また次の家族がやって来て、
少しずつ対面する一日があった。
俺って
「ゴットファーザー」
みてえだなーと微笑む。
お気に入りのアオトが岐阜の方へ行っちゃって、
ここ数年の日々の楽しみのローテーションが崩れている。
今日は子供の日。
はるしの一家がやって来たんで、
「食べたいものを食べなよ」
ていうことで、
どっかのピザ屋にあれだこれだと注文している。
食卓に並んだものを見て一口ずつつまむが、
どうもこの手のものは俺の食に合わない。
子供の日、子供が中心だから
まずいとも言えず、お付き合いをする。
孫はおまけに付いてくる
子供めあてのお皿が目当てだったらしい。
連休だからって道場以外は外出しない俺だったが、
今川や新屋やジーコは横浜まで
長尾さんの友人が主催するアフリカの現代アートの
ティンガティンガ原画展へ行って来てくれた。
今川がおみやげに
アフリカ石で作った可愛らしいカバの置物を
買って来てくれる。
アフリカの大自然やスラム街を放っつき歩きたいが、
体力も気力も失せた今日日。
せめてサファリパークでも行きたいものです。
子供の頃の好奇心は
ゾウ、クマ、カバ、サイ、ワニ、トラ、ワシと、
でかかったり、強かったりする生物に憧れを持ってたっけ。
科学や化学より、
やっぱ野生が好きなんだよなー。
雀鬼
ティンガティンガ展いってまいりました。
アフリカの空気、色、どくとくです。
ずーとみててあきないです。
シンプル、シンプルがいいです。
ライオンよりゾウが本当は強いのですかね?
あれがいい、これがいいと、
その人それぞれの気にいる絵、
こたえのない感性の絵です。
3枚ほど気になって・・・
「来年、彼氏に〜」なんて話しながら
楽しいギャラリーでした。
今月まだ名古屋、大阪ではみれるみたいですよ。
(今川)
■2011年5月3日(火)その2 Vol.1628
世界で一番逢ってみたかった、
ウサマ・ビン・ラディンが殺害された。
人の世の矛盾や不条理が生み出したテロリスト。
彼に逢って、どんな思考があって、
何故に行動を成しているのかを聞いてみたかった。
フセインのように国を持たない指導者に関心があった。
彼のような「核」があって、
世界中に、その「核」が散らばっている。
「人核」が行動を起こせば、
世界のそれなりの大国が、脅威の渦に巻き込まれる。
巨大な権力と反抗分子の闘争に、
一般市民も巻き込まれる。
人の持つ攻撃心はとどまることなく尽きず、
歴史を繰り返す。
アメリカという大国がテロリストに勝利し、
けじめを取れたのだろうか。
世界中で巨大な権力化した指導者の国で、
内乱や反乱が起きている。
豊かになる裏の犠牲者が増大するばかり。
人が作る豊かさに、
何故にこれほどの問題が起きるんだろうか。
信仰や思想が生まれ、それが互いにぶつかり合う。
何かに大きく囚われすぎると、
対極化が激しくなる。
分け合って譲り合うことが、
人間から失われてしまったのだろうか。
東日本大災害後の原発問題より、
大きな問題が起きたようです。
雀鬼
震災後の日本人の姿を見て、
譲り合いや協力する国民性をたたえる
世界各国の声が多いそうですが、
そんな日本人でも
ともすると大きくとらわれたり、偏ったりと、
危ない状態になる可能性も十分にあると思います。
今回の問題は規模が大きすぎて、
自分には分からない部分も多いですが、
それでも基本的には、
そういった譲り合いや協力する精神、
そしてお互いや一般市民の痛みを知ることが
大切なのではないかと思います。
(小島)
■2011年5月3日(火) Vol.1627
多田・金村・小島とちょっと話したんだけど、
下北道場へ、俺行けないし、
こっちもあっちも淋しいんで、
2ヶ月先位に卒業式やろうかとなっていたんだけど、
今日は連休の合間っつうことで
金村師範が道場生に声を掛けて、
表立ったものが集まっていた。
どうなのよ、どうしよう、どうする気だい、
と「どう」が巡り回る。
電話だったが金村に、
「もう一期やるか?」
と尋ねたら、
「表立った者がもう一期出来れば・・・」
となった。
花岡一人がその気になれなかったらしい。
「花岡呼んで」
「やれよ」
すぐに気持ちが伝わったのか、
「来期もやるぞ!!」
の花岡のでかい声が下北道場から、
明るい元気な声が届いてくる。
ていうことで、卒業式は半年先に延期。
出来る者、やる気がある者で、
もう少し航海が出来そうです。
俺と多田と金村の生命線が
もう少しだけ伸びました。
道場を淋しくさせない。
仲間を淋しくさせない。
自分も淋しくならない。
俺ってつまんねぇことと、
淋しいのが苦手なんだ。
今朝も10時頃に眠りについたんだけど、
カーテンを閉じたら、すぐに部屋に小っこい姿が。
思わず抱きしめちゃったら、時計は12時。
「父さん、今からパパの田舎へ帰ってきます」
って、
「俺も行くよ」
と起きちまう。
孫も可愛いが、
髪の毛が半分以上無くなっちゃった多田も、
20年以上一緒だったから、
やっぱり可愛いんだよな(笑)
眠剤は残っているが、
今から少林寺拳法の会報の取材です。
雀鬼
ここ数期の人数の心配と、
みなのやる気との狭間もあったのですが、
本当の最後という期を、みなで走り抜けるのも
また楽しみです。
決断して頂いた会長と、
ここまで頑張っていた皆に感謝するとともに、
「来期もやるぞ!!」
(花岡)
■2011年4月30日(土) その2 Vol.1626
リングカメラマンの長尾迪さんから、
先日引退興行を打った総合格闘家の小路晃選手と俺との、
リング上の2ショットのでっかいパネルが贈られてくる。
町田道場には色々な写真やパネルが飾られているが、
今度のはでかい。
以前、長尾さんに頂いたヒクソン以来の大物である。
長尾さんはロスまで、
ヒクソンとの対談の仕事で同行したことがある、
古いつきあいで、
俺が好きで行く総合格闘技の会場では、
必ず顔が合う。
ガチンコで闘う男を、
リング下で撮り続けている長尾さんのシャッターチャンスは
何時見ても鮮やかである。
動きを見逃さない感性は素晴らしい。
長尾さんは若い頃、
日本を旅立って、何年も世界中を歩き回って、
アフリカに辿り着き、
そこを目標地として日本に帰って来て仕事をやっている。
人類が発生した地でこそ感じるものがあったのだろう。
アフリカが大好きで闘う男が好きな長尾さん、
これからもよろしく。
俺も日本人でなく生まれるんだったら、
アフリカが良いと思ってます。
雀鬼
長尾さん、2ショットパネルをありがとうございます!
やはり、闘う男はカッコいいです。
「アフリカ」と「闘う男」、
現代人が忘れてしまった何かがあるのでしょうか?
一度はアフリカの野性の中に行ってみたいです。
二度と帰って来れない気がしますが・・・。
(緒方)
■2011年4月30日(土) Vol.1625
この一週間、
道場のソファーで2回も眠ってしまう。
睡眠不足ではなく、
ただかったるいから眠っちまう。
連休に入って、坪子のパパとママが
福岡から里帰りのごとく道場に来てくれている。
福岡だけでなく、
パパの都合でドイツに赴任していた時も
町田に帰って来てくれていた。
ママは16枚という2牌多い多牌で
チートイツを「ツモ」とあがったり、
昨日も同卓してあおってやったら
案の定の誤ロン。
10年以上道場にやって来ちゃ、
打ちゃ、チョンボのオッチョコチョイ。
いまだに少しの上達もないパパときたら、
チョンボのママよりもっとヘボくて、
トップどころかめったにあがらない。
人が良いのか、やさしいのか、
攻撃的精神がうすいのか、
生涯「無勝の男」
がパパなのです。
「無勝のパパ」と「チョンボのママ」
で、長年夫婦生活やっていけるんだからおもろいね。
チャッペと呼ばれ、
みんなからおもしろがられていた伊藤くんも
岐阜からやってくる。
何度も家出しちゃって、皆して探し回って、
名古屋駅の夜のベンチで
寝ているところを見つかったこともある。
伊藤くんも昔は鬼っ子として
No.1の存在力を見せていた頃があった。
ママも伊藤くんも
何度かパラオまでの旅を同行したっけ。
なつかしさって、すぐに遠くに行っちまう。
金村や多田や小島にも少し話したんだが、
下北道場ももう少ししたら
卒業式が行われることになる。
「行くとこがある」
「帰るところがある」
って本当にありがたいこったぁ。
「親と金、何時までもあると思うな」
道場も
「俺達には明日はない」
精神で今までやってこれた。
雀鬼
先日、会長から久しぶりにお電話をいただきました。
「下北沢道場を閉めようと思う。」
会長の一言は、このタイミングで?という気持ちと、
とうとう来てしまったのか、
という気持ちが入り交じって少し複雑でした。
もちろん寂しい気持ちもありますが、
卒業ということで、新たなかたちが出来ると思います。
残り少ない時間は、
みんなで何かしら手作りのものを残したいものです。
(多田)
■2011年4月29日(金) Vol.1624
連休は行かれる人が多いということで、
東北行きは控えさせて頂きました。
シャボさんは茨城の花屋さんですから、
第二日曜日の母の日は忙しいから、
それを過ぎて、現地の都合に合わせて行動致します。
ていうことで、
連休は一気にひまとなってしまって、
身心がなまりそうです。
何かをし続けると忙しく、疲れもたまるが、
なんもしないでボーッとしていると、
心身が言うことを聞かなくなってしまう。
日中暑い中、女の子とデートは今更似合いやしない。
近所だったが、孫とトーマスを乗りに行ったけど、
遊びとしてはつまんなかった。
孫は家へ帰って昼寝、俺は道場にやって来て、
ソファーで昼寝でもしましょうかネ。
少々風邪っポイからそれもいいでしょう。
雀鬼
風は強めですが、
陽が照ってることが多く、
困ったことに最近、
自分のひなたぼっこ率が高まってます。
気温も上がっているようなので、
これ以上ひからびてしまわないよう
気を付けたいと思います。
(橋本)
■2011年4月27日(水) Vol.1623
一度宮城に連れてってもらって
分かったんでしょう。
シャボと橋本にはやっぱり
この爺さんはお荷物のようですね(笑)
致しかたありません。
今まで、食料品、生活用品、医薬品、
洗濯機や冷蔵庫、靴、子供用品、赤ちゃん用品、
お年寄り用品、掃除機、DVDや書籍等、
200種類以上の物を被災地へ届けさせて頂きました。
その中には現地のお子様方への
お小遣いも含まれています。
出来る限りの被災者の要望に沿って
物資を道場生達でかき集めてくれました。
関口さんや洋輔、五十嵐さんのように、
一般の方で何度か基金に協力してくれた方もいる。
よしもとばななさんや
俺らの出版本の担当である高木も
何度も基金を送ってくれたり、
道場生をはげまして力をくれる方々もいる。
早矢香もオランダへ行く直前、
おみやげ品代を送ってくれる。
一般の見知らぬ方々のお心を
シャボが被災地の見知らぬ方々につなげる、
ただそれだけなんだが、
行動するシャボや準備する橋本は
気が気でないようです。
何人かの方々には直接俺が電話して
お礼を述べさせて頂きましたが、
全部の方々にはいまだ
直接お礼を述べるのは無理の状況ですので、
HPを持ってしてお礼を申し上げておきます。
雀鬼
ただそれだけと聞くとばかもんの自分は、
なんだかんだはすっとばして、
とにかくやっちゃえ〜となっちゃいがちで、
気を紛らわすために
とにかく動いちゃおうとしているのか、
自分のこともよくわかっちゃいませんが、
一回気持ちを落ち着けて全体感や大切なことを
見直した方がいいのかもしれませんね。
(橋本)
■2011年4月26日(火) Vol.1622
今日も今からソフトバンクの取材ですが、
たんたんとこなすつもりです。
なにぶんこの数日、
ポカンとした空間を感じちゃって、
刺激がほしいのか、
のんびり自然の中に溶け込みたいのか、
通常だけだとつまらなさを感じてしまう。
陽気も環境も刻々と変化してるのに、
定まっちゃうと何となくの退屈感がある。
週末にはシャボと橋本で
福島への被災地へ行く計画が進むかも知れない。
そしたら又、俺も連れてってもらおうかな。
でもお荷物になるからな(笑)
早矢香のように結果はどうなれ、
目標に向かって真っしぐらに進める若さっていいよな。
トボトボ、ヨボヨボじゃ変化が楽しめねぇもんな。
エネルギー源の充電も必要だよな。
「不安」
もよかないが、
「定まっちゃう」
とあきちゃうだよな。
雀鬼
「ハイッ!お荷物になるんで勘弁して下さい!」
と、シャボさんが申しておりやす(笑)
(橋本)
■2011年4月25日(月)その2 Vol.1621
早矢香が
「世界卓球選手権」
の試合のため、オランダに旅立つ。
大切な勝負らしい。
一年をほとんど卓球の試合で世界を周っている。
昨年頃から下降気味で、その時期を越えたら
さらに強くなれると述べていたんだが、
ちょいと早い時期に大舞台があるらしい。
ラケットいっちょで世界を股にかける
女勝負師の早矢香だが、
この雀荘のオヤジと結構仲が良い。
今回は早矢香自身のためじゃなく、
誰かのためにやってみたらとアドバイスを入れると、
「ならば会長のために勝負して来ます」
と、電話の向こうで大口の笑い声を出す。
本心か本音かどうかわからんが(笑)
今回の勝負で早矢香がいいとこなしなら
それは俺の敗け。
その時、その場の空気を読んで
流れを合わせられればいいんだが・・・
まぁどちらにしても
早矢香の勝負に乗っかった以上・・・
勝負だな!!
雀鬼
今度の世界選手権inロッテルダムは、
5/8から予選がスタートで、
ロンドン五輪の切符もかかっている重要な大会です。
この勝負に会長が乗られた以上、
道場生一同も、
もちろん日本から応援してまいります!!
オランダでの早矢香旋風、期待してます!!(緒方)